JPS63259450A - t↓2−反転による2次元核磁気共鳴測定方法 - Google Patents

t↓2−反転による2次元核磁気共鳴測定方法

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JPS63259450A
JPS63259450A JP62092603A JP9260387A JPS63259450A JP S63259450 A JPS63259450 A JP S63259450A JP 62092603 A JP62092603 A JP 62092603A JP 9260387 A JP9260387 A JP 9260387A JP S63259450 A JPS63259450 A JP S63259450A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は核磁気共鳴(NMR)測定方法、特に2次元(
2D)NMR法に関するものである。
〔従来の技術〕
ZDNMR法は、NMR信号を2次元スペクトルとして
表示することにより、従来の方法に比べ分解能が向上し
スペクトルの解析が容易になり、核スピン間の相互作用
を解明できる等の優れた点をもっている。
第4図にこのようなZDNMR法を行うためのNMR装
置の一例を示す0図において磁石lが発生する静磁場内
には試料コイル2が配置され、その試料コイル2内部の
空間に測定試料が挿入される。高周波発振器3から発生
する観測核の共鳴周波数を持つ高周波信号は、0@から
360@まで、任意の位相を選択できる可変移相回路4
によって所定の位相が与えられた後、増幅器5及びゲー
ト6を介して高周波パルスとして前記コイル2へ供給さ
れ、試料に照射される。その高周波パルス照射後コイル
2に誘起された共鳴信号は、ゲート7及び受信回路8を
介して復調回路9.lOへ送られる。この復調回路9.
10には前記高周波発振器からの高周波信号が参照信号
として送られるが、その内の一方は90″移相図路11
を介して送られるため−,2つの復調回路は90@位相
の異なる2チヤンネルの検出系CHa、CHbを構成し
ている。この2チヤンネルの検出系から得られた自由誘
導減衰信号は、八−D変換器12.13によってデジタ
ル信号に変換されてコンピュータ14へ送られ、付属す
るメモリ15へ格納される。16は、移相回路4.ゲー
ト6.7及びA−D変換 −器12,13を制御するパ
ルスプログラマで、試料に照射するパルス列の順序、パ
ルス幅、各パルスに含まれる高周波の位相、A−D変換
器12゜13によるサンフ゛リングのタイミングが予め
プログラムされており、そのプログラムに従って一連の
測定力(行われる。
このような装置による従来の2DNMR測定を、例えば
第5図(a)に示ずような90’X−tl−90’x−
1tのパルスシーケンスを用いて説明する。
ZDNMR法における一般的測定プロセスは第5図<a
>に示すように、最初の90°パルス以前の準備期間と
、展開期間(1+ )と、検出期間<11>の3つの時
間領域から成る。準備期間は核の磁化を適当な初期状態
に保つために必要であり、準備パルス(最初の90°パ
ルス)によって磁化は非平衡の状態にされ、この状態は
展開期間1、において展開され、その1、t2)とN(
t1、における磁化の挙動は、検出パルス(2番目の9
0°パルス)印加後の検出期間t2において検出される
自由誘導減衰信号(FID信号)に位相及び振幅情報と
して手渡される。そこで、tlを変数として段階的に例
えばn段階に変化させ、各段階における測定で参照信号
の位相が互いに90@異なる2つの検出系から得られた
m個ずつのFID信号CF I Da l〜F IDa
m及びF IDb 1〜F I Dbm)の一方を実数
部、他方を虚数部として組合わせた複素集合データSl
 (tl +  j! )を得れば、このデータ中には
1、t2)とN(t1、における磁化の挙動ばかりでな
(、tlにおける磁化の挙動の情報も含まれることにな
る。
次に、検出パルスの位相のみ90°異ならせた第5図(
b)のパルスシーケンスを用いて上記と同一の複数のt
