JPS63243186A - ホツトメルト系接着シ−ト - Google Patents

ホツトメルト系接着シ−ト

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JPS63243186A
JPS63243186A JP7883287A JP7883287A JPS63243186A JP S63243186 A JPS63243186 A JP S63243186A JP 7883287 A JP7883287 A JP 7883287A JP 7883287 A JP7883287 A JP 7883287A JP S63243186 A JPS63243186 A JP S63243186A
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JP
Japan
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resin composition
layers
adhesive
sheet
adhesive sheet
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Pending
Application number
JP7883287A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoshi Saito
潔 斉藤
Masahiko Hori
正彦 堀
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Nitto Denko Corp
Original Assignee
Nitto Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (a)産業上の利用分野 本発明は常温において固体状で、加熱溶融により流動体
として適用され、且つ冷却によって固化して接着力を発
揮する、いわゆるホ・ントメル)M接着シートに関する
ものである。
(b)従来の技術 ホットメルト系接着剤は接着速度が速く、しかも接着性
の適用範囲が広いという特徴をもち包装、木工、製本、
製靴、および各種m、23部材の組立などの幅広い分野
において貼りつけ、貼り合わせ、継ぎ合わせ、シールな
どの接着目的に有効に利用され、就中シートとしたもの
は被着体の形状や必要接着部分形状に合わせて打ち抜き
加工できるため無駄もなく、一層効率よく利用されてい
る。
ところで電気機器の部材、外装、銘板の接着などの用途
では接着力以外に接着シート(接着N)の固さや剛性が
求められる場合が多い。
即ち、これらの場合には接着シートにより組立てられた
部材や製品に運搬、保管、操作時に大きな外力が加えら
れたり、これらの部材や部品が変形させられることが多
く、被着体だけでなく接着シート自体にもそれらに対抗
し得る接着力と剛性が求められている。
しかしながら、従来、使丁されているホットメルト系接
着用樹脂組成物は高接着力だけを主要特性として開発さ
れたちのであり、接着後の剛性は熱硬化性樹脂組成物な
どに比較して極めて低いものであった。
もちろん、ホットメルト系接着剤やホットメル ・ト系
接着シートとして使用できる樹脂!IL r&初物中は
それ自体が固く、高剛性を示すものもあるがそれらは分
子量が比較的大きいために接着力が低く実用的ではなか
った。
また、一部tat m m成物を変成して加熱溶融時に
架橋させることにより接着力とともに剛性を上げ得るも
のもあるが、この場合、架ff4させるには単に熱溶融
接着する場合の十倍以上の時間を要し、作業効率の点か
ら大量生産には不向きであり、はとんど実用化されてい
ないのが実qである。
ホ7)メルト系接着シートによる接着で強接着力と高剛
性を同時に満足させ得る対策としては、■接着力や粘着
力が非常に大きな樹脂組成物を用いて、その中に充填六
り、繊維、織布、不織布やシートなどを補強材として高
含有率で添加し、これによって、剛性を上げる方法、 ■逆に大きな分子量を持った固い樹脂組成物に粘着付与
剤や粘度低下ミリを混合したり或いはそれらによって表
面改質して接着力を増加させる方法、等が一般に用いら
れている。
(c)発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記■の方法では接着シートとして使用
する際の打ち抜きや不必要部分の穴あけ、除去などの加
工性が7しく悪くなり、生産・加工性の点で問題がある
一方、上記■の方法では接着シート表面にタンク性が発
現して取扱いに離型紙が必要となったり、自動化が難し
くなり、改質による剛性低下などの問題がある。
また、上記■の方法の応用として、高剛性を有する樹脂
組成物をコアとしてその表面に接着力の大きな樹脂組成
物を貼り合わせるサンドインチ構造とする方法らあるが
、この場合ら各樹脂組成物層間の剥離や、表面層の大き
な変形のためにコア層の剛性が発揮されないなどの欠点
があった。
本発明は、上記の従来技術の問題点を解決しようとする
ものであり、その目的とするところは接着時に大きな接
