JPS63248342A - 食用可塑性分散体 - Google Patents

食用可塑性分散体

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JPS63248342A
JPS63248342A JP63036430A JP3643088A JPS63248342A JP S63248342 A JPS63248342 A JP S63248342A JP 63036430 A JP63036430 A JP 63036430A JP 3643088 A JP3643088 A JP 3643088A JP S63248342 A JPS63248342 A JP S63248342A
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    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23DEDIBLE OILS OR FATS, e.g. MARGARINES, SHORTENINGS, COOKING OILS
    • A23D7/00Edible oil or fat compositions containing an aqueous phase, e.g. margarines
    • A23D7/015Reducing calorie content; Reducing fat content, e.g. "halvarines"

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  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Edible Oils And Fats (AREA)
  • Jellies, Jams, And Syrups (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は30重量%より少ない脂肪含量を有し、タン白
又はハイドロコロイド又はこれらの混合物を含有する水
性相を含む連続脂肪相から成る食用可塑性分散体に関す
る。
バター又はマーガリンの代替物として使用でき、80重
量%より少ない脂肪含aを右する食用可塑性脂肪連続性
分散体(しばしばスプレッドと呼ばれる)は周知である
。多種多様のこれらの生成物は商品として入手できる。
大部分のこれらの生成物は約40重量%の脂肪含量を有
する。しかし、実質的に40重量%より少ない脂肪含量
を有するスプレッドの要求がある。
スプレッドは可塑性連続脂肪相を有し、適当な伸展性を
示す。伸展する場合水分を遊離してはならない。さらに
、スプレッドは冷蔵庫の温度で伸展でき、室温で安定で
なければならないが、日中に不安定化し、そのフレーバ
を′MI1mlシなければならない。これらの目標はご
く少量の脂肪を連続相の構成に使用する場合達成が非常
に困難である。
英国特許第2,035,360号明1o書には、20重
恐%の脂肪を含有するスプレッドの製造方法が開示され
る。この方法によれば、水性相は脂肪相上に噴霧される
。この噴霧水性相の添加中、エマルジョンは静置ミキサ
ーを循環して粘度を増加する。最終粘度は38℃で13
秒−1のgl所速度で約18000cps  (180
00mPa、S )および134秒−1の剪断速度で2
700CI)S  (2700IIPa、s)がよい。
この粘度が得られた場合、エマルジョンは冷却し、ワー
クして脂肪を精品化させる。
実際に、この方法は成功しなかった。工場條件でこの方
法を適用することは困難である。
EPOO11344号明III古は18〜82川号%の
脂肪相を含有jる脂肪連続性スプレッドに、少なくとも
33℃の軟化点を有し、45〜70℃の温度範囲でゲル
強度に急激な減少を示し、軟化点以下の温度におけるゲ
ル強度が0.1〜3ON/c−I12の範囲であるゲル
化水性相を組みこむことを記載する。EPOOI 13
44号明m号明記載される水性相組成物により製造した
、非常に低い脂肪含はを有するスプレッドは満足できな
いものであることがわかった。特に、このようなスプレ
ッドは伸展條件下で水分を遊離しがちである。
米国特許第4,536,408@明18mは15〜35
重量%の脂肪および4〜25のDE(デキストロース当
吊)を有する非ゲル化性澱粉加水分解物の15〜35=
’1iff1%を含む低脂肪スプレッドを記載する。生
成物は冷却し、相転換の起こるまで高速ブレンダーによ
り澱粉加水分解物の水溶液中に脂肪を混合することによ
り製造する。米国特許第4.536.408号明Iil
書に開示の生成物は口内応答に乏しいことがわかった。
これらは口内で十分に崩壊せず、従ってフレーバ’in
離に乏しい。
米国特許第4,536.408号明III書記載のスプ
レッドの製造に使用する方法は約38℃双子の融点を有
する脂肪混和物を含有する水中浦型エマルジョンを高速
ブレンダーにより相転換することを含む。このような方
法を実施しようとする場合、工場規模で非常に高い剪断
力の適用を要求する本質的問題に遭遇するであろう。
米国特許第4.536,408号明細内に提案された生
成物の別の不利は非常に実質的量の炭水化物を含有する
ことである。生成物の脂肪含量は低いが、脂肪含aの減
少によるカロリー価の減少は澱粉加水分解物の添加によ
り一部相殺される。
環境温度および伸展條件下で安定であり、先行技術生成
物に比較して好適な官能性を有するタン白および/又は
ハイドロコロイドを含む低カロリースプレッドは、これ
