JPS63254555A - 共有二重化メモリ制御方式 - Google Patents

共有二重化メモリ制御方式

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JPS63254555A
JPS63254555A JP62088822A JP8882287A JPS63254555A JP S63254555 A JPS63254555 A JP S63254555A JP 62088822 A JP62088822 A JP 62088822A JP 8882287 A JP8882287 A JP 8882287A JP S63254555 A JPS63254555 A JP S63254555A
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JP
Japan
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selection
memory
selection device
shared
synchronous
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JP62088822A
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Yoshihiro Miyazaki
義弘 宮崎
Soichi Takatani
高谷 壮一
Hiroaki Fukumaru
広昭 福丸
Yoshiaki Takahashi
義明 高橋
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F15/00Digital computers in general; Data processing equipment in general
    • G06F15/16Combinations of two or more digital computers each having at least an arithmetic unit, a program unit and a register, e.g. for a simultaneous processing of several programs
    • G06F15/163Interprocessor communication
    • G06F15/167Interprocessor communication using a common memory, e.g. mailbox

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Hardware Redundancy (AREA)
  • Multi Processors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複数の処理装置によりアクセスされる共有二
重化メモリの制御方式に関するものである。
〔従来の技術〕
本発明が適用される一般的なマルチコンピュータシステ
ムの一例を第2図に示している。このシステムは、複数
の処理装置4 (CPUI〜CP、Un)と共有二重化
メモリ1 a、1 b (CMa、CMb)と、共有フ
ァイル7 (FICE)と共有人出刃装置9 (Ilo
)と、CPU間またはシステムコンソール10からの構
成制御コマンドの受は渡しと相互割込を行うリンケージ
機構5とで構成される。
(図中、6,8はCPU間共有バスを示す。)全ての機
器は二重化ないしn重化され、どれが1台が故障しても
他の自動的にバックアップするので、高い信頼性を得る
ことができる。このようなシステムは、例えば、日立評
論VOL、63Nα12P44〜P59(公知例1)に
示されている。
第2図において、共有二重化メモリla、lbには同一
内容が記憶される。処理装置4 (CPU 1〜CPU
n)はそれぞれオンターフェイス3aによりメモリ1a
と、またインターフェイス3bによりメモリ1bと接続
され1両インターフェイスを介して同一データを二重化
書込みし、また両インターフェイスを介して読出しを行
い、正常な方のいずれか一方を使用する。このような共
有二重化メモリの制御方式としては、例えば特開昭60
−225264 (公知例2)がある。
ところが、高信頼化のため二重化する際に、共有メモリ
に必要なCPU要求の選択装置(公知例2では第9図の
共通制御部70)を単に二重化しただけであると、各C
PUからの要求信号が、メモリ1aの選択装置に到着す
