JP2002358840A - 高周波コイル用平編みリッツ線 - Google Patents
高周波コイル用平編みリッツ線Info
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- JP2002358840A JP2002358840A JP2001163563A JP2001163563A JP2002358840A JP 2002358840 A JP2002358840 A JP 2002358840A JP 2001163563 A JP2001163563 A JP 2001163563A JP 2001163563 A JP2001163563 A JP 2001163563A JP 2002358840 A JP2002358840 A JP 2002358840A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】小型化が可能で、占積率に優れ、高周波特性が
向上するほか、巻線作業や端末処理が容易な高周波用コ
イルの提供を可能にする高周波コイル用リッツ線を提供
する。 【解決手段】導体4の外周に絶縁皮膜5を単独、または
絶縁皮膜5および融着皮膜を順次塗布焼付してなるエナ
メル絶縁電線2、またはこのエナメル絶縁電線2を複数
本撚り合わせたり、束ねてなるリッツ線素線1Aを複数本
偏平状に編んで構成する。
向上するほか、巻線作業や端末処理が容易な高周波用コ
イルの提供を可能にする高周波コイル用リッツ線を提供
する。 【解決手段】導体4の外周に絶縁皮膜5を単独、または
絶縁皮膜5および融着皮膜を順次塗布焼付してなるエナ
メル絶縁電線2、またはこのエナメル絶縁電線2を複数
本撚り合わせたり、束ねてなるリッツ線素線1Aを複数本
偏平状に編んで構成する。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、高周波の大電流が
流れる高周波用コイルの巻線に用いられる高周波コイル
用平編みリッツ線に係わり、特には、占積率よく巻線で
き、小型化され高周波特性に優れた高周波用コイルに好
適な高周波コイル用平編みリッツ線に関するものであ
る。
流れる高周波用コイルの巻線に用いられる高周波コイル
用平編みリッツ線に係わり、特には、占積率よく巻線で
き、小型化され高周波特性に優れた高周波用コイルに好
適な高周波コイル用平編みリッツ線に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】高周波の大電流を流す高周波用コイルに
は、一般的にリッツ線が多用されている。この種のリッ
ツ線は、線径の細いエナメル絶縁電線を複数本集合撚り
したり、集合撚りしたものをさらに複合撚りして構成さ
れており、同じ断面積の単線を用いた場合に比べて高周
波電流を流した時の表皮効果による損失を大幅に低減で
きる利点を有している。これら高周波コイルに用いられ
るリッツ線として、例えば、図3に図示する如き構成の
リッツ線1Bがある。図において、3は絶縁皮膜および融
着皮膜を順次塗布焼付してなる線径0.02mm〜0.60mmのエ
ナメル絶縁電線2を14本集合撚りしてなる集合素線であ
り、1Bはこの集合素線3をさらに5本撚合わせて複合撚
りしてなるリッツ線である。そして、このリッツ線1Bの
外径D1は0.335mm〜7.25mmになる。なお、図示してない
が、このようなリッツ線1Bの他にも集合素線3を袋編み
してから押しつぶして偏平状に構成してなるリッツ線も
使用されていた。そして、これらのリッツ線1Bや偏平状
リッツ線をコイルボビンや磁性体コア6等に巻線して高
周波用コイルを構成していた。
は、一般的にリッツ線が多用されている。この種のリッ
ツ線は、線径の細いエナメル絶縁電線を複数本集合撚り
したり、集合撚りしたものをさらに複合撚りして構成さ
