JPS63261532A - 磁気デイスク媒体における潤滑膜の形成方法及びその装置 - Google Patents

磁気デイスク媒体における潤滑膜の形成方法及びその装置

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JPS63261532A
JPS63261532A JP62095226A JP9522687A JPS63261532A JP S63261532 A JPS63261532 A JP S63261532A JP 62095226 A JP62095226 A JP 62095226A JP 9522687 A JP9522687 A JP 9522687A JP S63261532 A JPS63261532 A JP S63261532A
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JP
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magnetic disk
disk medium
lubricant
slider
frictional force
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JP62095226A
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Yuichi Otani
大谷 祐一
Sunao Yonekawa
直 米川
Shuichi Sugawara
秀一 菅原
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、磁気ディスク装置に使用される磁気ディスク
媒体において、磁気デ′イスク媒体の表面に塗布される
潤滑膜の形成方法及びその装置に関するものである。
〔従来の技術〕
前記の如き磁気ディスク媒体は1回転時、その表面に記
録再生用の磁気ヘッドが吸着される現象が起るのを防止
する為、潤滑膜を塗布することが公知であり1例えば特
開昭56−22222号公報、同じ< 57−9493
2号公報に示される従来技術がある。
特開昭56−22222号公報のものは、回転する磁気
ディスク媒体面に、噴射ノズルから一定量の潤滑剤を射
出させ、該噴射ノズルを磁気ディスク媒体の半径方向に
移動させることにより、磁気ディスク媒体面に対し潤滑
剤を均一に塗布するように構成されている。
一方、特開昭57−94932号公報のものは、磁気デ
ィスク媒体に潤滑剤を塗布するに際し、磁気ディスク媒
体の磁性層の膜厚を測定し、その測定された磁性層の膜
厚の差によって、磁気ディスク媒体の潤滑剤への浸漬時
間を調整するように構成されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、上記に示す従来技術は、何れも磁気ディスク
媒体の表面形状に微妙な差異が生じていることから、磁
気ディスクの両面と磁気ヘッドとの間では摩擦力が異な
るという点について配慮されていない。
即ち、磁気ディスク媒体には、略一様の粒子からなる磁
性層が塗布されているが、精緻に調べると表面と裏面と
では塗布された磁性層の表面粗さに差が生じることが多
く、しかも表面と裏面とではうねり等の変形の度合いが
異なるので、表面形状に微妙な差異が生じる。
そのため、磁気ディスク媒体に従来技術の如く潤滑膜が
形成されていても、磁気ディスク媒体の表裏両面におい
てはこれと磁気ヘッドとの間に起こる摩擦力に差異が生
じるので、潤滑膜の機能が低下し、磁気ヘッドが磁気デ
ィスク媒体に吸着されたり、ヘッドクラッシュが起こる
問題がある。
本発明の目的は、上記事情に鑑み、′6J&気ディスク
媒体の両面の夫々に差異が生じても、良好な潤滑膜を形
成することができ、磁気ヘッドの磁気ディスク媒体への
吸着やヘッドクラッシュが起るのを防ぎ得る磁気ディス
ク媒体における潤滑膜の形成方法を提供することにあり
、他の目的は上記方法を的確に実施し得る磁気ディスク
媒体における潤滑膜の形成装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の1番目の発明は、回転する磁気ディスク媒体に
