JPS63247222A - 部品位置決め移送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は外周につばを有する部品の位置決め移送装置に
関するものであり、段積された部品収納部材を個々に分
離・位置決めし、部品収納部材への部品の収納および部
品収納部材からの部品の取出しを行なう段積９段バラシ
装置の部品収納部材の位置決め・移送装置として利用が
可能である。

従来の技術 従来より、この種の装置は、部品収納部材を部品収納部
材の一方向位置決め手段であるところの部品収納部材移
送手段により位置決めポジションに移送した後、別の部
品収納部材の一方向位置決め手段を駆動させることによ
少部品収納部材の位置決めを行なっている。また、位置
決めされた部品収納部材を他のポジションに移送する際
には、他の移送手段を配している。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら、従来の方法においては、それぞれ独立し
た機能を有して動作するため、動作が複雑で、しかも個
々に外部駆動源を必要とするため装置が複雑となる問題
点を有していた。

問題点を解決するための手段 前記問題を解決するため、本発明の位置決め・移送装置
は段積された部品収納部材を位置決めポジションへ移送
する鉛直方向移送手段と部品収納部材を位置決めポジシ
ョンから他のポジションへ移送する水平方向移送手段と
直交し、部品収納部材のそれぞれ一端面に当接し、位置
を規定する２つの基準面と、前記水平方向移送手段の運
動方向に垂直な方向に運動し部品収納部材の一端面に当
接し、相対する基準面に部品収納部材を押付ける押付手
段と、前記水平方向移送手段の移動方向及びとそれと垂
直な方向に付勢された部品収納部材の他の一面に当接し
基準面に部品収納部材を押付ける尚接手段と、部品収納
部材のつばの下面に当接し、部品収納部材を保持する保
持部材と前記鉛直方向移送手段を駆動する駆動手段、水
平方向移送手段を駆動する駆動手段および押付手段を駆
動するカムを有し、当接手段、保持部材および押付手段
駆動用カムを水平方向移送手段に設けている。

作　　用 本発明は、上記構成によシ、段積された部品収納部材を
鉛直方向移送手段によ、！ｌｌｌ最上段の部品収納部材
が位置決めポジションに達する位置まで上昇し移送され
る。移送が完了すると水平方向移送手段が動作し、その
運動により水平方向移送手段Ａ に設けられた部品収納部材の保持部材が最上段の部品収
納部材のつばの下部に移送され、部品収納部材の保持を
行なう。また、水平方向移送手段に設けられた手抜手段
は、カムによって駆動され、最上段の部品収納部材に描
接し部品収納部材に水平方向移送手段の運動方向に付勢
を行ない、同様に水平方向移送手段に設けられた押付手
段駆動カムは押付手段に当接して、押付手段を駆動し、
前記部品収納部材に水平方向移送手段の運動方向と垂直
な方向に付勢を行なう。水平方向移送手段の動作が完了
すると、前記鉛直方向移送手段が下降し、最上段の部品
収納部材が分離され、部品収納部材の自重によシ最上段
の部品収納部材が微少量落下し保持部材と尚接し鉛直方
向の位置決めがされる。

また水平方向に移動自在となり、前記当接手段および押
付手段の付勢によシ２つの基準面に押付られ位置決めが
行なわれる。

位置決め完了後部品収納部材への部品の収納あるいは部
品収納部材から部品の取出が行なわれると、水平方向移
送手段が動作し、爪の働きとともに別のポジションまで
部品収納部材を移送する。

同時に、水平方向移送手段に設けられた押付手段はカム
の働きによシ、部品収納部材から離れ、部品収納部材の
移送範囲内から位置が離れる。また、移送された部品収
納部材は段積方向に設けられた鉛直方向移送手段によシ
、水平方向移送手段の部品収納部材の保持部材から微少
量離れる。以下同様の動作を繰シ返すことによシ、段バ
ラシ・段積みが順次行なわれる。

