JPS6325341B2 - - Google Patents
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- JPS6325341B2 JPS6325341B2 JP54171345A JP17134579A JPS6325341B2 JP S6325341 B2 JPS6325341 B2 JP S6325341B2 JP 54171345 A JP54171345 A JP 54171345A JP 17134579 A JP17134579 A JP 17134579A JP S6325341 B2 JPS6325341 B2 JP S6325341B2
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Landscapes
- Counters In Electrophotography And Two-Sided Copying (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Conveyance By Endless Belt Conveyors (AREA)
- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
Description
本発明はシート状の像担持体の両面に像形成を
行う両面像形成装置に関する。 複写機等の従来の画像形成装置においては一枚
のシート状の像担持体(以下コピーシート)の片
面にのみ像形成を行うのが一般的であつた。しか
し大量のコピーシートを保管する場合には一枚の
両面に印刷されている書籍等に比較して2倍の量
となり保管スペースや重量の点で問題となる。 この様な観点から、近年シートの両面に像形成
を行うことが可能な装置が提案されている。この
様な装置においては、両面複写を行う際、まず所
望の倍率、コピー濃度等の複写モードを設定し、
その複写モードで表面コピーを行つた後、同じ複
写モードでしか裏面コピーを行うことができず、
使い勝手が悪いものであつた。 又、この様な装置は構造及び制御が大変複雑で
あつて、両面像形成中にジヤム、停電等により像
形成動作が中断した場合、これによつて失われた
コピーを再び作成することは容易ではなかつた。 本発明は上記点に鑑みてなされたもので、その
目的とするところは、中断後の像形成動作の再開
を容易ならしめるとともに使い勝手を向上させる
ことが可能な像形成装置を提供することにある。 即ち本発明は、所望の像形成モードデータを入
力する第1入力手段、前記入力手段により入力さ
れた像形成モードデータを記憶する記憶手段、第
1像形成モードで記録材の第1面に像形成し、そ
の記録材を一時収納手段に収納する第1工程と、
前記第1像形成モードとは異る第2像形成モード
で前記収納手段から給送される記録材の第2面に
像形成する第2工程とで動作可能な像形成手段、
所望の像形成回数を入力する第2入力手段、前記
第1工程の開始前に前記第1入力手段から入力さ
れる第1像形成モードデータを前記記憶手段に記
憶し、この記憶データに応じて前記第2入力手段
により入力された所望回数分の像形成を前記第1
工程において行うべく前記像形成手段を制御し、
更に第1工程終了後前記第2工程開始前に前記第
1入力手段から入力される第2像形成モードを前
記記憶手段に記憶し、この記憶データに応じて前
記所望回数分の像形成を前記第2工程において行
うべく前記像形成手段を制御する制御手段、を有
し、前記制御手段は、更に前記第2工程による像
形成の回数が前記入力手段により入力された像形
成回数に達しない場合、前記第2工程終了後、前
記記憶手段に記憶された前記第1像形成モードデ
ータ読出して前記第1像形成モードを再設定する
ことを特徴とする両面像形成装置を提供するもの
である。 以下本発明の実施例に基き図をもつて詳細に説
明する。 第1図は本発明の実施例のひとつで、両面複写
装置の複写紙の搬送経路を図示した断面図であ
る。第2図にはその操作装置が図示されている。 まず最初に一般の片面複写の動作について説明
する。 第1図に於いて原稿1は原稿台の透明板2上に
置かれ、光学系は移動反射ミラー3,4、レンズ
5及び固定反射ミラー6,7により構成されてい
る。即ち原稿1は照明ランプ8と一体となつて移
動する移動反射ミラー3とこの移動反射ミラー3
の1/2の移動速度をもつて同一方向へ移動する移
動反射ミラー4により光路長を等しく保たれなが
ら、更にレンズ5と固定反射ミラー6,7を経て
スリツト露光され、感光ドラム9上へ結像され
る。 感光ドラム9の表面は光導電層の上を透明絶縁
層で覆つた感光体からなり、感光体はまず高圧電
源10から正の高電圧を供給されているプラス帯
電器11により正に帯電させられる。 続いて露光部12に達すると原稿台の透明板2
上の原稿1は照明ランプ8に照明され移動反射ミ
ラー3,4及びレンズ5、固定反射ミラー6,7
によりドラム9上に結像される。 感光ドラムは原稿像を露光されると同時に高圧
電源10からAC高電圧を供給されている交流放
電器13により交流放電を受ける。次いで全面露
光ランプ14による全面露光を受けて感光ドラム
表面に静電潜像が形成され現像器15に入る。 現像は磁気スリーブ方式による粉体現像により
行なわれ静電潜像は顕像化される。次に複写紙1
6が給紙部より送り出されてくる訳であるが給紙
部の中継トレイ17、第1給紙台18はカセツト
タイプであり第2給紙台19は自動紙昇降装置を
有する比較的多数枚積載可能なデツキタイプであ
る。ここで詳しくは後述するが中継トレイ17は
両面複写時の給紙台としても用いられる。 給紙部17,18,19のいずれかより送られ
てきた複写紙16はドラム9に密着させられる。
転写帯電器20は高圧電源10により正の帯電を
転写紙に行いドラム9上の像を複写紙上に転写す
る。転写を終えた複写紙は分離部21でドラム9
から分離され、搬送経路22を経て定着部23に
導かれる。 定着部23は加熱源を有する定着ローラー24
及び表面にゴム層を有する加圧ローラー25によ
り構成されており互いに圧接したローラー間を粉
体像を有する複写紙が通過し、圧力及び熱により
粉体像を複写紙上に定着せしめる。 一方ドラム表面は圧接されたブレード26によ
りドラム上の残存トナーがクリーニングされ再び
次のサイクルを繰り返すことが出来る。定着部2
3を通過した複写紙16は搬送経路27に送り出
される。搬送経路27は後述する両面複写時の中
継トレイ17への搬送ポジシヨン(a)(実線で示
す)とソータ部30への搬送ポジシヨン(b)及び収
納トレイへの搬送ポジシヨン(c)(両者とも破線で
示す)への3段階に切換可能となつており第2図
に示す“トレイ”“ソーター”と表示された押ボ
タン77,78等を操作者が押してモードの選択
を行うことにより自動的にトレイ31側、ソータ
ー30側もしくは中継トレイ17側へ搬送経路2
7が切り換わる。同様に以上の動作は計数キー3
4により所望枚数を入力し、コピー開始ボタン3
5を押すことにより自動的に行なわれる。第2図
に示す如く設定枚数及び複写終了枚数を表示する
表示部が設けられている。上段表示器61はテン
キー34による設定枚数を表示し。下段表示器6
2は複写枚数を表示する。例えばテンキー34に
より20枚を設定した場合、上段表示器61に
行う両面像形成装置に関する。 複写機等の従来の画像形成装置においては一枚
のシート状の像担持体(以下コピーシート)の片
面にのみ像形成を行うのが一般的であつた。しか
し大量のコピーシートを保管する場合には一枚の
両面に印刷されている書籍等に比較して2倍の量
となり保管スペースや重量の点で問題となる。 この様な観点から、近年シートの両面に像形成
を行うことが可能な装置が提案されている。この
様な装置においては、両面複写を行う際、まず所
望の倍率、コピー濃度等の複写モードを設定し、
その複写モードで表面コピーを行つた後、同じ複
写モードでしか裏面コピーを行うことができず、
使い勝手が悪いものであつた。 又、この様な装置は構造及び制御が大変複雑で
あつて、両面像形成中にジヤム、停電等により像
形成動作が中断した場合、これによつて失われた
コピーを再び作成することは容易ではなかつた。 本発明は上記点に鑑みてなされたもので、その
目的とするところは、中断後の像形成動作の再開
を容易ならしめるとともに使い勝手を向上させる
ことが可能な像形成装置を提供することにある。 即ち本発明は、所望の像形成モードデータを入
力する第1入力手段、前記入力手段により入力さ
れた像形成モードデータを記憶する記憶手段、第
1像形成モードで記録材の第1面に像形成し、そ
の記録材を一時収納手段に収納する第1工程と、
前記第1像形成モードとは異る第2像形成モード
で前記収納手段から給送される記録材の第2面に
像形成する第2工程とで動作可能な像形成手段、
所望の像形成回数を入力する第2入力手段、前記
第1工程の開始前に前記第1入力手段から入力さ
れる第1像形成モードデータを前記記憶手段に記
憶し、この記憶データに応じて前記第2入力手段
により入力された所望回数分の像形成を前記第1
工程において行うべく前記像形成手段を制御し、
更に第1工程終了後前記第2工程開始前に前記第
1入力手段から入力される第2像形成モードを前
記記憶手段に記憶し、この記憶データに応じて前
記所望回数分の像形成を前記第2工程において行
うべく前記像形成手段を制御する制御手段、を有
し、前記制御手段は、更に前記第2工程による像
形成の回数が前記入力手段により入力された像形
成回数に達しない場合、前記第2工程終了後、前
記記憶手段に記憶された前記第1像形成モードデ
ータ読出して前記第1像形成モードを再設定する
ことを特徴とする両面像形成装置を提供するもの
である。 以下本発明の実施例に基き図をもつて詳細に説
明する。 第1図は本発明の実施例のひとつで、両面複写
装置の複写紙の搬送経路を図示した断面図であ
る。第2図にはその操作装置が図示されている。 まず最初に一般の片面複写の動作について説明
する。 第1図に於いて原稿1は原稿台の透明板2上に
置かれ、光学系は移動反射ミラー3,4、レンズ
5及び固定反射ミラー6,7により構成されてい
る。即ち原稿1は照明ランプ8と一体となつて移
動する移動反射ミラー3とこの移動反射ミラー3
の1/2の移動速度をもつて同一方向へ移動する移
動反射ミラー4により光路長を等しく保たれなが
ら、更にレンズ5と固定反射ミラー6,7を経て
スリツト露光され、感光ドラム9上へ結像され
る。 感光ドラム9の表面は光導電層の上を透明絶縁
層で覆つた感光体からなり、感光体はまず高圧電
源10から正の高電圧を供給されているプラス帯
電器11により正に帯電させられる。 続いて露光部12に達すると原稿台の透明板2
上の原稿1は照明ランプ8に照明され移動反射ミ
ラー3,4及びレンズ5、固定反射ミラー6,7
によりドラム9上に結像される。 感光ドラムは原稿像を露光されると同時に高圧
電源10からAC高電圧を供給されている交流放
電器13により交流放電を受ける。次いで全面露
光ランプ14による全面露光を受けて感光ドラム
表面に静電潜像が形成され現像器15に入る。 現像は磁気スリーブ方式による粉体現像により
