JPS63256168A - メタリツク仕上げ方法 - Google Patents

メタリツク仕上げ方法

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JPS63256168A
JPS63256168A JP9167987A JP9167987A JPS63256168A JP S63256168 A JPS63256168 A JP S63256168A JP 9167987 A JP9167987 A JP 9167987A JP 9167987 A JP9167987 A JP 9167987A JP S63256168 A JPS63256168 A JP S63256168A
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JP
Japan
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metallic
paint
base
resin
parts
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Pending
Application number
JP9167987A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Kasari
加佐利 章
Shinichi Hamamatsu
浜松 賑一
Motoshi Yabuta
藪田 元志
Satoru Ito
悟 伊藤
Kaoru Morita
薫 森田
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Kansai Paint Co Ltd
Original Assignee
Kansai Paint Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産東上史■艮方1 本発明は、メタリック仕上げ方法に関する。更に詳しく
は、本発明は、2コート1ベーク方式により、高級仕上
り外観を有し且つ優れた性能のメタリック塗膜を形成し
得るメタリック仕上げ方法に関する。
炙米り且玉 メタリック塗膜は、該塗膜中に含有せしめたリン片状の
メタリック顔料の光反射により特異な美粧性が得られる
ことから、特に自動車、オートバイ等の外板に多く施さ
れている。而して該メタリック塗膜の形成法として、鮮
映性の向上及び長期に亙る屋外暴露による外観光沢の低
下防止のために、メタリックベース塗料を塗装し、これ
を硬化させることなく引続きトップクリヤー塗料を塗り
重ねた後、該両塗膜を同時に加熱硬化せしめる、所謂2
コート1ベーク方式が多く採用されている。
この2コート1ベーク方式によるメタリック仕上げ方法
を採用するに当たっては、ベース塗料中のメタリック顔
料がトップクリヤー塗料中に移行して、所謂「メタリッ
クムラ」になるのを防止するために、ベース塗料中でメ
タリック顔料が流動せず、しかも該塗面に塗装されるト
ップクリヤー塗料中に含まれる溶剤や樹脂によってベー
ス塗料中のメタリック顔料が再流動しないような工夫が
必要となる。そのために、ベース塗料に含まれる樹脂と
トップクリヤー塗料に含まれる樹脂との相溶性をいくら
か悪くしたり、ベース塗料中に含まれる樹脂の分子量を
トップクリヤー塗料中に含まれる樹脂のそれよりも高く
して、トップクリヤー塗料の影響を少なくしたり、或は
ベース塗料中に低沸点溶剤を配合して塗着時の固形分1
1度を高くする等の手法が採用されている。しかしなが
ら、これら手法のいずれによっても、メタリックムラの
発生を充分に防止するには至っていない。
またベース塗料中にセルロースアセテートブチレート等
のセルロースエステルを配合する試みもなされており(
例えば特公昭49−380058公報参照)、これによ
るとトップクリヤー塗料を塗装してもベース塗料の塗膜
の再溶解が起り難く、そのため従来に比べてメタリック
ムラの発生が少なくなり、均一なメタリック感及び鮮映
性の優れたメタリック塗膜を得ることができる。しかし
ながら、上記セルロースエステルを含有せしめたベース
塗料を使用すれば、ベースコート塗膜とトップコート塗
膜との層間付着性が劣り、そのため両型膜の剥離が生じ
