JPS63255241A - 2,6−ジヒドロキシナフタレンの製造法 - Google Patents

2,6−ジヒドロキシナフタレンの製造法

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JPS63255241A
JPS63255241A JP63068336A JP6833688A JPS63255241A JP S63255241 A JPS63255241 A JP S63255241A JP 63068336 A JP63068336 A JP 63068336A JP 6833688 A JP6833688 A JP 6833688A JP S63255241 A JPS63255241 A JP S63255241A
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JP
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acid
metal salt
oxidation
dialkylnaphthalene
alkyl
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JP63068336A
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マルテイン クラウゼン
パウル リス
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Novartis AG
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Ciba Geigy AG
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Publication date
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C39/00Compounds having at least one hydroxy or O-metal group bound to a carbon atom of a six-membered aromatic ring
    • C07C39/12Compounds having at least one hydroxy or O-metal group bound to a carbon atom of a six-membered aromatic ring polycyclic with no unsaturation outside the aromatic rings
    • C07C39/14Compounds having at least one hydroxy or O-metal group bound to a carbon atom of a six-membered aromatic ring polycyclic with no unsaturation outside the aromatic rings with at least one hydroxy group on a condensed ring system containing two rings
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C407/00Preparation of peroxy compounds

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Oxygen Or Sulfur (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、対応する2、6−ジアルキルナフタレンを酸
化しそして次ぎに生じたジヒドロペルオキシドを加水分
解することによって2.6−ジヒドロキシナフタレンを
製造するための改良された製造方法に関する。
米国特許第4503262号明細書から、2.6−ジイ
ツプロビルナフタレンージヒドロペルオキシドの製造方
法はすでに公知である。触媒としては、重金属の酸化物
または水酸化物あるいはまた有機酸の重金属塩も使用さ
れる。この方法は、溶剤としての脂肪族炭化水素を用い
、50乃至100℃の温度において実施される。
ここに1本発明によフて1重金属触媒を使用しなくとも
、有機カルボン酸のアルカリ金属塩またはアルカリ土類
金属塩を用いて2.6−ジアルキルナフタレンの酸化が