行なわれ静電潜像は顕像化される。次に複写紙1
6が給紙部より送り出されてくる訳であるが給紙
部の中継トレイ17、第1給紙台18はカセツト
タイプであり第2給紙台19は自動紙昇降装置を
有する比較的多数枚積載可能なデツキタイプであ
る。ここで詳しくは後述するが中継トレイ17は
両面複写時の給紙台としても用いられる。 給紙部17,18,19のいずれかより送られ
てきた複写紙16はドラム9に密着させられる。
転写帯電器20は高圧電源10により正の帯電を
転写紙に行いドラム9上の像を複写紙上に転写す
る。転写を終えた複写紙は分離部21でドラム9
から分離され、搬送経路22を経て定着部23に
導かれる。 定着部23は加熱源を有する定着ローラー24
及び表面にゴム層を有する加圧ローラー25によ
り構成されており互いに圧接したローラー間を粉
体像を有する複写紙が通過し、圧力及び熱により
粉体像を複写紙上に定着せしめる。 一方ドラム表面は圧接されたブレード26によ
りドラム上の残存トナーがクリーニングされ再び
次のサイクルを繰り返すことが出来る。定着部2
3を通過した複写紙16は搬送経路27に送り出
される。搬送経路27は後述する両面複写時の中
継トレイ17への搬送ポジシヨン(a)(実線で示
す)とソータ部30への搬送ポジシヨン(b)及び収
納トレイへの搬送ポジシヨン(c)(両者とも破線で
示す)への3段階に切換可能となつており第2図
に示す“トレイ”“ソーター”と表示された押ボ
タン77,78等を操作者が押してモードの選択
を行うことにより自動的にトレイ31側、ソータ
ー30側もしくは中継トレイ17側へ搬送経路2
7が切り換わる。同様に以上の動作は計数キー3
4により所望枚数を入力し、コピー開始ボタン3
5を押すことにより自動的に行なわれる。第2図
に示す如く設定枚数及び複写終了枚数を表示する
表示部が設けられている。上段表示器61はテン
キー34による設定枚数を表示し。下段表示器6
2は複写枚数を表示する。例えばテンキー34に
より20枚を設定した場合、上段表示器61に
【式】と表示され、各コピー終了毎に
下段表示器62が
【式】より
【式】−−−とカウ
ントし、
【式】でコピー終了となる。
この表示形式を加算型という。逆に下段表示器6
2が設定枚数
2が設定枚数
【式】より
【式】−−−
【式】と表示する形式を減算型と呼
ぶ。表示器62が加算型であるか減算型であるか
を問れないが、本実施例では加算型に沿つて説明
する。 次に前記した紙通路中紙詰り検知装置36〜4
4が設けられており、紙詰り時の処置は下記の如
くなる。 () 検知装置36または37または38で紙詰
りを検知した場合は分離部21より後(分離部
は含まない)の搬送路に存在する紙は、指定出
口(exトレイ、ソーター)まで排出する。 ここで搬送経路22に紙が存在する場合には
定着のプロセスを経て排出される。この時他の
プロセス(露光、帯電、現像、転写等)は全て
停止する。排出された複写紙は正常コピーと見
なす。 機内に残存した複写紙はジヤム表示により除
去され終了コピーとしては数えない。 () 検知装置39または43または44で紙詰
りを検知した場合は、その検知部以後に存在す
る紙は、排出し、他のプロセス動作は全て停止
する。終了コピーのカウント及び紙詰り除去の
指示は()と同様。 以上の動作を実現させる為に各機能の駆動源
は全て各々独立して制御することが可能となつ
ている。 又、中継トレイ17、第1給紙台18、第2
給紙台19には各々複写紙の存在を検出する検
知器54,55,56が設けられている。 次に両面複写について述べる。 本実施例においては各複写モードについて標準
モードが設定されており、装置への電源投入時モ
ードの指定を行う必要なしに前記標準モードが指
定される。この標準モードとは通常一般に用いら
れる複写モードのことで第2図において“片面”
“両面”においては“片面”が、出口では“トレ
イ”が原稿濃度では“ふつう”がそれである。 標準モード以外のモードが指定されていてもコ
ピー開始ボタン35が操作されずに所定時間放置
されると自動的に前記標準モードに復帰移行す
る。こうした動作により機械は常に操作者にとつ
て使い勝手の良い状態に維持されていることにな
る。 さて操作者が両面ボタン80を押し両面モード
の指定を行うと、第1面複写モードとなる。即ち
ランプPL9が点灯し複写紙第1面コピーの表示
がなされると同時に搬送経路27がポジシヨンa
に切換えられる。後述するが第2面複写開始時に
は同様にランプPL10が点灯し第2面コピーの
表示を行い、操作者にとつて操作性を高めること
が可能となつている。 また同様に各複写モードの選択ボタン71〜8
2は作動入力機能とボタン上部に発光ダイオード
LED1〜LED12を有しており選択されると発
光ダイオードが点灯し選択モードの表示を行な
う。 次に他の複写モードを選択及び枚数設定をしコ
ピーが開始されるが両面複写時には中継トレイ1
7を第1面の複写紙給紙台として使用することは
不可で第1、第2の給紙台18,19のみから給
紙可能である。もし、第1面複写時に中継トレイ
17中に複写紙が存在した場合には、それを検知
しランプPL11が点灯し、“中継トレイの紙を除
去せよ”の表示を行ない操作者が紙を除去するま
で複写は開始されない。 コピイ開始後は“ストツプ”ボタン45以外の
全ての複写モードはホールドされ変更は不可であ
る。他の露光、現像、転写、定着までのプロセス
は前記片面複写時の動作と同一である。定着部2
3を通過した複写紙16は搬送経路27を経て中
継トレイ17中に送り込まれる。 この際搬送されて来た紙の先端は中継トレイ1
7の後端(給紙口の反対側)へ、後端は給紙口側
へとなるように収納される。 ここで中継トレイ17は図示される如く給紙口
側が反対側に比して下つた状態に構成されてお
り、自重により給紙口側に複写紙先端がそろえら
れ次の第2面複写時に給紙が容易になつている。 設定複写枚数分だけ中継トレイ17に複写紙が
収納されると第1面複写が終了する。この終了と
同時にランプPL10が点灯し第2面の表示を行
い操作者に第2面用の原稿の置換えを促すと同時
に搬送経路27が指定された出口切換わる。この
時点で再び第2面に適した各複写モードの指定を
行う。但し“片面”の複写モードへの移行は不可
である。第2面複写開始の信号により第1給紙台
中の複写紙が搬送経路46に送り出され、第1面
複写と同様に露光、現像、転写、定着のプロセス
を経て指定の出口へ送り出されて第2面複写を行
なう。 この際前述した様に、第1面複写を終了して中
継トレイ17内に収納された複写紙はその表面に
第1面複写が施され、裏面は白紙状態なので第2
面複写は自動的に白紙の裏面に施される。そして
中継トレイ17内のすべての複写紙に対して第2
面複写が終了すると、ランプPL10が消灯し、
ランプPL9が点灯し、第1面複写モードに移行
し、次の両面複写に備える。しかし第2面複写が
終了したのち所定時間経過しても両面複写が行な
われない場合には前述した様に、標準モードに複
帰してしまうので片面複写モードとなる。第2面
複写が終了してから標準モードへ復帰するまでの
間にボタン79を押すことにより、片面モードへ
移行させることはもちろん可能である。 尚図示はされてないが中継トレイ17中に複写
紙がストツクされる際紙の進行方向(X方向)に
対し直角方向(Z方向)には不揃いに紙がストツ
クされていると考えられるので搬送経路46上に
は、中継トレイ17より送り出されて来た複写紙
をZ方向に位置出しをするいわゆる“巾よせ”の
機構を有しており、レジスターローラー47と合
わせてX方向、Z方向とも適正な位置出しをされ
た複写紙が転写以降のプロセスに送り出されてい
る。以上をもつて片面複写、両面複写時における
機械の動作について説明した訳であるが、ここで
片面複写における機械の動作を「片面複写モー
ド」、両面の第一面複写における動作を「第一面
複写モード」、第二面を「第二面複写モード」と
称し、さらに「標準モード」及び「複写モード」
を加えて、その語義内容を以下に整理する。 「複写モード」 操作者が指定選択可能な複写
機の機能を言い、本実施例においては、第2図の
操作部として図示される各機能を言う。 「標準モード」 前記、複写モード中、機械の
電源投入時又はある複写工程終了後、複写が継続
して行なわれず所定時間経過すると自動的に通常
一般的に使われる標準的な複写モードにホールド
される。各複写モードにおける標準モードは下記
の通り 倍率:1(1:1) コピー濃度:ふつう 給紙口:第2給紙台19 排出口:トレイ 複写形式:片面 設定放数:
を問れないが、本実施例では加算型に沿つて説明
する。 次に前記した紙通路中紙詰り検知装置36〜4
4が設けられており、紙詰り時の処置は下記の如
くなる。 () 検知装置36または37または38で紙詰
りを検知した場合は分離部21より後(分離部
は含まない)の搬送路に存在する紙は、指定出
口(exトレイ、ソーター)まで排出する。 ここで搬送経路22に紙が存在する場合には
定着のプロセスを経て排出される。この時他の
プロセス(露光、帯電、現像、転写等)は全て
停止する。排出された複写紙は正常コピーと見
なす。 機内に残存した複写紙はジヤム表示により除
去され終了コピーとしては数えない。 () 検知装置39または43または44で紙詰
りを検知した場合は、その検知部以後に存在す
る紙は、排出し、他のプロセス動作は全て停止
する。終了コピーのカウント及び紙詰り除去の
指示は()と同様。 以上の動作を実現させる為に各機能の駆動源
は全て各々独立して制御することが可能となつ
ている。 又、中継トレイ17、第1給紙台18、第2
給紙台19には各々複写紙の存在を検出する検
知器54,55,56が設けられている。 次に両面複写について述べる。 本実施例においては各複写モードについて標準
モードが設定されており、装置への電源投入時モ
ードの指定を行う必要なしに前記標準モードが指
定される。この標準モードとは通常一般に用いら
れる複写モードのことで第2図において“片面”
“両面”においては“片面”が、出口では“トレ
イ”が原稿濃度では“ふつう”がそれである。 標準モード以外のモードが指定されていてもコ
ピー開始ボタン35が操作されずに所定時間放置
されると自動的に前記標準モードに復帰移行す
る。こうした動作により機械は常に操作者にとつ
て使い勝手の良い状態に維持されていることにな
る。 さて操作者が両面ボタン80を押し両面モード
の指定を行うと、第1面複写モードとなる。即ち
ランプPL9が点灯し複写紙第1面コピーの表示
がなされると同時に搬送経路27がポジシヨンa
に切換えられる。後述するが第2面複写開始時に
は同様にランプPL10が点灯し第2面コピーの
表示を行い、操作者にとつて操作性を高めること
が可能となつている。 また同様に各複写モードの選択ボタン71〜8
2は作動入力機能とボタン上部に発光ダイオード
LED1〜LED12を有しており選択されると発
光ダイオードが点灯し選択モードの表示を行な
う。 次に他の複写モードを選択及び枚数設定をしコ
ピーが開始されるが両面複写時には中継トレイ1
7を第1面の複写紙給紙台として使用することは
不可で第1、第2の給紙台18,19のみから給
