JPS63259108A - 蒸気タ−ビンのバイパス弁制御装置 - Google Patents

蒸気タ−ビンのバイパス弁制御装置

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Publication number
JPS63259108A
JPS63259108A JP9098687A JP9098687A JPS63259108A JP S63259108 A JPS63259108 A JP S63259108A JP 9098687 A JP9098687 A JP 9098687A JP 9098687 A JP9098687 A JP 9098687A JP S63259108 A JPS63259108 A JP S63259108A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steam
valve
bypass valve
signal
governing valve
Prior art date
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Pending
Application number
JP9098687A
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English (en)
Inventor
Keiji Sugano
啓司 菅野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は蒸気タービンのバイパス弁制御装置に関する。
(従来の技術) tカ系統に排列されたタービン発電機は、系統負荷の変
動により周波数が」ユ昇した場合、これを一定に保つた
め蒸気加減弁を制御する調速機能を備えている。一方n
wtt等では原子炉の圧力を一定に保つ必要があり、前
記調速機能等により蒸気加減弁が絞り込まれた場合、余
剰蒸気を逃して圧力を一定に保つためのバイパス弁が設
けられている。
BwR用タービンの調速機能、圧力制御機能の構成を第
2図に示している。同図において1通常運転では負荷設
定1は110%に設定されており、系統が安定していれ
ば速度誤差2は0%であり、負荷要求信号3は110%
となっている。又圧力制御器18からの圧力制御信号4
は100%であることから、低値優先回路5により圧力
制御信号4が選択され、加減弁流量指令6は100%、
バイパス弁流量指令7は0%となっている。
この状態で系統周波数が上昇すると速度誤差が減少し、
 −10%以下になると加減弁流量指令6は圧力制御信
号4から負荷要求(ff号3に切替って蒸気加減弁8が
絞られる。バイパス弁9は圧力制御信号4と加減弁流量
指令6の偏差により開かれる。
系統周波数の復帰時には速度誤差2は0%に戻るが、こ
の過程で加減弁流量指令6は再び増加し、バイパス弁流
量指令7は減少する。
(発明が解決しようとする問題点) 蒸気加減弁・バイパス弁等のタービン主要弁は、別置の
油圧発生装置から配管を介して供給される油圧により駆
動されるものである。この弁の油圧系統において、急速
な弁開動作は供給油圧の低下を引き起こすため、特に急
開機能が要求されているバイパス弁を除いた蒸気加減弁
等には、開速度制限が設けられている。
この為前述の系統周波数上昇後の復帰時において、復帰
速度が速い場合には、加減弁流量指令の復帰に対して弁
開度の復帰に遅れが生じることになる。一方バイパス弁
にはこの様な遅れはほとんどないことから、蒸気加減弁
とバイパス弁の流量を加えた総流量が減少することにな
り原子炉圧力が上昇する。蒸気加減弁が加減弁流量指令
に対し遅れを生じる様な急激な変化時には、炉圧上昇に
より圧力制御信号が増加し、バイパス弁が再び開く前に
原子炉の制限値を越えてスクラムする可能性がある。
この周波数変化時の状態を第3図に示している。
第2図および第3図において、周波数10の上昇により
加減弁流量指令6は減少し、これによりバイパス弁流量
指令7は増加する。蒸気加減弁開度11およびバイパス
弁開度12は、それぞれの流量指令に対してほとんど遅
れなく追従し、その結果総流量13にはほとんど変化は
ない。
一方周波数10の復帰時には加減弁流量指令6は増加し
、これによりバイパス弁流量指令7は減少する。バイパ
ス弁開度12は流量指令に追従してすぐに閉まるが、蒸
気加減弁開度11は開速度制限により遅れるため、総流
量J3は減少する。
近年電力系統の大容量化が進み、又系統運用がより複雑
化するにしたがい、系統事故に伴なう周波数変化はより
大きくなることが予想され、上記不具合によるプラント
