JPS63251772A - 圧延設備における電気室内の風量調整制御装置 - Google Patents

圧延設備における電気室内の風量調整制御装置

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JPS63251772A
JPS63251772A JP8625487A JP8625487A JPS63251772A JP S63251772 A JPS63251772 A JP S63251772A JP 8625487 A JP8625487 A JP 8625487A JP 8625487 A JP8625487 A JP 8625487A JP S63251772 A JPS63251772 A JP S63251772A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は鉄・非鉄金属圧延設備の各種電気機器および圧
延機以外の補助機械を駆動する電動機を冷却する誘引フ
ァン群を収納した電気室に外気より取入れた冷却空気を
送風する押込送風機と誘引ファン群の回転数を制御して
電気室内の風量および風圧を補償する圧延設備における
電気室内の風!調整制御装置に関する。
(従来の技術) 鉄・非鉄金属圧延設備においては、運転制御に必要な各
種電気機器および圧延機以外の補助機械を駆動する電動
機を冷却する誘引ファン群が電気室に収納されている。
従って、圧延設備の運転時には各種電気機器から発生す
る熱により室内温度が上昇すると同時に電気機器自身の
熱により機器に使用されている絶縁物を劣化させる要因
となるため、電気室内の収納機器を冷却する必要がある
。因みに電気機器に使用されている絶縁物は温度が低い
場合でも時間の経過と共に劣化が進むが、温度が高くな
ると劣化速度が更に早くなる。
従来このような電気室の各種電気機器を冷却するには屋
外より外気を取入れ、外部と連通ずる電気室開口部に設
けられた押込送風機により電気室へ風を送込んで電気機
器を冷却するようにしている。
第3図は圧延設備の各種電気機器を収納した電気室と押
込送風機による送風経路の概略を示すものである。第3
図に示すように、電気室1内には圧延機を駆動する主電
動機として使用される直流電動機2、エアコンによる冷
暖房設備を備えたコンピユータ室3、交流盤4がそれぞ
れ設置され、また電気室1の地下には変圧器5.リアク
トル6゜しゃ断器7等の電気機器が設置されている。こ
のような電気室1の外壁に複数台の押込送風機8が設け
られ、エアフィルター9を通して導入された外気を電気
室1の地下に送風し、ここで各種の電気機器と熱交換さ
れた空気は電気室1内に導入され、一部は排気用換気扇
10により外部に排気され、他の一部は排気用換気扇1
1により電気室隣の建屋12内に排気されるようになっ
ている。また、電気室1の地下に導入された風の一部は
メイクアップフィルター13を通して主機電動Fa直下
に設けられた熱交換室14内に導入され、ここで熱交換
された風は主機冷却用ファン15により直流電動機2内
に導入して整流子部分を冷却した後、整流子用排気換気
扇16により建屋12の地下に排気されている。さらに
建屋12内に設置されている圧延機以外の補助機械を駆
動する補機電動機群17に対しては電気室1の地下と建
屋12の地下との仕切壁に取付けられた誘引ファン群1
8により電気室1の地下に導入された風の一部を埋設風
管19を通して機内に送込んで冷却するようにしている
ところで、このような電気室内の各種機器を冷却風によ
り冷却するにあたっては、押込送風機も誘引ファンもそ
の風量は調整されておらず、当初の計画基準である10
0%実効値(RMS)負荷として決定された設備台数を
一定の商用周波数のもとで運転している。まれに電気室
の外気温度を考慮して例えば夏季と冬季に分けて押込送
風機の風量を調節せずに誘引ファンの台数を選択して運
転するだけである。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、このような電気室の各種電気機器を風冷部する
冷却システムでは1010096R負荷として決定され
た台数骨の押込送風機および誘引ファン群が常時運転さ
れ、電気室の外気温度、主電動機並びに建屋内の補機電
動機群等の冷却風量が変化しても押込送風機の風量が制
御されないので、各種電気機器に対しては一般に過冷却
となる。
従って、消費電力も多くなり、省エネルギの点では全く
考慮されていない。また圧延機以外の補助機械を駆動す
る電動機としては、可変速調整が制御方式を含めて容品
であり、しかも投資効率、設置面積から言って最も効率
的な直流電動機が主に使用されているが、この直流電動
機を前述したような過冷却の雰囲気で使用されると、特
に直流機で保守の面倒な整流部分がチャタリングを起こ