紙可能である。もし、第1面複写時に中継トレイ
17中に複写紙が存在した場合には、それを検知
しランプPL11が点灯し、“中継トレイの紙を除
去せよ”の表示を行ない操作者が紙を除去するま
で複写は開始されない。 コピイ開始後は“ストツプ”ボタン45以外の
全ての複写モードはホールドされ変更は不可であ
る。他の露光、現像、転写、定着までのプロセス
は前記片面複写時の動作と同一である。定着部2
3を通過した複写紙16は搬送経路27を経て中
継トレイ17中に送り込まれる。 この際搬送されて来た紙の先端は中継トレイ1
7の後端(給紙口の反対側)へ、後端は給紙口側
へとなるように収納される。 ここで中継トレイ17は図示される如く給紙口
側が反対側に比して下つた状態に構成されてお
り、自重により給紙口側に複写紙先端がそろえら
れ次の第2面複写時に給紙が容易になつている。 設定複写枚数分だけ中継トレイ17に複写紙が
収納されると第1面複写が終了する。この終了と
同時にランプPL10が点灯し第2面の表示を行
い操作者に第2面用の原稿の置換えを促すと同時
に搬送経路27が指定された出口切換わる。この
時点で再び第2面に適した各複写モードの指定を
行う。但し“片面”の複写モードへの移行は不可
である。第2面複写開始の信号により第1給紙台
中の複写紙が搬送経路46に送り出され、第1面
複写と同様に露光、現像、転写、定着のプロセス
を経て指定の出口へ送り出されて第2面複写を行
なう。 この際前述した様に、第1面複写を終了して中
継トレイ17内に収納された複写紙はその表面に
第1面複写が施され、裏面は白紙状態なので第2
面複写は自動的に白紙の裏面に施される。そして
中継トレイ17内のすべての複写紙に対して第2
面複写が終了すると、ランプPL10が消灯し、
ランプPL9が点灯し、第1面複写モードに移行
し、次の両面複写に備える。しかし第2面複写が
終了したのち所定時間経過しても両面複写が行な
われない場合には前述した様に、標準モードに複
帰してしまうので片面複写モードとなる。第2面
複写が終了してから標準モードへ復帰するまでの
間にボタン79を押すことにより、片面モードへ
移行させることはもちろん可能である。 尚図示はされてないが中継トレイ17中に複写
紙がストツクされる際紙の進行方向(X方向)に
対し直角方向(Z方向)には不揃いに紙がストツ
クされていると考えられるので搬送経路46上に
は、中継トレイ17より送り出されて来た複写紙
をZ方向に位置出しをするいわゆる“巾よせ”の
機構を有しており、レジスターローラー47と合
わせてX方向、Z方向とも適正な位置出しをされ
た複写紙が転写以降のプロセスに送り出されてい
る。以上をもつて片面複写、両面複写時における
機械の動作について説明した訳であるが、ここで
片面複写における機械の動作を「片面複写モー
ド」、両面の第一面複写における動作を「第一面
複写モード」、第二面を「第二面複写モード」と
称し、さらに「標準モード」及び「複写モード」
を加えて、その語義内容を以下に整理する。 「複写モード」 操作者が指定選択可能な複写
機の機能を言い、本実施例においては、第2図の
操作部として図示される各機能を言う。 「標準モード」 前記、複写モード中、機械の
電源投入時又はある複写工程終了後、複写が継続
して行なわれず所定時間経過すると自動的に通常
一般的に使われる標準的な複写モードにホールド
される。各複写モードにおける標準モードは下記
の通り 倍率:1(1:1) コピー濃度:ふつう 給紙口:第2給紙台19 排出口:トレイ 複写形式:片面 設定放数:
【式】
コピー終了枚数:
【式】
「片面複写モード」:“片面”を含む各複写モー
ドの選択がなされると、コピー開始の信号によ
り、搬送経路27は指定の出口側(ポジシヨンb
又はc)へ自動的に切換わる。複写紙は第1給紙
台18第2給紙台19、又は中継トレイ17のい
ずれか指定の給紙部より送り出され、露光、転
写、現像、定着のプロセスを経て搬送経路27上
より、指定の出口へ排出される。 「第一面複写モード」:“両面”の選択により
“第一面”の表示がなされ他の複写モードの選択
を行い、コピー開始の信号により搬送経路27は
ポジシヨンaに切り換わる。複写紙は第1給紙台
18、第2給紙台19のいずれか指示の給紙部よ
り送り出され露光、現像、転写のプロセスを経
て、搬送経路27上より中継トレイ17に送り込
まれ収納される。 設定枚数(詳しくは後述するが、必ずしもこの
限りではない)だけ収納されると機械は停止し、
自動的に“第二面”の表示がされる。 「第二面複写モード」 各複写モードの選択
(出口、枚数設定、両面、片面のモードは第一面
時になされているので必要なし)がなされ、コピ
ー開始の信号により、搬送経路27はポジシヨン
aよりポジシヨンb又はcのいずれか指定のポジ
シヨンへ切換るが中継トレイ17内の複写紙が順
次搬送経路46へ送り出され露光、現像、転写、
定着を経て第1面の反対面側(第二面)へ顕像さ
れ、指定の出口へ排出される。設定枚数排出後
(詳しくは後述するが、必ずしもこの限りではな
い)機械は停止し自動的に“第一面”の表示がさ
れる。 次に以上の両面複写サイクル中紙詰まり、重
送、特殊な操作に対する処理に関して述べる。 () まず第1面複写中に“ストツプ”ボタン4
5が押された場合、その時点でコピーが終了し
第1面複写を終了した枚数(中継トレイ17に
ストツクされた枚数)が自動的に第2面の設定
枚数として表示され同時にランプPL10が点
灯し第2面複写モードへ移行する。第1面複写
中に“ストツプ”をされるという要因として
は、枚数設定の誤り、または濃度、出口モード
の指定誤り原稿の置き間違い等が主なるものと
して考えられるが、新たに枚数の設定がなさ
れ、第1面の複写が続けてなされると、この設
定枚数が第2面時の設定枚数として移行した場
合、中継トレイ17中のストツク枚数と第2面
を複写すべき設定数との間に差異を生じ、不都
合となる。 また、他の要因を考慮すると中継トレイ17
の複写紙がミスコピーでこの複写紙に対して第
2面複写の必要が無くなる場合があるため、中
継トレイ17中のストツク枚数と新たなる設定
枚数の和を第2面時の設定枚数と自動的にする
ことは良い方法ではない。 したがつて第1面複写中に“ストツプ”がな
された時には、その時点で第1面が終了したも
のとみなし第2面複写モードへ自動的に移行す
る。ここで操作者が中継トレイ17中の複写紙
を正常コピーと見なした場合には第2面複写を
行うことができる。 また、これをミスコピーと見なした場合に
は、中継トレイ17よりこの複写紙を除去し新
たに最初から第1面の複写を行うことができ
る。この際中継トレイ17より複写紙が除去さ
れるとこれを検知し自動的に表示等第1面複写
の状態に移行する。 この時全ての複写モードのホールドは解除さ
れる。 ここでこの中継トレイ17よりの複写紙の除
去は手動にて行うことが可能であるが、第2図
中の“除去”ボタン48が押されると露光、現
像、転写、定着等のプロセスが行なわれずに紙
搬送の機能のみが作動し、自動的に中継トレイ
17より送り出され搬送経路46,22、及び
27のポジシヨンb又はcを経てトレイ31上
又は、ソーター30のあらかじめ決められたビ
ンへ排出される。本実施例においてはソーター
30の最下段にダストボツクス49が設けられ
ておりこの排除された複写紙は自動的にダスト
ボツクス49に送り込まれる。 またトレイ31は特開昭54−41732号公報で
知られるようなトレイの揺動による複写紙仕分
け機能を有しており、この排除時にはトレイ3
1が揺動して正常複写紙と仕分けされる。この
ため操作者は、トレイ31、ソーター30のど
ちらにおいても正常コピーとミスコピーとの仕
分けが容易となつている。 () 第1面複写中に第1給紙台18あるいは第
2給紙台19の紙残量が零となつた時には先の
第()項でのストツプボタン45が押された
場合と同様に、この時点で第1面複写モードが
完了したものとしており、すなわち、紙残量が
零となつた時点で第1複写モードによるコピー
が終了し、中継トレイ17にストツクされた枚
数が自動的に第2面複写モードの設定枚数とし
て表示されると同時に、ランプPL10が点灯
し第2面複写モードに移行しコピースタートオ
ン信号で第2面複写が開始される。ここで複写
が進むにつれて複写枚数は加算され、設定枚数
と複写枚数とが一致した時点で第2面複写モー
ドは終了する。更にこの第2面複写モードが終
了した時点では最初の設定枚数と複写終了枚数
が表示され、かつランプPL9が点灯し第1面
複写モードに移行し不足分の複写を下記の手順
により要求することができる。 ここで、先の紙残量が零となつた第1給紙台
18あるいは第2給紙台19に複写紙を補充す
ることにより不足分の複写が開始できる状態と
なる。次にコピーボタン35のオン信号で第1
面複写が再開され、上記複写終了枚数に順次複
写枚数が加算される。更に複写が進行し、設定
枚数と複写枚数が一致した時点で第1面複写モ
ードによるコピーが終了、と同時に第2面複写
モードに移行し、又上記2度目の第1面複写モ
ードが再開される以前の表示すなわち最初の設
定枚数と複写終了枚数とが再び表示される。 次のコピーボタン、オン信号で第2面複写が
再開され、上記複写終了枚数に順次複写枚数が
加算され、設定枚数と複写枚数とが一致した時
点で第2面複写モードによるコピーが終了し最
初に設定した所望の両面複写が全て得られる。 ここで上記実施例に対して具体的に複写枚数
を代入し、その各々の動作及び状態を明確にす
る。所望の複写設定枚数を20枚として給紙台の
収納複写紙枚数を15枚と仮定すると、第1面複
写モード表示及び複写枚数表示20−0において
第1面複写モードがコピースタートオン信号で
開始され、複写枚数表示は20−0,20−1,20
−2,……20−11,20−12,20−13……と進行
してゆき、複写の完了した複写終了紙は第1給
紙台18に導入される。ここで複写枚数表示20
−15の時点において、上記給紙台の紙残量が零
となり第1面複写モードは停止終了する。 第1面複写が終了した時点で第1面複写モー
ドは第2面複写モードに移行しかつ、複写枚数
表示は20−15から15−0に移行する。すなわち
複写設定枚数が15枚に移行する。 次のコピースタート、オン信号で第2面複写
が開始され、複写が進むにつれて複写枚数は加
算され、複写枚数表示は15−0,15−1,15−
2,……15−11,15−12,15−13……と進行し
てゆき、以上の動作により両面複写の完了した
複写終了紙はトレイ31又はソータ30に排出
される。 ここで複写枚数と複写設定枚数とが一致した
時点すなわち複写枚数表示が15−15の時点にお
いて、第2面複写は停止終了する。 この第2面複写が終了した時点で第2面複写
モードは第1面複写モードに移行しかつ複写枚
数表示は15−15から20−15に移行する。すなは
ち当初の複写設定枚数20枚に対する複写終了枚
数15枚の不足複写枚数5枚の準備を行なうもの
である。 次に先の紙残量が零となつた給紙台に複写紙
を補充することにより不足分の複写が開始でき
る状態となる。 コピースタート、オン信号で2度目の第1面
複写モードが開始され、複写が進むにつれて複