る順序とメモリ1bの選択装置に到着する順序が少しで
はあるが異なるため、CPU選択の順序がメモリ1aと
メモリ1bで異なることがある。システムプログラムは
プロセス間のセマフォー管理等のため、コンベアアンド
スワップ命令等で共有メモリの同一アドレスに同時にア
クセスするため、メモリ1aとメモリ1bとで選択の順
序が異なることは許されない。
選択順序の不一致を防ぐ第1の方法としては、例えばC
PUが両系メモリに占有要求を出し、両系共占有できた
ら、実際の書込み等を行うが、一定時間たっても両系メ
モリから占有許可が受けられなければ一旦要求を落とし
、あらかじめ決められた時間(CP U毎に異なる)経
過後、再び占有要求を出すという方式が考えられる。し
かしなから、この方式は両系メモリの占有成功までに時
間がかかるため、一旦占有成功後のデータ転送量が多い
通信分野等には適しているが、1回の占有で1ワードな
いし数ワードしか転送しない共有メモリでは著しい性能
低下を引き起こす。
また、第2の方法として、通常は一方の共有メモリ(マ
スター系)の選択装置のみ有効として、選択結果を他方
の共有メモリ(スレーブ系)にも伝え、スレーブ系共有
メモリはその送られてきた選択結果に基づいてCPUを
選択する方式も考えられる。こうすることにより、両系
メモリは常に同じCPUを選択することができる。(以
下、この方式を同期形選択方式と呼ぶ。)しかし、この
方式ではマスター系共有メモリの、CPU要求を受は付
ける部分の故障が共有メモリ全体の動作停止を引き起こ
す可能性を無にはできず、信頼性上のボトルネックが発
生する。
〔発明が解決しようとする問題点〕
このように、従来方式および、従来方式の延長上の解決
方法では、性能或いは信頼性に関し、いずれか一方につ
いて常に問題が残っていた。本発明の目的は性能面でも
信頼性面でも優れた共有二重化メモリの制御方式を提供
しようとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
前記目的は、共有メモリ内に他共有メモリとは独立に選
択制御を行う独立形選択装置とマスター系メモリの選択
結果に基づきスレーブ系メモリがCPUの選択を行う同
期形選択装置とを設け、通常、ユーザーエリアへのアク
セスは前者を、システムエリアへのアクセスは後者を使
用すること、及び、後者の故障時にはあらかじめマスタ
ーとして決められたCPUのシステムプログラムが別に
設けられたCPU間リシリンケージ機構して他のCPU
に対しシステムエリアへのアクセスを禁止した後、独立
選択装置を用いてシステムエリアをアクセスし処理を続
行することにより達成される。
〔作用〕
こうすることにより、システムプログラムは、通常は同
期形選択装置により高速に処理を行うことができ、しか
も、同期形選択装置がシステム全体の信頼性のボトルネ
ックにはならず高いシステム信頼性を得ることができる
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を説明する。
第1図(a)は、共有メモリ1aの内部構成を示したも
のである。ボート12はインターフェイス3を介して各
CPUからのメモリ起動情報を受け、共通バス19を経
由してメモリアレイ11に書込み読出しを行い、インタ
ーフェイス3を介して各CPUに応答情報を転送する。
コピーボート13はメモリアレイ11より読出した内容
をインターフェイス2を介して他系のコピーボートに転
送する機能と、他系コピーポートより送られてきたデー
タをメモリアレイ11に書込む機能を有する。共通制御
装置14は共通バス19を、どのポートに占有させるか
の制御を行う。本発明の特長は、この共通制御装置14
内に、独立形選択装置15と同期形選択装置16の2種
の選択装置を持つことである。
第1図(b)は、2種の選択装置をCPUのプログラム
が使い分けるためのアドレス空間割付を示したものであ
る。図中左側のCPU空間は、CPU内の物理アドレス
信号により決定される空間で、最上位ビットがO(図中
、21.22の範囲)のときは独立形選択装置を、1(
図中23゜24の範囲)のとき同期形選択装置を指定す
る。
残りのアドレスビットは共有メモリ内の空間のアドレス
を指定する。共有メモリ内空間はシステムエリア25と
ユーザーエリア26に分けられる。
この境界はシステム毎に異なった値である。ユーザープ
ログラムはアドレスとして22の範囲を用い、その結果
独立形選択装置15が使用される。
システムプログラムは通常23の範囲を用い、その結果
同期形選択装置16が使用される。同期形選択装置16
