JPS63244419A - トラツキング誤差検出装置 - Google Patents
トラツキング誤差検出装置Info
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- JPS63244419A JPS63244419A JP62078988A JP7898887A JPS63244419A JP S63244419 A JPS63244419 A JP S63244419A JP 62078988 A JP62078988 A JP 62078988A JP 7898887 A JP7898887 A JP 7898887A JP S63244419 A JPS63244419 A JP S63244419A
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- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 21
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 6
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- 230000001678 irradiating effect Effects 0.000 description 2
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 2
- 238000012937 correction Methods 0.000 description 1
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/12—Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
- G11B7/13—Optical detectors therefor
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、光デイスク媒体におけるレーザ光のトラッ
キング誤差検出装置に関し、特に、媒体上のピットから
の回折光を検出して得られるプッシュプル出力により、
その1〜ラツキング誤差を検出する装置に関し、詳しく
は、対物レンズのシフトに伴なうオフセットの発生を防
止してトラッキング追従性能を向上させたものに関する
。
キング誤差検出装置に関し、特に、媒体上のピットから
の回折光を検出して得られるプッシュプル出力により、
その1〜ラツキング誤差を検出する装置に関し、詳しく
は、対物レンズのシフトに伴なうオフセットの発生を防
止してトラッキング追従性能を向上させたものに関する
。
ビデオディスク(VD)、コンバクミルディスク(CD
)、記録再生(D RAW ; Direct Rea
dAfterΔrite )ディスクなどの光デイスク
媒体には、非常に狭い間隔(例えばCDでは1.6μm
間隔)でトラックが形成されており、このトラック上の
ピッ[〜にレーザ光を照射することにより情報の再生な
どがなされる。ところか、媒体を微視的に見ると、多か
れ少なかれ偏心しながら回転しているのが現実である。
)、記録再生(D RAW ; Direct Rea
dAfterΔrite )ディスクなどの光デイスク
媒体には、非常に狭い間隔(例えばCDでは1.6μm
間隔)でトラックが形成されており、このトラック上の
ピッ[〜にレーザ光を照射することにより情報の再生な
どがなされる。ところか、媒体を微視的に見ると、多か
れ少なかれ偏心しながら回転しているのが現実である。
そこで、多数のトラックの中から所定のトラックを選び
出してレーザ光を照射するに際して、トラッキング誤差
を検出して正確イfトラッキングを行なうことが必要に
なる。
出してレーザ光を照射するに際して、トラッキング誤差
を検出して正確イfトラッキングを行なうことが必要に
なる。
このにうな目的に用いられるトラッキング誤差の検出方
式としては、大別すると3ビ一ム方式と1ビ一ム方式が
知られており、1ビ一ム方式には、プッシュプル法、ヘ
テロダイン法および時間差検出法などがある。ここで、
1ビーム法は媒体におけるレーザ光のビームパワーを大
きくとれる特徴かあり、その中のプッシュプル法は誤差
検出装置の構成を簡単にできるなどの特徴がある。
式としては、大別すると3ビ一ム方式と1ビ一ム方式が
知られており、1ビ一ム方式には、プッシュプル法、ヘ
テロダイン法および時間差検出法などがある。ここで、
1ビーム法は媒体におけるレーザ光のビームパワーを大
きくとれる特徴かあり、その中のプッシュプル法は誤差
検出装置の構成を簡単にできるなどの特徴がある。
プッシュプル法によるトラッキング誤差検出を、第4図
を参照して簡単に説明する。同図に示すように、レーザ