着力と高い剛性を発揮し、しがら表面に夕7り性がなく
取扱い容易で作業効率の良いホットメルト系接着シート
を提供することにある。
(d)問題点を解決するための手段 本発明者は、上記の問題を解決すべく鋭意検討を重ねた
ところ、溶融温度の異なる2F1以上の接着可能なtj
(脂組成物、つまり、主に接着力を発現する第1の樹脂
組成物と、剛性を発現する第2のtJ(脂組成物とを混
合するのではなく、この各々の樹脂組成物で形成してな
る樹脂組成物層を交互に並べて一体のシートとしたもの
であって、各々のIf rIriAll成物層が互いに
混合することなく独立した状態で被着体に接着すると、
大きな接着力と高い剛性が得られ、しかも表面にタック
性がなくなることを見い出し、本発明を完成するに至っ
たものである。
つまり、本発明者らの研究によれば接着シートの剛性に
関与するのは接着剤の固さと凝集力および剪断接着力で
あり、ホットメルト系接着剤に通常水められる接着力は
不要であり、しかもこの上うな特性を有するU(謂組成
物に粘着付与剤や可塑斉qなどを社会したり、被着体と
の界面に介在させたりするとましい剛性低下を引き起こ
す。
従って、上記のr52の13(脂組成物層をある一定の
面積比で直接波着体に接着させ、池の部分を第1の樹脂
組成物でi;4たして接着Yれぼ両者の特性が完全に発
現するとの知見に基づき、これを実用化でさるように構
成したしのである。
即ち、本発明のホットメルト系接着シートは;δ融温度
の異なる2種類以上の接着可能なL(脂組成物層から成
り、該2種以上の樹脂組成物層を交互に並べて−・体の
シートとしてなることを特徴とするものである。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明に用いられるυ(Iff1組成!1137層とし
ては、通常、熱溶融接着再記なI(脂!l成物としての
ベースポリマー、ワックス類、可塑剤、粘着付り・斉1
、酸化防止剤、充填剤など従来公知の種々の構成成分か
ら成る樹脂組成物で形成された層が挙げられるが、その
構成成分や配合割合は樹脂組成物層に要求される種々の
特性に応じて決定される。
上記ペースどリマーとしては、例えばエチレン酢酸ビニ
ル共重合体、目ζリエチレン、エチレンアクリレート共
重合体、エチレンインブチル7クリレート共重合体、ポ
リアミドU(IJtt 、ブチラールυ(脂、ポリエス
テルtHm 、ポリメチルメタクリレートt31脂など
が挙げられる。
上記ワックス類としては、例えばパラフィン、j!素化
パラフィン、カルナバワックス、マイクロクリスクワン
ワンクスなどが辛げられる。
、1:、2可塑剤としては、例乏はポリイソブチレン、
スルフォン7ミドtB脂、石油ピッチ、7タル酸樹脂、
ブチルゴムなど力θi(げられ、又、粘着イ・t ’?
削としては、例えばロジン系υI脂、ピネンuIm、テ
ルペンa(IJttなどが挙げられ、更に、酸化防止剤
としては、例えばヒングー7ェノール、トリアジン誘導
体、ノフルキルフェノールスルフイドなどが挙げられ、
上記充填剤としては、例えばタルク、クレー、炭酸カル
シウム、金属酸化物、カーホンブラック、酸化チタン、
ガラスチップなどが挙げられる。
そして、本発明のホットメルト系接着シートを製造する
にあたり、上記のホットメル14按X1剤の構成成分を
特徴とする特性に合わせて配合し、ニーグー、ミキンン
グロールなとで混練した2種類以上の樹脂組成物を押出
しく凌や塗工(戊などで交互に樹脂組成物層が形成され
、これによって、2種以上の樹脂組成物層を交互に並べ
て一体のシート状に成形し得るのである。
このように、本発明のホットメルト系接着シートは上記
の構成成分を組合わせて、接着性に優れた第1の樹脂組
成物と、それ自体が固く剛性に富む第2の樹脂組成物等
を得た後、それぞれの樹脂組成物を使用方法、使用口的
に合わせた面積比でそれぞれが混じることなく交互に層
を形成するように筋状や市松模様状などに押出しゃ塗工
し、一体のシートを得るものであり、又、必要に応じて
2FIIM以上の樹脂組成物を組合わせることができる
のは言うまでもない。
本発明の好ましい実施態様としては、ホ・ントメルF系
接着シートなりt成する2種以上の樹脂組成物層におい
てその各樹脂11成物層の厚さを各々のυ(脂組成物の
溶融温度の順に変えて構成し、これによって、接着シー
トの接着特性を数百しうるのである。
即ち、溶ra温度の高い樹脂組成vIJ層は概略溶融粘
度の低いものより溶融粘度が高く、従って、両者が同一
の厚さであると溶融温度の低い樹脂組成物がより火きく
流展するため溶融温度の商い樹脂組成物と被着体界面に
流れ込む結果、溶融温度の高い樹脂組成物の接着特性が
充分発揮されなくなるのを両者の厚さを変えることで防
ぐことができる。この厚さの差は両樹脂組成物層の面積
比にもよるが全体の厚さの10〜30%の範[fflと
することが望ましい。
本発明のホットメルト系接着シートは鋼板やステンレス
板などの金属パネル、プラスチックパネル、木材チップ
ボードなどの被着物に適用される。
また、上記の方法でもって被着体に直接ホットメルト系
Jωを塗工した後に他の被着体との貼り合わせや接着に
