JPS63242035A - 光フアイバ通信回線の通信状態識別方法 - Google Patents

光フアイバ通信回線の通信状態識別方法

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JPS63242035A
JPS63242035A JP62075487A JP7548787A JPS63242035A JP S63242035 A JPS63242035 A JP S63242035A JP 62075487 A JP62075487 A JP 62075487A JP 7548787 A JP7548787 A JP 7548787A JP S63242035 A JPS63242035 A JP S63242035A
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communication
optical fiber
signal
line
photodetector
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JP62075487A
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Ichiro Watanabe
一郎 渡辺
Hisashi Murata
久 村田
Mitsuhiro Tatsuta
立田 光広
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、光ファイバ線路内において、通信に与える影
響を可能な限り小さくして光ファイバ通信回線の通信・
非通信状態の識別を行う方法に関するものである。
従来の技術 情報化社会の進展に伴い、光ファイバケーブルを伝送媒
体に用いた光ファイバ通信サービスの需要が年々増加し
てきている。光ファイバケーブルを用いた通信サービス
は、メタルケーブルを用いた通信サービスと比較し、そ
の多大な情報伝送能力及び高付加価値を持つがために、
回線の信頼性・安全性に対しては厳しい要求が課される
。一方、外部環境に着目すると、ケーブル敷設の場であ
る地下及び電柱等の架空においては、通信設備を含めた
各種設備の過密化及び物理的なスペースの行き詰まりに
より、設備の柔軟な移転が要求されるようになってきて
いる。
このように、設備の永久設置が困難になってきている現
状においては、光ファイバケーブルもその例外ではなく
、サービス開始後の光ファイバケーブルの移転という事
態も十分予想される。しかも、光ファイバケーブルの移
転に際しては、メタルケーブルのようなマルチ接続が不
可能であるため、回線断は避けられない。
前述したように、光ファイバケーブルを用いた通信サー
ビスは高付加価値であるがために、回線断による影響は
メタルケーブルを用いた通信サービスの比ではない。そ
こで、回線未使用時すなわち非通信状態において光ファ
イバケーブルの移転工事を行うという発想が生まれ、こ
のためには、通信状態の識別を行う何らかの方法が必要
となってくる。
発明が解決しようとする問題点 現在、光ファイバ通信回線の通信状態を識別する方法と
しては、伝送信号中に含まれるステータス情報を加入者
端局装置において検出するという手法を用いている。こ
のため、加入者端局装置が設置されていない地点、例え
ばマンホール等では通信状態に関する情報を入手するた
めには、加入者端局装置にアクセスしなければならず、
アクセスに時間を要しタイムリーな情報が得られない。
その理由は、加入者端局装置にアクセスした時点で仮に
非通信状態という情報が得られたとしても、回線の使用
率が高いために次の瞬間には通信状態に転じている可能
性が大であるからである。
以上の諸問題を解決するためには、光ファイバ通信回線
の任意の箇所で通信状態を識別するための新しい概念の
導入が必要である。
そこで、本発明の目的は、加入者端局装置、加入者回線
#端装置、端末装置等の伝送装置を介さず、かつ通信に
