JPS63251120A - シエ−ビング加工方法 - Google Patents
シエ−ビング加工方法Info
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- JPS63251120A JPS63251120A JP8305487A JP8305487A JPS63251120A JP S63251120 A JPS63251120 A JP S63251120A JP 8305487 A JP8305487 A JP 8305487A JP 8305487 A JP8305487 A JP 8305487A JP S63251120 A JPS63251120 A JP S63251120A
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- Japan
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- cutter
- work
- gear
- motor
- shaving
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Links
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- 238000003672 processing method Methods 0.000 claims description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 9
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 9
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 8
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 4
- 238000007493 shaping process Methods 0.000 description 2
- 238000007514 turning Methods 0.000 description 2
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- PCHJSUWPFVWCPO-UHFFFAOYSA-N gold Chemical compound [Au] PCHJSUWPFVWCPO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000010931 gold Substances 0.000 description 1
- 229910052737 gold Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Gear Processing (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分計〉
本発明はクラウニングギヤ、テーパギヤ等を加工するシ
ェービング加工方法に関する。
ェービング加工方法に関する。
〈従来の技術〉
ホブ切りやシェーパ切りで歯が歯筋方向にストレートに
加工された歯車を、歯面にふくらみを持たせたクラウニ
ングギヤ又は歯厚を歯筋に沿って減少させたテーパギヤ
に仕上げるには、シェービング盤が用いられろ。従来の
シェービング盤におけるこれらの加工方法の説明図を表
わす第6図に示すように、従来はワークテーブル11を
テーブル支点軸12を中心として揺動自在に支持すると
共にその一端をガイドレール13上に摺動自在に係合さ
せ、ワーク歯車14をワークテーブル11にその中心が
テーブル支点軸12の上方に位置するように支持する。
加工された歯車を、歯面にふくらみを持たせたクラウニ
ングギヤ又は歯厚を歯筋に沿って減少させたテーパギヤ
に仕上げるには、シェービング盤が用いられろ。従来の
シェービング盤におけるこれらの加工方法の説明図を表
わす第6図に示すように、従来はワークテーブル11を
テーブル支点軸12を中心として揺動自在に支持すると
共にその一端をガイドレール13上に摺動自在に係合さ
