JPS63260542A - 基礎体温測定方法及びその装置 - Google Patents

基礎体温測定方法及びその装置

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JPS63260542A
JPS63260542A JP62093806A JP9380687A JPS63260542A JP S63260542 A JPS63260542 A JP S63260542A JP 62093806 A JP62093806 A JP 62093806A JP 9380687 A JP9380687 A JP 9380687A JP S63260542 A JPS63260542 A JP S63260542A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は一康医療分野における基礎体温を測定するため
の方法及びその装置に関するものである。
(従来技術) 従来から、基礎体温の測定は婦人にとっては大変重要で
あるために良く行われており、上記基礎体温の測定方法
としては、毎朝起床した時に、棒状の水銀婦人用体温計
を口内に挿入し、舌下層を測定して、被検者が該体温を
記録紙等に記録する原始的方法と、前記記録を1体温計
に連結される約1ケ月分記録可能なICメモリに自動的
に記録させ、該記録体温をドツトマトリックス液晶ディ
スプレイに表示させる前記原始的方法よりやや進歩させ
た方法との2種類が知られている。
ここで、後者は前者に比し、記録及び表示系を自動化し
、記録及び表示の煩雑さを軽減させているものの、毎朝
起床時に一定時間内静止状態で舌下温度を測定しなけれ
ばならないという1時間的、肉体的な拘束を受ける煩雑
さは解消されておらず、その上、前者も後者も両者共、
基礎体温の精度上の根本的な問題を依然として残してい
る。この精度上の問題とは、被検者の起床、就寝時刻が
毎日一定であれば、宜醒時中で最も体温が低く安定して
いるとされる起床時に測定される基礎体温は、ある程度
他の日のそれとの比較資料となる得るが。
当然のことながら起床、就寝時刻は日々バラつくもので
毎日一定とされることは不可能であり、その上起床時の
体調によっても体温は微妙に変化するものなので、起床
時の基礎体温は精度的に信頼性があまり無く、よって比
較資料にはなりにくいという問題である。そしてたとえ
上記方法によって測定された体温を基礎体温の資料とし
て用いたとしても、極めて体温パターンのはつきりした
被検体には、精度的な問題が残されているもののある程
度適用できるが、不妊症等の体温パターンが不明確であ
ったり、上記精度上の誤差が大きく響いてしまう体温の
高低差のあまり無い被検体には実際問題として全く適用
できないという問題点もあった。
ところで、人間の体温というものは第8図に示されるよ
うに変化するものであり、同図に示される如く、一般的
に人の体温とは睡眠期間Bの体温の方が覚醒期間Aのそ
れに比べて低く、睡眠期間Bに入ると、睡眠の程度が深
くなるにつれて除々に低下し、最も睡眠が深くなると最
低体温Cとなり、起床時刻が近づくにつれて除々に上昇
するというメカニズムとなっていることが解明されてい
る。ここで上記睡眠期間中の最低体温Cは一日の中で最
も安定した体温であり、該最低体温Cを測定して高精度
なる基礎体温とするという考えは従来からあったが、こ
の就寝中の最低体温Cとなる時刻は就寝時刻や熟睡の度
合によって異なるものなので、いつになるかわからない
上に、被検者を絶対に起こさないようにして、被検者と
は別の付添人等が測るようにしなければならないという
問題があり、実際問題として、この最低体温Cを測るこ
とは不可能であり、上記最低体温Cを測定し得る装置は
従来無く、前述の起床時に体温を測定し、基礎体温とす
るという方法に頼らざるを得なかった。
(目 的) 本発明の目的は、被検者に煩しさを感じさせずに、どの
ような被検者にも適用可能な高精度なる基礎体温を測定
し得る基礎体温洞室方法及びその装置を提供することに
ある。
