JPS6324701A - 分布定数線路装置 - Google Patents

分布定数線路装置

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JPS6324701A
JPS6324701A JP16763786A JP16763786A JPS6324701A JP S6324701 A JPS6324701 A JP S6324701A JP 16763786 A JP16763786 A JP 16763786A JP 16763786 A JP16763786 A JP 16763786A JP S6324701 A JPS6324701 A JP S6324701A
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JP
Japan
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dielectric
grooves
dielectric plates
split electrodes
inner conductor
Prior art date
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Pending
Application number
JP16763786A
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English (en)
Inventor
Yohei Ishikawa
容平 石川
Hiroaki Tanaka
裕明 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6324701A publication Critical patent/JPS6324701A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、セラミックのような誘電体で構成した共振器
、フィルタ、もしくは伝送線路等の分布定数線路装置に
関する。
〈従来の技術〉 分布定数線路装置としては、セラミックスを使用した誘
電体フィルタが知られている。この誘電体フィルタは、
以前は複数の誘電体同軸共振器を組み合わせたディスク
リート構造のものが用いられていたが、最近は、量産性
の良さから、一体成形型の構造のものに替わりつつある
。この一体成形型の誘電体フィルタは、セラミック加工
技術の高度化に伴ない、高精度の寸法加工が可能になり
、特性も安定している。
第12図は、一体成形型の誘電体フィルタを示している
この誘電体フィルタは、誘電体ブロックlを備える。誘
電体ブロックlには、同一方向に貫通する複数の貫通孔
2.・・・が所定間隔毎に形成され、各貫通孔2の内周
面に電極膜を形成することにより内導体3が設けられて
いる。一方、誘電体ブロック1の外面には電極膜により
外導体4が形成されている。この例では、各貫通孔2の
一方の開口側で内導体3.・・・と外導体4とが短絡し
ており、各貫通孔2の他方の開口側の端面は、電極が形
成されない開放端面となっている。5は結合用孔であり
、この孔5も貫通孔2と同一方向に貫通している。
〈発明が解決しようとする問題点〉 ところで、上記のような誘電体フィルタを製造するには
、誘電体材料を所要形状の金型によりプレス加工して誘
電体ブロックlを成形するのであるが、その場合、金型
によるプレスの方向は、貫通孔2や結合用孔5の貫通方
向と同一の方向となっている。
このようなプレス加工方法をとっているため、誘電体ブ
ロック1に形成される孔3.5の形状は、限定されてお
り、真直で、かつ断面形状が各部−定である孔しか形成
することができなかった。したがって、内導体3を、中
途で分岐したり、屈曲した複雑な形状に形成することは
、到底できなかった。
また、上記のようなプレス加工上の制約は、誘電体を用
いた伝送線路にもあり、誘電体ブロックの内部に設ける
内導体を、分岐路がある形状や、屈曲した形状にするこ
とができなかった。
本発明は、上述の問題点に鑑みてなされたちのであって
、従来のプレス加工上の制約をなくし、誘電体ブロック
の内部に複雑な形状の内導体を形成しうるようにし、新
規な構造の分布定数線路装置を得られるようにすること
を目的とする。
く問題点を解決するための手段〉 本発明は、上記の目的を達成するために、誘電体ブロッ
クを一対の誘電体板からなる2分割構造とし、両誘電体
