JPS6326410Y2 - - Google Patents

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JPS6326410Y2
JPS6326410Y2 JP11535081U JP11535081U JPS6326410Y2 JP S6326410 Y2 JPS6326410 Y2 JP S6326410Y2 JP 11535081 U JP11535081 U JP 11535081U JP 11535081 U JP11535081 U JP 11535081U JP S6326410 Y2 JPS6326410 Y2 JP S6326410Y2
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damper
vibration motor
handle
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beater
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、鉄道線路の軌道の枕木下面の道床砂
利の突固めに使用するタイタンパの改良に関する
ものである。
従来のタイタンパは、第1図に示すように、ハ
ンドル1のほぼ中央部に、ポリウレタンゴム等の
弾性体で作られた支持軸2を取付け、ビータ3を
取付けた振動モータ4の上部軸受筐5に設けられ
た取付部6に、この支持軸2を嵌め込み、締付金
具7で支持軸2と振動モータ4を連結し、振動モ
ータ4の口出線8は支持軸2の貫通穴9からハン
ドル1の溝10を通り、スイツチ11を介して先
端に接栓12を取付けた電源接続用のケーブル1
3に接続されている。従つて、スイツチ11を入
切して振動モータ4を起動、停止させることがで
きる。また、振動モータ4の回転軸14の下端に
は不平衡錘15が取付けられ、回転軸14が回転
すると、不平衡錘15に遠心力が作用し、振動モ
ータ4及びこれに取付けられたビータ3を振動さ
せる。以上のような構成を有する従来のタイタン
パを使用して、鉄道線路の軌道の道床の突固めを
行う場合、スイツチ11を入れて振動モータ4を
起動させ、振動するビータ3を枕木下面の道床砂
利の中に突込むと、振動はビータ3を介して道床
砂利に伝達され、道床砂利の突固めを行うと共
に、支持軸2を介してハンドル1にも伝達され、
ハンドル1を把持して作業している作業者の手に
伝達される。この作業者の手に伝達される振動を
防振するために、支持軸2は、上述のようにポリ
ウレタンゴム等の弾性体で作られている。しか
し、支持軸2の弾性体は、線形ばね特性を有し、
ばね常数を小さくする程、防振効果は良くなる
が、タイタンパの操作上ばね常数を余り小さくさ
せることはできず、支持軸2に操作に支障がない
程度のばね常数を与えると、振動モータ4及びビ
ータ3より相当大きな振動がハンドル1を介して
作業者に伝達される。また、道床砂利の種類(玉
砂利、砕石、鉱滓又はこれ等の混合物等)、道床
の状態(新設道床、標準道床、固結道床等)によ
つて作業条件が変化しても、ばね常数を変化させ
ることができないので、作業条件の変化に追従で
きず、かつ作業者が枕木下面になるべく多くの道
床砂利を詰込み突固めるために、ビータ3を道床
砂利の中に深く挿入しようとして、ハンドル1で
ビータ3を下方に押付けながら、左右に回動させ
ると、支持軸2が圧縮されて弾性作用が無くな
り、ビータ3に作用する大きな振動が、また固結
道床の場合には、ビータ3に作用する衝撃的な振
動が、支持軸2、ハンドル1を介して作業者に伝
達されるので、作業者の疲労は増大し、長時間作
業には耐えられず、作業能率は低下するという欠
点があつた。
本考案は、以上の欠点を除去するためになされ
たもので、ハンドルと振動モータ取付部に、それ
ぞれ非線形ばね特性と減衰作用を有するダンパを
取付け、これ等のダンパを上部リンク及び下部リ
ンクより成るリンク機構で連結し、かつ、ハンド
ルと振動モータ間に摺動装置を設けたものであ
る。即ちハンドルに取付けられたダンパには上部
リンクの上端部を、振動モータ取付部に取付けら
れたダンパには、下部リンクの下端部を取付け、
ハンドルと振動モータ取付部をダンパを介してそ
れぞれ連結し、かつ、ハンドルと振動モータ間に
摺動装置を設けて道床突固め作業中、作業条件が
変化しても、ビータからハンドルを介して作業者
に伝達される大きな振動や衝撃的な振動を有効に
防振、緩衝できると共に、別にハンドルと振動モ
ータを、上下方向には摺動可能であるが、ハンド
ルの回動に対しては、ハンドルにより直接振動モ
ータを介してビータを回動できるようにして、上
述の防振、緩衝効果を損うことなく、容易にビー
タを枕木下面の道床砂利の中に深く挿入できるよ
うにしたタイタンパを提供するものである。
以下、本考案の一実施例を図面について詳細に
説明する。
第2図はダンパの斜視図、第3図は本考案の一
実施例のタイタンパの正面図、第4図は第3図の
矢視図、第5図は第3図の矢視図である。
第2図に示すように、本考案のタイタンパのダ
ンパ16は、外側ケーシング17、中心に角穴1
8を有する内側軸19及び外側ケーシング17と
内側軸19の間に挿入された複数個の円筒ゴム2
0(図には4個の場合が示してある)から構成さ
れている。いま、このダンパ16の外側ケーシン
グ17又は内側軸19に回転力が作用すると、円
筒ゴム20は、外側ケーシング17と内側軸19
の間で転がりながら圧縮され、非線形ばね特性を
示すと共に、円筒ゴム20と外側ケーシング17