lについて測定を行い、それにより複数集合データSz
  (L+、1、t2)とN(t1、)を得る。この2
つの複素集合データS1  (J、1、t2)とN(t
1、)、Sz  (tl、Lx)を加算又は減算するこ
とによりPタイプのデータP (tl 、tt)、Nタ
イプのデータN(tl、t2)が得られ、これをtl。
t2について2重フーリエ変換することによりP型2D
NMRスペクトルデータP(ω1.ωり或いはN型2D
NMRスペクトルデークN(ω1、ω2)が得られる。
ここでω1.ω2は夫々t1、t2のフーリエ成分であ
る。
このようにして得られた2DNMRスペクトルデータを
平面上に表わすと、対角ピークと交差ピークとが対称的
に現れる。
〔発明が解決すべき問題点〕
ところで、このような2DNMRスペクトルは、対角、
交差いずれのピークも吸収波形と分散波形が混じり合っ
た形をしており、解析が困難なスペクトルになり、その
対策として、2次元スペクトルの絶対値を求め、所謂パ
ワースペクトルとして表示する方法、2次元スペクトル
のω1、ω2両周波数方向の吸収スペクトルを表示する
純位相モード表示法がrE案されている。
絶対値モード表示法はデータ処理は簡単であるが、分子
fkモードが混じってしまうためピークが裾を引き、分
解能が悪いという問題があり、また、スピン−スピン結
合およびNOEピーク符号の判別ができないという欠点
もある。これに対して純位相モード表示は、ピークの裾
の切れが良く、分解能の点で絶対値モード表示より優れ
、ピーク符号の判別も可能である。しかし、絶対値モー
ド表示の方法では位相補正が不必要であるのに対し、純
位相モード表示の方法では位相補正を必要とするため、
全体として処理が面倒なことが欠点である。一般にNM
R装置では、位相検波はQD法により行われているが、
QD法で測定された2次元データでは、t1方向の信号
の符号が判別されず、従って純位相モード表示は困難と
されてきた。しかし、この問題を解決し、純位相モード
表示を可能にした方法として次の3つのアルゴリズムが
報告されている。
■S ta tes等の方法(19B2年+ TPPI
;Time ProposalPhasse Incr
emenL”) +■Marion等の方法(1983
年+ Tr’PI:Time ProposalPha
sse Increment”)  +■Nagaya
lllaの方法(1986年、ω1−反転又は1.−反
転法3))。
1)  D、J、5tates+R,A、HaberH
orn  and  ロ、J、Ruben、Journ
al or Magnetic Re5onance+
  41L286(1982)。
2) D、Marion  and K、  Wuth
rich、Biochen+、Biophys、 Re
s、Coa+mun、113,967(1983)。
3) K、Nagayama at al、Journ
al  of Magnetic Re5onance
、 66.240(1986)■の方法は読み出しパル
スについてX方向、X方向のラジオ波位相を用い、それ
ぞれデータファイルを保持し、この両者を用いて1.方
向の信号を複素化して計算する方法であり、■はL1方
向の信号成分に対してRedfield trickを
用いる方法である。■の方法は読み出しパルスの位相を
900ずらした測定から2つのファイルを保持し、それ
らを用いてPタイプ、Nタイプスペクトルを作り、次に
Nタイプスペクトルをt1方向に反転し、これとPタイ
プスペクトルとの和(あるいは差)をとることにより、
純位相スペクトルを得るものであるが、反転は時間域で
も、周波数域でも可能である。しかし、いずれの方法も
1.方向の反転を用いているものであり、t2方向の反
転については考えられていない。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので、L2方向
の反転を利用し、分解能が高く、ピークの裾の切れがよ
いと共に、ピークの符合の判別が可能であり、より簡便
に2次元NMRスペクトルデータが得られるt2−反転
による2次元核磁気共鳴測定方法を提供することを目的
とする。
〔問題点を解決するための手段〕