し、カッパドラッキングの原因になる。
そこで、本発明は電気室の各種電気機器を最適状態で運
転できると共に省エネルギ化を図ることができる圧延設
備における電気室内の風量調整制御装置を提供すること
を目的とする。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 本発明はかかる目的を達成するため、電気室に設置され
た鉄・非鉄金属圧延設備の主電動機を含む各種電気機器
および電気室隣の建屋に設置された圧延機以外の補助機
械を駆動する電気室隣の建屋側の補機電動機群を冷却す
る誘引ファン群と、外部空気を取込んで前記電気室の各
種電気機器を冷却する複数台の押込送風機とで構成され
た電気室風冷設備において、前記圧延設備の圧延スケジ
ュール、圧延パラメータおよび非圧延素材製品データを
もとに全電動機の実効値負荷容量を推定演算する第1の
演算手段と、この第1の演算手段で求められた各補機電
動機の実効値負荷容量に基き冷却に必要な推定送風量を
演算する第2の演算手段と、前記第1の演算手段で求め
られた全電動機の実効値負荷容量に基き前記電気機器の
発生熱量を求めると共に外気温度により送風量を演算す
る第3の演算手段と、前記第2の演算手段で求められた
推定送風量に基いて各補機電動機を冷却する誘引ファン
群のグループ単位毎に必要な風量を演算すると共に前記
補機電動機群の温度検出値が所要温度上昇限度を越えて
いると判定されると前記風量を補正して補機電動機群を
冷却する誘引ファン群の回転数を制御する第4の演算手
段と、前記第3の演算手段および第4の演算手段の演算
結果から値の大きい方の風足を判定すると共に前記電気
室内の温度検出値から各機器の温度上昇が所要限度を越
えたことを判別すると前記判定風量を補正して電気室押
込送風機の回転数を制御する判定および修正演算手段と
を備えたことを特徴としている。
(作用) したがって、このような圧延設備における電気室の風量
調整制御装置にあっては圧延設備の運転スケジュールか
ら負荷を予測し、且つこの予測値と外気温度の設備計画
との差および制約条件を考慮して押込送風機および誘引
ファン群の風量。
風圧を調整すべく回転数が制御されるので、常に電気室
内の各種電気機器および建屋内の補機電動機群を最適状
態で運転することが可能となり、また省エネルギー化に
大きく寄与することが可能となる。
(実施例) まず、本発明による圧延設備における電気室の風量調整
制御装置の実施例を説明する前に、本発明の基本的な考
え方について述べる。
第3図に示した電気室の風冷却系統をフロー的に表わす
と第2図のようになる。つまり、屋外21より外気を取
入れてエアフィルタ9により汚れ、塵等を除去した後、
押込送風機8により電気室1へ風を送込み、電気室内の
各種電気機器を冷却して所定の温度上昇内にすると共に
電気室内圧を一定の正圧として外気からの逆流を防いで
いる。
また、電気室1に押込んだ風は主電動機2を冷却するメ
イクアップフィルタ13、補機電動機17を冷却するた
めの誘引ファン群18および電気室1の換気のための排
気用換気扇10.11により屋外21.プラント側建屋
(ミルヤード)12に排出されている。
したがって、このような風冷却系統おいて、電気室1の
押込送風機8の風足、風圧は下記要因により決定される
(1)電気室1の外気温度と電気室1内の各8電気機器
の温度上昇限度、各種電気機器からの発生熱量から決ま
る風量 (2)電気室1より排出する風量 (3)電気室1内の圧力をある一定の正圧とするがあり
、押込送風機の風量は(1)項又は(2)項で計算した
風量の両者の大きい方で決定し、風圧は(2)の結果を
ベースに(3)項を考慮し決定される。
前記風量決定要因の(1)項は電気室1からの排出風、
つまり各tTf電気機器の温度上昇限度と外気温度の差
により決り、電気室1内の空気温度が一定値以上に異常
上昇しないように送風量を決定する。ここで、電気室1
内に設置される機器の発生熱は負荷に応じて変わる部分
(電力変換器。
電力機器等)と、一定発生熱の部分(制御電源発生熱等
)とに分けられる。また前記(2)項の電気室1より排
出する風量は補機電動機群の補機冷却送風量が決定要因
であり、その風量は負荷によって決定される。
そこで、本発明では負荷の予測を圧延スケジュールより
求め、また押込送風機および誘引ファンの必要風量を負
荷に応じて次のような演算により決定される。
押込送風機の必要送風量QAは外気温度T。
との間に(1)式のような関係がある。
ここで、QA:必要冷却風量(m3/m1n)W:電気
室内の機器発生ロス(kw)、r:空気比重量(kg/
m3) 、Cp :空気の低圧比熱(kca 1/kg
・’ C) 、TI:屋外温度、To:排出温度である
また、電気室内の機器発生ロスWは負荷に応じた発生ロ
スwfと固定ロスwgとに表わせる。