潤滑膜形成用の潤滑剤を塗布すると共に、該潤滑剤の塗
布中に前記磁気ディスク媒体面に磁気ヘッドとしてのス
ライダを一定の力で押し付けて、該スライダと磁気ディ
スク媒体面間に生じる摩擦力を測定し、該測定中の摩擦
力が、予め定められた実装許容摩擦力範囲内に入った時
点で、前記潤滑剤の塗布を停止させ、磁気ディスク媒体
面に該磁気ディスク媒体の両面の夫々の表面形状に応じ
て潤滑膜を形成するようにしている。
また、本発明の2番目の発明は、磁気ディスク媒体を回
転させる駆動手段と、磁気ディスク媒体に潤滑膜形成用
の潤滑剤を塗布する塗布ノズル装置と、磁気ヘッドとし
てのスライダと、該スライダを磁気ディスク媒体面に一
定の力で押し付ける押し付け機構と、塗布ノズル装置の
磁気ディスク媒体面への塗布中に、前記スライダが磁気
ディスク媒体面に押し付けた時点で、スライダと磁気デ
ィスク媒体面間に生じる摩擦力を測定する測定部と、該
測定部による測定中の摩擦力が、予め定められた実装許
容摩擦力範囲内に入った時点で、前記塗布ノズル装置に
よる潤滑剤の塗布を停止させ。
磁気ディスク媒体面に該磁気ディスク媒体の面の夫々の
表面形状に応じ潤滑膜を形成する制御手段とを備えてい
る。
〔作用〕
スライダを磁気ディスク媒体の両面の夫々に一定の力で
押し付けておき、その磁気ディスク媒体を回転させ、か
つ該回転する磁気ディスク媒体両面の夫々に潤滑剤を塗
布する。
前記潤滑剤の塗布中、磁気ディスク面とスライダ間に生
じる摩擦力を測定し、その摩擦力が、予め定められた実
装許容摩擦力範囲内に入ると、潤滑剤の磁気ディスク媒
体への塗布を停止させるので、磁気ディスク媒体両面の
夫々の表面形状に応じ潤滑膜を形成することができる。
本発明の1番目の発明では、前述の如く、磁気ディスク
媒体面とスライダ間に生じる摩擦力が、実装許容摩擦力
範囲内に入ると、潤滑剤の磁気ディスク媒体への塗布を
停止させ、磁気ディスク媒体両面の夫々の表面形状に応
じた潤滑膜を形成するので、磁気ディスク媒体両面の夫
々の表面形状に差異が生じても、それに拘らず略一様の
摩擦力を得ることができ、しかも、その摩擦力が実装許
容摩擦力範囲内であることによって磁気ディスク媒体に
スライダが吸着されたり、ヘッドクラッシュが起きたり
するのを防止し得る。従って1.磁気ディスク媒体に形
成された潤滑膜には本来の機能を良好に持たせることが
できる結果、高品質の磁気ディスク媒体を製造し得る効
果がある。
また、本発明の2番目の発明は、磁気ディスク媒体を回
転させる駆動手段と、磁気ディスク媒体に潤滑膜形成用
の潤滑剤を塗布する塗布ノズル装置と、磁気ヘッドとし
てのスライダと、該スライ ダを磁気ディスク媒体面に
一定の力で押し付ける押し付け機構と、塗布ノズル装置
の磁気ディスク媒体面への塗布中に、前記スライダが磁
気ディスク媒体面に押し付けた時点で、スライダと磁気
ディスク媒体面間に生じる摩擦力を測定する測定部と、
該測定部による測定中の摩擦力が、予め定められた実装
許容摩擦力範囲内に入った時点で、前記塗布ノズル装置
による潤滑剤の塗布を停止させ、磁気ディスク媒体面に
該磁気ディスク媒体の面の夫々の表面形状に応じ潤滑膜
を形成する制御手段とを備えているので、上記1番目の
発明を的確に実施し得る。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を第1図乃至第5図により説明す
る。第1図は本発明方法を実施する為の潤滑膜形成装置
の第1の実施例を示す全体図、第2図は摩擦力と塗布時
間の関係を示す説明図、第3図は摩擦力と磁気ディスク
媒体の表面粗さとの関係を示す特性図、第4図は摩擦力
と磁気ディスク媒体の潤滑膜膜厚の関係を示す説明図で
ある。
本発明方法を実施する為の潤滑膜形成装置の実施例は一
1大別すると、磁気ディスク1用の駆動手段2と、塗布
ノズル装置3と、磁気ヘッドとじてのスライダ4と、押
し付け機構5と、測定部10と、制御手段20とを備え
て構成されている。
具体的に述べると、前記駆動手段2は、モータで構成さ
れていて、該モータの出力軸に装着された保持具21を
有し、該保持具21が磁気ディスク媒体(以下、単にデ
