JPS63198309A - 高周波用変圧器 - Google Patents
高周波用変圧器Info
- Publication number
- JPS63198309A JPS63198309A JP2964787A JP2964787A JPS63198309A JP S63198309 A JPS63198309 A JP S63198309A JP 2964787 A JP2964787 A JP 2964787A JP 2964787 A JP2964787 A JP 2964787A JP S63198309 A JPS63198309 A JP S63198309A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conductor
- bundle
- twisting
- center
- bundled
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims abstract description 20
- 239000004020 conductor Substances 0.000 abstract description 15
- 230000002500 effect on skin Effects 0.000 abstract description 10
- 230000000694 effects Effects 0.000 abstract description 4
- 230000004907 flux Effects 0.000 abstract description 4
- 230000020169 heat generation Effects 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
- Insulated Conductors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、巻線内で表皮効果により生じる抵抗の増加、
及びそれに伴って生じる発熱を特に低減させた高周波用
変圧器に関する。
及びそれに伴って生じる発熱を特に低減させた高周波用
変圧器に関する。
C従来の技術〕
従来の高周波用変圧器の巻線には、例えば、実開昭61
−36944号公報に開示されているように、それぞれ
絶縁した素線を複数本撚り合わせ、又は束ね合わせて、
はぼ円形状に形成したものを用いていた。しかし、表皮
効果による巻線抵抗の増加と、そのための巻線の発熱に
ついては複数組素線化以外の特別な配慮はされていなか
った。
−36944号公報に開示されているように、それぞれ
絶縁した素線を複数本撚り合わせ、又は束ね合わせて、
はぼ円形状に形成したものを用いていた。しかし、表皮
効果による巻線抵抗の増加と、そのための巻線の発熱に
ついては複数組素線化以外の特別な配慮はされていなか
った。
(発明が解決しようとする問題点〕
従来、高周波変圧器の巻線の、表皮効果による高周波抵
抗の増加を抑制するために、(1)巻線の断面積を大き
くする、(2)巻線の表面積を大きくする、(3)巻線
を細い絶縁線を1然ったリッツ線とする、などの方法が
採られていた。しかし、変圧器の動作周波数が高く、か
つ取り扱う電力が大きい場合には、上記のような方法だ
けでは未だ不十分で、巻線の発熱が大きくなってしまう
という問題があった。
抗の増加を抑制するために、(1)巻線の断面積を大き
くする、(2)巻線の表面積を大きくする、(3)巻線
を細い絶縁線を1然ったリッツ線とする、などの方法が
採られていた。しかし、変圧器の動作周波数が高く、か
つ取り扱う電力が大きい場合には、上記のような方法だ
けでは未だ不十分で、巻線の発熱が大きくなってしまう
という問題があった。
本発明は、上記従来の高周波対策では未だ不十分で巻線
の発熱が大きくなり過ぎる場合の問題を解決し、一層高
い周波数でも巻線の発熱が実用可能な範囲に抑制できる
高周波用変圧器を提供することを目的とする。
の発熱が大きくなり過ぎる場合の問題を解決し、一層高
い周波数でも巻線の発熱が実用可能な範囲に抑制できる
高周波用変圧器を提供することを目的とする。
上記問題点を解決するために本発明においては、それぞ
れ絶縁した複数本の細い導線を、中心となる線が生じな
いように束ねて撚った束線を、更に、中心となる束線が
生じないように複数本束ねて1然った束線束を、変圧器
の巻線に使用することとした。
れ絶縁した複数本の細い導線を、中心となる線が生じな
いように束ねて撚った束線を、更に、中心となる束線が
生じないように複数本束ねて1然った束線束を、変圧器
の巻線に使用することとした。
高周波電流を流す導線で表皮効果が生ずるのは、導線を
通る電流自体によって生ずる時間的に変化する磁束と導
体が鎖交するためであるが、導線の中心部はど此の鎖交
量が多いためである。折角、太い導線を用いても中央部
には殆ど電流が流れず、その部分は有効に使われないが
、細い絶縁線を多数束ねて用いれば、電流が流れ易い表
面部分が増えるので抵抗が減少する。しかし、その様に
しても、真っ直ぐな線を、そのまま束ねただけでは、中
心部に在る線と磁束との鎖交量は大きく、中心部の線に
は強い表皮効果が生ずる。細い絶縁線を束ねて撚った線
では、ある素線の断面について考えると、撚られている
ために長さ方向の位置によって磁束との鎮交の仕方が異