易くなり、またベース塗料の塗装面上へのトップクリヤ
ー塗料のヌレが不十分となりトップコート塗膜面の平滑
性が損われる(仕上り肌が劣る)等という重大な欠点が
生ずるを避は得なくなる。
このような欠点を解消するために、セルロースアセテー
トブチレートの代りにセルロースアセテートブチレート
にビニル単量体をグラフト重合せしめたものを使用する
ことも検討されている(例えば特開昭48−80192
号公報、同49−115126号公報、同50−480
31号公報、同55−54301号公報、同55− 133472M公報、同60−58415号公報、特公
昭50−37683号公報、同51−5659号公報、
同51−5660@公報、同55−8105号公報、同
58−2978号公報等参照)。しかしながら、この場
合でも、ベース塗料の塗装面上へのトップクリヤー塗料
のヌレ性は改善されておらず、トップコート塗膜面の平
滑性に劣るという欠点は未だ解消されていない。更にこ
の方法では、架橋硬化性が不均一であり、得られる塗膜
の耐水性に乏しいという欠点も有している。
口が 決しようとする問題点 本発明者は、2コート1ベーク方式によるメタリンク仕
上げにおいて、ベース塗料にセルロースアセテートブチ
レートを配合するとメタリックムラがほぼ解消されてメ
タリック感及び鮮映性が向上することに着目し、これら
の技術的効果を低下させることなく、ベースコート塗膜
とトップコート塗膜との眉間付着性、ベース塗料の塗装
面上へのトップクリヤー塗料のヌレ性及び高温耐水性を
改良するために、セルロースアセテートブチレートにつ
き更に詳細に検討を行ってきた。その結果、2コート1
ベーク方式によるメタリック仕上げにおいて、アセチル
化度、ブチリル化度及び水酸基濃度が特定範囲内にある
セルロースアセテートブチレート及びメトキシ化メチロ
ールメラミンの1核体成分を特定量以上含有するような
分子量分布を有するメラミン樹脂を配合したベース塗料
を使用することにより上記本発明の所期の目的を達成し
得ることを見い出した。本発明は、斯かる知見に基づい
て完成されたものである。
旦星慮翌雇因工盃人翌9より 即ち、本発明は、基体樹脂、アミノ樹脂及びメタリック
顔料を主成分とするメタリックベース塗料を塗装し、次
いでトップクリヤー塗料を塗装後、加熱して該両塗膜を
同時に硬化せしめる2コート1ベーク方式によるメタリ
ック仕上げ方法において、上記アミノ樹脂が、一部もし
くは全部がメトキシ基であるメトキシ化メチロールメラ
ミンの1核体を35重滑%以上含有するような分子量分
布を有するアルコキシ化メチロールメラミンを主成分と
するものであり、且つ上記メタリックベース塗料が、ア
セチル化度が8〜20重口%、ブチリル化度が30〜4
2重醋%及び水酸基含有率が2.4〜4.5重i%であ
るセルロースアセテートブチレートを含有する塗料であ
ることを特徴とするメタリック仕上げ方法に係る。
本発明で用いられるベース塗料は、基体樹脂、アミノ樹
脂及びメタリック顔料を主成分とし、更に上記特定組成
のセルロースアセテートブチレート(以下これをrcA
BJという)を加えてなる熱硬化性塗料であり、これは
有機溶液型であっても非水分散液型であってもよい。
上記基体樹脂は、ベースコート塗膜を形成するための主
要成分であって、その分子中に水酸基、更に必要に応じ
てカルボキシル基等の官能基を有せしめたそれ自体メタ
リック塗膜形成に用いられている既知の樹脂である。具
体的にはアクリル樹脂、ポリエステル樹脂、ウレタン樹
脂等が挙げられる。これらの樹脂の水酸基価は約20〜
150範囲が好ましく、約30〜8oの範囲が特に好ま
しい。また酸価は100以下が好ましい。また該樹脂の
分子量は、樹脂の構造、組成、塗料形態等に応じて適宜
選択でき、ツルビリティ−パラメーターは9.0以上で
あるのが望ましい。これらの基体樹脂のうち、水酸基含
有アクリル樹脂につき更に詳述する。
水酸基含有アクリル樹脂は、水酸基含有ビニルモノマー
と他のビニルモノマーとの共重合体である。水酸基含有
ごニルモノマーとしては、例えば2−ヒドロキシエチル
アクリレート、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、
ヒドロキシプロピルアクリレート、ヒドロキシプロピル
メタクリレート等の如きアクリル酸又はメタクリル酸の