せ、ワーク歯車14をワークテーブル11にその中心が
テーブル支点軸12の上方に位置するように支持する。
いま、ガイドレール13を適当に傾斜させた状態でワー
クテーブル11を図中左右方向(ワーク歯車14の歯筋
方向)に移動させろと、ワークテーブル11の端部がそ
のガイドレール13に沿って上下することでワークテー
ブル11がテーブル支点軸12を中心に揺動し、それに
よってワーク歯車14の中心から軸線方向に離れるにし
たがってシェービングカッタ15の切込量が太き(なる
ことによって歯厚が減少し、クラウニングが施される。
クテーブル11を図中左右方向(ワーク歯車14の歯筋
方向)に移動させろと、ワークテーブル11の端部がそ
のガイドレール13に沿って上下することでワークテー
ブル11がテーブル支点軸12を中心に揺動し、それに
よってワーク歯車14の中心から軸線方向に離れるにし
たがってシェービングカッタ15の切込量が太き(なる
ことによって歯厚が減少し、クラウニングが施される。
一方、ガイドレール13を水平にし、それをテーブル支
点軸12よりも上方(又は下方)に位置させろと、ワー
クテーブル11が傾斜し、上方に傾斜した側の切込量が
大きくなり、テーパギヤが加工される。
点軸12よりも上方(又は下方)に位置させろと、ワー
クテーブル11が傾斜し、上方に傾斜した側の切込量が
大きくなり、テーパギヤが加工される。
第7図は従来のこの種のクラウニング・テーパ加工装置
の具体例の概観斜視図である。
の具体例の概観斜視図である。
第7図に示すように、ワークテーブル11はコラム16
上に載置された支え台17にテーブル支点軸12によっ
てその中央部分を揺動自在に支持される。このワークテ
ーブル11の一端にはブラケット18が固定され、その
ブラケット18に軸19が軸方向移動自在且つその軸回
9に回動自在に支持されている。
上に載置された支え台17にテーブル支点軸12によっ
てその中央部分を揺動自在に支持される。このワークテ
ーブル11の一端にはブラケット18が固定され、その
ブラケット18に軸19が軸方向移動自在且つその軸回
9に回動自在に支持されている。
軸19の端部には一対のローラ20が取付けられていて
、これらのローラ20でガイドレール13を上下から転
勤自在に挟持するようになっている。一方、コラム16
側面にはガイド21が固定され、このガイド21に支軸
22が上下位置調整可能に支持される。さらに、支軸2
2には支点軸23が水平方向の軸回りにその回動位置を
調節できるように支持されており、この支点軸23の先
端に前記ガイドレール13が固定されている。
、これらのローラ20でガイドレール13を上下から転
勤自在に挟持するようになっている。一方、コラム16
側面にはガイド21が固定され、このガイド21に支軸
22が上下位置調整可能に支持される。さらに、支軸2
2には支点軸23が水平方向の軸回りにその回動位置を
調節できるように支持されており、この支点軸23の先
端に前記ガイドレール13が固定されている。
而して、支点軸230回動位置の調節によりガイドレー
ル13の傾斜角度を変えることでクラウニング加工がな
され、ガイドレール13を水平にして支軸22の上下方
向の位置を調節することによりテーパ加工がなされる。
ル13の傾斜角度を変えることでクラウニング加工がな
され、ガイドレール13を水平にして支軸22の上下方
向の位置を調節することによりテーパ加工がなされる。
〈発明が解決しようとする問題点〉
上述したような従来の装置においては次のような問題点
があった。
があった。
(1) クラウニングギヤ又はテーパギヤを加工する
場合、それぞれに段取替作業を行わなければならず、多
くの作業工数が必要であった。すなわち、前述のように
クラウニング加工のときはガイドレール13を所要角度
に傾斜させ、またテーパ加工のときはガイドレール13
を水平にすると共に支軸22を所要の高さに位置させな
ければならず、これは従来、人手作業により行われてお
り、しかもワークテーブル11の重量を支えるべくそれ
らを強固に締結しているクランプボルトを緩めたり締め
たりする煩雑な重労働作業を伴うものであった。尚、こ
れらガイドレール13の傾動及び支軸22の上下動を各
々NC@御して自動段取替を企図することも可能である
が、それにはさらに2つのNC軸が必要とされる。
