JPS63252982A

JPS63252982A - 断熱成形体

Info

Publication number: JPS63252982A
Application number: JP63069942A
Authority: JP
Inventors: デイーター・ゲルハルデインガー; ヨハネス・ライザツハー; ギユンター・シユトール; カール―ハインリツヒ・ヴエーゲハウプト
Original assignee: Wacker Chemie AG
Current assignee: Wacker Chemie AG
Priority date: 1987-03-26
Filing date: 1988-03-25
Publication date: 1988-10-20
Anticipated expiration: 2009-01-12
Also published as: US4804579A; ATE58894T1; EP0284085A1; JPH062623B2; DE3709864A1; CA1302180C; ES2020311B3; EP0284085B1; DE3861200D1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、多孔質の無機断熱材料をベースとする、オル
ガノポリシロキサンコーチングを有する断熱成形体に関
する。

従来の技術欧州公開特許明細書第９０８８３号からは、微粉末状の
成分、例えば高熱法により製造された二酸化珪素、乳白
剤訃よび高耐熱性鐵維から圧縮成形されたコンパウンド
より成る断熱成形体に、水とともにベントナイトおよび
無機＃！維より成る混合物を含有する水性懸濁液をコー
チングすることが公知である。こうして処理されたこれ
ら断熱材料は、付加的にさらに、有機または無機の塗料
混合物、シリコーンコンパウンドまたは低融点の釉薬を
ベースとする１１またはそれ以上の被覆を有することが
できる。欧州公開特許明細書第９０８８３号によれば、
その場合挙げられた有機または無機の被覆をこのような
断熱材料に、前記水性Ｍ濁液をコーチングすることなく
直接に施こすことは不可能である。

発明が解決しようとする課題本発明の課題は、多孔質の無機断熱材料をベースとする
断熱成形体を、一般に結合性、耐久性、電気絶縁性の面
を有するコーチングを使用し、摩耗のようなｔｙ＆械的
作用、粉塵のような汚れ、湿気および液体から保護する
ことである。

課題を解決するための手段本発明は、前記断熱成形体において、未被覆の断熱成形
体に、ジオルガノポリシロキサンをベースとし、スチレ
ンおよび（メタ）アクリル酸エステルより成る桿状の共
重合体を含有する、エジストマに架橋性のコンパウンド
であって、スチロールおよび（メタ）アクリル酸エステ
ルをフリーラジカルによりジオルガノポリシロキサンの
存在において共重合させることにより形成されたコンパ
ウンドがコーチングされている断熱成形体に関する。

意外にも、多孔質の無機断熱材料をベースとし、結合性
および耐久性のオルガノポリシロキサンコーチングを有
する本発明による断熱成形体は、欧州公開特許明細書第
９０８８３号で提案されたような断熱成形体の前コーチ
ングの回避下に得られることができる。

多孔質の無機断熱材料をベースとする未被覆の断熱成形
体の製造は、すでにしばしば説明されかつ従って詳説す
る必要がない。有利に本発明によれば、西ドイツ国特許
明細書第１２０１２２７号に記載されたような珪酸アル
カリ金５璃溶液をベースとする、または特願昭４５−２
８６３７号明細書に記載されたようなアルミン酸ナトリ
ウムをベースとする断熱成形体が使用される。

しかしながらとくに、圧縮された微孔質の断熱材料をベ
ースとする未被覆の断熱成形体が使用される。この場合
、微孔質の断熱材料は微粉末状の金属酸化物であり、そ
の場合以下の代表的組成が断熱材料として選択された：微粉末状の金属酸化物　　　　　６０〜１００重量％乳
白剤　　　　　　　　　　　　０〜６０重量％繊維材料
　　　　　　　　　　０〜２０重量％無機結合剤　　　
　　　　　　０〜１５Ｎ＋％有利に、結合剤分量が０．
３〜１．５重量％である。

微粉末状金属酸化物の例は、高熱法によ勺製造された、
アーク法珪酸を包含する珪酸、アルカリ分のわずかな沈
殿珪酸、類似に製造された酸化アルミニウム、酸化チタ
ニウムおよび酸化ジルコニウム、並びにこれら金属酸化
物の少くとも２遣の混合物である。これら微粉末状金属
酸化物は、比表面積５０〜７００ｒｎ２／ｇ、有利に７
０〜４００ｍ２／ｇを有する。

乳白剤として挙げられるのが、イルミナイト、二酸化チ
タニウム、鉄（ＩＩ）−鉄（１）混合酸化物、二酸化ク
ロム、酸化ジルコニウム、珪酸ジルコニウム、酸化マン
ガン並びに酸化鉄である。有利ンここれら乳白剤は、最
大吸収を赤外領域１．５〜１０μｍに有する。

