JPS63255224A - 鎮痒プラスタ− - Google Patents

鎮痒プラスタ−

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Publication number
JPS63255224A
JPS63255224A JP8918687A JP8918687A JPS63255224A JP S63255224 A JPS63255224 A JP S63255224A JP 8918687 A JP8918687 A JP 8918687A JP 8918687 A JP8918687 A JP 8918687A JP S63255224 A JPS63255224 A JP S63255224A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antipruritic
plaster
component
salts
tripelenamine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8918687A
Other languages
English (en)
Inventor
Ko Ujiie
氏家 皎
Yoshinobu Ueda
上田 義信
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Teikoku Seiyaku Co Ltd
Original Assignee
Teikoku Seiyaku Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Teikoku Seiyaku Co Ltd filed Critical Teikoku Seiyaku Co Ltd
Priority to JP8918687A priority Critical patent/JPS63255224A/ja
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Pending legal-status Critical Current

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  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は鎮痒成分としてトリペレナミンの塩類を配合し
た鎮痒プラスターに関するものである。
[従来の技術] トリペレナミンは下記の構造式を有する抗ヒスタミン薬
の1種であって鎮痒作用を有する。
C111H21N3  : 255 ところで皮膚疾患や虫さされ等の治療においては、掻痒
の原因にもよるが、皮膚に対して直接施用するのがもつ
とも効果的であることが多く、外用製剤として液剤や軟
膏剤が開発されている。
トリペレナミンの塩類においてもその例外ではなく、前
記2剤が市販されている。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら液剤にあつては体温によって溶剤が短時間
内に揮散しトリペレナミン塩類の結晶が容易に析出して
薬効の発現そのものが不十分になるという問題があつた
。一方軟膏剤にあっては基剤の選定に問題があって薬効
成分と相溶性が悪いときには、液剤の場合と同じ様にト
リペレナミンの塩類が結晶化して析出するという問題が
あり、更には軟膏自体のべとつきによって衣服を汚した
り、トリペレナミン塩類特有の不快臭が皮膚表面から無
拘束に発散され他人に強い不快感を与えるという問題が
あった。
本発明はこの様な事情に鑑みてなされたものであって、
液剤や軟膏剤の使用による上記不都合を全て解決し、薬
効の十分な発現とその持続性に優れた鎮痒プラスターを
提供しようとするものである。
[問題点を解決する為の手段] 本発明はトリペレナミンの塩類を配合した鎮痒プラスタ
ーであって上記した従来技術の問題点を解決するもので
ある。
[作用] 本発明はトリペレナミンの塩類が鎮痒作用を有すること
に着目して、これらの薬剤をプラスター基剤に配合する
ことによって鎮痒効果を効率的且つ継続的に発揮させる
ものである。
本発明において使用することができるトリペレナミンの
塩類としては塩酸トリペレナミン、クエン酸トリペレナ
ミンが例示される。
本発明においてはトリペレナミンの塩類が必須の薬効成
分として配合されるのであるが、他の薬効成分等を併合
して配合することは自由でありトリペレナミンの塩類に
併せて他の鎮痒有効成分、局所麻酔剤、抗炎症剤、抗菌
剤、及び着香料等を添加することもできる。この場合併
用できる他の鎮痒有効成分としては、ジフェンヒドラミ
ン及びその塩類、クロルフェニラミン及びその塩類等の
抗ミスタミン剤等が例示される。局所麻酔剤としてはジ
ブカイン、リドカイン等を使用することができる。抗炎
症剤としてはコルチゾン、酢酸コルチゾン、ヒドロコル
チゾン、酢酸ヒドロコルチゾン、プレドニゾロン、デキ
サメタシン、ベタメタシン等の副腎皮質ホルモンを使用
することができる。抗菌剤としてはグルコン酸クロルヘ
キシジン、塩酸クロルヘキシジン、塩化デカリウム、イ
ソプロピルメチルフェノール、塩化ベンザルコニウム、
塩化ベンゼトニウム等を使用することができる。また着
香料としてはメントール等を使用することができる。
本発明の鎮痒プラスターを製造するにはまずトリペレナ
ミンの塩類或はトリペレナミンの塩類と上記した他の配
合成分を基剤に加えて均一に練合して膏体を製造する。
トリペレナミン塩類の膏体総量に対する配合量は、他の
鎮痒成分を併用しない場合は5%(li量%の意味、以
下同じ)、好ましくは5〜15%である。また他の鎮痒
成分を併用して配合する場合、トリペレナミン塩類は1
%以上、全鎮痒成分量としては5%以上、特に5〜20
%であることが好ましい、これらの添加量の下限値は鎮
痒効果が発揮される為の許容最低限として定められ、上
限値は基剤に対する相溶性の他、薬剤コストに無駄を生
ずることなく、しかも必要且つ十分な薬効を得る為の許
容最高値という観点から定められたものである。
次に本発明で用いられるプラスター基剤としては、ゴム
系粘着成分、粘着力付与樹脂、軟化剤及び抗酸化剤等を
添加したものを使用することができ、或はアクリル酸エ
ステル系ポリマー等のアクリル樹脂を用いることもでき