与える影響を可能な限り小さくして光ファイバ通信回線
を構成する光ファイバ線路の任意の箇所で、当該回線が
通信状態にあるのか、非通信状態にあるのかをタイムリ
ーに識別する方法を提供することにある。
問題点を解決するための手段 本発明の第1の特徴によるならは、光ファイバ通信回線
の通信、非通信状態を、光ファイバ線路内にて識別する
方法において、光ファイバ線路内の光ファイバ心線に光
検出器を光学的に結合して光信号の一部を取り出して光
検出器により電気信号に変換し、伝送信号の立ち上がり
及び立ち下がりの少なくとも一方を所定の時間幅でカウ
ントし、既知である非通信時の前記所定時間幅での数と
比較し、一致した場合は非通信状態、不一致の場合は通
信状態にあると判定する。
本発明の第2の特徴によるならば、光ファイバ通信回線
の通信、非通信状態を、光ファイバ線路内にて識別する
方法において、光ファイバ線路内の光ファイバ心線に光
検出器を光学的に結合して光信号の一部を取り出して光
検出器により電気信号に変換し、伝送信号の立ち上がり
及び立ち下がりの少なくとも一方を第1の所定の時間幅
でカウントして第1のカウント値を得、前記カウントに
よりカウントする伝送信号の立ち上がり及び立ち下がり
の一方または両方を、前記第1の所定の時間幅と同時間
幅で位相がことなる第2の所定の時間幅でカウントして
第2のカウント値を得、それら第1及び第2のカウント
値を比較してその差が時間的変動の有無を検出し、その
時間的変動がない場合は非通信状態、変動がある場合は
通信状態にあると判定する。
更に、本発明の第3の特徴によるならば、光ファイバ通
信回線の通信・非通信状態を、光ファイバ線路内にて識
別する方法において、 光ファイバ線路内の光ファイバ心線に光検出器を光学的
に結合して光信号の一部を取り出して光検出器により電
気信号に変換し、伝送信号の立ち上がり及び立ち下がり
の少なくとも一方を、予め設定されたクロック及びゲー
トより、まず、最初のクロックによりゲートが開いてい
る間にアブブダウンカウンタにアップモードで取り込み
、次のクロックによりゲートが開いている間アップダウ
ンカウンタにダウンモードで取り込み、該カウンタのカ
ウント値に基づいて一定時間当りの信号の立ち上がりま
たは立ち下がりまたはその両方の数の時間的変動を検出
し、時間的変動無しの場合は非通信状態、時間的変動有
りの場合は通信状態にあると判定する。
作用 以上から明らかなように、本発明の方法によれば、光フ
ァイバ中を伝搬している信号の中に含まれるステータス
情報を検出することにより当該回線が通信状態にあるの
か非通信状態にあるのかを識別するのではなく、伝送信
号の一定時間当りの立ち上がりまたは立ち下がりまたは
その両方の数を識別光として当該回線が通信状態にある
のか非通信状態にあるのかを識別している。これは、伝
送信号の立ち上がりおよび立ち下がりの単位時間当たり
の数が、光ファイバが通信状態にあるかまたは非通信状
態にあるかにより、異なることに着目したものである。
そして、このように立ち上がりまたは立ち下がりのみに
基づく識別は、伝送信号との同期などを一切必要としな
いので、光ファイバ通信回線の途中において簡単に実施
できる。
実施例 以下、添付図面を参照して本発明による光ファイバ通信
回線の通信状態識別方法の実施例を説明する。
実施例1 第1図は、本発明による光ファイバ通信回線の通信状態
識別方法の第1実施例を説明する図である。第1図にお
いて、参照番号11は光ファイバ心線を示す。その光フ
ァイバ11に光検出器12が結合され、その出力に波形
整形器13が接続さている。
更に、波形整形器13の出力は、ゲート14を介してカ
ウンタ16に入力されている。そのゲート14は、光フ
ァイバ11上を伝送される信号の速度と独立した広い周
期のクロックを発生するクロック発生器15により制御
される。または、カウンタ16の出力は、ラッチ17に
接続され、そのラッチ17は、演算回路18の入力に接
続されている。更に、クロック発生器15からのクロッ