光源(例えば半導体レーザ)1からのレーザ光は、ビー
ムスプリッタ2、コリメータレンズ3、および対物レン
ズ4を介して媒体5に照射される。そして、媒体5から
の反射光は同一の経路を戻ってビームスプリッタ2に入
射され、ここで光路が変えられて検出用のフォトダイオ
ードPD1.PD2に受光される。
を参照して簡単に説明する。同図に示すように、レーザ
光源(例えば半導体レーザ)1からのレーザ光は、ビー
ムスプリッタ2、コリメータレンズ3、および対物レン
ズ4を介して媒体5に照射される。そして、媒体5から
の反射光は同一の経路を戻ってビームスプリッタ2に入
射され、ここで光路が変えられて検出用のフォトダイオ
ードPD1.PD2に受光される。
ここて、媒体5のトノッ′71こ(よピットの凹凸が存
在しているので、入射レーザ光のビームスポットと前記
ピットとの位置関係により反射レーザ光には様々な回折
が生じる。入射レーザ光のビームスポットがピットに対
して位置ずれすると、回折光の干渉により反射レーザ光
の光強度分布が変化し、これを2分割されたフォトダイ
オードPD1゜PD2の受光面で検出し、この検出光量
を電気信号に変換し、差動増幅器(AMP)で比較すれ
ば、トラッキングを正確に行なうためのトラッキング誤
差信号を得ることができる。
在しているので、入射レーザ光のビームスポットと前記
ピットとの位置関係により反射レーザ光には様々な回折
が生じる。入射レーザ光のビームスポットがピットに対
して位置ずれすると、回折光の干渉により反射レーザ光
の光強度分布が変化し、これを2分割されたフォトダイ
オードPD1゜PD2の受光面で検出し、この検出光量
を電気信号に変換し、差動増幅器(AMP)で比較すれ
ば、トラッキングを正確に行なうためのトラッキング誤
差信号を得ることができる。
上述のようにプッシュプル法で得られたトラッキング誤
差信号は、通常は、第4図に点線にて示すように、対物
レンズ4を1〜ラツキングシフトさせるために用いられ
る。ところが、対物レンズ4をシフトさせると、第5図
に示すように、2分割のフォトダイオードPD1.PD
2の受光面でもビームスボッ1〜10が動いてしまい、
1〜ラッキング誤差信号に直流オフセット分が重畳され
て追従性能を劣化さUる。
差信号は、通常は、第4図に点線にて示すように、対物
レンズ4を1〜ラツキングシフトさせるために用いられ
る。ところが、対物レンズ4をシフトさせると、第5図
に示すように、2分割のフォトダイオードPD1.PD
2の受光面でもビームスボッ1〜10が動いてしまい、
1〜ラッキング誤差信号に直流オフセット分が重畳され
て追従性能を劣化さUる。
これを第5図について説明すると、対物レンズ4のシフ
トか零のときは同図(A>のようになっでおり、トラッ
キング誤差信号下、E、はフォトダイオードPDIの受
光面C1dと、フォトダイオードPD2の受光面a、b
の出力信号により、T、E、−(a十b) −(c十d
) −11)として与えられる。これに対し、対物
レンズ4のシフトによりスポット10が△βだけシフト
したときには、トラッキング誤差信@T、E、は下、E
、−((a−61)+(b−δ2))−((C十δ )
+(d十62)) 一(a十b)−(c十d) −2(δ1+62) ・・・(2)として与えら
れる。従って、この前述の(1)。
トか零のときは同図(A>のようになっでおり、トラッ
キング誤差信号下、E、はフォトダイオードPDIの受
光面C1dと、フォトダイオードPD2の受光面a、b
の出力信号により、T、E、−(a十b) −(c十d
) −11)として与えられる。これに対し、対物
レンズ4のシフトによりスポット10が△βだけシフト
したときには、トラッキング誤差信@T、E、は下、E
、−((a−61)+(b−δ2))−((C十δ )
+(d十62)) 一(a十b)−(c十d) −2(δ1+62) ・・・(2)として与えら
れる。従って、この前述の(1)。
(2)式から求められる2(δ1+δ2〉成分がオフセ
ットの原因となり、従来装置ではトラッキングの追従の
限界が±100〜150μmに止まっていた。
ットの原因となり、従来装置ではトラッキングの追従の
限界が±100〜150μmに止まっていた。
かかる問題点を解決するためには、次のような手法があ
る。第1の手法は、対物レンズのみならず、光学系全体
をシフトさせるものである。第2の手法は、対物レンズ
のシフト量を検出してトラッキング誤差検出制御系に帰
遠し、これによりオフセットを補正するものである。第
3の手法は、フォトダイオードの受光面のパターンと配
置にもとづき、オフセットを計算して補正するものであ
る。しかしながら、第1の手法によれば、光学系の駆動
機構が大型化する欠点があり、第2の手法によれば、対
物レンズのシフト量を検出するための付加的な部品が必
要になる欠点があり、第3の手法によれば、オフセット
の計算が非常に複雑になる欠点がある。
る。第1の手法は、対物レンズのみならず、光学系全体
