JPS6324922Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6324922Y2 JPS6324922Y2 JP1982171579U JP17157982U JPS6324922Y2 JP S6324922 Y2 JPS6324922 Y2 JP S6324922Y2 JP 1982171579 U JP1982171579 U JP 1982171579U JP 17157982 U JP17157982 U JP 17157982U JP S6324922 Y2 JPS6324922 Y2 JP S6324922Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- damper
- exhaust pipe
- vane
- sleeve
- inner exhaust
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 4
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 3
- 239000000155 melt Substances 0.000 description 2
- 230000009977 dual effect Effects 0.000 description 1
- 239000000779 smoke Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Duct Arrangements (AREA)
- Air-Flow Control Members (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は二重吹出口に用いる防火ダンパに関す
るものである。
るものである。
本願出願人は先に内外の排気管を同心的に二重
に配した二重吹出口を提案したが、この種の吹出
口では従来の防火ダンパをそのまま用いることが
できない。そこで本考案の目的は二重吹出口に適
用できる防火ダンパを提供することにあり、本考
案の特徴は内側排気管を閉止する第1のダンパと
このダンパの閉鎖動作に連動して外側排気管を閉
止する第2のダンパとを具備することにある。
に配した二重吹出口を提案したが、この種の吹出
口では従来の防火ダンパをそのまま用いることが
できない。そこで本考案の目的は二重吹出口に適
用できる防火ダンパを提供することにあり、本考
案の特徴は内側排気管を閉止する第1のダンパと
このダンパの閉鎖動作に連動して外側排気管を閉
止する第2のダンパとを具備することにある。
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
本考案に係る防火ダンパは、第1のダンパ1と
第2のダンパ2とからなり、両ダンパで二重吹出
口を閉鎖可能とする。そこでまずこの二重吹出口
の構成を説明した後、各ダンパの具体的構成を説
明する。第1,2図において、外壁Wを貫通して
設置してある二重吹出口は、内外二重の内側排気
管3と外側排気管4とからなり、たとえば内側排
気管は厨房からの排気ガスの排気通路3aとして
使用し、外側排気管は浴室の湯気や便所の臭気な
どの排気通路4aとして使用する。内側排気管3
と外側排気管4とは外壁Wの外側で排気ボツクス
5を形成し、このボツクスの両側に網6が張設し
てある。内側排気管3の先端開口部にも網6aが
張設してある。
第2のダンパ2とからなり、両ダンパで二重吹出
口を閉鎖可能とする。そこでまずこの二重吹出口
の構成を説明した後、各ダンパの具体的構成を説
明する。第1,2図において、外壁Wを貫通して
設置してある二重吹出口は、内外二重の内側排気
管3と外側排気管4とからなり、たとえば内側排
気管は厨房からの排気ガスの排気通路3aとして
使用し、外側排気管は浴室の湯気や便所の臭気な
どの排気通路4aとして使用する。内側排気管3
と外側排気管4とは外壁Wの外側で排気ボツクス
5を形成し、このボツクスの両側に網6が張設し
てある。内側排気管3の先端開口部にも網6aが
張設してある。
さて、ここで第1のダンパを説明する。内側排
気管3内には支持軸7が水平に設けてあり、この
軸に半円形状の2枚の翼板8,8が排気通路3a
を開閉自在に支承してある。両翼板はその先端中
央部で連断部例えばヒユーズ9により連結した状
態で内側排気管3を開放している。支持軸7には
ばね10を巻回して、そのばね力で翼板8,8を
常時閉止方向(矢印方向)へばね付勢している。
気管3内には支持軸7が水平に設けてあり、この
軸に半円形状の2枚の翼板8,8が排気通路3a
を開閉自在に支承してある。両翼板はその先端中
央部で連断部例えばヒユーズ9により連結した状
態で内側排気管3を開放している。支持軸7には
ばね10を巻回して、そのばね力で翼板8,8を
常時閉止方向(矢印方向)へばね付勢している。
また内側排気管3の外周面には第2のダンパ2
が取り付けてある。このダンパは短かいスリーブ
11で構成し、このスリーブは内側排気管3に軸