写枚数は加算され、複写枚数表示は20−15,20
−16,20−17……と進行してゆく。そして複写
の完了した複写終了紙は、中継トレイ17に導
入される。 ここで、複写枚数と複写設定枚数とが一致し
た時点、すなはち、複写枚数表示が20−20の時
点で第1面複写は停止、終了する。 この第1面複写が終了した時点で、第1面複
写モードは第2面複写モードに移行し、かつ複
写枚数表示は20−20から20−15に移行する。次
のコピースタートオン信号で2度目の第2面複
写モードによる第2面複写が開始され、複写が
進むにつれて複写枚数は加算され、複写枚数表
示は20−15,20−16,20−17……と進行してゆ
く。以上の動作により両面複写の完了した複写
終了紙は後の複写紙処理部門に導入される。 ここで、複写枚数と複写設定枚数とが一致し
た時点すなわち複写枚数表示が20−20となつた
時点において第2面複写は停止終了し所望の複
写設定枚数は全て達成されることになる。 以上の如くして、複写中に紙残量零が発生し
た場合にも、継続的に複写を行なうことができ
る訳であるが、ここで上記の複写枚数表示方法
において本発明は具体例に拘束されることはな
い。すなはち、紙残量が零となり第1面複写モ
ードから第2面複写モードに移行する際に具体
例の複写枚数表示は20−15から15−0に移行す
るが20−15から20−0に移行することも可能で
ある。 更に又、第2面複写モードから2度目の第1
面複写モードに移行する際に複写枚数表示は15
−15あるいは上記第1面複写モードから第2面
複写モードの他の移行表示に伴なう20−15各々
から20−15に移行することもできるし、5−0
の表示に移行することもできる。 そして又2度目の第1面複写モードから2度
目の第2面複写モードに移行する際に複写枚数
表示は5−5から5−0に移行することもでき
る。また別の例としては、減算式の枚数表示も
可能であることは言うまでもない。 ()、()項より明らかな如く、本実施例
においては第1面への像形成が入力手段として
の入力キーによる所望像形成回数終了する前に
像形成が中断されると、収納部としての中継ト
レイ内の像担持体(複写紙)に対して継続して
第2面に像形成を行わしめている。このように
構成することにより第1面像形成中に紙無し等
が発生した場合にも継続して第2面像形成行う
ことができると共に、第2面形成中に像担持体
の補充が可能となるので、待ち時間をなくすこ
とができ、非常に有用である。 () 次に第2面複写中に“ストツプ”ボタン4
5が押された場合にはコピー動作は停止するが
表示及び“両面”のモード及び枚数設定はホー
ルドされ、次のコピー開始ボタン35が押され
るとコピー動作が再び始動し、コピー枚数表示
はストツプ以前のものに加算される。 この時、中継トレイ17より複写紙が除去さ
れた場合には前記第1面複写時と同様に表示及
び複写モードも第1面複写のモードに自動的に
移行する。 第2面複写時に“ストツプ”ボタン45が押
される要因としては前記第1面時の場合と同様
なことが考えられ、ここで第1面複写モードに
移行し、新たに枚数設定を可能にすると中継ト
レイ17に収納された枚数と設定枚数との間に
差異を生じ不都合となる。 以上の様に第2面複写中に中断信号が発生し
た場合には次の像形成指令が発生するまで第2
面複写モードを保持している。従つて既に第1
面に像形成された複写紙のうちまだ第2面複写
を行れない複写紙は有効複写紙として収納部と
しての中継トレイ17に保存される。 () 次に第1面複写中に紙詰まりが生じた場合
には、動作は片面複写と同様で検知装置36又
は37又は38で紙詰まりを検知した場合は分
離部21以後に存在する紙は定着のプロセスを
経て中継トレイ17中に収納する。 検知装置38,39で紙詰まりを検知した場
合には、検知箇所以前の複写紙は除去を要し、
以後の複写紙は中継トレイ17中に送り込んで
いる。 次のコピー開始で紙詰り時の第1面コピー終
了枚数に加算されていく。 () 次に第2面複写中に紙詰まりが生じた場合
は次の複写開始で複写枚数は加算されていく
が、ジヤムのために紙を除去するので、設定枚
数に比して複写枚数が不足してくる。 本実施例の両面複写装置に於てはこの不足数
を補正するよう構成されている。まずジヤムモ
ード解除後中継トレイ17内の残つた複写紙の
全てを複写完了させ、その時点で両面複写完了
枚数と予め設定した所望の設定枚数とを表示し
たまま自動的に第1面複写モードに戻り、同時
にランプPL9が点灯して“第1面の原稿を置
いてください”の表示を出し上記不足分の複写
が行える状態となる。 次のコピーボタン35のオンにより再び第1
面複写が開始され、上記複写終了枚数に順次加
算されて複写終了枚数と設定枚数とが一致した
時点で第1面複写モードが終了し、第2面複写
モードに移行する。この時ランプPL10が点
灯して“第2面の原稿を置いてください”の表
示を行うとともに、上記2度目の第1面複写が
行われる前の複写終了枚数と設定枚数とが再び
表示される。 次にコピーボタンをONすると第2面複写が
再開され、上記再び表示された複写終了枚数に
順次加算されていき、複写終了枚数と設定枚数
とが一致した時点で複写動作は停止し、次の両
面複写への待期の状態となる。 前記2度目の第1面複写モード及び第2面複
写モードへの自動的な移行の際、第1回目の選
択された各モード、例えば倍率や、濃度、トレ
イかソーターか等々、が記憶されていて自動的
に設定されるようになつている。 また、第2回目の第1面複写が自動的に設定
された時、もし不足数を欲しなければクリアー
キーを押すことによつて自動的に設定された複
写モードを解除することができる。この時中継
トレイ17には複写紙は存在しないので新たに
別のモードを設定しても何ら不都合は生じな
い。本実施例以外にも第2面複写時のジヤムに
よる枚数不足の補正は次の様にしても可能であ
る。前述の例と同様にして、中継トレイ17内
の残つた複写紙の全ての第2面複写を完了さ
せ、その時点で、自動的に設定枚数に比して両
面複写完了枚数の不足分を新たに設定枚数とし
て表示するとともに、第1面複写モードに戻
り、同時に“第1面の原稿を置いてください”
の表示を出す。この時前記実施例と同様にし
て、第2回目の第1面複写モードに戻る時に記
憶しておいた第1回目の各複写モードを自動的
に設定するのはもち論である。 また別の例としては減算式の枚数表示の場合
があるが、この場合は、中継トレイ内の全ての
複写紙の第2面複写が完了した時点で表示され
た未複写枚数がそのまま不足数であり、自動的
に第1面複写モードに移行し、“第1面の原稿
を置いてください”の表示をするとともに、記
憶されていた第1回目の第1面複写時の各複写
モードを設定するだけで良い。 またこの両面複写にソーター30を使用して
いる場合、第1回目の複写によつて順次送り込
まれた最終ピンのその次のピンから第2回目の
不足分の複写紙が送り込まれるようになつてい
る。 () 第1面複写中に紙の重送があると第2面複
写開始時において設定枚数より多い複写紙が中
継トレイ内に存在する。本実施例においては第
2面複写を中継トレイ17内の複写紙がすべて
なくなるまで実行する。この時下部表示器の複
写終了枚数は設定枚数より多い数を表示するこ
とになる。 以上のように設定手段としての入力キーによ
る設定数にかかわらず収納手段内に存在する像
担持体の全てに対して第2面に像形成を行つて
いるので、第1面像形成時に重送等があつて第
1面像形成がされていない像担持体があつても
第1面、第2面共に像形成された像担持体を確
実に設定数分だけ得ることができる。 () 第2面複写中に重送が生じた場合には設定
枚数に対し複写終了枚数が不足となるので前記
()、()項より明らかな様に本実施例にお
いては、両面に像形成された像担持体(複写
紙)の枚数が設定手段としての入力キーによる
設定枚数に達しないときには第2面への像形成
終了後自動的に第1面複写を行う第1モードに
移行させている。 このように構成することにより常に必要枚数
分の像担持体が過不足なく得られる。更に1回
目の第1モードにおける倍率、給紙口、濃度等
の各複写モードを記憶しており、2回目の第1
モードに戻ると同時に各複写モードも1回目と
同じモードに復帰するので、使用者は再びモー
ド設定を行う必要がなく大変便利である。 () 次に希なケースであるが、両面複写の最中
(第一、第二面複写共に)停電、又は操作ミス
等により機械の電源が切れた場合には再び電源
入力時以前の複写モードの記憶が消去され全て
の複写モードが標準モードに移行するので、も
しこの時中継トレイ17に複写紙が存在し、操
作者が再び両面複写モードの選択を行うと、ラ
ンプPL11が点灯し“中継トレイ内の複写紙
を除去”の表示がなされ、除去されるまで、複
写は行えない。 又、この時操作者が片面複写モードを選択し
た場合には、中継トレイ17内の複写紙は、片
面複写においては障害にならぬため、中継トレ
イ17内の複写紙を除去せずとも複写が可能で
ある。ここで中継トレイ17内の複写紙が正常
な第1面複写終了紙であればマニユアル動作に
より、この複写紙を第1又は第2給紙台に装填
して片面複写の動作を行わせることにより、第
2面複写を行い両面複写完了紙を作ることがで
きる。 以上の如く収納部としての中継トレイ内に複
写紙が存在するには両面複写の第1面モードへ
の移行を禁止している。 () 次に本実施例における複写機能のひとつと
して割り込み機能を有している。割り込みコピ
ーは片面複写時のみ可能となつており両面複写
中の割り込みは不可となつている。 片面複写中の割り込みに関しては中継トレイ
17を使用してない為、片面複写、両面複写共
に行うことが可能である。片面複写中“割り込
み”ボタンが押されると複写動作は停止する。
この時全ての複写モードは前記標準モードに自
動的に移行するが、割り込みボタンが押される
前の複写モードは全て記憶される。割り込コピ
ー時は前記した標準モードから任意にモードの
変更、新たな枚数設定も可能である。 割り込みコピーが終了すると自動的に記憶さ
れていた複写モードが自動的に復帰しコピーボ
タンが押されると継続して開始される。 第3図、第4図の電気回路図をもとに説明を
する。 第3図においてCpuは4bit並列処理のマイク
ロプロセツサで周辺にメモリ部として、RAM
(256×4bit)とプログラム部ROM(4K×8bit)
と4bitの入出力L/O装置I/O1〜I/O8を
もつている。このうちKey Swと7セグメント
表示用として専用のI/O装置I/O−5(例
えばNEC製μpD757)を接続している。I/O
装置と負荷は周知の如くドライバー、入力イン
タフエースを通して接続されている。 制御は前記ROMにあらかじめきめられたプ
ログラムに従つてシーケンス制御を行うもので
ある。 第6図〜第7図にこのプログラムのジエネラ
ルフローを示し、第8図〜第14図にサブルー
チンを示す。 これらのフローチヤートから動作を説明する
とメインスイツチ(図示せず)が投入される
と、Cpuがプログラムアドレス“000”番地か
ら始まつて動作を開始する。まずStop1で
RAMのデータを全て“000”〜OFF”番地を
全て0にする。次に出力ポートも電源投入時特