の故障時にはシステムプログラムは21の範囲にアクセ
スすることにより、独立形選択装置を用いて、システム
エリアにアクセスできる。
第3図は、独立形選択装置15の内部構成例を示す。信
号31は各ポート12から独立形選択装置15に対する
選択要求信号である。信号33は、同期形選択装置16
から独立形選択装置15に対する選択要求信号である。
要求ラッチ34は最初スルー状態であり、前記信号31
.33のいずれかがオンすると、これに対応するラッチ
の出力もオンする。するとオアゲートの出力信号35が
オンし、END信号32がない状態においてアンドゲー
トの出力信号36がオンする。その結果、要求ラッチ3
4はフリーズ状態になる。フリーズされたラッチの出力
の中にはオンしているビットが1またはそれ以上存在す
るが、この中の1つに対応する番号がエンコーダ39に
より生成される。
一方、信号36のオンはディレー37に入りエンコーダ
の出力が確定するための時間を経過後、Dタイプフリッ
プフロップ38をセットする。その出力(選択イネーブ
ル信号)はデコーダ40をイネーブル状態にする。デコ
ーダ40はエンコーダ39が生成した番号をデコードし
、信号41または42のいずれか1本をオン状態にする
。信号41は、各ポート12に対する選択許可信号(I
5ELO〜7)、信号42は同期形選択装[16)に対
する選択許可信号である。
選択されたポートはメモリアクセス終了後、終了信号3
2 (END)を確定する。するとフリップフロップ3
8はクリアされ、デコーダ40はディセーブル状態(全
出力オフ状態)になる。また信号36がオフし、要求ラ
ッチ34はフリーズ状態からスルー状態に遷移し、新た
な要求を受付ける。
第4図は、同期形選択装置16の内部構成例を示す。信
号51は各ポート12から同期形選択装置16に対する
選択要求信号である。要求ランチ56は最初スルー状態
であり、前記信号51のいずれがオンするとこれに対応
するラッチの8力もオンする。するとオアゲートの出力
信号57がオンし、終了信号32 (END)が確定し
ていない状態において、アンドゲートの出力信号55が
オンする。その結果、要求ランチ56はフリーズ状態に
なる。以下、独立形選択装置15の場合と同様であるが
、異なる点は以下である。
まず第1に、セレクタ67.68により、自系のエンコ
ーダの選択結果65及び選択イネーブル信号69を用い
るか、他系のエンコーダの選択結果66及び選択イネー
ブル信号70を用いるかを選択できる。二重化されたC
Mの一方はマスターモード、もう一方はスレーブモード
になるよう制御されており、マスターモードのCMでは
、セレクタ67.68内の実線で示した方、即ち自系の
選択結果を、スレーブモードのCMでは破線で示した方
、即ち他系の選択結果を使用する。
第2に、独立形選択装置15とのインターロックのため
に、マスターモードのCMならば自系の同期形選択要求
償号55を、また、スレーブモードのCMならば他系の
同期層選択要求信号53を、独立形選択装置15に対す
る要求信号33として送出する。また、独立形選択装置
15が前記要求を受付けた場合にアサートされる許可信
号42を受け、同期形選択装置15のデコーダイネーブ
ル信号74とのアンドを取る。両信号がオンのときのみ
アンドゲートの出力信号72がオンし、デコーダ71は
イネーブル状態となる。デコーダ71の出力信号73は
各ポート12に対する選択許可信号(S、5ELO〜7
)である。
第3に終了制御についても、終了制御装置59にて両系
CMの同期を取っている。終了制御装置59については
第5図を参照して内部構成を説明する。同期形選択装置
16が選択中(信号69がオン中)に、終了信号32が
アサートされると、アンドゲートを介してフリップフロ
ップ81がセツトされ、かつ、他系に対する終了報告信
号60がアサートされる。他系でも同様にアクセスが終
了すると、他系からの終了報告信号61がアサートされ
、フリップフロップ82がセットされる。
フリップフロップ81.82の両者共セットされるとア
ンドゲートの出力信号83がオンし、パルス発生器84
により両系終了信号62がアサートされる。(ワンショ
ットのパルスが発生する。)本信号のオンにより、第4
図のフリップフロップ63がクリアされ、デコーダ71
がディセーブル状態になり、また、要求ラッチ56はス
ルー状態になり、次の選択が開始される。
第6図に、共有メモリ内のポート12の構成を示す。主
な構成は公知例2の第10図と同じであるが、本発明で
は、バス要求信号及び選択許可信号が独立選択要求要求
92,31、選択許可41)と同期選択要求装置91,
