JPS63252833A - 原稿自動循環給紙装置 - Google Patents

原稿自動循環給紙装置

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JPS63252833A
JPS63252833A JP8354787A JP8354787A JPS63252833A JP S63252833 A JPS63252833 A JP S63252833A JP 8354787 A JP8354787 A JP 8354787A JP 8354787 A JP8354787 A JP 8354787A JP S63252833 A JPS63252833 A JP S63252833A
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JP
Japan
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original
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conveyance mechanism
roller
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JP8354787A
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English (en)
Inventor
Shiro Saeki
佐伯 司郎
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、複写機における原稿自動循環給紙装置に関す
る。
従来技術 従来、複写機においては、原稿処理性を向上させるため
に、複数枚の原稿を循環的に自動給紙・回収させて複数
回のコピーに供する原稿自動循環給紙装置、所謂RAD
Fを備えたものがある。
このようなRADFにあっては、一般に原稿供給台上に
積載セットした複数枚の原稿を最下位紙側から順に1枚
ずつ分離して給紙する摩擦方式等の分離給紙機構を備え
てなる。
ここに、従来のRADFにおいて、例えば第5図に示す
ように両面原稿1についてコピー処理する場合を考える
。このような両面原稿]は例えばP1〜P6で示すよう
な頁順セットに際して1頁目P1が最」1位で上向きと
なるようにして6頁目P6からコピーがなされるように
逆頁順に給紙される。ここに、最初のコピーとなる6頁
目P6は原稿供給台−4−にて下向きとなっているので
、搬送ベルト2を備えたコンタクトガラス3上に給紙搬
送させてコピーに供するには一度は反転させる必要があ
る。つまり、■で示すようにターン搬送路にて搬送させ
た場合にはコンタクトガラス3上では5頁目P5が下向
きコピー面となってしまうからである。そこで、この状
態から■■■で示すようなスイッチバック式搬送路にて
この原稿1を逆送させて6頁目P′6が下向きとなるよ
うにしてコンタクトガラス3上に搬送させるようにして
いるものである。つまり、実際のコピーに供しない空送
り工程を経て原稿3を搬送セットさせることになり、時
間がかかるものであり、コピ一作業性の悪いものである
。これは、例えば6頁目P6につづいて表の5頁目P5
についてコピーする際にも、同様に■■■で示すような
搬送ルートを経てからコンタクトガラス3上にセットさ
せる必要がある。
又、このような■■■■で示すような搬送路においては
、ある1枚の原稿1についてのコピー処理が終了するま
では次の原稿1を導入させることができず、待ち時間を
要し、この点でも処理時間の遅いものとなる。特に、複
写機本体側では高速処理が可能であっても、RADF側
での処理速度がこのような高速動作にはマツチングせず
、全体の速度を落す必要がある。この結果、CPM(コ
ピー/分−コピ一作業効率)を向」ニさせることができ
ない。
この点、第5図において、両面原稿1を」二からP2.
Pl、、P4.P3.P6.P5の如く積載すれば■の
搬送路だけの処理でよいが、全ての原稿]を順番替えし
てセットする面倒がある。
一方、片面原稿4の場合においても、第6図に示すよう
に原稿面を」―向きとして頁順にセットし、逆頁順に■
の搬送路で給紙させ、■の搬送路で排出ローラ5を経て
排出回収させることになり、コンタクトガラス3−にで
の原稿間のすれ違いを避けるために、次の原稿の給紙ス
タートが制約を受け、やはりCPMが向]−シないもの
となる。
