JPS61284867A

JPS61284867A - ヘツド支持装置

Info

Publication number: JPS61284867A
Application number: JP12653585A
Authority: JP
Inventors: Tadahiro Miura; 三浦　忠弘
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1985-06-11
Filing date: 1985-06-11
Publication date: 1986-12-15

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明はパーソナルコンピュータ等の外部記憶装置とし
てのフロッピーディスク、駆動装置（ＦＤＤ装置）等に
使用する磁気記録再生用のヘッド支持装置に関する。

従来の技術第３図、第４図、第５図に従来の両面ＦＤＤ装置の磁気
記録再生用ヘッド（以下Ｒ／Ｗヘッド〕の支持装置の１
例を示す。（１）はサイドＯ側ヘッドであり、磁気記録
媒体であるフロッピーディスク（４）に接触させるため
の磨かれた平面（１ａ）を有する。（２）はジンバルバ
ネであり最内枠（２ｂ）でサイドＯ側ヘッド（１）を支
え、外枠（２ａ）がキャリッジ（３）に支えられている
。キャリッジ（３）はガイド（５ａ）、（５ｂ）により
ＦＤＤ装置の構造体（図示せず）によりフロッピーディ
スク（４）の回転中心との相対位置関係が定められてお
り、矢印Ｂに示す直線方向に自由度を残し拘束されてい
る。

０１）はサイド１側ヘツドで、サイド０側ヘツド（１）
と同様にジンバルバネａｚを介してアーム（７）に取付
けられている。

アーム（７）はキャリッジ（３）におさえ部品（８）で
はさみつけられたロールピボット（６）トヘッドロード
スプリング（９）により矢印りの方向にのみ自由度を残
し、キャリッジ（３）に拘束されている０第５図は第３
図、第４図のサイドＯ側ヘッド（１）並びにジンバルバ
ネ（２）の詳細図である。Ｌｌ、　Ｌ２ハ回転軸であシ
、この回転軸Ｌｌ、　Ｌ２はサイトＯ側ヘッドをフロッ
ピーディスク（４）の接線移動方向に対しローリング方
向の回転自由度を与え、ねじりばねの効果をも有してい
る。８１．８２は回転軸であり、この回転軸８１．８２
は、フロッピーディスク（４）の接線移動方向に対しピ
ッチング方向の回転自由度を与え、Ｌｌ、Ｌ２同様ねじ
りばねの効果も有している。ヘッドの平坦面と二つの回
転軸の関係は、ヘッド平坦面のジンバル上への投影面の
外接長方形の中心に回転軸を置いである０又フロッピーディスク（４）は比較的温湿度に対して安
定で厚さの均一なプラスチックフィルムの片面、又は両
面に磁性体粉末を主体とするコーティングが施され、更
に表面をラップ仕上げされた磁記紀録媒体である。

次に上記従来例の動作について説明する。第４図におい
て、フロッピーディスク（４）が回転中心Ｅを軸として
一定速度で回転している状態で、サイドＯ側ヘッド（１
）、サイド１側ヘツドＯＤによって圧縮ばねであるヘッ
ドロードスプリング（９）の働きにより、両面からはさ
みつけられる。ヘッドのＩＪ　−ド・ライトギヤツブの
部分におけるフロッピーディスクとヘッド面との距離が
一定の値以下にあるときに、リード・ライト動作が正常
に行われる。

ジンバルハネ（２）、あるいはジンバルバ１２は、フロ
ッピーディスクのわずかな厚みのむら、あるいはヘッド
ロードスプリングの力で押えきれないフロッピーディス
クのうねり、キャリッジ（３）等ヘッドｌ）、（Ｉｌｌ
とフロッピーディスクの関連位置関係を定めている部品
の寸法ばらつきにより、フロッピーディスクとヘッドの
位置関係が理想の位置から外れた場合にも、ヘッド＋１
１．１１）の平坦面がフロッピーディスク（４）によく
沿うようにヘッドの姿勢の調整を行わせるだめのヘッド
支持装置である。この装置の働きによりヘッド面とフロ
ッピーディスクとの距離の変動をおさえることができる
。