51、選択許可73)の2組存在することに特徴がある
。ボートイネーブル制御回路151は、独立選択指定範
囲41がオンかつ同要求償号92がオンの場合。
または同期選択指定範囲73がオンかつ同要求償号91
がオンの場合のみ、ボートイネーブル信号152をオン
させる。
本ボートのもう一つの特徴はタイムアウト監視装置15
3を持つことにより、選択許可信号のオフし放しの故障
のみならず、同信号のオンし放しの故障もCPUに知ら
しめることである。即ち、選択許可信号がオンし放しの
とき信号155はオンし放しとなり、タイムアウト監視
装置153は。
この信号が一定時間以上オンし放しのとき信号154が
オンし、CPUに対する応答信号97がオンしないよう
にする。もちろん選択許可信号41.73がオフし放し
の故障だとポートが選択されないので、応答信号97は
オンしない。このように、要求選択装置15または16
の故障で、選択許可信号がオンし放しまたはオフし放し
どなった場合、CPUには応答が返されず、CPU側で
はタイムアウトエラーを検出し共有メモリの異常を知る
ことができる。
第7図に、CPU内の共有二重化メモリ接続部の構成を
示す。主な構成は公知例2の第2図と同じであるが、本
発明の実施例では、独立/同期要求制御装置98、アド
レス変換装置110.タイムアウト監視袋[106が追
加になっている。特に制御装置98は本発明の特徴とな
る部分である。
この制御装置98は、CPUの要求信号99がオンした
ときに、物理アドレス100の最上位ビットが0、即ち
独立選択指定範囲の場合、独立選択要求92(92A及
び92B)をオンさせる。
また同ビットが1、即ち同期選択指定範囲の場合、同期
選択要求91(91A及び91B)をオンさせる。
同期選択イネーブルフラグ112は、オンのとき以上の
ような独立/同期の区別が行えるが、オ クツのときは
同期形の使用を禁じ、どのアドレスでも独立形を強制的
に使用させる。本フラグは通常セット状態でありシステ
ムプログラムにより、変更(セット/クリア)ができる
また、物理アドレス100の最上位ビット以外のビット
(1〜23)は、共有メモリ内の物理アドレス信号93
(93A及び93B)として、共有メモリに送出される
。以上の物理アドレス100と共有メモリへの送出信号
との対応をまとめたものが第8図である。
なお、本実施例では物理アドレスの最上位ビットで独立
/非同期の指定を行っているが、複数ビットのデコード
結果やアドレス変換マツプ(またはテーブル)上の専用
のフラグによって指定を行っても良い。
第7図中、アドレス変換装置110は、CPUの論理ア
ドレス111から、アドレス変換マツプ(またはテーブ
ル)を介して、物理アドレス100に変換する機構で、
一般に広く使用されている機構である。アドレス変換マ
ツプ(またはテーブル)の書き換えは、システムプログ
ラムにより行うことができる。
また、タイムアウト監視装置106は、CPUの要求信
号99がオンしてから、両系共有メモリからの応答が得
られ最終的に応答制御装置105が応答信号104をオ
ンするまでの時間を監視し、タイムアウト検品時、タイ
ムアウトエラー報告信号109をオン状態として擬似応
答信号107をオンする(結果として、CPUに対する
応答信号108がオンする)機能を持つ。共有メモリ内
の同期形選択装置16が故障した場合は両系の共有メモ
リからの応答(97A及び98A)がないため、前記タ
イムアウト監視装置によりタイムアウトエラーが検出さ
れる。
第9図に、同期選択指定エリアのシステムプログラムの
フローチャートを示す。ステップ121にてシステムプ
ログラムが共有メモリのシステムエリアをアクセス時に
、前記故障によりCPUがエラーを検出する。エラーが
発生すると例外処理122が実行され、エラー処理プロ
グラムにジャンプする。ステップ123でエラー原因が
共有メモリのタイムアウトかどうかチェック、ステップ
124でエラ一時のアドレス(物理アドレス)が同期選
択指定エリアかどうか(最上位ビットが1かどうカリを
チェックする。いずれの条件も成立時故障原因が同期形
選択装置である可能性があるので、ステップ125にて
自分がマスターCPU(システム1台のみ存在)である
、二とが判明時、以下の処理を行う。ステップ126で
は他系CPUに対し、別に設けられたリンケージ機構5
(第2図)を用いて共有メモリのシステムエリアの使用
禁止を伝える。ステップ127ではスケジューラに対し
共有メモリバックアップ要求があることを知らせるフラ
グ(CPUの主メモリ上)をセットする。ステップ12
8では同期選択イネーブルフラグ112(第7図)をク