定されないので出力ポート0にして負荷を全て
オフ状態にする。Stop2でセツト枚数及びコピ
ー枚数を出力するために第5図のRAMマツプ
に示すCNT1(セツト枚数)、CNT2(コピー枚
数)のメモリーにCNT1=001,CNT2=000を
記憶する。次にモードをRAMマツプにかかれ
る様に“024”〜“029”番地に“024”=0
“025”=2(原稿交換ランプON)“026”=0
“027”=8(1:1表示)“028”=A(ふつう、ト
レイ表示ランプON)、“029”=1(下カセツト、
ランプON)とし、RAMの内容をI/O装置
を通して出力する。 Step3でKey入力がありかないかで次の処理
を行う。 Key入力があればSub Keyを処理し、Key入
力データをもとにRAMに必要データをセツト
する。Step4ではキーカウンタがあるかないか
チエツクしてあれば何もしないで次にすすむ
が、ない場合Step3でコピーキーが押された場
合コピーフラグがセツトされて、これがセツト
されているとコピーシーケンスに移るためキー
カウンタがないと動作しない様ここでリセツト
する。 Step5ではStep2、Step3で各モードにセツト
されたRAMの内容により、まずSub縮小で
RAMの指示位置にセツトし終る。次にSub濃
度で濃度をRAMの指示位置にセツト同様に出
口についても行う。 Step6では定着ヒーターが定着可能かどうか
をみて定着温度に達していないならばウエイト
ランプをオンし前記と同様コピー不可となる様
にコピーフラツグをリセツトする。定着温度に
達していればウエイトランプをオフして次の
Stepに進む。 Step7では中継トレイ内の紙の有無をみて、
紙があれば中継トレイ排紙サブルーチンを実行
(第14図)するが、このサブルーチンは片面
モードの時のみ中継トレイの紙が出ていく様に
プログラムされている。 Step8は選択したカセツトの紙があるかによ
り紙なしランプをオン、オフして、紙がなけれ
ばコピーフラツグもリセツトされる。 Step9コピーフラツグがセツトされていれば
必要なflag類をリセツトしコピーサイクルに移
る。セツトされてなければStep3にもどり、
Step3〜Step9をとり返している。これまでを
スタンバイルーチンと呼ぶ。 以後コピールーチンと呼ぶ。 Step10コピーボタンが押されて種々のSetが
スタンバイルーチンでなされてコピーが開始さ
れる。メインモーターが回り画像形成に必要な
光源、原稿のスキヤン、帯電、現像、給紙等が
シーケンスに従つてくり返し行われるが、くり
返し行われるループの中に次のStep11以降を
1ケ所あるいは複数個所挿入しておく。図は1
ケ所のみであるがJAMチエツク、割り込チエ
ツク、SET枚数完了チエツク、ストツプ指示
チエツク、紙なしチエツク等を入れて、これら
を検知した場合には別の処理を行う。 これらの別の処理を第9図、第10図、第1
1図、第7図を用いて説明する。 まず第7図に於て、Step11ではジヤムを検
出した場合ジヤムルーチンに進む。又、割り込
みKeyが押されるとStep12にゆくStep12では両
面中のモードであれば割り込みを受け付けな
い。片面コピー時のみ割り込みを可として、割
り込みを受けつけたら現在のモードでコピーし
ていたモード、コピー枚数、設定枚数のデータ
ーを第5図でCNT1はCNT4,CNT2はCNT5
へRAMアドレス“024”〜“029”は“054”
〜“059”へ退避させる。そして割り込み開始
フラグをRAMのアドレス“079”をセツトす
る。そしてスタンバイにもどる。スタンバイで
はKey入力が可能となりKeyを押すと押した
Keyにより各モードが選択出来る。枚数設定も
新しく入力出来る。 そして割り込み時のモードで1回だけでコピ
ー出来る。 割り込みがなければSTEP13に行き。 STEP13ではセツト枚数とコピー枚数が一致し
て両面中で第1面コピーをしているときは第1
面データをRAMの“034”〜“039”へ退避す
る。これは第2面でジヤムするとたりなくなつ
て、再度1面を作らなければならないため記憶
しておくためである。 又両面で第2面を実施しているときセツト枚
数とコピー枚数が1致していても中継トレイに
紙が残つているときは重送等で多く給紙される
こともあるためなくなるまで第2面のコピーを
行い出来るだけ有効コピーをとり出す。 Step14ではストツプキーが押されたか否か
をみてストツプキーが押されると、Sub
STOPで処理される。第10図にて説明する。 Step15では給紙カセツト内の紙の有無をみ
て紙なしとなるSub PEMPで処理される第1
1図にて説明する。 Step16では両面コピー中の第2面モードに
於ては中継トレイの紙なしが事実上紙なしにな
るので第11図のにジヤンプして以後の処理
を行う。即ちPEMP2フラグをセツトして第1
面モードにセツトし直したりない分をコピーし
て、必要枚数のコピーを得る。 次に各サブルーチンについて説明する。 Sub Key:押されたキーによりワーキング
レジスタWR(b)とWR(M)(RAMのアドレ
ス“018”と“010”に相当)に押したキーによ
り下表の値が記憶される。このデータにより何
のキーかを判断しキーによりRAMの必要部分
をセツトする。例ば縮少0.7Keyが押されたら
RAMアドレス“027”の重み4の所のビツト
を“1”にセツトする。 この場合キー限定フラツグがセツトされてい
るかどうかにより実行しないKeyを選ぶ、これ
は、JAM、紙なし等の場合はモードキーの変
更を不可としキーCLとキーCpyしか受けつけ
ない様にするためである。キーCLは今までの
モードはキヤンセルするためのキーである。
ドの選択がなされると、コピー開始の信号によ
り、搬送経路27は指定の出口側(ポジシヨンb
又はc)へ自動的に切換わる。複写紙は第1給紙
台18第2給紙台19、又は中継トレイ17のい
ずれか指定の給紙部より送り出され、露光、転
写、現像、定着のプロセスを経て搬送経路27上
より、指定の出口へ排出される。 「第一面複写モード」:“両面”の選択により
“第一面”の表示がなされ他の複写モードの選択
を行い、コピー開始の信号により搬送経路27は
ポジシヨンaに切り換わる。複写紙は第1給紙台
18、第2給紙台19のいずれか指示の給紙部よ
り送り出され露光、現像、転写のプロセスを経
て、搬送経路27上より中継トレイ17に送り込
まれ収納される。 設定枚数(詳しくは後述するが、必ずしもこの
限りではない)だけ収納されると機械は停止し、
自動的に“第二面”の表示がされる。 「第二面複写モード」 各複写モードの選択
(出口、枚数設定、両面、片面のモードは第一面
時になされているので必要なし)がなされ、コピ
ー開始の信号により、搬送経路27はポジシヨン
aよりポジシヨンb又はcのいずれか指定のポジ
シヨンへ切換るが中継トレイ17内の複写紙が順
次搬送経路46へ送り出され露光、現像、転写、
定着を経て第1面の反対面側(第二面)へ顕像さ
れ、指定の出口へ排出される。設定枚数排出後
(詳しくは後述するが、必ずしもこの限りではな
い)機械は停止し自動的に“第一面”の表示がさ
れる。 次に以上の両面複写サイクル中紙詰まり、重
送、特殊な操作に対する処理に関して述べる。 () まず第1面複写中に“ストツプ”ボタン4
5が押された場合、その時点でコピーが終了し
第1面複写を終了した枚数(中継トレイ17に
ストツクされた枚数)が自動的に第2面の設定
枚数として表示され同時にランプPL10が点
灯し第2面複写モードへ移行する。第1面複写
中に“ストツプ”をされるという要因として
は、枚数設定の誤り、または濃度、出口モード
の指定誤り原稿の置き間違い等が主なるものと
して考えられるが、新たに枚数の設定がなさ
れ、第1面の複写が続けてなされると、この設
定枚数が第2面時の設定枚数として移行した場
合、中継トレイ17中のストツク枚数と第2面
を複写すべき設定数との間に差異を生じ、不都
合となる。 また、他の要因を考慮すると中継トレイ17
の複写紙がミスコピーでこの複写紙に対して第
2面複写の必要が無くなる場合があるため、中
継トレイ17中のストツク枚数と新たなる設定
枚数の和を第2面時の設定枚数と自動的にする
ことは良い方法ではない。 したがつて第1面複写中に“ストツプ”がな
された時には、その時点で第1面が終了したも
のとみなし第2面複写モードへ自動的に移行す
る。ここで操作者が中継トレイ17中の複写紙
を正常コピーと見なした場合には第2面複写を
行うことができる。 また、これをミスコピーと見なした場合に
は、中継トレイ17よりこの複写紙を除去し新
たに最初から第1面の複写を行うことができ
る。この際中継トレイ17より複写紙が除去さ
れるとこれを検知し自動的に表示等第1面複写
の状態に移行する。 この時全ての複写モードのホールドは解除さ
れる。 ここでこの中継トレイ17よりの複写紙の除
去は手動にて行うことが可能であるが、第2図
中の“除去”ボタン48が押されると露光、現
像、転写、定着等のプロセスが行なわれずに紙
搬送の機能のみが作動し、自動的に中継トレイ
17より送り出され搬送経路46,22、及び
27のポジシヨンb又はcを経てトレイ31上
又は、ソーター30のあらかじめ決められたビ
ンへ排出される。本実施例においてはソーター
30の最下段にダストボツクス49が設けられ
ておりこの排除された複写紙は自動的にダスト
ボツクス49に送り込まれる。 またトレイ31は特開昭54−41732号公報で
知られるようなトレイの揺動による複写紙仕分
け機能を有しており、この排除時にはトレイ3
1が揺動して正常複写紙と仕分けされる。この
ため操作者は、トレイ31、ソーター30のど
ちらにおいても正常コピーとミスコピーとの仕
分けが容易となつている。 () 第1面複写中に第1給紙台18あるいは第
2給紙台19の紙残量が零となつた時には先の
第()項でのストツプボタン45が押された
場合と同様に、この時点で第1面複写モードが
完了したものとしており、すなわち、紙残量が
零となつた時点で第1複写モードによるコピー
が終了し、中継トレイ17にストツクされた枚
数が自動的に第2面複写モードの設定枚数とし
て表示されると同時に、ランプPL10が点灯
し第2面複写モードに移行しコピースタートオ
ン信号で第2面複写が開始される。ここで複写
が進むにつれて複写枚数は加算され、設定枚数
と複写枚数とが一致した時点で第2面複写モー
ドは終了する。更にこの第2面複写モードが終
了した時点では最初の設定枚数と複写終了枚数
が表示され、かつランプPL9が点灯し第1面
複写モードに移行し不足分の複写を下記の手順
により要求することができる。 ここで、先の紙残量が零となつた第1給紙台
18あるいは第2給紙台19に複写紙を補充す
ることにより不足分の複写が開始できる状態と
なる。次にコピーボタン35のオン信号で第1
面複写が再開され、上記複写終了枚数に順次複
写枚数が加算される。更に複写が進行し、設定
枚数と複写枚数が一致した時点で第1面複写モ
ードによるコピーが終了、と同時に第2面複写
モードに移行し、又上記2度目の第1面複写モ
ードが再開される以前の表示すなわち最初の設
定枚数と複写終了枚数とが再び表示される。 次のコピーボタン、オン信号で第2面複写が