目的 本発明は、このような点に鑑みなされたもので、原稿面
下向きセットで頁順送りにして、複写機本体の連続的な
処理速度にマツチング対応し得る速度で原稿給紙搬送処
理を行なうことができ、CPMを向」ニさせることがで
きるとともに、片面原稿、両面原稿等に応じた最適な搬
送処理を行なうことができる原稿自動循環給紙装置を得
ることを目的とする。
構成 本発明は、上記目的を達成するため、原稿面を下向きと
して複数枚の原稿を積載セットさせる原稿供給台と、こ
の原稿供給台上の原稿を最下位紙より1枚ずつ分離して
順に給紙させる分離給紙機構と、前記原稿について露光
動作を行なう露光部に配設させた正逆転自在なベルト搬
送機構と、このベルト搬送機構より搬送方向下流に配設
させた反転搬送機構と、この反転搬送機構と前記原稿供
給台」ニガとを結73り排出搬送装置と、この排出搬送
装置の途中に前記原稿の露光部での停止先端位置より最
大原稿長以上離れた位置に配設されて前記原稿供給台側
へのスイッチバック排紙と装置カバー上面への直接排紙
とが選択自在に設定されたスイッチバック反転搬送機構
と、前記反転搬送機構通過後の搬送経路を再度露光部側
に向けた逆送経路と排出経路側とを切換え選択する第】
ゲート装置と、前記スイッチバック反転搬送機構の入口
に設けられてこのスイッチバック反転搬送機構中への通
紙を切換え選択する第2切換えゲート装置とからなり、
複数枚の原稿についてコピー処理する際に複写機本体側
のコピー処理速度にマツチングさせて、原稿を連続的に
給紙搬送させることができ、又、片面原稿についてのコ
ピ一時であれば原稿固定露光光学系スキャニング方式に
限らず、露光光学系位置固定で原稿を搬送させながらの
シートスルーコピーも可能となり、一方、両面原稿につ
いてのコピ一時であれば再度露光部に引き戻しセツトシ
てコピーに供することも可能で、更には、原稿排出位置
としても原稿供給台側と装置カバー」二面側とを選択す
ることができ、RADFとしてもADFとしても利用す
ることができるようにしたことを特徴とするものである
以下、本発明の一実施例を第1図ないし第4図に基づい
て説明する。まず、複写機本体1o上面に設(つられた
コンタクトガラス11を覆うようにRADF]、2が設
けられている。このRADFI2では、まず、駆動ロー
ラ13と従動ローラ14との間に支持されて複数の押圧
ローラ15を備えた搬送ベルト16によるベルト搬送機
構17が設けられている。そして、このベルト搬送機構
17より右側の−L流位置には前記コンタクトガラス1
1側に向けて原稿供給台18と分離給紙機構19とが設
けられている。まず、原稿供給台18は前記コンタクト
ガラス11側に向けて傾斜配設されており、複数枚の原
稿20を原稿面を下向きとして頁順に積載させるもので
ある。この原稿供給台]8には原稿幅方向の位置決めを
する可動的なサイドフェンス2]が設けられている。一
方、前記分離給紙機構19は原稿供給台18とコンタク
トカラス]1との間に位置するものであり、前記原稿供
給台18の積載面に連続して前記コンタクトガラス11
側に連通ずる給紙経路22を有する。
そして、前記原稿供給台18の下部側に位置して半月状
の摩擦計数μ=1.0のスポンジによる呼出しコロ23
と原稿2oをこの呼出しコロ23上に押えるマイラフィ
ルム24とが設けられ、更に、ミューラバー等の材質に
よる分離ローラ25とこの分離ローラ25に抑圧接触さ
せた摩擦計数μが]、2以上のウレタンなどによる分離
ブレード26とが設けられている。ここに、これらの呼
出しコロ23、分離ローラ25には電磁クラッチ(図示
せず)が連結されており、給紙時には原稿1枚毎に1回
転だけ駆動され、以後は移動する原稿20により従動回
転するものである。更に、コンタクトガラス11側には
一対のプルアウトローラ27.28が設けられている。
なお、呼出しコロ23・分離ローラ25間には原稿セン
サ29が設けられ、更に、コンタクトガラス11直前位
置にも原稿センサ30が設けられている。
更に、前記ベルト搬送機構17より左側の下流には反転
搬送機構3]が設けられている。この反転搬送機構31
は径大のターンローラ32を主とするものであり、この
ターンローラ32に接触させた送りローラ33とターン
ガイド34とによるターンローラ32外側周りの反転経
路35が形成されている。又、反転経路35の出口には
搬送路を切換える第1切換えゲーI・装置としての切換
えゲート36が回動自在に設けられ、がっ、ターンロー
ラ32の従動ローラ14側にはガイド爪37が設けられ