ィスクと略称す)1を挟み込んで保持し、前記モータに
よって駆動することにより、ディスク1を軸周りに回転
させるようにしている。その際、ディスクlの回転数は
記録再生時の回転数と同じにするのが望ましい。
前記塗布ノズル装置3は、磁性膜を形成する潤滑剤30
としての潤滑剤溶液31及びN2ガス32と、それら潤
滑剤溶液31及びN2ガス32の夫々に弁34゜35を
介して各々連結され、かつ各々がディスク1の両面に向
かって磁性剤30を噴射、塗布するノズル33とを有し
、ディスク1の回転時、弁34.35を開けてノズル3
3に潤滑剤溶液31及びN2ガス32を供給し、ノズル
33が潤滑剤30をディスク1の両面に夫々塗布するこ
とにより、潤滑膜を形成するようにしている。
前記スライダ4は、磁気ヘッドと同様の材質。
形状のもので構成されており、後述する押し付け機構5
に支持されている。
前記押し付け機ia5は、スライダ4を一端部に支持し
た板状のばね6と、該ばね6の他端部を固定した固定部
7とを有し、該固定部7を支点とするばね6の弾性力に
より、スライダ4をディスク1両面の夫々に対し一定の
力で押し付けるようにしている。また、前記押し付け機
構5は、固定部7に後述する板ばねを介して連結された
コイル8と、そのコイル8と向い合う位置に設置された
永久磁石9とで構成されるボイスコイルモータを有し、
永久磁石9とコイル8間で磁気回路を構成してコイル8
が往復移動することにより、スライダ4をディスク1の
半径方向に走査させるようにしている。
前記測定器10は、前記押し付け機構5の固定部7及び
コイル8間に互に平行に架装され、かつ2本1組とする
2組の平行ばね11と、該各組の平行ばね11に装着さ
れた歪ゲージ12とを有し1回転するディスク1に塗布
ノズル装置3によって潤滑剤30を塗布しているとき、
押し付け機構5によってスライダ4がディスク1面に一
定の力で押し付けたとき、°前記平行ばね11がディス
ク1面とスライダ4間に生じる摩擦力で変形し、その変
形量を前記歪ゲージ12が検出することにより、ディス
ク1面とスライダ4間の摩擦力を検出するようにしてい
る。
前記制御手段20は、その入力側が摩擦力監視部21を
介し測定部10の歪ゲージ12に接続され、その出力側
が塗布ノズル装置3の弁34.35及び駆動制御部22
に接続されている。
そして、前記制御手段20は、測定部lOによるディス
ク1面とスライダ4間の摩擦力が摩擦力監視部21を通
して入力されると、その摩擦力が予め定められた実装許
容摩擦力範囲FOK内に達した時点で、前記塗布ノズル
装置3の弁34.35を閉じてディスク1に対する潤滑
剤30の塗布を停止させることにより、ディスク1両面
の夫々に応じて潤滑膜の塗布時間を制御するようにして
いる。
二こで、前記実装許容摩擦力範囲F、には、以下に述べ
る2つのことを考慮して設定されている。
その1つは、ディスク1両面の夫々に実際に形成された
潤滑膜の膜厚が一様の場合、ディスク1面とスライダ4
間に生じる摩擦力Fは、第3図に示すように、ディスク
1の磁性層の表面粗さRaに左右され、該表面粗さRa
が小さいほど大きくなる。
もう1つは、第4図に示すように、ディスク1に形成さ
れた潤滑膜の膜厚Aの変化に対し、前記摩擦力Fと、デ
ィスク1のスライダ4に対する摺動強度Nとが変化し、
潤滑膜の膜厚Aの増加に伴ない摩擦力Fと摺動強度Nと
が増加する傾向がある。
しかし、潤滑膜の膜厚Aが厚過ぎると、摩擦力Fが大き
くなり、スライダ4がディスク1に吸着され、ヘッドク
ラッシュ現象が起こるので、それが起きない程度に前記
実装許容摩擦力範囲FOKの上限を第4図に示す曲線f
上のF MAx点以下とし、一方、潤滑膜の膜厚Aが薄
過ぎると、摺動強度Nが小さく、ディスク1の耐久性が
低下するので、摺動強度Nを同図に示す曲線n上のNM
INMAx点以下、該NMIN点における潤滑膜の膜厚
位置Bを曲線f上に倒させ、その曲線f上の対応する点
1”MIN以上を前記実装許容摩擦力範囲F、にの下限
として設定する。即ち、実装許容摩擦力範囲FOにとは
、実際に形成された潤滑膜の膜厚Aの変化に対する摩擦
力Fと、摺動強度Nとの関係から、第4図に斜線で示す
如く、曲if上のFMIN点及びF MAx点間に設定
