JPS6326312Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6326312Y2 JPS6326312Y2 JP19214283U JP19214283U JPS6326312Y2 JP S6326312 Y2 JPS6326312 Y2 JP S6326312Y2 JP 19214283 U JP19214283 U JP 19214283U JP 19214283 U JP19214283 U JP 19214283U JP S6326312 Y2 JPS6326312 Y2 JP S6326312Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hold
- palate
- present
- curved surface
- bottom wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 210000003254 palate Anatomy 0.000 claims description 17
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 4
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 2
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 9
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 2
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 2
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 239000010779 crude oil Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000003209 petroleum derivative Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Sheet Holders (AREA)
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は艙口蓋に関する、更に詳しくは四周の
竪壁とその下端に接続される底壁とを備えた艙口
蓋に関する。
竪壁とその下端に接続される底壁とを備えた艙口
蓋に関する。
撒積運搬船など大型の艙口蓋を備えた船艙に原
油、石油製品などの液体貨物もしくはバラストを
積載するときは、荒天航行時に艙内液体の運動に
基く動圧が艙口蓋に加えられクリートなどの締付
機構を離脱させるのみならず艙口蓋自体に損傷を
起すことがある。航海中に損傷を起した大型の艙
口蓋は艙口縁材から落下し船体に損傷を加えるこ
とも考えられ又荷油積載の場合は海洋を汚染する
ことにもなり極めて危険である。従つて、この種
の艙口蓋は、荒天航行時の艙内液体の運動に基く
動圧に影響されない形状、構造のものとすること
が肝要である。本考案は撒積運搬船の艙口に取付
けられる艙口蓋などの如き艙内に積載された液体
により動圧を加えられる艙口蓋に起るこのような
問題の解決に役立つものである。
油、石油製品などの液体貨物もしくはバラストを
積載するときは、荒天航行時に艙内液体の運動に
基く動圧が艙口蓋に加えられクリートなどの締付
機構を離脱させるのみならず艙口蓋自体に損傷を
起すことがある。航海中に損傷を起した大型の艙
口蓋は艙口縁材から落下し船体に損傷を加えるこ
とも考えられ又荷油積載の場合は海洋を汚染する
ことにもなり極めて危険である。従つて、この種
の艙口蓋は、荒天航行時の艙内液体の運動に基く
動圧に影響されない形状、構造のものとすること
が肝要である。本考案は撒積運搬船の艙口に取付
けられる艙口蓋などの如き艙内に積載された液体
により動圧を加えられる艙口蓋に起るこのような
問題の解決に役立つものである。
本考案の目的は、艙内に積載した荷油、バラス
トなどの液体が荒天航海時に運動するとき艙口蓋
下面に加えられる衝撃を減殺して受け止め損傷を
防止することのできる艙口蓋を得ることにある。
トなどの液体が荒天航海時に運動するとき艙口蓋
下面に加えられる衝撃を減殺して受け止め損傷を
防止することのできる艙口蓋を得ることにある。
本考案によれば、四周の竪壁の下縁よりも0.10
〜0.06B(ただしBは艙口縁材の幅)だけ高いレ
ベルに置かれ、周辺部分(四周又は両側部)を半
径0.10〜0.06Bの弧状断面を有する細長い曲面5
を介し対向する竪壁の下縁に設けられた面板11
に接続させる底壁2を備えていることを特徴とす
る艙口蓋が得られる。
〜0.06B(ただしBは艙口縁材の幅)だけ高いレ
ベルに置かれ、周辺部分(四周又は両側部)を半
径0.10〜0.06Bの弧状断面を有する細長い曲面5
を介し対向する竪壁の下縁に設けられた面板11
に接続させる底壁2を備えていることを特徴とす
る艙口蓋が得られる。
さて、本考案の艙口蓋の実施例を図面について
説明すると次の如くである。
説明すると次の如くである。
図面を参照するに、撒積運搬船の貨物艙8と、
その上端に位置する艙口縁材6に取付けられた本
考案の艙口蓋10とが示されている。艙口の側部
縁材(サイド・コーミング)6は艙内縦隔壁7と
同一の竪平面内に置かれ、艙口縁材6の幅Bは貨
物艙8の幅と同一になつている。従つて、貨物艙
8内の液体の動静は端的且つ直接に艙口蓋に影響
する。
その上端に位置する艙口縁材6に取付けられた本
考案の艙口蓋10とが示されている。艙口の側部
縁材(サイド・コーミング)6は艙内縦隔壁7と
同一の竪平面内に置かれ、艙口縁材6の幅Bは貨