選択的に、且つ高収率で実施できることが見い出された
したがつて、本発明は2.6−シヒドロキシナフタレン
の製造方法において、不活性有機溶剤に溶解した2、6
−ジアルキレンナフタレンを50乃至150℃の温度で
、5乃至14個の炭素原子を有する有機カルボン酸のア
ルカリ金属塩またはアルカリ土類金属塩の存在下におい
て、酸素または酸素供与化合物によりて対応する2、6
−ジアルキルナフタレンジヒドロベルオキシトに酸化し
そして次ぎにこれを加水分解することを特徴とする方法
に関する。
本発明は、さらに本発明の方法によって製造された2、
6−シトドロキシナフタレン、ならびに、たとえば染料
、プラスチック11合成繊維、中間状態相を有する重合
体(液晶)、または薬剤の製造のための中間体としての
その使用も発明の対象として包含する。
本発明により使用される2、6−ジアルキルナフタレン
は、ナフタレン環系の所定の位置に好ましくは2乃至4
個、特に好ましくは3または4個の炭素原子をもつ低級
アルキル置換基を有しているものである。
このようなアルキル基を例示すれば、エチル、プロピル
、イソプロピル、ブチル、イソブチル、5ee−ブチル
またはtert−ブチルなどであり、アリール系に関し
てα−位置に第3電子(tertiary proto
n)を有しているアルキル基、特にイソプロピルとse
c−ブチルが好ましくい。
本発明の方法で使用される5乃至14個の炭素原子を有
する有機カルボン酸のアルカリ金属塩またはアルカリ土
類金属塩は、下記式の化合物が好ましい。
式中。
R,はCt −Ct*−アルキルまたはナフチル。
R2は水素またはCt−Cs−アルキルであり、置換基
R1とR2との炭素原子の合計数は3乃至12であり、 Mはリチウムまたは特に好ましくはナトリウムまたはカ
リウムあるいはマグネシウム、ストロンチウム、バリウ
ムまたは特に好ましくはカルシウムであり、 nは金属Mの価数に依りlまたは2である。
その塩が使用される有機カルボン酸とじては、たとえば
下記のものが考慮される。
n−吉草酸、カプロン酸、ローへブタン酸、カプリル酸
、ペラルゴン酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン
酸、2−エチル酪酸、4−エチルヘキサン酸、3−エチ
ルへブタン酸、2−ナフチル酢酸、および好ましくは2
−エチルカプロン酸。
塩の形成は、その場で実施することもできる。すなわち
、一般に有機カルボン庸とアルカリ金属塩水酸化物また
はアルカリ土類金属水酸化物とを別々に反応混合物中に
供給することによって実施することもできる。
好ましくは、このような有機酸のカルシウム墳、特に好
ましくはナトリウム塩またはカリウム塩を、”t、a−
ジアルキルナフタレンの重量を基準にして0.1乃至0
.5重量%の量で使用する。
場合によっては1本発明による酸化反応のために、いわ
ゆる反応開始剤を付加的に使用ナヱ+pし礒(+?5斗
1 へν÷lギ 乃−÷蟲−÷−ブチルペルオキシドの
ごとき過酸化物、またはアゾビスイソブチロニトリルの
ごときア、ゾ化合物を含む群から選択された有機ラジカ
ル形成剤を使用することができる。たとえば先行する酸
化工程から酸化の際に生成する七ノーまたはジ−ヒドロ
ペルオキシド(たとえば2.6−ジイソプロピルナフタ
レンジヒドロベルオキシド)を、いわゆる反応開始剤と
して使用することもできる。
このような開始剤の使用量は、2.6−ジアルキルナフ
タレンの重量を基準にして約0.1乃至0.5i量%で
ある。
酸化は不活性有機溶剤中で実施され、この場合、芳香族
類(たとえばベンゼン及びハロゲン化ベンゼン)も脂肪
族炭化水素も適するが、脂肪、族炭化水素がより好まし
い、特に好ましいものは沸点が60乃至150℃の範囲
にある脂肪族炭化水素(ヘプタン、オクタン、石油エー
テル)である。
本発明の方法で使用する学際的な酸化剤としては、分子
状酸素または酸素含有ガスたとえば空気あるいは酸素供
与化合物たとえばオゾンが考慮される。
酸化剤として酸素を使用する場合は、1時間当り、2,
6−ジアルキルナフタレンI Kg当り、酸素ガス0.
1乃至1m3好ましくは0.3乃至0.6m3を反応混
合物中に導入する。
反応時間は約1乃至24時間である0反応温度は約(7
0−80)乃至130℃の範囲が好ましい、上限温度は
使用する不活性溶剤の沸点によって決定される。特に好
ましくは80乃至110℃の温度範囲である。
酸化反応終了後、反応混合物をゆっくりと室温まで冷却
する。この際、微結晶状の沈殿が生じる。この沈殿は実
質的に2.6−ジアルキルナフタレンジヒドロペルオキ