をシフトさせるものである。第2の手法は、対物レンズ
のシフト量を検出してトラッキング誤差検出制御系に帰
遠し、これによりオフセットを補正するものである。第
3の手法は、フォトダイオードの受光面のパターンと配
置にもとづき、オフセットを計算して補正するものであ
る。しかしながら、第1の手法によれば、光学系の駆動
機構が大型化する欠点があり、第2の手法によれば、対
物レンズのシフト量を検出するための付加的な部品が必
要になる欠点があり、第3の手法によれば、オフセット
の計算が非常に複雑になる欠点がある。
この発明は、上述の点に鑑みてなされたもので、対物レ
ンズのシフトにより必然的に生じていたオフセットを、
簡単な構成で確実かつ大幅に低減させ、これによってプ
ッシュプル方式でのトラッキング追従性能を飛躍的に改
善したトラッキング誤差検出装置を提供しようとするも
のである。
ンズのシフトにより必然的に生じていたオフセットを、
簡単な構成で確実かつ大幅に低減させ、これによってプ
ッシュプル方式でのトラッキング追従性能を飛躍的に改
善したトラッキング誤差検出装置を提供しようとするも
のである。
この発明に係るトラッキング誤差検出装置では、媒体か
らの0次回折光、+1次回折光および一1次回折光を検
出する光検出手段は、0次回折光と+1次回折光の干渉
領域内にその受光面が配設される第1の光検出素子と、
0次回折光と一1次回折光の干渉領域内にその受光面が
配設される第2の光検出素子とを含み、第1および第2
の光検出素子は、対物レンズのシフトにより干渉領域が
シフトしたときにもこの干渉領域から逸脱しないよう、
その受光面の面積および位置が設定されていることを特
徴とする。
らの0次回折光、+1次回折光および一1次回折光を検
出する光検出手段は、0次回折光と+1次回折光の干渉
領域内にその受光面が配設される第1の光検出素子と、
0次回折光と一1次回折光の干渉領域内にその受光面が
配設される第2の光検出素子とを含み、第1および第2
の光検出素子は、対物レンズのシフトにより干渉領域が
シフトしたときにもこの干渉領域から逸脱しないよう、
その受光面の面積および位置が設定されていることを特
徴とする。
第1の光検出素子は、媒体からの0次回折光と十1次回
折光の干渉領域の光量を検出する。また、第2の光検出
素子は、0次回折光と一1次回折光の干渉領域の光量を
検出する。そして、対物レンズがシフトしたときにも、
第1および第2の光検出素子の受光面は、上記の干渉領
域から逸脱することがない。
折光の干渉領域の光量を検出する。また、第2の光検出
素子は、0次回折光と一1次回折光の干渉領域の光量を
検出する。そして、対物レンズがシフトしたときにも、
第1および第2の光検出素子の受光面は、上記の干渉領
域から逸脱することがない。
このため、オフセットを抑えたトラッキング誤差信号を
効率よく生成できるだけでなく、1〜ラツキング追従の
ための対物レンズの最大シフト量を大きくすることかで
きる。
効率よく生成できるだけでなく、1〜ラツキング追従の
ための対物レンズの最大シフト量を大きくすることかで
きる。
以下、添付図面の第1図、第2図および第3図を参照し
て、この発明の詳細な説明する。
て、この発明の詳細な説明する。
第1図は、第1の実施例を説明するだめのもので、第1
おJ:び第2の光検出素子の受光面の位置とビームスポ
ットとの関係を示している。同図に示すように、第1の
光検出素子の受光面11は、0次回折光と+1次回折光
の干渉領域13内に配置され、第2の光検出素子の受光
面12は、0次回折光と一1次回折光の干渉領域14内
に配置される。そして、トラッキングに伴なう対物レン
ズの最大シフト量に対応する回折光のシフト量がΔXで
あるとしたときに、第1図(B)、(C)の如くなるよ
うに受光面11.12を配置する。
おJ:び第2の光検出素子の受光面の位置とビームスポ
ットとの関係を示している。同図に示すように、第1の
光検出素子の受光面11は、0次回折光と+1次回折光
の干渉領域13内に配置され、第2の光検出素子の受光
面12は、0次回折光と一1次回折光の干渉領域14内
に配置される。そして、トラッキングに伴なう対物レン
ズの最大シフト量に対応する回折光のシフト量がΔXで
あるとしたときに、第1図(B)、(C)の如くなるよ
うに受光面11.12を配置する。
ここで、+1次回折光および一1次回折光のビームスポ
ットの中心は、対物レンズの開口数NAと有効径りおよ
び回折角ψによって定まる徂Δγだ(プ、0次回折光の
ビームスポットの中心よりずれる。すなわち、中心間の
距離Δγは Δ7’=D−3inψ/2NA −・・・−(3
)となる。また、回折光のビームスポット径はレンズの
組合せ条件や光検出素子の位置などにより定められる。
ットの中心は、対物レンズの開口数NAと有効径りおよ
び回折角ψによって定まる徂Δγだ(プ、0次回折光の