なるようになるから、素綿内の特定の場所で、または撚
った束線の中の特定の線で、表皮効果が強(生じること
が抑制される。このような線はリッツ線と称して従来か
ら高周波機器に使用されていた。しかし、従来のりソツ
線のように、複数の線の中に常に中心または其の近(に
位置する線があれば、そのような線では撚りの効果は得
られず、強い表皮効果が現れる。本発明で、常に、中心
となる線や、線の束が生じないようにしているのは、上
記のように中心部では強い表皮効果が生ずるから、それ
を避けるためである。
通る電流自体によって生ずる時間的に変化する磁束と導
体が鎖交するためであるが、導線の中心部はど此の鎖交
量が多いためである。折角、太い導線を用いても中央部
には殆ど電流が流れず、その部分は有効に使われないが
、細い絶縁線を多数束ねて用いれば、電流が流れ易い表
面部分が増えるので抵抗が減少する。しかし、その様に
しても、真っ直ぐな線を、そのまま束ねただけでは、中
心部に在る線と磁束との鎖交量は大きく、中心部の線に
は強い表皮効果が生ずる。細い絶縁線を束ねて撚った線
では、ある素線の断面について考えると、撚られている
ために長さ方向の位置によって磁束との鎮交の仕方が異
なるようになるから、素綿内の特定の場所で、または撚
った束線の中の特定の線で、表皮効果が強(生じること
が抑制される。このような線はリッツ線と称して従来か
ら高周波機器に使用されていた。しかし、従来のりソツ
線のように、複数の線の中に常に中心または其の近(に
位置する線があれば、そのような線では撚りの効果は得
られず、強い表皮効果が現れる。本発明で、常に、中心
となる線や、線の束が生じないようにしているのは、上
記のように中心部では強い表皮効果が生ずるから、それ
を避けるためである。
以下、本発明実施例と、従来の技術による場合の、巻線
の断面図を比較して、本発明を更に詳細に説明する。
の断面図を比較して、本発明を更に詳細に説明する。
第1図(a)、(b)は本発明実施例で用いる1本の束
線の構成を示す断面図である。いずれも中心となる線が
無い。
線の構成を示す断面図である。いずれも中心となる線が
無い。
これに対し、第2図(a)、(b)は従来から用いられ
ていたりソツ線の構成を示す断面図で、いずれも中心と
なる線が存在する。
ていたりソツ線の構成を示す断面図で、いずれも中心と
なる線が存在する。
なお、図示してないが、どの素線も全て表面は絶縁層た
とえば自己融着樹脂層で被覆されており、かつ撚りが与
えである。
とえば自己融着樹脂層で被覆されており、かつ撚りが与
えである。
第1図(C)、(d)、(e)は本発明に用いる束線束
の断面図である。これら束線束は第1図(a)、(b)
に示したような束線を、中心となる束線が生じないよう
に束ねて撚ったものである。
の断面図である。これら束線束は第1図(a)、(b)
に示したような束線を、中心となる束線が生じないよう
に束ねて撚ったものである。
これに対し、第2図(c)、(d)は従来から用いられ
ていた所謂二重リッツ線の断面図である。第2図(c)
に示すものは細い絶縁被覆線をただ多数束ねて撚りを与
えたもので、自然に中心となる線や中心に近い多数の線
が生じている。
ていた所謂二重リッツ線の断面図である。第2図(c)
に示すものは細い絶縁被覆線をただ多数束ねて撚りを与
えたもので、自然に中心となる線や中心に近い多数の線
が生じている。
以上説明したように本発明によれば、従来の技術では巻
線の発熱量が多く信頼性に不安の生じていた高周波変圧
器の巻線の発熱♀が低減され、かかる変圧器を使用した
製品機器たとえば電子レンジ全体の信頼性を向上させる
ことが出来る。
線の発熱量が多く信頼性に不安の生じていた高周波変圧
器の巻線の発熱♀が低減され、かかる変圧器を使用した
製品機器たとえば電子レンジ全体の信頼性を向上させる
ことが出来る。
第1図(a)、(b)、(c)、(d)、(e)は本発
明実施例巻線の説明用断面図、第2図(a)、(b)、
(c)、(d)は従来の技術による高周波用変圧器巻線
の説明用断面図である。 第 1 図 (0−) (b) (C)(” (e) 第 2 図 (の) (b)
明実施例巻線の説明用断面図、第2図(a)、(b)、
(c)、(d)は従来の技術による高周波用変圧器巻線
の説明用断面図である。 第 1 図 (0−) (b) (C)(” (e) 第 2 図 (の) (b)
Claims (1)
- 1、高周波用変圧器において、それぞれ絶縁した複数本
の細い導線を、中心となる線が生じないように束ねて撚
った束線を、更に、中心となる束線が生じないように複
数本束ねて撚った束線束を、巻線に使用したことを特徴
とする高周波用変圧器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2964787A JPS63198309A (ja) | 1987-02-13 | 1987-02-13 | 高周波用変圧器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2964787A JPS63198309A (ja) | 1987-02-13 | 1987-02-13 | 高周波用変圧器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63198309A true JPS63198309A (ja) | 1988-08-17 |