の内面及び内側軸19の表面の間に摩擦による減
衰が作用する。従つて、円筒ゴム20の材質、大
きさ及び個数、内側軸19の形状等を変えて、そ
の非線形ばね特性を適当に選定すれば、作業条件
が変化しても、有効な防振、緩衝効果を得ること
ができるものである。
第3図において、本考案の一実施例のタイタン
パ21は、下部に突出させたビータ22を取付
け、口出線23を有する振動モータ24と、振動
モータ取付部25、ハンドル26と、リンク機構
27,27′と、摺動装置28とから構成されて
いる。
振動モータ取付部25は、振動モータ24を取
付ける取付座29,29′と、この取付座29,
29′の上端部にそれぞれ外側ケーシング30A,
30A′が溶接等で取付けられたダンパ30,3
0′から成つている。
ハンドル26は、作業者が手で把持してタイタ
ンパ21を操作するもので、ダンパ31,31′
の外側ケーシング31A,31A′に溶接等で取
付けられた中間筒32と、中間筒32の両側に取
付けられたダンパ31,31′の外側ケーシング
31A,31A′に溶接等で取付けられた把持部
33,34と、中間筒32に内蔵された振動モー
タ24の起動、停止用スイツチ35から成り、こ
のスイツチ35には、振動モータ24の口出線2
3と、先端に接栓36を取付けた電源接続用のケ
ーブル37がそれぞれ接続されている。
リンク機構27は、ダンパ30,49,50と
ダンパ31を介して、振動モータ取付部25とハ
ンドル26を連結するもので、第3図及び第4図
に示すように、上部リンク38及び下部リンク3
9から成つている。上部リンク38はリンク40
及びこれと対をなすリンク41から成り、このリ
ンク40,41の上端部は、ハンドル26に取付
けられたダンパ30の角穴42に嵌合する通しボ
ルト52と、座金53と、ナツト54によりダン
パ31に回動自在に取付けられている。また、リ
ンク40,41の下端部はバランスウエイト43
に固着されている。下部リンク39は、リンク4
5及びこれと対をなすリンク46から成り、この
リンク45及びリンク46の上端部には、それぞ
れ上部リンク38との連結用の穴47,48がバ
ランスウエイト43,44を貫通して設けられ、
通しボルト55と座金56とナツト54により上
部リンク38に回動自在に連結されている。ま
た、この下部リンク39の下端部はそれぞれダン
パ49,50の外側ケーシング49A,50Aに
溶接等で固着されている。また、この下部リンク
39の下端部に取付けられた左右のダンパ49,
50は、2個の間隔片58を介して振動モータ取
付部25の取付座29に固着されたダンパ30を
挾むように配置され、ダンパ30,49,50の
角穴等より成る連結用の穴を貫通する通しボルト
60、座金61及びナツト62により振動モータ
取付部29のダンパ30に連結されている。
リンク機構27′は、ダンパ30′,31′,4
9′,50′を介して、振動モータ取付部25とハ
ンドル26を連結するもので、第3図及び第5図
に示すように、リンク機構27と全く同じ構成を
有しているので、そのリンク機構27に対応する
部材は、リンク機構27の部材の参照番号に“,”
を付して示すものとする。
摺動装置28は、ハンドル26に一端を固定さ
れた継手63と、この継手63の他端に固着され
た中空軸64と、振動モータ24に一端に固着さ
れた継手65と、この継手65の他端に固着さ
れ、上下方向には中空軸64内を摺動可能に、回
動に対しては、ハンドル26により直接振動モー
タ24を介して、ビータ22を回動できるように
中空軸64と係合する内軸66から構成され、リ
ンク機構27,27′の下部リンク39,39′が
振動モータ取付部25のダンパ30,30′にダ
ンパ49,50,49′,50′を介して連結され
ているため、リンク機構27,27′の捩り剛性
が小さく、ハンドル26を回動させてビータ22
をこじる場合の操作性が悪いので、直接ハンドル
26の回動を振動モータ24を介してビータ22
に伝達するものである。また、中空軸64と内軸
66にはスプライン軸、角軸又はフエザーキーに
よる楔接手等を用いる。
また、継手65の取付位置が振動モータ24の
振動の節点の近傍にあるようにしておけば、振動
モータ24から摺動装置28を介してハンドル2
6に伝達される振動を非常に小さくすることがで
きる。
次に、以上の構成を有するタイタンパ21の作
用について説明する。
ケーブル37を接栓36を介して電源に接続
し、ハンドル26の把持部33,34を両手で把
持して、スイツチ35を閉じて、振動モータ24
を起動させ、振動するビータ22を軌道の枕木下
面の道床砂利の中に突込んで道床の突固めを行う
場合、通常、作業者は、ハンドル26の把持部3
4を押下げ、把持部33を持上げるようにし、か
つ、ハンドル26を回動させてこじりながらビー
タ22を道床砂利の中に突込むため、ハンドル2
6は第3図の矢印67の方向に回動し、下部リン
ク39,39′はそれぞれ矢印68,68′の方向
に、上部リンク38,38′はそれぞれ矢印69,
69′の方向に回動する。従つて、ダンパ30,
30′,31,31′,49,49′,50,5
0′には回転力が作用し、振動モータ24、ビー
タ22からの振動、衝撃は上述のように、ダンパ
30,30′,31,31′,49,49′,50,
50′により、それぞれ3段に防振、緩衝され、
ハンドル26の把持部33,34に伝達される振
動、衝撃は非常に小さくなる。また、ビータ22
が道床砂利の中に深く入り、その振動が拘束され
ても、道床が固結していてビータ22が衝撃的な
振動を行なつても、ダンパ30,30′,31,
