JPS63242224A - 交流雑音除去方法 - Google Patents

交流雑音除去方法

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JPS63242224A
JPS63242224A JP7628387A JP7628387A JPS63242224A JP S63242224 A JPS63242224 A JP S63242224A JP 7628387 A JP7628387 A JP 7628387A JP 7628387 A JP7628387 A JP 7628387A JP S63242224 A JPS63242224 A JP S63242224A
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JP
Japan
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noise
sampling
biological signal
value
section
Prior art date
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Pending
Application number
JP7628387A
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English (en)
Inventor
藤原 栄之
健二 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Century Medical Inc
Original Assignee
Century Medical Inc
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Publication date
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  • Measuring And Recording Apparatus For Diagnosis (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は交流雑音除去方法、特にハム等の一定周波数の
交流雑音を生体信号から除去するための方法に関する。
患者監視装置においては、種々の生体信号、例えば心電
信号、血圧信号、呼吸信号、体温信号、脳波信号等が監
視される。この場合、静電誘導により生体信号に商用周
波(5011z 、 6011z等)の雑音が重畳する
ことがしばしば経験される。このような交流雑音が重畳
すると、生体信号波形にぶれが生じ観察し難くなる。ま
た、P波、QR3波の微妙な変化が問題となる心電信号
においては、判定が困難となる。
〔従来の技術〕
第4図は患者監視装置の一例を示す概観斜視図であり、
第5図は第4図の患者監視装置の回路構成例を示す図で
ある。まず第4図についてみると、持ち運び自在な患者
監視装置10の側面にはセンサ入力部13が設けられ、
図では3つのコネクタが示されている。それぞれは心電
センサSt、面圧センサS2および呼吸センサS3の各
リート(点線で示す)と接続する。
キー人力部14は、図では7個のキーを例示しているが
、機能的には設定キーとモード切換キーとに分けられる
。設定キーは生体信号について予め定めた数値を設定す
る。これらの数値は、液晶ディスプレイ部11内に表示
される。ディスプレイ部11の下端に上段と下段に分け
て示す如く、例えば脈はくの上限(100) 、下限(
50)、血圧の1限(150) 、下限(80)、呼吸
数の上限(30)、下限(10)である。これらの数値
は患者の容体、病種に応じてその都度定める。 キー入
力部14内のモード切換キーは、心電波形(図中の記号
ECGを付した実線で示す)、呼吸波形(図中の記号R
F。
Sを付した点線で示す)、あるいは血圧の現在値(図中
、右側の70 、100で示す)、さらには血圧変化を
示す波形(図中の一点鎖線PC)等の各モードを選択的
に切り換えて表示させるのに用いる。
第5図の情報処理部12には前述の液晶ディスプレイ部
11、センサ入力部13 (13−1は心電入力信号の
アンプ、13−2は面圧入力信号のアンプ、13−3は
呼吸入力信号のアンプ)およびキー人力部14が共同す
る。情報処理部12の中核はマイクロプロセッサ(CP
U) 31であり、メモリ32に予め書き込まれたプロ
グラムに沿って一定の処理を行う。メモリ32はまたア
ンプ13−1〜13−3からの生体信号をストアしてお
く機能も果す。マイクロプロセッサ31とのインタフェ
ース機能を果すのは、■10(入力/出力)コントロー
ラ33であり、I10コントローラ33は各種の情報を
入力してマイクロプロセッサ31に与える他、マイクロ
プロセッサ31からの処理データを外部へ出力する。
入力系としては、心電、血圧、呼吸等の生体信号を入力
する部分13およびキー人力の部分14がある。心電、
血圧、呼吸等のセンサ信号はアンプ13−1〜13−3