Family
ID=12281895
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2964787A Pending JPS63198309A (ja) | 1987-02-13 | 1987-02-13 | 高周波用変圧器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63198309A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04111105U (ja) * | 1991-03-11 | 1992-09-28 | 古河電気工業株式会社 | 絶縁多心電線 |
JPH04116310U (ja) * | 1991-03-29 | 1992-10-16 | 東京特殊電線株式会社 | 高周波変圧器巻線用多層絶縁電線 |
EP0561208A2 (de) | 1992-03-14 | 1993-09-22 | E.G.O. Elektro-Geräte Blanc und Fischer GmbH & Co. KG | Induktive Kochstellenbeheizung |
JPH0597018U (ja) * | 1991-03-29 | 1993-12-27 | 東京特殊電線株式会社 | 高周波変圧器巻線用多層絶縁電線 |
-
1987
- 1987-02-13 JP JP2964787A patent/JPS63198309A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04111105U (ja) * | 1991-03-11 | 1992-09-28 | 古河電気工業株式会社 | 絶縁多心電線 |
JPH04116310U (ja) * | 1991-03-29 | 1992-10-16 | 東京特殊電線株式会社 | 高周波変圧器巻線用多層絶縁電線 |
JPH0597018U (ja) * | 1991-03-29 | 1993-12-27 | 東京特殊電線株式会社 | 高周波変圧器巻線用多層絶縁電線 |
EP0561208A2 (de) | 1992-03-14 | 1993-09-22 | E.G.O. Elektro-Geräte Blanc und Fischer GmbH & Co. KG | Induktive Kochstellenbeheizung |
US5430273A (en) * | 1992-03-14 | 1995-07-04 | E.G.O. Elektro-Gerate Blanc U. Fischer | Induction cooker heating system |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CA1296399C (en) | High-voltage winding for core form power transformers | |
EP1160801B1 (en) | High-frequency current multiconductor cable and power feeding equipment for one or more movable bodies using said cable | |
JPS63198309A (ja) | 高周波用変圧器 | |
JP2002358840A (ja) | 高周波コイル用平編みリッツ線 | |
US4859978A (en) | High-voltage windings for shell-form power transformers | |
JP2628425B2 (ja) | リッツ線 | |
JPS62274535A (ja) | 偏向ヨ−ク | |
JPH10321358A (ja) | 誘導加熱調理器 | |
JPS5830115A (ja) | 電力用変圧器 | |
JPH08115829A (ja) | コンバータトランス | |
JP3705309B2 (ja) | 超電導装置 | |
JP3145173B2 (ja) | 超電導撚り線及び超電導ケーブル並びにこれらを利用した電力機器巻線 | |
JPH06260270A (ja) | 加熱コイル | |
CN217588663U (zh) | 降低寄生电容干扰的共模滤波器 | |
CN208673798U (zh) | 一种电力设备用具有双重绝缘效果的电缆 | |
JPH0414904Y2 (ja) | ||
JPH0248182Y2 (ja) | ||
JP2003007150A (ja) | 高温超電導線の交流損失低減法 | |
JPH081789B2 (ja) | 偏向ヨーク | |
JPH03248506A (ja) | 集合絶縁電線 | |
JPH02126514A (ja) | 集束絶縁電線及びそれを用いた偏向ヨーク | |
JP3167040B2 (ja) | 超伝導装置 | |
CA1077147A (en) | Composite sheet winding for an electromagnetic induction apparatus | |
KR200314665Y1 (ko) | 변압기 2차 전압용 코일 구조 | |
JPH0785735A (ja) | 強制冷却型超電導導体 |