JPS6326417A - 無限直線運動用ころ軸受 - Google Patents

無限直線運動用ころ軸受

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JPS6326417A
JPS6326417A JP61167826A JP16782686A JPS6326417A JP S6326417 A JPS6326417 A JP S6326417A JP 61167826 A JP61167826 A JP 61167826A JP 16782686 A JP16782686 A JP 16782686A JP S6326417 A JPS6326417 A JP S6326417A
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raceway groove
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    • F16C33/58Raceways; Race rings
    • F16C33/64Special methods of manufacture

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 且里丘国 本願は、長尺状のトラックレールと、このレールにまた
がって、ころを転動体として、相対的に無限直線運動を
するスライドユニットとからなる無限直線運動用ころ軸
受に関するものである。より具体的には、ころの配列が
クロスローラ方式となった無限直線ころ軸受において、
軌道溝を改良したころ軸受に関するものである。
丈米汰酉 第5.6図において、本願発明の技術分野に属する無限
直線運動用ころ軸受1を示す。該軸受lは、断面形状が
コ字状のケーシング2のスカート部分3の回りにころ4
をクロスローラ方式に配列して、咳ころ4を無限循環さ
せる構造の軸受である。該ころ軸受1の無限循環路は、
直線状の軌道溝5.5と、該軌道溝5.5と平行に形成
されたリターン路6と、そして軌道溝5.5とリターン
路6の両端に形成され且つ該軌道溝とリターン路とを接
続する円弧状の方向転換路とから構成されている。
トラックレール7に形成された軌道溝5と接触する負荷
域内のころ4は、摺動するに従って、その両端に取付け
られた側板8内に形成された方向転換路へと導かれる。
方向転換路に接続されたリターン路6は、ケーシング2
の外側面と循環路カバー9にそれぞれ設けられたV字状
溝10.10によって形成され、ころ4は方向転換路か
らリターン路6へと押されながら進む0図中11は断面
がL字状の鋼板製保持板であり、トラックレール7から
スライドユニット(ケーシング2、側板8、カバー 9
 、側面シール13、グリースニップル14その他の総
称)12が外れてもころ4が脱落しないように設けられ
ている。尚、15は下面シールである。(第6図におい
て、ケーシング2の軌道溝5を含んだ部分を二点鎖線X
−Xによってスカート部分3から区切るものと仮定し、
該区切られた部分を以下「軌道部材」と呼ぶ、)上記し
た様なタイプの無限直線運動用ころ軸受においては、ク
ロスローラ方式の無限循環路における方向転換路から軌
道溝へころが移動していく境目部分でのころの挙動が軸
受の走行性能に大きな係わりを持っていることが既に知
られている。
即ち、クロスローラ方式の無限循環路における負荷域と
無負荷域の境目部分の形状は、軸受の走行性能に大きな
影響を与える。
従来の技術においては、前記境目部分において、僅かな
傾斜角を有する逃げ溝を形成するという手段が採用され
ていた。第7図はその様な手段を示すもので、軌道部材
16の長手方向の断面図であり、軌道溝5の両端には傾
斜角θでV字状をした逃げ溝17.17が形成されてい
る。そして軌道溝5と逃げ溝17との境目には境界線1
8が形成される。ここで、上述の様なこのタイプの軸受
の転動体はクロスローラ形式に配列された円筒形ころで
あるので、軌道溝の角度2β(第7A図:第7図の矢視