再開され、上記複写終了枚数に順次複写枚数が
加算され、設定枚数と複写枚数とが一致した時
点で第2面複写モードによるコピーが終了し最
初に設定した所望の両面複写が全て得られる。 ここで上記実施例に対して具体的に複写枚数
を代入し、その各々の動作及び状態を明確にす
る。所望の複写設定枚数を20枚として給紙台の
収納複写紙枚数を15枚と仮定すると、第1面複
写モード表示及び複写枚数表示20−0において
第1面複写モードがコピースタートオン信号で
開始され、複写枚数表示は20−0,20−1,20
−2,……20−11,20−12,20−13……と進行
してゆき、複写の完了した複写終了紙は第1給
紙台18に導入される。ここで複写枚数表示20
−15の時点において、上記給紙台の紙残量が零
となり第1面複写モードは停止終了する。 第1面複写が終了した時点で第1面複写モー
ドは第2面複写モードに移行しかつ、複写枚数
表示は20−15から15−0に移行する。すなわち
複写設定枚数が15枚に移行する。 次のコピースタート、オン信号で第2面複写
が開始され、複写が進むにつれて複写枚数は加
算され、複写枚数表示は15−0,15−1,15−
2,……15−11,15−12,15−13……と進行し
てゆき、以上の動作により両面複写の完了した
複写終了紙はトレイ31又はソータ30に排出
される。 ここで複写枚数と複写設定枚数とが一致した
時点すなわち複写枚数表示が15−15の時点にお
いて、第2面複写は停止終了する。 この第2面複写が終了した時点で第2面複写
モードは第1面複写モードに移行しかつ複写枚
数表示は15−15から20−15に移行する。すなは
ち当初の複写設定枚数20枚に対する複写終了枚
数15枚の不足複写枚数5枚の準備を行なうもの
である。 次に先の紙残量が零となつた給紙台に複写紙
を補充することにより不足分の複写が開始でき
る状態となる。 コピースタート、オン信号で2度目の第1面
複写モードが開始され、複写が進むにつれて複
写枚数は加算され、複写枚数表示は20−15,20
−16,20−17……と進行してゆく。そして複写
の完了した複写終了紙は、中継トレイ17に導
入される。 ここで、複写枚数と複写設定枚数とが一致し
た時点、すなはち、複写枚数表示が20−20の時
点で第1面複写は停止、終了する。 この第1面複写が終了した時点で、第1面複
写モードは第2面複写モードに移行し、かつ複
写枚数表示は20−20から20−15に移行する。次
のコピースタートオン信号で2度目の第2面複
写モードによる第2面複写が開始され、複写が
進むにつれて複写枚数は加算され、複写枚数表
示は20−15,20−16,20−17……と進行してゆ
く。以上の動作により両面複写の完了した複写
終了紙は後の複写紙処理部門に導入される。 ここで、複写枚数と複写設定枚数とが一致し
た時点すなわち複写枚数表示が20−20となつた
時点において第2面複写は停止終了し所望の複
写設定枚数は全て達成されることになる。 以上の如くして、複写中に紙残量零が発生し
た場合にも、継続的に複写を行なうことができ
る訳であるが、ここで上記の複写枚数表示方法
において本発明は具体例に拘束されることはな
い。すなはち、紙残量が零となり第1面複写モ
ードから第2面複写モードに移行する際に具体
例の複写枚数表示は20−15から15−0に移行す
るが20−15から20−0に移行することも可能で
ある。 更に又、第2面複写モードから2度目の第1
面複写モードに移行する際に複写枚数表示は15
−15あるいは上記第1面複写モードから第2面
複写モードの他の移行表示に伴なう20−15各々
から20−15に移行することもできるし、5−0
の表示に移行することもできる。 そして又2度目の第1面複写モードから2度
目の第2面複写モードに移行する際に複写枚数
表示は5−5から5−0に移行することもでき
る。また別の例としては、減算式の枚数表示も
可能であることは言うまでもない。 ()、()項より明らかな如く、本実施例
においては第1面への像形成が入力手段として
の入力キーによる所望像形成回数終了する前に
像形成が中断されると、収納部としての中継ト
レイ内の像担持体(複写紙)に対して継続して
第2面に像形成を行わしめている。このように
構成することにより第1面像形成中に紙無し等
が発生した場合にも継続して第2面像形成行う
ことができると共に、第2面形成中に像担持体
の補充が可能となるので、待ち時間をなくすこ
とができ、非常に有用である。 () 次に第2面複写中に“ストツプ”ボタン4
5が押された場合にはコピー動作は停止するが
表示及び“両面”のモード及び枚数設定はホー
ルドされ、次のコピー開始ボタン35が押され
るとコピー動作が再び始動し、コピー枚数表示
はストツプ以前のものに加算される。 この時、中継トレイ17より複写紙が除去さ
れた場合には前記第1面複写時と同様に表示及
び複写モードも第1面複写のモードに自動的に
移行する。 第2面複写時に“ストツプ”ボタン45が押
される要因としては前記第1面時の場合と同様
なことが考えられ、ここで第1面複写モードに
移行し、新たに枚数設定を可能にすると中継ト
レイ17に収納された枚数と設定枚数との間に
差異を生じ不都合となる。 以上の様に第2面複写中に中断信号が発生し
た場合には次の像形成指令が発生するまで第2
面複写モードを保持している。従つて既に第1
面に像形成された複写紙のうちまだ第2面複写
を行れない複写紙は有効複写紙として収納部と
しての中継トレイ17に保存される。 () 次に第1面複写中に紙詰まりが生じた場合
には、動作は片面複写と同様で検知装置36又
は37又は38で紙詰まりを検知した場合は分
離部21以後に存在する紙は定着のプロセスを
経て中継トレイ17中に収納する。 検知装置38,39で紙詰まりを検知した場
合には、検知箇所以前の複写紙は除去を要し、
以後の複写紙は中継トレイ17中に送り込んで
いる。 次のコピー開始で紙詰り時の第1面コピー終
了枚数に加算されていく。 () 次に第2面複写中に紙詰まりが生じた場合
は次の複写開始で複写枚数は加算されていく
が、ジヤムのために紙を除去するので、設定枚
数に比して複写枚数が不足してくる。 本実施例の両面複写装置に於てはこの不足数
を補正するよう構成されている。まずジヤムモ
ード解除後中継トレイ17内の残つた複写紙の
全てを複写完了させ、その時点で両面複写完了
枚数と予め設定した所望の設定枚数とを表示し
たまま自動的に第1面複写モードに戻り、同時
にランプPL9が点灯して“第1面の原稿を置
いてください”の表示を出し上記不足分の複写
が行える状態となる。 次のコピーボタン35のオンにより再び第1
面複写が開始され、上記複写終了枚数に順次加
算されて複写終了枚数と設定枚数とが一致した
時点で第1面複写モードが終了し、第2面複写
モードに移行する。この時ランプPL10が点
灯して“第2面の原稿を置いてください”の表
示を行うとともに、上記2度目の第1面複写が
行われる前の複写終了枚数と設定枚数とが再び
表示される。 次にコピーボタンをONすると第2面複写が
再開され、上記再び表示された複写終了枚数に
順次加算されていき、複写終了枚数と設定枚数
とが一致した時点で複写動作は停止し、次の両
面複写への待期の状態となる。 前記2度目の第1面複写モード及び第2面複
写モードへの自動的な移行の際、第1回目の選
択された各モード、例えば倍率や、濃度、トレ
イかソーターか等々、が記憶されていて自動的
に設定されるようになつている。 また、第2回目の第1面複写が自動的に設定
された時、もし不足数を欲しなければクリアー
キーを押すことによつて自動的に設定された複
写モードを解除することができる。この時中継
トレイ17には複写紙は存在しないので新たに
別のモードを設定しても何ら不都合は生じな
い。本実施例以外にも第2面複写時のジヤムに
よる枚数不足の補正は次の様にしても可能であ
る。前述の例と同様にして、中継トレイ17内
の残つた複写紙の全ての第2面複写を完了さ
せ、その時点で、自動的に設定枚数に比して両
面複写完了枚数の不足分を新たに設定枚数とし
て表示するとともに、第1面複写モードに戻
り、同時に“第1面の原稿を置いてください”
の表示を出す。この時前記実施例と同様にし
て、第2回目の第1面複写モードに戻る時に記
憶しておいた第1回目の各複写モードを自動的
に設定するのはもち論である。 また別の例としては減算式の枚数表示の場合
があるが、この場合は、中継トレイ内の全ての
複写紙の第2面複写が完了した時点で表示され
た未複写枚数がそのまま不足数であり、自動的
に第1面複写モードに移行し、“第1面の原稿
を置いてください”の表示をするとともに、記
憶されていた第1回目の第1面複写時の各複写
モードを設定するだけで良い。 またこの両面複写にソーター30を使用して
いる場合、第1回目の複写によつて順次送り込
まれた最終ピンのその次のピンから第2回目の
不足分の複写紙が送り込まれるようになつてい
る。 () 第1面複写中に紙の重送があると第2面複
写開始時において設定枚数より多い複写紙が中
継トレイ内に存在する。本実施例においては第
2面複写を中継トレイ17内の複写紙がすべて
なくなるまで実行する。この時下部表示器の複
写終了枚数は設定枚数より多い数を表示するこ
とになる。 以上のように設定手段としての入力キーによ
る設定数にかかわらず収納手段内に存在する像
担持体の全てに対して第2面に像形成を行つて
いるので、第1面像形成時に重送等があつて第
1面像形成がされていない像担持体があつても
第1面、第2面共に像形成された像担持体を確
実に設定数分だけ得ることができる。 () 第2面複写中に重送が生じた場合には設定
枚数に対し複写終了枚数が不足となるので前記
()、()項より明らかな様に本実施例にお
いては、両面に像形成された像担持体(複写
紙)の枚数が設定手段としての入力キーによる
設定枚数に達しないときには第2面への像形成
終了後自動的に第1面複写を行う第1モードに
移行させている。 このように構成することにより常に必要枚数
分の像担持体が過不足なく得られる。更に1回
目の第1モードにおける倍率、給紙口、濃度等
の各複写モードを記憶しており、2回目の第1
モードに戻ると同時に各複写モードも1回目と
同じモードに復帰するので、使用者は再びモー
ド設定を行う必要がなく大変便利である。 () 次に希なケースであるが、両面複写の最中
(第一、第二面複写共に)停電、又は操作ミス
等により機械の電源が切れた場合には再び電源
入力時以前の複写モードの記憶が消去され全て
の複写モードが標準モードに移行するので、も
しこの時中継トレイ17に複写紙が存在し、操
作者が再び両面複写モードの選択を行うと、ラ
ンプPL11が点灯し“中継トレイ内の複写紙
を除去”の表示がなされ、除去されるまで、複
写は行えない。 又、この時操作者が片面複写モードを選択し
た場合には、中継トレイ17内の複写紙は、片
面複写においては障害にならぬため、中継トレ
イ17内の複写紙を除去せずとも複写が可能で
ある。ここで中継トレイ17内の複写紙が正常
な第1面複写終了紙であればマニユアル動作に
より、この複写紙を第1又は第2給紙台に装填
して片面複写の動作を行わせることにより、第