らのスプレッドが比較的低粘性を有する水性相を含み、
さらに水性相の千1nで計算して200 pawより少
ないアミノ酸残基を含有する場合、特に適応した、複雑
化した装置を使用せずに本質的に通例の方法で製造でき
ることがわかった。
従って、本発明は30重消火より少ない詣肪含量を有し
、タン白又はハイドロコロイド又はこれらの混合物を含
有する水性相を含む連続脂肪相から成る食用可塑性分散
体を供する。この場合水性相を構成する組成物は35℃
の温度および1000秒−1の剪断速度で400cps
  (400mPa、S )より少ない粘度を有し、ア
ミノll!残基含量は水性相の重量で計算して200 
ppmより少ない。
30重4%より少ない脂肪含量を有し、連続脂肪相から
成り、許容しつる生成物の性質を有する、先行技術に記
載の、低カロリー食用可塑性分散体は2種に分類できる
。第1種類の生成物は本質的に純水から成る、すなわち
ゲル化剤および/又は増結剤を含まない水性相を含む。
この種の生成物に含まれる水性相は保存料、ビタミン、
塩およびフレーバ化合物のみを含む。しかし多くの消費
者はこのような生成物はむしろ水っぽいとして、一層は
つきりして官能的印象を与える生成物を好む。
先行技術に開示のもう1つの種類の生成物は高剪断下に
高粘性を有する増粘および/又はゲル化水性相を含有す
る。このような高粘性水性相を含む生成物は消費する場
合むしろ漠厚な口中感覚を与えるらしい。
本生成物は水っぽい印象を与えないことで上記生成物よ
りすぐれ、さらにハイドロコロイドおよび/又はタン白
を含む水性相を含みこの水性相はさらに高粘性を有しな
いという事実によりcJiqな口内感覚を与えない。現
在まで、ハイドロコロイドおよび/又はタン白を含有し
、比較的低い粘度を有する水性相を含む許容しつる生成
物は製造できなかったか、又は伸展時に水分を遊離する
ような欠陥を示すために提示できなかった。後者のタイ
プの許容しつる生成物は水性相のアミノ酸残塁含量が非
常に低い、すなわち水性相の重1で計算して200 p
pn+より低いという要求が満たされる場合、製造でき
ることがわかった。
理論により束縛されたくはないが、水性相が大量の増粘
剤および/又はゲル化剤の存在により高粘性を有する限
り200 ppmを超える伍のアミノ酸残基の存在では
、これらの生成物を製造できないか、又はこれらが製造
できる場合貧弱な伸展挙動を有しおよび/又は伸展時に
水分を遊離することで安定性問題を生ずると信じられる
。100〜200 ppmの濃度レベルのアミノ酸残基
の存在は生成物の性質、例えば伸展性に尚反対の効果を
有することができるので、本分散体のアミノ酸残基の含
量はこのような生成物が良好な安定性と良好な生成物の
性質を併有するように、好ましくは150 ppmより
少なく、さらに好ましくは1100ppより少ない。
35℃の温度および1000秒−1の剪断速度における
水性相の粘度は口内で知覚するように本発明により生成
物の濃さに対する良好な尺度であることがわかった。本
分散体は瀾厚な口内感覚を与えない。従って本発明によ
る分散体に含まれる水性相は35℃で、1000秒−1
の剪断速度で40Q mPa、 Sより低い粘度を有す
る。
−見して、例えば水性相組成物に澱粉加水分解生成物又
はロカストビーンガムを使用する場合、遭遇する問題を
アミノ酸残基の存在に帰することはできなかったと思わ
れるが、それでもやはりこれがその実情であることがわ
かった。このようなハイドロコロイドは主としてポリサ
ッカライドから成ると云っても、これらはタン白又は他
の形で少量成分としてアミノ酸残基をいくらか含有する
ポリサッカライドのハイドロコロイドは一般に汚染物と
してts吊のアミノ酸残基を含まない。水性相組成物に
ハイドロコロイドを添加するレベルもまた通例非常に高
くはない。それにも拘らず水性相組成物に通例量で普通
に使用するポリサッカライドのハイドロコロイドの使用
は水性相のt吊で計算して200 puより十分に高い
缶のアミノ酸残塁を存在させることになり、上記の問題
を生ずることがわかった。通例のポリサッカライドのハ
イドロコロイドプリバレージョンのアミノ酸残塁含量は
例えばセルロースに対しては1重量%より少なく、グア
ルガムおよびロカストビーンガム標品に対しては10重
山%までの範囲である。澱粉および澱粉加水分解生成物
は通常的1〜2 =R吊%のアミノ酸残塁を含有でる。
多数のガムプリバレ−ジョンのアミノ酸残基含量は[T
he Am1n。
Ac1d Con+ponent of Some C
omn+ercial GumsJ、D、HJ、And
erson、Gums and 5tabiliser
s for theFood Industry 3.
79〜86頁(1985)、Elsevier Pub
lishersに公表されている。次の含量が示される
コ カラヤガム      1% アラビアガム     2% トラガカントガム    2x グアルガム       3.5x キサンタンガム     5x L B G          5.5%この論文はハ
イドロコロイドなどのアミノ酸残基含Wの測定法を十分
に記載する。
従って本発明の生成物はポリサッカライドのハイドロコ
ロイドを使用して製造する場合、ハイドロコロイドのア
ミノ酸含mの評価に注意を払うべぎで、必要の場合、水
性相組成物のアミノ酸残基含量が十分に低いことを確保
するためにハイドロコロイドを精製する注意が必要であ
る。
本明細書では、ppmは100万についての部を示す。
従って200pDm−0,02%である。特記しない限
り、本明細書で%又はppmで示すすべての吊は重量基