されている。
なお、前記駆動制御部22は駆動手段22.押し付け機
構5.塗布ノズル装e3を予めプログラムされた順序に
従って制御するようにしている。
次に、実施例の潤滑膜形成装置の動作に舅連して本発明
方法の一実施例を述べる。
まず、押し付け機構5によりスライダ4をディスク1の
両面の夫々に一定の力で押し付けておき、そのディスク
1を駆動手段によって回転させ、かつ該回転するディス
ク1両面の夫々に塗布ノズル装置3が潤滑剤30を塗布
する。
前記潤滑剤30の塗布中、測定部10がディスク1面と
スライダ4間に生じる摩擦力Fを測定すると、該測定結
果を制御手段20が監視する。制御手段20は、測定部
10による摩擦力Fが予め定められた実装許容摩擦力範
囲FOK内に入ると、塗布ノズル装置3によるディスク
1への潤滑剤30の塗布を停止させて、ディスク1両面
の夫々に応じ潤滑剤30の塗布時間を制御する。
その結果、ディスク1両面の夫々にはその両面に応じた
所望膜厚の潤滑膜が形成されることになるので、ディス
ク1両面の夫々の表面形状に差異が生じても、それに拘
らず略一様の摩擦力を得ることができる。しかも実装許
容摩擦力範囲FOKが、実際に潤滑膜が形成されたとき
の摩擦力Fとディスク1の摺動強度Nとの関係を考慮し
て設定されているので、ディスク両面の夫々に形成され
た潤滑膜は、ディスク面にスライダ4が吸着され、ヘッ
ドクラッシュが起きたり、またディスク1の摺動強度が
低下すること等を防止できる。従って、ディスク1に形
成された潤滑膜には本来の機能を良好に持たせることが
できる。
なお、本発明方法の実施例では、まずスライダ4をディ
スク1面に押し付けた後、そのディスク1を回転させて
潤滑膜剤30を塗布する例を示したが、本発明の方法に
おいては、回転するディスク面にスライダ4を押し付け
ても良く、要は、回転するディスク1に潤滑膜剤30を
塗布しているとき、ディスク1面とスライダ4間に生じ
る摩擦力Fを測定し得る工程順であれば良い。
また、本発明装置の実施例では、スライダ4として磁気
ディスク装置に実装される磁気ヘッドと同様のものを用
いた例を示したが、測定部10がディスク1面とスライ
ダ4間の摩擦力Fをより高精度に測定し得るよう実装さ
れる磁気ヘッドと異なるものでも良い、さらに、本発明
装置においては、押し付け機構5.測定部10.制御手
段20の具体例は図示例に限定されるものではなく、要
は所期の機能を有すれば良い。
第5図は本発明装置を適用した潤滑膜の形成工程を示す
概略図である。
この場合、媒体搬送部23により第1潤滑膜形成部24
にディスクを搬送し、該ディスク1の両面の夫々に、塗
布、浸漬、スパッタリング等によって潤滑膜を形成する
0次いで、ディスク1を媒体搬送部23により第1N定
部25に搬送し、第1測定部25でディスク1とスライ
ダ4間に生じる摩擦力を測定する。その結果、ディスク
面とスライダ間の摩擦力が、予め定められている実装許
容摩擦力範囲内にあれば、そのディスクを図示しない次
の′工程に搬送し、また実装許容摩擦力範囲外にあれば
媒体搬送部23により第2潤滑膜形成部26にディスク
を搬送し、そこでディスクの潤滑膜の膜厚を補正し、そ
の後、補正したディスクを媒体搬送部23によりさらに
第2測定部に搬送して、第1測定部15と同様にチェッ
クする。
ここで摩擦力の合格率が大きい場合、第1潤滑膜形成部
24と第1測定部25だけで第2潤滑膜形成部26以下
はなくてもよい、また上記合格率が小さい場合、第3潤
滑膜形成部、第3摩擦力測定部を設けてもよい。
〔発明の効果〕
以上述べたように1本゛発明方法によれば、回転する磁
気ディスク媒体に潤滑膜形成用の潤滑剤を塗布すると共
に、該潤滑剤の塗布中に前記磁気ディスク媒体面に磁気
ヘッドとしてのスライダを一定の力で押し付けて、該ス
ライダと磁気ディスク媒体面間に生じる摩擦力を測定し
、該測定中の摩擦力が、予め定められた実装許容摩擦力
範囲内に入った時点で、前記潤滑剤の塗布を停止させ、
磁気ディスク媒体面に該磁気ディスク媒体の両面の夫々
の表面形状に応じて潤滑膜を形成するようにしたので、
ディスク媒体両面の夫々の表面形状に差異が生じても、
それに拘らず略一様の摩擦力を得ることができ、ディス