2面複写を行い両面複写完了紙を作ることがで
きる。 以上の如く収納部としての中継トレイ内に複
写紙が存在するには両面複写の第1面モードへ
の移行を禁止している。 () 次に本実施例における複写機能のひとつと
して割り込み機能を有している。割り込みコピ
ーは片面複写時のみ可能となつており両面複写
中の割り込みは不可となつている。 片面複写中の割り込みに関しては中継トレイ
17を使用してない為、片面複写、両面複写共
に行うことが可能である。片面複写中“割り込
み”ボタンが押されると複写動作は停止する。
この時全ての複写モードは前記標準モードに自
動的に移行するが、割り込みボタンが押される
前の複写モードは全て記憶される。割り込コピ
ー時は前記した標準モードから任意にモードの
変更、新たな枚数設定も可能である。 割り込みコピーが終了すると自動的に記憶さ
れていた複写モードが自動的に復帰しコピーボ
タンが押されると継続して開始される。 第3図、第4図の電気回路図をもとに説明を
する。 第3図においてCpuは4bit並列処理のマイク
ロプロセツサで周辺にメモリ部として、RAM
(256×4bit)とプログラム部ROM(4K×8bit)
と4bitの入出力L/O装置I/O1〜I/O8を
もつている。このうちKey Swと7セグメント
表示用として専用のI/O装置I/O−5(例
えばNEC製μpD757)を接続している。I/O
装置と負荷は周知の如くドライバー、入力イン
タフエースを通して接続されている。 制御は前記ROMにあらかじめきめられたプ
ログラムに従つてシーケンス制御を行うもので
ある。 第6図〜第7図にこのプログラムのジエネラ
ルフローを示し、第8図〜第14図にサブルー
チンを示す。 これらのフローチヤートから動作を説明する
とメインスイツチ(図示せず)が投入される
と、Cpuがプログラムアドレス“000”番地か
ら始まつて動作を開始する。まずStop1で
RAMのデータを全て“000”〜OFF”番地を
全て0にする。次に出力ポートも電源投入時特
定されないので出力ポート0にして負荷を全て
オフ状態にする。Stop2でセツト枚数及びコピ
ー枚数を出力するために第5図のRAMマツプ
に示すCNT1(セツト枚数)、CNT2(コピー枚
数)のメモリーにCNT1=001,CNT2=000を
記憶する。次にモードをRAMマツプにかかれ
る様に“024”〜“029”番地に“024”=0
“025”=2(原稿交換ランプON)“026”=0
“027”=8(1:1表示)“028”=A(ふつう、ト
レイ表示ランプON)、“029”=1(下カセツト、
ランプON)とし、RAMの内容をI/O装置
を通して出力する。 Step3でKey入力がありかないかで次の処理
を行う。 Key入力があればSub Keyを処理し、Key入
力データをもとにRAMに必要データをセツト
する。Step4ではキーカウンタがあるかないか
チエツクしてあれば何もしないで次にすすむ
が、ない場合Step3でコピーキーが押された場
合コピーフラグがセツトされて、これがセツト
されているとコピーシーケンスに移るためキー
カウンタがないと動作しない様ここでリセツト
する。 Step5ではStep2、Step3で各モードにセツト
されたRAMの内容により、まずSub縮小で
RAMの指示位置にセツトし終る。次にSub濃
度で濃度をRAMの指示位置にセツト同様に出
口についても行う。 Step6では定着ヒーターが定着可能かどうか
をみて定着温度に達していないならばウエイト
ランプをオンし前記と同様コピー不可となる様
にコピーフラツグをリセツトする。定着温度に
達していればウエイトランプをオフして次の
Stepに進む。 Step7では中継トレイ内の紙の有無をみて、
紙があれば中継トレイ排紙サブルーチンを実行
(第14図)するが、このサブルーチンは片面
モードの時のみ中継トレイの紙が出ていく様に
プログラムされている。 Step8は選択したカセツトの紙があるかによ
り紙なしランプをオン、オフして、紙がなけれ
ばコピーフラツグもリセツトされる。 Step9コピーフラツグがセツトされていれば
必要なflag類をリセツトしコピーサイクルに移
る。セツトされてなければStep3にもどり、
Step3〜Step9をとり返している。これまでを
スタンバイルーチンと呼ぶ。 以後コピールーチンと呼ぶ。 Step10コピーボタンが押されて種々のSetが
スタンバイルーチンでなされてコピーが開始さ
れる。メインモーターが回り画像形成に必要な
光源、原稿のスキヤン、帯電、現像、給紙等が
シーケンスに従つてくり返し行われるが、くり
返し行われるループの中に次のStep11以降を
1ケ所あるいは複数個所挿入しておく。図は1
ケ所のみであるがJAMチエツク、割り込チエ
ツク、SET枚数完了チエツク、ストツプ指示
チエツク、紙なしチエツク等を入れて、これら
を検知した場合には別の処理を行う。 これらの別の処理を第9図、第10図、第1
1図、第7図を用いて説明する。 まず第7図に於て、Step11ではジヤムを検
出した場合ジヤムルーチンに進む。又、割り込
みKeyが押されるとStep12にゆくStep12では両
面中のモードであれば割り込みを受け付けな
い。片面コピー時のみ割り込みを可として、割
り込みを受けつけたら現在のモードでコピーし
ていたモード、コピー枚数、設定枚数のデータ
ーを第5図でCNT1はCNT4,CNT2はCNT5
へRAMアドレス“024”〜“029”は“054”
〜“059”へ退避させる。そして割り込み開始
フラグをRAMのアドレス“079”をセツトす
る。そしてスタンバイにもどる。スタンバイで
はKey入力が可能となりKeyを押すと押した
Keyにより各モードが選択出来る。枚数設定も
新しく入力出来る。 そして割り込み時のモードで1回だけでコピ
ー出来る。 割り込みがなければSTEP13に行き。 STEP13ではセツト枚数とコピー枚数が一致し
て両面中で第1面コピーをしているときは第1
面データをRAMの“034”〜“039”へ退避す
る。これは第2面でジヤムするとたりなくなつ
て、再度1面を作らなければならないため記憶
しておくためである。 又両面で第2面を実施しているときセツト枚
数とコピー枚数が1致していても中継トレイに
紙が残つているときは重送等で多く給紙される
こともあるためなくなるまで第2面のコピーを
行い出来るだけ有効コピーをとり出す。 Step14ではストツプキーが押されたか否か
をみてストツプキーが押されると、Sub
STOPで処理される。第10図にて説明する。 Step15では給紙カセツト内の紙の有無をみ
て紙なしとなるSub PEMPで処理される第1
1図にて説明する。 Step16では両面コピー中の第2面モードに
於ては中継トレイの紙なしが事実上紙なしにな
るので第11図のにジヤンプして以後の処理
を行う。即ちPEMP2フラグをセツトして第1
面モードにセツトし直したりない分をコピーし
て、必要枚数のコピーを得る。 次に各サブルーチンについて説明する。 Sub Key:押されたキーによりワーキング
レジスタWR(b)とWR(M)(RAMのアドレ
ス“018”と“010”に相当)に押したキーによ
り下表の値が記憶される。このデータにより何
のキーかを判断しキーによりRAMの必要部分
をセツトする。例ば縮少0.7Keyが押されたら
RAMアドレス“027”の重み4の所のビツト
を“1”にセツトする。 この場合キー限定フラツグがセツトされてい
るかどうかにより実行しないKeyを選ぶ、これ
は、JAM、紙なし等の場合はモードキーの変
更を不可としキーCLとキーCpyしか受けつけ
ない様にするためである。キーCLは今までの
モードはキヤンセルするためのキーである。
【表】
【表】
Sub JAM:片面モード時のジヤムはJAMS
フラグをセツトしてジヤムのためのI/Oをリ
セツトして安定にする。又、有効コピー枚数を
表示するため出来上りコピー枚数CNT3を
CNT2コピー枚数に転送する。そしてキー限定
フラグをセツトしてスタンバイにもどる。 両面モードで第1面の場合も同様の処理とな
るがJAM1フラグをJAMSフラグの代わりにセ
ツトする。 両面モードで第2面のJAMはJAM2フラグ
をセツトする。 そして中継トレイの紙有無により紙がなけれ
ばPEMP2フラグをセツトして第1面モードを
よび出し、第1面のモードに各モードをセツト
する。これは両面第2面コピーを続けたくても
紙がないため出来ないので必要枚数を確保する
ためである。ジヤム後I/Oの処理を行いジヤ
ムのリセツトボタン(図示せず)を押すまで待
つている。 Sub STOP:コピー中STOPキーが押される
と、両面かどうかでフラグをセツトする。 片面モードであればSTOPSフラツグをセツ
トして、かつキー限定フラツグをセツトして、
第7図D○にジヤツプする。そしてスタンバイに
もどる。 同様に両面の第2面中であればSTOP2フラ
グをセツトして、キー限定フラツグをセツトし
て第7図D○にジヤンプする。 両面の第1面の場合はSTOP1フラグをセツ
トした後に両面コピーを先に完成させるためセ
ツト枚数を退避させ出来上つたコピー枚数をセ
ツト枚数にして、第2面のモードに移す。この
場合にはキー限定は設けずSTOP1フラグによ
りキー入力の別の処理を行う。 Sub PEMP; コピー中紙なしをみるので
ルーチンであるが、選択された給紙カセツトの
紙の有無をみる。選択したカセツトに紙があれ
ば何もしないが、紙無だと両面か片面かの判別
をして片面の場合PEMPSフラグセツトして第
7図D○にジヤンプする。両面の場合は第1面か
第2面かにより、処理をする。第1面の場合は
PEMP1フラグをセツトしてからセツト枚数退
避し、コピー枚数をセツト枚数に転送しコピー
枚数をクリヤーする。 そして第2面モードにモードを切りかえて第
7図D○にジヤンプする。 これは第1面中紙がなくなれば両面コピーを
全て完成させた後に不足分をもう一度やりなお
すためのものである。 第2面中は中継トレイから紙を送つているの
であるから、中継トレイの紙の有無が事実上の
紙なしである。ここに紙がない場合には、
PEMP2フラツグをセツトして、1面モード、
にセツトして第1面より残りを行う。 Sub出口切換 両面モードか片面モードかを
判断して片面モードの場合トレイを指定か、ソ
ーターを指定か判断する。ソータ指定ならば、
ソーター位置にあるかどうかをみる。ソータ位
置でないとモーターM3とクラツチCl6をオン
させてソーターの位置にくるまで回転させる。
その位置にくるとモーターM3とクラツチCl6
をオフさせる。 トレイも同様である。 両面の場合には第1面(Sidel)中には出口
指定がトレイでもソーターでも両面中継トレイ
の位置であるので両面位置に出口があるかをみ
る動作は前記と同様である。 第2面モードとなるとはじめて指定の出口に
切りかえる。 Sub縮少 縮少指定が1:1か0.7か、0.6か
をRAM“027”のデーターにより判断する。
1:1ならば1:1の位置にいるかどうかをみ
て1:1位置にいなければ縮少モーターM4を
オンし1:1位置にくるまで回しつづける。
0.7,0.6の場合も同様である。 Sub中継トレイ排出: 両面中以外にここに
紙があるのはおかしいので、排紙する様に表示