シドおよびモノヒドロベルオキシトを含有している。
この沈殿を分離しく沈殿を不活性溶剤から再結晶するこ
とによりほとんど一元的にジヒドロペルオキシドからな
る生成物が得られる)そしてメタノールのごとき極性溶
剤中に取り出して塩酸または硫酸のごとき鉱酸によって
加水分解する。すなわち、そのメタノール性溶液を攪拌
しながら短時間(10乃至40分)40乃至65℃の温
度に加熱する。
場合によっては、加水分解は酸性固体触媒とくに酸性イ
オン交換体を使用して実施することもできる。このあと
、メタノールを除去し、残留物に非極性溶剤(たとえば
ヘキサン、ヘプタン、石油エーテル)を加えて約60℃
まで加熱する。ついで不溶解物を除去し、不活性溶剤(
石油エーテル)で洗い、最後に乾燥する。この生成物が
本発明の方法の目的生成物、2,6−シトドロキシナフ
タレンであり、中間体として形成された2、6−ジアル
キルナフタレンジヒドロペルオキシドを基準にして非常
に高収率(実質的に理論量)で、かつ極めて高純度で得
られる。
微結晶状沈殿の分離後(加水分解の前)に得られる濾液
(1)は実質的に出発物質と2.6−ジアルキルナフタ
レンジヒドロペルオキシドとを含有している。濾液(1
)は再度酸化反応に使用することができる。
2.6−ジアルキルナフタレンを分離した後の濾液(2
)からは、場合によってはなお存在している2−ヒドロ
キシ−6−アルキルナフタレンが冷却時に晶析してくる
。これも同じく単離して乾燥する。
本発明の方法はサイクル的に、したがってまた連続的に
実施することができる。
本発明の方法のプロセス監視のためおよび得られた生成
物の分析のためには、常用の分析法たとえばガスクロマ
トグラフィー(GC)および特に高速液体クロマトグラ
フィー(HPLC)が使用できる。
本発明の方法の利点′は1重金属触媒の使用が回避でき
ることである。いま1つの利点は、得られたジヒドロペ
ルオキシドを出発物フタレンからも、また該出発化合物
の中間体として生成するモノヒドロペルオキシドからも
容易に分離することができることである。
前記のように本発明の方法は連続式に実施することもで
きる。
本発明の方法の生成物は良好な収率でかつまた高純度で
得られる0本生成物は多数の化学製品、たとえば、染料
、プラスチック、合成am、中間状態相を有する重合体
(液晶)、または薬剤を製造するための中間体として使
用できる。
以下、本発明の方法を実施例によってさらに説明する。
なお、本発明はこれら実施例によって限定されるもので
はない、実施例中の部およびパーセントは、特に別途記
載のない限り1重量ベースである。
実」L銭」2 2.6−ジイツブロピルナフタレン(GC分析により純
度98%)10gをn−ヘブタ度肝、還流冷却器および
ガス導入フリット付きの100鳳1四つロフラスコの中
で80℃まで加熱する。激しく攪拌しながらこの溶液に
2−エチルカプロン酸4部、および水酸化ナトリウム2
部、水5部の溶液0.11を最初に添加し、次ぎにα、
α°−アゾビスイソブチロニトリルの0.022gを添
加し、そして最後に酸素を80 m17分の量で24時
間導入添加する。
得られた反応生成物をHPLCにより分析すると未変化
の出発物質(2,6−ジイソプロピルナフタレン)と共
に、酸化生成物が生成されていることがわかる。この酸
化生成物は、その91%が対応するヒドロペルオキシド
(2,6−ジイツブロビルナフタレンーモノヒトロベル
オキシドと2.6−ジイツプロビルナフタレンージヒド
ロベルオキシド)からなる、ジヒドロベルオキシトに対
するモノヒドロベルオキシトの重量比は約6=1である
この反応混合物を室温まで冷却して、 2.6−ジイソプロピルナフタレンージヒトロベルオキ
シドより本質的になる結晶状沈殿が得られる。
濾過によってこの沈殿を除き(濾液の仕上操作は実施例
2を参照)、室温において該結晶状ジヒドロペルオキシ
ドにメタノールの40m1を加え、そして濃塩酸(37
%もの)1mlを滴下する。これを60℃まで加熱し。
さらに15分間この温度に保持する。この時間経過後に
はもはや反応溶液中にはペルオキシドは検出されない(
I(PLCによる検出)。
この溶液をメタノールを除去しつつ濃縮し、そして残留
物を501のへキサン中に取り出し、得られた溶剤/生
成物混合物を60℃に加熱する。
混合物中の不溶解物を除去し、冷水と石油エーテル(沸
点範囲110乃至140℃)とで洗って乾燥する。しか
して2.6−シトドロキシナフタレン(97%、HPL
C分析)0.42gを得る。これは酸化工程で得られた
2、6−ジイツプロビルナフタレンジヒドロベルオキシ