物艙8の幅と同一になつている。従つて、貨物艙
8内の液体の動静は端的且つ直接に艙口蓋に影響
する。
本考案の艙口蓋10は頂板1、両側の竪壁3
p,3s、前後両端の竪壁3f,3a、ならびに
底壁2を備えた比較的扁平なポンツーン型のもの
であつて、底壁2が竪壁3p,3s,3f,3a
の下端のレベルXXよりも0.01〜0.06Bだけ高いレ
ベルに置かれている。底壁2の4枚の竪壁3f,
3p,3a,3sのそれぞれに対向する縁部は
0.10〜0.06Bの半径を有する1/4円周を断面とする
曲面と成され、曲面の下縁が竪壁3p,3s,3
f,3aの下端のレベルに到達している。各竪
壁、例へば3sはその下縁とこれに対向する曲面
5の下縁との間に帯状の長い面板11を備えてい
る。面板11は艙口縁材6の水平頂板12に対向
する位置に置かれ、水平頂板12上のコンプレツ
シヨン・バーに圧接されるガスケツト(図示せ
ず)を備えている。図示されていないが艙口蓋1
0の頂板1と底壁2との間には種々の縦通材及び
横置材が所定の間隔で配列されている。
p,3s、前後両端の竪壁3f,3a、ならびに
底壁2を備えた比較的扁平なポンツーン型のもの
であつて、底壁2が竪壁3p,3s,3f,3a
の下端のレベルXXよりも0.01〜0.06Bだけ高いレ
ベルに置かれている。底壁2の4枚の竪壁3f,
3p,3a,3sのそれぞれに対向する縁部は
0.10〜0.06Bの半径を有する1/4円周を断面とする
曲面と成され、曲面の下縁が竪壁3p,3s,3
f,3aの下端のレベルに到達している。各竪
壁、例へば3sはその下縁とこれに対向する曲面
5の下縁との間に帯状の長い面板11を備えてい
る。面板11は艙口縁材6の水平頂板12に対向
する位置に置かれ、水平頂板12上のコンプレツ
シヨン・バーに圧接されるガスケツト(図示せ
ず)を備えている。図示されていないが艙口蓋1
0の頂板1と底壁2との間には種々の縦通材及び
横置材が所定の間隔で配列されている。
本考案の艙口蓋10の底壁2の四周に設けられ
た弧状断面を有する曲面5は荒天航海時に艙内で
運動する液体により艙口蓋下面に加えられる衝撃
を減殺することは実験により確認されている。積
荷の状況、波浪の週期などの条件により曲面5の
効果はかなり相違するが、最も都合よく作動する
場合には艙内液体の運動に基く衝撃の減殺が30%
に達することがある。
た弧状断面を有する曲面5は荒天航海時に艙内で
運動する液体により艙口蓋下面に加えられる衝撃
を減殺することは実験により確認されている。積
荷の状況、波浪の週期などの条件により曲面5の
効果はかなり相違するが、最も都合よく作動する
場合には艙内液体の運動に基く衝撃の減殺が30%
に達することがある。
以上に示す如く、本考案の装置によれば艙内液
体の運動に基く衝撃を確実に減殺することができ
るから艙口蓋自体ならびにクリートなどの附帯設
備を軽量化し製造原価を節減することができる。
体の運動に基く衝撃を確実に減殺することができ
るから艙口蓋自体ならびにクリートなどの附帯設
備を軽量化し製造原価を節減することができる。
本考案の艙口蓋はポンツーン型に限らず、エン
ド・ローリング型、サイド・ローリング型などを
はじめ各種の艙口蓋に使用することができる。
ド・ローリング型、サイド・ローリング型などを
はじめ各種の艙口蓋に使用することができる。
添付図面は本考案の装置を示す断面図である。
1……頂板、2……底壁、3p,3s,3a,
3f……竪壁、5……曲面、6……艙口縁材、7
……縦隔壁、8……貨物艙、9……船体、10…
…本考案の装置、11……面板、12……艙口縁
材の水平頂板。
3f……竪壁、5……曲面、6……艙口縁材、7
……縦隔壁、8……貨物艙、9……船体、10…
…本考案の装置、11……面板、12……艙口縁
材の水平頂板。
Claims (1)
- 四周の竪壁の下縁よりも0.10〜0.06B(ただしB
は艙口縁材の幅)だけ高いレベルに置かれ、周辺
部分を半径0.10〜0.06Bの弧状断面を有する細長
い曲面5を介し対向する竪壁の下縁に設けられた
面板11に接続させる底壁2を備えていることを
特徴とする艙口蓋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19214283U JPS60100292U (ja) | 1983-12-15 | 1983-12-15 | 艙口蓋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19214283U JPS60100292U (ja) | 1983-12-15 | 1983-12-15 | 艙口蓋 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60100292U JPS60100292U (ja) | 1985-07-08 |
JPS6326312Y2 true JPS6326312Y2 (ja) | 1988-07-18 |
Family
ID=30413577
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19214283U Granted JPS60100292U (ja) | 1983-12-15 | 1983-12-15 | 艙口蓋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60100292U (ja) |
-
1983
- 1983-12-15 JP JP19214283U patent/JPS60100292U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60100292U (ja) | 1985-07-08 |
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