準で計算する。アミノ酸残基とは、もとのままおよび変
性タン白、ジーおよびオリゴペプチドおよび遊離アミノ
酸群を含む。実際上、存在する任意のアミノ酸残基はタ
ン自形で存在するらしい。しかし、例えば澱粉加水分解
生成物を使用する場合、澱粉に初めに存在するタン白は
加水分解中また加水分解され、相当する聞の、例えば、
オリゴペプチドおよびアミノ酸群の相当する缶を形成す
る。オリゴペプチドおよび遊離アミノ酸群はタン白自体
のように同様に反対の効果を有することがわかった。
上記のように、水性相のアミノ酸残基含Mは2oopp
−より少なくなければならず、そうでないと問題が起こ
る。しかし、これは水性相組成物が好ましくはアミノ酸
残基を全く含むべきでないことを意味しない。反対にそ
の少1酋の存在は生成物の官能性に有利な影響を有する
ことができる。特に水の他に保存料、ビタミン、塩、酸
およびフレーバ成分のみを含有する水性相を有する生成
物の水性相組成物に約5〜10pI)11のタン白を添
加することは口内応答で有意の変化を生ずることがわか
った。熟練評価者はタン白を含有する生成物は口内で一
層急速に不安定化し、それによってフレーバ遊離が改良
されることを見出した。
本発明はハイドロコロイドを含まない生成物を包含する
。このような生成物は水性相に非常に少酊のタン白が存
在しなければむしろ温和である。
例えば、水性相は5〜10ppmのカゼイネートを含む
ことができる。これに関連して、タン白は天然および変
性タン白、および加水分解タン白および修飾タン白を含
む。
ハイドロコロイドとは、本川111絹ではZ F l−
32(1981)6.253〜256頁におけるように
使用する。タン白であるゼラチンを除いて、すべてのハ
イドロコロイドはポリサッカライドである。ゼラチンは
本質的に他のタン白と同じ問題を生ずるタン白であるの
で、水性相の總アミノ酸残基含量が100 ppmより
高くなるような場で使用すべきではない。
生成物を製造するために水性相組成物として使用する組
成物の35℃の温度および1000秒−1の剪断速度に
おける粘度は口内で知覚される生成物のコンシスチンシ
ーに関連する。本発明による分散体の水性相を構成する
組成物の35℃の湿度および1000秒−1の剪断速度
における粘度は水性相組成物として使用する組成物の粘
度を測定することにより正確に測定できる。本分散体の
水性相を構成する組成物の粘度は70℃でこの組成物の
試料を新たに作製し、次に35℃の温度を有するFer
ranti−8hirley粘度計(商標)のプレート
上にのせ、試料が35℃の目vA温度に達すると直ちに
粘度を測定することにより適当に測定する。
こうして測定した水性相を構成する組成物の粘度が高い
場合、生成物は熟練評価者により口内で濃厚であると感
知される。大部分の場合、逆も又真である二ロ内で濃厚
であると考えられる生成物は通例70℃で新たに調製後
35℃および1000秒−1で測定した場合、組成物が
高粘性を有する水性相を含有する。
しかし、ゲル化の遅いハイドロコロイドを使用する場合
例外を生ずる。新たに調製した試料で行なった粘度測定
は尚低値を示すが、例えば冷蔵庫で数日貯蔵した生成物
は口内でlI!!厚であることができる。しかし、この
特徴は容易に見分けられる。
ゲル化剤のゲル化速度は周知である。遅いゲル化剤の例
はゲル化性加水分解澱粉である。従ってゲル化の遅いハ
イドロコロイドを使用する場合、上記測定粘度はかなり
低いが、生成スプレッドはむしろ濃厚である。このよう
な場合、濃厚さが少ないと考えられる生成物は水性相組
成物のゲル化の遅いハイドロコロイド准を単に減少する
ことにより容易に製造できる。
しかし、新しい生成物を開発する場合、第1の選択基準
としての70℃で新たに調製した試料に対して行なう3
5℃および1000秒−1における粘度測定は、測定が
容易で、非常に急速に実施できるので非常に有用である
遅いゲル化剤又は速いゲル化剤を使用する双方の場合、
口内で感知される生成物のコンシスチンシーの信頼でき
る印象は35℃および200秒−1で全生成物の粘度を
測定することにより得ることができる。本発明による生
成物は製造後1週間冷蔵庫に貯蔵した場合、35℃の温
度および200秒−1の剪断速度で500 cpsより
少ない粘度を有することが好ましい。さらに好ましくは
、これらの條件下で測定した粘度は4oocps以下で
ある。
全生成物の粘度は適当にはhaake粘度計(商標)に
より測定できる。
水性相の組成は35℃の温度および1000秒−1で2
00 cpsより少ない粘度を有するように選択するこ
とが好ましい。水性相を構成する組成物は35℃および
1ooo秒−1で100CI)Sより少ない粘度を有す
ることが一層好ましく、さらに一層好ましくは80CD
Sより少ない粘度を有する。
水性相組成物の35℃および1000秒−1における粘
度の下限は臨界的ではない。実際に35℃および100
0秒−1の粘度は少なくとも約1 cpsである。
水性相のアミノ酸残基含量が2001)I)1以上であ
る場合しばしばいくつかの問題が起こる。水性相のアミ
ノ酸残基含量が200 ppmより実質的に低い場合、
製造の容易さはしばしば増大し、安定性および他の生成
物の性質はしばしば改良される。
他方、いくらかのタン白の存在は上記のように有利であ
りうる。分散体のアミノ酸残基含量は水性相の宙吊で計
算して好ましくは50 Ill)Imより少なく、一層
好ましくは1〜20 ppmである。
本分散体は好ましくはハイドロコロイドを含む。
ハイドロコロイドはゲル化剤又は増粘剤である。
ハイドロコロイドの選択はそれだけでは臨界的ではない