発明が解決しようとする問題点しかしながら上記従来例のヘッド支持装置は、記録密度
の増大に伴うヘッドとフロッピーディスクの接触性の向
上要求に対してみすみす余裕を無駄にしているという問
題があった。即ち、第５図において前に述べたように、
ヘッド面（１ａ）のジンバル上への投影図形の外接長方
形のほぼ中心に回転軸ｓ１．　ｓ２及び回転軸Ｌｌ、　
Ｌ２のジンバル回転軸を一致させであるため、フロッピ
ーディスクが回転していない場合にはヘッドとフロッピ
ーディスクの接触は均一な厚さのフロッピーディスクに
対しては一様になる。ところが、フロッピーディスクが
回転している実際動作状態では、フロッピーディスクと
ヘッドの摩擦力と回転軸Ｓｓ、　８２とヘッド平坦面の
距離との積として発生する回転軸Ｓｉ。

Ｓ２のまわシの回転力がヘッドとフロッピーディスク間
の接触圧のバランスを崩し、たとえフロッピーディスク
の厚さが均一であってもヘッド平坦面中央附近において
もリード・ライトギャップとフロッピーディスクの密着
をさまたげる力を生ずるという欠点を有していた。

本発明はこのような従来の両面ＦＤＤ装置のヘッド支持
装置における問題を解決するものであり、更に高記録密
度で使用可能な両面ＦＤＤ装置を提供することを目的と
するものである。

問題点を解決するだめの手段本考案は上記目的を達成するために両面ＦＤＤ装置の少
なくとも一つの磁気ヘッドを支持しているジンバルの回
転軸の内、フロッピーディスクの回転中心に向ってロー
リング方向の回転軸をヘッドのフロッピーディスクへの
接触用平坦面のジンバルへの投影の側面中心より、フロ
ッピーディスク回転接線の順方向へオフセットさせたも
のであるＯ作用本考案は上記のような構造により次のような作用を有す
る０すなわち、両面ＦＤＤ装置がリード・ライト動作に
あるときにフロッピーディスクの回転に伴って発生する
フロッピーディスクとヘッドの摩擦力によって引き起こ
される一＼ツドとフロッピーディスクの圧着力のアンバ
ランスを補正することか可能となり、ヘッドとフロッピ
ーディスクとの間の密着性を向上させ、Ｆ’ＤＤ装置の
高密度化が容易になるという効果を有する。

実施例第１図は本発明の一実施例の構造を示すものでちる。Ｌ
、、　Ｌ２２はサイドＯ側ヘッドをフロッピーディスク
（至）の接線移動方向に対してローリング方向の回転自
由度を与えるための回転軸である。回転軸Ｌ２１．　Ｌ
２２はねじシばねの効果をも併せて有している。８２１
，８２２　はフロッピーディスク（至）の接線移動方向
に対しピッチング方向の回転自由度を与えるための回転
軸であシ、この回転軸Ｓ２１．Ｓ２２は同時にねじ）ば
ねの効果を有している。Ｃ２はジンバル回転軸８２１１
８２２の中心線で、０３はヘッドの７０ツピーデイスク
（至）との接触用面（２１ａ）のジンバル外枠（２２ａ
）の板厚中心面上の投影（２１ｂ）のフロッピーディス
ク回転中心上のジンバル外枠（２２ａ）板厚中心面の交
点から見た中心線であシＣ２と０３は平行線であり、両
直線間の距離をｔと定めたものである。