そのために本発明のt2−反転による2次元核磁気共鳴
測定方法は、(イ)準備パルス又はパルス列の照射後展
開期間t′、をおいて検出パルス又はパルス列を照射し
、この検出パルス又はパルス列照射後検出期間t2にわ
たって試料からのFID信号を90″位相の異なる2つ
の検出チャンネルで検出するシーケンスを用い、異なっ
た複数の(lの値について測定した複数のFID信号か
ら成る複素集合データS+  (t1、t2)とN(t
1、Lx)を得ること、 (ロ)前記(イ)におけるシーケンスと同一のシーケン
スで且つ準備パルス又はパルス列と検出パルス又はパル
ス列との間の位相が前記(イ)におけるシーケンスの場
合と90°異なるシーケンスを用い、前記(イ)と同一
の複数のtlについて測定した複数のFID信号から成
る複素集合データS!  (t1、t2)とN(t1、
tt)を得ること、(ハ)#記集合データSt  (t
1、t2)とN(t1、t2)、5t(1,,1寡)の
和データP (L+ 、Lt)と、差データN(1、t
2)とN(t1、、tりを作成すること、(ニ)P(t
1、t2)とN(t1、tt)とN(t1、t2)とN
(t1、tt)のうちどちらか一方をt2について複素
フーリエ変換し、他方について、複素共役をとること、
1tについて時間反転すること、及びt2について複素
フーリエ変換することを任意の順序で行い、これらの和
又は差をとることにより得られたデータ5(t3.ω8
)を複素フーリエ変換してS(ω1、ω2)を作成する
ことを特徴とする特〔作用〕本発明によるtg−反転に
よる2次元核磁気共鳴測定方法は、PタイプとNタイプ
の2次元FIDデータのうちどちらか一方のみ複素共役
、tgについての時間反転、複素フーリエ変換を任意の
順序で行い、他方を1、t2)とN(t1、について複
素フーリエ変換して雨音の和又は差をとり、得られたデ
ータ5(tl、ω2)を複素フーリエ変換してS(ω。
、ω2)を作成することことにより分解能を高くし、ピ
ークの裾の切れをよくすると共に、ピークの符合判別も
可能にする。
〔実施例〕
以下、実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本発明のt−一反転による2次元核磁気共鳴測
定方法を説明するための図である。
測定によるデータの取得は先に説明した従来の場合と同
様である。第5図(a)のシーケンスを用いた測定によ
り複素集合データS+(tl、tg)が得られ、第5図
(b)のシーケンスを用いた測定により複素集合データ
S!  (tl、tg)が得られる。得られた複素集合
データS+  (L+、tz)、St  (tl、tg
)は、緩和を無視すれば夫々、 S+  (tl 、tz)= CO56)、1、t2)とN(t1、exp (iωx
 j2)Sz  (tl 、tz )=i S t r
lω1  jl  e Xp (iωz 1、t2)と
N(t1、 )と表わされる。これらデータの加算及び
減算を行うことにより、和データP (tl 、Lx)
及び差データN(tl、tg)が次の通り得られる。
P (tl、tg)= cos(at  tz +ω+t+)”1sin(ωz
  tg +ω1 tl)N(tl、tz)= cos  (ω1 11−ω+L+)”i S in 
(ωl  1、t2)とN(t1、 −ωl  1、t
2)とN(t1、 )次に、p (tl 、tz)をt
gについて複素フーリエ変換すると、p (tl 、 
 ω8)= exp  (lω、1、t2)とN(t1、)x(at
 (0g  )  + idz COx  )  )こ
こでag (at)は、12mをω2軸に関する横緩和
時間、ω。をω2軸の観測周波数に対応した基準の角周
波数とした時次式で表わされ、的(ωり− T z ” / (1+ T□″″(ω2+ω。)2)
で吸収波形を与える偶関数である。
又、dz (ωりは次式で表わされ、 dt (ωx ) =Tx ” (ω2+ω。)/ (
1+T++ ” (ω8+ω。)2)で分散波形を与え
る奇関数である。
また、N(tl、t3)の複素共役N″は、N”  (
t1、t2)とN(t1、を意)=cos  (ω露 