31′,49,49′,50,50′の非線形ばね
特性を上述のようにして適当に選定しておけば、
ハンドル26を操作して、ハンドル26の回転角
を変えることにより、ダンパのばね常数を変える
ことができるので、ハンドル26の把持部33,
34に伝達される大きな振動や衝撃的な振動を防
振、緩衝することができる。
また、ビータ22を枕木下面の道床砂利の中に
深く挿入するためのハンドル26のこじり運動
は、防振、緩衝効果を損うことなく、摺動装置2
8を介して、直接ビータ22に伝達されるので、
操作性を非常に向上させることができる。
以上のように、本考案のタイタンパは、ハンド
ルと振動モータ取付部に、非線形ばね特性を有す
るダンパを取付け、上端部をハンドルに設けたダ
ンパに回動自在に取付けた上部リンクと、上端部
は上部リンクの下端部に回動可能に取付けられ、
下端部は、この下端部に固着されたダンパを振動
モータ取付部に取付けられたダンパをはさむよう
に配置し、この振動モータ取付部に取付けられた
ダンパに回動可能に取付けられた下部リンクより
なり、ビータ、振動モータからの振動、衝撃を3
段に防振、緩衝すると共に、ハンドルと振動モー
タを摺動装置を介して連結し、防振、緩衝作用を
損うことなくハンドルのこじり運動を摺動装置に
より直接振動モータに取付けられたビータに伝達
することができる。従つて、操作性は良く、道床
突固め作業中、作業条件が変わつても、ハンドル
の操作により、リンク機構を回動させてダンパの
ばね常数を変え、ビータ、振動モータからリンク
機構を介してハンドルに伝達される大きな振動や
衝撃を有効に防振、緩衝することができるので、
作業者の疲労は減少し、長時間作業も可能で、か
つ作業能率が増大する等その効果は大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のタイタンパ正面図、第2図はダ
ンパの斜視図、第3図は本考案の一実施例の正面
図、第4図は第3図の矢視図、第5図は第3図
の矢視図である。 16……ダンパ、21……タイタンパ、22…
…ビータ、24……振動モータ、25……振動モ
ータ取付部、26……ハンドル、27,27′…
…リンク機構、28……摺動装置、29,29′
……取付座、30,30′,31,31′,49,
49′,50,50′……ダンパ、38……上部リ
ンク、39……下部リンク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下方を突出させてビータを取付けた振動モータ
    と;この振動モータを取付け、上部に、外側ケー
    シングと、この外側ケーシング内に複数個の円筒
    ゴムを介して保持された取付穴を有する内側軸と
    からなるダンパの外側ケーシングを取付けた1対
    の振動モータ取付部と;2個のダンパを取付けた
    操作用のハンドルと;上端部を前記ハンドルに設
    けたダンパの内側軸に連結した上部リンクと、上
    端部は前記上部リンクの下端部に回動可能に取り
    付けられ、下端部は左右各1個のダンパの外側ケ
    ーシングに取付けられ、この左右、各1個のダン
    パを前記振動モータ取付部に取付けられたダンパ
    をはさむように配置して、各ダンパの内側軸を回
    動可能に連結した下部リンクとからなる2組のリ
    ンク機構と;前記ハンドルに固着された継手を介
    して設けられた中空軸と、この中空軸に挿入さ
    れ、前記振動モータに固着された継手を介して設
    けられた内軸とからなる摺動装置とから構成され
    たことを特徴とするタイタンパ。
JP11535081U 1981-08-04 1981-08-04 タイタンパ Granted JPS5821004U (ja)

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JP11535081U JPS5821004U (ja) 1981-08-04 1981-08-04 タイタンパ

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JP11535081U JPS5821004U (ja) 1981-08-04 1981-08-04 タイタンパ

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JPS5821004U JPS5821004U (ja) 1983-02-09
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5958880U (ja) * 1982-10-06 1984-04-17 富士電機株式会社 硬貨処理装置の硬貨収容機構
JP5898368B1 (ja) * 2015-10-17 2016-04-06 有限会社功和工業 道床崩し工法
PL3768893T3 (pl) * 2018-07-25 2023-06-05 Robel Bahnbaumaschinen Gmbh Wibracyjna maszyna podbijająca do zagęszczania podłoża tłuczniowego toru kolejowego

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JPS5821004U (ja) 1983-02-09

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