JPS6028401B2 - ろ波器の製作方法 - Google Patents

ろ波器の製作方法

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JPS6028401B2
JPS6028401B2 JP3502476A JP3502476A JPS6028401B2 JP S6028401 B2 JPS6028401 B2 JP S6028401B2 JP 3502476 A JP3502476 A JP 3502476A JP 3502476 A JP3502476 A JP 3502476A JP S6028401 B2 JPS6028401 B2 JP S6028401B2
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JP
Japan
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corrugated
filter
conductors
machining
manufacturing
Prior art date
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JP3502476A
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JPS52117540A (en
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正二郎 蟹谷
文雄 武田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01PWAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
    • H01P11/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing waveguides or resonators, lines, or other devices of the waveguide type
    • H01P11/007Manufacturing frequency-selective devices

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はマイクロ波帯、およびミリ波帯における低域
通過る波器の製作方法に関する。
マイクロ波帯およびミリ波帯で用いられる導波管形の低
域通過る波器にコルゲート形ろ波器がある。
ところでコルゲート形ろ波器自体は通過帯城においては
しや断特性を有する複数種類の複数個のコルゲート溝を
方形導波管に設けて、低損失でかつ高次波(TEnon
Z2)に対しても十分阻止特性を有するようにしたもの
については椿藤昭50一151*斑号(特開昭52一7
5157号)ですでに提案されている。
この発明は前記椿願階50一151338号によるろ波
器の製作方法に係るものである。
以下この発明を従来の方法と対比しながら群しく説明す
る。
第1図は方形導波管のTE3。
モード波のしや断周波数以下に阻止帯城を有する低域通
過コルゲ−ト形ろ波器の構造を示す。同図において1は
方形導波管、2aは上記方形導波管1の一方のH面壁に
設けられたTE,。
モ−ド波阻止用コルゲート溝であり、上記導波管の横方
向に一つ、かつ管軸方向に複数個設けられている。2b
は上記導波管1のH面壁に対向するもう一つのH面壁に
設けられたTEのモード波阻止用コルゲート溝であり、
上記導波管の横方向に二つ、かつ管軸万向に複数個設け
られている。
ところで、このコルゲート彩る波器の製作方法としては
電気鋳造法、機械加工法が用いられており、ここでいう
電気鋳造法とは電気分解を利用して行なわれる一種の鋳
造法であり、また機械加工法とは工作機械を用いて材料
を所要寸法に加工する−般的な加工方法である。以下従
来のコルゲート形ろ波器の製作方法について説明する。
第2図は第1図に示したろ波器の製作方法として電気鋳
造法を用いた従来例であり、詳しくは電気鋳造法に用い
る芯金を示している。
第2図においてlaは導波管1と同一形状の箱体3aは
TE,。
モード波阻止用コルゲート溝2aを形成するための突起
A、3bはTE2。モード波阻止用コルゲート溝2bを
形成するための突起Bである。いま芯金の上に電気分解
によって金属を必要とする厚さに付着させた後、外部を
補強し、芯金を溶解することによりコルゲート形ろ波器
が得られる。
しかしながら上述した鰭気銭造法は一体構造でコルゲー
ト形ろ波器を製作できるが、芯金の製作を要すること、
外部の補強を要すること、芯金に金属を付着させるため
に要する時間が比較的長時間かかること等から工作期間
が長く、工作費用が割高となる。
次に従釆用いられた機械加工法について説明する。
第3図は第1図に示したろ波器の製作方法として機械加
工法を用いた従来例であり、詳しくは機械加工法で製作
するコルゲート形ろ波器の分解図を示している。
同図において4は凸形の断面形状を有し、その凸面にT
E,。
モード波阻止用コルゲート溝2aが複数個設けてある導
電体板、5は上記導電体板4と同じ凸形の断面形状を有
し、その凸面にTE2。モード波阻止用コルゲート溝2
bが複数個設けてある導電体板、6は側板である。上記
緩成は以上のようになっているから上記両者の導電体板
4,5の接合面Cに両側板を介在させてはんだまたはろ
う付によって接着せしめればろ波器を製作することがで
きる。
このようなことから機械加工法は鷲気鋳造法と比較して
工作期間が短く、工作費用が割安である。
しかしながら、この機械加工法は組立時に接触面が電気
的に良好な特性を得られるようにする必要があり方形主
導波管下板となる導軍体板4方形主導波管上板となる導
図体板5および方形主導波管の側板となる側板6の俊触
面に半田付あるし、はろう付をほどこした組立が行なわ
れる。
半田付あるし、はろう付を用いて組立を行なう場合、半
田あるし、はろう付が方形主導波管1の内部に流れたり
、加熱時に変形を生じたりする欠点があり、信頼性の高
いコルゲート形ろ波器を得ることが難しい。
なお、機械加工においてはコルゲ−ト溝2a,2bが完