ビームスポットの中心よりずれる。すなわち、中心間の
距離Δγは Δ7’=D−3inψ/2NA −・・・−(3
)となる。また、回折光のビームスポット径はレンズの
組合せ条件や光検出素子の位置などにより定められる。
従って、例えばトラッキングのための最大シフト量(通
常は±300μm以上)があらかじめ判明していれば、
第1図の如き受光面の配置は容易に定めることができる
。
常は±300μm以上)があらかじめ判明していれば、
第1図の如き受光面の配置は容易に定めることができる
。
次に、上述した第1の実施例の作用を説明する。
トラッキングが正確になされているときは、光検出のた
めのフォトダイオードの受光面と各回折光のビームスポ
ットとの位置関係は、第1図(A>の如くになっている
。この状態からトラッキングに誤差が生じ、トラッキン
グ追従のため対物レンズが最大量シフトして第1図(B
)の如くになったとする。この場合でも、第1および第
2の光検出素子の受光面11.12は、トラッキング誤
差情報を含む干渉領域の回折光のみを検出できオフセッ
トは生じない。また、上記と反対方向に対物レンズか最
大量シフトし、第1図(C)の如くになった場合にも、
受光面11.12はやはりトラッキング誤差情報を含む
干渉領域の回折光のみを検出できオフセットは生じない
。従って、この実施例の配置によれば、トラッキング誤
差信号のオフセットを光量検出の当初がら取り14i;
<ことかCきる。このため、オフセットの補正の如き
複雑な処理を行なう必要がなくなる利点かある。
めのフォトダイオードの受光面と各回折光のビームスポ
ットとの位置関係は、第1図(A>の如くになっている
。この状態からトラッキングに誤差が生じ、トラッキン
グ追従のため対物レンズが最大量シフトして第1図(B
)の如くになったとする。この場合でも、第1および第
2の光検出素子の受光面11.12は、トラッキング誤
差情報を含む干渉領域の回折光のみを検出できオフセッ
トは生じない。また、上記と反対方向に対物レンズか最
大量シフトし、第1図(C)の如くになった場合にも、
受光面11.12はやはりトラッキング誤差情報を含む
干渉領域の回折光のみを検出できオフセットは生じない
。従って、この実施例の配置によれば、トラッキング誤
差信号のオフセットを光量検出の当初がら取り14i;
<ことかCきる。このため、オフセットの補正の如き
複雑な処理を行なう必要がなくなる利点かある。
第2図は、この発明の第2の実施例に係る光検出素子の
受光面の配置を示している。そして、これか前述の第1
の実施例の配置と異なる点は、第1および第2の光検出
素子の受光面11.12の距離が、相対的に小さくなっ
ていることである。
受光面の配置を示している。そして、これか前述の第1
の実施例の配置と異なる点は、第1および第2の光検出
素子の受光面11.12の距離が、相対的に小さくなっ
ていることである。
この第2の実施例によっても、トラッキングに伴なうた
めの対物レンズシフトによる回折光のシフトに対して、
オフセットを含まない1へランキング誤差信号を検出す
ることができる。このため、トラッキング追従性能を従
来プッシュプル法での限界であった±100〜150μ
m程度に対して、3ビ一ム方式なみの±500μm程度
以上に改善することが可能になる。
めの対物レンズシフトによる回折光のシフトに対して、
オフセットを含まない1へランキング誤差信号を検出す
ることができる。このため、トラッキング追従性能を従
来プッシュプル法での限界であった±100〜150μ
m程度に対して、3ビ一ム方式なみの±500μm程度
以上に改善することが可能になる。
以上のとあり、この発明では、光検出素子の受光面が0
次、±1次回折光の干渉領域に収まるとぎに、所望の効
果を奏することになる。従って、受光面の面積がある程
度以上大きくなると、対物レンズがシフトされたときに
、受光面の一部または全部か干渉領域から逸脱し易くな
るので、トラッキング追従性能が低下してしまう。逆に
、受光面の面積があまりに小さくなると、光検出素子か
らの出力信号のS/へが悪くなり、やはりトラッキング
追従性能が低下してしまう。ただし、S/へは、本来レ
ーザ光のビームパワーに関係する要素であるので、ここ
では一般的なビームパワーがあることを前提として、ビ
ームスポットに対する受光面の相対的な大きざの面から
種々実験してみたところ、受光面のトラッキング方向の
幅とビームスポット径との比か略1ニアの場合に良好な
結果が得られた。
次、±1次回折光の干渉領域に収まるとぎに、所望の効
果を奏することになる。従って、受光面の面積がある程
度以上大きくなると、対物レンズがシフトされたときに
、受光面の一部または全部か干渉領域から逸脱し易くな
るので、トラッキング追従性能が低下してしまう。逆に
、受光面の面積があまりに小さくなると、光検出素子か
らの出力信号のS/へが悪くなり、やはりトラッキング
追従性能が低下してしまう。ただし、S/へは、本来レ
