JPS63254969A - 解凍方法 - Google Patents

解凍方法

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JPS63254969A
JPS63254969A JP8768987A JP8768987A JPS63254969A JP S63254969 A JPS63254969 A JP S63254969A JP 8768987 A JP8768987 A JP 8768987A JP 8768987 A JP8768987 A JP 8768987A JP S63254969 A JPS63254969 A JP S63254969A
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JP
Japan
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temperature
article
thawing
beef
chamber
Prior art date
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Pending
Application number
JP8768987A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Tokui
明 徳井
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Freezing, Cooling And Drying Of Foods (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は冷凍された物品(被加熱物)に高周波電波を照
射して解凍を行う方法に関するものである。
(ロ)従来の技術 従来の此種冷凍物品の解凍方法は例えば特公昭47−9
351号公報に示されている。即ち冷凍された食品を高
周波電波にて加熱する場合、食品の中心部よりその表面
の方が温度上昇が早く解凍も早い、特に水は氷よりも比
誘電率が数十倍大きいから表面の水に電波が吸収されて
加熱され、その分向部の解凍が阻害されるため、内部ま
で解凍しようとすれば表面の温度上昇が著しく、表面の
み腐敗する等の欠点がある。
そこで前記公報では解凍する食品周囲を冷雰囲気とした
状態で高周波電波を照射し、それによって食品表面を冷
却して表面のみの過剰な温度上昇を防止して均一解凍さ
れる様構成している。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 冷凍食品、例えば肉は凍結される際の氷結晶の発生によ
って組織破壊が生じており、この氷結晶が解けると内部
の肉汁がドリップとなって外部に流出しようとする。
前述の公報の如く表面を冷却しつつ高周波電波により解
凍を行えば表面のみの過剰温度上昇による食品表面の変
質は防止できるものの、表面が解凍されることによって
、その後内部に於いて液体となった肉汁が食品表面を通
過して外部に流出してしまうため、肉の所謂旨味が損わ
れてしまう問題があった。
本発明は斯かる問題点を解決するために前述のドリップ
の流出を抑える解凍方法を提供するものである。
(ニ)問題点を解決するための手段 本発明の解凍方法は凍結物を解凍する際、凍結した被加
熱物周囲の雰囲気を被加熱物の凍結温度に維持し、高周
波電波を照射することによって被加熱物の内部温度を氷
温貯蔵温度まで上昇せしめ、以後電波を断続して照射す
ることによってその温度を維持するものである。
(*〉作用 本発明によれば解凍によるドリップの流出を低く抑えら
れる。即ち、高周波電波を照射された被加熱物は先ずそ
の表面の温度が上昇して解凍し、その後徐々に加熱が内
部に浸透して行く。解凍された部分は未解凍の部分より
電波の吸収率が数十倍高いため解凍した部分の温度上昇
がそれより内部の未解凍部分へ伝達きれることによって
解凍が進行するのである。
この様に解凍は被加熱物の内部に進行して行き、内部の
温度が被加熱物の氷温貯蔵温度まで上昇した時点で、以
後は高周波電波を断続して照射する事によってその温度
を維持する。ここで氷温貯蔵温度とは被加熱物の内容物