全な直方体形状とならないが、この影響は設計時に考慮
し得る。また、TE2oモード波阻止用コルゲート溝2
bの横幅は方形主導波管1の横幅の2分の1に比較的近
いため、方形主導波管1の横幅方向に設けられるTE2
モード波阻止用コルゲート溝2bの隔壁の厚みが薄くな
り工作が難しい欠点もある。この発明はこのような従来
の問題点を改善するためになされたものであり、以下こ
の発明の一実施例を詳細に説明する。第4図はこの発明
の一実施例を示す図である。
同図において7は略U字状の断面形状に有する一つの導
電体で、この導電体の対向面8にはその長軸方向に、く
ぼみa,bが所定の間隔で複数個設けられている。また
上記くぼみaはTE,。モード波阻止用コルゲート溝を
形成し、くぼみbはTE2。モード波阻止用コルゲート
溝を形成するものである。ぐ.は上記導電体7の突出部
9に設けられたノックピン用の孔、?2 は上記導電体
7の突出部9に設けられたネジ用の孔である。10は方
形導波管の横幅方向に設けられるTE狐モード波阻止用
コルゲート溝の間隔壁を形成するための仕切板で、これ
には上記ノックピン用の孔◇,、およびネジ用の孔?2
と同様の孔03,?4が設けてある。
なおC.は導電体7の接合面である。この発明の構成は
以上のようになっているから、二つの導電体7の接合面
C,の一方に仕切り板10を介在させて、(このとき孔
◇3,J4は孔ぐ,,◇2にそれぞれ合致するようにし
ておく)上記二つの導電体7の接合面同志接合し、そし
て上記それぞれの孔に図示していないノックピン、ネジ
を通すことにより上記二つの導電体7を固定することが
できる。ところでコルゲートろ波器の分割器が電気的特
性に及ぼす影響は主として通過帯城の伝送損失の増加で
ある。しかし通過帯城におけるコルゲート形ろ波器の壁
面の電流分布は方形導波管のTE,。
モード波の壁面の電流分布と似ているためコルゲートろ
波器の方形導波管の穣幅の中央を電界と管軸とを含む面
で分割してもその分割した面が電気的特性に及ぼす影響
は小さい。このことからこの発明によるろ波器において
は仕切り板10の厚みは薄いためTE,。
モード波阻止用コルゲート溝の中央ならびに仕切り板1
0を例えば分割面とすれば分割面の電気的特性に及ぼす
影響は小さい。以上のようにこのコルゲート形ろ波器は
導電体7ならぴに仕切り板10の接合面に半田付ならび
にろう付を必ずしも必要とせずねじを用いて組み立てた
状態で電気的特性を劣化させることなく使用できる利点
がある。
半田付ならびにろう付を行なわないため、方形主導波管
の内部に半田あるし、はろうが流れることがないこと、
また加熱しないため熱変形が生じることがないことから
信頼性の高いコルゲート形ろ波器を得ることができる。
またノックピンを用いることにより高精度の組み立てが
比較的簡単にできること、またくぼみaならびにくぼみ
bの機械加工は比較的簡単に工作できること、仕切り板
10が薄い場合でも材料に焼き入れをほどこすことによ
り高精度の仕切り板10が比較的簡単に得られること、
また半田付ならびにろう付をしないことなどから工作期
間が短く、工作費用が割安である利点がある。なおくぼ
みaならびにくぼみbは機械加工においては完全な直方
体形状とならないが、この影響は設計時に考慮し得る。
なお、上記実施例では機械加工法について説明したが、
この発明はこれに限らず放電加工法の場合でも適用でき
る。
また二つの導電体板を固定するための手段としてネジ、
ノックピンの取付具を用いたがこの他に種々の取付具が
あることは言うまでもない。
この発明は以上のようになっているから機械加工ならび
に組立を簡単にすることができ、コルゲート形ろ波器の
工作期間の短縮、ならびに工作費用の低減を行なうこと
ができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は低域ろ波器の一部欠載を示す斜視図、第2図お
よび第3図は従来のコルゲートろ波器の製作方法を説明
するための斜視図、第4図はこの発明の一実施例を示す
斜視図である。 図において7は導電体、8は対向面、9は突出部、10
は仕切板、a,bはくぼみ、J・〜04は孔である。 第1図 第2図 第3図 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 略U字状の断面を有し、その対向面に所定の溝を長
    軸方向に複数個形成し、 その略U字状両端に前記対向
    面と直交し、かつ互いに距離が離れる方向に延長して設
    けた突出部に取付用の孔を設けた導電体を2個用意し、
    これらの導電体を前記突出部を対向させたときに形成さ
    れる接合面の一方に上記取付用の孔と同じ孔を有し、溝
    の間隔壁を形成する仕切板を介在させて、上記両者の導
    電体を接合し、さらに上記取付用の孔に取付具を通して
    上記両者の導電体を固定するようにしたろ波器の製作方
    法。
JP3502476A 1976-03-29 1976-03-29 ろ波器の製作方法 Expired JPS6028401B2 (ja)

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JPS52117540A JPS52117540A (en) 1977-10-03
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JPS5846701A (ja) * 1981-09-11 1983-03-18 Nec Corp 導波管帯域阻止ろ波器
JPS59117804A (ja) * 1982-12-25 1984-07-07 Fujitsu Ltd Mic・導波管結合回路
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JP2010252182A (ja) * 2009-04-17 2010-11-04 Furuno Electric Co Ltd 高調波遮断フィルタ及びレーダ装置

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JPS52117540A (en) 1977-10-03

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