02−24ヒドロキシアルキルエステル、N−メチロー
ルアクリルアミド、N−メチロールメタクリルアミド、
N−ヒドロキシエチルアクリルアミド、N−ヒドロキシ
エチルメタクリルアミド、N、N−ジヒドロキシエチル
アクリルアミド、N、N−ジヒドロキシエチルメタクリ
ルアミド等の如きアクリル酸又はメタクリル酸の七ノー
もしくはジーC1−12ヒドロキシアルキルアミド等が
挙げられる。また他のビニルモノマーとしては、例えば
メチルアクリレート、エチルアクリレート、プロピルア
クリレート、n−ブチルアクリレート、1so−ブチル
アクリレート、3−ペンチルアクリレート、ヘキシルア
クリレート、2−へブチルアクリレート、オクチルアク
リレート、2−オクチルアクリレート、ノニルアクリレ
ート、ラウリルアクリレート、2−エチルへキシルアク
リレート、2−エチルブチルアクリレート等のアクリル
酸のCl−24アルキルエステル、メチルメタクリレー
ト、エチルメタクリレート、プロごルメタクリレート、
n−ブチルメタクリレート、1so−ブチルメタクリレ
ート、3−ペンチルメタクリレート、ヘキシルメタクリ
レート、2−へブチルメタクリレート、オクチルメタク
リレート、2−オクチルメタクリレート、ノニルメタク
リレート、ラウリルメタクリレート、2−エチルへキシ
ルメタクリレート、2−エチルブチルメタクリレート等
のメタクリル酸の01−24アルキルエステル、アクリ
ル酸、メタクリル酸等のカルボキシル基含有ビニルモノ
マー、スチレン、ビニルトルエン、グリシジルメタアク
リレート等が挙げられる。上記水酸基含有アクリル樹脂
は、水M単価が20〜150、好ましくは30〜80、
酸価がO〜50.好ましくは5〜20.型口平均分子量
が5000〜100000、好ましくは10000〜5
0000の範囲にあるのが望ましい。
本発明で用いられるアミノ樹脂は、上記基体樹脂や下記
CABの架橋硬化剤である。特に本発明では、完全もし
くは部分的にメトキシ化されたメトキシ化メチロールメ
ラミンの1核体(1指体)を35重量%以上、好ましく
は45重量%以上、更に好ましくは50重量%以上含有
するような分子量分布に調整してなるメラミン樹脂(以
下「モノメリックメラミン」という)を使用することを
必須とする。ここで、メトキシ化メチロールメラミンの
1核体とは、トリアジン1核体のメチロール化物で、且
つそれに含まれる6個のメチロール基の少なくとも1個
がメトキシ化されているもので、残りのメチロール基の
一部もしくは全部が炭素数2〜4の1価アルコールでア
ルコキシ化された混合アルコキシ化メチロールメラミン
であるものも含まれる。モノメリックメラミン中におけ
るメトキシ化メチロールメラミンの1核体の含有率が3
5重旧%より少ないような分子量分布のメラミン樹脂で
は、CABに対する相溶性及び架橋性が低下し、ベース
コート塗膜とトップコート塗膜との層間付着性、耐水性
等が低下するので好ましくない。
上記モノメリックメラミンは、メラミンとホルムアルデ
ヒドとを塩基性下で反応させて得られるメチロール化メ
ラミン樹脂を、メタノール単独又はメタノールと炭素数
2〜4の脂肪族モノアルコール(即ちエタノール、イソ
プロピルアルコール、n−ブチルアルコール、イソブチ
ルアルコール等)との混合アルコールで酸性下に反応さ
せることにより得ることができる。斯かるモノメリック
メラミンは、具体的にはサイヌル3フ01サイメル32
5、サイメル303〔いずれも三井サイアナミド社製)
 、Resimene  755 (モンサント社製〕
MS−15、MX485(いずれも三相ケミカル社製〕
等である。
また本発明では、アミノ樹脂として上記モノメリックメ
ラミンに、メトキシ化メチロールメラミンの1核体含有
率が35重徂%未溝の分子量分布に調整されたメラミン
樹脂(以下「ポリメリックメラミン」という)を併用す
ることができる。具体的にはニーパン203E−60、
ニーパン28−60 (いずれも三井東圧化学社製〕等
が挙げられる。
またメタリック顔料とσでは、それ自体公知のものが使
用され、例えばアルミニウム、銅、真ちゅう、雲母、雲
母状酸化鉄、ブロンズ等の鱗片状メタリック粉末等が挙
げられる。
次に本発明のベース塗料に配合されるCABは、セルロ
ースの部分アセチル化物を更にブチルエーテル化して得
られるものであり、本発明では特にアセチル化度が8〜