Aから見た側面図)は90’である。
また、第7B図(第7図の矢視Bから見た図)に示す様
に、逃げ溝の角度は2αで表わされる。
災来及止至皿因点 従来の上記逃げ溝は、逃げ溝の角度2αが軌道溝の角度
2βと等しくなる様に形成しであるので、逃げ溝と軌道
溝との境界部分でころの挙動が不規則になり、軸受のス
テックスリップを減少させることができなかった。境界
部分におけるころの不規則な挙動に関しては、第8〜1
2図を参照してより詳細に説明する。
第8図は第7図の矢視Cから見た平面図である。
例えば逃げ溝の角度2αを軌道溝2βと等しい角度で形
成すると、境界線18は逆V字形、即ちその頂点が軌道
溝端面に向かって突出する様な形状となる。境界線18
が逆■字形となっているので、方向転換路から逃げa1
7に移動してきたころ4は、先ずポイントP、  Pの
何れか(クロスローラ配列となった各々のころの傾き方
に依存する)を経て、軌道溝5中に押し込まれる。ころ
4がポイントPを通過する瞬間、即ちころ4が無負荷域
から負荷域へ丁度進入した瞬間が第9図に示されている
第9図において、トラックレール7側の軌道溝5には負
偕或いは接触応力が略々均等に分布する(ハツチングし
た部分19で示す、)、これに対して軌道部材16側の
軌道溝5においては、前記の如くころ4はポイン)Pか
ら負荷域(軌道溝5)に進入するので、軌道部材16例
の軌道溝5ところ4とは、最初に、該軌道15の斜面上
部(ポイン)Pの部分)においてのみ接触する。そして
この接触面積がトラックレール7側の軌道溝5の場合に
比べて非常に小さいため、負荷(接触応力)の分布(ハ
ツチングした部分20で示す)はポイントPの箇所に集
中した極端な端荷重となっている。
この様な負荷(接触応力)の分布を考慮して、逃げ溝と
軌道溝との境界部分におけるころの挙動を第10図を参
照して説明する。第10図は第9図をトラックレール7
側から(第8図と同じ向きから)見た図である。第9図
で示す様な分布の負荷を受けているこる4Iは、それに
続く二点鎖線で示すころ4■に押されて矢印り方向の推
進力を受ける。ここで、こる4■はポイントPにおいて
集中的な負荷を受けているので、矢印り方向の推進力を
受けるとポイントPを中心に矢印E方向に回動する様な
挙動を示す、この様な回動運動により、ころ4■には循
環路から飛び出させるような力が作用し、こる4■のス
キュー(ころの倒れ)を増大させる。この現象が軸受の
摺動抵抗を増加させ、ころの挙動を不規則にする原因の
1つであることを、本出願人は発見した。
次に、ころの不規則な挙動を生ずる原因を、第11図、
第12図を参照して説明する。第11.12図は方向転
換路19におけるころ4の挙動を考慮しつつ、軌道溝5
に進入するころの挙動を説明するためのものであり、第
12図は逃げ溝と軌道溝との境界線近傍部分の拡大図で
ある。
第12図から明らかな碌に、ころ4■と4■とはころ4
■の重心よりも下方のポイントQで接触しているので、
ころ4IINがころ4■を軌道溝の方へ押し込むと、こ
ろ4■を上方(矢印F方向)に押し上げる様な力が付加
される。即ち、方向転換路内のころところは、前記した
ように、こる重心よりも方向転換路の円弧中心に近い位
置(下部)で接触しているため、方向転換路外に飛び出
す方向に傾きながら進行しており、さらに負荷域に進入
するころのスキュー(ころの倒れ)を増加させる働きを
するのである。また、こる4I及び4■に着目すると、
第9.10図を参照して説明した様に、ころ4Iは軌道
部材16の軌道溝の上方で集中的な負荷を受けているの
で、ころ4Iが矢印りの力を受ける場合は該集中的な負
荷を受けている箇所(ポイントR付近)を中心として矢
印G方向へ傾斜(スキュー)しようとする。矢印G方向
へスキューする場合、該ころ4Iは進行方向に対して僅
かに傾斜して、ポイントS1とポイントTにおいて軌道
溝とロックする様に作用し、その結果、動抵抗が大きく
なり、ステックスリップの原因となる。
上記した樺な逃げ溝と軌道溝との境界線付近におけるこ