tg−ω+  tl)−isin(ω2 t!−ω+j
+) となる N 1)を1、t2)とN(t1、について反
転すると、p””=cos(at tt+ω+L+)−
4sin(ωz  tx +ω+1+)これをt!につ
いて複素フーリエ変換すると、M””  (1、t2)
とN(t1、、 at)=eXp  (i ω+  1
、t2)とN(t1、)  ×(d2 (ωオ )  
 idz(ω、))したがって、P(tl、at)とW
“L!((、。
ω、)の和S (tl 、  ω、)は、S  (tl
  、  at ) =a2(ω、)exp(iω1 tl )となり、これ
をtlについて複素フーリエ変換すると、 S (ω5.ω2) =az (ωz )  (at (a++ )  + 
idl (ω+ ) 1=81(ω、)a、(ω2)+ idl(ω、)az(ω 2) となる。
ここでat (ω1)は、T2をω1軸に関する横緩和
時間、ω。をω1軸の観測周波数に対応した基準の角周
波数とした時次式で表わされ、al(ω1)= Tz / (1+7’、 ”  (0g +(do )
 ” 1で吸収波形を与える偶関数である。
又、d、 (ω1)は下式で表わされ、di  (ω+
)”’rz”(ω、 +ω。)/  +1+T2  ”
  (ω+  +ω、  )  ”  1で分散波形を
与える奇関数である。
したがって、実数部から純吸収スペクトルが得られるこ
とが分かる。
なお、P(t+、  C2)と*tz(t++  C2
)の差をとると、 s’(t++  C2)= idz ((lJ2 )  e xp  (iω+L+
)これを1.について複素フーリエ変換すると、S′ 
(ω1.ωり一 = idz (ωz )  (a+ (ω+)+td+
(ωI))=−d、(ω+)dt(C2) +ia+(ωI) d、 (C2) となって、実数部から分散波形が得られる。
このように、Nタイプファイルの複素共役をとり(N’
″)、これを1.方向において反転させ(N”” ) 
、得られたPとN * L tを加減算した結果が純位
相スペクトルを与える。1、t2)とN(t1、方向の
フリー工変換(1、t2)とN(t1、−FT)はp、
 pa−L’l別々に行う必要があるが、これは、複素
共役をとるためt2方向の位相補正パラメータがPとN
”2とでは符号を変えるためである。
°なお、上記実施例ではNタイプ出力に複素共役、ct
−反転を施しているが、FTを含めて全て線型演算なの
でその順序によらない。従って第1図の他に次の5つの
変形でも同様な結果が得られる。
矢印はNからに12を作る過程を示す。
fllN−t!−反転→FT−襟素共役一+21N−t
!−反転→複素共役−FT→(3+ N −F T→【
、−反転→複素共役−441N−FT−?JI素共役−
t2−反転−(5)N−複素共役−FT−1、t2)と
N(t1、−反転→また、最終スペクトルの出力をNタ
イプで行う場合は、複素共役、1を一反転、FT等の演
算はp (1、t2)とN(t1、、1、t2)とN(
t1、)に施すことになる。
第2図は本発明による実験結果を示した図で、第3図は
ω8−反転または1、t2)とN(t1、−反転法によ
り得られた実験結果を示す図であり、同様に純位相スペ
クトルが得られることが分る。
なお、本発明は、Pタイプ、Nタイプ出力の可能な全て
の2次元NMR法について適用が可能である。
以下具体的に適用可能な2次元法を示すと、同j[5:
 C03Y、  RELAY、 MQTfilters
d C05Y  N0ESY、 MQT cohere
nce。
FOC3Y、TOC3Y  等々 異種核:hetero  C03Y、 hetero 
 RELAY。
heLero MQT coherence (2D[
NADEQUATEなど)等々 である。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、最終の読み出しパルスの
位相を90’ずらして測定した2回の2次元NMRデー
クを別々のデータファイル上(メモリー)に保管し、両
ファイルの加減算によりPタイプ、およびNタイプスペ
クトルを同時測定でき、Nタイプスペクトル複素共役を
とり、t2方向において反転したスペクトルとPタイプ
