JPS63242562A - フオント縮小システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は、例えば印字装置において漢字等のドツトマト
リクスパターンを縮小変換する際に用いられるフォント
縮小システムに関する。

（従来の技術） 従来から、例えば印字装置において漢字等のフォントを
１／２に縮小する方式として、第３図に示したような間
引き処理と呼ばれる方式が知られている。

この方式は例えば８×８のマトリクスで表わされたフォ
ントＭのドツトマトリクスパターンを２×２の小マトリ
クスｍに区分し、この小マトリクスｍ内の所定の要素（
以下マスクトッドと称する）が黒ドツトである場合には
１つの黒ドツトを対応させ、マスクトッドが白ドツトで
ある場合には１つの白ドツトを対応させて４×４のマト
リクスのフォントＮを得るという方式である。

ところでこの方式によると、マスクトッドが２×２の小
マトリクスｍのいずれのドツトであるかの違いにより、
得られる４×４のマトリクスのフォントＮが大きく異な
る。

例えば第４図において、Ａはマスクトッドを１行１列目
のドツトにした場合、Ｂはマスクトッドを１行２列目の
ドツトにした場合、Ｃはマスクトッドを２行１列目のド
ツトにした場合、Ｄはマスクトッドを２行２列目のドツ
トにした場合を示している。

各間からも分るようにマスクトッドの設定により、得ら
れる４×４のマトリクスのフォントＮが大きく異なるが
、Ａの場合のように、縮小されたフォントが全て白ドツ
トになってしまう場合もある。

（発明が解決しようとする問題点） このように従来の間引き方式では、マスクトッドの設定
により、縮小されたフォントが著しく変形し、最悪の場
合には読取ずらできなくなる場合があるという問題があ
った。

本発明は上述したような事情によりなされたもので、間
引き方式を行なうにあたって、得られる縮小フォントを
常に自然にし、読取りを極めて容易にするフォント縮小
システムの提供を目的としている。

［発明の構成］ （問題点を解決するための手段） 本発明のフォント縮小システムは、ドツトマトリクスパ
ターンが複数格納されているパターン格納手段と、各ド
ツトマトリクスパターンを複数のブロックに分割し、各
ブロック内のいずれか１つの要素マトリクスドツトを抽
出し、抽出したドツトをブロックの並び順に結合して各
ドツトマトリクスパターンを縮小変換する変換処理手段
と、各ドツトマトリクスパターンに対して最適な縮小フ
ォントが得られる前記ブロック内の要素マトリクス抽出
位置を示す情報が予め格納されている位置情報格納手段
とを具備し、前記変換処理手段が前記位置情報格納手段
の位置情報に基づいてドツトを抽出することにより縮小
変換処理を行なうものである。

（作　用） 本発明のフォント縮小システムでは、変換処理手段が位
置情報格納手段に格納されている情報に従って各ドツト
マトリクスパターンごとに最適なドツトを抽出しつつ縮
小変換処理を行なうので、元のドツトマトリクスパター
ンがいがなるものであっても自然な縮小フォントを得る
ことができる。

（実施例） 以下、本発明の実施例の詳細を図面に基づいて説明する
。

第１図は本発明の一実施例装置の構成を示すブロック図
である。

同図において１は文字のコードを記憶する文字コードレ
ジスタ、２はコードに対応する文字ごとの最適なマスク
トッドの位置が予め書込まれている間引き位置情報ＲＯ
Ｍ、３はコードに対応付けられたフォントを記憶してい
るフォントＲＯＭ、４は間引き位置情報ＲＯＭ２の情報
に従って間引き処理を実行する間引き処理回路である。

この装置ではまず外部からコードデータと共に書込みパ
ルスが発生するとコードデータは文字コードレジスタ１
に記憶され、間引き処理回路４がリセットされる。

そしてこの記憶されたコードデータによって間引き位置
情報ＲＯＭ２およびフォントＲＯＭ３が指定される。

このとき外部より読出しパルスが入ってくると、間引き
処理回路４は間引き位置情報ＲＯＭ２から最適なマスク
トッドを示す情報を入力するとともにフォントＲＯＭ３
からフォントデータを入力し、間引き処理を行なってそ
の結果を縮小フォントデータとして出力する。

