JPS6325470B2 - - Google Patents
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- JPS6325470B2 JPS6325470B2 JP9801184A JP9801184A JPS6325470B2 JP S6325470 B2 JPS6325470 B2 JP S6325470B2 JP 9801184 A JP9801184 A JP 9801184A JP 9801184 A JP9801184 A JP 9801184A JP S6325470 B2 JPS6325470 B2 JP S6325470B2
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- Japan
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- insulating substrate
- adhesive layer
- film
- electrodes
- electrode
- Prior art date
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- Expired
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Landscapes
- Surface Heating Bodies (AREA)
- Resistance Heating (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、カーボン粉末を主体とした被膜状の
発熱抵抗体を備えた面状発熱体の製造方法に関す
るもので、絶縁基板上に接着剤によつて固定され
る対向した帯状電極の接着固定強度を高めて被膜
状の発熱抵抗体と電極部との電気接続を確実に行
なわせることを目的とするものである。
発熱抵抗体を備えた面状発熱体の製造方法に関す
るもので、絶縁基板上に接着剤によつて固定され
る対向した帯状電極の接着固定強度を高めて被膜
状の発熱抵抗体と電極部との電気接続を確実に行
なわせることを目的とするものである。
従来この種の面状発熱体は第1図〜第3図に示
すように、一般には絶縁基板1上に銀フリツトを
含む導電性塗料(以下銀ペイントとよぶ)を対向
しあう一対の帯状に塗布し、そして高温下で焼付
けて帯状の対向電極2,2′を形成し、この対向
電極2,2′間にわたつて、カーボン粉末を主体
とし、かつこれと樹脂との混練物からなる導電塗
料(以下カーボン導電塗料という)を塗布し、そ
して乾燥焼付けを行なつて被膜状の発熱抵抗体3
を形成し、そしてこの後、面状発熱体へのリード
線端子4,4′を対向電極2,2′の端部に設けて
発熱体ユニツトを完成させていた。前記リード端
子4,4′を設けるにあたつては、対向電極2,
2′部へ半田付けで取付けていたが、絶縁基板が
樹脂フイルムから構成されている場合には、半田
付けが可能な高温焼付け用銀ペイントを用いるこ
とができず、別の導電性接着剤で取付けるか、あ
るいは、第3図に示すように、電極部2′及び絶
縁基板1に貫通孔をあけてリード端子4′をかし
める方法がとられていた。従つて樹脂フイルムを
絶縁基板とする発熱体の場合は、半田付けの困難
な低温硬化タイプの銀ペイントしか用いられず、
リード端子部での機械的強度の保持と接触抵抗と
に問題があつた。さらに、銀ペイントからなる電
極は、金属からなる電極に比べ高抵抗となるた
め、大電流を必要とする発熱体には供せられない
という欠点を有していた。
すように、一般には絶縁基板1上に銀フリツトを
含む導電性塗料(以下銀ペイントとよぶ)を対向
しあう一対の帯状に塗布し、そして高温下で焼付
けて帯状の対向電極2,2′を形成し、この対向
電極2,2′間にわたつて、カーボン粉末を主体
とし、かつこれと樹脂との混練物からなる導電塗
料(以下カーボン導電塗料という)を塗布し、そ
して乾燥焼付けを行なつて被膜状の発熱抵抗体3
を形成し、そしてこの後、面状発熱体へのリード
線端子4,4′を対向電極2,2′の端部に設けて
発熱体ユニツトを完成させていた。前記リード端
子4,4′を設けるにあたつては、対向電極2,
2′部へ半田付けで取付けていたが、絶縁基板が
樹脂フイルムから構成されている場合には、半田
付けが可能な高温焼付け用銀ペイントを用いるこ
とができず、別の導電性接着剤で取付けるか、あ
るいは、第3図に示すように、電極部2′及び絶
縁基板1に貫通孔をあけてリード端子4′をかし
める方法がとられていた。従つて樹脂フイルムを
絶縁基板とする発熱体の場合は、半田付けの困難
な低温硬化タイプの銀ペイントしか用いられず、
リード端子部での機械的強度の保持と接触抵抗と
に問題があつた。さらに、銀ペイントからなる電
極は、金属からなる電極に比べ高抵抗となるた