場合、それぞれに段取替作業を行わなければならず、多
くの作業工数が必要であった。すなわち、前述のように
クラウニング加工のときはガイドレール13を所要角度
に傾斜させ、またテーパ加工のときはガイドレール13
を水平にすると共に支軸22を所要の高さに位置させな
ければならず、これは従来、人手作業により行われてお
り、しかもワークテーブル11の重量を支えるべくそれ
らを強固に締結しているクランプボルトを緩めたり締め
たりする煩雑な重労働作業を伴うものであった。尚、こ
れらガイドレール13の傾動及び支軸22の上下動を各
々NC@御して自動段取替を企図することも可能である
が、それにはさらに2つのNC軸が必要とされる。
(2) クラウニング・テーパ加工装置は複雑な構造
であり、製作するのにコスト高になっていた。
であり、製作するのにコスト高になっていた。
(3) クラウニング・テーパ加工装置はワークテー
ブル11の下部に位置しているため、機械の剛性を低下
させる原因となっており、加工精度の低下に繋がある。
ブル11の下部に位置しているため、機械の剛性を低下
させる原因となっており、加工精度の低下に繋がある。
本発明は、このような従来の問題点を解決するものであ
り、クラニング・テーパ加工装置を用いることなくクラ
ウニングギヤやテーパギヤの加工を可能とし、装置を複
雑化することなく、高能率且つ高精度に歯車の加工を行
うことのできるシェービング加工方法を提供することを
目的としている。
り、クラニング・テーパ加工装置を用いることなくクラ
ウニングギヤやテーパギヤの加工を可能とし、装置を複
雑化することなく、高能率且つ高精度に歯車の加工を行
うことのできるシェービング加工方法を提供することを
目的としている。
く問題点を解決するための手段〉
上述の問題点を解決する本発明にかかるシェービング加
工方法は、シェービングカッタ ゛とワーク歯車を
その歯筋方向に沿って相対移動させるに際し、該歯筋方
向位置に対応して該シェービングカッタの該ワーク歯車
に対する切込量をNC制御することを特徴とする。
工方法は、シェービングカッタ ゛とワーク歯車を
その歯筋方向に沿って相対移動させるに際し、該歯筋方
向位置に対応して該シェービングカッタの該ワーク歯車
に対する切込量をNC制御することを特徴とする。
く作 用〉
ワーク歯車の歯筋方向中央部において切込量を最小とし
、両端部に行(に従ってシェービングカッタを接近させ
て切込量を漸増させるようにシェービングカッタの切込
軸をNC制御すると、クラウニングギヤが加工される。
、両端部に行(に従ってシェービングカッタを接近させ
て切込量を漸増させるようにシェービングカッタの切込
軸をNC制御すると、クラウニングギヤが加工される。
ワーク歯車の歯筋方向に一端から他端に移動するに従っ
て切込量を漸増又は漸減させるようにNC制御すると、
テーパギヤが加工される。
て切込量を漸増又は漸減させるようにNC制御すると、
テーパギヤが加工される。
く実 施 例〉
以下、本発明の実施例を図面により具体的に説明する。
第1図は本発明方法による加工方法の説明図、第2図は
その加工方法を実施し得るシェービング盤の概略正面図
、第3図はそのシェービング盤の駆動系統図である。
その加工方法を実施し得るシェービング盤の概略正面図
、第3図はそのシェービング盤の駆動系統図である。
第2図、第3図に示すように、ペッド31上に立設され
たコラム32にヘッドキャリア33が上下方向に移動自
在に支持される。ヘッドキャリア33にはラジアル送り
モータ34が固定されており、ラジアル送りモータ34
は歯車35を介してラジアル送りねじ36を回転させる
。このラジアル送りねじ36に螺合するナツト37はコ
ラム32に固定されており、従ってラジアル送りモータ
34の駆動回転によりヘッドキャリア33は上下方向に
位置決めされる。
たコラム32にヘッドキャリア33が上下方向に移動自
在に支持される。ヘッドキャリア33にはラジアル送り
モータ34が固定されており、ラジアル送りモータ34
は歯車35を介してラジアル送りねじ36を回転させる
。このラジアル送りねじ36に螺合するナツト37はコ
ラム32に固定されており、従ってラジアル送りモータ
34の駆動回転によりヘッドキャリア33は上下方向に
位置決めされる。
ヘッドキャリア33の下部にはカッタヘッド前後送り台