、このターンローラ32の内側(搬送ベルト16側)周
りに前記コンタクトガラス11側に向けた逆送経路38
が形成されている。ここに、送りローラ33直前位置に
は原稿センサ39が設けられている。
更に、前記切換えゲート36が設けられた反転搬送機構
31の出口から前記原稿供給台18の」二部までの間を
略水平に結ぶ排出経路40を備えた排出搬送装置41が
設けられている。前記排出経路4oは装置カバーとして
のRADFカバー42によるガイド部43とガイド部材
44とにより形成されたもので、このような排出経路4
0に臨ませて複数の搬送ローラ苅45.46,4.7が
設けられ、原稿供給台18付近には排出ローラ48が設
けられている。
しかして、このような排出搬送装置41における排出経
路40の途中には、選択的に通紙されるスイッチバック
反転搬送機構49が設けられている。このスイッチバッ
ク反転搬送機構49は前記ターンローラ32と同等の径
のターンローラ50と、ターンローラ5oより排紙側に
設けられてターン経路51と直進排紙経路52とを形成
する三角状のガイド部材53と、前記ターン経路51と
直進排紙経路52とを切換え選択する第2切換えゲート
装置としての切換え爪54と、ターン経路5↑にでター
ンローラ50に当接させた送りローラ55,56と、前
記RADFカバー42の上面を利用したスイッチバック
放出路57とからなる。
なお、排出経路42の所定位置、ターンローラ50の入
口、ターンローラ50上部には、各々原稿センサ58,
59.60が設けられている。更に、ガイド部材53先
端側には搬送ローラ対61が設けられている。又、排出
ローラ48手前には排紙センサ62が設けられている。
又、本実施例では、原稿20をコンタクトガラス11上
の所定位置P2 に停止させてランプ63等による露光
光学系64をホームポジションHP位置から走査させて
コピーするスキャニングコピーモードと、前記ランプ6
3等の露光光学系64を従動ローラ14側の押圧ローラ
】5直下位置に停止させて原稿20を搬送ベルト16に
より所定速度で搬送させながらコピーするシートスルー
コピーモードとを選択し得るものである。ここに、前記
露光光学系64の一部にはコンタクトカラス11側に対
向するレジストセンサ65が搭載され、スキャニングコ
ピーモード時には原稿20の停止位置制御に供され、シ
ートスルーコピーモード時には搬送される原稿20の先
端と複写機本体]0側の転写紙先端との位置合わせに供
される。
つづいて、本実施例のRADFl、2における駆動伝達
系の構成を第2図により説明する。まず、分離給紙機構
19用の第1モータ70が設けられている。この第1モ
ータ70の軸」二のモータ歯車7]にはプルアウトロー
ラ(上側)軸28a」−に設けた2段の歯車72.73
が中間歯車74を介して連結され、他方では分離ローラ
軸25a上の歯車75が前記中間歯車74を介してモー
タ歯車71に連結され、歯車75と同軸」二の歯車76
、中間歯車77を介して呼出しコロ軸23a」二の歯車
78が連結されている。この際、プルアウトローラ28
は分離部の分離圧に打ち勝って原稿2゜を搬送し得るよ
うに高い圧力に設定されている。
又、搬送ベルト16用の駆動ローラ13を駆動させる第
2モータ79が設けられている。この第2モータ79は
DCサーボ式のものであり、その軸上に設けたモータ歯
車80が前記駆動ローラ軸13a上の歯車81に対して
中間歯車82,83、歯車84を介して歯車連結されて
いる。ここに、前記駆動ローラ13は第2モータ79に
より正逆転自在に駆動され、かつ、速度制御も自由に制
御される。
更に、ターンローラ32等の反転搬送機構31ないしは
排出搬送装置4Jの一部を駆動させる第3モータ85が
設けられている。この第3モータ85の軸−トのモータ
歯車86に噛合さぜた歯車87の軸」二にはプーリ88
が設けられている。このプーリ88にはターンローラ軸
32a上のプーリ89、搬送ローラ(下部側) 1fl
l145 a、 46 a。
47a−ヒに設けたプーリ90,9]、−,92との間
に押圧ガイドローラ93を介してタイミングベルト94
が掛は渡されている。この場合も、ターンローラ32等
の駆動速度は第3モータ85の回転数を変える二とによ
り速度変換がなされる。
又、スイッチバック反転搬送機構49及び排出ローラ4
8等に対する第4モータ95が設けられている。この第
4モータ95の軸上のモータ歯車96により回転される
歯車97の軸」−にはプーリ98が設けられ、ターンロ
ーラ軸50a上のプーリ99との間にベルト100が掛
