JPS63256704A - 手袋及びその製造方法 - Google Patents

手袋及びその製造方法

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JPS63256704A
JPS63256704A JP62092595A JP9259587A JPS63256704A JP S63256704 A JPS63256704 A JP S63256704A JP 62092595 A JP62092595 A JP 62092595A JP 9259587 A JP9259587 A JP 9259587A JP S63256704 A JPS63256704 A JP S63256704A
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sheet
glove
hand
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base
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滋 渡辺
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、手袋及びその製造方法に関する。
更に具体的には、防水性と防寒性を必要とする各種作業
に使用される手袋及びその製造方法に関する。
[従来技術とその問題点] 軟質の発泡クロロブレンゴムシートで形成された手袋は
、ダイパーやサーファ−の防寒用として使用されている
。この手袋は手に密着し、防寒用としての機能を有して
いるが、次のような問題点がある。
(a)この種類の手袋は、所要形状に形成された各構成
片の端面を、手袋が立体的になるように指で加減しなが
ら接着剤で接合して製造される。このため機械化は困難
で大量生産ができず、製造コストは高いものとなってい
る。
(b)端面接着の場合は、接着が完全でない場合も生じ
る。この場合は、防水性は十分ではないし強度も劣る。
(C)接着する二戸は伸び率が同じ材質でないと剥離し
やすく、また材質が異なると接着できない場合も生じる
(d)端面接着の場合は、発泡クロロブレンゴムシート
の厚さが薄い(特に2mm以下)と接着面積が狭く、接
着力も弱い。
[問題点を解決するための手段] 寒冷時に水と関係する作業に使用される作業用手袋は、
防寒性、防水性及び耐摩耗性が必要である0本発明は防
寒・防水機能と共に耐摩耗性及び作業性に優れた手袋を
提供するものである。
即ち、手袋の発明にあっては、 柔軟性と伸縮性を有する独立気泡型の発泡ゴムシート又
は発泡プラスチックシート(以下「発泡シート」という
)を裁断して所要形状の複数のシート片を形成し、シー
ト片のうち、少なくとも掌部側片の全部又は一部に絹布
又は織布が張り付けてあり、この複数のシート片を縫合
したものを反転して手袋基体が形成されており; 手袋基体表面の編布又は織布には、含浸した状態でゴム
又は合成樹脂の補強被膜が形成してあり; 反転によって生じたシート片の縫合凹部はゴム又は合成
樹脂で充填してあり; しかも手袋基体は、手型に被せて加熱による成形が施さ
れている手袋である。
手袋の製造方法の発明にあっては、 (a)柔軟性と伸縮性を有する独立気泡型の発泡シート
を裁断して所要形状の複数のシート片を形成し、この複
数のシート片を縫合した後、これを反転して手袋基体を
製造する工程、 (b)手の自然な形態に合わせて成形された手型に手袋
基体を被着する工程、 (C)手型に被着した手袋基体の表面に、ゴム又は合成
樹脂のラテックス又はペーストを付着する工程、 (d)乾燥、加硫、溶融等により、手袋基体の形状を被
着した手型の形状に固化成形すると同時に手袋基体の外
面に補強被膜を形成する工程、を有する手袋の製造方法
である。
本発明に係る手袋は、防寒・防水機能を有し、かつ、手
の動きや指の屈曲を妨げないようにしなければならない
、この為柔軟性と伸縮性を有する独立気泡型の発泡シー
トが使用される。この発泡シートを所要形状に裁断して
複数のシート片を作り、シート片を二枚重ねて縫い合わ
せ、これを反転させて手袋基体が形成される。
発泡シートとして、例えばクロロプレンゴム、クロロス
ルホン化ポリエチレン、エチレンプロピレンゴム、ウレ
タンゴムがある。
しかし、発泡シートが手の動きや指の屈曲を妨げないと
いっても甲部側のシートは、手の動きや指の屈曲に対し