20重量%、好ましくは10〜15重量%、ブチリル化
度が30〜42重量%、好ましくは34〜40重厘%及
び水酸基含有率が2.4〜4.5重量%、好ましくは2
.7〜4.011%の範囲内にそれぞれ含まれているこ
とが重要である。更に本発明では、粘度がASTM  
D−817−72A法により測定して0.1〜3秒の範
囲内にあるCABがより好ましい。
アセチル化度が8重層%未満であるか又はブチリル化度
が42重量%を越える場合には、ベースコート塗面に対
するトップクリヤー塗料のヌレが著しく低下し、その結
果2コート1ベーク仕上げ塗膜の平滑性が極めて不良と
なる。また逆にアセチル化度が20重司%を越えるか又
はブチリル化度が30重量%未満である場合には、併用
する基体樹脂、例えばアクリル樹脂、ポリエステル樹脂
、アミノ樹脂等との相溶性及び通常使用される炭化水素
系溶剤との溶解性が著しく悪くなるために、塗料系とし
ての安定性に問題が生ずる。更にアセチル化度が8〜2
0重量%の範囲内にあり且つブチリル化度が30〜42
重層%の範囲内にあっても、水酸基濃度が2.4重口%
未満である場合には、ベースコート塗膜とトップコート
塗膜との層間付着性が低下し、−5水酸基濃度が4.5
重量%を越える場合には、併用される基体樹脂との相溶
性が低下し、塗料安定性に乏しくなったり、2コート1
ベーク塗膜の耐水性が低下するという問題が生ずる。
本発明における上記基体樹脂、アミノ樹脂及びCABを
主成分とするベース塗料のこれら各成分の配合割合とし
ては、特に限定されるものではなく広い範囲内から適宜
選択することができるが、これらの各成分の合計重量に
基いて、基体樹脂は30〜80%、好ましくは40〜6
0%、CABは5〜35%、好ましくは10〜30%、
アミノ樹脂としてモノメリックメラミンは2〜35%、
好ましくは5〜25%、ポリメリックメラミンは0〜3
3%の範囲内であるのが適している。
本発明で使用されるベース塗料は、上記各成分を有機溶
剤に溶解もしくは分散させることにより得られる。使用
される有機溶剤としては、一般に塗料に用いられている
芳香族炭化水素系、脂肪族炭化水素系、アルコール系、
エステル系、ケトン系、アルコールエーテル系等の各種
有機溶剤が挙げられる。本発明では、ベース塗料中の溶
剤全体の平均ツルビリティ−パラメーター(SP値)が
8.0以上であるのが望ましい。
本発明で用いられるベース塗料には、上記各成分の他、
更に必要に応じて着色顔料、体質顔料、粘性付与剤、紫
外線吸収剤、酸化防止剤、硬化触媒、他の樹脂等を、性
能を劣化させない範囲内で添加することができる。硬化
触媒としては、例えばジブチルアシッドホスフェート、
モノイソプロピルアシッドホスフェート等のリン酸エス
テル、アルキルベンゼンスルホン酸等のスルホン系硬化
触媒等を挙げることができる。
本発明で使用されるトップクリヤー塗料は、未硬化のベ
ースコート塗面に塗装される透明塗膜を形成させるため
の熱硬化性塗料であって、基体樹脂、硬化剤及び有機溶
剤を主成分とし、更に必要に応じて着色顔料、体質顔料
、紫外線吸収剤、光安定剤、硬化触媒等を適宜配合して
なる塗料である。本発明では、従来公知のトップクリヤ
ー塗料をいずれも使用できる。より具体的には、光沢、
耐候性、耐桑品性等に優れた塗膜を形成し得る既知の2
コート1ベーク用クリヤー塗料を好適に使用でき、例え
ば前述したビニルモノマーを用いてなるアクリル樹脂や
メラミン樹脂及び紫外線吸収剤、光安定剤等からなる有
機溶液型もしくは非水分散液型クリヤー塗料が挙げられ
る。
本発明によるメタリック仕上げ方法自体は、従来公知の
メタリック仕上げ方法となんら異なるところはなく、例
えば以下に示す方法に従えばよい。
即ち、被塗物〈主として金属製基体)に直接又は下塗塗
料(カチオンもしくはアニオン電着塗料等)や更に中塗
塗料等を予め塗装した後、上記ベース塗料を塗装する。
該ベース塗料は、エアスプレー、エアレススプレー、回
転霧化塗装機、静電塗装機等を用いて塗装される。ベー
ス塗料の塗装膜厚は、乾燥硬化塗膜に基いて10〜25
μの範囲内が好適である。次いで上記で得られるベース
コート塗膜を硬化させることなく該塗面にトップクリヤ
ー塗料をベース塗料と同様にして塗装する。トップクリ
ヤー塗料の塗装膜厚は、乾燥硬化塗膜に基いて20〜5
0μの範囲内が好適である。塗り重ねられた両党膜の加