(構 成) 上記目的を達成するたるめに、本発明の基礎体温測定方
法は、検温期間中に被検体から離脱しないよう温度検出
素子を装着し、この温度検出素子からの電気信号を検温
期間中受けると共にその信号を記憶し、その記憶された
信号の最小値を基礎体温として検出すると共に、その最
小値を任意の期間記憶し、表示することを特徴としてい
る。
また本発明の基礎体温測定装置は、熱伝導率の高い薄板
状の部材と、前記部材の内面に接触状態で支持される熱
接触型温度検出素子と、前記部材を被検体側に向って支
持する体温センサ本体と、前記体温センサ本体を検温期
間中に被検体から離脱しないよう装着させる着脱自在な
装着手段と、前記熱接触型温度検出素子に検出されるア
ナログ信号を前記検温期間中伝送する伝送手段とからな
る体温センサを備え、前記アナログ信号をデジタル信号
に変換するA/D変換器と、前記デジタル信号を検温期
間中に記憶するランダムアクセスメモリと、前記ランダ
ムアクセスメモリにおいて記憶された内容の最小値を基
礎体温として検出する演算手段と、前記最小値を任意の
期間記憶するランダムアクセス可能な外部記憶手段と、
前記最小値を表示する表示手段とからなるコントローラ
を具備していることを特徴としている。
以下本発明の実施例を図面を参照しながら説明する。第
1図は本発明の一実施例を示す基礎体温測定装置のブロ
ック図であり、第2図は同上装置を具体的に示す斜視図
であり、第2図に示される如(、本発明の基礎体温測定
装置は、体温測定を実際に行う体温センサ1と、該体温
センサ1を着脱自在に収納するケース状のコントローラ
2とに大別され、体温センサ1は、第3図、第4図に示
される如く、温度検出素子3を内蔵する体温センサ本体
4と該体温センサ本体4を被検者に装着させる手段5と
により構成されている。上記体温センサ本体4は、第4
図に示される如く、薄いケース状のもので、被検者側に
設けられた開口部をアルミ等の熱伝導率の高い薄い金属
板6により塞ぎ、該金属板6が、検温時に確実に被検体
に接触し得るように、被検体側に向って若干凸なるよう
に構成されているものであり、金属板6の反対側の表面
には雄または雌のマジックテープ4a (商標)が本体
4と共に、一体成形されている。因にアルミの熱伝導率
は約196kcal/ mhdegであるが、熱伝導率
がこの程度に高いものであれば金属板6の材質はアルミ
に限られるものではない。この金属板6の内面の略中央
にはサーミスタ等の熱接触型の温度検出素子3が接触状
態で支持され、該素子より内方に位置する電装基板7に
はプリアンプ9や図示されない補正回路、ドリフ1〜調
整回路等が配置されており、被検者の体温を金属板6を
介して熱接触型温度検出素子3に検出させて、プリアン
プ9から該体温に応じたアナログ信号を伝送させるよう
になっている。因に図示されてはいないが、体温センサ
本体4には充電用電源が内蔵されており1体温センサ1
の充電を可能にしている。
一方、体温センサ本体4の巾方向の一端には、第3図に
示される如くゴム等の伸縮性部材8aを途中に備えるベ
ルト8の、その起端8bが固着されており、ベルト8の
末端側のある程度の巾を持つ部分の片面には、体温セン
サ本体4に固着されている前述のマジックテープ4aに
係合可能な、前記マジックテープ4aとは逆性のマジッ
クテープ8cが固着されている。ここでベルト8と伸縮
性部材8aとマジックテープ8cとにより本発明の装着
手段5を構成している。このように構成されているので
被検者に体温センサ1を装着する場合には、第3図に示
すように、ベルト8を被検部に巻くようにしてマジック
テープ4a、8cを互い係合させれば良く、途中に伸縮
性部材8aが備えであるので1例えば就寝中に寝返りを
うったり等をしても体温センサ1を装着した腹部や腕部
等の被検部から該センサ1が離脱せず、常に密着し得る
ようになっており、それと共にマジックテープ4a、8
Cがある程度巾方向に長くなっているので、被検者の多
少の個人差、すなわち太っているとか、痩せている等の
固有誤差もある程度吸収できるようになっている。ここ
