JPS63251042A - 低カロリ−ヨ−グルト - Google Patents

低カロリ−ヨ−グルト

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JPS63251042A
JPS63251042A JP62083892A JP8389287A JPS63251042A JP S63251042 A JPS63251042 A JP S63251042A JP 62083892 A JP62083892 A JP 62083892A JP 8389287 A JP8389287 A JP 8389287A JP S63251042 A JPS63251042 A JP S63251042A
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JP
Japan
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yogurt
taste
sweetness
sweetener
sweeteners
Prior art date
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Application number
JP62083892A
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English (en)
Other versions
JPH037338B2 (ja
Inventor
Ryoichi Akaboshi
良一 赤星
Yoshiharu Hisama
久間 嘉晴
Toru Kanamori
金盛 徹
Hideaki Maruyama
丸山 秀明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yakult Honsha Co Ltd
Original Assignee
Yakult Honsha Co Ltd
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Publication date
Application filed by Yakult Honsha Co Ltd filed Critical Yakult Honsha Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、低カロリー甘味料により甘味付けされたヨー
グルトに関する。
〔従来の技術〕
近年、食生活において健康のためダイエツトの風潮が高
まり、飲食物のカロリー量の高低に関心が持たれるよう
になってきた。
これに伴い、カロリー源の主要素の一つである甘味料の
添加量を削減しようとする傾向がある。
すなわち、飲食物の甘味料としては、従来、砂糖、ブド
ウ糖、果糖等の天然甘味料が主流を占めていたが、これ
らの甘味料は高カロリーのものであるから、最近ではこ
れを、ステビア、アスパルf −などの甘味付けに使用
されるようになってきた。
しかしながら、いわゆる低カロリー甘味料で甘味の質が
砂糖に及ぶものはなく、特有の“くせ”を持つものが多
いから、低カロリー甘味料を砂糖にかえて使用し得る飲
食品は、極めて限られていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ヨーグルトも低カロリー甘味料を使用し難いものの一つ
であって、低カロリー甘味料をヨーグルトに添加すると
味やテクスチャーが悪くなってしまう。その上、ヨーグ
ルトのように独特の酸味を持ったものに、砂糖のような
コク味を出すことはできないという問題があった。
さらに、菓子類や、人工的に味や香りを作り出す嗜好飲
料に甘味料を添加する場合には、単に甘味料自体が有す
る“甘味”のみを考慮すればよいことが多いが、ヨーグ
ルトの場合は、独特の風味があり、低カロリー甘味料を
使用すると、別途添加するフレーバーとヨーグルトの風
味とが、別々に分離した味わいとして感じられ易く (
すなわち、ヨーグルトに添加するフレーバーの“乗り”
が悪い)、これを一体感のあるように調和させること、
は容易でなかった。
そこで本発明は、従来のヨーグルトよりも味やテクスチ
ャーだけでなく、ヨーグルトの風味と添加フレーバーの
香りとの調狛においても優れた新規な低カロリーヨーグ
ルトを提供しようとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明が提供するヨーグルトには、アスパルテームとマ
ルチトールが甘味度比で3ニア〜8:2の比率で配合さ
れている。
甘味度とは、甘味料の持つ甘味の強さのことであり、安
定した甘味を有する砂糖の甘さを1とし、それに対する
甘味料の甘味の強さを数値として表したものであり、等
価刺激法により求められるが、本発明においては、アス
パルテームの甘味度を270、マルチトールの甘味度を
0.8とする。(この甘味度値は、甘味料を標準的なヨ
ーグルトに溶解して測定した値である)。含有率X%の
マルチトール製品の甘味度は、 0.8X(x/10(])  となる。
〔作用〕
本発明のヨーグルトに配合された甘味料は、少量の添加
で砂糖と同じ強さの甘味を呈するだけでなく、本質的に
低カロリーのものであるから、従来の添加甘味料(砂糖
)全量のカロリー量に対して、本発明の添加甘味料全量
のカロリー量は約10分の1となる。したがって、例え
ば従来のヨーグルトの甘味料がヨーグルト全カロリー量
の2分の1を占めていた場合には、本発明により、ヨー
グルト全体としてのカロリー量が約2分の1となる。
また、味とコク味を良くし、ヨーグルトの持つ風味と添
加するフレーバーとの香りを分離することなく、調和の
とれた一体感のある香りとする作用がある。
〔実施例〕
以下試験例及び実施例を示して本発明を説明する。なお
各側において用いたアスパルテームは味の素■製、マル
