JPS63242205A - 美容製品用の回転式塗布装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ブラシ等の塗布機構を一端に保持する軸を
備えた塗布機構、特にマスカラ等の製品用の塗布機構に
関する。

〔従来の技術〕

マスカラ等の化粧品の分野に限られることではないが、
この様な製品は、粗い毛をまつ毛に沿ってすべらすよう
にブラシを回転させることによって使用者のまつ毛に手
操作により塗布される。

〔発明が解決しようとする問題点〕

このような操作は、終了するのにかなり長い時間がかか
り、時として退屈なものとなる。さらに、ブラシを連続
して動かしていると、使用者の目の中にマスカラが滴下
することもありうる。

この発明の目的は、使用者にとって必要とされる動作を
減らすことにより、美容品を簡単、迅速かつ安全にまつ
毛に自動的に塗布できる、上述したタイプの特にマスカ
ラ用の塗布装置を提供することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

この［１的、および当業者に明らかとなる他の目的は、
ブラシ等の塗布機構を一端に保持した軸を備え、該塗布
機構付の軸を保持する蓋体をねじ込むことのできる容器
を有する塗布装置であって、該４体が、これに一端で接
続しこれを回して開けると伺勢動作を行ない、該ブラシ
支持軸と接続した可動部材に一端で接続した弾性機構か
ら成り、該軸に該可動部材により運動を伝える接続機構
と、該可動部材に作用して必要時にのみ軸を動かすこと
ができるように設けられた制御可能な摩擦機構と、ねじ
を回して開ける間該可動部材を静＋Ｌさせることにより
該弾性機構を付勢できるように配置した噛合機構とを備
えた塗布装置により達成される。

ｌ核弾性機構は、上端が該蓋体に接続され蓋体を回して
開けている開蓋体の頂部の内部に固定した歯付車と噛み
合うことにより随伴される少なくとも一個のバネからな
る。この歯付車の突起は、バネの端部が蓋体を回して開
ける間だけ歯付車の突起と噛み合い、蓋体をねじ込む時
には噛み合わないような形状に形成される。このため、
突起は、両側面が異なった傾斜を有している。このため
２マスカラを使用しない時長間間に渡って付勢させたま
まに１７ておくことがさけられる。

バネの下端は、減速歯車を動かす可動部材と一体となっ
た四部と噛み合う。

可動部材は、中央軸にキー結合され、摩擦機構の実質的
にレバー状をした可動アームが上げられた時のみ、バネ
の復帰力により駆動される。町ｖノアームの上昇は、蓋
体の側面から突出したボタンを押すことによってなされ
、この押し込み動作により、可動アームが支点を中心と
して回転し摩擦効果が減少し、またボタンを完全に押し
込むと可動部材の表面から外れることになる。

可動部材の回転により、接続機構の構成歯車の運動が生
ずる。接続機構は、好ましくは減速歯車から成り、減速
歯車の出力輪にねじり接続されたブラシ保持軸を回転す
るように設けられる。

このような歯車機構は、遊星歯車支持体に取りつけられ
たピンにより支持されるとともに、可動部材の内歯及び
ブラシ保持軸と連動する外歯と噛み合う少なくとも一個
の遊星歯車からなる。遊星歯車の数は、（ブラシ側にお
ける）減速比の大きさにより定める。２以上の遊星歯車
を用いた場合には、これらの遊星歯車は、疏３．！山・
Ｆ支持体に設けた歯と四動中汀いに作用し合って、遊星
歯車支持体を回転させ、最終的には、！ｆｉｎ−Ｓした
減速割合でブラシ保持軸を回転する。

可動部材の下部には、少なくとも二つの摩Ｊ！！部材が
固定され、これらはブラシ保持軸と作用し合ってブラシ
保持軸の回転を低下させ、最終的にバネの蓄積エネルギ
ーの放出をｄらせる。

さらに１通常、スプラインまたは突起とを噛み合う形を
した仮１Ｆ機構を設けて、蓋体を回して開ける間、可動
部材を静止させることにより、バネの付勢ができるよう
にする。