W■w f + w g        ・・・・・・
(2)次に誘引ファンの必要風mは補機電動機の負荷に
より決定され、また風圧は補機電動機より要求される必
要風圧にファンまでの途中配管による圧力ロスおよび余
裕を見て捕機電動機群を何台かのグループに分けて冷却
している。また補機電動機の負荷は拐料を加工および搬
送する機械、つまり負荷が圧延スケジュールにより変わ
るものと機械を所定の位置に移動させるもの、つまり負
荷一定のものとに分けられ、補機冷却送風量QHは圧延
スケジュールによって決定される風m Q sと固定部
分の風fnQfとに分けられ、各グループCド位の誘引
ファンの必要風量を決定することができる。
次に−F記した本発明の基本的な考えに基く一実施例に
ついて第1図を参照して説明する。第1図に示すように
電気室の風m調整制御装置は、第1の演算手段31、第
2の演算手段32、第3の演算手段33、第4の演算手
段34、判定および條正演算手段35から構成される。
第1の演算手段31は製品データ(板厚、板幅、板長さ
)40.素材データ(板厚、板幅、仮長さ)41.圧延
スケジュール(速度、圧下量、材種)42.圧延パラメ
ータ(板温度、圧延ピッチ、サイクル)43を入力情報
として全電動機のRMS負荷容量を算出するものである
。つまり、各電動機のRMS負荷RMSiは RMSi=f (Wl、W□、を工、t□。
Ll、Lg、v、Red、G。
TS、P、Cy)    ・・・・・・(3)で表わす
ことができる。
但し、Wl:素材重量、 Wo =製品荷重。
tI:素材厚又は入側厚、to:製品厚又は出側厚、L
I 二素材長、Lg:製品長、■=圧延速度。
Red:圧下率(tt  to)/l!、G:材種。
7S、板温度、P:圧延ピッチ、CM:サイクルここで
、上記(3)式はRMSiを一般的な影響因子で表わし
たものであるが、その具体的な例を示すと次の通りであ
る。
例えば主電動機の必要動力りは L−A/η争Gv/R で表わすことができる。但し、η:機械効率。
G:圧延トルク、v:圧延速度、R:圧延ロール半径で
ある。
また、Gは G−aF(a:)ルク係数。
F:圧延荷重)である。
さらに、Fは F=kfmb  R’  (TI−To  Qpである
ここで、Qp、kfmは圧延理論で使われる記号で、実
用に供されている近似解としては下記のようなものが一
般式の例として示されている。
Qp−A+BRed+CfrTゴ +BRed*J]=11− 但し、A、B、Cは定数である。
また、k fm−Fe εDe’ ε 但し、ε:ひずみ、ε″:ひずみ速度である。
Fc−exp  [)、126−1.75C+0.59
4C2+ (2,851+ 2.968C−1,120C2)/Tslここで、Cは
材種の要因で炭素含有量をベースにしたものであり、鉄
の熱間圧延機の変形抵抗が簡易式の一例である。尚、R
゛はロール偏平半径であり、ここでは直接関係がないの
で省略する。
上記で加減速時のトルク GD2dN/d t×2(加
減速を同じとして) で決定される加減速パワーをLa
cc/DEC,加減速に要する時間をt a c c 
/ D E Cとし、また圧延時間を圧延材LI、圧延
速度Vで定常時に圧延されたときの圧延ピッチをPとす
ると、主電動機のRMS負荷RMSiは となる。
上記では第1の演算手段31において、主電動機に対す
るRMS負荷を演算する場合について述べたが、他の各
電動機に対しても前述同様にRMS負荷を演算するもの
である。
第2の演算手段32は第1の演算手段31で求められた
全電動機のRMS負荷容量うち各補機電動機のRMS負
荷に基いて各補機電動機の必要冷却量を演算するもので
ある。即ち、補機電動機17は圧延材を加工するものと
搬送するもの、機械を移動するものの3ケースに分けら
れ、前者の2ケースは(1)式に示される内容により第
1の演算手段31で求められるRMS値が変化し、後者
のケースは固定負荷となる。したがって、第2の演算手
段32では固定負荷に対しては固定負荷テーブルに各電
動機毎に必要風量を記憶しておき、変動負荷に対しては
第1の演算手段31により(1)式をもとに算出された
各補機電動機のRMS負荷容量により各電動機毎に用意
されたR M S n対必要風量データ特性から必要特
性風量を抽出する。
第3の演算手段33は第1の演算手段31で演算された
全電動機のRMS負荷容量に基き電気室内の各収納機器
の構成要素毎に該当する機器の熱ロスを演算し、その余
熱ロスと外気温度検出器44で検出された外気温度から
冷却風量を算出するものである。この場合、熱ロスを算
出するに際しては対象とする駆動機器が固定RMS負荷
のものおよび制御電源構成機器の如く一定負荷で運転さ
れるものは固定熱ロスwg (kw)として算出し、ま
たRMS負荷リンク分の収納機器に対してはその構成機