スクラムの可能性は増大しつつある。
本発明の目的は、系統周波数の変動時に蒸気加減弁とバ
イパス弁との動作速度のミススイッチを無くした蒸気タ
ービンのバイパス弁制御装置を提供することにある。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段および作用)本発明の蒸
気タービンのバイパス弁制御装置は。
蒸気加減弁およびバイパス弁を備えた蒸気タービンの蒸
気系において、蒸気加減弁を流れる実蒸気流量信号とバ
イパス弁の操作油圧の圧力制御信号との偏差によってバ
イパス弁を制御するよう構成したことを特徴とするもの
である。
本発明においては、蒸気加減弁の開速度に合せてバイパ
ス弁を制御することにより、蒸気流量のミススイッチを
無くし、総蒸気流量を一定に保って原子炉の圧力上昇を
防ぐことが可能となる。さらにバイパス弁単独の制御時
には従来通りの制御性を確保することが可能となる。
(実施例) 以下本発明を第1図に示す実施例について説明する。第
1図において第2図と同一符号は同一部分を示すもので
あるからその説明を省略する。第1図において、蒸気加
減弁8の制御は、第3図の従来方式と同一である。本発
明の特徴はバイパス弁の制御方式にある。すなわちバイ
パス弁流量指令7を圧力制御信号4と、蒸気加減弁の実
開度信号15を関数発生器16にて補正した加減弁実流
M(,1号17との偏差によって作ることを特徴として
いる。
次にこのように構成された本発明の蒸気タービンのバイ
パス弁制御装置の作動について説明する。
周波数上昇時には、速度誤差2が減少して負荷要求信号
3が圧力制御信号4より小さくなると、加減弁流量指令
6は低値優先回路5により切替り蒸気加減弁は負荷要求
信号3により制御される。一方バイパス弁は圧力制御(
i号と加減弁実開度信号15を関数発生器16にて補正
した加減弁実流量信号17との偏差により制御される。
この状態から周波数が急激に復帰すると、速度誤差2は
増加し、加減弁流量指令6は圧カ制御rff号4に組替
わる。蒸気加減弁は開速度制限により流量指令より遅れ
て開く、バイパス弁は実際の蒸気加減弁流量と圧力制御
(Fff号4との偏差で制御されるため加減弁の遅れに
追従した速度で閉する。
又、蒸気加減弁が全閉している場合あるいは負荷制限器
等により一定開度で制御されている場合には、バイパス
弁が圧力制御信号4に追従して動作することから従来と
全く同様の制御特性が得られる。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、蒸気加減弁を流れる実蒸
気流量信号とバイパス弁の操作油圧の圧力制御信号との
偏差によってバイパス弁を制御するよう構成したことに
より、系統周波数の変動時の蒸気加減弁とバイパス弁の
動作速度のミススイッチが無くなり、安定した蒸気ター
ビン制御を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
ft51図は本発明の蒸気タービンのバイパス弁制御装
置の一実施例を示すブロック図、第2図は従来のバイパ
ス弁制御装置を示すブロック図、第3図は従来の制御系
における周波数上昇時の挙動を説明するための特性図で
ある。 1・・・負荷設定     2・・・速度誤差5・・・
低値優先回路   8・・・加減弁位置制御9・・・バ
イパス弁位置制御 14・・・加減弁開度検出器 1G・・・関数発生器代
理人 弁理士  則 近 憲 佑 同     第子丸   健 第1図 一崎閏 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)蒸気加減弁およびバイパス弁を備えた蒸気タービ
    ンの蒸気系において、蒸気加減弁を流れる実蒸気流量信
    号とバイパス弁の操作油圧の圧力制御信号との偏差によ
    ってバイパス弁を制御するよう構成したことを特徴とす
    る蒸気タービンのバイパス弁制御装置。
JP9098687A 1987-04-15 1987-04-15 蒸気タ−ビンのバイパス弁制御装置 Pending JPS63259108A (ja)

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JP9098687A JPS63259108A (ja) 1987-04-15 1987-04-15 蒸気タ−ビンのバイパス弁制御装置

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ID=14013832

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