で上記ベルト8の起端8bは体温センサ4の一端に固着
されているが、着脱可能に係止されていても良く、また
伸縮性部材8aでベルト8全体が構成されていても勿論
良い。また上記装着手段5はベルト8、伸縮性部材8a
、マジックテープ8Cとにより構成されているが、ズボ
ン等に用いられる締める位置(留める位置)を自由に変
えられる周知のバンド等であっても良い。このような体
温センサ1には、該体温センサ1からのアナログ信号に
応答して、基礎体温としての就寝中の最低体温を検出す
ると共に記録表示するコン1−ローラ2が連結されてい
る。コントローラ2のその主要部は第1図、第2図に示
される如く、該体温センサ1からのアナログ信号をデジ
タル信号に変換する12ビツトのA/D変換器10(以
下ADCと記す)と、そのデジタル信号を一時的に記憶
する8KBのランダムアクセスメモリ11(以下RAM
 と記す)と、RAMIIにおいて記憶された内容の最
小値を検出する演算手段たる8ビツトのマイクロコンピ
ュータ12(以下MCPUと記す)と、MCPU 12
において検出された最小値を任意の期間記憶すると共に
コントローラ2に対して着脱自在な、16KBのランダ
ムアクセスメモリにより構成される外部記憶手段たるR
AMカード13と、阿CPU12とRAMカード13と
の接続回路たるRAMカードインターフェース14(以
下RAMカードI/Fと記す)と、128 X 256
よりなるドツトマトリクス液晶ディスプレイ15(以下
DMLCDと記す)、符号発生させるキャラクタジェネ
レータ16. 0MLCD15に対する符号のコントロ
ールを行う液晶ディスプレイコントローラ】7(以下L
CDコントローラと記す)の3つから構成される該最小
値を表示するための表示手段18と、バックアップ電源
19により常時駆動される時刻参照用のカレンダー20
と、プログラムが書込まれている4KBのリードオンリ
ーメモリー21(以下ROMと記す)と検温設定時間及
び検温継続時間等の入力をし得る操作キー22とから構
成されており、MCPU12とADCIO5ROM21
. RAMII、カレンダー20.RAMカードI/F
14、操作キー22、LCDコントローラ17とはそれ
ぞれデータバス23により連結され、コントローラ2は
図示されないAC/DCコンバータでAClooVを直
流に変換し1作動するようになっている。
ここで上記ROM21に書込まれたプログラムをフロー
チャートで示すと第5図のようになる。以下プログラム
に従い本装置の作動を具体的に説明する。
まず、ステップ1において、検温を開始する前に、測定
開始時刻(■o:MM)と温度継続時間(MT)とを第
2図に示されるコントローラ2の表面に配置されている
操作キー22により予め入力する。例えば毎日PMIO
時前後に就寝し、8時間程度睡眠する人であれば、 HH:MM=回口時:回日分及びMT=ロ回ロ分と入力
する。ここで、上記口内の数字は被検者が押下る数字キ
ーを示している。そしてこの測定開始時刻と測定継続時
間はMCPU12により、コントローラ2の所定位置(
第2図における右下部)に収納されているRAMカード
13の所定アドレスに記録されるようになっており、測
定時刻がくると、コントローラ2側のRAMIIにこの
データが転送され、測定時間内に逐時参照できるように
なっている。
ここで、測定終了の時刻であるが、これはステップ1に
おいて測定開始時刻と測定継続時間の入力がされると同
時にMCPU12において、下記の式により求められる
ようになっている。
HFI + INT (MT / 60)時:M阿十訂
−INT(MT/60) X 60分INT()は小数
点以下切捨ての演算式%式% と入力されたならば測定終了時刻は 1 + INT(31,0/60)時:30+310−
INT(310/60) X60分=6時=40分とな
る。
ここで求められた″時間″が24以上の場合には。
求められた時間から24が減算され、また″分″が60
以上の場合には、求められた分がら60が減算されると