ろの摺動抵抗の増加と不規則な挙動という問題を解決す
るために、本出願人はこれまでに多くの提案をし、この
問題についてそれなりの成果をあげてきた0例えば、実
願昭60−19487号では、軌道面両端部分に3段階
の逃げ部分を形成した技術を提案している(第13図)
、この技術における逃げ溝17と軌道溝5との間の境界
線1Bは、第14図に示すように、軌道溝の長手方向に
対して直角に形成されており、ころが徐々に無負荷域か
ら負荷域に移動するので、ころの不規則な挙動による走
行変位(軸受が摺動時の上下変位)が改善される。実願
昭60−19487号の考案はそれなりに有効なもので
はあるが、ころが無限循環路外に飛び出そうとする動き
を大きく抑えることが出来ず、期待通りの摺動抵抗と走
行変位の軸受にはならなかった。また軌道溝端面部の逃
げ溝加工が複雑となり、コストが増大し、精度的にもバ
ラツキが大きく、軸受性能は不安定なものであった。
他方、最近ではこの種の軸受の使用範囲がさらに広がり
、走行性能の要求レベルも高くなり、軸受の走行変位や
摺動抵抗の小さな軸受が求められているが、従来技術で
は今−歩満足なものができなかった。
溌Jじυ1昨 本発明は、上記従来技術の欠点に鑑み為されたもので、
逃げ溝と軌道溝との境界線近傍におけるころの摺動抵抗
の増加及び不規則な挙動を防止する事が出来、且つ構造
が簡単で加工コストも低く押える事が出来る様な無限直
線運動用ころ軸受を提供する事である。
光ユ勿請戒 本出願人は種々の実験・研究を重ねた結果、逃げ溝の角
度を軌道溝の角度よりも大きく形成し、且つ逃げ溝と軌
道溝間の境界線がトラックレールの端面側から見てV字
状に形成されており、Ha y字の中央が逃げ溝側に向
いている様にすれば、該境界線付近においてころの挙動
が規則的になり、且つころの摺動抵抗を減少出来る事を
見い出した。
この様な事実に基づき、本願発明は、 転動体はクロスローラ方式に配列されたころであり、 直線状の軌道溝を含む無限循環路を存するスライドユニ
ットと、 外側面に軌道溝が形成された長尺状のトラックレールと
を含み、 スライドユニットの軌道溝とトラックレール外側面上の
軌道溝とは、相互に向かい合う様な位置に配置されてこ
ろの無限循環路の負荷域を形成する、無限直線運動用こ
ろ軸受において、スライドユニット側の軌道溝の両端に
は、わずかに傾斜した逃げ溝が形成されており、逃げ溝
の角度が、軌道溝の角度よりも大きく形成され、そして 軌道溝と逃げ溝の境目に形成された境界線が、トラック
レールの端面側から見てV字状に形成されており、該7
字の頂点は該逃げ溝側に向かって突出していることを特
徴としている。
産l旦とス崖A 軌道溝の両端に形成された逃げ溝の角度を2α、逃げ溝
の傾斜角をθとすると、 tan α>1/cosθ が成立することが好ましい。
又里二作里 上述の構成とする事により、逃げ溝と軌道溝間の境界線
付近におけるころの摺動抵抗が軽減し、且つころの挙動
が規則的になるので、軸受走行中の走行変位も減少する
。更に本発明の軸受の構造は簡単であり、加工コストも
低く押える事が出来る。
スJ1性 以下、第1〜4図を主に参照しつつ、本発明の詳細な説
明する。尚、第5〜14図に示すのと同一の要素には同
一の符号を付して説明する。
第1図は本発明にかかる軸受の軌道部材16において、
軌道溝5と逃げ溝27との境界線28付近をトラックレ
ール側(第7図の矢印Cの方向)から見た図である。ま
た、第1A図は第1図の軌道部材16の長手方向断面図
である。境界線2日はV字状をしており、その頂点40
は逃げ417側を向いている。ここで、前述した様に、
軌道溝5を転勤するころがクロスローラ方式で配列され
ている場合は、角度2β=906である。逃げ溝の傾斜
角をθとすれば(第7図参照)、2β=90’ という
条件を前提にαとθとの関係及び境界線の形成状況を考
慮して解析を行なうと、第1図の場合、次式が成立する
l tanαI > I 1 /cos θ1(尚、2
β−90″を前提とすると、第8図の場合は、tan 