は渡されている。
又、このプーリ98にはローラ軸61a、排出ローラ軸
48a上のプーリ101,102との間にもベルト10
3が掛は渡されている。これらのターンローラ50、排
出ローラ48等も第4モータ95の回転数を変えること
により速度変換がなされる。
なお、前記反転搬送機構31のターンローラ32とスイ
ッチバック反転搬送機構49のターンローラ50との間
の距離は、通紙される最大原稿(例えば、A3縦サイズ
)長より長い距離分離して設置されている。又、シート
スルー位置P、とプルアウトローラ27,28との間の
距離も最大原稿長よりも長く設定されている。
このような構成において、最初に原稿供給台18上に積
載セツトシた原稿20についての給紙動作について説明
する。原稿面を下向きとして頁順に原稿20をセットし
、複写機本体10側のコピー釦をオンさせると、一群の
原稿20を仕切るための仕切板1−66用のモー)31
.67がオンして、仕切板166が原稿2C)l二にセ
ットされる。そして、第1モータ70が駆動し、呼出し
コロ23、分離ローラ25により最下位紙の原稿2oが
1枚だけ分離給紙され、プルアウトローラ27,28側
に送られる。その後は、プルアウトローラ27゜28及
び搬送ベルト16により・コンタクトガラス1]上を搬
送される。ここに、速度関係としては、例えば分離ロー
ラ25は約500mm/s、プルアウトローラ27,2
8及び搬送ベルト16は約750〜800mm/sなる
速度に設定される。
このような分離給紙動作は各種動作モードに共通に行な
われるものであり、以後の各種モードの動作について説
明する。まず、シートスルーコピーモード(RADFモ
ード)について説明する。
このモードは、例えばコピー後処理にフィニッシャやド
ギーテールを用い、原稿とコピーとの関係が1:1なる
状態を繰返す場合に選択される。このモードにあっては
、露光光学系64は従動ローラ14側の押圧ローラ15
直下位置に停止する。
このような位置では原稿20が押圧ローラ15によりコ
ンタクトガラス11面上に押え付けられる状態で搬送さ
れるので、原稿浮きがなく、露光結像に際してジターな
どの画像ムラを生ずることがない。そして、搬送ベルト
16によりコンタクトガラス]1−1−に搬送されてき
た原稿20の先端がレシストセンサ65により検知され
ると、搬送ベルト16による搬送速度は高速から低速に
変換されるとともに、複写機本体10内の転写紙給紙な
どとのタイミング同期がとられ、シートスルーコピーの
準備段階となる。この時、シートスルー露光位置P3 
に原稿20の先端が到達した段階では、後端はプルアウ
トローラ27,28を抜は出ている。このようにシート
スルー露光位置P3が搬送ベルI・16の左端側に設定
されているので、シートスルーコピー用の搬送を搬送ベ
ル[・16により行なう際には、分離ローラ25やプル
アウトローラ27,28による分離圧等の負荷の影響の
ない状態で、一定速度にて搬送させながら露光でき、こ
の点でもジター等のない良好なる画像が得られる。
一方、このように搬送ベルト16により搬送されながら
露光に供される原稿20の先端は、コンタクトガラス1
1上から反転経路35、排出経路40側に進行する。こ
の際、ター・ンローラ32ないしは搬送ローラ45,4
6./1.7は搬送ベルト】6と同等の速度又は僅かに
遅い速度にて駆動される。よって、ターンローラ32等
が原稿20を引張ることなく、搬送ベルト16により規
制される一定速度にてコンタクトガラス11上を搬送さ
れる。
このような原稿20の搬送が進み、原稿先端がターンロ
ーラ50付近に至ると、このモード時には切換え爪54
がターン経路51側を開放しているので、原稿20はタ
ーンローラ50周りを進行してRADFカバー42の]
二面を利用したスイッチバック放出路57上に向けて進
行する。この時には、原稿後端は露光位置を抜は出てい
る。そして、この原稿後端がセンサ60により検知され
ると、ターンローラ5o等による搬送が停止するととも
に、このターンローラ50が逆転駆動される。
これにより、先端側がスイッチバック放出路57側に進
行していた原稿20はスイッチバック式に後端側からタ
ーンローラ5oにより排出ローラ46側に向けて搬送さ
れる。この際、これらのローラ50,4.6は高速回転
しており、原稿20は排出ローラ48によって原稿供給
台18」二に放出排紙される。
ところで、後続原稿20の給紙について考える。
上述したように搬送ベルト16による搬送の下にシート