。例えば、ペクチン、ゲラン、セルロース誘導体および
これらの2種又はそれ以上の混合物は適当に使用できる
。好ましくは、使用ハイドロコロイドは低アミノ酸残猛
含湯を有するハイドロコロイドプリバレージョンである
。別法では、高アミノ酸残基含り品をイjするハイドロ
コロイドプリバレージョンはスプレッド製造に使用する
前に蹟製し、アミノ酸残基含量を十分な低レベルまで減
少することができる。比較的容易にプリバレージョンで
(9ることができ、低アミノ酸残基含mを有する、本分
散体に使用するに適するハイドロコロイドは寒天および
ファーセレランである。これはカラギナンおよびアルギ
ネートに対しても適用される。カラギナン、アルギネー
トおよびこれらの2種又はそれ以上の混合物は本分散体
に使用する特に好ましいハイドロコロイドである。本発
明による分散体は水性相の重層で計算して0.01巾聞
%より多いハイドロコロイドを含むことが好ましい。
本分散体は連続脂肪相を含む。食用可塑性分散体に関し
通常的実際であるが、「連続脂肪相」は連続相を形成す
る液体油およびそこに含まれる固体脂肪粒子を含み、こ
の粒子は可塑化処理により液体油から相−分離したもの
である。
分散体の脂肪含aは好ましくは15〜25千吊%である
。分散体に含まれる脂肪の大部分および全部は通常連続
脂肪相を構成する。しかし、いくらかの脂肪は水性相に
分散した小球形で存在できる。
木用11I書を通して油および脂肪は交換して使用でき
る。これらは大豆油、ヒマワリ油、バーム油、魚油、ナ
タネ油、ココナツト油のようなトリグリセリド、水素添
加、分画および/又はエステル交換トリグリセリド混合
物およびこれらの2種又はそれ以上の混合物のような化
学的および/又は物理的に修正した生成物、およびワッ
クスおよびモノ−又はジサッカライドのポリ脂肪酸エス
テルのようなトリグリセリドに物理的に相似し、トリグ
リセリド油の置換体として又はトリグリセリド油と混合
して使用できる食用物質を含む。
好ましくは、本スプレッドに含有される脂肪は木質的に
トリグリセリドから成る。
脂肪の正確な組成は臨界的ではない。20℃における固
体脂肪含量は脂肪重量で計算して適当には5〜30%、
好ましくは5〜20重壜%である。
5℃における固体脂肪含量は適当には5〜50謬りi%
、好ましくは10〜25重通%である。
しかし口内における崩壊性からみて、分散体は脂肪重量
で計算して30℃で6%より少ない固体脂肪を含有する
ことが好ましい。一層好ましくは、生成物の總脂肪含量
の重量で計算して35℃で0〜3重は%の固体脂肪を含
有する。本スプレッドの官能的特徴は口内における湿度
のすぐ下の温度の固体脂助合はにかなり強く依存できる
ことがわかった。
固体脂肪含量は閏M温度、例えば30℃で、Fette
、5eifen、Anstrichmittel、 8
0 (1978)、180〜186に記載のNMRN−
値(例えば、N30)を測定することにより有利に測定
できる。
この値は脂肪重量%とじて表わして、その温度で固体状
態で存在する脂肪量を示す。
良好な伸展性および可塑性を右する生成物を得るために
連続脂肪相を有することが必要である1゜通例、マーガ
リンおよび40%脂肪スプレッドのような可塑性分散体
では、水性相は連続脂肪相に分散した小滴形で存在する
。しかし、本生成物では、すべての水性相が必ずしも分
散状態である必要はない。水性相のいくらか、又はすべ
ては連続相として存在できる。このような場合生成物は
従って2連続性である。
通例の用語によれば、「分散相」は1つ又はそれ以上の
他の相の物質によ、り完全に囲まれたその相の不連続部
分から成る相を示す。「連続相」は不連続部分から成る
ものではなく、生成物中の各方向に本質的に拡がる。2
連続システム又は33!1!続システムの顕微鏡写真か
ら、相の1つがあたかも生成物中に拡がらないように見
える。実際には不連続部分の1つが気まぐれの形を有す
るにしても分散相である。しかし、通例このような相は
連続性である。誤った印象は顕微鏡写真が三元の実体を
不完全な二元像として単に示す事実により生ずる。
生成物が連続水性相を含有する場合、できるだけ微生物
による生成物の汚染を回避し、長期保存性を有する生成
物を得るために注意を払わねばならない。従って殺菌工
程後の加工装置は非常に清潔に保持すべぎである。さら
に微生物による変改の危険を減少するために水性相組成
物に保存料、例えばソルビン酸カリおよび酸を含むこと
が望ましい。適当には、使用i%lff1はpl+が約
5より高くないような吊である。さらに微生物による劣
化の危険を減少するために、生成物は低温で、適当に(
よ約5℃の冷ia庫に貯蔵することが好ましい。
しかし、好ましくは本生成物の水性相は分散相である。
一方では、分散粒子は好ましくは官能的理由、特に生成
物の味およびフレーバ印象に対し小さ過ぎてはならない
。他方では、すぐれた微生物安定性および伸展特性を得
るために、分散水性相の粒子は好ましくは余り大き過ぎ
てはならない。
容積加重平均粒子直径は好ましくは30μより小さく、
一層好ましくは25μより小さい。本生成物の官能性を
考慮して、数加重平均小滴直径は少な(とも5μmであ
ることが好ましい。数加重平均直径は粒度分析に対し通
常使用される10Q−標準分布を使用して、NMRによ
り[J、Col 1oidand Lnterface
 5cience  (1972) 、10.206お
よび(1983)、93.521参照コ適当に測定でき
る。
本生成物は通例の装置、例えば表面かぎ取り熱交換器、
例えば1個又はそれより多いA−ユニットおよび/又は
撹拌結晶槽、任意には冷却ジャケットを備えた、例えば