チトールは体厚商事■の製品(商品名rMABITJ 
 ;甘味度は0.5)である。
試験例 後述の実施例1の製法によって調製したヨーグルトを甘
味料の配合比のみを変えて、“おいしさ″、“コク味”
、“味と香りの一体感”に関して評価試験を行った。
評価方法 健康な成人男女20名をパネラ−とし、調製時、保存7
日後、保存14日後の3回にわたって官能検査を実施し
た。評価は、表1のようにスコア化し、砂糖を甘味料と
してもちいたものの評価値を0.0とし、この値に対し
ての比較により有意差の検定を行った。(データ解析は
、分散分析・二元配置法を用いた。; 「工業における
官能検査ハンドブックJP229〜2339日科技連出
版)また、”味と香りの一体感”については、本発明の
甘味料によるヨーグルトと他の低カロリー甘味料の単独
使用もしくは併用によるヨーグルトを、従来のヨーグル
ト(甘味料;砂糖)と比較するために、前述の要領で調
製時についてのみ試験した。
試験結果 結果を表2、表3、表4、表5に示す。
表2ないし表5の結果を総合することより、従来の甘味
料(すなわち砂糖)を添加した場合と比較して遜色のな
い味(おいしさ、コク味)及味と香りの一体感を呈する
ことの出来るのは、アスパルテームとマルチトールの比
率を、甘味度比で3;7〜8:2、望ましくは5:5〜
7:3の比率で併用した場合に限られることがわかる。
く  表  1  〉   ス  コ  ア  表(官
能項目は、すべて砂糖を甘味として使用した場合との比
較)く  表  3   〉    コ  り  味*
 ゛  危険率5%で有意差あり **   危険率1%で有意差あり く表4〉 味と香りの一体感 (香りの乗り) *  −危険率5%で有意差あり **  ・危険率1%で有意差あり く表5〉 香りと味の一体感 (香りの乗り) *    危険率5%で有意差あり **   危険率1%で有意差あり 実施例 1 25%の還元脱脂乳からなる培地にストレプトコッカス
・サーモフィラス及びラクトバチルス・ブルガリカスの
混合菌液を接種して培養し、PH約4.5の培養液を得
た。
別に、アスパルテーム1.52g、マルチトール550
gを水に溶解した甘味料(甘味度比6:4)溶液に、さ
らにポリデキストロース130gとクエン酸鉄0.50
 gを加え、溶液のPHを約4.5に調製後、全量を3
500mlとし、100℃で30分間加熱殺菌し、シロ
ップを得た。
さらに別途、ハイメトキシルペクチン40gを水に溶解
して全量を2750mlとし、100℃で30分間加熱
殺菌し、ペクチン溶液を得た。
そして上記培養液3750ml、シロップ3500ml
、ペクチン溶液2750ml及び少量の香料を混合した
ものをホモゲナイザーにて均質化処理して、ドリンクタ
イプの醗酵孔(ヨーグルト)を製造した。
この製品を試験例の表1と同様の評価方法により試験し
たところ、おいしさについて調製時は、+0.08であ
り、14日後では、+ 0.04であった。また、味と
香りの一体感について調製時は+0.02であり、14
日後では、+0.01であった。
実施例 2 25%の還元脱脂乳からなる培地にストレプトコッカス
・サーモフィラス及びラクトバチルス・ブルガリカスの
混合菌液を接種して培養し、PH約4,3の培養液を得
た。
別に、アスパルテーム1.69g、マルチトール910
gを水に溶解した甘味料(甘味度比5:5)溶液をPH
を約4.5に調製後、全量を3500mlとし80℃で
30分間加熱殺菌し、シロップを得た。
さらに別途、ローメトキシルペクチン7gを水に溶解し
全量を3500mlとし、100℃で30分間加熱殺菌
してペクチン溶液を得た。
そして上記培養液3750ml、シロップ3500mL
ペクチン溶液2750ml及び少量の香料を混合したも
のを、ホモゲナイザーにて均質化処理してソフトタイプ
の醗酵孔(ヨーグルト)を製造した。
この製品を試験例の表1と同様の評価方法により試験し
たところ、おいしさについて調製時は、+0.05であ
り、14日後では、+0.01であった。また、味と香
りの一体感について調製時は+0.01であり、14日
後は、+0.02であった。
実施例 3 25%の還元脱脂乳からなる培地にストレプトコッカス
・サーモフィラス及びラクトバチルス・ブルガリクスの
混合菌液を接種して培養し、PH約4.3の培養液を得
た。
別に、アスパルテーム2.92g、マルチトール675
gを水に溶・解した甘味料(甘味度比7:3)溶液に、
さらにポリデキストロース130gとクエン酸鉄0.5
0 gを加えて溶液のPHを約4.5に調製後、全量を
3500mlとし、100℃で30分間加熱殺菌し、シ
ロップ液を得た。さらに別途、ゼラチン250g及び寒
天75gを水に溶かして全量を2750mlとし、10
0℃で30分間加熱殺菌し、40℃まで冷却した。上記
培養液3750m1.シロップ3500ml、ゼラチン
寒天溶液2750ml及び少量の香料を37℃で混合し
たものを容、器に充填し、これを10℃に冷却して固化
させて、ハードタイプ醗酵孔(ヨーグルト)を製造した
この製品を試験例の表1と同様の評価方法により試験し
たところ、おいしさについて調製時は、+0.01であ
り、14日後では、0.00であった。
また、味と香りの一体感について調製時は+0.02で
あり、14日後は、−0,01であった。
〔発明の効果〕
本発明の低カロリーヨーグルトは、甘味料としてアスパ
ルテームとマルチトールとを特定の比率で併用したこと
により、砂糖を用いた従来のヨーグルトに比べて味、テ
クスチャー、風味と香り°の一体感等においては、はと
んど遜色のないものである。さらに、従来の砂糖使用品
と同等の甘味を保ちながら低カロリーとなっている。従
って本発明によれば、ドリンクタイプ、ソフトタイプ、
ハードタイプ等ヨーグルトの商品形態のいかんにかかわ
らず、健康維持のために低カロリー食品を必要とする消
費者が十分満足できるものを提供することが可能になる