板の対向面部には互いに対応する位置に内導体となる分
割電極をそれぞれ形成し、これら両誘電体板を互いに接
合して分布定数線路装置を構成した。
〈作用〉 上記の構成によれば、各誘電体板は、厚さ方向のプレス
加工により、成形しうるから、プレス金型の形状を適宜
設定すれば、誘電体板の一面部に種々の形状の溝を形成
しておくことができる。そこで、一対の誘電体板の対向
面部にそれぞれ所要の形状の溝を形成しておき、この溝
を利用して分割電極を形成しておくと、両誘電体板の接
合により、複雑な形状の内導体が誘電体ブロックの内部
に形成されることになる。
〈実施例〉 以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明
する。
第1図は第1の実施例に係る誘電体フィルタの分解斜視
図である。この誘電体フィルタの完成品は、第12図に
示した誘電体フィルタと同構造であって、対応する部分
には同一の符号を用いることにする。
この例の誘電体フィルタにおいては、誘電体ブロックl
は2分割構造で、一対の誘電体板1a、1bから構成さ
れている。各誘電体板1 a、 1 bの対向面部には
、それぞれ半円形の溝2 a、 2 bと、角形の溝5
 a、 5 bとが形成されている。半円形のifI 
2 a。
2bと角形の溝5 a、 5 bとは交互に所定間隔お
きに複数本ずつ形成されており、両誘電体板1 a、 
1 bの間で各面2 a、 2 b、 5 a、 5 
bの形成位置が対応している。そして半円形の溝2a、
2bの内面には、半円弧状の分割電極3a、3bが形成
されている。
各半円形の溝2 a(2b)は、対応する半円形溝2b
(2a)一体になって円形の貫通孔2を構成するもので
あり、分割電極3 a(3b)は、対応する分割電極3
b(3a)と一体となって内導体3を構成するものであ
る。また、角形の溝5a(5b)は、対応する角形溝5
b(5a)と一体になって、結合用孔5を構成する。さ
らに、誘電体板1 a、 1 bの外面の所要部には、
外導体4となる分割電極4a、4bが形成されている。
両誘電体板1a、lbは、対向面部を間にして互いに接
合される。そして、この接合により対応する分割電極3
a、3bは互いに突き合わけられる。
その突き合わせ個所は、ロー付けにより結合される。外
導体4を構成する分割電極4a、4bについても、その
突き合わせ個所はロー付けにより結合される。
第2図は第2の実施例の一部破断した平面図である。こ
の例の誘電体フィルタでは、貫通孔2の内側部分に、貫
通孔2より短寸の内導体3が設けられている。内導体3
の長さは貫通孔2毎に異なっている。このような誘電体
フィルタは、第1図に示したような一対の誘電体板1 
a、 l bを用い、各誘電体板1 a、 1 bの半
円形溝2 a、 2 bの内面に、所要長さの分割電極
3 a、 3 bを形成しておき、これら誘電体板1 
a、 1 bを互いに接合することによって、得られる
第3図および第4図は第3の実施例を示している。この
例の誘電体フィルタには、内導体3や結合用孔5のほか
に、分岐路6.6を有する入出力用内導体7.7が形成
されている。各入出力用内導体7は、他の内導体3と平
行であるが、分岐路6は、他の内導体3とほぼ直交する
方向に分岐している。誘電体ブロック1を構成する誘電
体板la、 1 bの対向面部には、分岐路6および入
出力用内導体7に対応した溝8 a、 8 b、 9 
a、 9 bが形成されており、入出力用内導体7およ
び分岐路6は、これらの溝9 a、 9 b、 8 a
、 8 bの内面に形成した分割電極? a、 7 b
、 6 a、 6 bから構成されている。
第5図および第6図は第4の実施例を示している。この
例の誘電体フィルタは、屈曲した内導体3、・・・を有
している。誘電体ブロックlを構成する誘電体板1 a
、 1 bの対向面部には、屈曲した溝2a、2bが形
成され、そのi?1ff2a、2bの内面に分割電極3
a、3bが形成されており、対応する分割電極3a、3
bどうしの結合により屈曲した内導体3が構成されてい
る。
第7図および第8図は第5の実施例を示している。この
例の誘電体フィルタは、誘電体ブロックl内に、中途部
で異径となった内導体3.・・・を宵する。誘電体ブロ
ックlを構成する誘電体板1a。
lbの対向面部には、中途部で幅が異なった溝2a。
2bが形成され、その溝2 a、 2 bの内面に分割
電極3a、3bが形成されており、対応する分割電極3
a。
3bどうしの結合により、中途部で異径となった内導体
