JPS63245401A - 架橋アミノメタン酸セルロース - Google Patents

架橋アミノメタン酸セルロース

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JPS63245401A
JPS63245401A JP63059221A JP5922188A JPS63245401A JP S63245401 A JPS63245401 A JP S63245401A JP 63059221 A JP63059221 A JP 63059221A JP 5922188 A JP5922188 A JP 5922188A JP S63245401 A JPS63245401 A JP S63245401A
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
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    • C08J5/00Manufacture of articles or shaped materials containing macromolecular substances
    • C08J5/18Manufacture of films or sheets
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08BPOLYSACCHARIDES; DERIVATIVES THEREOF
    • C08B15/00Preparation of other cellulose derivatives or modified cellulose, e.g. complexes
    • C08B15/05Derivatives containing elements other than carbon, hydrogen, oxygen, halogens or sulfur
    • C08B15/06Derivatives containing elements other than carbon, hydrogen, oxygen, halogens or sulfur containing nitrogen, e.g. carbamates
    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01FCHEMICAL FEATURES IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED FOR THE MANUFACTURE OF CARBON FILAMENTS
    • D01F2/00Monocomponent artificial filaments or the like of cellulose or cellulose derivatives; Manufacture thereof
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08JWORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
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    • C08J2301/08Cellulose derivatives

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はセルロースをベースにした生産物、さらに詳し
くはフィルム、繊維のような種々の製品に成形できるビ
スコースタイプの製品に関する。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕ビスコ
ースは長い間セロファンフィルム、レーヨン繊維及び他
の再生セルロース製品の製造に用いられてきた。先行技
術において商業上用いられてきた溶解変性セルロースで
あるビスコースはほぼつねに、セルロースを苛性ソーダ
及び二硫化炭素で処理してキサントゲン酸セルロースを
生成させ、ついでこれを弱アルカリ溶液に溶解すること
によって製造されてきた。このビスコースから再生され
たセルロースから成形した製品は大きな商業的成功を納
めた。しかしながら、このプロセスで用いられる二硫化
炭素、及びこのプロセスからの副生物である二硫化炭素
及び硫化水素は非常に毒性が強く、注意深く取り扱わね
ばならない。
加えるに、伝統的ビスコース法ではセルロースの再生が
必要である。さらに得られるセルロース製品は内部可塑
化の性質を有さす取扱いにある種の可塑剤を要する。可
塑剤を用いない製品は脆い。