熱硬化は、常法に従い100〜180℃で約15〜45
分加熱することにより行なうのがよい。
及肌の四屡 本発明の方法により形成される塗膜は、メタリックムラ
がほぼ解消されてメタリック感及び鮮映性が向上された
ものであると共に、ベースコート塗膜とトップコート塗
膜との層間付着性、ベース塗料の塗装面上へのトップク
リヤー塗料のヌレ性及び高温耐水性が大幅に改善された
ものである。
X−一厘一−V 以下に実施例を掲げて本発明をより一層明らかにする。
尚、単に「部」とあるのは「重量部」を、「%」とある
のは「重1%」を意味する。
〈試料の調整〉 (1)被塗物 リン酸亜鉛化成処理鋼板(厚ざ0.8mm>上に、エポ
キシ系カチオン電着塗料及び自動車用中塗塗料をそれぞ
れ硬化塗膜に基いて20μ、30μの膜厚に塗装、焼付
硬化してなる塗装鋼板。
(2)メタリックベース塗料 (B−1〉: 50%アクリル樹脂液(注1)    ’Jio部88
%サイメル370(注2)    28部20%CAB
溶液■(注3)     100部アルミニウムペース
ト(注4)    20部ジブチルアシッドホスフェー
ト   0.3部上記の混合物を、トルエン30部、イ
ソブチルアルコール20部、セロソルブアセテート30
部及びブチルセロソルブ20部からなる混合溶剤で粘度
13秒(フォードカップNo、4/20’C)に調整し
た。
(注1)50%アクリル樹脂液: メチルメタクリレート30部、エチルアクリレート59
部、ヒドロキシエチルアクリレート10部及びアクリル
酸1部を重合開始剤α。
α′−アゾビスイソブチロニトリルを用いてキシレン/
n−ブタノール= 70/30の混合溶剤中で重合せし
めてなる重量平均分子量25000、樹脂固形分50%
のアクリル樹゛脂液。
(注2)88%サイメル370: 三井サイアナミド社製の商品名、メトキシ基及びメチロ
ール基の両者からなるメトキシ化メチロールメラミンの
1核体を固形分に基いて55%含有。
(注3)20%CAB溶液■ニ アセチル化度11.6%、ブチリル化度37.2%、水
酸基含有率3.1%、粘度(ASTM  D−817−
72A法による)0.35秒のセルロースアセテートブ
チレートのトルエン/イソプロピルアルコールの混合溶
剤(等置火比)の20%溶液。
く注4)アルミニウムペースト: 東洋アルミニウム社製、アルミペースト#55・519 (B−2): 50%アクリル樹脂液(注1)    100部88%
サイメル370(注2)    12部60%ニーパン
208E−60(注5)33部20%CAB溶液■(注
3>     100部アルミニウムペースト(注4)
    20部ジブチルアシッドホスフェート   0
.1部上記の混合物を、上記(B−1)と同様にして調
整した。
(注5)60%ニーパン208E−60:三井東圧化学
社製の商品名、ブトキシ基とメチロール基とからなるメ
ラミン1核体の含有率が固形分に基いて20%である。
(B−3): 50%アクリル樹脂液(注1>    110部100
%サイメル303(注6)   25部20%CAB溶
液■(注7>     100部アルミニウムペースト
(注4)    20部キャタリスト6000 (注8
)    0.2部上記の混合物を、上記(B−1>と
同様にして調整した。
(注6>100%グイメル303: 三井サイアナミド社製の商品名、6個メチロール基全て
をメトキシ化してなるトリアジン1核体のへキサメトキ
シメチロールメラミンを固形分に基いて85%含有。
(注7)20%CAB溶液■ニ アセチル化度14.1%、ブチリル化度35.2%、水
酸基含有率3.6%、粘度(ASTM  D−817−
72A法による)0.75秒のセルロースアセテートブ
チレートのトルエン/イソプロピルアルコールの混合溶
剤(等重量比)の20%溶液。
(注8)キャタリスト6000 : 三井東圧化学社製の商品名、スルホン酸系触媒。
(B−4): 50%アクリル樹脂液(注1)    100部88%
サイメル370(注2)    12部60%ニーパン
203E−60(注5)33部20%CAB溶液■(注
9>     100部アルミニウムペースト(注4)
    20部ジブチルアシッドホスフェート   0
.1部上記の混合物を、上記(B−1>と同様にして調
整した。
(注9)20%CAB溶液■ニ アセチル化度13.0%、ブチリル化度37.0%、水