リアする。その結果、以後のシステムエリアへのアクセ
スは独立形選択装置を指定するアクセスになる。ステッ
プ129では例外からの復帰が行われ、ステップ121
が再実行される。今回は独立形選択装置を使用するので
エラーにはならず、このシステムプログラムルーチンは
正常に終了する。ステップ130ではスケジュールが動
作し、前にステップ127でセットした共有メモリバッ
クアップ要求フラグのオン、を見て、ステップ131の
共有メモリバックアップ処理を行い、以後の処理を続行
させる。
なお、例外処理(ステップ122)、例外復帰(ステッ
プ129)については公表特許公報昭59−50215
8号に詳細に示され、必ずしも本願発明の要旨ではない
ので、ここでの詳細説明は省略する。
第10図に、同期選択装置の故障復旧後のシステムプロ
グラムのフローチャートを示す。本プログラムは、オペ
レータからのコマンド入力、あるいは共有メモリの状態
変化(復旧)割込、あるいは定期的に共有メモリを監視
しているプログラムからの復旧報告等により起動される
。ステップ132では他系CPUに対し、リンケージ機
構5を介して、共有メモリのシステムエリアの使用許可
を伝える。ステップ133では同期選択イネーブルフラ
グ112をセットする。その結果、以後のシステムエリ
アへのアクセスは同期形選択装置を指定するアクセスに
なり、故障前の状態に戻る。
本発明の変形例として、CPUの共有二重化メモリ接続
部内に従来例の第1の方法、即ち、独立形選択アクセス
にて両系メモリに占有要求を出し。
両系占有できたら実際の書き込みを行うが、一定時間た
っても両系メモリの占有許可が受けられなければ一旦要
求を落とし、あらかじめ決められた時間(CP U毎に
異なる)経過後、再び占有要求を出す機構あるいはこれ
に類する機構を設けることが考えられる。通常はシステ
ムエリアへのアクセスは同期選択装置であるが、両系タ
イムアウト検出時は、前記の機構を用いてリトライする
もし、同期形選択装置の故障であればリトライは成功す
るのでシステム停止を防げる。本方式はCPUから見た
共有メモリアクセス時間の最大値が非常に大きくなると
いう欠点はあるが、全てハードウェアにて処理し、シス
テムプログラムには何ら影響がないという利点がある。
〔発明の効果〕
以上のように1本発明によれば、マルチコンピュータ間
の競合管理等を行う際は、システムプログラムは同期形
選択装置を用い共有メモリに対し高速アクセスができ、
万−同選択装置が故障してもシステムプログラムは独立
形選択装置を用いて同メモリにアクセスできるのでシス
テム停止を避けることが可能となり、高性能かつ高信頼
性のマルチコンピュータシステムを実現できる。更に。
ユーザープログラムは常に、完全に二重化された独立選
択装置を用いているので、同期形選択装置の故障による
影響は全くない。
また1本発明では両系メモリで同期を取る必要のないユ
ーザーエリアへのアクセスは独立選択装置を用いるか、
独立形選択は両系メモリ間の同期オーバーヘッドのない
分だけ選択にかかる時間が少なく、全てを同期形選択に
て行う方式(従来例筒2の方法)より更に性能が向上す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例の共有二重化メモリの構成
及びアドレス空間割付を示す図、第2図は本発明の背景
となるマルチコンピュータシステム構成図、第3図は本
発明の実施例の共有メモリ内独立形選択装置の構成図、
第4図は同期形選択装置の構成図、第5図は同選択装置
内終了制御装置の構成図、第6図は共有メモリ内ボート
の構成図、第7図はCPUの共有二重化メモリ接続部の
構成図、第8図は同接続部のアドレス解読動作の説明図
、第9図は同期形選択装置故障時のシステムプログラム
のフローチャート、第10図は故障回復時のシステムプ
ログラムのフローチャートを第 1 口 (b) 第2区 沼3圀 第手口 153−・ アつ4了ウドも1碧jAト1Y≠′T囚 めg口

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、複数の処理装置と共有二重化メモリ装置がそれぞれ
    独立に設けられたインタフェースによって接続され、各
    処理装置は、それぞれ該インタフェースを介して二重化
    された各メモリ装置に対して同時アクセスを行うように
    なっている二重化共有メモリ装置を有する複合処理装置
    において、二重化された各メモリ装置は、それぞれ、各
    処理装置からの選択要求に対してそれぞれ独立に選択制
    御を行う独立形選択装置と、一方が他方に従属して選択