を通して、多重化ならびにAID (アナログ/ディジ
タル)変換部(MIJX −AID)34に印加され、
ディジタル化された後、I10コントローラ33を経て
マイクロプロセッサ31さらにはメモリ32に至る。
一方、I10コントローラ33の出力系には液晶ドライ
バ35および、外部へ情報を出力するためのプラグ21
があり、このプラグ21の前段にはいわゆるコミュニケ
ーション・インターフェース36を設けるのがよい。こ
のコミュニケーション・インターフェース36は、例え
ばR5232C方弐のものが1つのIC部品として市販
されており、電話回線用モデムに適合した信号フォーマ
ントに自動的に変換する機能を有する。なお、第4図の
22はスイッチ兼用ボリュームである。
ところで、上記の患者監視装置において、ディスプレイ
部11内の生体信号波形(ECG 、 PC、RES)
に交流雑音が重畳するので、これを除去するために従来
からの典型的な手法であるフィルタを第5図のアンプ1
3−1〜13−2内に設けるようにしている。
このフィルタは50 、60Hz帯域を選択的に減衰さ
せるフィルタであり、いわばノイズカットフィルタであ
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
一般に上記ノイズカットフィルタは、カントしたい周波
数成分のみを選択的に除去する機能を果すことから、そ
のQは相当に高いものが必要とされる。しかしながら5
0 、6011z帯域でそのようなQの高いフィルタを
実現するのはかなり困難であり、実際にはそれ程高いQ
はとれないという問題がある。逆に、あえてそのQを高
くとるならば、生体信号に波形歪を生じさせ、正確な生
体信号の観察ができなくなるという問題がある。また、
前述した持ち運び自在の患者監視装置では少しでもハー
ドウェア量を減らしたいという要求があり、ノイズカッ
トフィルタの組み込みは小形、軽量化に支障となるとい
う問題がある。
本発明は上記問題点に鑑みなされたもので、波形歪を生
じさせることなく交流雑音を除去することができ、しか
もハードウェアによるフィルタを用いることなく交流雑
音を除去できる方法を提案することを目的とするもので
ある。
〔問題点を解決するための手段〕
第1図は本発明の方法を実施するための機能ブロック図
である。本図において、生体信号サンプリング部41は
、逐次センサより出力される生体信号をサンプリングす
る。なお、このサンプリングは、第5図の回路構成であ
ればA/D変換部34において必然的に行われている。
サンプリング部41からの各サンプリング値は移動加算
平均部42において、連続n (nは自然数)サンプリ
ング値ごとの移動加算平均がとられる。なお、この移動
加算平均は、第5図の回路構成であれば、マイクロプロ
セッサ(CPII)31によりソフトウェア処理で実現
できる。
移動加算平均をとられた生体信号はメモリ部43にス1
−アされる。第5図の回路構成であれば、メモリ32に
ストアされる。
〔作 用〕
生体信号に重畳される交流雑音の周波数をfとする。こ
のfは、交流雑音がハムであるとすれば50Hzあるい
は60!lz等の周波数であるが、この他特別な環境で
特定の周波数が交流雑音となるのであれば当該周波数を
fとする。また前述のサンプリングの周期をτとする。
このτは第5図のA/D変換部のサンプリング周期であ
り、当該A/Dコンバークごとに固有の値である。本実
施例では5msである。さらにまた既述の移動加算平均
の各サンプリング個数はn個である。ここにサンプリン
グ個数nは、nτ−一を満足する値に設定される。
この結果、生体信号そのものはn個ずつの移動加算平均
値として、lサンプリング値ずつずらしながら正確に表
され、一方、生体信号に重畳する交流雑音成分は毎回の
移動加算平均の都度はぼ零となる。n個のサンプリング
値のうち交流雑音成分の加算値が、正側及び負側で相互
にキャンセルし、はぼ零となるからである。
〔実施例〕
第2図は第1のモードにおける動作を説明ずろための波
形図である。本図においてPは生体信号そのものである
が、これに交流雑音Nが重畳し、実際にはNの波形が生
体信号として観測さる。本図中の小さい丸Sは各サンプ
リング点を示し、周期はτである。各サンプリング値は
基準線Oからの振幅で表される。すなわちpl、p2.
・・・である。これらサンプリング値はn個ずつ移動加
算子Σpr 均がとられる。つまり  N  である。n=4・・・
が演算され、加算平均後の生体信号P′を得る。
この生体信号P′には交流雑音Nは含まれていない。
かくして交流雑音が除去されることになったのは、交流
雑音Nのみに着目すると、その振幅が、その1サイクル
についてみると、0→+A→0→−へのように変化する
からであり、これらQ、+A、Oおよび−への移動加算
をとると零になってしまう。このことは、引続く各サイ
クルについても同様である。なお、移動加算平均をとる
ことから、センサからの生体信号Pと実際に観測される
生体信号P′との間には、ずれ(P’がPに対し遅れる
)が生ずるが、そのずれは高々数10m5であり、波形
観測上何ら支障とはならない。