クは、インバータ19を介して微分回路20に入力され
、その微分回路20に更にインバータ21が接続されて
いる。微分回路20の出力20aは、ラッチ17のラッ
チ制御入力にラッチパルスとして印加され、また、イン
バータ21の出力21aは、カウンタ16のリセット入
力にリセットパルスとして印加される。なお、演算回路
の出力22は、識別出力である。
本実施例において、光ファイバ心線11を半径2mm以
上、4mm以下の範囲で曲げて光ファイバ心線11に光
検出器12を結合する。この程度の曲げによる光ファイ
バの下流側の損失増加は1dB以下であり、伝送装置の
一般的な八〇C(自動利得制御)のカバー範囲を満足し
ているので、伝送品質への影響を与えない。また、光検
出器12の受光パワーは、高速デジタル回線を例にとる
と、伝送路の最下流部でも、−32,5dBmの光信号
が伝搬しているので、結合効率−15dBを含め、最悪
−47,5dBmの光入力が得られる。
また、本発明は、一定時間当りの信号の立ち上がりエツ
ジまたは立ち下がりエツジまたはその両方のみを検出す
ればよく、原信号を忠実に再現する必要がないため、光
検出器12の所要帯域幅は、加入者端局装置、加入者回
線終端装置等の伝送装置の光検出器の半分程度で十分で
ある。帯域幅を半分にすることにより、光検出器の受光
面積を2倍にすることが可能で感度は2倍になる。また
、帯域幅の逆数に比例するSN比も2倍改善される。
以上の方法により光ファイバ心線11中を伝搬している
光信号の一部を光検出器12へ導く。光信号としては6
.312Mb/秒のCMI (CodedMark  
Inversion)符号を用いた。
光検出器12に導かれた光信号は、光検出器12により
、電気信号に変換する。次に、光検出器12の出力を立
ち上がりエツジ及び立ち下がりエツジを明確化し、ノイ
ズを除去するため、ヒステリシス特性及び時定数を持っ
た波形整形器13で波形整形する。本実施例で用いた波
形整形器は雑音余裕度が波形整形器13のピーク電圧に
対し24%、ライズタイムが約300n秒のものを用い
ている。
次に、波形整形器13の出力の立ち上がりエツジを、ク
ロック発生器15が発生した光ファイバ心線中を伝搬し
ている信号からは抽出せずかつ光ファイバ心線中を伝搬
している信号とは独立の周期及び位相を持ったクロック
によりゲート14を開閉してカウンタ16に取り込む。
なお、ゲート14はクロックのハイレベル時またはロー
レベル時に波形整形器13からの人力をカウンタ16に
転送する機能を持ち、本実施例ではTTLのANDゲー
トにより実現している。
立ち下がりエツジまたは立ち上がりエツジと立ち下がり
エツジの両方をカウントしても動作は基本的に同等なの
で、以下立ち上がりエツジのみについて述べる。
6.312Mb/秒のCMI符号は、第2図に示すよう
に、ラインビットレートは12.624 M b 7秒
となる。また、CMI符号の論理“1”は、第2図に示
すように、光ファイバ心線上の光レベルでは“11”と
“00”の交番であり、論理“0”は、光ファイバ心線
上の光レベルでは“01”である。
また、CMI符号を用いた通信回線では、第3図に示す
ように非通信時は論理が全て“1″、通信時は論理“1
”と論理“0”が混在する。従って、非通信時即ち論理
が全て“1”のときの立ち上がりエツジの数は、理論上
12.624 M b 7秒の1/4倍即ち3.156
 M個/秒となる。これに対し、通信時即ち論理“1”
と論理“0”が混在するときには、論理が全て“0”の
ときの立ち上がりエツジの数が12.624 M b 
7秒の1/2倍即ち6.312M個/秒であることを勘
案すると、立ち上がりエツジの数は3.156 M個/
秒と6J12M個/秒の間の値となる。
非通信時を論理が全て“1”とし、通信時の論理を(2
′9−1>ビットの周期を持つ疑似ランダムパターンと
してシュミレートし実験を行った結果、ゲートクイム(
ゲートの開いている時間)が10m秒では、非通信時の
立ち上がりエツジの数は、31540〜31550個で