器(変圧器、リアクトル、交流盤。
電力変換器等)毎に熱ロスを計算してそのトータル熱ロ
スwf (kw)を算出(この変動RMSの中には電気
室押込送風機の熱ロスも含まれる)する。そして、この
ように算出された固定熱ロスwg、RMSリンク分熱ロ
スwfおよび外気温度検出器44で検出された外気温度
TI、収納機器の温度上昇限度Toより前記(1)式に
基いて電気室収納機器の必要冷却風量QAを算出する。
第4の演算手段34はグループ別誘引ファン風量算出手
段34a、風量目標値演算手段34bを備えており、グ
ループ別誘引ファン風量算出手段34aは第2の演算手
段32から得られる各補機電動機の必要風量固定負荷相
当分Q ’f nおよびRMS負荷負荷9脅2 各誘引ファンの風量Qunを算出し、風量目標値演算手
段34bはグループ別誘引ファン風量算出手段34aで
算出された各誘引ファンの風量Qonをもとに誘引ファ
ン18の特性データから風量,風圧を満足する特性を判
断して風量目標値を算出し、この風量目標値を誘引ファ
ン18の駆動電動機18aを制御するVVVF制御装置
46に回転数基準信号として与える。この場合、グルー
プ別誘引ファン風量算出手段34aで各誘引ファンの風
WQu nを算出するにあたっては、補機電動機群温度
監視装置34cに補機電動機温度検出器45で検出され
た温度検出信号を入力して補機電動機群の温度を監視し
、該当電動機が温度許容限度を越えないように補正手段
34dにより補正量(1+α)を求めてグループ別誘引
ファン風量算出手段34aに与え、各誘引ファンの風量
Qonを(1+α)倍にしている。
判定および修正演算手段35は判定手段35aで第3の
演算手段33により算出された電気室収納機器冷却のた
めの必要風fa Q p,と第4の演算手段34により
算出されたグループ別誘引ファン風Q Q oとを比較
判定し、その値の大きい方を押込送風機目標値設定手段
35bに与えて押込送風機の目標値としている。この場
合、目標値を設定するにあたっては電気室温度監視装置
35cに電気室温度検出器47で検出された温度検出信
号を入力して電気室内の温度を監視し、電気室内の温度
が許容限度を越えないように補正手段35dにより求め
られた補正ff1(1+β)を押込送風機目標値設定手
段35bに与えて目標値を(1+β)倍にしている。そ
して、この目標値設定手段35bで設定された目標値を
もとに内圧判゛定手段35eにより電気室内圧が一定値
か否かを(4)式によりチェックし、内圧一定であれば
押込送風機8の駆動電動機8aを制御するVVVF制御
装置48に押込送風機8の特性データより風量、風圧を
満足する特性を判断して回転数基準出力を与える。。
ここで、電気室内圧は ΔpE P−p−ΔP、−ΔP L  −−(4)但し
、  P:送風機風圧(mmAg)ΔPF:フィルタお
よびフィルタ前 ルーバ損失(IInAg) ΔPL二通気抵抗 このように本実施例では第1の演算手段31により製品
データ、素材データ、圧延スケジュールおよび圧延パラ
メータをもとに全電動機のRMS負荷容量を求め、また
第2の演算手段32により各補機電動機の必要冷却量を
固定負荷に対しては予め用意されたテーブルから抽出し
、変動負荷に対しては第1の演算手段31で求められた
補機電動機群のRMS負荷容量をもとに各電動機毎に定
められたRMSn対必要風量データ特性により必要冷却
風量を抽出し、さらに第3の演算手段33により第1の
演算手段31で求められた全電動機のRMS負荷容量を
もとに電気室内の各収納機器の熱ロスを固定負荷と変動
負荷に分けてそれぞれ算出し、これら固定熱ロスとRM
Sリンク分熱ロスおよび外気温度、収納機器の温度上昇
限度をもとに(1)式により電気室収納機器の必要冷却
風量を算出する。そして、第4の演算手段34では第2
の演算手段32で算出された各補機電動機の必要風量を
もとにグループ別に各誘引ファン18の風量を算出する
と共に誘引ファン18の特性データにより風量、風圧を
満足する風量目標値を算出して誘引ファン18の回転数
を制御し、誘引ファン18から所定風量が得られるよう
にしている。また、判定および修正演算手段35では第
3の演算手段33により算出された電気室冷却のための
必要風量と第4の演算手段34で求められたグループ別
誘引ファン風量とを比較して大きい値の方を押込送風機
の目標値とすると同時にこの目標値が電気室内圧が一定
値であるか否かをチェックして内圧一定であれば押込送
風機8の回転数を制御し、押込送風機8から所定風量が
得られるようにしている。
したがって、押込送風機8の風量および誘引ファン18
の風量が電気室内の各収納機器の発生熱ロスおよび各駆
動機の負荷に応じて制御されるので、対象冷却機器が常
に快適な状態で運転することができ、また各送風機の動
力が風量の3乗に比例することから大幅な省エネルギー