α<l/cos θ、第14図の場合は tan α’
= 1 /cos θが成立する。)第2図及び第3図
は、第1図に示す様な逃げ溝27を形成する方法の一例
を示すものである。形成条件としては、該当軸受に最適
な逃げ溝の傾斜角θ等を設定し、このθの値を用いて、
tan  α>1/cos  θ の式が成立するαを設定する。次に砥石42を2αの角
度でドレッシングし、軌道部材16を角度θだけ傾けて
、逃げ溝を研削加工すればよい。
例えば: θ−1,458’でα−45,25’ θ= 0.25°でα= 45.1°と設定する。
ケーシングと軌道部材が一体となっている軸受の場合は
、研削盤のテーブルまたは砥石のどちらかを第2図で示
す様に傾斜させればよいわけで、この加工技術はさして
高度なものではない。
次に第1図に示す実施例の作用について説明する。7字
状の境界線28の頂点40は逃げ溝27側に突出してい
るので、逃げ溝27から軌道/$5に進入するころは先
ず頂点40の部分を経てから負荷域(軌道溝5)中に押
し込まれる。その結果、軌道部材16中の軌道15にお
いては、第9図の場合とは異なり、集中荷重は該軌道溝
の斜面上部には付加されず、寧ろ軌道溝の谷底近傍に付
加される事になる。このため第10図中の矢印E方向へ
ころが回動する傾向が無くなる。更に、集中荷重(接触
応力)が軌道溝谷底近傍に付加されると云う事は、第1
2図において、ころ4IをポイントSを中心に矢印H方
向にスキュー(ころの倒れ)させるという結果を生ずる
。そしてころ4Iが矢印H方向にスキューするという事
は、こる4■を軌道溝(の斜面)に押し付ける作用をも
たらすので、ころ4■のスキューそのものが小さくなり
、該ころが進行方向に対して傾斜する事が抑えられ、軌
道溝ところ4Iがロックしてしまう虞れもない。
従って、ころは軌道溝(の斜辺)に案内されて無限循環
路を円滑に転勤し、軸受全体の摺動抵抗も減少する。
第4図は従来技術の軸受(従来品)と本発明の軸受との
摺動抵抗の大きさを比較して示す図であり、咳図におい
て、本発明の軸受は従来の軸受と比較して明らかに摺動
抵抗が低減されている。
光里二塾来 本発明の効果を以下に列挙する。
■ 軌道溝両端面の逃げ溝の加工は、形状が単純なため
、研削盤によって自動研削加工ができ、量産的である。
■ 無負荷域から負荷域へ移動するころの外方へ飛び出
す方向へのスキューを抑制する効果があるため、軸受の
摺動抵抗を小さくすることができる。
■ 走行変位も小さくできる。
■ 安価に製作することができる。
■従来の軸受にくらベスティックスリップが少ない。
尚、本発明は第5図に示すころ軸受だけでなく、既に公
知な他の類似する無限直線運動用ころ軸受に対しても応
用可能である旨を附記する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の軸受の軌道部材における軌道溝と逃げ
溝の境界線近傍をトラックレール側から見た図、 第1A図は第1図の軌道部材の長手方向断面図、第2図
は本発明の軸受の逃げ溝を研削加工する様子を示す図、 第3図は第2図で用いる砥石の正面図、第4図は従来品
と本発明の軸受の摺動抵抗を示す図であり、 第5図は本発明の軸受が属するタイプのころ軸受を示す
斜視図、 第6図は第5図の軸受の部分拡大断面図であり、第7図
は軌道部材の長手方向断面図、 第7A図は第7図のA矢視図、 第7B図は第7図のB矢視図、 第8図は従来品の軌道溝と逃げ溝近傍の部分をトラック
レールから見た図で、第7図のC矢視図に相当し、 第9−12図は軌道溝と逃げ溝との境界線近傍のころの
挙動を説明する図、 第13図はその他の従来技術を示す図であり、そして 第14図は第13図の従来技術の軸受における軌道溝と
逃げ溝との境界線近傍をトラックレール側から見た図で
ある。 1・・−軸受、4−ころ、5−軌道溝、16−軌道部材
、17.27−逃げ溝、18.28・−境界線。 代理人の氏名   川原1)−穂 第1図 第4図 : 第6図 第7A図         第7B図 第8図 第9図 第1O図 第11図 第12図 第13図 手続補正書泪発) 昭和61年 8月26日 特許庁長官  黒 1)明 Ml   殿1、事件の表