共に時間に1が加算されるようになっている。このよう
に本例では測定継続時間、すなわち睡眠時間を入力する
ことにより測定の終了をし得るようにしているが、測定
継続時間に代えて測定終了時刻を直接入力し、それによ
り測定を終了し得るように構成されても勿論良い。また
測定を終了しようという年月日も前述の開始時刻等と同
様に予め操作キー22により入力されることが可能とな
っている。
上記開始時刻、測定継続時間、終了年月日等の入力は測
定初日、すなわち測定前に一度だけされれば良く、変更
入力がされない限り、最初に入力された予定の年月日ま
で測定が毎日実行されるようになっている。
そして上記測定開始時刻と斯くの如くして求められた測
定終了時刻と測定終了年月日とは、MCPU12におい
て、バックアップ電源I9により常時駆動されるカレン
ダー20の日と時刻とに常に参照(比較)され得るよう
になっている。このようにステップ1において入力され
る開始時刻及び睡眠時間は飽くまで目安であるので、厳
守しようと気を使ったり、こだわる必要はあまりない。
そうしておいてステップ2へ進み、ステップ2では前記
体温センサ1を身体の一部、例えば腹部や腕部等にリン
グ状に装着して、就寝し、ステップ−3へ進み、ステッ
プ3では、ステップ1において設定された測定開始時刻
が前述のカレンダー20の日時と一致するか否かを判定
し、 YESならステップ4へ進み、NOならステップ
3へ戻り、測定開始時刻とカレンダー20の日時とが一
致するまで、その動作が繰り返される。そしてステップ
4で体温の測定が開始される。ここで言う体温の測定は
連続的に行われても良いし、断続的4例えば5分間隔毎
に行われても良い。そうしてステップ5へ進み、ステッ
プ5ではステップ4で測定された体温をRAMIIに逐
時格納し、ステップ6に進、み、ステップ6では前述の
如くして求められた測定終了時刻とカレンダー20の日
時とが一致するか否かを判定する。ここで一致しない場
合、すなわち測定終了時刻前の場合にはステップ4へ戻
り引き続きカレンダー20と設定終了時刻とが一致する
まで体温の測定、記憶が続けられ、一致する場合には、
測定を終了し、ステップ7へ進み、ステップ7では、M
CPU12がRAMIIに格納された体温測定データを
呼び出し最小値、すなわち前述した最も安定した高精度
なる基礎体温を検出する。この検出は以下の如くして行
われる。まず、測定時の精度誤差を極力無くすために、
測定された体温が、医学的に設定されている就寝中の最
高体温Bmaxと最低体温Bminとの間に在るか否か
を判定し、その間にある試料のみを体温データとみなし
て、使用する。すなわち。
データ総数をNとし測定データをTy(i=I〜N)と
すると B min≦Ti≦B maxを満たすTIのみを体温
データとみなして以後使用する。ここでBmin、 B
maxは予め110M11に記憶されている定数である
。そして上記篩分けによりN個以下(とりあえずn個と
記す)になった体温データに対して下記の演算が行われ
就寝中の最低体温、すなわち基礎体温Minが求められ
る。
Ti−2)TlのときはTm1n:Tlとし、Ti−4
(TiのときはTi =Ti−0とし、以後は前者も後
者も両者共i:i+1としてi=2〜Nまでその比較動
作を同様に繰返し、最終時の最小値Minを求める。
尚最小値の演算方法は上記に限られるものではなく周知
の方法であればどのような算出方法を用いてもかまわな
い。
このように基礎体温Minが求められたらステップ8へ
進み、ステッ、プ8ではRAMカード13に該基礎体温
Minがその日付けと共にRA阿カードI/F14を介
して格納される。ここで、このRAMカード13はバッ
クアップ電源を内蔵し、データを長期間(3〜5年)保
存し得る所謂不揮発性メモリ構造を採っており、本実施
例においては、その格納領域は第7図に示されるように
、16KBの容量が、2KB毎に細分化されたデータ領
域又と4KBのシステム領域Yとに分けられている。そ
して本例においては2KBのデータ領域に2ケ月分の基
礎体温データが格納されるようになっており、一枚のI