れており、同じ断面積の単線を用いた場合に比べて高周
波電流を流した時の表皮効果による損失を大幅に低減で
きる利点を有している。これら高周波コイルに用いられ
るリッツ線として、例えば、図3に図示する如き構成の
リッツ線1Bがある。図において、3は絶縁皮膜および融
着皮膜を順次塗布焼付してなる線径0.02mm〜0.60mmのエ
ナメル絶縁電線2を14本集合撚りしてなる集合素線であ
り、1Bはこの集合素線3をさらに5本撚合わせて複合撚
りしてなるリッツ線である。そして、このリッツ線1Bの
外径D1は0.335mm〜7.25mmになる。なお、図示してない
が、このようなリッツ線1Bの他にも集合素線3を袋編み
してから押しつぶして偏平状に構成してなるリッツ線も
使用されていた。そして、これらのリッツ線1Bや偏平状
リッツ線をコイルボビンや磁性体コア6等に巻線して高
周波用コイルを構成していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述したリッツ線1Bは
断面形状がほぼ円形状であり、要求される電流値が大き
くなるにしたがってリッツ線1Bの線径も大きくなってい
た。このため、リッツ線1Bを用いて高周波用コイルを巻
線した場合、巻線間に形成される隙間S2やリッツ線1B間
の隙間S1も当然大きくなり、占積率が低下して高周波特
性が低下するほか、高周波用コイルを小型化するうえで
大きな障害になっていた。また、リッツ線1Bの線径が大
きくなると、狭い間隙を通過させて巻線を要求されるよ
うな高周波用コイルの巻線時には線材がバラケたり、断
線し易くなる難点があった。さらに、線径が大きくなる
ほど巻線時に角部等でつぶれてリッツ線1B巾が広がり易
くなったり、リッツ線1Bの可撓性が低下して要求される
アールが得られ難くなり易く、結果として巻線作業や端
末処理がし難く、高周波用コイルが大型化してしまう難
点があった。
断面形状がほぼ円形状であり、要求される電流値が大き
くなるにしたがってリッツ線1Bの線径も大きくなってい
た。このため、リッツ線1Bを用いて高周波用コイルを巻
線した場合、巻線間に形成される隙間S2やリッツ線1B間
の隙間S1も当然大きくなり、占積率が低下して高周波特
性が低下するほか、高周波用コイルを小型化するうえで
大きな障害になっていた。また、リッツ線1Bの線径が大
きくなると、狭い間隙を通過させて巻線を要求されるよ
うな高周波用コイルの巻線時には線材がバラケたり、断
線し易くなる難点があった。さらに、線径が大きくなる
ほど巻線時に角部等でつぶれてリッツ線1B巾が広がり易
くなったり、リッツ線1Bの可撓性が低下して要求される
アールが得られ難くなり易く、結果として巻線作業や端
末処理がし難く、高周波用コイルが大型化してしまう難
点があった。
【0004】そこで、本発明の目的は、このような事情
を考慮してなされたものであり、小型化が可能で、占積
率に優れ、高周波特性が向上するほか、巻線作業や端末
処理が容易な高周波用コイルの提供を可能にする高周波
コイル用リッツ線を提供することにある。
を考慮してなされたものであり、小型化が可能で、占積
率に優れ、高周波特性が向上するほか、巻線作業や端末
処理が容易な高周波用コイルの提供を可能にする高周波
コイル用リッツ線を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の観点では、本発明
は導体4の外周に絶縁皮膜5を単独、または絶縁皮膜5
および融着皮膜を順次塗布焼付してなるエナメル絶縁電
線2、またはこのエナメル絶縁電線2を複数本撚り合わ
せたり、束ねてなるリッツ線素線1Aを複数本偏平状に編
んで構成したことを特徴とする高周波コイル用平編みリ
ッツ線を提供する。第1の観点による高周波コイル用平
編みリッツ線は、複数本のエナメル絶縁電線2、または