ドを基準にして96%の収率に相畠する。
2−エチルカプロン酸の代りに、n−吉草酸、カプリン
酸、ラウリン酸またはミリスチン酸を使用して同様に操
作を実施した場合にも前記と同様な結果が得られる。ま
た、水酸化ナトリウムの代りに水酸化カリウムを使用す
ることもできる。
支五■ユ 実施例1において2,6−ジイソプロピルナフタレンジ
ヒトロベロオキシドを反応生成物から分離した後に得ら
れる濾液は、 53%の2.6−ジイツプロビルナフタレンおよび 41.5%の2,6−ジイツブロビルナフタレンモノヒ
ドロペルオキシド この濾液を実施例1に記載した装置の中で80℃に加熱
し、モして2−エチルカプロン酸4部、水酸化ナトリウ
ム2部および水5部の溶液0.11を加える。ついでこ
の溶液の中に攪拌しながら551/分の流量で酸素を導
入する。15時間の反応時間経過後の反応溶液は、下記
の主成分を含有する(HPLC分析による): 2.6−ジイツプロビルナフタレン 30.5% 2.6−ジイツプロビルナフタレンモノヒドロベルオキ
シド       46% 2.6−ジイツブロビルナフタレンジヒドロベルオキシ
ト       1000%酸化生成物は、その約81
fi量%まてが前記のモノ−およびジヒドロペルオキシ
ドからなワている。
この反応溶液に50■lのn−へブタンを加える。この
混合物を室温まで冷却すると白色微結晶状の沈殿が得ら
れる。これを濾別する、この沈殿は下記成分よりなる: 2.6−ジイソプロピルナフタレンジヒドロベルオキシ
ト        75% 2.6−ジイソプロピルナフタレンモノヒドロベルオキ
シト       9% 2−(6−イツブロビル)−ナツタ−2−イル−プロパ
ン−2−オールと2− (6−イツプロビル)−ナフチ
ル−メチルケトン16% 濾液は、約90%の2.6−ジイツブロピルナフタレン
と2.6−ジイソプロピルナフタレンモノヒドロベルオ
キシド、および約1%の2,6−ジイソプロピルナフタ
レンジヒドロベルオキシドを含有する。この濾液は再度
自動酸化のために使用することができる。
結晶状沈殿を501のメタノールに溶解し、そして濃塩
酸(37%もの)1mlを滴下する。この溶液を60℃
に加温し、そしてこの温度に15分間保持する。このあ
と仕上操作と2.6−シヒドロキシナフタレンの単離と
を実施例1に記載したように実施する。収率は酸化工程
で得られた2、6−ジイツブロビルナフタレンジヒトロ
ベルオキシドを基準に計算して95%である。
支1亘ユ 2.6−ジイツプロビルナフタレン(98%、GCによ
る)10gをオクタン留分(124〜128℃)151
に溶解し、この溶液を攪拌器、温度計、還流冷却器およ
びガス導入フリット付きの1001容量四つロフラスコ
の中で110℃に加熱する。この溶液に2−エチルカプ
ロン酸4部、水酸化ナトリウム2部、および水5部の溶
液0.1鳳1を添加し、さらにジーtert−ブチルベ
ロオキシドの0.11を強力攪拌しながら添加し、そし
て酸素を651/分の流量で導入する。
6時間後に反応が終了した。得られた反応生成物をHP
LCにより分析すると未変化の出発物質と共に、酸化生
成物が検出される。
この酸化生成物は、その82%までが2.6−ジイツブ
ロピルナフタレンーモノヒドロベルオキシドと2.6−
ジイツプロビルナフタレンージヒドロベルオキシトから
なる0両者の重量比は約5:1である。
この反応生成物を室温まで冷却すると少量の2.6−ジ
イツプロビルナフタレンモノヒトロベルオキシドと共に
紅白色の2.6−ジイツブロビルナフタレンジヒトロベ
ルオキシドが晶出する。モノヒドロペルオキシドはオク
タンで大部分を洗い出すことができる。結晶かゆ状物を
吸引濾過した後に得られる濾液は、2.6−ジイツブロ
ビルナフタレンを添加した後に酸化反応に再度使用する
ことができる。濾別した結晶かゆ状物は精製後、実施例
1に記載したようにメタノール中に取り出しそして酸性
加水分解によって2.6−ジヒドロキシナフタリンに変
換する。
2.6−シヒドロキシナフタリンの2.6−ジイツブロ
ビルナフタレンジヒトロベル第3;マノにジー1仁池L
”1.ナー「す玄t+mシ汽し嘔才Jl^h1つあった
2.6−ジイソプロピルナフタレンの代りに2.6−ジ
−sec−ブチルナフタレンを酸化反応工程に使用した
場合にも前記と同様な結果が得られた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、2,6−ジヒドロキシナフタレンの製造方法におい