示  特 願 昭61−167826号2、発明の名称
  無限直線運動用ころ軸受3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 住  所  東京8港区高輪2丁目19番19号名  
称  日本トムソン株式会社 4、代理人 郵便番号  105 5、補正命令の日付  自  発 6、補正により増加する発明の数 7、補正の対象    明細書の「発明の詳細な説明」
の欄補正の内容 先に提出した明細書を次の通り訂正する。 (1)第5頁9〜13行目の「従来の上記逃げ溝は、−
ができなかった。」を下記のように訂正する。 記 「従来の上記逃げ溝は、逃げ溝の角度2αが軌道溝の角
度2β(=90°)と等しくなる様に形成するため、逃
げ溝と軌道溝との境界部分の溝角度が2βよりも小さく
なった。 このため境界部分にさしかかったころは、溝の両肩付近
と接触し、わずかに持ち上げられることになった。 この現象は、ころの挙動にも影響し、軸受のスティック
スリップを減少させることができなかった。] (2)第9頁3行目の「動抵抗」を「摺動抵抗」と訂正
する。 以   上

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)転動体はクロスローラ方式に配列されたころであ
    り、 直線状の軌道溝を含む無限循環路を有するスライドユニ
    ットと、 外側面に軌道溝が形成された長尺状のトラックレールと
    を含み、 スライドユニットの軌道溝とトラックレール外側面上の
    軌道溝とは、相互に向かい合う様な位置に配置されてこ
    ろの無限循環路の負荷域を形成する、無限直線運動用こ
    ろ軸受において、 スライドユニット側の軌道溝の両端には、わずかに傾斜
    した逃げ溝が形成されており、 逃げ溝の角度が、軌道溝の角度よりも大きく形成され、
    そして 軌道溝と逃げ溝の境目に形成された境界線が、トラック
    レールの端面側から見てV字状に形成されており、該V
    字の頂点は逃げ溝側に向かつて突出している、 ことを特徴とする無限直線運動用ころ軸受。
  2. (2)軌道溝の両端に形成された逃げ溝の角度を2α、
    逃げ溝の傾斜角をθとすると、 tan α>1/cosθ が成立することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の無限直線運動用ころ軸受。
JP61167826A 1986-07-18 1986-07-18 無限直線運動用ころ軸受 Granted JPS6326417A (ja)

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JP61167826A JPS6326417A (ja) 1986-07-18 1986-07-18 無限直線運動用ころ軸受
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DE19873716024 DE3716024A1 (de) 1986-07-18 1987-05-14 Rollenlager fuer endlos geradlinige bewegung

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JPS6326417A true JPS6326417A (ja) 1988-02-04
JPH0361849B2 JPH0361849B2 (ja) 1991-09-24

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JP (1) JPS6326417A (ja)
DE (1) DE3716024A1 (ja)

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