具体例をもって示すと、既述の条件式nτ−■ □において、交流雑音の周波数を5QIIz(f=50
) 、サンプリングの周期を5+ns(τ−5×1O−
3)とするならば、移動加算平均すべき個数nを、n 
= 4 (4X 5 XIO弓= 1150)に設定す
れば良い。第2図はn=4の例を示している。交流■ 雑音の周波数が6011z (−’q 0.017)の
ときは、「 n=4ならばτを4.25m5. n = 5ならばτ
を3.4msにすれば良い。ただし、50Hzのときの
条件、すなわちτ−5m5.n=4を60112のとき
にそのまま適用しても、かなり交流雑音(60Hz)が
除去されることが確かめられている。
第3図は第2のモードにおける動作を説明するための波
形図であるが、基本的には第1のモードと全く同じであ
る。第1のモードではO−+A−0−−Aという交流雑
音成分の移動加算平均によリ、N=Oを達成したが、こ
の第2のモードでは、+a1→+a2→−a1→−a2
という交流雑音成分の移動加算平均により、N=Oを達
成している。
実際には既述の第1および第2のモード以外にも種々の
モードが現れる。また、実際にはこれら各種のモードが
繰り返し現れる。しかし、いずれのモードであれ、交流
雑音の各サイクルごとに、交流雑音はほぼ雰に抑圧され
る。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、フィルタを用いる
ことなしに、また生体信号そのものに歪を生じさせるこ
となしに、交流雑音を除去可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法を実施するための機能ブロック図
、 第2図は第1のモードにおける動作を説明するための波
形図、 第3図は第2のモードにおける動作を説明するための波
形図、 第4図は患者監視装置の一例を示す概観斜視図、第5図
は第4図の患者監視装置の回路構成例を示す図である。 図において、 41・・・生体信号サンプリング部、 42・・・移動加算平均部、 43・・・メモリ部。 手続補正書     5゜ 昭和62年5月〕る日  6゜ 特許庁長官 黒 1)明 雄 殿 1、 事件の表示 昭和62年特許願第076283号 2、 発明の名称 交流雑音除去方法 3、  )1n正をする者 1■件との関係   特許出願人 名称 センチユリ−メディカル株式会社4、代理人 住所 〒205東京都港区虎ノ門−丁目8番IO号静光
虎ノ門ビル 電話504−0721    、氏名 弁
理士(6579)青 木   朗   ゛(外5名) 
 ′ 補正の対象 明細書の「発明の詳細な説明」の欄 補正の内容 明細書の発明の詳細な説明の欄を次のとおり補正する。 明細書第9頁第5行目 NJ     NJ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、周波数fなる交流雑音が重畳される生体信号を周期
    τでサンプリングする第1ステップと、前記第1ステッ
    プで得た各サンプリング値を連続n個ずつ、かつ1サン
    プリング値ずつずらしながら移動加算平均をとる第2ス
    テップと、 前記第2ステップにより前記交流雑音を除去した前記生
    体信号の移動加算平均値を逐次、メモリにストアする第
    3ステップとからなり、前記数値n、τおよびfはnτ
    =1/fを満足する値に設定されることを特徴とする交
    流雑音除去方法。
JP7628387A 1987-03-31 1987-03-31 交流雑音除去方法 Pending JPS63242224A (ja)

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JP7628387A JPS63242224A (ja) 1987-03-31 1987-03-31 交流雑音除去方法

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JPS63242224A true JPS63242224A (ja) 1988-10-07

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020105446A1 (ja) * 2018-11-22 2020-05-28 ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 生体信号検出回路、ハムノイズ低減回路およびウェアラブル装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57192117A (en) * 1981-05-18 1982-11-26 Ibm Method of removing dispersive sinusoidal noise
JPS6053624A (ja) * 1983-09-05 1985-03-27 Yamaha Motor Co Ltd 多気筒内燃機関のクランク室連通構造

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