によりその凍結点が氷点より低下している事に基づく、
氷点下ではあるが被加熱物が凍結する寸前の温度であり
、この温度であれば凍結諮せずに内部のバクテリアの繁
殖を極力抑えることができる。
一方、断続照射が開始きれると、被加熱物表面は凍結温
度の雰囲気に晒されているため、電波の非照射期間に直
ぐに凍結し、一旦凍結すると電波吸収率が極端に低下す
るのでそれより内部に電波が通過して行ってしまうため
、以後は被加熱物表面に薄い氷の膜がある状態で内部は
氷温貯蔵温度に維持できるので、この膜によってドリッ
プの流出が空き止められる。
(へ〉実施例 次に図面に示した実施例に基づき本発明を説明する。第
1図は本発明に係る冷凍冷蔵庫(1)の縦断面図を示す
。(2)は前方に開口する断熱箱体であり、内部は区画
壁(3)(4)によって前方に開口する上下王室に区画
され、上方より冷凍室(5)、高周波により冷凍食品を
解凍する高周波加熱室としての解凍室(6)及び冷蔵室
(7)が形成されている。
区画壁(3)(4)内を含む断熱箱体(2)壁内にはポ
リウレタンフォーム等の断熱材(9)が現場発泡方式に
て一充填されている。(10)は冷凍冷蔵庫(1ン下部
において冷凍サイクルの圧縮機(11)を収納する機械
室である。(12)は区画壁(3)と冷凍室(5)の底
板(13)間に形成した冷却室(14)内に収納配設し
た冷却器であり、これによって冷却された空気が送風機
(16)によって解凍室(5)にはダクト(17)を通
って吐出口(18)より、又、冷蔵室(7)には断熱材
(9)中を通過するダクト(20)を通って吐出され、
特に冷蔵室(7)へはダンパーサーモスタット(21)
によりその室内温度により吐出量が調整される。冷蔵室
(7)に吐出された冷気は冷蔵室(7)と冷却室(14
)とをそれぞれ開口(22)(23)にて連通ずる様断
熱箱体(2)の側壁内に形成された図示しない帰還路を
通って冷却室(14)に帰還する。
解凍室(6)への冷気供給は冷却室(14)と解凍室(
6)を連通ずるダクト部材(24)内に構成されるダク
ト(25)によって達成される。ダクト部材(24〉は
送風機(16)付近に開口し、そこから区画壁(3)内
を下方に延在して解凍室(6)内に入り、区画壁(3)
下面を前方に延在しており、解凍室(6)上部に対応し
て複数の吐出口(27)を有している。吐出口(27)
からの冷気吐出量はダクト(25)内に設けた電磁ダン
パー(28)により開閉制御される。解凍室(6)内の
冷気は吸込口(29)より冷却室(14)に帰還するが
、吐出口(27)及び吸込口(29)は解凍に用いられ
る高周波電波の波長の基よりも十分小さい直径の複数の
穴にて当該周波数の電波に対して非常に大なるインピー
ダンスを示す様構成され、そこからの電波漏洩を防止し
ている。又、解凍室(6)内壁面(6a)は金属等の高
周波電波反射材により構成されており、開口部はシール
ド扉(30)にて開閉自在とされている。解凍室(6)
内底面には必要に応じて透明ガラス製のターンテーブル
(31)が取付けられている。又、(32)(33)及
び(34)はそれぞれ冷凍室(5)、解凍室(6)及び
冷蔵室(7)の前方開口を閉室する断熱扉であり、特に
扉(33)内面にはシールド扉(30)との間に物品収
納用ボケッ) (36)が取付けられている。
(37)は高周波発生装置(38)を構成する高周波発
生部としてのマグネトロン発振部であり、断熱箱体(2
)の背壁(2a)外側において区画壁(4)の後方に対
応する位置に設けられる。(39)はマグネトロン発振
部(21)の電源装置であり、共に断熱箱体(2)背壁
(2a)に取付けられるケース(40)内に設けられる
。マグネトロン発振部(37)と解凍室(6)とは導波
管(41)にて結合されている。
導波管(41)は金属等の高周波電波反射材にて内部中
空状に構成されでおり、断熱箱体(2)の背壁(2a)
を貫通して背壁(2a)内及び区画壁(4)内の断熱材
<9)中を前方に延在して解凍室(6)下面に開口して
いる。導波管(41)はターンテーブル(31)の回転
軸とはずれて位置し、電波透過性部材(例えば雲母)か
ら成るカバー(42)にて閉室される。
第2図は本発明の制御用7F気回路を示す。(44)は
汎用マイクロコンピュータであり、解凍室(6)内で加