スルー露光に供されている先行原稿20の後端がセンサ
30を抜けたことが検知され、所定時間経過すると、第
1モータ70が駆動され、呼出しコロ23、分離ローラ
25により次の最下位の原稿20が1枚だけ分離給紙さ
れ始める。この後続原稿20の先端をセンサ30が検知
すると、プルアウトローラ27,28は低速駆動状態に
切換えられ、先行するコンタクトガラス11上の原稿後
端との間に一定の距離を保ちながらこのコンタクトガラ
ス11−にに送り込む。
このようにして、原稿供給台]8上に積載セットされて
いる原稿2oは最下位側のものから頁順に連続的にコン
タクトガラス11」二に送り込まれ、シートスルー露光
によるコピーに供され、次々と原稿供給台18上に頁順
に回収される。積載原稿の最終紙が給紙されると、仕切
板166が自重により落下回転することにより検知され
、その原稿の回収後に再びモータ167により最上位紙
」二にセットされ、次のサイクルの給紙に移行し、前述
した動作が必要コピ一部数分だけ繰返される。
なお、このようなシートスルーコピーモード時にあって
は、搬送ベルト16により原稿20を一定速度で搬送さ
せながら露光するが、二の際に、搬送ベルト16による
定速搬送状態を多段階に可変とさせれば、変倍コピーを
行なわせることもできる。
一方、原稿固定で露光光学系64が走査移動するスキャ
ニングコピーモード(ADFモード)は、=21− コピー後処理としてソータを用い、1枚の原稿につき複
数枚のコピーをとり、次の原稿のコピーに移行させると
いうような、原稿2oを繰返し通紙させたくないコピー
態様の場合に選択される。このモードにあっては、分離
給紙された原稿20は搬送ベルト16により高速でコン
タクトガラス11上を搬送され、その先端がレジストセ
ンサ65により検知されると、第2モータ79内のエン
コーダによる所定パルス数の制御による搬送ベルト16
の駆動が停止され、原稿20は所定位置に停止する。そ
して、露光光学系64による露光走査(必要コピ一枚数
分)を受けた後、搬送ベルト16の駆動が再開されて反
転搬送機構31を通り、排出経路40中を高速で進行す
る。ここに、このモードにあっては、原稿20を原稿供
給台18に回収して再給紙させる必要がないので、ター
ンローラ50周りのターン経路51を経てスイッチバッ
ク放出路57上に放出排紙される。つまり、RADFカ
バー42上面がトレイとして活用される。
この際、第1図中に仮想線で示すようにRADFカバー
42表面を覆う半透明アクリルなどによるスタックカバ
ー168を設け、排紙された原稿20を保護するように
してもよい。
ところで、原稿20としては、片面原稿と両面原稿とが
あり、各々の原稿の場合の処理について説明する。まず
、複数枚の片面原稿の場合には、第3図に示すように]
頁11 P l側が最下位側であって原稿面下向きの状
態で頁順に原稿供給台18」二にセットする。このよう
な状態で前述した如く、最下位の原稿20から1枚ずつ
順次コンタクトカラス11側に給紙搬送され、シートス
ルーコピー又はスキャニングコピーに供される。そして
、ターンローラ32、排出経路40を経て搬送される。
更に、シートスルーコピーモード時であれば、ターンロ
ーラ50周りを搬送され、スイッチバック放出路57に
てスイッチバックされ、排出ローラ48により放出回収
される。スキャニングコピーモード時であれば、スイッ
チバック放出路57」二に放出排紙される。このような
原稿2oに対し、複写機本体10内では感光体110に
対する転写紙111の給紙タイミングがとられて給紙制
御などがなされ、感光体1.10上の現像画像が転写紙
111に転写される。そして、このコピー済みの転写紙
111は排出ローラ112を通った後、反転部1]3中
に送られ逆送されてトレイ(図示せず)上に排紙される
ことにより、原稿20に対応してコピー面が下向きとな
って下から頁順となるような状態で排紙される。
ところで、片面原稿の場合、スイッチバック反転機構4
9を通して排紙させることにより、次ぎのようなメリッ
トも生ずる。まず、一般的なRADFを考えると、第7
図に示すように搬送ベルト2」二に原稿供給台を設置し
、原稿4をループ状の循環搬送路6にて順次搬送回収さ
せることになる。
この結果、原稿4は何回も循環搬送される間に循環搬送
路6の形状、ターンローラ7等の影響を受けて徐々にカ
ールしやすい状態となる。この結果、原稿供給台からの
はみ出し、ジャムの多発等の原因となり得る。しかるに
、本実施例によれば、第3図に示す原稿20の流れから
も判るように、ターンローラ32部分でのターン方向と