め、大電流を必要とする発熱体には供せられない
という欠点を有していた。
本発明は前述した欠点を解消するためになされ
たもので、すなわち、金属箔の片面にイソシアネ
ート系硬化剤を含有したポリエステル系のホツト
メルト型接着剤層を塗布し、この接着剤層を介し
て樹脂フイルム製絶縁板に熱圧着で固定すること
により樹脂フイルム製絶縁基板上に対向する帯状
の電極を構成し、その後、前記電極間にわたつて
カーボン粉末を主体とした被膜状の発熱抵抗体を
形成するようにしたものである。
たもので、すなわち、金属箔の片面にイソシアネ
ート系硬化剤を含有したポリエステル系のホツト
メルト型接着剤層を塗布し、この接着剤層を介し
て樹脂フイルム製絶縁板に熱圧着で固定すること
により樹脂フイルム製絶縁基板上に対向する帯状
の電極を構成し、その後、前記電極間にわたつて
カーボン粉末を主体とした被膜状の発熱抵抗体を
形成するようにしたものである。
以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづい
て説明する。
て説明する。
第4図は本発明の一実施例における面状発熱体
の電極2,2′の断面構成図を示したもので、1
1は金属箔、例えば銅箔であり、12はイソシア
ネート系硬化剤を重量比で数%含んだポリエステ
ル系ホツトメルト型接着剤からなる層であり、1
3は剥離紙である。これを予め所定の幅及び長さ
の帯状に切断しておき、そして剥離紙13を剥し
て第5図に示すように、絶縁基板1上の相対向す
る位置へ熱圧着する。この状態でホツトメルト型
接着剤により所定位置に接着される。その後、加
熱し第6図で示すように、接着剤層12を加熱硬
化させるとより一層強固に絶縁基板1へ接着でき
る。そしてこの後、このようにして得られた帯状
の対向電極2,2′間にわたつてカーボン導電塗
料を塗布し、かつ乾燥させることにより、被膜状
の発熱抵抗体3を形成する。本発明の電極では、
電極2,2′の金属箔11と絶縁基板1との接着
剤12に、イソシアネート系硬化剤を含んでお
り、単なるホツトメルト型接着剤の場合と異な
り、カーボン導電塗料の加熱乾燥時にも接着剤層
が溶融することはなく、従つて金属箔エツジ部で
の「反り」や「浮き上り」が無く、被膜状の発熱
抵抗体3との接触部での電気接続が完全に行なえ
る。しかも第7図で示すように、絶縁基板1の複
数個所へ帯状に設置する場合にも、予め必要幅に
切断され、かつ別々に巻き取られた本発明の電極
材料2を互いの間隔を一定に保ちつつ順次巻き戻
すとともに、加熱ローラ5により絶縁基板1上へ
熱圧着することができる。これを直交する2方向
(X−Y軸方向)に繰り返せば、第8図で示す複
雑な電極構造をもつ面状発熱体においても簡単に
電極取付けが行なえるという利点を有している。
なお、第8図において、電極交叉部6は、被膜状
の発熱抵抗体3を形成した後、リード線7を電極
部に半田付けする際に周知の半田付け方法にて容
易に接続することができる。
の電極2,2′の断面構成図を示したもので、1
1は金属箔、例えば銅箔であり、12はイソシア
ネート系硬化剤を重量比で数%含んだポリエステ
ル系ホツトメルト型接着剤からなる層であり、1
3は剥離紙である。これを予め所定の幅及び長さ
の帯状に切断しておき、そして剥離紙13を剥し
て第5図に示すように、絶縁基板1上の相対向す
る位置へ熱圧着する。この状態でホツトメルト型
接着剤により所定位置に接着される。その後、加
熱し第6図で示すように、接着剤層12を加熱硬
化させるとより一層強固に絶縁基板1へ接着でき
る。そしてこの後、このようにして得られた帯状
の対向電極2,2′間にわたつてカーボン導電塗
料を塗布し、かつ乾燥させることにより、被膜状
の発熱抵抗体3を形成する。本発明の電極では、
電極2,2′の金属箔11と絶縁基板1との接着
剤12に、イソシアネート系硬化剤を含んでお
り、単なるホツトメルト型接着剤の場合と異な
り、カーボン導電塗料の加熱乾燥時にも接着剤層
が溶融することはなく、従つて金属箔エツジ部で
の「反り」や「浮き上り」が無く、被膜状の発熱
抵抗体3との接触部での電気接続が完全に行なえ
る。しかも第7図で示すように、絶縁基板1の複
数個所へ帯状に設置する場合にも、予め必要幅に
切断され、かつ別々に巻き取られた本発明の電極
材料2を互いの間隔を一定に保ちつつ順次巻き戻
すとともに、加熱ローラ5により絶縁基板1上へ
熱圧着することができる。これを直交する2方向
(X−Y軸方向)に繰り返せば、第8図で示す複
雑な電極構造をもつ面状発熱体においても簡単に
電極取付けが行なえるという利点を有している。
なお、第8図において、電極交叉部6は、被膜状
の発熱抵抗体3を形成した後、リード線7を電極
部に半田付けする際に周知の半田付け方法にて容
易に接続することができる。
以上のように本発明の面状発熱体の製造方法に
よれば、金属箔の片面にイソシアネート系硬化剤
を含有したポリエステル系のホツトメルト型接着