、通信時の立ち上がりエツジの数は38000〜390
00個であった。また、ゲートタイム100m秒では、
非通信時の立ち上がりエツジの数は、315510〜3
15520個で、通信時の立ち上がりエツジは、391
000〜392000個であった。さらに、ゲートタイ
ム1秒では、非通信時の立ち上がりエツジの数は、31
55200〜3155210個で、通信時の立ち上がり
エツジの数は、3910000〜3920000個であ
った。
実験結果では非通信時のときの立ち上がりエツジの数が
理論と若干の差を有しているが、これは、ゲートを開閉
するクロックまたは被識別信号のクロックの周期誤差に
よるものである。
前述したように本実施例ではカウンタ16で立ち上がり
エツジをカウントしているが、立ち下がりエツジまたは
立ち上がりエツジと立ち下がりエツジの両方をカウント
しても作用は同じである。
なお、本実施例では、クロック発生器15、ラッチ17
、インバータ19、微分回路20、インバータ21及び
カウンタ16のリセット機能を用いて、クロック発生器
15が発生したクロックの周期の1/2の期間かつクロ
ック周期毎の繰り返しカウントを行っている。
第4図が各部のタイミング波形である。クロック発生器
15が出力するクロックは、光信号の交番周期に比較し
て十分長い。カウンタ16のリセット機能は、リセット
パルス入力21Hの入力が71イレベルでカウント、ロ
ーレベルでリセットを行う。
また、ラッチ17はラッチパルス入力20Hの入力がロ
ーレベルでホールド、ハイレベルでロードラ行う。
また、波形整形器13の出力は、第5図に示すように、
理想的な再生波形に比べかなり歪んだ波形となり、加入
者端局装置、加入者回線終端装置等の伝送装置が行って
いる識別再生を行おうとすると誤り率が極端に悪化する
が、信号の立ち上がりエツジ及び立ち下がりエツジの数
は保存されるので、本発明の通信・非通信状態識別に十
分な情報を持っている。
以上述べたように、非通信時と通信時ではカウンタで一
定時間当りにカウントする立ち上がりエツジまたは立ち
下がりエツジまたはその両方の数が異なる。従って、カ
ウンタ16の出力を演算回路18により判別して、非通
信時の値であるか通信時の値であるかを判定し、当該回
線が通信状態にあるのか非通信状態にあるのかを識別す
る。
なお、本実施例では、演算回路としてはカウンタ出力の
最上位桁の次の桁のBCDコードをデコードするデコー
ダを用い、BCDコードが’0001 Jのとき非通信
状態、それ以外のときは通信状態とした。しかし、その
他にも、例えば、プリセットされた非通信時の論理コー
ドとカウンタの出力の論理差等を検出し、その結果をデ
コーダによりデコードするという演算回路を用いてもよ
い。
実施例2 第6図は、本発明による光ファイバ通信回線の通信状態
識別方法の第2実施例を説明する図である。第6図にお
いて、参照番号31は光ファイバ心線を示す。その光フ
ァイバ31に光検出器32が結合され、その出力に波形
整形器33が接続さている。
更に、波形整形器33の出力は、一対のゲー)34a及
び34bが接続されている。それら一対のゲート34a
及び34bは、互いに独立した位相で同一周期のクロッ
クを発生するクロック発生器35a及び35bからのク
ロックによりそれぞれ制御される。ゲート34a及び3
4bの出力は、それぞれカウンタ36a及び36bに人
力されている。
または、カウンタ36a及び36bの出力は、ラッチ3
7a及び37bにそれぞれ接続され、それらラッチ37
a及び37bは、演算回路380入力にそれぞれ接続さ
れている。更に、クロック発生器35a及び35bから
のぞれぞれのクロックは、インバータ39a及び39b
をそれぞれ介して微分回路40a及び40bに入力され
、その微分回路40a及び40bには更にそれぞれにイ
ンバータ41a及び41bが接続されている。微分回路
40aの出力40cは、ラッチ37Hのラッチ制御人力
にラッチパルスとして印加され、また、インバータ41
aの出力4ICは、カウンタ36aのリセット人力にリ