    て、2,6−ジアルキレンナフ タレンを温度の不活性溶剤中で、5乃至 14個の炭素原子を有する有機カルボン酸 のアルカリ金属塩またはアルカリ土類金属 塩の存在下50乃至150℃の温度におい て、酸素または酸素供与化合物によって対 応する2,6−ジアルキルナフタレンジヒ ドロペルオキシドに酸化しそして次ぎにこ れを加水分解することを特徴とする方法。 2、2,6−ジアルキルナフタレンが、2乃至4個、特
    に好ましくは3または4個の炭 素原子をアルキル部分に有していることを 特徴とする請求項1記載の方法。 3、2,6−ジアルキルナフタレンが2,6−ジ−se
    c−ブチルナフタレンまたは特 に2,6−ジイソプロピルナフタレンで あることを特徴とする請求項2に記載の方 法。 4、有機カルボン酸のアルカリ金属塩またはアルカリ土
    類金属塩が、下記式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、 R_1はC_1−C_1_2−アルキルまたはナフチル
    R_2は水素またはC_1−C_9−アルキルであり置
    換基R_1とR_2との炭素原子の合計数は3乃至12
    であり、 Mはリチウムまたは特にナトリウムまたは カリウムあるいはマグネシウム、ストロン チウム、バリウムまたは特に好ましくはカ ルシウムであり、 nは金属Mの価数に依り1または2であ る)を有することを特徴とする請求項1乃 至3のいずれかに記載の方法。 5、有機カルボン酸のアルカリ金属塩またはアルカリ土
    類金属塩が、下記式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、 R_1はC_1−C_1_2−アルキル、 R_2は水素またはC_1−C_9−アルキルであり、
    置換基R_1とR_2との炭素原子の合計数は3乃至1
    2であり、 Mはリチウムまたは特にナトリウムまたは カリウム、あるいはマグネシウム、ストロ ンチウムまたは特にカルシウムであり、 nは金属Mの価数に依り1または2であ る)を有することを特徴とする請求項1乃 至3のいずれかに記載の方法。 6、n−吉草酸、カプロン酸、n−ヘプタン酸、カプリ
    ル酸、ペラルゴン酸、カプリン 酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、2−エチ ル酪酸、4−エチルヘキサン酸、3−エチ ルヘプタン酸、および好ましくは2−エチ ルカプロン酸を使用することを特徴とする 請求項5記載の方法。 7、該有機カルボン酸が2−ナフチル酢酸である請求項
    4記載の方法。 8、有機カルボン酸のアルカリ金属塩また はアルカリ土類金属塩の使用量が、2,6 −ジアルキルナフタレンに対して0.1乃 至0.5重量%であることを特徴とする請 求項4乃至7のいずれかに記載の方法。 9、不活性有機溶剤が、沸点が60乃至 150℃の範囲にある芳香族または脂肪族 炭化水素であることを特徴とする請求項1 乃至3のいずれかに記載の方法。 10、酸化を、フリーラジカルを形成する反応開始剤の
    付加的な存在下において実施す ることを特徴とする請求項1乃至9のいず れかに記載の方法。 11、反応開始剤として有機ペルオキシドまたはアゾ化
    合物を使用することを特徴とす る請求項8記載の方法。 12、酸化を、70乃至130℃の温度で実施すること
    を特徴とする請求項1乃至11 のいずれかに記載の方法。 13、酸化を、80乃至130℃、特に80乃至110
    ℃の温度で実施することを特徴 とする請求項12に記載の方法。 14、請求項1乃至13のいずれかに記載の方法によっ
    て得られた2,6−ジヒドロキ シナフタレン。 15、請求項14記載の2,6−ジヒドロキシナフタレ
    ンを染料、プラスチック、合成 繊維、重合体液晶または薬剤の製造のため の中間体として使用する方法。
JP63068336A 1987-03-24 1988-03-24 2,6−ジヒドロキシナフタレンの製造法 Pending JPS63255241A (ja)

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US (1) US4861920A (ja)
EP (1) EP0288428B1 (ja)
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CH (1) CH670821A5 (ja)
DE (1) DE3868122D1 (ja)
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