JPH0245712Y2 - - Google Patents

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JPH0245712Y2
JPH0245712Y2 JP19380085U JP19380085U JPH0245712Y2 JP H0245712 Y2 JPH0245712 Y2 JP H0245712Y2 JP 19380085 U JP19380085 U JP 19380085U JP 19380085 U JP19380085 U JP 19380085U JP H0245712 Y2 JPH0245712 Y2 JP H0245712Y2
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JP
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damper
flame
smoke
shielding plates
exhaust
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、側壁、天井裏等に取付けて火災発
生時に使用する排煙ダンパーに関する。
(従来の技術) 従来のこの種の排煙ダンパーは、ダンパーケー
シングにダンパー羽根を一定の角度だけ回動可能
に設けているにすぎない。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、上記従来の排煙ダンパーでは、火災発
生時等において排煙すべくダンパー羽根を開放す
ると煙とともに火炎もストレートに通過して類火
を惹起するという致命的な欠点があつた。そこ
で、この考案は火災発生時等において排煙のみを
行い火炎の通過は阻止せしめることによつて安全
性を高めたことを目的とする排煙ダンパーを提供
するものである。
(問題点を解決するための手段) この考案は上記問題点を解決するために、ダン
パーケーシング1にダンパー羽根2を一定の角度
だけ回動可能に備えたものにおいて、該ダンパー
羽根2の後流側に端部3aを排煙流過方向とは逆
の方向へ斜状に屈折した複数の火炎通過防止用遮
蔽板3を互い違い状に配設せしめて火災発生時等
においてダンパー羽根2を開放したとき排煙のみ
を的確に行い火炎の通過は効果的に阻止する技術
的手段を採つたものである。
(実施例) 以下この考案による排煙ダンパーの一実施例を
図面に基づき詳細に説明する。
図面において、1はダンパーケーシングで、実
施例のものは角形短筒状のものとしているが、円
形短筒状のものとしてもよい。2は上記ダンパー
ケーシング1内の一側寄りに設けたダンパー羽根
で、ダンパー軸4を中心として略90゜の角度範囲
往復回動自由となつており、ダンパーケーシング
1に備えたダンパー開閉器5によりその開閉と開
度調節が手動又は自動で行いうるようになつてい
る。第1図及び第2図に示した実施例は2枚のダ
ンパー羽根2,2を連結杆6で連設せしめてこれ
らが連動して開閉するようになし、第3図に示し
た実施例は4枚のダンパー羽根2,2……が同じ
く連動して開閉するようになしている。3はダン
パーケーシング1内の上記ダンパー羽根2の後流
側に上下及び前後に一定の間隔a,bを存して互
い違い状に設けた複数の火炎通過防止用遮蔽板で
あつて、その端部3aを排煙流過方向fとは逆の
方向へ斜状に屈折せしめている。第1図及び第2
図に示した実施例は一端3aだけを斜状に屈折し
た2つの前方遮蔽板3,3を上下に一定の間隔a
を存して対設し、その間隔aの真後に両端3a′,
3a′を斜状に屈折した1つの後方遮蔽板3′を上
記前方の遮蔽板3,3との間、すなわち、前後に
一定の間隔bを存して設けている。第3図の実施
例は両端3a,3aを斜状に屈折した2つの前方
遮蔽板3,3を上下に一定の間隔a,a′を存して
設け、その中央の間隔aの真後に両端3a′,3
a′を斜状に屈折した1つの後方遮蔽板3′を、ま
た、上下の間隔a′,a′の真後には一端3a′だけを
斜状に屈折した後方遮蔽板3′,3′をそれぞれ上
記前方遮蔽板3,3との間、すなわち、前後に一
定の間隔b,b′を存して設けている。なお、この
実施例では前方遮蔽板3,3の上下の間隔a′,
a′の前面に補助遮蔽板3″,3″を備えている。ま
た、上記2つの実施例では遮蔽板3,3′を互い
違い状に前後二段に配設しているが、二段以上と
するも実施上は自由である。
しかして、火災発生時等においてダンパー羽根
2を開放せしめると、排煙は矢印fで示したよう
に端部3aが斜状に屈折されている前後の遮蔽板
3,3′の上下及び前後の間隔a,bを通つてゆ
つくり自然に流過するが、火炎はその大部分が、
まず、前方の遮蔽板3に当つて反転することによ
りその勢いは弱められて半減し、この弱められた
火炎は、さらに、上下の間隔aの真後に位置する
後方の遮蔽板3′に再び当つて反転することによ
つてさらに弱められて消去してしまい遮蔽板3,
3′より後流側へ火炎が吹き出ることはない。
なお、上記排煙ダンパーは、ダンパー羽根2を
通常は閉止しておき、火災発生時等において排煙
を必要とするときにだけダンパー羽根2を開放せ
しめ、火災発生時の初期段階において煙だけを排
出するのが目的であるが、この煙に火炎が含まれ
ていてもこれを遮蔽板3で阻止し、排煙ダクト内
等の温度が、例えば、280℃程度に達すると温度
ヒユーズ(図示せず)がこれを感知して該ダンパ
ー羽根2を自動閉止してその後の火炎の通過を完
全に遮断せしめるものである。
(考案の効果) この考案は以上説明したように、ダンパー羽根
2の後流側に火炎通過防止用遮蔽板3を設けて排
煙時に火炎が流過するのを防いだから、火災発生
時等における類火が未然に防止できるという従来
にないすぐれた効果を奏するとともに、火炎通過
防止用遮蔽板3により排煙が妨げられることもな
いので排煙効果に支障をきたすおそれはなく、ま
た、構造的にも至つて簡単であるからコスト的に
も何ら問題のないものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による排煙ダンパーの一実施
例を示した一部切欠正面図、第2図は縦断側面
図、第3図は異なる実施例の縦断側面図である。 1……ダンパーケーシング、2……ダンパー羽
根、3……火炎通過防止用遮蔽板、3a……遮蔽
板の端部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ダンパーケーシング1にダンパー羽根2を一定
    の角度だけ回動可能に備えたものにおいて、該ダ
    ンパー羽根2の後流側に端部3aを排煙流過方向
    とは逆の方向へ斜状に屈折した複数の火炎通過防
    止用遮蔽板3を互い違い状に配設してなる排煙ダ
    ンパー。
JP19380085U 1985-12-17 1985-12-17 Expired JPH0245712Y2 (ja)

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JP19380085U JPH0245712Y2 (ja) 1985-12-17 1985-12-17

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JPS62102947U JPS62102947U (ja) 1987-06-30
JPH0245712Y2 true JPH0245712Y2 (ja) 1990-12-04

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