ーザ光のビームパワーに関係する要素であるので、ここ
では一般的なビームパワーがあることを前提として、ビ
ームスポットに対する受光面の相対的な大きざの面から
種々実験してみたところ、受光面のトラッキング方向の
幅とビームスポット径との比か略1ニアの場合に良好な
結果が得られた。
具体的には、第3図(A>に示すように、0次回折光の
ビームスポット径Fに対し受光面11゜12をそれぞれ
(EX7)X (E/7)の正方形とし、かつ(F/7
)だ(プ離して配置したところ、対物レンズが500μ
mシフトされた状態でもトラッキング誤差は生じなかっ
た。この場合の±1次折先のビームスポットを第3図(
B)に示す。
ビームスポット径Fに対し受光面11゜12をそれぞれ
(EX7)X (E/7)の正方形とし、かつ(F/7
)だ(プ離して配置したところ、対物レンズが500μ
mシフトされた状態でもトラッキング誤差は生じなかっ
た。この場合の±1次折先のビームスポットを第3図(
B)に示す。
△Tは前記(3〉式、および、レーザ光の波長λと媒体
のトラックピッチPで決まる sinψ−λ/p ・・・・・・(4)
により与えれる。
のトラックピッチPで決まる sinψ−λ/p ・・・・・・(4)
により与えれる。
第3図(A)の状態からビームスポット径を徐々に小さ
くしていき、相対的に受光面の占有比を大きくしていっ
た場合が第3図(C)〜(F)である。この場合、対物
レンズが500μmシフトされた状態ではそれぞれ0.
12μm、0.24μm、0.27μmのトラッキング
ずれを生じてしまい、いずれも一般的に情報再生が可能
とされる許容範囲0.1μmを越えてしまった。
くしていき、相対的に受光面の占有比を大きくしていっ
た場合が第3図(C)〜(F)である。この場合、対物
レンズが500μmシフトされた状態ではそれぞれ0.
12μm、0.24μm、0.27μmのトラッキング
ずれを生じてしまい、いずれも一般的に情報再生が可能
とされる許容範囲0.1μmを越えてしまった。
この発明は、前述の実施例に限定されるものではなく、
種々の変形が可能である。
種々の変形が可能である。
例えば、第1図および第2図では光検出素子の受光面を
縦長の長方形状としているが、縦長の楕円形状としても
よく、外側に凸となった半円形状としてもよい。また、
第3図に示した受光面と回折光のビームスポットの大き
さの比は、レンズ条件や受光素子の位置を一定の値に設
定したときのものであって、この発明が1ニアという比
に限定されないことは当然である。
縦長の長方形状としているが、縦長の楕円形状としても
よく、外側に凸となった半円形状としてもよい。また、
第3図に示した受光面と回折光のビームスポットの大き
さの比は、レンズ条件や受光素子の位置を一定の値に設
定したときのものであって、この発明が1ニアという比
に限定されないことは当然である。
以上述べたように、この発明のトラッキング誤差検出装
置は、トラッキングに伴ない対物レンズがシフ]〜され
たときにも、光検出素子の受光面が回折光の干渉領域か
ら逸脱しないようにしたので、オフセットを抑えた1〜
ラッキング誤差信号を効率よく生成できるとともに、対
物レンズの最大シフト量を大きくすることができる。こ
のため、簡単な構成によってオフセラi〜を確実かつ大
幅に低減でき、プッシュプル方式によるトラッキング追
従性能を大幅に改善できる、という優れた効果を奏する
。
置は、トラッキングに伴ない対物レンズがシフ]〜され
たときにも、光検出素子の受光面が回折光の干渉領域か
ら逸脱しないようにしたので、オフセットを抑えた1〜
ラッキング誤差信号を効率よく生成できるとともに、対
物レンズの最大シフト量を大きくすることができる。こ
のため、簡単な構成によってオフセラi〜を確実かつ大
幅に低減でき、プッシュプル方式によるトラッキング追
従性能を大幅に改善できる、という優れた効果を奏する
。
第1図はこの発明の第1の実施例に係る受光面の配置図
、 第2図はこの発明の第2の実施例に係る受光面の配置図
、 第3図はこの発明の詳細な説明するための受光面の配置
例を示す図、 第4図はプッシュプル法によるトラッキング誤差検出を
示す光学系の側面図、 第5図は従来装置のビームスポットと受光面の関係を示
す図である。 1・・・光源(半導体レーザ)、2・・・ビームスプリ
ッタ、3・・・]リメータレンズ、4・・・対物レンズ
、5・・・媒体、6・・・差動増幅器、11.12・・
・第1および第2の光検出素子の受光面、13.14・
・・0次回折光と±1次回折光の干渉領域。 特許出願人 日本楽器製造株式会社 代理人弁理士 長谷用 芳 樹第 1 図 第 2 図 第 3 第4図 第5図
、 第2図はこの発明の第2の実施例に係る受光面の配置図
、 第3図はこの発明の詳細な説明するための受光面の配置
例を示す図、 第4図はプッシュプル法によるトラッキング誤差検出を