これらの仮］ヒ機構は、二つの［１的をもっており、バ
ネを付勢することができる外に４若体川のガイドとして
も作用して容器への蓋体のＩ＋ｖ付を容易化している。

弾性機構と可動部材ど接続機構と摩擦ロック機構とから
なる上述した装置により。

ブラシ保持軸の自動回転がもたらされる。蓋体から突出
しレバー状の摩擦機構を制御するボタンの操作圧力を変
えることにより、可動アームは、可動部材に対して離れ
度合を大小に変えるように移動でき、その結果、ブラシ
保持軸の回転スピードの変化がもたらされる。いずれの
場合でも、本発明による装置によれば、装置の大変少な
い回転（２または３回）に対し、ブラシ保持軸の大きい
回転数（６５ないし７０回）が得られる。

〔実施例〕

添付図面において、全体を符号１で示すビンは、マスカ
ラ容器２と蓋体３とからなる。

蓋体３内には、１又はそれ以上のねじりバネ４と可動部
材５と接８！機構６と摩擦機構７及び８とからなる弾性
機構が設けられる。この弾性機構は、全体として、押ボ
タン１７の操作によりブラシ保持軸９を回転できる機構
を構成する。詳述すると、弾性機構、すなわちねじりバ
ネ４は、蓋体３の内部に設けられ、蓋体の内面１０に接
続される。ねじりバネの半径方向に曲げられた上端１１
は、内面１０と一体となった歯付車１２に形成した凹部
とかみ合い、蓋体３を回して開けている間はこの歯付車
１２に随伴している。しかしながら、このような随伴動
作は、蓋体３をねじ込む際には生じない。というのは、
尚付車１２の突起を形成する南は、ねじ込む際には噛み
合ないようにゲに異なる傾斜をした両側面を有している
ので、ねじりバネ４の」二端１１は、突起と噛み合うこ
となく突起上を摺動するためである。ねしりバネ４の他
端１３は、可動部材５に形成した四部１４にＩ、’ｉ］
定される。可・助部材は、後述するように、摩擦機構７
が持ち上げられるとねじりバネ４の復帰力により動く。

摩擦機構７は、蓋体３と一体的になった部分４１に符号
１６で示す箇所で回転自在に取り付けられた第一弾性可
動アーム１５と、この一体内になった部分４１の作用と
対抗する第二弾性アーム１８に接続した押ボタンとから
なるレバーの形をしている。第一可動アーム１５は、可
動部材５の部分１９と接触し、この部分で、（他方の予
圧アーム１８の推力により）摩擦力が生じてＩ３Ｔ動部
材の回転連動の阻市および解放を自由に行なえるように
なっている。

可動部材５を閉じ込めこれと一体的になった部分４０に
は、ブラシ保持軸９に勾して一定の摩擦を生じさせる通
常はフェルト酸のパッドからなる摩擦機構８を設けて、
回転スピードを低下させるようにする。詳述すると、こ
の部分４０は、受部５１に突起５０をスナップ結合させ
ることにより可動部材と接続できる。

−Ｌ端の内面ｌＯに設けた突起には、断面がほぼ半円形
である受部２１が形成され、この受部に、可動部材５内
に位置付けられ中央軸２４に固定された部材２３の」一
端２２が押し込められている。

この部材２３は、偏心ビン２７を有するフランジ２５を
下部に備え、偏心ピンには、接続機構６の一部をなす遊
星歯車２８が回転自在に取すイ」けられている、接続機
構６は、好ましい態様として、互いに中心を同じくし部
材２３とも中心を同じくしており軸２４に回転自在に取
り付けた遊星歯車支持部材３３および３４のピン３１お
よび３２に取り付けた遊星歯車２９および３０をも備え
る。