1個又はそれより多いC−ユニットを使用し、又は他の
装置を使用して比較的容易に製造できる。高レベルの乳
化剤又は高融点の脂肪混和物を使用する必要はない。
上記小滴の大きさを有する分散水性相を含む生成物は比
較的容易に得ることができる。水性相組成物にタン白お
よび/又はハイドロコロイドが存在することによりこの
ような成分を含まない場合に得られるものよりいくらか
大きい小滴の形成を促進する。従って、微細過ぎる分散
体の形成は容易に回避される。特に、タン白はこの点で
強い影響を有する。例えば、水性相のタン白含量が20
o ppmを超える場合、遭遇する問題の1つは分散体
が非常に粗くなりやすいことである。これは良好<E伸
展性の減少および微生物による変改の危険の増大に反映
する。予期される微生物学的保存能力の良好な指示は例
えば1m率の測定により得ることができる。導電率は水
性相のタン内含1dが2o o ppm又はそれ以上に
上昇する場合急激に増大しやすい。
本生成物の水性相組成物に含まれるタン白および/又は
ハイドロコロイドは大きざの十分な小滴を得るのに有利
である。他方では、水性相の粘度に対する上限は分散体
が粗くなり過ぎることを避けるのに役立つ。高粘性水性
相組成物は所望の微細状態に分散した水性相を得ること
が一層困難になる。70℃で新たに調製した試料につい
て35℃および1000秒−1で測定した水性相の粘度
はこの点で関連する尺度である〈組成物がゲル化の遅い
ハイドロコロイドを含有するか、しないか)、その理由
は実際上、水性相組成物の粘度が、得られる分散体の微
細性に関連する工程である乳化および可塑化処理は通例
殺11直後に行なうからである。
好ましくは、水性相をゲル化させるのに十分なcJ度で
ゲル化剤を含むようにハイドロコロイドを添加する。特
に、水性相の容積加重平均直径が約8μより大きい場合
、水性相はゲル化させることが好ましい。これは生成物
の物理的安定性に寄与する。特に、生成物は剪断條件、
例えば伸展する場合、水分の′ti難の回避に役立つ。
水性相の分散度は加工條件を調整することにより、特に
加工中の適用剪所力、例えば八−又はC−ユニットのロ
ーター速度を変更することによりさらに調整できる。
水性相の容積加重平均直径は適当にはNMRにより測定
できる。J、Co11oid and Interfa
ceScience (1972)、40.206およ
び(1983)、93.521参照。適当には、粘度分
析に通常使用するl0Q−標準分布を使用する。
別法では、実際の目的に対し通例適当な分散小滴の大き
さの評価は生成物の顕微鏡写真から有利に得ることがで
きる。
上記を除いて、水性相の組成は臨界的ではない。
例えば、水性相は水以外にハイドロコロイドおよび/又
はタン白、スプレッドの水性相に通常添加されるような
成分、例えば食用酸、塩、保存料、フレーバ、ビタミン
などを含むことができる。しかし、本発明は非常に低カ
ロリー値を有する食用スプレッドを供することが目的で
ある。そのために、水性相に対しては主として水から成
ることが好ましい。水性相を構成する組成物は好ましく
は少なくとも801醋%の水、−ffl好ましくは少な
(とも90重量%の水を含有する。95〜99.9重量
%の水分含量は特に好ましい。
ハイドロコロイドの最適使用ωは特にハイドロコロイド
のタイプによる。lllf節囲を使用するいくつかの試
験により容易に決定できる。例えば、カッパー又はイオ
ター力ラギナンのようなハイドロコロイドに対しては0
.1〜i、5th吊%の晴が適する。このようなハイド
ロコロイドでは水性相の約0.4〜1重量%を使用する
ことが好ましい。
本分散体は高量の乳化剤を使用する必要なく製造できる
。高レベルの乳化剤は通例生成物の官能性に対し反対の
効果を有する。しかし安定性の理由でいくらか乳化剤を
含むことが好ましい。
分散体の官能性に反対に作用せずに使用できる乳化剤の
台は使用乳化剤のタイプによる。実際上、分散体は2.
0ffi1%より少ない乳化剤を含むことが好ましい。
さらに好ましくは、生成物の乳化剤含量は0.05〜1
.01覆%で、0.1〜0.5重量%は特に好ましい。
製造の容易さおよび生成分散体の官能性に及ぼす影響を
考慮することの双方で、比較的低融点を有する乳化剤組
成物を使用することが好ましい。
使用乳化剤はモノグリセリド、特に不飽和脂肪酸残塁を
含有するモノグリセリドを含むことが好ましい。適当な
乳化剤は例えば部分水素添加ヒマワリ油由来のモノグリ
セリド組成物である。
乳化剤は脂肪相組成物を杼で分散体に適当に添加できる
。脂肪相組成物は脂肪および乳化剤の他にフレーバ成分
、着色物質、ビタミンなどのような通常使用される成分
をさらに含むことができる。
例1 19.7重量%の脂肪を含有し、20重量%の連続脂肪
相および80重間%の分散水性相から成る食用可塑性分
散体を次の組成物を使用して製造した: 脂肪相 26%    大豆油、38℃のスリップ融点まで水素
添加、 17.3%   パーム油およびパーム核油のランダム
エステル交換混合物、重#に某準で 2:3比、 55、2%   ヒマワリ油、 1.5%  Hymono4404 (商標)(沃素価
40まで水MFJA加したヒマワリ油由来のモノグリセ
リドから主どして成る 乳化剤組成物。組成物のスリップ融 点は47℃である。) 0.0067% フレーバ組成物。
1亘I 0.4x   カツバーカラギナン 1゜8x   食塩 97、8%   蒸溜水 乳酸によりpH4,8に調整。
使用力ツバーカラギナンは0.2%のアミノ酸残塁を含
有した。従って、水性相組成物のアミノ酸残基含量は8