て引っ張り抵抗となる。
そこで、複数のシート片を縫合し、これを反転したとき
に手の自然な形となるようにシートを裁断し、それを縫
合して立体的な手袋基体を形成して手の動きや指の屈曲
の妨げを極力少なくするのが好ましい。この立体的な手
袋基体を形成する他の効果は後で説明する。
手袋基体は、防寒性を主目的とすれば全体を厚くするこ
とになって作業性が悪くなり、手指の触感も阻害する。
また、作業性を主目的とすれば手袋全体を薄くすること
になって防寒性は悪くなる。
手の保温の必要性について検討してみると、手の甲部側
は、血管が通っているため低温下での長時間の作業の場
合は、特に保温を必要とする。しかし、手の基部側は、
手の甲部側程保温を必要としないばかりでなく、作業性
を良くするためには、かえって薄い方が良い。指部分に
ついても同様な理由で薄い方が良い。
そこで、手袋基体の基部側は、甲部側よりも薄いシート
によって形成し、甲部側のうち指部分は甲部よりも薄い
シートによって形成して(本部シート〈指部シート〈甲
部シート)保温性と作業性を同時に確保することが望ま
しい。当然ながら、手袋基体の基部側と甲部側とを等厚
とすることもできる。その場合、指部分に本部より柔軟
性を有するシートを使用すると指の屈曲がしやすい。
手袋基体を構成するシート片のうち、少なくとも本部片
には、編布又は織布(以下「布」という)が張り付けて
ある。この布は、補強用シートとなるほか、後で説明す
るように、本部に滑り止めの突起や凹凸を形成する場合
に使用される。このような布として、ナイロン繊維を編
んだもの又は織ったものをあげることができる。
なお、耐摩耗性の観点からは、指部分の甲部側も布が張
り付けてある方が好ましい。布は、一般作業に使用する
手袋の場合は、少なくとも指先から第1番目の関節と第
2番目の関節との間化を被覆すれば足りる。しかし特殊
な作業に使用される手袋の場合は、更に第3番目の関節
まで被覆するのが好ましい。また、手袋基体を構成する
すべてのシート片に、布を張り付けたものを使用するこ
ともできる。
手袋基体表面の布には、浸漬又は塗布によフて含浸した
状態のゴム又は合成樹脂の補強被膜が形成しである。
既に説明したように、手袋基体はシート片を二枚重ねて
縫い合わせる木縫いによるため、縫合後の手袋基体の反
転によって手袋基体の表面には、略V状の縫合凹部が形
成される。縫合凹部は、漏水防止等を図るためにゴム又
は合成樹脂で充填される。この充填は、通常、補強被膜
を形成する際の浸漬又は塗布によって行なわれる。縫合
凹部にゴム又は合成樹脂が入り込むと、漏水防止だけで
なくシート片同士の接着による補強をも図ることができ
る。このゴム又は合成樹脂は、手袋基体と同一の材質を
使用することもできるし、異なるもの、例えば耐油性、
耐薬品性等に優れた材質のものを使用することもできる
手袋基体の表面に張り付けられた布を有する場合は、ゴ
ム又は合成樹脂は、布の繊維と絡み合った状態で付着す
る。このため、ゴム又は合成樹脂に手袋基体と接着性の
良くない材質のものを使用することもできる。
なお、ゴム又は合成樹脂の付着に浸漬法を使用した場合
は、本部と同時に甲部もゴム又は合成樹脂で補強被膜を
形成することができる。この場合、手袋基体の基部側に
布を有し、甲部側にこれを有しない場合は、手袋基体の
基部側にゴム又は合成樹脂は厚く付着し、甲部側には薄
く付着することになる。このため、本部と同様に厚く付
着する場合に比較して甲部側の手の動きや指の屈曲に対
する引っ張り抵抗は、弱くなる。
手袋基体の本部に張り付ける布に、突起或いは凹凸を有
するものを使用することもできる。この−例として、片
面に任意の間隔でパイルが形成しであるタオル織地をあ
げることができる。このタオル織地を使用した手袋の場
合は、手袋基体の本部表面に、前記したパイルを芯とし
てゴム又は合成樹脂の滑り止め突起が形成される。この
滑り止め突起はタオル織地の素材によフて尖鋭さが異な
る。なお、この手袋の使用によって表面の補強被膜が摩
滅するとパイルの先部が表面に露出してくる。この為、
水に濡れた物体を把持する場合に滑り難い状態になるた
め、水を扱う作業に好適である。
縫合された手袋基体は反転されるので、手に装着したと
き縫い代である縫合凸部が手の表面に当り装着感が悪い
、そこで指を本部側に曲げた手の自然な形態の手型に、
手袋基体を少し引伸ばした状態で被着すると手袋の内面
は手袋の収縮力によって手型に圧着された状態となる。