従って伝統的ビスコース法に代わる実行可能な方法が望
まれる。
古<1930年に尿素のような二酸化炭素のアンモニア
誘導体をセルロースと反応させて、ひきつづき繊維及び
フィルムの製造に用いることができる可溶性生産物を生
成させることができる巳とが提案された(米国特許第1
771461号)。
この方法は文面上B、I、デュポン社に譲渡させた米国
特許第2129708 (1938)及び213482
5’(1938)でさらに論議されている。この方法に
よって得られるビスコースタイプの生産物はここでアミ
ノメタン酸セルロースと称するエステルである。もっと
もこのものは他の文献ではアミツギ酸セルロースとかカ
ルバミン酸セルロースとして知られている。
得られる最終製品、例えば繊維やフィルムは少なくとも
小スケールの場合はかなり良い性質を有していたが、比
較し得る鎖長ではその性質、特に純度、強度及び溶解度
は常用のビスコース、すなわちキサントゲン酸エステル
法からつくられた同様の製品はどよくなかった。最近、
環境に対する注意が増加したことも手伝って上記初期の
文献に開示された代替ビスコース技術に興味が再び寄せ
られている。例えばセルロースを尿素を溶解した液体ア
ンモニアで処理することによってアルカリ可溶性セルロ
ース誘導体を生産することができることが1983年に
発行された米国特許第4404369号に開示された。
その目的は加熱による反応に先立って尿素をくまなく分
布させた生産物を開発することであった。しかしなから
この方法は液体アンモニアを含有させねばならず、さら
に生産物が望まれるほど良い性質を依然として有してい
ないことであった。
アミノメタン酸セルロース産物の溶解度を増加させるた
めの種々の提案がなされた。例えば米国特許第4526
620では過剰の尿素を用いて溶解度を増しているが、
他方同時に尿素汚染を生じている。又米国特許第453
0999では照射によって鎖長を減じているが、他方同
時に最終製品゛ の強度を減じている。
アルカリ−尿素含浸セルロースを、加熱によってエステ
ルを生成させる前に、尿素溶液で洗浄して水酸化物を除
去することがヨーロッパ特許公開178292 (19
86年4月16日公開)で提案された。この方法は得ら
れるエステルの性質をいくらか改良したが、特に大量の
生産物をつくったときの均一性ひいては強度は、依然と
してもっと工業的に適用される大部分のキサントゲン酸
エステルタイプのビスコースの代替となり得るほど良く
はなかった。
〔発明の簡単な開示〕
アミノメタン酸セルロースビスコースから製造される製
品がアミノメタン酸セルロースを架橋することによって
キサントゲン酸セルロースビスコースからの従来の製品
より強力な引張強度を有せしめることができることが驚
くべきことに今や見い出された。
本発明は特にセルロースヒドロキシ基の0.5〜30数
%が7ミノメタン酸エステル基で置換した架橋アミノメ
タン酸セルロースに関する。各架橋は架橋剤を反応させ
て少なくとも2つのセルロースヒドロキシ基、少なくと
も2つのアミノメタン酸エステル基、又は少なくとも各
1つのヒドロキシ基及びアミノメタン酸エステル基を結
合することによって形成される。セルロース中の100
グルコース単位あたり0.1〜10の架橋があることが
望ましい。
架橋剤はアミノメタン酸セルロースポリマー中のアミノ
メタン酸エステル基又はヒドロキシ基と反応する有効な
多官能性化合物であればいずれのものでもよい。
かかる架橋剤は例えばアルデヒド、芳香族アミン、カル
ボキシ、ハロゲン化アルキル、酸ハライド、メチロール
、カルボン酸無水物及びイソシアネート基から選ばれ、
かつ少なくとも2つの基を有する多官能性化合物よりな
る群から選ぶことができる。かかる架橋剤の具体例はグ
ルタルアルデヒド及び複数の未反応メチロールアミン基
を有するメラミン−ホルムアルデヒド樹脂である。
本発明はさらに架橋剤が反応部位の間の分子鎖中に少な
くとも5つ、望ましくは8以上の原子を含む、架橋アミ
ノメタン酸セルロースに関する。
かかる架橋剤は柔軟性を保持する一方強度を高める。
〔発明の詳細な開示〕
本発明は通常フィルム又は繊維である、架橋アミノメタ
ン酸セルロース物品にも関する。
本発明に従ってアミノメタン酸エステル化されるセルロ
ースは下式で表わされる: セルロース この式の半分は ここではデヒドロ誘導体も又08位で置換されていても
いなくてもグルコース単位と称する。セルロースの平均
重合度(DP)はヒドロキシ位でアミノメタン酸エステ
ル化されていなくても結合グルコース単位の平均数であ
る。好ましい平均重合度は300〜650である。平均
重合度は重量平均DPであるD P w又は粘度測定か
らの計算によって決められ、DP、と互いに関連がある
DP。