熱される食品内部に挿入される温度プローブ(45)の
出力及び解凍室(6)内の温度を検出するサーミスタ(
46)の出力を入力される。(28c)は電磁ダンパー
(28)のコイルで、スイッチ(47)と直列に電源に
接続され、通電されて電磁ダンパー(28)は開き、非
通電時は閉じている。電源装置(39)はスイッチ(4
8)及び(50)と直列に電源に接続される。スイッチ
(47)(48)ハマイクロコンピュータク44)によ
り制御される。送風!(16)及び圧縮機(11)のモ
ータ(16M>(IIM)は並列接続され、冷凍室(5
)内の温度を感知するサーモスタット(49)と直列に
電源に接続される。(51)は解凍する食品の凍結温度
を設定す、る温度設定装置である。
次に第3図の説明図及び第4図のタイミングチャートを
利用して動作を説明する。冷却器(12)を経た冷気は
−30”C程の温度であり、サーモスタット(49)は
冷凍室(5)内を一25°C以下の温度とする様送風機
(16)及び圧縮機(11〉の各モータ(16M)(I
IM)を制御している。マイクロコンピュータ(44)
はサーミスタ(46)の出力に基づき、解凍室(6)の
温度が例えば−22℃より高い時はスイッチ(47)を
閉じて電磁ダンパー(28〉を開き、その状態で吐出口
(27)より冷気が吐出されて温度が低下し例えは−2
4℃以下となったらスイッチ(47〉を開いて電磁ダン
パー(28)を閉じ、その状態で温度が上昇して一22
℃に達したら再びスイッチ(47)を閉じて電磁ダンパ
ー(28)を開き冷却することにより解凍室(6)内の
温度を平均−23°Cとする。
この状態で例えば冷凍された牛肉(M)を解凍室(6)
内に収納してターンテーブル(31)上に載置する。
次に解凍室(6)内に設けた温度プローブ(45)を第
3図の如く牛肉(M)の中心部まで差し込む。次に牛肉
(M)の凍結温度は一1°Cであるので、これを温度設
定装置(51)によりマイクロコンピュータ(44)に
設定入力してスイッチ(50)を閉じる。
マイクロコンピュータ(44〉は温度プローブ(45〉
によって検出きれる牛肉(M)中心部の温度(以下食品
温度と称す。)に基づき、当該食品温度が−1°C以下
の時はスイッチ(48)を閉じ、温度が上昇して行って
O″Cに達したらスイッチ(48)を開き、その状態か
ら温度が低下して一1°Cに達したらスイッチ(48)
を再び閉じる制御を実行する。即ち、冷凍された牛肉(
M)を解凍室(6)に収納した当初は一1℃より低い極
低温となっているからマイクロコンピュータ(44)は
スイッチ(48)を閉じて電源装置(39〉に給電し、
導波管(41)より牛肉(M)に高周波電波(以下(り
と表わす。)を連続的に照射し続ける。この高周波電波
(SJ)は牛肉(M)下刃から照射されるため、牛肉(
M>の下部表面は直接、その他の表面は解凍室(6)内
壁面(6a)若しくはシールド扉(30)に反射した電
波(W)が照射される事になり、それによって牛肉(M
)はその下面が最も早く温度上昇して行くが、この熱は
上方へ移動しようとする性質があるため、牛肉(M)上
方より電波を照射するものに比して牛肉(M)全体への
熱の伝達が円滑となり、極部的な異常加熱が防げる。一
方、冷気(以下(C)と表わす。)は牛肉(M>上方に
ある複数の吐出口(27)からシャワーの如く食品を包
み込む様に降下するため、解凍室(6)内を斑無く略均
等に凍結温度に冷却できる。ここで高周波発生装置(3
8)は牛肉(M)の凍結温度である一23°Cの雰囲気
中でも当該牛肉(M)を解凍できる能力を有しているも
のとする。
高周波電波(賢)の連続的照射によって牛肉(M)表面
の温度が上昇して解凍し、その熱が徐々に内部に伝゛達
されて行くことによって前述の食品温度が上昇して行き
、第4図中a点で凍結温度である一1°Cに到達すると
、そこで牛肉(M)の潜熱を奪うために電波(賢)が費
やされるため温度上昇は中断若しくは緩慢となる。この
期間に牛肉(M)中心部の氷結晶が融解して行き、第4
図中す点で解凍が終了すると再び温度が上昇し始めるが
、第4図中C点でO′Cに達したらマイクロコンピュー
タ(44)はスイッチ(48)を開き高周波電波(背)
の照射を停止する。それによって再び食品温度が降下し
て第4図中d点で一1℃に達したらマイクロコンピュー
