JPS63260629A - 鋼管加工機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は鋼管を捩って、第３図（Ａ）に示す如くラセン
状の捩り鋼管とし、これを建築等における装飾等に使用
したり、搬送用のパイプに使用するための、鋼管加工機
に関する。

〈従来の技術〉 従来、門扉、フェンス、手摺等を製作する材料は、主に
角形鋼管、丸形鋼管等を用いて加工しており、搬送用と
しては主に丸形鋼管等を使用している。

〈発明が解決しようとする問題点〉 このため門扉等の場合は製品がきわめて単調であり、捩
すｎ４管を用いて加工すれば装飾的価値を高めることが
できる。又、搬送用パイプとして使用する場合は、捩っ
た方が、例えば空気と共に粉塵を送る場合、空気がラセ
ン状に流れろため、粉塵が溜ることなく搬送できろ利点
がある。　しかしながら、鋼管を捩ってラセン状に加工
する機械がなかった。

く問題を解決するための手段〉 このため捩り鋼管を作る機械の要点を、第３図（イ）に
より説明すると、丸形鋼管（１）の外周を囲んで４個の
ローラー（３）を等間隔に配置すると共に、各々のロー
ラー（３）を同一角度傾斜させて、駆動するようにした
ものである。

〈作　用〉 従って丸形ｎ４管（１）を、４個のローラー（３）の間
に挿入すると、ローラー（３）の回転により次第に食い
込み、ローラー（３）を通過する事により、第３図（ロ
）に示す略四角形の断面に変形する。しかもローラー（
的が傾斜しているため、丸形鋼管（１）は回転しながら
進み、ラセン状に捩れた形状になり、第３図（ハ）に示
すごとき捩り鋼管ができる。

〈実施例〉 上記の作用に基づいて製作した鋼管加工機の実施例を説
明すると、第１図は、本発明の実施例の正面図、第２図
は第１図におけろＡ−Ａ’断面図を示し、架台　（１０
）に４組の同一なるローラー組立が向かいあって取付面
（４）に取り付けられている。

各々のローラー組立を説明すると、軸受（５）により軸
支された回転軸（２）の先端にローラー（３）を取付け
、もう一方の先端にスプロケット（８）を取付け、減速
モーター（６）によりチェノ（７）を介してゆっくり回
転するようになっている。そして各取付面（４）は架台
（］０）に対して適当なる同一角度をもって傾斜してい
る。

従って４組のローラー組立の各ローラー（３）は、架台
（ｌＯ）に設定した中心（９）より等間隔にして、中心
（９）を通る直交線上にくるよう配置され、かつローラ
ー（３）の各回転軸（２）は同一方向に、同一角度傾斜
して装着されている。

従って鋼管を捩り加工する際は、丸形鋼管（１）を支持
体（１））で保持し、４個のローラー（３）のｌｌ！Ｊ
に挿入すれば、ローラー（３）がゆっくり回る事により
、丸形鋼管が次第に略四角形に変形し、しかも４個のロ
ーラー（３）が傾斜しているため、丸形鋼管が捩られラ
セン状になり、第３図（ハ）に示す捩り鋼管が得られる
。

なお、加工する鋼管は丸形の外、四角形、六角形でもよ
く、形状の違いや径の大小に応じて、それに適応したロ
ーラー位置やローラー（３）に変えて加工すればよく、
例として四角鋼管を加工した場合は第４図（イ）、六角
鋼管の場合は第４図（ロ）に示ずｂとく、又変わった形
状の断面をもつ捩り鋼管が得られる。

しかもこの加工機は、鋼管の長さに関係なく加工でき、
極めて長い物も均一に捩ることができ、その上据付場所
をとらない利点を有する。

〈発明の効果〉 本発明は、鋼管を捩って捩り鋼管に加工する機械を提供
することにより、捩り鋼管を門扉等に使用する場合は、
従来単調だった製品を装飾的に変え、又、搬送用に使用
する場合は一層搬送効果をあげる等、商品価値を高める
効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示す正面図、第２図は第１図
におけるＡ−Ａ’断面図、第３図は、第１図、第２図に
おける本発明の作用を示す（イ）は斜視図、（ｆｆ）は
捩りｗＩ管の断面図、（Ａ）は捩り鋼管の斜視図、第４
図は本発明の他の実施例として（イ）は四角形鋼管を、
（ロ）は六角形鋼管を夫々捩り加工した際の断面図であ
る。 符号　１　・丸形鋼管、　　２　・回転軸、３・ローラ
ー、　　４・・・取付面、 ５・・・軸受、　　　　６　・減速モーター、７・チェ
ノ、　　　　８・・スプロケット、９・・中心、　　　
　１０・・・架台、１）・・・支持体。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 複数個のローラー（３）を、同一円周上に配置し、円周
   を均等に配分した位置にして、かつ各ローラー（３）の
   中心を通る各横断面が、円の中心（９）で交わるように
   して、なおかつ各ローラー（３）の回転軸（２）を同一
   角度傾斜させて装着し、該ローラー（３）の外周が鋼管
   （１）表面を圧着、駆動させたことを特徴とする鋼管加
   工機。