は逆方向にターンローラ50でターンさせた後で排出さ
せるので、カール癖が矯正されることになる。特に、こ
れらのターンローラ32,50はほぼ同径にて形成され
ているので、矯正効果は大であり、原稿供給台18に対
する回収性がよく、ジャム発生も軽減させ得る。
次に、複数枚の両面原稿について両面コピーする場合の
原稿2o、転写紙111の処理等について、第4図を参
照して説明する。この場合も最下位側から頁順となるよ
うに、原稿20を原稿供給台18」二にセットする。そ
して、コンタクトガラ−25= ス1]側への分離給紙は片面原稿の場合と同様になされ
る。但し、両面原稿であるので、コンタクトガラス11
」二では例えば下面が1頁目P1であり、上面が2頁目
P2なる状態でコピーに供される。そして、露光を受け
た後は、反転経路35側に送られる。この際、裏面であ
る2頁目P2側についてコピーする必要があるので、切
換え爪36は排出経路40側を閉じる状態に切換えられ
ている。これにより、原稿20はターンローラ32周り
を今度は逆送経路38中に入り込む。そして、搬送ベル
ト16も逆転駆動されることにより、原稿20は逆方向
からコンタクトカラス11−4二に再セットされる。こ
のような状態では2頁1」P2が下向きとなっており、
露光に供される。このような原稿20の搬送に対応して
、転写紙111も感光体1]○にて片面コピー後、反転
部]14にて反転逆送されて中間トレイ115上に一旦
排紙される。そして、この中間l・レイ115から給紙
コロ116、レジストローラ】17にて原稿20の移動
に同期させて再度感光体1 ]、 Oに給紙されて両面
コピーがなされる。両面コピー後は、転写紙111は排
出ローラ112を経て直接トレイ上に排紙される。一方
1両面が露光に供された原稿20は、反転経路35側に
向けて搬送されるが、今度は切換え爪36が切換えられ
ているので、排出経路40中を進行する。そして、ター
ンローラ50部分の切換え爪54はターン経路51、即
ちスイッチバック放出路57側への進行を阻止する状態
となっているので、原稿20は直進経路52を通って直
進的に進行し、排出ローラ48により原稿供給台18上
に排出される。これにより、両面原稿の回収状態は、セ
ット状態と同様となる。なお、スイッチバック放出路5
7上に放出排紙させると、頁順が狂う。
つまり、第3図と第4図との対比からも判るように、片
面原稿の場合と両面原稿の場合とでは搬送経路が異なる
が、各々の原稿に適した経路を切換え爪36.54によ
り選択できるため、無駄な経路を通さなくて済む。なお
、両面原稿の場合には、原稿20をコンタクトガラス1
1上に逆方向から戻す工程を含むため、シートスルーコ
ピーモードを選択することはできない。
何れにしても、本実施例によれば、シートスルーコピー
可能な頁順送りのRADF12構成としたので、原稿2
0を連続的に送りながらコピーすることでコピー間隔を
短縮させ、CPMを向」ニさせることができる。又、こ
のようなシートスルーコピーに限らず、ADFとして一
般的なスキャニングコピーモードも可能なため、コピー
態様の多機能化を図ることができる。又、何れのコピー
モードであっても、原稿20の搬送を制御するレジスト
センサ65の位置が分離給紙部とは最大原稿長身」−離
れているので、分離圧などの影響を受けない状態で搬送
ベルト16にて一定速度で搬送できる。よって、スルー
コピーモード時であれば、ジターなどのない良好なるコ
ピー画像が得られるとともに、転写紙先端との位置合わ
せの精度も向上する。又、スキャニングコピーモード時
にあっても、コンタクトガラス11」二での原稿停止位
置の精度を向上させることができる。又、両面原稿の場
合には、空送りもなく、最短搬送経路にて搬送処理する
ことができる。又、ターンローラ32゜50間の距離も
最大原稿長以上であるので、排出系の搬送負荷を軽減で
きる。更には、RADFカバー42上面をスイッチバッ
ク放出路57ないしは排紙l・レイとして利用できるの
で、例えば搬送経路中を繰返して通したくない原稿つい
てはここに排紙させることにより、痛めにくいものとす
ることができる。
効果 本発明は、上述したように構成したので、分離給紙部で
の搬送速度は分離作用を発揮させるために適正速度とさ
せるが、複数枚の原稿について頁順にコピー処理する際
に複写機本体側のコピー処理速度とマツチングするよう
に、排出側での原稿搬送速度を高速化して原稿を連続的
に搬送処理することができ、CPMを向上させることが