実施例 以下、本発明の一実施例である部品供給装置について第
１図〜第１１図により説明する。

１は本体、２は部品の収納されている部品収納部材供給
用搬送装置、３は部品が取出された後の空の部品収納部
材用搬送装置で、各々本体１の下部に設置されている。

４は段積された部品収納部材４ａを鉛直方向に移送する
鉛直方向移送手段であり、５は段バラシされた部品収納
部材を再び段積みする鉛直方向移送手段で、各々本体１
の一端に設置されている。６は段積された部品収納部材
列４ａを分離する分離装置であり、部品収納部材供給用
搬送装置２と鉛直方向移送手段４の乗り移り部の位置に
本体１に設置されている。７は部品が取出されて空にな
った部品収納部材４ａを位置決めポジションから段積ポ
ジションへ移送すると水平方向移送手段で、本体１に設
置されている。

次に図に従って本実施例の部品供給装置の動作を説明す
る。

部品の収納された部品収納部材４ａを段積し、部品収納
部材用供給装置２に供給すると、段積された部品収納部
材列４ａば、部品収納部材用供給装置２により、分離装
置６の設置されているポジションまで移送され、更に次
の段積された部品収納部材列４ａを供給するスペースを
確保する。鉛直方向移送手段４に搭載した部品収納部材
４ａの排出が終わると、鉛直方向移送手段４は下降し、
分離装置５を作動させ、段積された１列の部品収納部材
列４ａを載せ、位置決めポジションまで上昇する。鉛直
方向移送手段４の動作が完了すると水平方向移送手段７
が段積ポジションから移動し、鉛直方向移送手段４に搭
載された最上段の部品収納部材列４ａを保持した後、鉛
直方向移送手段４が所定量下降し、部品収納部材４ａの
分離・位置決めを行なう。位置決めポジションで部品の
取出しを行ない空になった部品収納部材４ａは、水平方
向移送手段７により段積ポジションまで移送される。段
積ポジションでは段積用鉛直方向移送手段６が所定量上
昇し、水平方向移送手段７から部品収納部材を持上げて
分離させる。

次に、本実施例の分離位置決め装置について説明する。

この分離位置決め装置は前記段バラシ用鉛直方向移送手
段４および水平方向移送手段７により構成されている。

８は部品収納部材４ａを保持し、鉛直方向へ移動するス
ライダー、９は前記スライダーの直線運動用軸受、１０
および１１は前記直線用軸受の保持部材、１２は前記ス
ライダーの駆動部であり、直線運動用軸受９は保持部材
１ｏおよび保持部材１１を介して本体１に締結されてお
り、スライダー８は直線運動用軸受９に鉛直方向に移動
が自在に保持されている。丑だ駆動部１２はスライダー
８に搭載されている。１３は部品収納部材を介してスラ
イダーの位置を検出する検出器である。

次に、水平方向移送手段の構成を説明する。

１４は直線運動用軸受、１５は前記直線運動用軸受保持
部材であシ、本体１に締結されている。１６は部品収納
部材にカム１７を介して、轟接し、基準面１８に部品収
納部材を押し描てて水平方向移送手段７の運動方向に位
置決めする当接手段で、内部にバネを内蔵し付勢が可能
な構造となっている。１９は前記当接手段の保持部材で
あり、カム１７により、揺動できる構造となっている。

２０は部品収納部材４ａの上端をガイドするガイド部材
、２１は水平方向移送手段７の運動方向と垂直な方向の
位置決めの基準面である。基準面２１はガイド部材２０
を介して本体１に締結されている。

２２は部品収納部材４ａを基準面２１に押付ける押付手
段であり、本体１に設置されている。２３は部品収納部
材４ａのつばの下面に当接し保持を行なう保持部材、２
４は前記押付手段２２の駆動用カムで本体１に締結され
ている。２５は部品収納部材４ａの上端を検知する検出
器である。