3が構成されている。
第5の実施例に示したような構造の内導体3は、従来の
プレス加工方法により一体ものの誘電体ブロックの内部
に形成できないわけではないが、異径トする段部が精度
よく形成することが困難であり、これに対して、上記の
ように誘電体ブロックlを2分割構成とすると、異径と
なる段部を直角で、かつ精度よく形成することができる
上記の各実施例では、いずれも誘電体フィルタを示した
が、本発明は、他の分布定数線路装置にも適用が可能で
ある。
第9図は、他の分布定数線路装置の1例である誘電体伝
送線路に本発明を実施した例を示している。この伝送線
路は、誘電体ブロックlを備える。
誘電体ブロックlは一対の誘電体板1 a、 l bで
構成されている。誘電体板1 a、 I bの対向面部
には、対応する位置に半円形の溝2 a、 2 bがそ
れぞれ形成され、そのM2a、2bの内面に分割電極3
a、3bが形成されろ。これら両誘電体板1 a、 1
 bは、対向面部を間にして接合され、この接合により
突き合わされた分割電極3a、3bは、ロー付けにより
円環状に結合されて内導体3を構成する。4a、4bは
アース電極となる外導体である。
なお、上記各実施例では、誘電体板1 a、 l bど
うしの接合により突き合わされた分割電極3a、3b(
もしくは6 a、 6 b、 7 a、 7 b)をロ
ー付けにより結合するようにしたが、第1O図らしくは
第11図に示すような接触金具10.11を分割電極3
a。
3b間に介装して分割電極3a、3bどうしの電気的結
合を図ってもよい。第1O図の接触金具lOは、内導体
3の形状に対応して、断面円形の棒体であり、第11図
の接触金具IIは、放射状の突部を有する棒体である。
いずれの接触金具io、itも、分割電極3の全長にわ
たる長さであってもよいし、分割電極3の一部に接触し
うる長さであってもよい。また、内導体3の断面形状は
、円形に限定されるものではなく、第11図に示したよ
うに、断面形状が角形のものであってもよい。
〈発明の効果〉 以上のように、本発明によれば、各誘電体板は、厚さ方
向のプレス加工により、成形しうるから、プレス金型の
形状を適宜設定すれば、誘電体板の一面部に種々の形状
の分割電極を形成しておくことができ、この分割電極に
より、複雑な形状の内導体を誘電体ブロックの内部に形
成することができる。したがって、従来の一体成形型の
装置では実現しえなかった新規な構造の分布定数線路装
置が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1実施例に係る誘電体フィルタの分解斜視図
、第2図は第2実施例の一部破断した平面図、第3図お
よび第4図は第3実施例に係り、第3図はその一部破断
した平面図、第4図は分解斜視図、第5図および第6図
は第4実施例に係り、第5図は一部破断した平面図、第
6図は分解斜視図、第7図および第8図は第5実施例に
係り、第7図は一部破断した平面図、第8図は分解斜視
図、第9図は本発明に係る伝送線路装置の分解した状態
を示す正面図、第10図および第11図はそれぞれ接触
金具の構造を示す正面図、第12図は従来例に係る誘電
体フィルタの一部破断した平面図である。 l・・・誘電体ブロック、1 a、 1 b・・・誘電
体板、3・・・内導体、3a、3b・・・分割電極、4
・・・外導体。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)誘電体ブロックの外面に外導体を設けるとともに
    、誘電体ブロックの内部に内導体を設けてなる分布定数
    線路装置において、 前記誘電体ブロックを一対の誘電体板からなる2分割構
    造とし、両誘電体板の対向面部には互いに対応する位置
    に内導体となる分割電極をそれぞれ形成し、これら両誘
    電体板を互いに接合したことを特徴とする分布定数線路
    装置。
JP16763786A 1986-07-16 1986-07-16 分布定数線路装置 Pending JPS6324701A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2638902A1 (fr) * 1988-11-04 1990-05-11 Portenseigne Radiotechnique Filtre passe-bande uhf
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