化を図ることができる。
さらに、押込送風機8の送風量および誘引ファン18の
送風量は第1の演算手段31の圧延スケシュ・−ルに基
いて求めているが、誘引ファン18の送風量に対しては
補機電動機群の温度を監視して許容限度を越えないよう
に補正しており、また押込送風機8の送風量に対しても
電気室内の温度を監視して許容限度を越えないように補
正しているので、実圧延時の実負荷にマツチした風量制
御が可能となる。
[発明の効果] 以上述べたように本発明によれば、圧延設備の運転スケ
ジュールから負荷を予測し、且つこの予測値と外気温度
の設備計画との差および制約条件を考慮して押込送風機
および誘引ファン群の風量、風圧を調整すべく回転数を
制御するようにしたので、常に電気室内の各種電気機器
および建屋内の補機電動機群を最適状態で運転すること
ができ、ると共に省エネルギ化を図ることができる圧延
設備における電気室内の風量調整制御装置を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による圧延設備における電気室内の風量
調整制御装置の一実施例を示すブロック構成図、第2図
は本発明を説明するための電気室の風冷部系統図、第3
図は圧延設備における電気室内の各種電気機器を風冷部
するための具体例を示すシステム構成図である。 8・・・押込送風機、18・・・誘引ファン、31・・
・第1の演算手段、32・・・第2の演算手段、33・
・・第3の演算手段、34・・・第4の演算手段、34
a・・・グループ別誘引ファン風量算出手段、34b・
・・風量目標値演算手段、34c・・・補機電動機群温
度監視装置、34d・・・補正手段、35・・・判定お
よび修正演算手段、35a・・・判定手段、35b・・
・押込送風機目標値設定手段、35c・・・電気室温度
監視装置、35d・・・補正手段、35e・・・内圧判
定手段。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 電気室に設置された鉄・非鉄金属圧延設備の主電動機を
    含む各種電気機器および電気室隣の建屋に設置された圧
    延機以外の補助機械を駆動する電気室隣の建屋側の補機
    電動機群を冷却する誘引ファン群と、外部空気を取込ん
    で前記電気室の各種電気機器を冷却する複数台の押込送
    風機とで構成された電気室風冷設備において、前記圧延
    設備の圧延スケジュール、圧延パラメータおよび非圧延
    素材製品データをもとに全電動機の実効値負荷容量を推
    定演算する第1の演算手段と、この第1の演算手段で求
    められた各補機電動機の実効値負荷容量に基き冷却に必
    要な推定送風量を演算する第2の演算手段と、前記第1
    の演算手段で求められた全電動機の実効値負荷容量に基
    き前記電気機器の発生熱量を求めると共に外気温度によ
    り送風量を演算する第3の演算手段と、前記第2の演算
    手段で求められた推定送風量に基いて各補機電動機を冷
    却する誘引ファン群のグループ単位毎に必要な風量を演
    算すると共に前記補機電動機群の温度検出値が所要温度
    上昇限度を越えていると判定されると前記風量を補正し
    て補機電動機群を冷却する誘引ファン群の回転数を制御
    する第4の演算手段と、前記第3の演算手段および第4
    の演算手段の演算結果から値の大きい方の風量を判定す
    ると共に前記電気室内の温度検出値から各機器の温度上
    昇が所要限度を越えたことを判別すると前記判定風量を
    補正して電気室押込送風機の回転数を制御する判定およ
    び修正演算手段とを備えたことを特徴とする圧延設備に
    おける電気室内の風量調整制御装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008035659A (ja) * 2006-07-31 2008-02-14 Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial System Corp 電動機駆動装置
CN109807186A (zh) * 2018-12-21 2019-05-28 太原重工股份有限公司 连轧管机组控制系统及方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008035659A (ja) * 2006-07-31 2008-02-14 Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial System Corp 電動機駆動装置
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