ρpHlであった。70℃で新たに調整した水性相組成
物小試料の35℃および1000秒−1における粘度は
上記のようにFerranti−shtr+ey粘度計
により測定した。粘度は3 cps、であった。水性相
組成物の試料は5℃で貯蔵した。
ゲルは形成しなかった。NMRにより測定した分散水性
相の容積加重平均直経は5μmであった。
生成物はそれぞれ70℃に加熱した、1重は部の脂肪相
組成物および4重量部の水性相組成物を連続的に供給し
、冷却ジャケットを備えた2個の撹拌結晶槽シリーズ(
C−ユニット)を通すことにより実験室規模で製造した
。C−ユニットは1400 rp鵬のローター速度で操
作した。C−ユニットのそれぞれのジAアケットの温度
は約9℃であった。生成物は約16℃の温度を有する第
2のC−ユニットを出た。生成物はタブに満たし、冷蔵
庫に1週間貯蔵した。
脂肪重量で計算した%で表わして、5.20および30
℃で生成物に含まれる固体脂肪量はNMRにより測定し
た(N5.N20およびN30値)。N5.N20およ
びl’J30はそれぞれ27.8および2であった。
得た生成物は熟練評価者により非常にすぐれていると見
做された。安定で、伸展した場合水分を遊離せず、非常
に好適な官能性および伸展特性を有した。
例2 さらに0.2重量%のソルビン酸カリを含有し、蒸溜水
の代りに水通水を含む水性相組成物を使用したことを除
いて、例1を反復した。0.07%のアミノ酸残基を含
有する使用力ツバーカラギナンは水性相組成物に31)
E)mのアミノ酸残基を含有させる。ソルビン酸カリの
存在は35℃および1000秒−1の粘度を5 cps
、に増加さゼた。生成物は非常に満足できるものであっ
た。
この試験は4回反復した。この試験でさらにカゼイネー
トをそれぞれ5,10,100および150ppm(水
性相に対し)の罎で水性相組成物に含ませた。カゼイネ
−1・の添加は粘磨に有意の変化を生じなかった。それ
ぞれの水性相組成物はその試料を環境温度に放置した場
合ゲルを形成した。
生成物の導電率を測定し、水性相の分布はNMRにより
特性化した。結果は表■に示す。
Lユ 試料 カゼイネート アミノ酸残塁  導電率10℃ 
 D(3,3)含ffi(ppm)   含fD(pp
n+)    (μS/cm>””’  (μ)2a 
   0      3      0.003   
 62b    5      8      0.0
4     72c    10      13  
    0.07     82d   100   
  103     227      252e  
 150     153     296     
 27(1)  アミノ酸残基含量は添加カゼイネート
およびカツバーカラギナンを経て加えられたアミノ酸残
基の′総計に等しい。
+21 1電率はμS/cIRで測定する。SはSie
mensを示す。低導電率値、例えば約0.1以下では
微生物劣化の起こる危険は小さい。
+31D(3,3)はNMRにより測定した容積加重平
均直径を示す。
試料2dおよび2eの小性相の液滴の人きぎはむしろ大
きい。試料2dおよび2eのMJ導電率非常に高く、早
期に微生物変改が起こる許容しえない危険を示す。
試料の伸展性は熟練評価者が判定した。試料2a、2b
および2Cは良好な伸展挙動を有した。
試料2dおよび2eの伸展性は伸展時に水分を失なうの
で貧弱であることがわかった。
例3 水性相はカツパー力ラギナンを含有しないが、その代り
に20 ppmのカゼイネートを含み、さらに0.2i
[!ffi%のソルビン酸カリおよび蒸溜水の代りに水
道水を含有することを除いて、例1を反復した。この水
性相組成物の35℃および1000秒−1の粘度は約I
CI)S(すなわち、本質的に純水と同じ)であった。
すぐれた生成物を得た。その導電率は約0.002μS
/C11であった。分散水性相の容積加重平均直径は6
μmであった。
同様の結果は2opp請のカゼイネートの代りに、10
又は5 DpIllのカゼイネートを適用した場合に1
9だ。
比較のためにカゼイネートを含有しない水性相を使用し
て試駆を反復した。許容しうる生成物を得た。比較によ
り、熟練評価者はカゼイネート含有生成物は特にエマル
シヨンの崩壊および味およびフレーバ遊離に関し、カゼ
イネートを含まない比較生成物よりフぐれた官能性を有
すると判定した。
例4 例1を反復したが、水性相組成物(試料4a)は: 1.0重量%   カツバーカラギナン(アミノ酸残基
含f!10−07%) 1.8重量%   食塩 97.2重石%   蒸溜水 乳酸によりpH4,8に調整 を含むものを使用した。
試験はもう一度反復したが、さらに0.211%のソル
ビン酸カリを含み、蒸溜水の代りに水道水を使用して行
なった(試4b>。
比較のために次の2水性相により試験を反復した: 試料4C: 2.8重量%   イオター力ラギブン0.2重a% 
  ソルビン酸カリ 0.02虫世%  乳酸 97重a%    水通水 試料4d: 1445重量%   Pa5elli SA2 (商標
〉マルトデキストリン(DE2を有す る加水分解馬鈴薯澱粉) 2.0i罎%   ゼラチン(270ブルーム)1.8
重け%   食塩 0.2重量%   ソルビン酸カリ 0.02重量%  乳酸 81.4重M%   水道水。
イオター力ラギナンのアミノ酸残基含ωは0.09重量
%であった。Pa5elli SA2  (商標)のア
ミノ酸残基含はは0.3型温%であった。
試料4Cおよび4dの製造に使用した脂肪相は次の組成
を有した: 81.5重量%   ヒマワリ油 11.0噌覆%   完全水素添加パーム核油および完