38が前後方向(第2図において紙面に垂直な方向)に
移動自在に支持されると共に、ヘッドキャリア33に固
定された前後送りモータ39に歯車40を介して回転駆
動される前後送りねじ41に螺合するナツト42がこの
カッタヘッド前後送り台38に固定されている。従って
、前後送すモータ39の駆動回転によりカッタヘッド前
後送り台38はヘッドキャリア33に対して前後方向に
位置決めされろ。
38が前後方向(第2図において紙面に垂直な方向)に
移動自在に支持されると共に、ヘッドキャリア33に固
定された前後送りモータ39に歯車40を介して回転駆
動される前後送りねじ41に螺合するナツト42がこの
カッタヘッド前後送り台38に固定されている。従って
、前後送すモータ39の駆動回転によりカッタヘッド前
後送り台38はヘッドキャリア33に対して前後方向に
位置決めされろ。
さらに、このカッタヘッド前後送り台38の下部には水
平面内で旋回可能にカッタヘッド43が取付けられてい
る。カッタヘッド43の上部にはウオームホイール44
が固定されていて、カッタヘッド前後送り台38に固定
された旋回用モータ45に歯車46を介して回転駆動さ
れるウオーム軸47がこのウオームホイール44に噛み
合っている。従って、旋回用モータ45の駆動回転によ
りカッタヘッド43は水平面内で旋回駆動される。
平面内で旋回可能にカッタヘッド43が取付けられてい
る。カッタヘッド43の上部にはウオームホイール44
が固定されていて、カッタヘッド前後送り台38に固定
された旋回用モータ45に歯車46を介して回転駆動さ
れるウオーム軸47がこのウオームホイール44に噛み
合っている。従って、旋回用モータ45の駆動回転によ
りカッタヘッド43は水平面内で旋回駆動される。
カッタヘッド43はシェービングカッタ48が取付けら
れる主軸49を軸支しており、カッタヘッド43の下部
に固定された主軸モータ50が歯車51を介して主軸4
1に連結され、この主軸モータ50の駆動によってシェ
ービングカッタ48が回転駆動されるようになっている
。
れる主軸49を軸支しており、カッタヘッド43の下部
に固定された主軸モータ50が歯車51を介して主軸4
1に連結され、この主軸モータ50の駆動によってシェ
ービングカッタ48が回転駆動されるようになっている
。
一方、カッタヘッド43の下方のペッド31上にはワー
クテーブル52が水平方向(第2図において左右方向)
に移動自在に支持されろ。ベッド31にはテーブル送り
モータ53が固定され、テーブル送りモータ53は歯車
54を介してテーブル送りねじ55を回転させるように
なっており、このテーブル送りねじ55に螺合するナツ
ト56がワークテーブル52に固定されている。従って
、テーブル送りモータ53の駆動回転によりワークテー
ブル52は左右方向に位置決めされる。また、ワークテ
ーブル52上には左右心押台57゜58が設置されてい
て、これらの心神台57゜58の間にワーク歯車59が
軸支されるようになっている。
クテーブル52が水平方向(第2図において左右方向)
に移動自在に支持されろ。ベッド31にはテーブル送り
モータ53が固定され、テーブル送りモータ53は歯車
54を介してテーブル送りねじ55を回転させるように
なっており、このテーブル送りねじ55に螺合するナツ
ト56がワークテーブル52に固定されている。従って
、テーブル送りモータ53の駆動回転によりワークテー
ブル52は左右方向に位置決めされる。また、ワークテ
ーブル52上には左右心押台57゜58が設置されてい
て、これらの心神台57゜58の間にワーク歯車59が
軸支されるようになっている。
上述のラジアル送りモータ34、前後送りモータ39、
旋回用モータ45、テーブル送りモータ53は各々図示
しないNO装置によってNC制御される。
旋回用モータ45、テーブル送りモータ53は各々図示
しないNO装置によってNC制御される。
第4図は一般的なシェービング加工(コンベンショナル
加工)の説明図であり、同図(a)はその平面図、同図
(blはその正面図である。
加工)の説明図であり、同図(a)はその平面図、同図
(blはその正面図である。
第4図に示すように、コンベンショナル加工では、シェ
ービングカッタ48をワーク歯車59に噛み合わせた状
態で主軸モータ50で回転させる。ここで、シェービン