本実施例では、間引き処理回路４が間引き位置情報ＲＯ
Ｍ２に予め書込まれている情報に従ってフォントＲＯＭ
３からの各フォントのパターンごとにマスクトッドを換
えている。

従って各フォント毎に最適な間引き処理を行なうことが
でき、縮小して得たフォントが大きく乱れることはない
。

第２図は本発明の他の実施例を示すブロック図である。

先の実施例では専用のハードウェア（間引き処理回路４
）を用いて本発明を実現しているが、本実施例ではファ
ームウェアにより本発明を実現している。

同図において１０はＣＰＵ、１１はＣＰＵｌ０の制御プ
ログラムを格納するプログラムメモリ、１２は縮小変換
すべきフォントのコードが入っている文字コードバッフ
ァ、１３はコードデータに対応するフォントのドツトマ
トリクスパターンを格納するフォントＲＯＭ、１４はコ
ードごとのフォノ１−のマスクトッドの位置を予め記憶
している間引き位置指定テーブル、１５は縮小結果を格
納する出力バッファである。

この装置においてＣＰＵｌ０はプログラムメモリ１１の
制御プログラムに従って文字コードバッファ１２からコ
ードデータを受けとる。

そしてコードデータに対応するマスクトッドの位置を間
引き位置指定テーブル１４から受けとる。

間引き位置指定テーブル１４には各コードデータに対応
して前記第４図のＡ−Ｄに示したマスクトッドの位置が
示されている。

本実施例ではＣＰＵＩが各コードデータに対応するフォ
ントをフォントＲＯＭ１３から受けとり、各フォントの
ドツトマトリクスパターンを間引き位置指定デープル１
４の内容に従って間引きし、その結果を出力バッファ１
５に格納する。

本実施例装置によっても、各フォント毎に最適なマスク
トッドを選択して間引き処理を行なうことができるので
、常に自然で読み易い縮小フォントを得ることができる
。

なお本発明は印字装置に限らず、ドツトイメージのフォ
ントを使用する表示装置や文章作成装置等に幅広く適用
することができる。

［発明の効果］ 以上説明したように本発明のフォント縮小シスデムは、
変換処理手段が位置情報格納手段に格納されている情報
に従って各ドツトマトリクスパターンごとにｌ＆適な要
素マトリクスドツトを抽出しつつ縮小変換処理を行なう
ので、縮小されたフォントが常に自然になり、読取りが
極めて容易になる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の構成を示すブロック図、第
２図は本発明の他の実施例の構成を示すブロック図、第
３図は一般的な間引き処理の方法を示す図、第４図は間
引き処理におけるマスクトッドの諜定と変換結果との関
係を示す図である。 １・・・・・・・・・文字コードレジスタ２・・・・・
・・・・間引き位置情報ＲＯＭ３・・・・・・・・・フ
ォントＲＯＭ ４・・・・・・・・・間引き処理回路 １０・・・・・・・・・ＣＰＵ １１・・・・・・・・・プログラムメモリ１２・・・・
・・・・・文字コードバッファ１３・・・・・・・・・
フォントＲＯＭ１４・・・・・・・・・間引き位置指定
テーブル１５・・・・・・・・・出力バッファ 出願人　　　　　　株式会社　東芝 代理人　弁理士　　須　山　佐　− 第２＠

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）ドットマトリクスパターンが複数格納されている
   パターン格納手段と、各ドットマトリクスパターンを複
   数のブロックに分割し、各ブロック内のいずれか１つの
   要素マトリクスドットを抽出し、抽出したドットをブロ
   ックの並び順に結合して各ドットマトリクスパターンを
   縮小変換する変換処理手段と、各ドットマトリクスパタ
   ーンに対して最適な縮小フォントが得られる前記ブロッ
   ク内の要素マトリクス抽出位置を示す情報が予め格納さ
   れている位置情報格納手段とを具備し、前記変換処理手
   段が前記位置情報格納手段の位置情報に基づいてドット
   を抽出することにより縮小変換処理を行なうことを特徴
   とするフォント縮小システム。