酸基含有率2.1%、粘度(ASTM  D−817−
72A法による)0.5秒のセルロースアセテートブチ
レートのトルエン/ブチルアセテートの混合溶剤(等重
量比)の20%溶液。
(B−5> : 50%アクリル樹脂液(注1)    100部88%
サイメル370(注2)    12部60%ニーパン
20SE−60(注5)33部20%CAB溶液■(注
10)    100部アルミニウムペースト(注4)
    20部ジブチルアシッドホスフェート   0
.1部上記の混合物を、上記(B−1>と同様にして調
整した。
(注10)20%CAB溶液■ニ アセチル化度2.0%、ブチリル化度 47.0%、水酸基含有率4.2%、粘度(ASTM 
 D−817−72A法による)0.4秒のセルロース
アセテートブチレートのトルエン/ブチルアセテートの
混合溶剤(等重1比)の20%溶液。
(B−6): 50%アクリル樹脂液(注1>    110部60%
ニーパン20SE−60(注5)41部20%CAB溶
液■(注3>     100部アルミニウムペースト
(注4)    20部ジブチルアシッドホスフェート
   0.3部上記の混合物を、上記(B−1)と同様
にして調整した。
(3)トップクリヤー塗料 (C−1): メチルメタクリレート10部、イソブチルメタクリレー
ト30部、n−ブチルメタクリレート12部、2−エチ
ルへキシルメタクリレート20部、2−ヒドロキシエチ
ルメタクリレート25部及びメタクリル酸3部をキシレ
ン溶液中で、上記と同様の方法で得た重量平均分子伍1
0000、樹脂分50%のアクリル樹脂液140部、6
0%ニーパン20SE−60(三井東圧化学社製、ブチ
ルエーテル化メラミン350部及び1%レイボーNo、
3(レイボーケミカル社製、シリコン系添加剤10.1
部を撹拌混合後、スワゾール#1000(丸善石油社製
〕で粘度25秒(フォード力’/7 No、4/20℃
)に希釈した塗料。
〈実施例及び比較例〉 被塗物に上記で得られるメタリックベース塗料をエアス
プレーで硬化塗膜に基いて15±2μになるように塗装
し、常温で3分間放置後、該塗面にトップクリヤー塗料
をミニベルG〔日本ランズバーグ社製、回転型静電塗装
機〕によって硬化塗膜が35±3μになるように塗装す
る。、10分間常温で放置した後、電気熱風乾燥機で1
40℃×30分間加熱して両塗膜を硬化せしめた。ベー
ス塗料及びトップクリヤー塗料の塗装工程は、第1表に
示した。また得られる塗膜の性能試験結果も第1表に併
せて示す。
第  1  表 平滑性は、目視により判定し、評価した。
O:良好、Δ:やや不良、X:不良 層間付着性は、クロスカットし、貼着した粘着セロハン
テープを剥離した後のカット部の塗面状態により評価し
た。
○:全くハガレが生じない。
Δ:カット部に沿ってややハガレが生じる。
X:仝面ハガレが生じる。
耐水性は、80℃温水3時間浸漬後の変色を調べて評価
した。
O:全く認められない。
△:やや認められる。
X:著しい変色が認められる。
(以 上)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基体樹脂、アミノ樹脂及びメタリック顔料を主成
    分とするメタリックベース塗料を塗装し、次いでトップ
    クリヤー塗料を塗装後、加熱して該両塗膜を同時に硬化
    せしめる2コート1ベーク方式によるメタリック仕上げ
    方法において、上記アミノ樹脂が、一部もしくは全部が
    メトキシ基であるメトキシ化メチロールメラミンの1核
    体を35重量%以上含有するような分子量分布を有する
    アルコキシ化メチロールメラミンを主成分とするもので
    あり、且つ上記メタリックベース塗料が、アセチル化度
    が8〜20重量%、ブチリル化度が30〜42重量%及
    び水酸基含有率が2.4〜4.5重量%であるセルロー
    スアセテートブチレートを含有する塗料であることを特
    徴とするメタリック仕上げ方法。
JP9167987A 1987-04-13 1987-04-13 メタリツク仕上げ方法 Pending JPS63256168A (ja)

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