好ましくは減速歯車の形をした接続機構６は、ブラシ保
持軸９を回転できるように配置される。敵星歯Ｊ（２８
，２９および３０は、可動部材５が付勢されたねじりバ
ネ４により回転されると、可動部材５の軸線方向の内歯
３５により回転される。第、−の遊星歯車２８と同様に
遊星歯車２９゜３０は、遊星歯車支持部材と別体ではあ
るが一体的になっているので、これらの機械的接続によ
り、可動部材５の回転数に対してブラシ保持軸の回転数
を増加させる。ブラシ保持軸は、中央軸２４に固定され
、遊星歯車３０が噛み合うことによりブラシ保持軸９を
回転させる歯５２を備えている。

このブラシ保持軸９は、マスカラ容器２の上端に形成し
た内孔３６を突き通る。内孔３６を形成する壁には、か
きとり部材３７を形成して、ブラシ保持軸９に固定した
ブラシが、マスカラ容器２から必要以−ヒのマスカラを
取り出さないようにする。

内孔３６に近接して、可動部材５を閉じ込める下部４０
に形成した対応する凹部３９と［−み合うように設けた
歯すなわちスプライン３８を軸線方向に設けて、蓋体３
を回して開ける際に可動部材５を静止させるようにする
。このため、歯すなわちスプライン３８により、ねじり
バネ４が付勢されエネルギーを蓄える。蓄えたエネルギ
ーは、し八−７の可動アーム１５が押ボタン１７を押す
ことにより持ち上がる時に放出される。

装置の動作を説明するにあたり、蓋体３が、マスカラ容
器２から回して開けられているとする。

蓋体を回して開けている鰻中には、＊すなわちスプライ
ン３８は、下部４０に設けた凹部３９と噛み合って、可
動部材５を蓋体３に対し静上位置に保持する。同時に、
ねじりバネ４の上端１１は、突起１２と噛み合うことに
より蓋体３の回転に従うように引張られる。一方、ねじ
りバネの下端は、静止している可動部材５と一体化して
いるので動かない。このため、ねじりバネ４は付勢され
ることになる。蓋体３をマスカラ容器２から外すと、ブ
ラシ保持＋１１９は、かきとり部材３７にブラシをこす
り付けて、ブラシにより拾い上げられた余分のマスカラ
をかき落としながらマスカラ容器から抜き出される。

ブラシをまつ毛まで持ってくる間、ブラシ保持軸は、露
出しているけれども、可動部材５がこれとレバー７の可
動アーム１５間の接触部分１９に生じた摩擦力により停
＋Ｅしているので１回転しない。

ブラシをまつ毛に触れさせて押ボタン１７を押すと、可
動アーム１５が可動部材５から引き離されるので、可動
部材は、ねじりバネ４の復帰力により回転できる。

可動部材５が回転すると、ｆｉ１３５が、超重歯車２８
．２９および３０を回転し、さらにこれら遊星歯車によ
り遊星歯車支持部材３３および３４とブラシ保持軸９と
が回転される。この機械的な接続機構を用いることによ
り、ブラシ保持軸が行なう回転の数は、可動部材５によ
り峠初になされる回転の数の倍数となり、例えば、蓋体
３をマスカラ容器から回して外すのに要する２または３
回の回転が、ブラシ保持軸が回転する６５ないし７０の
最終的な回転となって伝わる。

可動アーム１５を可動部材５から引き離すことなく、押
ボタン１７に加える圧力を変えることによって、可動ア
ーム１５と可動部材５間の摩擦力を減らして可動部材５
の回転スピード、ついてはブラシ保持軸の回転スピード
を変えることもできる。