このエナメル絶縁電線2を複数本撚り合わせたり、束ね
てなるリッツ線1Aを複数本偏平状に編んだ構成なので、
可撓性に富み巻線作業や端末処理がし易くなる。また、
高周波コイル用平編みリッツ線の厚み自体はリッツ線1A
の外径とほぼ同じであるほか、巻線間の隙間が大幅に低
減され占積率が高まり、高周波用コイルが小型化される
とともに、高周波特性が向上する。
は導体4の外周に絶縁皮膜5を単独、または絶縁皮膜5
および融着皮膜を順次塗布焼付してなるエナメル絶縁電
線2、またはこのエナメル絶縁電線2を複数本撚り合わ
せたり、束ねてなるリッツ線素線1Aを複数本偏平状に編
んで構成したことを特徴とする高周波コイル用平編みリ
ッツ線を提供する。第1の観点による高周波コイル用平
編みリッツ線は、複数本のエナメル絶縁電線2、または
このエナメル絶縁電線2を複数本撚り合わせたり、束ね
てなるリッツ線1Aを複数本偏平状に編んだ構成なので、
可撓性に富み巻線作業や端末処理がし易くなる。また、
高周波コイル用平編みリッツ線の厚み自体はリッツ線1A
の外径とほぼ同じであるほか、巻線間の隙間が大幅に低
減され占積率が高まり、高周波用コイルが小型化される
とともに、高周波特性が向上する。
【0006】第2の観点では、本発明は請求項1記載の
高周波コイル用平編みリッツ線1の外周に絶縁塗料また
は融着塗料を塗布焼付したことを特徴とする高周波コイ
ル用平編みリッツ線を提供する。第2の観点による高周
波コイル用平編みリッツ線では、予め融着させた高周波
コイル用平編みリッツ線を用いて巻線すれば、狭い間隙
を通過させ巻線しても線材がバラケたり、断線すること
なく高周波用コイルを巻線可能になる。
高周波コイル用平編みリッツ線1の外周に絶縁塗料また
は融着塗料を塗布焼付したことを特徴とする高周波コイ
ル用平編みリッツ線を提供する。第2の観点による高周
波コイル用平編みリッツ線では、予め融着させた高周波
コイル用平編みリッツ線を用いて巻線すれば、狭い間隙
を通過させ巻線しても線材がバラケたり、断線すること
なく高周波用コイルを巻線可能になる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図に示す実施例に
より具体的に説明する。なお、これにより本発明が限定
されるものではない。
より具体的に説明する。なお、これにより本発明が限定
されるものではない。
【0008】−第一の実施形態− 図1は、本発明による高周波コイル用平編みリッツ線の
構成を示す説明図で、同図(a)は平編み状態を示すため
隙間等オーバーに書いた概略図、同図(b)はリッツ線素
線の構成を示す断面図、同図(c)はエナメル絶縁電線の
構成を示す断面図である。図2は、本発明による高周波
コイル用平編みリッツ線と従来例のリッツ線の抵抗変化
率の周波数特性であり、同図(a)は100Hzを基準にした時
の抵抗変化率(%)を示し、同図(b)は同図(a)をグラフ
化したものである。図において、1は本発明による高周
波コイル用平編みリッツ線である。この高周波コイル用
平編みリッツ線1は、銅、アルミニウム、黄銅等からな
る導体4の外周にホルマールエナメル、ポリウレタンエ
ナメル等の絶縁皮膜5を単独、または絶縁皮膜5および
ポリアミド樹脂やポリアミドイミド樹脂等の融着皮膜を
順次塗布焼付してなる線径0.02mm〜0.60mmのエナメル絶
縁電線2、またはこのエナメル絶縁電線2を14本集合撚
りした外径0.13mm〜2.81mmのリッツ線素線1Aをそれぞれ
5本用いて偏平状に編んで構成されている。なお、リッ
ツ線素線1Aは集合撚りだけでなく、エナメル絶縁電線2
を複数本平行状に束ねて構成してもよく、5本のリッツ
線素線1Aにはさらにそれぞれ複数本のリッツ線素線1Aを
用いて偏平状に編んでもよいことはいうまでもない。
構成を示す説明図で、同図(a)は平編み状態を示すため