この状態で加熱処理すると、内側に突出した二枚重ねの
縫合凸部は、手型の熱によって軟化されて変形し、手袋
基体の緊張力によって気泡部が押し潰され、縫合凸部は
低くなった状態で固化される。このため手に装着したと
きも違和感を生じなくなる。
手袋基体を平面的な裁断及び平面的な縫合によって形成
したものでも、手の自然な形態の手型に被着して加熱成
形すれば、一応は手の自然な形態の手袋が得られる。し
かし、手型に被着された手袋基体の甲部側は、強い伸張
によって厚さが薄くなフており、これがそのまま固化成
形されると、断熱効果が著しく低下して発泡シートを使
用した意味を失う、従って、手袋基体は、手の自然な形
態に合った立体的な裁断及び立体的な縫合によって形成
し、甲部側の厚みの変化をほとんど伴なうことなく固化
成形がなされるのが好ましい。
なお、手袋基体の内面に、手の滑りが良いナイロンメリ
ヤス等の伸縮性の布を張り付けると、手への着脱が容易
になる。
[実施例] 実施例1 第1図ないし第4図において、手袋基体10は、柔軟性
と伸縮性を有する独立気泡型の発泡クロロプレンゴムシ
ートを縫合したのち、これを反転して形成されている0
手袋基体10を構成するシート片は、縫合したときに立
体的になるように裁断された、本部シート片11と母指
球シート片11aと甲部シート片12それに甲部指先シ
ート片13である。
甲部指先シート片13は、手袋を手に装着したときに、
指先から第1関節と第2関節の間にくるように裁断され
ている。また、甲部シート片12は、手首と前腕の一部
を覆う袖口部14を一体に有している。
本部シート片11及び母指球シート片11aは、手指の
触感を阻害しない程度の厚さく略2.0〜2.5關)で
あり、甲部シート片12及び甲部指先シート片13は、
防寒断熱の目的を溝足するに足る厚さく略3.0m1)
である。
各シート片のうち、縫合後反転したとき裏側になる面に
は、それぞれ滑りの良いナイロンメリヤス(70デニー
ル)のスリップシート17が張り付けてある。
本部シート片11及び母指球シート片11aには、縫合
後反転したとき表側になる面に、凹凸を有するナイロン
メリヤス(凹部は70デニールのナイロン糸一本使い、
凸部は70デニールのナイロン糸三本使い)の補強シー
ト15が接着剤によって張り付けてある。
また、甲部指先シート片13には、縫合後反転したとき
表側になる面に、ナイロンメリヤス(70デニール)の
補強シート16が張り付けてある。
これら本部シート片11と母指球シート片11aと甲部
シート片12と甲部指先シート片13を二枚に重ねて糸
21で縫合(本縫い)した後、反転して手袋基体lOを
形成する。
この結果、各シート片の縫合箇所には、二枚に重なった
縫合凸部18が形成され、縫合凸部18の反対側には縫
合凹部19が形成される。
この手袋基体10を、その伸縮性を利用して手の自然な
形態に合わせて成形された手型Hに被着する(第4図参
照)、このとき縫合凸部18は、指部分の断面を示した
5図(a)に代表されるように、手型HI、:端部で接
触している。
手型Hに被着した手袋基体10を、 ネオブレンラテックス#650    100 重量部
(固形分) アクアレックス SMO安定剤   3重量部アクアレ
ックス WAQ  安定剤   lli量部硫黄   
       加硫剤   1重量部1号亜鉛華   
    加硫剤   5重量部サンセラー TT   
  促進剤   2重量部No(:、RO(:、NBG
       老化防止剤 2重量部クラウンクレー 
    充填剤  10重量部カーボンブラック   
 顔料   1.5重量部ラテコール AS   増粘
剤 0.25〜0.51i量部プロセスオイル    
 軟化剤   5重量部分散剤 安定剤       
   適量の組成からなるラテックス(粘度 450(
:PS)に浸漬する。このとき補強シート15.18は
ラテックスを含浸する。
これを80℃で120分間乾燥させ、その後140℃で
20分間加硫する。
この工程によって手袋基体10は、被着した手型Hの形
状に固化成形されると同時に、手袋基体10の外面に防
水性の補強被膜20が形成される。また、内側に突出し
た二枚重ねの縫合凸部18は、第5図(a)の状態から
第5図(b)の状態に変形し、押し潰されて固化し扁平
となる。
本実施例に係る手袋は、甲部側Bの甲部シート片12表
面に、補強被膜20が薄く形成されるだけである。この
ため、指の屈伸等による甲部シート片12の伸びに抵抗