    制御を行う関係におかれた同期形選択装置とを有し、複
    数の処理装置が同一アドレスに競合して書込みを行うこ
    とのないユーザエリアへのアクセスは該独立形選択装置
    を用いて行い、同一アドレスに競合して書込みを行うシ
    ステムエリアへのアクセスは、通常は該同期形選択装置
    を用いて行い、該同期形選択装置が故障時には該独立形
    選択装置を用いて行うようにしたことを特徴とする共有
    二重化メモリ制御方式。 2、特許請求の範囲第1項記載の共有二重化メモリ制御
    方式において、二重化された各メモリ装置は、処理装置
    が出力したアドレス信号の特定ビットをデコードし、デ
    コード結果に応じて、独立形選択装置を用いるか同期形
    選択装置を用いるか決定するようにしたことを特徴とす
    る共有二重化メモリ制御方式。 3、複数の処理装置と共有二重化メモリ装置がそれぞれ
    独立に設けられたインタフェースによって接続され、各
    処理装置は、それぞれ該インタフェースを介して二重化
    された各メモリ装置に対して同時アクセスを行うように
    なっている二重化共有メモリ装置を有する複合処理装置
    において、二重化された各メモリ装置は、それぞれ各処
    理装置からの選択要求に対してそれぞれ独立に選択制御
    を行う独立形選択装置と、一方が他方に従来して選択制
    御を行う関係におかれた同期形選択装置を有し、該複数
    の処理装置は、それぞれ構成制御情報伝達手段を介して
    相互接続された構成とし、複数の処理装置が同一アドレ
    スに競合して書込みを行うシステムエリアへのアクセス
    は、通常は該同期形選択装置を用いて行い、該同期形選
    択装置の故障検出時には、複数の処理装置の中でいずれ
    か1台の処理装置が、該構成制御情報伝達手段を介して
    他の処理装置に対し、該システムエリアへのアクセスを
    禁止した後、独立形選択装置を用いて該システムエリア
    にアクセスするようにしたことを特徴とする共有二重化
    メモリ制御方式。 4、特許請求の範囲第3項において、故障検出時の例外
    処理にて処理装置の内部状態を退避した後、他処理装置
    へのシステムエリア使用を禁止し、次に該退避した内部
    状態を復帰し、故障を検出したアクセスを独立形選択装
    置を用いて再度実行し、処理を再開するようにしたこと
    を特徴とする共有二重化メモリ制御方式。 5、特許請求の範囲第1項において、処理装置内に同期
    選択指定禁止フラグを設け、二重化された各メモリ装置
    は、当該禁止フラグがクリア状態のときは、処理装置が
    出力したアドレス信号の特定ビットをデコードし、デコ
    ード結果に応じて独立形選択装置を用いるか同期形選択
    装置を用いるか決定するようにし、該禁止フラグがセッ
    ト状態のときは、アドレスによらず独立形選択装置を用
    いるようにしたことを特徴とする共有二重化メモリ制御
    方式。 6、特許請求の範囲第5項において、同期形選択装置の
    故障検出時、該同期選択指定禁止フラグをセットするよ
    うにしたことを特徴とする共有二重化メモリ制御方式。 7、特許請求の範囲第1項において、二重化された各メ
    モリ装置は、処理装置から独立形選択装置への占有要求
    を受けて、両系メモリ装置の同時占有を行う手段と、占
    有要求から同時占有成功までメモリへの実際の書込みを
    待たせる手段を設け、同期形選択装置の故障検出時は該
    独立形選択装置の出力によってメモリへの実際の書込み
    を行うようにしたことを特徴とする共有二重化メモリ制
    御方式。
JP62088822A 1987-04-13 1987-04-13 共有二重化メモリ制御方式 Pending JPS63254555A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11119461B2 (en) 2018-06-01 2021-09-14 Fanuc Corporation Controller

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11119461B2 (en) 2018-06-01 2021-09-14 Fanuc Corporation Controller

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