隙間等オーバーに書いた概略図、同図(b)はリッツ線素
線の構成を示す断面図、同図(c)はエナメル絶縁電線の
構成を示す断面図である。図2は、本発明による高周波
コイル用平編みリッツ線と従来例のリッツ線の抵抗変化
率の周波数特性であり、同図(a)は100Hzを基準にした時
の抵抗変化率(%)を示し、同図(b)は同図(a)をグラフ
化したものである。図において、1は本発明による高周
波コイル用平編みリッツ線である。この高周波コイル用
平編みリッツ線1は、銅、アルミニウム、黄銅等からな
る導体4の外周にホルマールエナメル、ポリウレタンエ
ナメル等の絶縁皮膜5を単独、または絶縁皮膜5および
ポリアミド樹脂やポリアミドイミド樹脂等の融着皮膜を
順次塗布焼付してなる線径0.02mm〜0.60mmのエナメル絶
縁電線2、またはこのエナメル絶縁電線2を14本集合撚
りした外径0.13mm〜2.81mmのリッツ線素線1Aをそれぞれ
5本用いて偏平状に編んで構成されている。なお、リッ
ツ線素線1Aは集合撚りだけでなく、エナメル絶縁電線2
を複数本平行状に束ねて構成してもよく、5本のリッツ
線素線1Aにはさらにそれぞれ複数本のリッツ線素線1Aを
用いて偏平状に編んでもよいことはいうまでもない。
【0009】このような構成の高周波コイル用平編みリ
ッツ線1は偏平状に編まれて可撓性を有するので、高周
波用コイルを所定形状に作業性よく巻線できるほか、従
来のリッツ線に比較し、エナメル絶縁電線間や高周波コ
イル用平編みリッツ線1間の隙間をほとんどなくすこと
が可能で、占積率を大幅に向上させることができる。さ
らに、巻線後に複数本のエナメル絶縁電線2、またはリ
ッツ線素線1Aの端末部を並列接続できるので、同断面積
のエナメル絶縁電線、またはリッツ線1B単独で巻線した
高周波用コイルに比べて大電流を流すことができる。こ
の結果、小型化されて高周波特性が向上した高周波用コ
イルを提供可能になる。このことは、図2に図示した抵
抗変化率の周波数特性からも明らかである。即ち、図2
(b)ので実線で示した本発明による高周波コイル用平編
みリッツ線の抵抗変化率と、同じく点線で示した従来例
のリッツ線の抵抗変化率は100kHzまではあまり差はない
が、周波数が300kHzから1000kHzに変化した時で比較す
ると、本発明による高周波コイル用平編みリッツ線では
0.44%増加するだけなのに、従来例のリッツ線では1.04%
と本発明による高周波コイル用平編みリッツ線のほぼ2.
5倍も急激に増加している。このことは、本発明による
高周波コイル用平編みリッツ線はより高周波帯域まで抵
抗値が安定しており、高周波帯域においても抵抗値増加
による損失が少ないことを意味している。
ッツ線1は偏平状に編まれて可撓性を有するので、高周
波用コイルを所定形状に作業性よく巻線できるほか、従
来のリッツ線に比較し、エナメル絶縁電線間や高周波コ
イル用平編みリッツ線1間の隙間をほとんどなくすこと
が可能で、占積率を大幅に向上させることができる。さ
らに、巻線後に複数本のエナメル絶縁電線2、またはリ
ッツ線素線1Aの端末部を並列接続できるので、同断面積
のエナメル絶縁電線、またはリッツ線1B単独で巻線した
高周波用コイルに比べて大電流を流すことができる。こ
の結果、小型化されて高周波特性が向上した高周波用コ
イルを提供可能になる。このことは、図2に図示した抵
抗変化率の周波数特性からも明らかである。即ち、図2
(b)ので実線で示した本発明による高周波コイル用平編
みリッツ線の抵抗変化率と、同じく点線で示した従来例
のリッツ線の抵抗変化率は100kHzまではあまり差はない
が、周波数が300kHzから1000kHzに変化した時で比較す
ると、本発明による高周波コイル用平編みリッツ線では
0.44%増加するだけなのに、従来例のリッツ線では1.04%
と本発明による高周波コイル用平編みリッツ線のほぼ2.