繊維材料の例は、ガラスウール、石綿、鉱質綿、セラミ
ック繊維、例えば酸化アルミニウムおよび／または酸化
珪素の溶融体から得られたもの、アスベスト。懺維等で
ある。

例えば、無機結合剤として使用されるのが、アルミニウ
ム、チタニウム、ジルコニウムｔたはカルシウムの硼化
物、珪化カルシウムおよび珪化カルシウム−アルミニウ
ムのような珪化物、しかしながらとくに炭化硼素である
。他の成分の例が、塩基性酸化物、とくに酸化マグネシ
ウム、酸化カルシウムまたは酸化バリウムである。

一般に本発明による断熱成形体は、板、形材、管、環状
セグメントとして、および規則的および不規則な形状の
成形品として形成されている。

他の成形部材として挙げられるのが、テーパ付き縁、さ
ねはぎである。

本発明によれば、多孔質の無機断熱材料をベースとする
断熱成形体に、ジオルガノポリシロキサンをベースとし
、スチレンおよび（メタ）アクリル酸エステルより成る
桿状の共重合体を含有する、エジストマに架橋性のコン
パウンドであって、スチレンνよび（メタ）アクリル酸
エステルをフリーラジカルによシジオルガノポリシロキ
サンの存在において共重合させることにより形成された
コンパウンドがコーチングされている。

ジオルガノポリシロキサンをベースとし、スチレンおよ
び（メタ）アクリル酸エステルよシ成る桿状の共重合体
を含有する。エラストマに架橋可能な本発明による変性
コンパウンドであって、スチレンおよび（メタ）アクリ
ル酸エステルをフリーラジカルによシジオルガノボリシ
ロキサンの存在において共重合させることによシ形成さ
れたコンパウンドの製造は、すでにしばしば記載されか
つ従ってここに詳説する必要がない。このものは、例え
ば、米国特許明細書第３５５５１０９号および同第３７
７６８７５号、同第４０３２４９９号に詳述されている
。

−さらに、このようなコンパウンドは市場で入手可能で
ある。この場合挙げられるいわゆる１成分系コンパウン
ドは、含有された多官能性および射水解性の珪素化合物
を介し空気中水分の作用によシ架橋する。

有利にオルガノポリシロキサンの号は、ジオルガノポリ
シロキサンおよび、スチレンおよび（メタ）アクリル酸
エステルよシ成る共重合体の総重量に対し２０〜６０重
量％である。さらに有利なのは、ジオルガノポリシロキ
サンの存在において形成された、スチレンおよび（メタ
）アクリル酸エステルよシ成る共重合体は、６５〜７０
重量パーセントがスチレンから誘導された単位、および
残分が（メタ）アクリル酸エステルから誘導された単位
である。殊に、ジオルガノポリシロキサンの存在におい
て形成された共重合体として有利なのが、スチレンおよ
びｎ−ブチルアクリレートよシ成るものである。しかし
またこのｎ−ブチルアクリレートは、少くとも部分的に
、例えば、メチルアクリレート、エチルアクリレート、
ｎ−プロぎルアクリレート、イソプロピルアクリレート
、第２ブチルアクリレート、メチルメタクリレート、エ
チルメタクリレート、ｎ−プロピルメタクリレート、イ
ソゾロビルメタクリレート、ｎ−ブチルメタクリレート
または第２ブチルメタクリレート、もしくはこれら（メ
タ）アクリル酸エステルの少くとも２種より成る混合物
により代替されてもよい。とくに入手容易であることに
よシ有利なのが、その存在においてスチレンおよび（メ
タ）アクリル酸エステルより成る共重合体が形成サレる
ジオルガノポリシロキサンのＳｉＣ結合有機基の数の少
くとも８０％がメチル基であるものである。有利に、ジ
オルガノポリシロキサンは粘度８０００〜６００００ｍ
Ｐａ、８（２５°Ｃ）を有する。