さらに、ブラシ保持軸９と接触するように設けられてい
る制動機構８によりブラシ保持軸の回転スピードが更に
減速される。

ねしリバネが蓄積したエネルギーを放出すると、ブラシ
保持軸９の回転は止み、蓋体をねじ込むことによりブラ
シ保持軸を、マスカラ容器２に再び挿入できる。

【図面の簡単な説明】

第一図は１本発明の装置を示した蓋体とマスカラ瓶の一
部の断面図を示すものであり、第二図は、第一図の線ｎ
　−ｒｒにおける断面図を示すものである。 ■・・・ヒン、２・・・容器、３・・・蓋体、４・・・
弾性機構、５・・・可動部材、６・・・接続機構、７・
・・摩擦機構、９・・・ブラシ保持軸、３０・・・噛合
機構、６０・・・塗布機構 特許出願人　　　ロアン　ソチェタ　ペルアチオーニ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）ブラシ（６０）等の塗布機構を一端に保持した軸（
   ９）を備えた、特にマスカラ等の製品用の塗布装置にお
   いて、該塗布機構（６０）付きの該軸（９）を保持する
   蓋体（３）が、容器（２）に回してはめ込めるようにな
   っており、該蓋体は、これに一端で接続しこれを回して
   開けると付勢され該軸（９）に接続した可動部材（５）
   を他端に接続された弾性機構（４）からなり、該可動部
   材（５）により該軸（９）に運動を伝える接続機構（６
   ）と、該可動部材（５）に作用し必要時にのみ軸（９）
   を動かし該蓋体を回して開ける時には蓋体（３）が静止
   位置に戻るのを妨げるように設けられた制御可能な摩擦
   機構（７）と、蓋体を回して開ける間該可動部材（５）
   を静止させることにより該弾性機構（４）を付勢するよ
   うに設けられた噛み合い機構（３０）とが設けられてい
   ることを特徴とする装置。 ２）前記弾性機構は、一端（１１）で前記蓋体（３）に
   他端（１３）で前記可動部材（５）に固定された少なく
   とも一個のねじれ作動するバネから成ることを特徴とす
   る特許請求の範囲第１項に記載した装置。 ３）前記バネ（４）は、前記蓋体（３）を回して開ける
   時にのみ上端（１１）を随伴するような形状をした突起
   （１２）により該蓋体に取り付けられることを特徴とす
   る特許請求の範囲第２項に記載した装置。 ４）前記バネ（４）の下端は、前記可動部材（５）に形
   成した凹部（１４）内に取り付けられていることを特徴
   とする特許請求の範囲第２項に記載した装置。 ５）前記可動部材（５）は、中央軸（２４）に固定され
   、該可動部材（５）の運動を該接続機構（６）を構成す
   る歯車（２８）、（２９）、（３０）に伝えるように設
   けられた歯３５を内面に備え、該可動部材（５）の回転
   は、必要な時にだけ該可動部材が回転するように設けら
   れた摩擦機構（７）により妨げられることを特徴する特
   許請求の範囲第１項ないし第４項のいずれかに記載した
   装置。 ６）前記摩擦機構（７）は、弾性アーム （１５、１８）で構成したレバーと該アームの一方（１
   ８）に設けた押ボタン（１７）とからなることを特徴と
   する特許請求の範囲第５項に記載した装置。 ７）前記歯車（２８、２９、３０）は、互いに別個の遊
   星歯車支持体（２５、３３、３４）により支持された遊
   星歯車であり、該遊星歯車支持体のひとつ（２５）は、
   固定され、他の遊星歯車支持体（３３、３４）は回転自
   在であることにより、前記可動部材（５）の運動を減ら
   す機械的機構を構成し、該可動部材は、その歯（３５）
   により遊星歯車（２８、２９、３０）であってこれらの
   うち出力遊星歯車（３０）が軸（９）と噛み合っている
   ものと噛み合うことを特徴とする特許請求の範囲第５項
   に記載した装置。 ８）前記可動部材（５）と連動し軸（９）に摩擦力を発
   生させるように設けられた摩擦機構（８）を備えること
   を特徴とする特許請求の範囲第一項ないし第七項のいず
   れかに記載した装置。 ９）前記可動部材（５）は、前記蓋体（３）を回して開
   ける時には軸線方向にのみ移動するように設けられるこ
   とを特徴とする特許請求の範囲第８項に記載した装置。 １０）前記可動部材（５）の自由度を軸線方向の移動の
   みに制限する接続機構は、軸線方向の溝（３９）と噛み
   合う突起（３８）からなり、該突起と溝（３８、３９）
   は、前記容器（２）および該可動部材（５）の各々に、
   またはこれとは逆の順序で形成されることを特徴とする
   特許請求の範囲第９項に記載した瓶。