ク媒体両面に形成された潤滑膜に本来の機能を良好に持
たせることができる結果、スライダと磁気ディスク媒体
の吸着障害及びヘッドクラッシュ障害の起きない高品質
の磁気ディスク媒体を製造し得る効果がある。
また、本発明装置によれば、磁気ディスク媒体を回転さ
せる駆動手段と、磁気ディスク媒体に潤滑膜形成用の潤
滑剤を塗布する塗布ノズル装置と。
磁気ヘッドとしてのスライダと、該スライダを磁気ディ
スク媒体面に一定の力で押し付ける押し付け機構と、塗
布ノズル装置の磁気ディスク媒体面への塗布中に、前記
スライダが磁気ディスク媒体面に押し付けた時点で、ス
ライダと磁気ディスク媒体面間に生じる摩擦力を測定す
る測定部と、該測定部による測定中の摩擦力が、予め定
められた実装許容摩擦力範囲内に入った時点で、前記塗
布ノズル装置による潤滑剤の塗布を停止させ、磁気ディ
スク媒体面に該磁気ディスク媒体の面の夫々の表面形状
に応じて潤滑膜を形成し得る制御手段とを備えて構成し
たので、上記方法を的確に実施し得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法を実施するための潤滑膜形成装置の
第1の実施例を示す全体図、第2図は摩擦力と塗布時間
の関係を示す説明図、第3図は摩擦力と磁気ディスク媒
体の表面粗さとの関係を示す特性図、第4図は潤滑膜膜
厚における摩擦力と摺動強度との関係を示す説明図、第
5図は本発明装置を適用した潤滑膜の形成工程を示す概
略図である。 1・・・磁気ディスク媒体、2・・・駆動手段、3・・
・塗布ノズル装置、30・・・潤滑剤、33・・・ノズ
ル、 34.35・・・弁、4・・・スライダ、5・・
・押し付け機構、10・・・測定部、11・・・平行ば
ね、12・・・歪ゲージ、20・・・制御手段。 代理人弁理士  秋  本  正  実第1図 1 磁気′島又7稈缶    121ケージ。 2紐th手段  20例a’手段 34〉午ノス・ル襲夏     30  ノL賞剣4 
スブ1り′°       33 ノ kル5WL付寸
礎楕−34,35弁 IQ  i’twIL郁 11  耳打1寥・私 第2図 第3図 第4図 第5図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、回転する磁気ディスク媒体に潤滑膜形成用の潤滑剤
    を塗布すると共に、該潤滑剤の塗布中に前記磁気ディス
    ク媒体面に磁気ヘッドとしてのスライダを一定の力で押
    し付けて、該スライダと磁気ディスク媒体面間に生じる
    摩擦力を測定し、該測定中の摩擦力が予め定められた実
    装許容摩擦力範囲内に入った時点で、前記潤滑剤の塗布
    を停止させ、磁気ディスク媒体面に該磁気ディスク媒体
    の両面の夫々に応じて潤滑膜を形成することを特徴とす
    る磁気ディスク媒体における潤滑膜の形成方法。 2、磁気ディスク媒体を回転させる回転手段と、磁気デ
    ィスク媒体に潤滑膜形成用の潤滑剤を塗布する塗布ノズ
    ル装置と、磁気ヘッドとしてのスライダと、該スライダ
    を磁気ディスク媒体面に一定の力で押し付ける押し付け
    機構と、塗布ノズル装置の磁気ディスク媒体面への塗布
    中に、前記スライダが磁気ディスク媒体面に押し付けた
    時点で、スライダと磁気ディスク媒体面間に生じる摩擦
    力を測定する測定部と、該測定部による測定中の摩擦力
    が、予め定められた実装許容摩擦力範囲内に入った時点
    で、前記塗布ノズル装置による潤滑剤の塗布を停止させ
    、磁気ディスク媒体面に該磁気ディスク媒体両面の夫々
    の表面形状に応じて潤滑膜を形成し得る制御手段とを備
    えていることを特徴とする磁気ディスク媒体における潤
    滑膜の形成装置。
JP62095226A 1987-04-20 1987-04-20 磁気デイスク媒体における潤滑膜の形成方法及びその装置 Pending JPS63261532A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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