によって表わすことができる。
アミノメタン酸セルロースはセルロースと尿素やビウレ
ット(biuret )のようなある種のアミン酸素含
有化合物との反応によって生成する。
セルロースは次の基本式によってアミノメタン酸エステ
ル化されると信じられる。
■ セルロース−〇)1 + IINcO・−・・・セルロ
ース−〇−C−Ni12セルロース+イソシアン酸−・
・・アミノメタン酸セルロースイソシアン酸は反応時に
尿素もしくはシアヌル酸又は同様な化合物から生ずるも
のと信じられる、例えば セルロース−OH+lbN  CNNz尿素 Δ ・−一一一−・2・セルロース−011+ )INCO
+ Nl+3尿素と液体アンモニアのような適当な担体
によってセルロース構造中に持込むことによってセルロ
ース構造中に尿素をより均一に分布されることができる
(例えば米国特許第4404369に記述)。
架橋アミノメタン酸セルロースを生成させるために本発
明で用いる高分子アミノメタン酸セルロースは望ましく
はその0.5〜30数%がアミノメタン酸エステル基で
置換したセルロースヒドロキシ基を有しており、好まし
くは2〜15数%の置換セルロースヒドロキシ基を有し
ている。製品の成形に先立ち、高分子アミノメタン酸セ
ルロースはアミノメタン酸エステル基で置換したセルロ
ースヒドロキシ基を約3〜30数%、好ましくは約5〜
約20数%有している。
この構造によりアミノメタン酸セルロースは、伝統的ビ
スコースと同様な方法で溶解させ、取り扱うことができ
る。ついでフィルム、繊維のような物品を既知′手段に
よって押し出し又は防ぎ、伝統的ビスコース凝固と同様
な方法で凝固させる。
必要ならば、凝固管状フィルム又は繊維を、通常架橋後
、熱希釈濃度の水酸化ナトリウムで再生することができ
る。
さらに詳しくは少なくとも3数%のセルロースヒドロキ
シ基が置換した、好ましくは少なくとも5数%のセルロ
ースヒドロキシ基が置換したアミノメタン酸セルロース
を約−5℃で約6〜10%の水酸化ナトリウム溶液に溶
解する。そのような溶液に溶解することができるアミノ
メタン酸セルロースの量は温度のみならずセルロースの
平均重合度及びアミノメタン酸エステル基によるヒドロ
キシ基の置換度(DS)による。望ましくは6〜10%
の高分子アミノメタン酸セルロースを15℃で6〜10
%の水酸化ナトリウム溶液にスラリー化させ、ついで0
℃下例えば−4℃より下に冷却することによって溶解す
る。温度の低下はアミンメタン酸セルロースの溶解を引
き起こす。溶解後温度を再び10℃以上に上げることが
できる。
該溶液から押し出した物品、例えばフィルムや繊維は伝
統的キサントゲン酸エステルビスコースを凝固させるの
に用いる浴と同様の浴中で凝固させることができる。か
かる浴は例えば硫酸ナトリウムと硫酸の混合物を含有す
る。かかる浴の1例は約200〜300g/I2の硫酸
ナトリウムと約100〜200g/7の硫酸を含有する
。凝固の後物品を酸で中和する。
大変驚くべきことに、凝固及び洗浄後のアミノメタン酸
エステルビスコースは、他のエーテルタイプの変性セル
ロース組成物に比し、最初のゲル中の水分保持率が低い
。保持水分の量は驚くべきことに凝固後の伝統的キサン
トゲン酸エステルビスコースによる保持水分量と同様で
ある。含有される水分の童はアミノメタン酸セルロース
の重量に対し約300〜約500%と低く、これは他の
凝固エーテルもしくはエステルタイプのセルロース誘導
体より非常に低い。ここにいう「最初のゲル」は最初の
乾燥前の凝固及び洗浄アミノメタン酸セルロースを意味
する。
ついで物品を乾燥し、望まれる場合は通常架橋の後、引
き続いて希苛性ソーダ溶液(例えば1〜2%NaOH>
中80〜100℃で約5〜約20分保持して再生させる
ことができる。かかる仕上げの再生物品にはアミノメタ
ン酸エステル基で置換したセルロースヒドロキシ基を0
.5数%以下でいう低い割合で含有させることができる
本発明によれば増強された引張り強度を有する、アミノ
メタン酸セルロースからの物品を架橋によって得ること
ができることが見い出された。特に、製品例えば繊維も
しくはフィルム又はソーセージケーシング中のアミノメ
タン酸セルロースは各々、架橋剤と反応させて少なくと
も2つのセルロースヒドロキシ基、少なくとも2つのア
ミノメタン酸エステル基、又は少なくとも1つのヒドロ
キシ基と少なくとも1つのアミノメタン酸エステル基を
結合させることによって形成される、複数の架橋を有す
ることができる。架橋剤はアミノメタン酸セルロースポ
リマー中のアミノメタン酸エステル基もしくはヒドロキ
シ基と反応する有効な2官能化合物であればいずれのも
のでもよい。
アミノメタン酸セルロースポリマー中の架橋の数はセル
ロースの100グルコース単位あたり好ましくは約0.