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)甘味度比で3:7〜8:2の比率のアスパルテー
    ムとマルチトールにより甘味付けされていることを特徴
    とする低カロリーヨーグルト。
JP62083892A 1987-04-07 1987-04-07 低カロリ−ヨ−グルト Granted JPS63251042A (ja)

Priority Applications (1)

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JP62083892A JPS63251042A (ja) 1987-04-07 1987-04-07 低カロリ−ヨ−グルト

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62083892A JPS63251042A (ja) 1987-04-07 1987-04-07 低カロリ−ヨ−グルト

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JPS63251042A true JPS63251042A (ja) 1988-10-18
JPH037338B2 JPH037338B2 (ja) 1991-02-01

Family

ID=13815293

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JP62083892A Granted JPS63251042A (ja) 1987-04-07 1987-04-07 低カロリ−ヨ−グルト

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58175436A (ja) * 1982-04-07 1983-10-14 Yakult Honsha Co Ltd 乳酸菌発酵乳製品
JPS58198268A (ja) * 1982-05-14 1983-11-18 Ajinomoto Co Inc 甘味料顆粒又はキユ−ブの製造法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPS58198268A (ja) * 1982-05-14 1983-11-18 Ajinomoto Co Inc 甘味料顆粒又はキユ−ブの製造法

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JPH037338B2 (ja) 1991-02-01

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