JPS63244592A

JPS63244592A - 放電灯点灯装置

Info

Publication number: JPS63244592A
Application number: JP7790287A
Authority: JP
Inventors: 勉垣谷
Original assignee: Toshiba Electric Equipment Corp
Current assignee: Toshiba Electric Equipment Corp
Priority date: 1987-03-31
Filing date: 1987-03-31
Publication date: 1988-10-12

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の目的］（産業上の利用分野）従来、いわゆるシリージインバータと呼ばれる負荷側に
直列共振回路を有するものを用いた放電灯点灯装置にお
いて、トランジスタのスイッチング周波数を変化させる
ことにより、前記直列共振回路の共振周波数に対して近
づけたり、遠ざけたりすることができ、この結果、比較
的広範囲の調光を行なえることが知られている。しかし
ながら、このものの問題点は、スイッチング周波数を変
化させて深い調光を得られる状態にては放電灯の始動が
困難であるということであった。このため、始動性の点
で調光範囲に制限を受けてしまうということがあった。

そこで、トランジスタのスイッチング周波数を継続的に
変化させるのではなく、間欠的にすなわち、大きな出力
電圧を得られる周波数と小ざな出力電圧しか得られない
周波数とを交互に繰返すことにより、前記大きな出力電
圧で放電灯を始動させるようにしたものが考えられた。

（発明が解決しようとする問題点）上記のものは、放電灯の始動が容易でおるため、調光範
囲を比較的広くできるとともに、大きな出力電圧を得ら
れるスイッチング周波数の期間の割合を変化させること
により、連続調光も可能であるという利点かある。しか
し、このものにおいて、若干の不都合は、出カドランス
等のインダクタ部品が振動してうなりを生じることがあ
ることであった。すなわち、上記のものの出カドランス
等インダクタに流れる電流波形は、第３図（ｂ）に示す
もので急峻な変化点を有するため、前記うなりを生じる
ことがあった。これは、調光信号として第３図（ａ）に
示すような矩形波信号を与え、この矩形波信号の電圧レ
ベルに応じてスイッチング周波数を変化させるためであ
る。

本発明はこのような問題点を解決するためになされたも
ので、うなりを低減できる放電灯点灯装置を提供するこ
とを目的とするものである。

［発明の構成］（問題点を解決するための手段）本発明は、矩形波信号をその立上りおよび立下りをなま
らせる波形緩慢化装置を介してトランジスタのベース駆
動回路に供給することを特徴とするものである。

（作用）本発明は、波形緩慢化装置を介して立上りおよび立下り
をなまらせた矩形波信号をベース駆動回路に供給するよ
うにしたから、トランジスタのスイッチング周波数も前
記矩形波信号の立上り部および立下り部においてなめら
かに変化し、この結果、出カドランス等インダクタに流
れる電流もなめらかに変化するようになって、うなりを
低減できるものである。

（実施例）以下、本発明の一実施例を第１図および第２図を参照し
て説明する。１，２はそれぞれトランジスタで互に直列
接続され、交互にオン、オフするもので必る。、３は直
列共振回路で前記トランジスタ１，２のスイッチング出
力を供給されるものである。本実施例ではり−ケージト
ランス３１とコンデンサ３２とからなる。すなわち、前
記リーケージトランス３１のリーケージインダクタンス
と前記コンデンサ３２とが直列共振回路を形成している
。４は放電灯たとえばけい光ランプで、前記コンデンサ
３２に並列的に接続されている。５゜６はそれぞれ前記
トランジスタ１，２のベース駆動回路で、外部から与え
られる信号のレベルに応じてトランジスタ１，２のスイ
ッチング周波数を変化するものである。このようなベー
ス駆動回路５．６はたとえばＶ−Ｆコンバータ形のＩＣ
を用いたり、あるいはフォトカプラ等により各トランジ
スタ１，２のオン期間を制御したりすることにより容易
にえられるものである。７は矩形波発生装置、８はこの
矩形波発生装置７の出力信号の立上りおよび立下りをな
まらせて前記ベース駆動回路５，６に供給する波形緩慢
化装置である。このような波形緩慢化装置８はたとえば
ＣＲ回路を用いて構成できるものである。９，１０はダ
イオード、１１．１２は電圧分圧用のコンデンサである
。

つぎに、本実施例の作用を述べる。矩形発生装置７が第
２図（ａ）の矩形波信号を出力すると、波形緩慢化装置
８はこの信号を第２図（ｂ）のような波形に変換してベ
ース駆動回路５，６に（＃、給する。

したがって、ベース駆動回路５，６は第２図（ｂ）の波
形に従ってトランジスタ１，２のスイッチング周波数を
変化させる。すなわち本実施例においては第２図（ｂ）
のレベルの高い所で低周波数であり、レベルの低い所で
高周波数とする。そして、これら低周波数および高周波
数がともに、前記直列共振回路３における共振周波数よ
り高い周波数領域であるように設計すれば、前記低周波
数時に高出力となり、前記高周波数時に低出力となる。

したがって、本実施例において、リーケージトランス３
１に流れる電流は第２図（Ｃ）のようになる。

第２図（Ｃ）からも明、らかなように、リーケージトラ
ンス３１に流れる電流は、第３図のものより変化がゆる
やかであるから、それだけうなりを低減できることが解
る。ちなみに本実施例のものは、第３図のような電流を
流した場合より４〜５ｄＢ騒音を低減できた。

なお、矩形波発生装置７の矩形波の割合を変化させるこ
とにより、調光度合を変化できることは第２図（Ｃ）か
ら明らかである。

なお、本発明は上記実施例に限られるものではなく、各
種の変形を可とする。たとえばトランジスタは２周でな
く、−個のいわゆる−５式インバータであってもよいも
のである。また、直列共振回路の具体構成も任意である
。

［発明の効果コ以上に述べたように本発明は、直列共振回路にスイッチ
ング出力を供給するトランジスタのスイッチング周波数
を外部からの矩形波信号に応じて高低交互にかつ周期的
に繰返すものにおいて、前記矩形波信号を波形緩慢化装
置を介してベース駆動回路に供給するようにしたから、
出カドランス等インダクタに流れる電流の急変を極力な
くすことができ、この結果、うなりを低減できるもので
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す回路図は、第２図は第
１図の作用を示す図、第３図は従来の作用を示す図であ
る。１．２・・・トランジスタ、　　３・・・直列共振回路
。４・・・放電灯、　　　５，６・・・ベース駆動回路。７・・・矩形波発生回路、　８・・・波形緩慢化装置。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）直流電圧をスイッチングするトランジスタと；このトランジスタのスイッチング出力を供給される直列
共振回路と；この直列共振回路の出力により付勢される放電灯と；外部から与えられる制御信号の電圧レベルに応じて上記
トランジスタのスイッチング周波数を異ならせるベース
駆動回路と；矩形波信号を出力する矩形波発生装置と；この矩形波信号の立上りおよび立下りをなまらせて上記
ベース駆動回路に供給する波形緩慢化装置と；を具備したことを特徴とする放電灯点灯装置。
（２）前記矩形波発生装置は矩形波信号のオンデューテ
ィを変化可能なものであることを特徴をする特許請求の
範囲（１）記載の放電灯点灯装置。