1〜10の範囲である。架橋剤はアミノメタン酸セルロ
ースポリマー中のアミノメタン酸エステル基又はヒドロ
キシ基と反応する有効な多官能化合物であればいずれの
ものでもよい。
架橋剤は例えばアルデヒドアミン、カルボキシ、アルキ
ルハライド、酸ハライド、メチロール、カルボン酸無水
物及びイソシアネート基から選ばれ、かつ少なくとも2
つの基を有する例えば多官能化合物よりなる群から選ば
れる。特に望ましい架橋剤は反応によって、生理的吸収
を防止する系中に入っても生理的に許容されることがで
きる長鎖架橋剤であり、このものは脆化を最小にする一
方、強度を増加させることが見い出された。好ましい架
橋剤の例はグルタルアルデヒド、及び高メチロール含量
で反応性架橋基を提供するメラミンホルムアルデヒドタ
イプの樹脂を包含する。
ここにいう「長鎖」は架橋剤が反応部位間の分子鎖中に
少なくとも5つ好ましくはさらに多くの原子を含有する
ことを意味する。
キサントゲン酸エステルビスコースから再生した先行技
術セルロースの架橋は一般に成功しなかったことは注目
されるべきである。これは得られる製品が多くの場合引
張り強度を増すよりむしろ減じた実用性のない脆い物品
であるためである。
増加した脆化又は破断点での減ぜられた伸びは貧弱な粘
り強さくtoughness)に帰結し良好な繊維とし
ての又は包装用もしくはケーシング用フィルムとしての
使用には不適当であった。
ここに記述するアミノメタン酸セルロースからつくった
物品は伝統的キサントゲン酸エステルビスコースはど架
橋による脆化を受けないことが予期せざることに見い出
された。特定の理論によって束縛されることを望むもの
ではないが、アミノメタン酸セルロースが低い密度で非
常に均一に配置したアミノメタン酸エステル基を有して
いるので、架橋が常法の再生セルロースフィルムの場合
はど破断での伸びに有害でないと考える。この作用(脆
化)は前記したごとく長鎖架橋剤を用いることによって
さらに減することができる。
新たに希釈し溶液の2−3時間内に用いたグルタルアル
デヒドの使用は破断点での充分な伸びを保持しつつ、管
状のアミノメタン酸セルロースフィルム、例えばソーセ
ージケーシングの破裂強さの実質的増加を可能にするこ
とを示している。破断点での伸びの幾分の減少があり、
この減少は望ましくないが、破断点でのかかる伸びの減
少は許容できるものであり伝統的キサントゲン酸エステ
ルビスコースセルロースについての以前の研究で経験さ
れた減少より劇的なほどに小さなものである。
さらにグルタルアルデヒドのような長鎖架橋剤を低い割
合で用いると、管状フィルム例えばソーセージケーシン
グフィルムの引張り強度及び破裂強さの大巾な増加が破
断伸びの許容できる減少で得られることが予期せざるこ
とに見い出された。
架橋剤のかかる低負荷もしくは低割合は例えばゲル化し
たアミノメタン酸エステルフィルムを100万分の25
00〜5000部のグルタルアルデヒド又は100万分
の2500〜5000部の高メチロール含量メラミンホ
ルムアルデヒドの酸性溶液に浸漬することによって得る
ことができる。引張り強度の同様な増加は物品が繊維で
あるときにも得られる。
本発明のアミノメタン酸セルロースは伝統的なキサント
ゲン酸エステル物品と同様に取り扱い、包装することが
できる。例えばソーセージケーシングはリールストック
として提供するか又はシャーリングをつけシャーリング
スティック(shirred 5ticks)として販
売することができる。
かかるシャーリングをつけたソーセージケーシングの形
成法は当分野の当業者によく知られており、例えば米国
特許第3454982号及び3456286号に教示さ
れている。
以下の実施例は例示のためのものであり本発明を限定す
るものではない。
種々のアミノメタン酸セルロースを実質上米国特許第4
404369号の教示に従って製造した。
セルロースバルブを液体アンモニアに溶解した尿素で飽