心方向に進退可能に挿着してある。スリーブ11
の内周面からは対向し合う位置に一対のたとえば
舌片状の突部12,12が突設してあり、両突部
は内側排気管にあけたガイド溝13,13を通
じ、この排気管内に突出し、かつその先端部は翼
板8,8の回動軌跡内に位置している。そしてス
リーブ11の前端外周部(第1図左端外周部)に
は、外側排気管4の排気通路4aを閉じるのに充
分な大きさの円板状の蓋板14が設けてある。
が取り付けてある。このダンパは短かいスリーブ
11で構成し、このスリーブは内側排気管3に軸
心方向に進退可能に挿着してある。スリーブ11
の内周面からは対向し合う位置に一対のたとえば
舌片状の突部12,12が突設してあり、両突部
は内側排気管にあけたガイド溝13,13を通
じ、この排気管内に突出し、かつその先端部は翼
板8,8の回動軌跡内に位置している。そしてス
リーブ11の前端外周部(第1図左端外周部)に
は、外側排気管4の排気通路4aを閉じるのに充
分な大きさの円板状の蓋板14が設けてある。
次に防火ダンパの動作について説明する。火災
の発生による炎の熱気によつてヒユーズ9が溶解
すると、第1のダンパ1はばね10のばね力によ
つて支持軸7を中心として回動して、第1図仮想
線で示すように内側排気管3の排気通路3aを閉
止するが、このダンパの翼板8,8はその回転に
よつて第2のダンパ2の突部12,12と当接
し、突部を右方へ押し戻し、このためスリーブ1
1が矢印方向に後退するので、蓋板14が外側排
気管4の排気通路4aを閉止する。なお、二重吹
出口の開放は、内側排気管3の網6aを取り外
し、ここからこの排気管内に手を差し入れて突部
12,12をつかんでスリーブ11を前方へ摺動
させ、そして第1のダンパ1の翼板8,8をばね
10に抗して引き起して新しいヒユーズで連結す
ればよい。
の発生による炎の熱気によつてヒユーズ9が溶解
すると、第1のダンパ1はばね10のばね力によ
つて支持軸7を中心として回動して、第1図仮想
線で示すように内側排気管3の排気通路3aを閉
止するが、このダンパの翼板8,8はその回転に
よつて第2のダンパ2の突部12,12と当接
し、突部を右方へ押し戻し、このためスリーブ1
1が矢印方向に後退するので、蓋板14が外側排
気管4の排気通路4aを閉止する。なお、二重吹
出口の開放は、内側排気管3の網6aを取り外
し、ここからこの排気管内に手を差し入れて突部
12,12をつかんでスリーブ11を前方へ摺動
させ、そして第1のダンパ1の翼板8,8をばね
10に抗して引き起して新しいヒユーズで連結す
ればよい。
第3図は他の実施例を示す。この例では、支持
軸7に第1のダンパ1aの円板状の翼板8aを開
閉可能に支承し、そして翼板の左側の部分と内側
排気管3の内周部とにばね10aを張設して、翼
板を閉止方向(反時計方向)にばね付勢し、かつ
ばね力に抗して翼板を水平状態にヒユーズ9aで
支持するようにしてある。そして第2のダンパ2
aのスリーブ11aからの内周面の1個所に突部
12aが設けてあり、この突部が内側排気管3の
ガイド溝13aより管内に突出し、翼板8aの当
接によりスリーブ11aを後退させる。14aは
スリーブ11aに設けた蓋板である。
軸7に第1のダンパ1aの円板状の翼板8aを開
閉可能に支承し、そして翼板の左側の部分と内側
排気管3の内周部とにばね10aを張設して、翼
板を閉止方向(反時計方向)にばね付勢し、かつ
ばね力に抗して翼板を水平状態にヒユーズ9aで
支持するようにしてある。そして第2のダンパ2
aのスリーブ11aからの内周面の1個所に突部
12aが設けてあり、この突部が内側排気管3の
ガイド溝13aより管内に突出し、翼板8aの当
接によりスリーブ11aを後退させる。14aは
スリーブ11aに設けた蓋板である。
作動について説明すると、ヒユーズ9aの溶解
によつて、ばね8aのばね力で翼板8aが支持軸
7を中心として反時計方向に回転し、この過程で
翼板が突部12aを右方に移動させ、これにより
スリーブ11aが同一方向に移動し蓋板14aが
排気通路4aを封止する。勿論、この時翼板8a
は排気通路3aを閉止する。
によつて、ばね8aのばね力で翼板8aが支持軸
7を中心として反時計方向に回転し、この過程で
翼板が突部12aを右方に移動させ、これにより
スリーブ11aが同一方向に移動し蓋板14aが
排気通路4aを封止する。勿論、この時翼板8a
は排気通路3aを閉止する。
以上説明したように本考案によれば、内側排気
管の排気通路を閉止する第1のダンパの動作に連
動して、外側排気管の排気通路も同時に閉止で
き、二重吹出口を確実に閉鎖でき、しかも第1ダ
ンパの動作を利用するので構成が簡単となる。第
1のダンパにおけるばねが、第1及び第2のダン
パの翼板に開じる方向に作用し、第2のダンパの
蓋板は外側排気管の一端開口端に当接するため、
閉鎖時に火炎や煙の進入方向によつてあおられた
り開いたりすることがなく防火機能を完全に果す
ことができる。
管の排気通路を閉止する第1のダンパの動作に連
動して、外側排気管の排気通路も同時に閉止で
き、二重吹出口を確実に閉鎖でき、しかも第1ダ
ンパの動作を利用するので構成が簡単となる。第