をするとともにボタン操作により排出させる。
即ち、 両面でないと中継トレイに紙があれば排紙キ
ーがおされたかどうかを“紙除去して下さい”
ランプをオンしてキーが入るまで待つ。押され
ると中継トレイから、紙を排出するためメイン
モーターM1、定着モーターM31両面給紙ク
ラツチ及びレジストクラツチをオンして、(紙
のパスを全て動作させ)紙をただ搬送系を通し
てトレイに排出させる。中継トレイの紙がなく
なるまで排紙シーケンスを行う。 以上詳細に説明した如く使い勝手の良い両面像
形成装置が実現される。
フラグをセツトしてジヤムのためのI/Oをリ
セツトして安定にする。又、有効コピー枚数を
表示するため出来上りコピー枚数CNT3を
CNT2コピー枚数に転送する。そしてキー限定
フラグをセツトしてスタンバイにもどる。 両面モードで第1面の場合も同様の処理とな
るがJAM1フラグをJAMSフラグの代わりにセ
ツトする。 両面モードで第2面のJAMはJAM2フラグ
をセツトする。 そして中継トレイの紙有無により紙がなけれ
ばPEMP2フラグをセツトして第1面モードを
よび出し、第1面のモードに各モードをセツト
する。これは両面第2面コピーを続けたくても
紙がないため出来ないので必要枚数を確保する
ためである。ジヤム後I/Oの処理を行いジヤ
ムのリセツトボタン(図示せず)を押すまで待
つている。 Sub STOP:コピー中STOPキーが押される
と、両面かどうかでフラグをセツトする。 片面モードであればSTOPSフラツグをセツ
トして、かつキー限定フラツグをセツトして、
第7図D○にジヤツプする。そしてスタンバイに
もどる。 同様に両面の第2面中であればSTOP2フラ
グをセツトして、キー限定フラツグをセツトし
て第7図D○にジヤンプする。 両面の第1面の場合はSTOP1フラグをセツ
トした後に両面コピーを先に完成させるためセ
ツト枚数を退避させ出来上つたコピー枚数をセ
ツト枚数にして、第2面のモードに移す。この
場合にはキー限定は設けずSTOP1フラグによ
りキー入力の別の処理を行う。 Sub PEMP; コピー中紙なしをみるので
ルーチンであるが、選択された給紙カセツトの
紙の有無をみる。選択したカセツトに紙があれ
ば何もしないが、紙無だと両面か片面かの判別
をして片面の場合PEMPSフラグセツトして第
7図D○にジヤンプする。両面の場合は第1面か
第2面かにより、処理をする。第1面の場合は
PEMP1フラグをセツトしてからセツト枚数退
避し、コピー枚数をセツト枚数に転送しコピー
枚数をクリヤーする。 そして第2面モードにモードを切りかえて第
7図D○にジヤンプする。 これは第1面中紙がなくなれば両面コピーを
全て完成させた後に不足分をもう一度やりなお
すためのものである。 第2面中は中継トレイから紙を送つているの
であるから、中継トレイの紙の有無が事実上の
紙なしである。ここに紙がない場合には、
PEMP2フラツグをセツトして、1面モード、
にセツトして第1面より残りを行う。 Sub出口切換 両面モードか片面モードかを
判断して片面モードの場合トレイを指定か、ソ
ーターを指定か判断する。ソータ指定ならば、
ソーター位置にあるかどうかをみる。ソータ位
置でないとモーターM3とクラツチCl6をオン
させてソーターの位置にくるまで回転させる。
その位置にくるとモーターM3とクラツチCl6
をオフさせる。 トレイも同様である。 両面の場合には第1面(Sidel)中には出口
指定がトレイでもソーターでも両面中継トレイ
の位置であるので両面位置に出口があるかをみ
る動作は前記と同様である。 第2面モードとなるとはじめて指定の出口に
切りかえる。 Sub縮少 縮少指定が1:1か0.7か、0.6か
をRAM“027”のデーターにより判断する。
1:1ならば1:1の位置にいるかどうかをみ
て1:1位置にいなければ縮少モーターM4を
オンし1:1位置にくるまで回しつづける。
0.7,0.6の場合も同様である。 Sub中継トレイ排出: 両面中以外にここに
紙があるのはおかしいので、排紙する様に表示
をするとともにボタン操作により排出させる。
即ち、 両面でないと中継トレイに紙があれば排紙キ
ーがおされたかどうかを“紙除去して下さい”
ランプをオンしてキーが入るまで待つ。押され
ると中継トレイから、紙を排出するためメイン
モーターM1、定着モーターM31両面給紙ク
ラツチ及びレジストクラツチをオンして、(紙
のパスを全て動作させ)紙をただ搬送系を通し
てトレイに排出させる。中継トレイの紙がなく
なるまで排紙シーケンスを行う。 以上詳細に説明した如く使い勝手の良い両面像
形成装置が実現される。
第1図は本発明を適用しうる両面複写装置の断
面図、第2図は、第1図の装置の表示部及び操作
部の平面図、第3図、第4図は第1図の装置の制
御回路図、第5図は第3図のRAMのメモリ領域
を示す図、第6図〜第14図は第3図のROM内
に格納された制御フローチヤートを示す図であ
る。 図において、2は原稿台、9は感光ドラム、1
7は中継トレイ、18,19は給紙部、27は搬
送経路、30はソータ、31はトレーを各々示
す。
面図、第2図は、第1図の装置の表示部及び操作
部の平面図、第3図、第4図は第1図の装置の制
御回路図、第5図は第3図のRAMのメモリ領域
を示す図、第6図〜第14図は第3図のROM内
に格納された制御フローチヤートを示す図であ
る。 図において、2は原稿台、9は感光ドラム、1
7は中継トレイ、18,19は給紙部、27は搬
送経路、30はソータ、31はトレーを各々示
す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 所望の像形成モードデータを入力する第1入
力手段、 前記入力手段により入力された像形成モードデ
ータを記憶する記憶手段、 第1像形成モードで記録材の第1面に像形成
し、その記録材を一時収納手段に収納する第1工
程と、前記第1像形成モードとは異る第2像形成
モードで前記収納手段から給送される記録材の第
2面に像形成する第2工程とで動作可能な像形成
手段、所望の像形成回数を入力する第2入力手
段、 前記第1工程の開始前に前記第1入力手段から
入力される第1像形成モードデータを前記記憶手
段に記憶し、この記憶データに応じて前記第2入
力手段により入力された所望回数分の像形成を前
記第1工程において行うべく前記像形成手段を制
御し、更に第1工程終了後前記第2工程開始前に
前記第1入力手段から入力される第2像形成モー
ドを前記記憶手段に記憶し、この記憶データに応
じて前記所望回数分の像形成を前記第2工程にお
いて行うべく前記像形成手段を制御する制御手
段、 を有し、 前記制御手段は、更に前記第2工程による像形
成の回数が前記入力手段により入力された像形成
回数に達しない場合、前記第2工程終了後、前記
記憶手段に記憶された前記第1像形成モードデー
タ読出して前記第1像形成モードを再設定するこ
とを特徴とする両面像形成装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17134579A JPS5695260A (en) | 1979-12-28 | 1979-12-28 | Both-sides image forming apparatus |
DE19803049340 DE3049340A1 (de) | 1979-12-28 | 1980-12-29 | Einrichtung zum beidseitigen bilderzeugen |
US06/402,579 US4437756A (en) | 1979-12-28 | 1982-07-28 | Double-side image forming apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17134579A JPS5695260A (en) | 1979-12-28 | 1979-12-28 | Both-sides image forming apparatus |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5695260A JPS5695260A (en) | 1981-08-01 |
JPS6325341B2 true JPS6325341B2 (ja) | 1988-05-25 |
Family
ID=15921483
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17134579A Granted JPS5695260A (en) | 1979-12-28 | 1979-12-28 | Both-sides image forming apparatus |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5695260A (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57148758A (en) * | 1981-03-11 | 1982-09-14 | Ricoh Co Ltd | Correcting method for number of copying sheets in electrophotographic copier |
JPS60178465A (ja) * | 1984-02-27 | 1985-09-12 | Fuji Xerox Co Ltd | フイニツシヤ−を備えた複写機 |
JPS60258564A (ja) * | 1984-06-06 | 1985-12-20 | Fuji Xerox Co Ltd | 複写機における両面複写制御装置 |
JPH06100852B2 (ja) * | 1985-02-15 | 1994-12-12 | キヤノン株式会社 | 両面或は多重画像形成装置 |
JP2522799B2 (ja) * | 1987-07-06 | 1996-08-07 | キヤノン株式会社 | プリンタのプリント制御方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5447662A (en) * | 1977-08-30 | 1979-04-14 | Xerox Corp | Control method and apparatus of copying machine |
-
1979
- 1979-12-28 JP JP17134579A patent/JPS5695260A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5447662A (en) * | 1977-08-30 | 1979-04-14 | Xerox Corp | Control method and apparatus of copying machine |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5695260A (en) | 1981-08-01 |
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