セットパルスとして印加される。また、微分回路40b
の出力40dは、ラッチ37bのラッチ制御入力にラッ
チパルスとして印加され、また、インバータ41bの出
力41dは、カウンタ36aのリセット入力にリセット
パルスとして印加される。なお、演算回路の出力42は
、識別出力である。
第2実施例においても、光検出器32と光ファイバ心線
31との結合は、第1実施例と同様に、光ファイバ心線
31を半径2mm以上4nnn以下の範囲で曲げて結合
を行う。曲げすなわち屈曲による光ファイバ下部側の損
失増加は1dB以下で、伝送装置の一般的なAGC(6
動利得制御)のカバー範囲を満足しているので伝送品質
へ影響を与えない。
また、第1実施例と同様に、光検出器32の受光パワー
は、高速ディジタル回線を例にとると、伝送路の最下位
でも、−32,5dBmの光信号が伝搬しているので、
結合効率−15dBをを含め、最悪−47,5dBmの
光入力が得られる。また、本実施例では一定時間当り信
号の立ち上がりエツジまたは立ち下がりエツジまたはそ
の両方のみを検出すればよく、原信号を忠実に再現する
必要がないため、光検出器32の所要帯域幅は加入者端
局装置、加入者回線終端装置等の伝送装置の光検出器の
半分程度で十分である。帯域幅を半分にすることにより
、光検出器の受光面積を2倍にすることが可能で感度は
2倍になる。また、帯域幅の逆数に比例するSN比も2
倍改善される。
以上の方法により光ファイバ心線31中を伝搬している
光信号の一部を光検出器32へ導く。光信号としては6
.312Mb/秒のCMI符号を用いた。
光検出器32に導かれた光信号は、光検出器32により
電気信号に変換する。次に、光検出器32の出力を立ち
上がりエツジ及び立ち下がりエツジを明確化し、ノイズ
を除去するため、ヒステリシス特性及び時定数を持った
波形整形器33で波形整形する。
本実施例で用いた波形整形器は、第1実施例と同様に、
雑音余裕度が波形整形器のピーク電圧に対し24%、ラ
イズタイムが300n秒のものを用いている。
次に、波形整形器33の出力の立ち上がりエツジは、ク
ロック発生器35a、35bがそれぞれ発生した光ファ
イバ心線中を伝搬している信号からは抽出せずかつ光フ
ァイバ心線中を伝搬している信号とは独立の周期及び位
相を持つ互いに位相差をもった同周期の2つのクロック
によって各々開閉されるゲー)34a、34bを介して
、各々対応するカウンタ36a、36bに取り込む。な
お、ゲート34a、34bはクロックのハイレベル時ま
たはローレベル時に波形整形器33からの入力をそれぞ
れ対応するカウンタ36a、36bに転送する機能を持
ち、本実施例ではTTLのANDゲートにより実現して
いる。
立ち下がりエツジまたは立ち上がりエツジと立ち下がり
エツジの両方でも基本的に動作は同等なので以下立ち上
がりエツジのみについて述べる。
6.312Mb/秒のCMI符号のラインビットレート
は、第2図を参照して前述したように、12.624M
b/秒となる。また、CMI符号の論理“1”及び論理
“0”は、第3図を参照して既に説明した。それ故、同
様に既に説明したように、通信時と非通信時では、立ち
上がりエツジの単位時間当たりの出現回数が異なり、従
って、時間軸上の一定時間当りの立ち上がりエツジまた
は立ち下がりエツジまたはその両方の数の変動の有無に
より当該回線が非通信状態にあるのか通信状態にあるの
かを識別することが可能となる。
第7図に、通信時に光ファイバ心線中を伝搬する信号及
びクロック発生器35a、35bが発生したクロックの
タイムチャートの1例を示す。
第7図の例では、クロック発生器35aが発生したクロ
ックによりゲート34aが開いている間にカウンタ36
aに取り込まれる立ち上がりエツジの数は7、クロック
発生器35bが発生したクロックによりゲート34bが
開いている間にカウンタ36bに取り込まれる立ち上が
りエツジの数は5となり、その差は2である。
一方、非通信時では、第3図からも明かなように、りq
ツク発生器35a及びゲート34aによりカウンタ36