1のダンパにおけるばねが、第1及び第2のダン
パの翼板に開じる方向に作用し、第2のダンパの
蓋板は外側排気管の一端開口端に当接するため、
閉鎖時に火炎や煙の進入方向によつてあおられた
り開いたりすることがなく防火機能を完全に果す
ことができる。
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2
図は第1図の−線断面図であつて、外壁を省
略している図、第3図は他の実施例の断面図であ
る。 1,1a……第1のダンパ、2,2a……第2
のダンパ、3……内側排気管、4……外側排気
管、3a,4a排気通路、7……支持軸、8,8
a……翼板、9,9a……ヒユーズ、10,10
a……ばね、11,11a……スリーブ、12,
12a……突部、13,13a……ガイド溝、1
4,14a……蓋板。
図は第1図の−線断面図であつて、外壁を省
略している図、第3図は他の実施例の断面図であ
る。 1,1a……第1のダンパ、2,2a……第2
のダンパ、3……内側排気管、4……外側排気
管、3a,4a排気通路、7……支持軸、8,8
a……翼板、9,9a……ヒユーズ、10,10
a……ばね、11,11a……スリーブ、12,
12a……突部、13,13a……ガイド溝、1
4,14a……蓋板。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 内外にそれぞれ排気通路を有する同心の二重排
気管かなる二重吹出口の内側排気管内に内側排気
路を閉止する翼板を支持軸を回転中心として設
け、この翼板を内側排気管を閉止する方向にばね
力を付勢しているばねを設けると共に、このばね
力に抗して翼板の開放状態を維持しているヒユー
ズ等の連断部を設けている第1のダンパと、 上記内側排気管の外周面に内側排気管の軸心方
向に進退可能に挿着したスリーブを有し、このス
リーブから内側排気管にあけたガイド溝を通じて
この排気管内に突出している突部を設け、上記ス
リーブの外周部に上記外側排気通路を封止しかつ
上記外側排気管の一端開口縁部に当接可能の蓋板
を設けている第2のダンパと を具備し、上記第2のダンパの突部の上端部は第
1のダンパの翼板の回転軌跡内に位置しているこ
とを特徴とする防火ダンパ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17157982U JPS5976255U (ja) | 1982-11-15 | 1982-11-15 | 防火ダンパ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17157982U JPS5976255U (ja) | 1982-11-15 | 1982-11-15 | 防火ダンパ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5976255U JPS5976255U (ja) | 1984-05-23 |
JPS6324922Y2 true JPS6324922Y2 (ja) | 1988-07-07 |
Family
ID=30374251
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17157982U Granted JPS5976255U (ja) | 1982-11-15 | 1982-11-15 | 防火ダンパ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5976255U (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5144170B2 (ja) * | 1973-03-20 | 1976-11-26 | ||
JPS5222879U (ja) * | 1975-08-05 | 1977-02-17 | ||
JPS5223197U (ja) * | 1975-08-06 | 1977-02-18 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5144170U (ja) * | 1974-09-28 | 1976-04-01 |
-
1982
- 1982-11-15 JP JP17157982U patent/JPS5976255U/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5144170B2 (ja) * | 1973-03-20 | 1976-11-26 | ||
JPS5222879U (ja) * | 1975-08-05 | 1977-02-17 | ||
JPS5223197U (ja) * | 1975-08-06 | 1977-02-18 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5976255U (ja) | 1984-05-23 |
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