利用できる。
(e)作用 本発明は、上記構成を有し、主に接着力を発現するfj
Slの樹脂組成物と、剛性を発現するff12のυtm
組成物とを混合するのではなく、この各々の樹脂mr&
物で形成してなる樹脂組成物層を交互に並べて一体のシ
ートとしたものであって、各々のム(脂組成物層が互い
に混合することなく独立した状態で被着体に接着するの
であり、剛性を増すために補強材を多量に含有させる必
要がないため被着体形状に合わせ打ち抜きゃ穴あけ加工
が容易にでき、また接着力の小さい樹脂に粘着付与剤を
多量に配合せずども強い接着力が得られるため接着シー
ト表面にタック性がなく作業効率が良くなる作用を有す
るのである。
(r)実施例 以下、本発明を実施例により具体的に説明するが、本発
明はこれに限定されるものではない。
共重合ポリアミド(日本リルサン株式会社製、ブーyy
ミドI−(103、融点80−90’C)をinlの樹
脂組成物層(1)とし、これをホットメルト系アプリケ
ーターにより幅11flIfi、厚さ0.4w論で31
の間隔で離型紙に塗工し、次に共重合ポリアミド(上記
同社製、ブラタミド11104、融、α125・−13
5°C)を792の樹脂組成物層(2)とし、これを上
記の11のU(脂組成物層(1)の間に幅311111
、厚さ0.51I11となるように塗工し、第1図に示
すような、本発明のホットメルト系接着シートを13な
このホットメルト系接着シートをIQ 100 ram
横501に打ち抜き、これと同じ大きさの厚さ0゜11
の2枚のステンレス板の間にはさみ、温度130℃に設
定した熱プレスにて15 kg/ cm2の圧力を加え
て10秒間保持し、これによって接着し、総厚さ0.6
1II#の接着パネルを製造した。
この接着パネルを幅10+amに切断して両側のステン
レス板を把み、張り速度501am/uinにて180
°ビーりング剥雛試験を行ったところ、接着力は4 、
0 kg/ ca+2であった・また、上記パネルをス
パン80+aUAで両端を支持し、中央を半径5ffl
111のポンチで加圧して3.I、″に曲げ試験を行っ
た。曲げ速度は5 +nm/ tainである。
この曲げ試験の結果を第2図の(A)に示す。
比較例 実施例と同じ共重合ポリアミドのブラタミド11103
を10重量部と同じくプラタミ)’1110430重量
部を、ミキシングロールで混練り後、ボットメルト系ア
プリケーターで離型紙上に0.5mm厚で塗工してホッ
トメルト系接着シートを得た。
このホットメルト系接着シートを使用して実施例と同じ
方法でステンレス板のパネルを作成し、実施例と同様の
180°ビーリング剥離試験と曲げ試験を行ったところ
、接着力は1 、8 kB/ coo2であった。
この曲げ試験の結果を第2図の(B)に示す。
(g)発明の効果 本発明は、上記構成を有し、大きな接着力と接着後の剛
性が優れていおり、又、打ち抜きなどの加工性にも優れ
、表面にタック性も無いため、取扱いが容易で接着イヤ
業性にも極めて優れる効果を有するのである。
従って、大きな変形力がかがる部材の接着などに好適に
用いられる。
【図面の簡単な説明】
il1図は本発明の一実施例を示す断面図、第2図は曲
げ試験の結果を示す特性図である。 (1)・・・第1の樹脂組成物層、(2)・・・第2の
樹脂組成物層。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)溶融温度の異なる2種類以上の接着可能な樹脂組
    成物層から成り、該2種以上の樹脂組成物層を交互に並
    べて一体のシートとしてなるホットメルト系接着シート
  2. (2)2種以上の樹脂組成物層においてその各樹脂組成
    物層の厚さを各々の樹脂組成物の溶融温度の順に変えて
    構成した特許請求の範囲第1項に記載のホットメルト系
    接着シート。
JP7883287A 1987-03-30 1987-03-30 ホツトメルト系接着シ−ト Pending JPS63243186A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07100963A (ja) * 1993-10-05 1995-04-18 Mitsubishi Plastics Ind Ltd シートの接着方法
WO2003004577A1 (en) * 2001-07-02 2003-01-16 Aprion Digital Ltd. Glue strip for book binding
JP2006110724A (ja) * 2004-10-12 2006-04-27 Shinko Kikai Seisakusho:Kk 段ボールシートの糊付け方法及びその装置

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JP4557665B2 (ja) * 2004-10-12 2010-10-06 株式会社新幸機械製作所 段ボールシートの糊付け方法及びその装置

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