ilAMカード13で1年分のデータが格納され得るよ
うになっているので、長期間のデータを過去に遡って把
握することができ、特に不妊症等の体温パターンの不明
確な被検者には、誠に適正な処置を講じ易くなっている
このようにIIAMカード13にデータが格納されたら
ステップ9へ進み、ステップ9においては該基礎体温の
測定を明日も行うか否かを判断する。
この判断はステップ1において開始時刻、継続時間と共
に予め入力された測定終了年月日とカレンダーの日とが
一致するか否かにより行ねれる。
そして継続するのであればステップ2ヘリターンし、同
じ動作が明日も繰り返され、継続しないので、あればプ
ログラムが終了する。
そうしてRAMカード13に格納されたデータを、コン
トローラ2上のドツトマトリクスLCD15に表示する
場合には操作キー22を操作すれば良く、そうすれば表
示手段18により第6図に示されるようなポイントが変
化するグラフが表示されるようになる。
一方上記RAMカード13はコントローラ2に対して着
脱可能なので、該カード13を、上記コンl−ローラ2
または該カードのデータの読取1表示可能な解析装置を
有する医者に持って行き、医者の所有する装置で被検者
の一定期間内の基礎体温データをグラフ表示させ、理解
せしめ、パースコントロール等の処方を極めて適確に行
いしめることも可能となっている。
そうして被検者は測定終了時刻を一切意識せずに起床し
、起床したら該体温センサ1を被検部から取外し、第2
図の左上に示されるようなコントローラ2上の所定位置
にセラ1へする。
するとコントローラ2には例えば電磁結合方式の非接触
充電器が内蔵されており、一方体温センサ1には前述の
如く充電用電源が内蔵されているので、自動的に就寝時
までに体温センサ1の充電が完了されるようになる。斯
くの如く被検者に体温測定を行っているということを全
く意識させずに、単に体温センサ1を身体に装着させて
就寝させ、その間に高精度なる基礎体温を測り得るよう
にしたので、睡眠を妨げるといったようなことも無く、
かつ時間的、肉体的に拘束するといったような煩雑さも
無い。
ところでステップ1においてコントローラ2に入力され
る測定開始時刻及び測定継続時間は飽くまで目安である
といっているが、この間に就寝中の最低体温が入ってい
なければ意味が無いので。
この開始時刻はある程度早目にまた継続時間はある程度
長目に入力しておくのが良い。
また上記開始時刻及び継続時間は操作キー22により予
め入力され、以後所定の期日になるまで毎日自動的に作
動するようなされているが、体温センサ1またはコント
ローラ2に作動スイッチを設け、該スイッチのオンオフ
により測定を開始、終了するようにしても勿論良い。ま
た測定終了年月日等も予め操作キー22により入力され
るようになっているが、そのようなことをせずにコント
ローラのメイン電源をオフにすることにより、測定の継
続を中止するようにしても良い。
また上記実施例においては、コントローラ2に着脱可能
なRAMカード13に、 MCPUl、2において算出
された最小値を記憶させるようにしているが、RAMカ
ード等を付属させず、直接コントローラ2のRAMに該
最小値を記憶させるようにしても良く、またRAMカー
ド13及びコントローラ内のRAMの両方に記憶させる
ようにしても勿論良い。また上述の如く着脱可能な記憶
手段としてRAMカードを用いているが、上記最小値を
任意の期間記憶するランダムアクセス可能な記憶手段で
あればRAMカードに限られるものでは無い。
また体温センサ1とコントローラ2とは電気コードによ
り連結されているが、体温センサ1 にRAMを内蔵し
、該RAMに就寝検温時の体温を記憶させ、起床時にコ
ントローラ2の所定位置に該体温センサ1を配置するこ
とにより、上記RAMに記憶されたデータをコントロー
ラ側に伝送することも可能であり、そのような場合には
体温センサ1がワイヤレスになり、体に絡まる等の問題
が無くなるので、ハンドリングが非常にし易くなる。な
お本発明の体温測定方法及びその装置はスポーツ医学に