となる影響を、殆ど与えない。
実施例2 第6図、第7図は、本発明の第2実施例を示すもので、
第1実施例と同−又は同等箇所には同一符号を付してい
る。図において、手袋基体10は、柔軟性と伸縮性を有
する独立気泡型の発泡クロロブレンゴムシートを使用し
、おおむね実施例1と同様の構造であるであるが、次の
点で異なっている。
■甲部指先シート片130が手袋を手に装着したとき、
指先から第2関節と第3関節の間にくるように裁断され
ている点、 ■甲部指先シート片130は、手指の動きを阻害しない
程度の厚さのシート(略3.0〜3.5IIm ) カ
使用され、甲部シート片12は、防寒断熱の目的を満足
するに足る比較的厚手のシート(略5.Om+w )が
使用されて、厚さを異にしている点、■本部シート片1
1と母指球シート片11aの表側になる面に、補強シー
ト15として、パイル30を有するナイロンタオル織地
(第7図参照 なお、地31は70デニールのナイロン
糸、パイル30は120テニールのナイロン糸からなる
)が接着剤によって張り付けてある点、 ■甲部シート片12にもナイロンメリヤス(70デニー
ル)の補強シート16a(補強シート16よりも薄い)
を張り付けている点、である。
この手袋基体10を実施例1と同様の手型Hに被着し、
これを、 )IX−13塩化ビニル樹脂  100重量部DOP 
(ヂオクチルフタレート)     可塑剤     
 110 !置部DO^(ヂオクチル?ジペート)  
   可塑斉り       201部量部ポリエステ
ル系可塑剤      10重量部カルシウム−亜鉛系
・安定剤    2重量部アエロジル    ゲル化剤
    2重量部顔料               
2重量部ツルペッツ     稀釈剤 30〜sob量
部の組成からなるプラスチゾルに、浸漬し、浸漬箇所に
プラスチゾルを付着する。このとき補強シート15,1
6,16aはプラスチゾルを含浸する。その後、100
℃で20分間乾燥させて稀釈剤を飛ばし、更に後180
℃でLC1分間溶融する。補強シート15は、プラスチ
ゾルを含浸しているため、第6図の0部を拡大した第7
図に示すように、パイル30を芯として手袋の本部側A
に塩化ビニル樹脂の滑り止め突起32が形成される。そ
の際、手袋基体10が手型の形状に固化成形されること
、及び二枚重ねの縫合凸部18は変形し、押し潰され扁
平となることは実施例1の場合と同様である。
本実施例によれば、補強シート15.1[i、leaが
プラスチゾルを含浸するため、クロロブレンゴムの手袋
基体lOと接着性の悪い塩化ビニル樹脂の補強被膜20
でも形成することができる。また、補強シート16,1
6aに補強被膜20が形成されるため、補強シート16
,16aが保水することによって蒸発潜熱が奪われるの
を防止でき、保温性が良い。
更には、補強シート16aは補強シート16よりも薄い
ので補強被膜20も薄く形成され、手の動きを妨げない
[比較例] 実施例1に係る手袋と、発泡クロロブレンゴムシートの
表面にナイロンメリヤス(70デニール)のみを張り付
けた手袋との摩耗に対する強度の比較を行なった。
*摩耗試験機 テーパータイプアブレッション摩耗試験機(東洋精機製
作所) *使用摩耗輪 キャリグレード硬質摩耗輪砥石粒度822*荷  重 500g以上 この条件で共に手の本部の耐摩耗性の比較試験を行なっ
たところ、発泡クロロブレンゴムシートの表面にメリヤ
スのみを張り付けた手袋の場合は1000回以下でメリ
ヤスが破れてクロロブレンゴムシートが露出したのに対
して、本発明に係る手袋の場合は10000回でもクロ
ロブレンゴムシートは露出しなかった。
[発明の効果] 本発明は次の効果を有する。
(a)手袋基体に独立気泡型のシートを使用しているの
で、断熱性に富むとともに手袋内に水が入っても手袋基
体は水を吸収しない。したがって寒中での水と関連する
作業に適している。
(b)手袋基体は柔軟性と伸縮性を有している発泡シー
トを使用し、しかも手の自然な形態に合わせて合わせて
成形された手型に被着された後の加熱処理で、手袋基体
が熱変形して手に適合するように固化成形がなされてい
るので、手の動きに良く馴染み作業性が良いと共に長時
間の作業にも疲れにくい手袋が得られる。
(c)端面接着で手袋を形成する場合は、接着するニル
のシートは等厚でないと段差ができて手や物に引掛った
りして作業上不都合である。しかし本発明の手袋は縫合
して形成されるので、縫合するニルのシートは等厚でな