5倍も急激に増加している。このことは、本発明による
高周波コイル用平編みリッツ線はより高周波帯域まで抵
抗値が安定しており、高周波帯域においても抵抗値増加
による損失が少ないことを意味している。
【0010】
【発明の効果】本発明による高周波コイル用平編みリッ
ツ線は、エナメル絶縁電線、またはこのエナメル絶縁電
線を複数本撚り合わせたり、束ねてなるリッツ線素線を
複数本偏平状に編んだ構成なので、可撓性に富み巻線作
業や端末処理がし易くなる。また、隙間が激減して占積
率を高めることができ、コイルの小型化により高周波特
性が向上した高周波用コイルを提供可能になる。さら
に、本発明による高周波コイル用平編みリッツ線を用い
れば、狭い間隙を通過させての巻線が可能であり、各種
高周波用コイルに対応できる。等その実用上の効果は大
きなものがある。
ツ線は、エナメル絶縁電線、またはこのエナメル絶縁電
線を複数本撚り合わせたり、束ねてなるリッツ線素線を
複数本偏平状に編んだ構成なので、可撓性に富み巻線作
業や端末処理がし易くなる。また、隙間が激減して占積
率を高めることができ、コイルの小型化により高周波特
性が向上した高周波用コイルを提供可能になる。さら
に、本発明による高周波コイル用平編みリッツ線を用い
れば、狭い間隙を通過させての巻線が可能であり、各種
高周波用コイルに対応できる。等その実用上の効果は大
きなものがある。
【図1】本発明による高周波コイル用平編みリッツ線の
構成を示す説明図で、同図(a)は平編み状態を示すため
隙間等オーバーに書いた概略図、同図(b)はリッツ線素
線の構成を示す断面図、同図(c)はエナメル絶縁電線の
構成を示す断面図である。
構成を示す説明図で、同図(a)は平編み状態を示すため
隙間等オーバーに書いた概略図、同図(b)はリッツ線素
線の構成を示す断面図、同図(c)はエナメル絶縁電線の
構成を示す断面図である。
【図2】本発明による高周波コイル用平編みリッツ線と
従来例のリッツ線の抵抗変化率の周波数特性であり、同
図(a)は100Hzを基準にした時の抵抗変化率(%)を示
し、同図(b)は同図(a)をグラフ化したものである。
従来例のリッツ線の抵抗変化率の周波数特性であり、同
図(a)は100Hzを基準にした時の抵抗変化率(%)を示
し、同図(b)は同図(a)をグラフ化したものである。
【図3】従来例を示す説明図であり、同図(a)はリッツ
線の構成を示す断面図、同図(b)はコイルボビンに巻線
したコイルの構成を示す部分断面図である。
線の構成を示す断面図、同図(b)はコイルボビンに巻線
したコイルの構成を示す部分断面図である。
1 高周波コイル用平編みリッツ線 1A リッツ線素線 1B リッツ線 2 エナメル絶縁電線 3 集合素線 4 導体 5 絶縁皮膜 6 コイルボビン D,D1 リッツ線素線外径 S1,S2 隙間
Claims (2)
- 【請求項1】 導体4の外周に絶縁皮膜5を単独、また
は絶縁皮膜5および融着皮膜を順次塗布焼付してなるエ
ナメル絶縁電線2、またはこのエナメル絶縁電線2を複
数本撚り合わせたり、束ねてなるリッツ線素線1Aを複数
本偏平状に編んで構成したことを特徴とする高周波コイ
ル用平編みリッツ線1。 - 【請求項2】 請求項1記載の高周波コイル用平編みリ
ッツ線1の外周に絶縁塗料、または融着塗料を塗布焼付
したことを特徴とする高周波コイル用平編みリッツ線。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001163563A JP2002358840A (ja) | 2001-05-31 | 2001-05-31 | 高周波コイル用平編みリッツ線 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001163563A JP2002358840A (ja) | 2001-05-31 | 2001-05-31 | 高周波コイル用平編みリッツ線 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002358840A true JP2002358840A (ja) | 2002-12-13 |
Family
ID=19006509
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001163563A Pending JP2002358840A (ja) | 2001-05-31 | 2001-05-31 | 高周波コイル用平編みリッツ線 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002358840A (ja) |
Cited By (10)
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---|---|---|---|---|
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-
2001
- 2001-05-31 JP JP2001163563A patent/JP2002358840A/ja active Pending
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