全水素添加パーム油の低 融点画分の1:1混合物のエ ステル交換混和物 ?、!Jfifi%   Ilymono  4404
 (商標)0、0067重M% フレーバ組成物 使用脂肪混和物は4のN 30111を有した。
試料4Cの高粘性および試料4dの高タン白含量を考慮
して、適当に分散した水性相を有利に得るために、これ
らの試料は製造ラインで製造した。
この場合、例1記載の方法と比較して、第1のC−ユニ
ツ1−は5500 rpmで操作する高速C−コニット
に置換えた。
4つの生成物は冷蔵庫で1週貯蔵後評価した。
4つのスプレッドはすべて安定であった。これらはすべ
てゲル化水性相を有した。試料4cおよび4dは口内で
試1.48および4bよりはるかに濃厚であった。試料
4bは熟練評価者により試料4aより梢々濃厚であると
判定された。大多数の評価者は試料4Cおよび4dより
試料4aおよび4bのコンシスチンシーを好/υだ。試
料4aは試料4bより好ましい。
試料4aおよび4dの容積加重平均直径はNMRにより
測定した。試料4aに対し実測した容積加重平均直径は
6μmで、試料4dで(!48μmであった。
4つの水性相の35℃および1000秒−1における粘
度およびアミノ酸残基含量は表■に示づ。
試料4aの粘度の読みは低いが、形成生成物は非常に濃
厚なコンシスチンシーを有する。数日貯蔵後、生成物中
でゼラチンおよびPa5clliは双方共ゲルを形成し
た。Pagelliはゲル化の遅いハイドロコロイドで
あるからまだゲル化しなかった。ゼラチンは35℃以上
の温度でゲルを形成するからゲル化しない。
試料4a、4cおよび4dについてさらに[濃厚さJを
次の方法を使用して測定した。生成物を冷蔵庫から取り
出し、Haake粘度計(商標)のMV検知システムの
カップに入れた。試料は30℃で10分平衡化した。次
にカップを粘度計に入れ、試料を200秒−1の剪断速
度で剪断した。温度は1℃/分の割合で上昇させ、一方
試料の剪断を継続した。粘度は温度が35℃に到達する
と測定した。「濃厚さ」値は35℃および200秒−1
の剪断速度における、こうして測定した粘度である。こ
うして測定した濃厚さは口内で知覚するコンシスチンシ
ーと相関する。結果は表■に示す。
これらの結果は生成物のコンシスチンシーについて評価
者の見解と一致する。
表  ■ 試料 アミノ酸残基  水性相の粘度  mJ7さ含f
ji (+)l)m)     35℃、  1000
秒−1(Cl)S) 4 a     7        36    18
04 b     7        70     
−4 C26430570 4d     2.10 ’       15”  
   5501ゲル化前 例5 20%脂肪相および80%水性相から成る食用可塑性分
散体を例1の場合と同じ同じ脂肪相組成物を使用して製
造した。次の水性相組成物を使用した: 97.8%       脱イオン水 1.8x         食塩 0.2%       ソルビン酸カリ0.2%   
     アルギン酸ナトリウム[Hanucol D
HB  (商fり]乳酸によりpl+5.5に調整。
アルギン酸す!〜リウムは0.5重量%のアミノ酸残塁
を含有した。従って水性相組成物のアミノ酸残基含量は
1oppmであった。35℃および1000秒−1にお
ける水性相組成物の粘度は3 cpsであった。水性相
組成物の試料は放置する場合、ゲルを形成しなかった。
それぞれのC−ユニットのジャケット温度は約7℃で、
生成物は約14℃の温度を有する第2C−ユニットを出
ることを除いて、例1記載のものと同じ方法を使用して
処理を行なった。適当な生成物を1qた。
λ1 次の水性相を使用することを除いて例1を反復した: 1.5fflffi%     カツパーカラギナン1
、OCMa%     食塩 97.5重量%     脱イオン水 乳酸の添加により4,8 にpH調整。
水性相のアミノ酸残基含量は10ppII!であった。
ゲル化水性相は35℃および1000秒−1で40cp
sの粘度を有した。分散水性相の容積加重平均直径は1
0μmであった。
得た生成物は熟練評価者が評価し、彼らは良好な品質を
有すると判定した。安定で、良好な伸展特性を有した。
食塩含量を1.25重山%レベルに増加したことを除い
て、試験を反復した。再び得た生成物は良好な品質のも
のであった。
例7 水性相はさらにそれぞれ1重量%、4川船%のPa5e
lli S^2 (商標)マルトデキスj〜リンを含む
ことを除いて例4aを2回反復した。
得た生成物は安定で、ゲル化水性相を含んだ。
1重量%のPagelliを含有する生成物の水性相は
37ppraのアミノ酸残基含量、35℃および100
0秒−1で85cpsの粘度、9μmの容積加重平均直
径を有した。4虫看%のPa5elliを含む生成物の
水性相は127pp■のアミノ酸残基含■、35℃J5
よび1000秒−1で100cpsの粘度および11μ
mの容積加重平均直径を有した。水性相に対し1型理%
のPa5elliを含む生成物は良好な品質および伸展
性を有した。水性相に対し4重量%のPa5el l 
iを含む生成物は、しかし品質の低いものであった。
例8 異るレベルのカゼインナトリウム、すなわち0.80お
よび1001)I)lを使用して、例2を反復した。
カゼイネートを含まない生成物は安定で、良好な品質を
右した。他の生成物はむしろ岱弱な品質のものであり、
伸展時に水分を失ないやすかった。
生成物の容積加重直径は力ぜイネートレベルと共に増加
するようであった。実測値は5.27および27μmで
あった。
例9 11ymono4404乳化剤を脂肪相で計算して0.