本発明によシ変性された、エラストマに架橋可能なコン
パウンドは、架橋剤、例えばメチルトリス（メチルエチ
ルケトキシム）シラン、および架橋触媒、例えばジ−ｎ
−ブチル錫うウレートとともに、場合によシ他の成分を
含有することができる。このような成分の例が、充填剤
、例えば高熱法てより製造された二酸化珪素、溶剤、例
えばアルカン混合物、濃稠化剤、例えば揺変剤、および
顔料である。有利に、本発明によシ変性された、エラス
トマに架橋可能なコンパウンドは、接着助剤をも含有す
る。接着助剤として、とりわけアミノ含有シランが有用
であると判明した。このようなシランは、１分子当シ、
炭素原子を介し珪素原子に結合された少くとも１つのア
ミノ基、および（社）素原子を介し珪素原子に結合され
た少くとも１つの、場合によシ１つのアミノ基またはア
ルコキシ基により置換された１価の炭化水素基を含有す
るもの、および／またはこのようなシランの部分水解物
が殊に適当である。このようなシランの例が、ＣＨ３５
ｉ（ＯＣＨ２ＣＨ２ＮＨ，）２（ＣＨ２）、Ｏ（Ｃ］（
２）２ＮＨ２、（ＣＨ３０）　ｓｓｉ　（ＣＨ２）　＊
ＮＨ（ＣＨ２）　２ＮＨ２、Ｈ２Ｎ（ＣＨ２）２０　（
ＣＨ２）　３Ｓｉ　（０ＣＨ２ＣＨ２ＮＨ２）３、■−
β−アミノエチルーγ−アミノプロぎルトリエトキシシ
ラン、 β−アミノエチルトリエトキシシラン、Ｎ−β−アミノ
エチル−δ−アミノブチルトリエトキシシラン、 γ−アミノゾロピルトリエトキシシラン、アミノメチル
トリエトキシシラン、に−β−アミノエチル−ｒ−アミノゾロピルトリス−（
メトキシエチレンオキシ）−シランおよびδ−アミノブ
チルトリエトキシシラン、並びに−・役式：Ｈ２Ｎ（ＣＨ２）　２ＮＨ（ＣＨ２）　３８　”　（Ｏ
Ｒ）３〔式中、Ｒが１つの基尚り炭素原子数１〜５を有
するアルキル基、またはメトキシエチレン基である〕の
化合物である。

有利に、本発明によるコーチングは厚さ１００〜４００
　／’−％　とくに２００〜６００μｍを有する。

本発明によるコーチングの塗布は、液状またはベースト
状の材料を成形体に施こすのに適当な任意の方法で、例
えば浸漬、噴霧、塗布、流延またはローラ掛けにより行
なわれることができる。コンパウンドを断熱成形体に施
こした後、このコンパウンドがオルガノポリシロキサン
エラストマに架橋する。この架橋が室温で行なわれる。

架橋は、例えば５０〜１５０℃、とくに７０°Ｃに、例
えば誘導熱によシ加熱することによシ促進されることが
できる。

実施例以下に、本発明を実施例につき詳説する。

以下の組成：高熱法により製造された二酸化珪素　　６２．５重量％
イルメナイト（Ｉｌｍｅｎｉｔ）　　　　　　　　　３
１．７重量％珪酸アルミニウム繊維　　　　　　　　　
５．０重量％炭化硼素　　　　　　　　　　　　　０．
８重量％の圧縮された微多孔質材料より成る断熱板に、
以下の組成ニジメチルポリシロキサン３０重量％および共重合体（ス
チレン５５重！１％およびｎ−ブチルアクリレート４５
重量％）７０重ｔ％より成る、粘度５００００　ｍＰａ
、８　（２５℃）のコンパウンド５３重量部、アルカン混合物（沸点１４０〜１６０°Ｃ／１．００１
３　ｍｂａｒ　）　３５−５重量部、およびＢＥＴ表面
積２００ｍ２／ｇを有する高分散性珪酸　　　　　　　　　　　０．５重量部より
成るコンパウンド　　　　　　８９重量部トルエン　　
　　　　　　　　　　　　　　６重量部メチルトリブタ
ノンオキシモジラン　　５重量部アミンエチルアミノゾ
ロぎルトリエトキシシラン　　　　　　　　　　　３重量部ジブチ
ル錫ゾアセテート０．０５重量部より成シ、ブルックフ
ィールド（Ｂｒｕｃｋｆｉｅｌｄ）粘度計によシスピン
ドル２を使用し２．５　ｒｐｍで測定した粘度５０００
　ｍＰａ、ｓを有し７かつ適当な容器中でかつ湿気の遮
断下に貯蔵可能であつヘエジストマに硬化可能なコンパ
ランＶをコーチングした。このコーチングは、無気吹付
は装置または圧搾空気噴霧装置を使用して行なった。

架橋を、空気を２時１”Ｅｌ１以内作用させることによ
シ行なった。厚さ２５０ＰＬを有するコーチングが得ら
れた。

Claims

【特許請求の範囲】

１、多孔質の無機断熱材料をベースとする、オルガノポ
リシロキサンコーチングを有する断熱成形体において、
未被覆の断熱成形体に、ジオルガノポリシロキサンをベ
ースとし、スチレンおよび（メタ）アクリル酸エステル
より成る桿状の共重合体を含有する、エラストマに架橋
性のコンパウンドであつて、スチレンおよび（メタ）ア
クリル酸エステルをフリーラジカルによりジオルガノポ
リシロキサンの存在において共重合させることにより形
成されたコンパウンドがコーチングされていることを特
徴とする断熱成形体。