JPS6324919Y2 - - Google Patents

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JPS6324919Y2
JPS6324919Y2 JP19620382U JP19620382U JPS6324919Y2 JP S6324919 Y2 JPS6324919 Y2 JP S6324919Y2 JP 19620382 U JP19620382 U JP 19620382U JP 19620382 U JP19620382 U JP 19620382U JP S6324919 Y2 JPS6324919 Y2 JP S6324919Y2
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JP
Japan
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steam
water
liquefied gas
catalyst
combustion device
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JP19620382U
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English (en)
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JPS59102033U (ja
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  • Gas Burners (AREA)
  • Feeding And Controlling Fuel (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、風邪をひいた人などののどに蒸気を
供給して呼吸を楽にするために用いられる家庭用
蒸気吸入器に関するものである。
(従来例の構成とその問題点) 第1図について従来の家庭用蒸気吸入器の構成
を説明すると、1は蒸気タンク、2はヒーター、
3は蒸気噴出筒、4は蒸気噴出口、5は水、6は
蒸気吸入器本体を示し、電線7を通じヒーター2
に通電することによりヒーター2の温度が上昇
し、水を加熱することにより蒸気を発生し、噴出
筒3の噴出口4より吹き出すようになつている。
この場合、水5を加熱し、噴出口4外の外気に蒸
気を噴出するようになるまでには一定の加熱時間
が必要であり、最低数分間は必要であつた。ま
た、蒸気の噴出途中でスイツチ(図示せず)を切
つたとしても余熱のため数分間は蒸気が噴出し続
ける。このような蒸気吸入器であると、電源とし
て電灯線が必要であるため携帯して任意の場所
(電源のない場所等)で必要な時に使うというこ
とができなかつた。また、使用中は熱湯を蒸気タ
ンク1内部に畜えているため取扱い上火傷などの
安全性にも注意をしなければならないなどの問題
があつた。
(考案の目的) 本考案は、上記従来例のような使用上の問題
点、取扱い上の安全性を解決した家庭用蒸気吸入
器を提供しようとするものである。
(考案の構成) 本考案は、水を一度にあたためずに一滴一滴蒸
気化することができるような蒸気発生装置を用い
て、短時間に蒸気を発生させるとともに、熱湯を
容器内部に蓄えるということをなくし、また、電
源のないようなところにも携帯して使用できるよ
うに、熱源として液化ガスを使用することにより
自由に持ち運びができるように液化ガスを蓄える
ガスボンベと、液化ガスと空気を混合し触媒によ
り燃焼させる燃焼装置と、水を蓄える水タンク
と、該燃焼装置により加熱される熱板上に該水タ
ンクの水を滴下するのを制御する装置を備えた蒸
気吸入器を構成したところに特徴がある。
(実施例の説明) 本考案の実施例を第2図に示してあるので、こ
れについて説明すると、8は液化ガスボンベ22
の液化ガス注入口およびその栓、9は液化ガスを
示し、10は液化ガスボンベ22の弁機構でレバ
ー11により開閉される。12はインジエクター
で、第3図に示すように弁機構10の弁10aが
弁座10bから離れると、気化装置22aで気化
されたガスGはノズル10cから勢いよく噴出
し、周囲の空気Aを燃焼に適当な比率で混合しな
がらインジエクター12の中に噴入する。インジ
エクター12に噴入された混合ガスは、バーナー
13の孔13aから均一に触媒14の中に噴出す
る。
今レバー11を操作すると液化ガス9が触媒1
4中に噴出すると同時に加圧子23により圧電素
子15に力が加わり電圧電流が生じ、プラグ16
に火花が飛び、液化ガスボンベ22から噴出する
液化ガスに点火し燃焼が始まる。燃焼の熱が触媒
14を熱して反応に十分な温度となり、噴出した
ガスは触媒14による安定した燃焼になる。燃焼
した熱は熱板17をあたためて数秒以内に蒸気発
生に十分な温度である120℃〜150℃に達する。そ
のような状態で、滴下ボタン18を第4図aのよ
うに上昇させると、滴下ボタン18の下方先端に
設けられている針弁18aが滴下ノズル19の孔
19aから抜け出て、孔19aから蓋20を有す
る水タンク21中の水5が滴下する。適下ボタン
18は手動で操作されるが、上下に移動させるた
めの機構はねじ式でも、適当な摩擦を伴つた摺動
式でもよい。要するに、水5の滴下量を制御でき
ればよい。水5が熱板17上に滴下され始めると
蒸気が発生して、噴出筒3の噴出口4から蒸気が
噴出して、人ののどに蒸気を供給して風邪をひい
た人などの呼吸を楽にすることができる。蒸気の
発生を止めるには、第4図bのように滴下ボタン
18を下方に下げて、孔19aを針弁18aで塞
げばよく、一方液化ガス9の供給を止めればよ
い。
(考案の効果) 本考案の構成によると、使用時に蒸気発生の時
間が短くてすみ、また、熱源もそれほど大きくな
くてすむため、小さな液化ガスの燃焼装置の熱で
蒸気の発生ができる。また取扱い上の安全性につ
いては、常に蒸気と水が存在するだけで熱湯状態
がないため、火傷などの事故の心配はほとんどな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の蒸気吸入器の断面図、第2図は
本考案の蒸気吸入器の断面図、第3図はガスの燃
焼装置の説明図、第4図は水の滴下の制御装置の
説明図である。 1……蒸気タンク、2……ヒーター、3……蒸
気噴出筒、4……蒸気噴出口、5……水、6……
蒸気吸入器本体、7……電線、8……液化ガス注
入口およびその栓、9……液化ガス、10……液
化ガスボンベの弁機構、11……レバー、12…
…インジエクター、13……バーナー、14……
触媒、15……圧電素子、16……プラグ、17
……熱板、18……滴下ボタン、19……滴下ノ
ズル、20……水タンクの蓋、21……水タン
ク、22……液化ガスボンベ、23……圧電素子
の加圧子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 液化ガスを蓄えたガスボンベと、液化ガスと空
    気を混合し触媒により燃焼させる燃焼装置と、水
    を蓄える水タンクと、該燃焼装置により加熱され
    る熱板上に該水タンクの水を滴下するのを制御す
    る装置を備えたことを特徴とする蒸気吸入器。
JP19620382U 1982-12-28 1982-12-28 蒸気吸入器 Granted JPS59102033U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19620382U JPS59102033U (ja) 1982-12-28 1982-12-28 蒸気吸入器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19620382U JPS59102033U (ja) 1982-12-28 1982-12-28 蒸気吸入器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59102033U JPS59102033U (ja) 1984-07-10
JPS6324919Y2 true JPS6324919Y2 (ja) 1988-07-07

Family

ID=30421078

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19620382U Granted JPS59102033U (ja) 1982-12-28 1982-12-28 蒸気吸入器

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JP (1) JPS59102033U (ja)

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JPS59102033U (ja) 1984-07-10

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