る。前者の場合ゴム系粘着成分としては、天然ゴム、ス
チレン−ブタジェン共重合体、スチレン−イソプレン−
スチレン共重合体、スチレン−イソプレン−スチレンブ
ロック共重合体エラストマー、シリコンゴム等の合成ゴ
ムを使用することができる。粘着付与成分としては石油
樹脂、ロジン、水添ロジン、エステルガム或は脂環族飽
和炭化水素樹脂等の樹脂類が使用できる。軟化剤として
はポリブテン、ポリイソブチレン、流動パラフィン、イ
ソプロピルミリステート等の高級脂肪酸エステル類或は
シリコン、植物油等を使用することができる。抗酸化剤
としてはブチルヒドロキシアニソール、ジブチルヒドロ
キシトルエン、グアヤコールエステル類。
ノルジヒドログアイアチン酸等を使用することができる
。一方後者つまりアクリル樹脂を基剤とする場合は、粘
着成分や軟化剤等を使用しなくても粘着性の良好なプラ
スターを製造することが可能である。従ってこの場合薬
剤と基剤を練合して膏体とすればよく、特に必要な場合
のみ上記基剤のいずれかの成分を添加すればよい。
前者の場合基剤の配合量は膏体全量に対してゴム粘着成
分が15〜60%、粘着付与成分が15〜60%、軟化
剤が5〜30%であることが好ましく、基剤の総量とし
ては膏体全量に対して95%以下であることが好ましい
が、より好ましいのは80〜95%である。膏体を製造
するに当たっては溶剤法、ホットメルト法、エマルジョ
ン法等既存の方法を適宜用いればよいが、得られる膏体
の特性や、工程手順の簡便性を考慮して薬効成分や基剤
の添加順序を適宜変更したり、或は薬効成分の溶融を促
進する目的で加温や超音波処理等を施すことは自由であ
る。
この様にして得られた膏体を支持体に展延し離型紙を貼
合する。
尚本発明において使用される支持体は、人体の動作に追
随し易い柔軟な材質のものが望ましく、各種の不織布、
織布、ネル或はこれらの素材にポリエチレンフィルム、
エチレンビニルアセテートフィルム、ポリウレタンフィ
ルム等をラミネートしたもの、更には塩化ビニルフィル
ム、ポリエチレンフィルム、ポリウレタンフィルム等の
単体或は複合フィルム等を用いることができる。得られ
たプラスターは適応症や適応部位等を考慮して適宜の形
状に加工すればよい0例えば発汗された水分の放散性を
考慮して支持体に孔開は加工を施すこともできる。
以下実施例について説明するが本発明は下記の実施例に
限定されるものではなく、前・後記の趣旨に徴して適宜
設計変更することは本発明の技術的範囲に含まれる。
尚実施例はいずれも全量100gとし支持体in’に均
等に展延した。
[実施例] 実施例1 スチレン−イソプレン−スチレン ブロック共重合体        30g脂環族飽和炭
化水素樹脂(アルコン P−100,荒川化学工業株式会社製) 55gポリイ
ソブチレン        10gを約150℃の温度
で溶融練合し、これに塩酸トリペレナミン      
  5gを混合し薬剤膏体とした。この膏体を離型紙上
に均等に温時塗布し、′冷却後、その前面を塩化ビニル
フィルムで支持することによって鎮痒プラスターを得た
実施例2も実施例1と同様の方法で製造した。
実施例2 塩酸トリペレナミン       3.0gマレイン酸
クロルフェニラミン  1.0gスチレン−イソプレン
−スチレン ブロック共重合体        35g脂環族飽和炭
化水素樹脂 (アルコンP−100)50g ポリイソブチレン        5.0 gオレイル
アルコール(乳化剤)   3.0 gジブチルヒドロ
キシトルエン   2.0g[発明の効果〕 本発明は以上の様に構成されているので薬効成分が結晶
として析出することがなく、薬効の十分な発現とその持
続性に優れ、局部に対する集中治療を図るのに有利であ
り、不快臭や衣服汚染のおそれがなく、しかも簡単且つ
便利に使用することができる鎮痒プラスターが得られる

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. トリペレナミンの塩類を配合したことを特徴とする鎮痒
    プラスター。
JP8918687A 1987-04-11 1987-04-11 鎮痒プラスタ− Pending JPS63255224A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8918687A JPS63255224A (ja) 1987-04-11 1987-04-11 鎮痒プラスタ−

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8918687A JPS63255224A (ja) 1987-04-11 1987-04-11 鎮痒プラスタ−

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63255224A true JPS63255224A (ja) 1988-10-21

Family

ID=13963701

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8918687A Pending JPS63255224A (ja) 1987-04-11 1987-04-11 鎮痒プラスタ−

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JP (1) JPS63255224A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008038806A1 (fr) * 2006-09-29 2008-04-03 Kobayashi Pharmaceutical Co., Ltd. Agent antipruritique

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008038806A1 (fr) * 2006-09-29 2008-04-03 Kobayashi Pharmaceutical Co., Ltd. Agent antipruritique
JP2008088094A (ja) * 2006-09-29 2008-04-17 Kobayashi Pharmaceut Co Ltd 鎮痒剤

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