JPS63245626A - 水中構築物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は、特にウニやアワビに適した魚礁に闇するも
のであり、ウニやアワビの餌となる海藻類の流失を防止
するようにしたものである。

〈従来の技術及びその問題点〉 一般にウニやアワビは海中においてコンブや藻等の海藻
類ヲ餌として生息していることは判明している。したが
ってウニやアワビの成長を図るためには、これらの大好
物たる海藻類を与えればよいのであるが、海中の自然の
中に生息するウニやアワとに対しては、人為的に投餌す
ることはほとんど不可能である。そこでウニやアワビは
、海中に存在する天然の海藻を食べでいるのであるが、
この海中には、潮流が存在し、折角ありついた海藻類が
この潮流によっていずこかへ流れてしまうことがあり、
それでも自ら食をもとめで長路Ｍを漂流するといわれる
ウニやアワビの生体から見ても、海藻類が一箇所に留っ
ていることが好ましいことは明らかである。

〈問題点を解決するための手段〉 そこでこの発明にかかる魚礁は、前記の問題点を解決す
るために、潮流に対向するように設けた導入部及びこの
導入部に連通する収納部を有する魚礁本体を通水性を有
する構築物で形成して、潮流によって運ばれる海藻類を
収納部に導き、その部分において流失を防止するように
したものである。

く実　施　例〉 次にこの発明にかかる魚礁の一寅施例を図面にもとずい
て述べるが、矢印ａは海中における潮流の方向を示すも
のとする０図中１はこの潮流ａに対向するように形成し
た導入部であり、この導入部１は間口を広く、奥行きに
なるに従い狭く形成しである。また２は前記導入部１に
連通するように形成した収納部であり、この収納部２は
例えば円形状に形成しである。この収納部２は円形状に
形成しる必要は必ずしも存しないが、この収納部２内に
入った潮流が渦流を生ずるようにした方が海藻類の流失
を防止する上で好ましいので、円形又は円形に近い多角
形であることがよい、またこの収納部２を円形状又はそ
れに近い多角形状に形成するとしても、導入部１との連
絡は、収納部２の比較的側面となることがよい、ざらに
これら導入部１及び収納部２は通水性のある構造物とし
、例えば網状のもので形成してもよく、コンクリートブ
ロックを積み重ねでもよい、コンクリートブロックを積
み重ねる場合にも、ブロック自体に通水性を形成したも
のを用いることもあれば、いわば乱積み方式で空隙を確
保するようにすればよい。

く作　　用〉 しかして潮流ａによって運ばれる海藻類は、導入部１か
らやがて収納部２に導かれ、この部分に留る。そして潮
流ａがこの収納部２に入ることによって、この収納部２
内で渦流は生じ、海藻類はこの収納部２の（まとんど中
央部に集ることになる。

〈発明の効果〉 前記のようにこの発明にかかる魚礁によれば、潮流に対
向するように導入部及びこの導入部に連通する収納部を
有する魚礁本体を通水性を有する構築物で形成しである
ので、海藻類の流失を有効に防止することができ、また
構築物自体に通水性を付与しであるので、潮流による損
壊もなく、その効果はきわめて大である。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明にかかる魚礁の一実施例を示す平面図で
ある。 １・・・導入部 ２・・・収納部 ａ・−潮流

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 潮流に対向するように設けた導入部及びこの導入部に連
   通する収納部を有する魚礁本体を通水性を有する構築物
   で形成したことを特徴とする魚礁。