くても段差ができない、このため厚さを異にして防寒性
と作業性の両方を同時に満足する手袋を得ることができ
る。
又、柔軟性を異にした素材や、接着剤では接着できない
ような異なった性買の素材でも接合することができる。
(d)布の繊維の中に補強被膜を形成する液力七人り込
んで繊維と絡む、このため形成された補強被膜は剥離し
にくくなると共に、布の耐摩耗性も著しく向上する。
(e)反転によって生じた縫合凹部は、ゴム又は合成樹
脂で充填されているので、接着による縫合凹部の補強及
び縫合凹部からの漏水が防止でき駄 (f)縫合部の糸に、補強被膜をなす液が浸透し、糸及
び針穴を充填する。この為縫合部の破損がなく、文系を
切断しても糸がほつれず、かつ、はつれが伝染しない、
したがって例えば釣り針に餌を着ける作業のように細か
い指先の仕事をする場合は、手袋の指先部分を切断して
使用するが、このような使用もできる。
(g)手袋を縫合して手袋基体を得、これを手型に被着
して成形するので、熟練を要しなくても均一の品質の製
品が得られる。
このため製造に当って機械化ができ、製品のパラつきも
なく、コストダウンを図ることがでとる。
(h)加熱成形の際に、手袋基体は手型に緊張状態で被
着される。したがって各シート片の縫合凸部が手型に押
圧された状態で加熱されることになり扁平化される。こ
のため手袋を手に装着したとき縫合凸部(縫い代)によ
る異物感がない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、各シート片を縫合した後反転して得られた手
袋基体の一部を破断した概略正面図第2図は、第1図の
一部を破断した概略背面図第3図は、手袋基体を手型に
被着し、補強被膜を形成する前の状態を示す概略斜視図 第4図は、補強wL@を形成した第1実施例に係る手袋
の要部縦断面図 第5図ta)は、手型に手袋基体を被着した、加熱前の
手型と縫合凸部との関係を示す説明図第5図(blは、
第5図(alの状態の手袋基体を加熱した後の状態を示
す説明図 第6図は、第2実施例に係る手袋の要部縦断面図 第7図は、第6図のC部拡大図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、柔軟性と伸縮性を有する独立気泡型の発泡ゴムシー
    ト又は発泡プラスチックシートを裁断して所要形状の複
    数のシート片を形成し、シート片のうち、少なくとも掌
    部側片の全部又は一部に編布又は織布が張り付けてあり
    、この複数のシート片を縫合したものを反転して手袋基
    体が形成されており; 手袋基体表面の編布又は織布には、含浸した状態でゴム
    又は合成樹脂の補強被膜が形成してあり; 反転によって生じたシート片の縫合凹部はゴム又は合成
    樹脂で充填してあり; しかも手袋基体は、手型に被せて加熱による成形が施さ
    れている、 ことを特徴とする手袋。 2、手袋基体が、手の自然な形態となるようにシート片
    は裁断及び縫合されている特許請求の範囲第1項記載の
    手袋。 3、手袋基体の掌部側は、甲部側よりも薄いシート片に
    よって形成されている特許請求の範囲第1項又は第2項
    記載の手袋。 4、指の甲部側のうち、指先から指の付け根にかけての
    任意の箇所に編布又は織布が張り付けてある特許請求の
    範囲第1項ないし第3項記載の手袋。 5、掌部側の編布又は織布に滑り止め凸起又は突起物を
    有し、この凸起又は突起物を芯としたゴム又は合成樹脂
    の滑り止め体が形成されている特許請求の範囲第1項な
    いし第4項記載の手袋。 6、 (a)柔軟性と伸縮性を有する独立気泡型の発泡ゴムシ
    ート又は発泡プラスチックシートを裁断して所要形状の
    複数のシート片を形成し、この複数のシート片を縫合し
    た後、これを反転して手袋基体を製造する工程、 (b)手の自然な形態に合わせて成形された手型に手袋
    基体を被着する工程、 (c)手型に被着した手袋基体の表面に、ゴム又は合成
    樹脂のラテックス又はペーストを付着する工程、 (d)乾燥、加硫、溶融等により、手袋基体の形状を被
    着した手型の形状に固化成形すると同時に手袋基体の外
    面に補強被膜を形成する工程、を有する手袋の製造方法
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