グカッタ48のねじれ角はワーク歯車59のねじれ角と
異なるため旋回用モータ45により軸受差角γを持って
噛み合うようになされる。而して、シェービングカッタ
48とワーク歯車59を歯筋方向にA点とB点の間でテ
ーブル送りモータ53により相対移動させると共に、A
点及びB点でラジアル送りモータ34により徐々にステ
ップ状に切込みを与えることで、金歯幅に亘ってシェー
ビング加工が行われる。
ービングカッタ48をワーク歯車59に噛み合わせた状
態で主軸モータ50で回転させる。ここで、シェービン
グカッタ48のねじれ角はワーク歯車59のねじれ角と
異なるため旋回用モータ45により軸受差角γを持って
噛み合うようになされる。而して、シェービングカッタ
48とワーク歯車59を歯筋方向にA点とB点の間でテ
ーブル送りモータ53により相対移動させると共に、A
点及びB点でラジアル送りモータ34により徐々にステ
ップ状に切込みを与えることで、金歯幅に亘ってシェー
ビング加工が行われる。
ここで、本発明においてはシェービングヵツタ48とワ
ーク歯車59にその歯筋方向に相対移動させるに際し、
その相対位置に対応してシェーピングカッタ48のワー
ク歯車59に対する切込み量をNC制御する。すなわち
、テーブル送りモータ53によるワークテーブル52の
移動に応じ、ラジアル送りモータ34を作動させてシェ
ービングカッタ48を上下方向に位置調節する。これは
、テーブル送りモータ53とラジアル送りモータ34を
NC装置により同時2軸NC制御することによってなさ
れる。
ーク歯車59にその歯筋方向に相対移動させるに際し、
その相対位置に対応してシェーピングカッタ48のワー
ク歯車59に対する切込み量をNC制御する。すなわち
、テーブル送りモータ53によるワークテーブル52の
移動に応じ、ラジアル送りモータ34を作動させてシェ
ービングカッタ48を上下方向に位置調節する。これは
、テーブル送りモータ53とラジアル送りモータ34を
NC装置により同時2軸NC制御することによってなさ
れる。
第1図は本発゛明方法による加工の各種例を゛ 示して
いるが、同図において線図は、ワーク歯車59に対する
シェーピングカッタ48中心の移動軌跡を表わしている
。同図(alはA −8間の中央部でシェービングカッ
タ48を最も上方へ退避させて切込量を少な(すると共
に、前記移動軌跡が円弧を描くように両端部に行くに従
ってシェービングカッタ48をワーク歯車59に徐々に
近づけて切込量を漸増させるようにしたものである。こ
のようにすると、歯幅中心に関して対称なりラウニング
が加工される。また、同図(blに示すものは、歯幅の
左半分においてはシェービングカッタ48の切込量を一
定に保つと共に、右半分において端部に行くに従って前
記移動軌跡が円弧を描くようにシェービングカッタ48
をワーク歯車59に徐々に近づけて切込量を漸増させる
ようにしたものである。この結果加工される歯は、左半
分がストレートで、右半分がクラウニングを施されたも
のとなる。また、同図(elはこの逆で、右半分をスト
レートに、左半分にクラウニングを施す例である。さら
に、同図(d)、(elは歯幅中心に関して非対称形の
クラウニングを施す場合の例である。このように(a)
〜(e)の組合せによりあらゆるパターンのクラウニン
グ加工が可能となる。また、歯幅の中央部で逆に切込量
を増大させれば、リバースクラウニング加工も可能であ
る。
いるが、同図において線図は、ワーク歯車59に対する
シェーピングカッタ48中心の移動軌跡を表わしている
。同図(alはA −8間の中央部でシェービングカッ
タ48を最も上方へ退避させて切込量を少な(すると共
に、前記移動軌跡が円弧を描くように両端部に行くに従
ってシェービングカッタ48をワーク歯車59に徐々に
近づけて切込量を漸増させるようにしたものである。こ
のようにすると、歯幅中心に関して対称なりラウニング
が加工される。また、同図(blに示すものは、歯幅の
左半分においてはシェービングカッタ48の切込量を一
定に保つと共に、右半分において端部に行くに従って前
記移動軌跡が円弧を描くようにシェービングカッタ48
をワーク歯車59に徐々に近づけて切込量を漸増させる
ようにしたものである。この結果加工される歯は、左半
分がストレートで、右半分がクラウニングを施されたも