でき、この際、機械的負荷の軽い排出系で速度アップを
図っているので、トルク面及び騒音面でも支障がなく、
更にはコピー処理モードに応じて適正搬送経路を選択し
て原稿を処理することができ、例えば片面原稿コピ一時
であれば原稿停止・露光光学系スキャニングによるコピ
ーも露光光学系停止・原稿搬送によるシートスルーコピ
ーも選択自在であり、RADF型とADF型のモードも
自由であり、何回も通紙させたくない原稿の場合には装
置カバー上をトレイとして排紙させることもでき、一方
、両面原稿のコピ一時には露光部への再給紙は勿論可能
であり、かつ、無駄な空送りや無駄な通紙経路を通す必
要もなくなるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す側面図、第2図はその
駆動伝達系を示す概略側面図、第3図は片面原稿コピ一
時の通紙ルートを示す説明図、第4図は両面原稿コピ一
時の通紙ルートを示す説明図、第5図は従来例を示す両
面原稿コピ一時の通紙ルートの説明図、第6図は従来例
を示す片面原稿コピ一時の通紙ルートの説明図、第7図
は従来例を示すループ状通紙ルートの説明図である。 ]]・・・コンタクトガラス、17・・ベルト搬送機構
、18・・・原稿供給台、19・・・分離給紙機構、2
0・・・原稿、3]・・反転搬送機構、36・・・切換
え爪(第1切換えゲート装置)、38・・・逆送経路、
40・・排出経路、41・・・排出搬送装置、42・・
R’AD Fカバー(装置カバー)、49・・・スイッ
チバック反転搬送機構、54・・切換え爪(第2切換え
ゲート装置)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 原稿面を下向きとして複数枚の原稿を積載セットさせる
    原稿供給台と、この原稿供給台上の原稿を最下位紙より
    1枚ずつ分離して順に給紙させる分離給紙機構と、前記
    原稿について露光動作を行なう露光部に配設させた正逆
    転自在なベルト搬送機構と、このベルト搬送機構より搬
    送方向下流に配設させた反転搬送機構と、この反転搬送
    機構と前記原稿供給台上方とを結ぶ排出搬送装置と、こ
    の排出搬送装置の途中に前記原稿の露光部での停止先端
    位置より最大原稿長以上離れた位置に配設されて前記原
    稿供給台側へのスイッチバック排紙と装置カバー上面へ
    の直接排紙とが選択自在に設定されたスイッチバック反
    転搬送機構と、前記反転搬送機構通過後の搬送経路を再
    度露光部側に向けた逆送経路と排出経路側とを切換え選
    択する第1ゲート装置と、前記スイッチバック反転搬送
    機構の入口に設けられてこのスイッチバック反転搬送機
    構中への通紙を切換え選択する第2切換えゲート装置と
    からなることを特徴とする原稿自動循環給紙装置。
JP8354787A 1987-04-03 1987-04-03 原稿自動循環給紙装置 Pending JPS63252833A (ja)

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JP8354787A JPS63252833A (ja) 1987-04-03 1987-04-03 原稿自動循環給紙装置

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JP8354787A Pending JPS63252833A (ja) 1987-04-03 1987-04-03 原稿自動循環給紙装置

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JP (1) JPS63252833A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5120037A (en) * 1988-11-29 1992-06-09 Mita Industrial Co., Ltd. Automatic document feeder

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5120037A (en) * 1988-11-29 1992-06-09 Mita Industrial Co., Ltd. Automatic document feeder

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