5,1.5および2.5重量%の各濃度レベルで添加し
たことを除いて、例2を3回反復した。
得た生成物はすべて非常に良好な伸展性を示した。容積
加重平均直径は乳化剤含Iの増加につれて減少するよう
であった。実測値は8.5゜5.3.ffiよび4.5
t171’LテアツtC6例10 44℃のスリップ融点を有するHymono7804を
脂肪に対し1.5重量%の調度レベルで使用することを
除いて例2を反復した。
例11 例1記載の方法を使用して、20重量%の連続脂肪相お
よび80ffiffi%の分散水性相から成るスプレッ
ドを下記脂肪相および水性相からWIJ造した:脂肪相 26%        大豆油、38℃のスリップ融点
まで水素添加 17.3%       2:3比のマレ−シアパーム
油およびパーム核 油のランダムエステル交 換混合物 2.5x        バーム油、58℃のスリツブ
融点まで硬化 52.6X        ヒマワリ油1.5%   
     Hymono4404 (商標)0.1% 
        ベーターカロチン水性相 01.4%       力ツバーカラギナン1.8%
        食塩 0.2%        ソルビン酸カリ91.4% 
       水道水 乳酸により4.8にpH調整。
使用カツバーカラギナンは0.14%のアミノ酸残基を
含有した。従って、水性相組成物のアミノ酸残基含量は
6 ppmであった。35℃および1000秒−1にお
ける水性相組成物の粘度は6 cpsであった。
脂肪に対し重量%で表わした生成物の5℃および30℃
における固体脂肪量は5℃で26.8%および30℃で
4.6%であることがわかった。
得た生成物は良好であると判定された。伸展時に水分を
遊離せず、良好な伸展特伯を有した。
例12 20重量%の連続脂肪相および80重顔見の分散水性相
から成るスプレッドを下記脂肪相および水性相から製造
した: 脂肪相 49%        大豆油 12.9X        :]Dナツト油16.8$
        大豆油、41℃のスリップ融点まで硬
化 19、7%        重量基準で1=2比で、4
1℃のスリップ融点ま で硬化したココナツト油 および大豆油のランダム エステル交換混合物 L12        Hymono4404 (商標
)0.1x        ベーターカロチン水性相 1x         力ッパー力うギナン1.8x 
       食塩 97、2X         蒸溜水。
使用力ツバーカラギナンは0.14%のアミノ酸残基を
含有した。従って水性相組成物のアミノ酸残基含量は1
4 puであった。水性相組成物は35℃および100
0秒−1の剪断速度で36CDSの粘度を有した。
脂肪に対しEmffi%で表わして、生成物に5℃およ
び30℃で存在する固体脂肪量は5℃で38%および3
0℃で5%であることがわかった。
それぞれ70℃に加熱した1屯8部の脂肪相組成物およ
び4重M部の水性相組成物を連続的に供給し、冷却ジャ
ケットを供した3つの撹拌C−ユニットシリーズを通し
て実験室規模で生成物を製造した。最初のC−ユニット
は200 Orpmのローター速度で操作し、最後の2
個のC−ユニットは1500rp1Mのローター速度で
あった。各C−ユニット後の油中水型混合物の排出渇瓜
は15℃であった。
得た生成物は良好な品質を有すると判定された。
伸展時に水分を遊離せず、良好な伸展特性を有した。
例13 脂肪相はHymono4404 (商標)の代りに1.
5%のHymono7804 (商標)を含ムコトヲ除
いて、例12を反復した。
良好なスプレッドを(qた。これは伸展時に水分を遊離
しなかった。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)30重量%より少ない脂肪含量を有し、タン白又
    はハイドロコロイド又はこれらの混合物を含有する水性
    相を含む連続脂肪相から成る食用可塑性分数体であつて
    、水性相を構成する組成物は35℃の温度および100
    0秒^−^1の剪断速度で400cps(400mPa
    .S)より少ない粘度を有し、そしてアミノ酸残基含量
    は水性相の重量基準で計算して200ppmより少ない
    ことを特徴とする、上記食用可塑性分散体。
  2. (2)アミノ酸残基含量は水性相の重量基準で計算して
    100ppmより少ない、特許請求の範囲第1項記載の
    分散体。
  3. (3)水性相を構成する組成物は35℃および1000
    秒^−^1において100cpsより少ない粘度を有す
    る、特許請求の範囲第1項又は第2項記載の分散体。
  4. (4)水性相を構成する組成物は35℃および1000
    秒^−^1において1〜80cpsの粘度を有する、特
    許請求の範囲第3項記載の分散体。
  5. (5)水性相はカラギナン又はアルギネート又はこれら
    の混合物を含むハイドロコロイドを含有する、特許請求
    の範囲第1項から第4項のいずれか1項に記載の分散体
  6. (6)ハイドロコロイド含量は水性相の重量基準で計算
    して0.01重量%より多い、特許請求の範囲第5項記
    載の分散体。
  7. (7)15〜25重量%の脂肪含量を有する、特許請求
    の範囲第1項から第6項のいずれか1項に記載の分散体
  8. (8)水性相は数加重平均直径で示して5μmより大き
    い平均的小滴の大きさを有する分散相である、特許請求
    の範囲第1項から第7項のいずれか1項に記載の分散体
  9. (9)水性相はゲル化する、特許請求の範囲第1項から
    第8項のいずれか1項に記載の分散体。
  10. (10)脂肪重量で計算して30℃で6%より少ない固
    体脂肪を含有する、特許請求の範囲第1項から第9項の
    いずれか1項に記載の分散体。
  11. (11)0.1〜0.5重量%の乳化剤を含有する、特
    許請求の範囲第1項から第10項のいずれか1項に記載
    の分散体。
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