のとなる。また、同図(elはこの逆で、右半分をスト
レートに、左半分にクラウニングを施す例である。さら
に、同図(d)、(elは歯幅中心に関して非対称形の
クラウニングを施す場合の例である。このように(a)
〜(e)の組合せによりあらゆるパターンのクラウニン
グ加工が可能となる。また、歯幅の中央部で逆に切込量
を増大させれば、リバースクラウニング加工も可能であ
る。
一方、第1図(f)は前記移動軌跡が直線を描くように
A点からB点に行くに従ってシェービングカッタ48を
ワーク歯車59に徐々に近づけて切込量を漸増させたも
のであり、この結果テーパギヤが加工される。また、同
図(glは同図(f)の逆向きのテーパを加工する例で
ある。さらに、同図(h)は、歯幅の右半分においては
シェービングカッタ48の切込量を一定に保つと共に、
左半分において端部に行くに従って前記移動軌跡が直線
を描(ようにシェービングカッタ48をワーク歯車59
に徐々に近づけて切込量を漸増させたものであり、この
結果得られる歯は、右半分がストレートで、左半分がテ
ーパ加工されたものとなる。 ・また、同図(i)は
この反対に、左半分をストレートに、右半分にテーパを
施す例である。このように(f)〜(i)の組合せによ
りあらゆるパターンのテーパ加工が可能となる。
A点からB点に行くに従ってシェービングカッタ48を
ワーク歯車59に徐々に近づけて切込量を漸増させたも
のであり、この結果テーパギヤが加工される。また、同
図(glは同図(f)の逆向きのテーパを加工する例で
ある。さらに、同図(h)は、歯幅の右半分においては
シェービングカッタ48の切込量を一定に保つと共に、
左半分において端部に行くに従って前記移動軌跡が直線
を描(ようにシェービングカッタ48をワーク歯車59
に徐々に近づけて切込量を漸増させたものであり、この
結果得られる歯は、右半分がストレートで、左半分がテ
ーパ加工されたものとなる。 ・また、同図(i)は
この反対に、左半分をストレートに、右半分にテーパを
施す例である。このように(f)〜(i)の組合せによ
りあらゆるパターンのテーパ加工が可能となる。
第5図は本加工方法に好適に用いられるシェービングカ
ッタの例を表わしており、同図(Q)は正面図、同図(
b)はその要部拡大図である。
ッタの例を表わしており、同図(Q)は正面図、同図(
b)はその要部拡大図である。
第5図に示すように、こめシェービングカッタ48は各
刃部60の刃幅方向中央部12を残し、その両側の部分
11.I、を曲線状又は直線状に端部においてΔXたけ
逃がしたものである。
刃部60の刃幅方向中央部12を残し、その両側の部分
11.I、を曲線状又は直線状に端部においてΔXたけ
逃がしたものである。
つまり、l、、13の部分の歯厚を薄く形成している。
上述の加工のように円筒形状のシェービングカッタ48
とワーク歯車59が軸受差角γを持って噛み合う場合、
噛み合い部は点当りとなるが、このように加工に作用し
ない端部を逃がしたシェービングカッタ48を用いるこ
とで、クラウニング及びテーパ加工を効率良く行うこと
ができる。
とワーク歯車59が軸受差角γを持って噛み合う場合、
噛み合い部は点当りとなるが、このように加工に作用し
ない端部を逃がしたシェービングカッタ48を用いるこ
とで、クラウニング及びテーパ加工を効率良く行うこと
ができる。
ぐ発明の効果〉
以上、実施例を挙げて詳細に説明したよう←
に本発明方法を用いれば、クフニノグギャ、テーパギヤ
を加工するのに特別のクラウニング・テーパ加工装置が
不要となる。従って、そのための煩雑な段取替作業を廃
止して作業能率の向上が図れる一方、機械の低コスト化
が可能となり、さらに機械の構造が単純化されろことか
ら8Itit剛性を高めて加工精度を向上させることが
できる。また、ラジアル切込み軸、カッタヘッド旋回軸
、カッタヘッド前後送り軸、テーブル送り軸の4軸をN
C制御するだけで、シェービング加工の全ての加工(プ
ランジ、アンダパス、ダイヤゴナル、コンベンショナル
、クラウニング、テーパ等)が可能となる。
を加工するのに特別のクラウニング・テーパ加工装置が
不要となる。従って、そのための煩雑な段取替作業を廃
止して作業能率の向上が図れる一方、機械の低コスト化
が可能となり、さらに機械の構造が単純化されろことか