次に第８図〜第１１図によシ本実施例の動作について説
明する。

段積された部品収納部材列４ａが鉛直方向移送手段４に
供給されると鉛直方向移送手段４は上昇し、検出器２５
が最上段の部品収納部材４ａの上端を検出する位置まで
移動する。鉛直方向移送手段４の位置決めが完了すると
水平方向移送手段７が移動する。前記移送手段７の移動
によシ保持部材２３が部品収納部材４ａの下面に接触し
ながら、最上段の部品収納部材４ａとその下段の部品収
納部材４ａとの隙間に入り最上段の部品収納部材４ａの
一端面に当接し部品収納部材４ａに水平方向移送手段７
の運動方向に付勢を行ない、同様に水平方向移送手段７
に締結された押付手段２２が押付手段駆動用カム２４に
尚接し押付手段２２を動作させ、前記部品収納部材４ａ
に当接して最上段の部品収納部材４ａに水平方向移送手
段７の運動方向と垂直な方向の付勢を行なう。水平方向
移送手段７の動作が完了すると前記鉛直方向移送手段４
が検出器１４が最上段の部品収納部材４ａと下段の部品
収納部材４ａが分離されたのを検出する位置まで下降す
る。最上段の部品収納部材が分離されると部品収納部材
４ａはその自重により落下し、保持部材２３に当接し、
鉛直方向の位置決めが行なわれまた水平方向に移動自在
となり前記当接手段１８および押付手段２２の付勢によ
り部品収納部材４ａは基準面１３および基準面２１に押
付けられ位置決めされる。

位置決め完了後部品が取出され終了したら、空の部品収
納部材４ａは段積ポジションまで爪の動作によシ移送さ
れ段積用鉛直方向移送手段５が上昇し、水平方向移送手
段７の保持部材２３から部品収納部材を持ち上げ切離す
。水平方向移送手段７の移動に伴い、当接手段１８およ
び押付手段２２はカム１７および２４によって元の位置
まで戻り、初期の状態に帰る。

発明の効果 以上、本発明によシ、段積された部品収納部材を個々に
分離位置決めできまた機能の複合化が行なえるため、装
置構造が簡単になるという効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における部品供給装置の斜視
図、第２図は同分離・位置決め装置の正面図、第３図は
同水平移送手段の斜視図、第４図は同鉛直移送手段の斜
視図、第５図は同部品収納部材の平面図、第６図は同正
面図、第７図は同部品供給装置の側面図、第８図〜第１
１図は同装置の動作説明図である。 １・・・・・・本体、２，３・・・・・・部品収納部材
搬送装置、４．５・・・・・・鉛直方向移送手段、６・
・・・・・分離装置、７・・・・・・水平方向移送手段
、１０．１１・・・・・・保持部材、１８・・・・・・
肯接手段、２２・・・・・・押付手段、２３・・・・・
・保持部材、２４・・・・・・押付部材駆動用カム、２
５・・・・・・検出器。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第３
図 第４図 第５図 第６図 第７図 ■ 第８図 第９図 第１０図 第１１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 外周につばを有し、互いに一部が重なりあって段積され
   た部品を個々に分離・位置決めし、再び段積みする装置
   において、段積された部品を段積方向に移送する鉛直方
   向移送手段と、前記外周のつばの下面に接触し部品を保
   持する部品保持手段と、前記移送手段の運動方向と垂直
   面内を移動可能な前記部品保持手段の水平移送手段と、
   前記水平移送手段の運動平面と垂直でかつ互いに直交す
   る２つの基準面に、垂直でかつ水平方向移送手段の運動
   方向に垂直方向に移動可能で前記部品に付勢可能な押付
   手段と、前記水平移送手段の運動方向及びそれと垂直な
   方向の両方向に移動可能で、前記部品に当接することに
   より前記部品に付勢可能な当接手段と前記押付手段に当
   接し、水平移送手段の動作を前記押付手段に伝達し駆動
   させるカムとを有し、前記当接手段およびカムを水平移
   送手段に搭載し、前記段積された部品を段積方向に移送
   しその最上段の部品とその下段の部品のつばの隙間に前
   記水平方向移送手段により前記部品保持手段が入った後
   前記鉛直方向移送手段が可送動作を行なうことにより部
   品の分離を行ない、部品収納部材の自重にて鉛直方向の
   位置決めを行なう様配置し、更に前記水平方向移送手段
   の運動により前記押付手段および当接手段が最上段の部
   品に当接し位置決めを行なう様構成し、位置決め完了後
   、最上段の部品を移載する爪を水平方向移送手段に有し
   、前記水平方向移送手段によって移送された部品を再び
   段積方向に移送する鉛直方向移送手段を備えた部品位置
   決め移送装置。