剤層を塗布し、この接着剤層を介して樹脂フイル
ム製絶縁基板に熱圧着で固定することにより樹脂
フイルム製絶縁基板上に対向する帯状の電極を構
成し、その後、前記電極間にわたつてカーボン粉
末を主体とした被膜状の発熱抵抗体を形成するよ
うにしているため、電極を絶縁基板に固定される
場合、発熱抵抗体に影響を与えることのない温度
と圧力で熱圧着が可能となり、その結果、確実な
接着強度が得られるため、被膜状の発熱抵抗体と
電極との電気接続も確実に行なわせることができ
るものである。
よれば、金属箔の片面にイソシアネート系硬化剤
を含有したポリエステル系のホツトメルト型接着
剤層を塗布し、この接着剤層を介して樹脂フイル
ム製絶縁基板に熱圧着で固定することにより樹脂
フイルム製絶縁基板上に対向する帯状の電極を構
成し、その後、前記電極間にわたつてカーボン粉
末を主体とした被膜状の発熱抵抗体を形成するよ
うにしているため、電極を絶縁基板に固定される
場合、発熱抵抗体に影響を与えることのない温度
と圧力で熱圧着が可能となり、その結果、確実な
接着強度が得られるため、被膜状の発熱抵抗体と
電極との電気接続も確実に行なわせることができ
るものである。
第1図は従来例における面状発熱体の平面図、
第2図は第1図のX−X′線に沿つた断面図、第
3図は第1図のY−Y′線に沿つたリード端子部
の断面図、第4図は本発明に使用する電極材料の
断面図、第5図は本発明の実施例における電極配
置図、第6図は本発明の実施例における面状発熱
体の断面図、第7図は本発明の他の実施例におけ
る電極設置工法の概略図、第8図は本発明の他の
実施例における面状発熱体の平面図である。 1……絶縁基板、2,2′……電極、3……被
膜状の発熱抵抗体、5……加熱ローラ、11……
金属箔、12……接着剤層。
第2図は第1図のX−X′線に沿つた断面図、第
3図は第1図のY−Y′線に沿つたリード端子部
の断面図、第4図は本発明に使用する電極材料の
断面図、第5図は本発明の実施例における電極配
置図、第6図は本発明の実施例における面状発熱
体の断面図、第7図は本発明の他の実施例におけ
る電極設置工法の概略図、第8図は本発明の他の
実施例における面状発熱体の平面図である。 1……絶縁基板、2,2′……電極、3……被
膜状の発熱抵抗体、5……加熱ローラ、11……
金属箔、12……接着剤層。
Claims (1)
- 1 金属箔の片面にイソシアネート系硬化剤を含
有したポリエステル系のホツトメルト型接着剤層
を塗布し、この接着剤層を介して樹脂フイルム製
絶縁基板に熱圧着で固定することにより樹脂フイ
ルム製絶縁基板上に対向する帯状の電極を構成
し、その後、前記電極間にわたつてカーボン粉末
を主体とした被膜状の発熱抵抗体を形成するよう
にした面状発熱体の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9801184A JPS59224088A (ja) | 1984-05-16 | 1984-05-16 | 面状発熱体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9801184A JPS59224088A (ja) | 1984-05-16 | 1984-05-16 | 面状発熱体の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59224088A JPS59224088A (ja) | 1984-12-15 |
JPS6325470B2 true JPS6325470B2 (ja) | 1988-05-25 |
Family
ID=14207833
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9801184A Granted JPS59224088A (ja) | 1984-05-16 | 1984-05-16 | 面状発熱体の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59224088A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61166391U (ja) * | 1985-03-30 | 1986-10-15 | ||
JPH01209688A (ja) * | 1988-02-15 | 1989-08-23 | Mitsubishi Electric Corp | 面状発熱体の製造装置 |
-
1984
- 1984-05-16 JP JP9801184A patent/JPS59224088A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59224088A (ja) | 1984-12-15 |
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