次にＬの値の算出方法について述べる。第２図ａは実施
例のジンバルをフロッピーディスク中心方向から見た側
面図であり、第２図すはヘッド（社）に加わる力と位置
を示した概念図である。Ｗはヘッドロードスプリングに
より発生するヘッドロード荷重、μＷはフロッピーディ
スクが回転することによ多発生するヘッドとフロッピー
ディスク間の摩擦力、μはヘッドとフロッピーディスク
間の動摩擦係数である。Ｃ３は既に説明したとおりヘッ
ド平坦面（２１ａ）のジンバル中心面投影の側面中心で
寸法２Ｌはヘッド平坦面のフロッピーディスク回転接線
方向の最大長さである。Ｇは摩擦力μＷによって発生す
るローリング軸ｓｌ、ｓ２の水平反力、Ｈはジンバルに
板厚中心とヘッド平坦面の距離、Ｗはフロッピーディス
クからヘッドが受ける分布線荷重で、これを一定とした
ときのｔの長さを算出する。ｘ、Ｘは点Ｃ２から平坦部
の左右端（第２図ａにおいて）方向座標である。

０２点のまわりのモーメントの関係より、シ父上下方向の力のつり合いからＷ＝２Ｌω　　　　　　　　　　・・・・・・・・・・
・・・・・■■、■よりｔを算出すれば１＝μＩ（・・・・・・・・・・・・・・・■が得られ
る。

１　　　　　　　　以上のようにｔを■式のように定め
ることによ」１　　　　　　　　リ、ヘッドと７ｏツピーデイスクの
摩擦係数によ１　　　　　　　る荷重分布の設計値を一
様にすることができる・以上、サイドＯ側の実施例につ
いて述べたが、サイド１側も同様に考えることができ、
更に両側ヘッドがジンバルに支えられているもののみな
らず、片方のヘッドは、キャリッジに固定されたも１′
　　　　　　　のでも本発明の効果は発揮される。

本発明は上記実施例により明らかなように、本実施例は
７０ツピーデイスクとヘッドの接触を悪くする一つの要
因であるヘッドとフロッピーディスクの摩擦力によるヘ
ッド荷重分布のアンパランスルＶ３−宜＋凸１／ｒ党巨
Ｗ油て半２ンＬ七切さ　Ｃ１ｎｎの高記録密度化を実現
することが可能となるという利点を有する。

発明の効果本発明は上記実施例より明らかなように、両面ＦＤＤ装
置のいずれか一方のジンバルバネを、フロッピーディス
クの中心に向ってローリング方向の回転軸をヘッド平坦
面の投影中心よりフロッピーディスク回転接線の順方向
にオフセットする構造にしたので、磁気ヘッドがフロッ
ピーディスクに密着できるようになり、高密度記録再生
できるという効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例によるヘッド支持装置の斜視
図、第２図ａは同実施例の側面図、第２図すは同実施例
に加わる力と位置を示した図、第３図は従来のフロッピ
ーディスク装置のキャリッジの斜視図、第４図は第３図
の側面図、第５図は従来のヘッド支持装置の斜視図であ
る。（２］ｌ・・・ヘッド、（２１ａ）・・・接触用面、（
２１ｂ）・・・板厚中、ｌ゛、而１４）ｍ￥−、（９９
２）、、、シフ／＜　ルＫｍ（２２ｂ）・・・ジンバル
内枠、（至）・・・フロッピーディスク、Ｌ２１＋　”
Ｚ２＋　８２１１８２２　”’ジンバル回転軸、０２　
・・・ジンバル回転軸の中心線、Ｃ３・・・ヘッドの中
心線。代理人の氏名　弁理土中尾敏男ほか１名第１図第２図第４図

Claims

【特許請求の範囲】

フロッピーディスクのサイド０側に磁気記録再生可能な
第１のヘッドと、上記フロッピーディスクを挾むよう上
記第１のヘッドに対向して、上記フロッピーディスクの
サイド１側に磁気記録再生可能な第２のヘッドとを備え
、上記第１のヘッド、上記第２のヘッドのいずれか一方
には、ヘッド支持が２自由度ジンバルであり、上記フロ
ッピーディスクの中心に向ってローリング方向の回転軸
をヘッド平坦面の投影中心よりフロッピーディスク回転
接線の順方向にオフセットさせたことを特徴とするヘッ
ド支持装置。