タ(44)はスイッチ(48〉を閉じ再び高周波電波(
W)を照射し、以後これを繰り返えすことにより食品温
度即ち牛肉(M>中心部の温度を一1°Cと0℃の間に
維持する。この0℃と一1℃の範囲は牛肉(M)の氷温
貯蔵温度であるので牛肉(M)内部のバクテリアの繁殖
を最/J%限に抑え長期間保存できる。
以上の様にして牛肉(M)の解凍は行われるが、牛肉(
M)は−23℃の雰囲気中にあるため第4図中す点まで
の間に表面が異常に温度上昇して変質してしまう事はな
い。又、第4図中C点からd点の期間で高周波発生装置
(38)が停止し、電波(W)の照射が無くなると、凍
結雰囲気に晒されている牛肉<M)表面は直ぐに再凍結
し、牛肉(M)表面に氷の膜(I)が形成される。この
氷は電波吸収率が水に比して極端に低いため、後に第4
図中d点から0点の期間で高周波電波(W)が照射きれ
ても、電波(W)はどの氷の膜(I)を透過して内部に
吸収きれてしまうため、これが再び融解することはない
解凍によって液化した牛肉(M)内部の肉汁はこの氷の
膜(I)によって奏き止められるので、解凍後の保存中
にこの肉汁が外部に流出することが防止されるので、解
凍からその後の保存に渡る期間のドリップの量を低く抑
える事ができ肉の旨味を損わない解凍後の保存が達成き
れる。
(ト)発明の効果 本発明によれば被加熱物の内部の温度が当該被加熱物の
氷温貯蔵温度に上昇したら以後はその温度を維持するの
で解凍後のバクテリアの繁殖を低く抑え、長期間良好な
状態で保存できる。
特に解凍後の高周波電波の断続運転中に被加熱物表面に
は氷の膜が形成され、以後被加熱物内部の液体の流出を
奉き止めるので、解凍からその後の保存期間中のドリッ
プの発生量を低く抑える事が可能となり、風味の損失を
抑制した良好なる解凍保存が達成できるものである。
【図面の簡単な説明】
各図は本発明の実施例を示すものであり、第1図は冷凍
冷蔵庫の縦断描図、第2図は制御用電気回路図、第3図
は解凍中の牛肉を示す説明図、第4図は各部の温度の時
間推移を示すタイミングチャートである。 (M)・・・牛肉、 (6)・・・解凍室、 (28)
・・・電磁ダンパー、 (38)・・・高周波発生装置
、 (44)・・・マイクロコンピュータ、(45)・
・・温度プローブ、 (46)・・・サーミスタ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、凍結した被加熱物周囲の雰囲気を該被加熱物の凍結
    温度に維持し、高周波電波を照射することによって前記
    被加熱物の内部温度を氷温貯蔵温度まで上昇せしめ、以
    後断続的に前記高周波電波を照射することによりその温
    度を維持することを特徴とする解凍方法。
JP8768987A 1987-04-09 1987-04-09 解凍方法 Pending JPS63254969A (ja)

Priority Applications (1)

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JP8768987A JPS63254969A (ja) 1987-04-09 1987-04-09 解凍方法

Applications Claiming Priority (1)

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JP8768987A JPS63254969A (ja) 1987-04-09 1987-04-09 解凍方法

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JPS63254969A true JPS63254969A (ja) 1988-10-21

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ID=13921892

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JP8768987A Pending JPS63254969A (ja) 1987-04-09 1987-04-09 解凍方法

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