ら8Itit剛性を高めて加工精度を向上させることが
できる。また、ラジアル切込み軸、カッタヘッド旋回軸
、カッタヘッド前後送り軸、テーブル送り軸の4軸をN
C制御するだけで、シェービング加工の全ての加工(プ
ランジ、アンダパス、ダイヤゴナル、コンベンショナル
、クラウニング、テーパ等)が可能となる。
第1図(a+〜(1)は本発明方法による加工方法の説
明図、第2図はその加工方法を実施し得るシェービング
盤の概略正面図、第3図はそのシェービング盤の駆動系
統図、第4図(al、(blは一般的なシェービング加
工の説明図、第5図(al、(blはそれぞれ本加工方
法に好適に用いられるシェービングカッタの正面図及び
要部拡大図、第6図は従来の加工方法の説明図、第7図
は従来の彫ノ クフニング・テーパ加工装置の概略斜視図である。 図 面 中、 32はコラム、 33はヘラ ドキャ リア、 34はラジアル送りモータ、 43ばカッタヘッド) 45は旋回用モータ、 48はシェービングカッタ、 50は主軸モータ、 52はワークテーブル、 53はテーブル送りモータ、 59はワーク歯車である。 特 許 出 願 人 三菱重工業株式会社 代 理 人
明図、第2図はその加工方法を実施し得るシェービング
盤の概略正面図、第3図はそのシェービング盤の駆動系
統図、第4図(al、(blは一般的なシェービング加
工の説明図、第5図(al、(blはそれぞれ本加工方
法に好適に用いられるシェービングカッタの正面図及び
要部拡大図、第6図は従来の加工方法の説明図、第7図
は従来の彫ノ クフニング・テーパ加工装置の概略斜視図である。 図 面 中、 32はコラム、 33はヘラ ドキャ リア、 34はラジアル送りモータ、 43ばカッタヘッド) 45は旋回用モータ、 48はシェービングカッタ、 50は主軸モータ、 52はワークテーブル、 53はテーブル送りモータ、 59はワーク歯車である。 特 許 出 願 人 三菱重工業株式会社 代 理 人
Claims (1)
- シェービングカッタとワーク歯車をその歯筋方向に沿っ
て相対移動させるに際し、該歯筋方向位置に対応して該
シェービングカッタの該ワーク歯車に対する切込量をN
C制御することを特徴とするシェービング加工方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8305487A JPS63251120A (ja) | 1987-04-06 | 1987-04-06 | シエ−ビング加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8305487A JPS63251120A (ja) | 1987-04-06 | 1987-04-06 | シエ−ビング加工方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63251120A true JPS63251120A (ja) | 1988-10-18 |
Family
ID=13791481
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8305487A Pending JPS63251120A (ja) | 1987-04-06 | 1987-04-06 | シエ−ビング加工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63251120A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021098247A (ja) * | 2019-12-20 | 2021-07-01 | マツダ株式会社 | 歯車のシェービング加工方法及びシェービング加工装置 |
-
1987
- 1987-04-06 JP JP8305487A patent/JPS63251120A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021098247A (ja) * | 2019-12-20 | 2021-07-01 | マツダ株式会社 | 歯車のシェービング加工方法及びシェービング加工装置 |
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