スペクトルとを加(fi)算しているので、分解能が良
いと共に、ピークの裾の切れもよく、更には、ピークの
符号の判別も可能な純位相モード表示の2次元スペクト
ルを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるt2−反転による2次元核磁気共
鳴測定方法の一実施例のフローを示す図、第2図は本発
明による実験結果を示す図、第3図はω1−反転または
1、t2)とN(t1、−反転法により得られた実験結
果を示す図、第4図は2DNMR法を行うためのNMR
装置の一例を示す図、第5図は2DNMR測定に用いら
れるパルスシーケンスを示す図である。 l・・・磁石、2・・・試料コイル、3・・・高周波発
振器、4・・・可変移相回路、6.7・・・ゲート、σ
、10・・・復調回路、11・・・90°移相回路、1
2.13・・・A−D変換回路、14・・・コンピュー
タ、15・・・メモリ、16・・・パルスプログラマ 出  願  人  日本電子株式会社 代理人 弁理士  蛭 川 昌 信(外2名)Q、、 
   lz 第4図 第5図 手 続 主車 正 書 (方式) ■、事件の表示 昭和62年特許願第092603号2
、発明の名称 t2−反転による2次元核磁気共鳴測定方法3、補正を
する者 事件との関係  特許出願人 5、補正命令の日付  昭和62年 6月 3日発送日
  昭和62年 6月30日 6、補正により増加する発明の数   な し7、補正
の対象  図 面(第2図及び第3図)8、補正の内容
  別紙の通り

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (イ)準備パルス又はパルス列の照射後展開期間t_1
    をおいて検出パルス又はパルス列を照射し、この検出パ
    ルス又はパルス列照射後検出期間t_2にわたって試料
    からのFID信号を90°位相の異なる2つの検出チャ
    ンネルで検出するシーケンスを用い、異なった複数のt
    _1の値について測定した複数のFID信号から成る複
    素集合データS_1(t_1、t_2)を得ること、 (ロ)前記(イ)におけるシーケンスと同一のシーケン
    スで且つ準備パルス又はパルス列と検出パルス又はパル
    ス列との間の位相が前記(イ)におけるシーケンスの場
    合と90°異なるシーケンスを用い、前記(イ)と同一
    の複数のt_1について測定した複数のFID信号から
    成る複素集合データS_2(t_1、t_2)を得るこ
    と、 (ハ)前記集合データS_1(t_1、t_2)、S_
    2(t_1、t_2)の和データP(t_1、t_2)
    と、差データN(t_1、t_2)を作成すること、(
    ニ)P(t_1、t_2)とN(t_1、t_2)のう
    ちどちらか一方をt_2について複素フーリエ変換し、
    他方について、複素共役をとること、t_2について時
    間反転すること、及びt_2について複素フーリエ変換
    することを任意の順序で行い、これらの和又は差をとる
    ことにより得られたデータS(t_1、ω_2)を複素
    フーリエ変換してS(ω_1、ω_2)を作成すること
    、 からなるt_2−反転による2次元核磁気共鳴測定方法
JP62092603A 1987-04-15 1987-04-15 t▲下2▼−反転による2次元核磁気共鳴測定方法 Expired - Lifetime JP2517592B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61234343A (ja) * 1985-04-10 1986-10-18 Jeol Ltd 2次元核磁気共鳴測定方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61234343A (ja) * 1985-04-10 1986-10-18 Jeol Ltd 2次元核磁気共鳴測定方法

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