和し、アンモニアを蒸発させて繊維重量あたり50〜1
00%の尿素を含有する繊維を165〜175℃で1〜
3時間加熱した。得られる産物を熱水で抽出して過剰の
尿素及びビウレットを除去して、8〜10%、−5℃の
水酸化ナトリウムに容易に溶解する0、06〜0.25
DSのカルバミン酸セルロースを得た。これらの実施例
で用いるDSは3で割られたグルコース単位(利用可能
OH基)あたりの置換OH基の数を意味する。多くの製
造がなされた。
個々の実施例において、種々の製造はアルカリセルロー
スから再生したセルロースパルプを用いてなれされた。
かかる製造のいくつかの詳細を以下の実施例に示す。
災侮咋土 中和したアルカリセルロース(AC)小片から導かれた
セルロース220gを用いた。アルカリセルロース小片
は、浸漬し、アルカリセルロース化しくmerceri
zed) 、細断し、280°Cで33時間熟成した(
aged) 、1500DP、の予め加水分解したサル
フェート溶解木材パルプからつくった。
この熟成したAC小片毛羽220gを液体アンモニア中
の希尿素溶液中1〜10の液割合で液体アンモニアの沸
点近くで2時間浸漬した。得られるパルプを液体アンモ
ニアの除去に役立つように乾燥空気を吹込んだシリンダ
ー中でゆるいころがし速度で物体をころがすことによっ
て液体アンモニアを除去してプレスした。このころがし
を2z時間続けてセルロース重量に基づいて尿素を約4
4%負荷させた尿素含浸セルロース307gを得た。
尿素含浸セルロースパルプ50gずつをアルミニウム製
の7オンスのなべに入れ、パルプ上にアルミニウム箔を
置き、木片を有する丸薬プレス(a pollct p
ress)を用い、ピストンに20000ボンド荷重し
て圧縮して約A″厚で密度約0.7−0.8g/ccの
円板50gを得た。
円板をステンレススタール製の皿に入れ、円板を105
℃近(にまで予熱すべく、オーブン中105℃で加熱し
た。円板を次いで素早く202℃にセットされた別のオ
ーブンに入れた。これによりオーブン中の空気温度は1
92℃に下がった。
円板をついで15分間キユアリングした。この間温度は
9分で約200℃に上昇した。円板を壊して熱水で洗浄
し、冷8%水酸化ナトリウム溶液中での溶解度をテスト
した。
すなわち、該固体を実験室用高剪断ミキサーを有するビ
ーカー中の予め冷却した一5℃の8%水酸化ナトリウム
に加え、約2時間に亘って溶解させることによって透明
な円板状のキユアリングしたアミノメタン酸セルロース
の6%ドープをつくった。この6%ドープ400gを約
2700rpo+  。
で1時間遠心して空気及び痕跡の繊維破片を除去した。
このドープをフィルム作製のための使用に先立ち冷蔵庫
中6℃で約24時間貯蔵した。なお、これらのフィルム
はついで架橋実験に供した。
失施拠↓ 前述の33時間熟成した(aged)、セルロース由来
AC小片を出発物質として用いた。尿素約150gを液
体アンモニア5500++lに一49℃で溶解し、約−
43℃に暖めた。溶液をパルプそのもの約400gを飽
和させるのに用いた;すなわちパルプを少しずつ溶液に
加え、スパチュラで圧して加えられたパルプに完全に含
浸させた。さらなる45分の間にパルプをさらに3回圧
し、含浸の均一性の助けとした。浸漬時間は45分であ
り、ついで溶液をデメンテーションで除いた。この時点
で溶液は尿素温度約3%を示していた。尿素含浸パルプ
をタンブラ−中に2psiの乾燥空気を流しながらころ
がしてアンモニアの除去を助けた。
室温で乾燥物535gが得られた。尿素負荷はセルロー
ス重量基準で約36%であった。
この36%尿素付加セルロース約150gをステンレス
スチール製の浅い皿に入れ、両手で約2“厚に圧した。
皿の内容物を105℃のオーブン中で1時間予熱し、つ
いで200℃に設定した実験室用オーブンに素早く移し
、13分間キユアリングした。大量のアンモニアが放出
された。
粗生産物は約141gであり、アミノメタン酸セルロー