おける運動量変化に伴う体温測定や、病院内の患者の連
続体温測定や精神集中による体温変化の測定等にも流用
が可能である。
(効 果) 以上のように本発明によれば、被検者に煩しさを感じさ
せずにどのような被検者にも適用可能な高精度なる基礎
体温を測定し得る基礎体温測定方法及びその装置を提供
することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す基礎体温測定装置のブ
ロック図、第2図は同上装置の斜視図、第3図は体温セ
ンサの斜視図、第4図は体温センサ本体の側断面図、第
5図は第1図中のROMに記憶されているプログラムの
フローチャート、第6図はドツトマトリクス表示された
基礎体温を示す図、第7図はRAMカードの格納領域の
説明図、第8図は人間の一日の体温の変化図である・1
・・・体温センサ、2・・・コントローラ、3・・・熱
接触型温度検出素子、4・・・体温センサ本体。 5・・・°装着手段、6・・・薄板状部材、8・・・ベ
ルト、8a・・・伸縮性部材、8c・・・端部、9・・
・プリアンプ。 IO・・・A/D変換器、11・・・ランダムアクセス
メモリ。 12・・・演算手段、13・・・外部記憶手段、18・
・・表示手段、22・・・外部からの入力手段、C・・
・最小値(基礎体温)。 方5 9   四] 形 4 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、検温期間中に被検体から離脱しないよう温度検出素
    子を装着し、この温度検出素子からの電気信号を検温期
    中受けると共にその信号を記憶し、その記憶された信号
    の最小値を基礎体温として検出すると共に、その最小値
    を任意の期間記憶し、表示することを特徴とする基礎体
    温測定方法。 2、熱伝導率の高い薄板状の部材と、前記部材の内面に
    接触状態で支持される熱接触型温度検出素子と、前記部
    材を被検体側に向って支持する体温センサ本体と、前記
    体温センサ本体を検温期間中に被検体から離脱しないよ
    う装着させる着脱自在な装着手段と、前記熱接触型温度
    検出素子に検出されるアナログ信号を前記検温期間中伝
    送する伝送手段とからなる体温センサを備え、前記アナ
    ログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換器と、前
    記デジタル信号を検温期間中に記憶するランダムアクセ
    スメモリと、前記ランダムアクセスメモリにおいて記憶
    された内容の最小値を基礎体温として検出する演算手段
    と、前記最小値を任意の期間記憶するランダムアクセス
    可能な外部記憶手段と、前記最小値を表示する表示手段
    とからなるコントローラを具備してなる基礎体温測定装
    置。 3、前記コントローラは体温測定の開始時間と、継続時
    間または終了時間とを予め外部から入力し得る手段を有
    し、該開始時間と継続時間または終了時間とに従って体
    温測定を行いしめる電子的手段を備えていることを特徴
    とする特許請求の範囲第2項記載の基礎体温測定装置。 4、前記装着手段は伸縮性部材を少くとも一部に備える
    ベルトであり、装着の際には被検者の体表にリング状に
    され、該端部が体温センサ本体に係止されることを特徴
    とする特許請求範囲第2項記載の基礎体温測定装置。 5、前記外部記憶手段はコントローラに対して着脱自在
    であり、該外部記憶手段は複数のデータ格納領域に分割
    され、演算手段において検出される最小値が夫々分割領
    域に格納されることを特徴とする特許請求の範囲第2項
    記載の基礎体温測定装置。 6、前記表示手段はドットマトリクス表示であることを
    特徴とする特許請求の範囲第2項記載の基礎体温測定装
    置。
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