示す光学系の側面図、 第5図は従来装置のビームスポットと受光面の関係を示
す図である。 1・・・光源(半導体レーザ)、2・・・ビームスプリ
ッタ、3・・・]リメータレンズ、4・・・対物レンズ
、5・・・媒体、6・・・差動増幅器、11.12・・
・第1および第2の光検出素子の受光面、13.14・
・・0次回折光と±1次回折光の干渉領域。 特許出願人 日本楽器製造株式会社 代理人弁理士 長谷用 芳 樹第 1 図 第 2 図 第 3 第4図 第5図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、媒体からの0次回折光、+1次回折光および−1次
回折光を光検出手段で検出し、この光検出手段からのプ
ッシュプル出力によりトラッキング誤差を検出するトラ
ッキング誤差検出装置において、 前記光検出手段は、前記0次回折光と前記+1次回折光
の干渉領域内にその受光面が配設される第1の光検出素
子と、前記0次回折光と前記−1次回折光の干渉領域内
にその受光面が配設される第2の光検出素子とを含み、 前記第1および第2の光検出素子は、対物レンズのシフ
トにより前記干渉領域がシフトしたときにもこの干渉領
域から逸脱しないようその受光面の面積および位置が設
定されていること を特徴とするトラッキング誤差検出装置。 2、前記第1および第2の光検出素子の受光面のトラッ
キング方向の幅が、前記回折光のスポット径の略7分の
1である特許請求の範囲第1項記載のトラッキング誤差
検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62078988A JPS63244419A (ja) | 1987-03-31 | 1987-03-31 | トラツキング誤差検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62078988A JPS63244419A (ja) | 1987-03-31 | 1987-03-31 | トラツキング誤差検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63244419A true JPS63244419A (ja) | 1988-10-11 |
Family
ID=13677276
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62078988A Pending JPS63244419A (ja) | 1987-03-31 | 1987-03-31 | トラツキング誤差検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63244419A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07333002A (ja) * | 1994-06-03 | 1995-12-22 | Mitsubishi Electric Corp | 計装変換器 |
JP2010080043A (ja) * | 2008-08-25 | 2010-04-08 | Tdk Corp | 光学ドライブ装置 |
JP2011100544A (ja) * | 2009-06-18 | 2011-05-19 | Tdk Corp | 光学ドライブ装置及び増幅率決定方法 |
US8189436B2 (en) | 2008-08-25 | 2012-05-29 | Tdk | Optical drive device and amplification rate determining method |
-
1987
- 1987-03-31 JP JP62078988A patent/JPS63244419A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07333002A (ja) * | 1994-06-03 | 1995-12-22 | Mitsubishi Electric Corp | 計装変換器 |
JP2010080043A (ja) * | 2008-08-25 | 2010-04-08 | Tdk Corp | 光学ドライブ装置 |
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JP2010244682A (ja) * | 2008-08-25 | 2010-10-28 | Tdk Corp | 光学ドライブ装置 |
US8189436B2 (en) | 2008-08-25 | 2012-05-29 | Tdk | Optical drive device and amplification rate determining method |
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