ス製造への使用に先立ち熱水で洗浄し、乾燥した。
得られる350DPVのアミノメタン酸エステルの6%
ドープを、−5℃で8%苛性ソーダに分散し、高剪断実
験室用ミキサーを用い一5〜0℃で2時間攪拌すること
によって製造した。ドープをついで高速実験室用遠心分
離機で1時間遠心し、ついで引き続いての熟成(agi
ng)を行うことなく、実施例Vの22m1Aの厚さに
引かれた(drawdown−deriued)ゲルフ
ィルムを製造するのに用いた。
実施炭l 実施例■を本質的にくりかえして38%尿素付加セルロ
ースを得た。この約38%尿素付加セルロースを別々の
キユアリングハツチでバッチあたり50gでキユアリン
グした。この50gを5“×8“のステンレススチール
血中で均一層に圧し、キユアリングに先立ち105℃で
1時間予熱した。
皿及び内容物を200℃にセットした実験用オーブンに
入れ12分間キユアリングするにまかせた。
第2のバッチは同様に処理し、75gの第3のバッチも
12分間キユアリングした。これら3つのパンチを混合
して7%ドープ製造の材料とした。
ドープは該ポリマー28gを8%苛性ソーダに最初−8
℃で加えることにより製造した。実験室用混合で非常に
早い溶解が起こった。攪拌は1時間行ったが、この間に
攪拌熱で温度が上昇して最終6℃となった。透明のドー
プをベックマンTJ6実験室用遠心分離機中300Or
pmで遠心して、ドープ流込み(casting)に先
立っての空気除去を行った。
尖犯■匡 実施例1と同様にして製造したアミノメタン酸セルロー
スを6%となるよう希苛性ソーダ溶液に溶解し、26g
/rd、22m1/厚のフィルムに引いた。このフィル
ムを140 g/ It  H2S Oa及び240 
g/ l NazS O4を含む浴中、28℃で6分間
凝固させた。凝固フィルムを洗浄した。このフィルムを
ついで2500ppmグルタルアルデヒド、0.2%リ
ンゴ酸及びpH2,8の架橋溶液で5分間処理した。フ
ィルムを145℃で7分硬化させた(cured)。こ
のフィルムは平均破裂強さ14.7psiであり、他方
グルタルアルデヒド架橋剤溶液で処理しない同じフィル
ムの平均破裂強さは11.1 psiであった。つまり
架橋により破裂強さは平均32%増加した。このフィル
ムは肉を詰めることができ、69%ZnC1,溶液で継
ぎ目を接着できる。継合せ管に容易に成形できる。結果
としての継ぎ目は強く、切れ目がない。
次新11又 本質的に実施例Hに従って製造したアミノメタン酸セル
ロースを用いた以外実施例■をくり返してより優れた溶
液を得た。得られたフィルムは、未架橋の同じフィルム
の平均破裂強さが10.0psiであるのに14.7p
siを有し、平均破裂強さにおいて47%の増加を示し
た。このフィルムは69%ZnCl□溶液を用いて継目
を接着できる継合せ管に容易に成形できる。
実施貫旦 実質上実施例■に従って製造したアミノメタン酸セルロ
ースの7%溶液をつくり、34 g/rdのフィルムに
引いた以外は実施例■を繰り返した。
さらに5000ppmのグルタルアルデヒドを架橋溶液
に用いた。得られたフィルムは未架橋の同じフィルム1
3.0psiに比し、21.2psiの平均破裂強さを
有していた。これは63%増の破裂強さを示す。このフ
ィルムは容易に圧延し、69%ZnCl 、溶液で継目
形成できる継合せソーセージケーシングに成形できた。
ス11江■ ずっと薄い18g/rrrのフィルムを形成させた以外
は実施例■を繰り返した。平均破裂強さは未架橋の同じ
フィルムがたった9、5psiであるのに対し15.8
psiであった。
災施11 上記フィルムは再湿潤(rewet)破裂強さでは増加
を示したが、条件付き引張り強度では減少を示した。し
かしながら、適当な条件を選択することにより引張り強
度、特に再湿潤フィルムの引張り強度の増加も又得られ
ることが見い出された。
8%NaOH中の1.7%N含有550DPアミノメタ
ン酸セルロ一ス7%溶液を調製した。溶液を1200g
でIIA時間遠心した。30m1ffi厚に引いたフィ
ルムは41〜45 g/rr?であり、これを17%硫
酸アンモニウム−5%硫酸よりなる28℃溶液中で凝固
させた。フィルムをついで水洗した。フィルムを古い2
500ppmグルタルアルデヒド溶液にp)12.8で
10分浸漬し、135°Cで7分硬化させた(cure
d)得られるフィルムの引張り破断は未架橋の同じフィ
ルムでは9870psi  ドライ及び1390ρsi
 ウェットであるのに対し、12270psi  ドラ
イ及び3315psi ウェットであった。該溶液を繊
維に紡いだときに匹敵する結果が得られた。
尖拒14 架橋のため高メチロールのメラミン−ホルムアルデヒド
(MF)を5000ppm M、F、11000ppリ
ンゴ酸架橋溶液で用いた以外本質的に実施例■を繰り返
した。フィルムを該溶液中に250℃で10分浸漬し、
135°Cで7分硬化させた(cured)。得られる
フィルムの乾燥破断は未架橋コントロールの9869p
siに比しLO140pstであり、湿潤破断は未架橋
コントロールの1391psiに比し2607psiで
あった。該溶液を繊維にに紡いだときも匹敵する結果が
得られた。
実施±X 2500ppmのMFを用いた以外実施例■を繰り返し
た。乾燥引張り強度は12803psiであり、湿潤引
張り強度はL748psiであった。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)セルロースヒドロキシ基の0.5〜30数%がア
    ミノメタン酸エステル基で置換され、かつ各架橋が架橋
    剤を反応させて少なくとも2つのセルロースヒドロキシ
    基、少なくとも2つのアミノメタン酸エステル基、又は
    少なくとも各1つのヒドロキシ基とアミノメタン酸エス
    テル基を結合させることによって形成される、架橋アミ
    ノメタン酸セルロースよりなる高分子化合物。
  2. (2)架橋剤がアルデヒド、芳香族アミン、カルボキシ
    、ハロゲン化アルカリ、酸ハライド、メチロール、カル
    ボン酸無水物及びイソシアネート基から選ばれる少なく
    とも2つの基を含有する多官能性化合物よりなる群から
    選ばれる請求項(1)記載の化合物。
  3. (3)架橋剤がグルタルアルデヒドである請求項(2)
    記載の化合物。
  4. (4)架橋剤が複数の未反応メチロールを有するメラミ
    ン−ホルムアルデヒド樹脂である請求項(2)記載の化
    合物。
  5. (5)架橋剤が反応部位間の分子鎖中に少なくとも5つ
    の原子を有する請求項(2)記載の化合物。
  6. (6)セルロース中の100グルコース単位あたり0.
    1〜10の架橋がある請求項(1)記載の化合物。
  7. (7)セルロース中の100グルコース単位あたり0.
    1〜10の架橋がある請求項(2)記載の化合物。
  8. (8)セルロース中の100グルコース単位あたり0.
    1〜10の架橋がある請求項(3)記載の化合物。
  9. (9)セルロース中の100グルコース単位あたり0.
    1〜10の架橋がある請求項(4)記載の化合物。
  10. (10)セルロースヒドロキシ基の5〜20数%がアミ
    ノメタン酸エステル基で置換された請求項(1)記載の
    化合物。
  11. (11)請求項(1)記載の化合物から製造された物品
  12. (12)物品が繊維である請求項(11)記載の物品。
  13. (13)物品がフィルムである請求項(11)記載の物
    品。
JP63059221A 1987-03-13 1988-03-12 架橋アミノメタン酸セルロース Pending JPS63245401A (ja)

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