aに取り込まれる立ち上がりエツジの数と、クロック発
生器35b及びゲート34bによりカウンタ36bに取
り込まれる立ち上がりエツジの数の差は、クロック発生
器35a、35bが発生するクロックの周期が光ファイ
バ心線31中を伝搬する信号の最小繰り返し周期の偶数
倍のとき0である。
非通信時を論理が全て“l”、通信時の論理を(2”−
1)ビットの周期を持つ疑似ランダムパターンとしてシ
ニミレートし実験を行った結果、クロック発生器35a
、35bのクロック周期を1.5μ秒に設定したとき、
通信時ではカウンタ36aに取り込まれる立ち上がりエ
ツジの数とカウンタ36bに取り込まれる立ち上がりエ
ツジの数の差は0〜3、一方、非通信時ではO〜1であ
り、立ち上がりエツジの数の差2及び3は通信時特有の
ものであった。
ここで、非通信時にカウンタ36aに取り込まれる立ち
上がりエツジの数とカウンタ36bに取り込まれる立ち
上がりエツジの数に差が生じた原因は、クロックの周期
を非通信時の最小繰り返し周期の偶数倍に正確に一致さ
せなかったためである。したがって、カウンタ36aに
取り込まれる立ち上がりエツジの数とカウンタ36bに
取り込まれる立ち上がりエツジの数の差を0にするため
には、クロックの周期を非通信時の最小繰り返し周期の
偶数倍に正確に一致させなければならない。
クロックの周期を1.5 μ秒に設定した理由は、立ち
上がりエツジの全カウント数に対する立ち上がりエツジ
の数の変動の比を上げ、測定精度を向上させること及び
識別時間に要する時間の短縮を狙いとしている。その理
由は、非通信時といえども論理“1”と論理“0”は長
期的には等しい確率で出現するので、クロック周期を長
くするにつれカウンタ36bに取り込まれる立ち上がり
エツジの数の差は0に近づいていくからである。
また、識別に要する時間は、クロック周期に比例するの
で、識別精度及びクロック周期の精度が確保できれば、
クロック周期は短い方が好ましい。
クロック周期の精度が確保できない場合は、非通信時の
最小繰り返し周期の数倍程度に設定するよりも数十倍程
度に設定した方が安全である。前述したように、本実施
例では、カウンタ36 a 、 36 bで立ち上がり
エツジをカウントしているが、立ち下がりエツジまたは
立ち上がりエツジと立ち下がりエツジの両方をカウント
しても作用は同じである。
なお、本実施例では、クロック発生器35a、35b。
ラッチ37a、37b、インバータ39a、39bSm
分回路40a、40b、インバータ41a、41b及び
カウンタ36 a 、 36 bのリセット機能を用い
て、クロック発生器35a、35bが発生したクロック
周期の2の期間かつクロック周期毎の繰り返しカウント
を行っている。
第8図は、各部のタイミング波形である。カウンタ36
a、36bのリセット機能はリセットパルス人力41c
、41dの入力がハイレベルでカウント、ローレベルで
リセットを行う。また、ラッチ37a、37bはラッチ
パルス人力40c、40aの入力がローレベルでホール
ド、ハイレベルでロードラ行つ。
また、本実施例の場合も、波形整形器33の出力は、第
5図を参照して第1実施例に関連して説明したように、
理想的きな再生波形に比べ、かなり歪んだ波形となるも
のでもよい。その理由は、再生波形が歪むと、加入者端
局装置、加入者回線終端局装置等の伝送装置が行ってい
る識別再生を行おうとする場合には誤り率が極端に悪化
するが、信号の立ち上がりエツジ及び立ち下がりエツジ
の数は保存されるので、本発明の通信・非通信状態識別
には十分な情報を持っている。
以上述べたように、非通信時と通信時ではカウンタ36
aとカウンタ36bでカウントする立ち上がりエツジの
数の差が異なり、各々のカウンタのカウント状態を演算
回路38によりその差分を取ることにより、その結果が
非通信時の値であるか通信時の値であるかを判定し、当
該回線が通信状態にあるのか非通信状態にあるのかを識
別する。
なお、本実施例では演算回路としてはマイクロプロセッ
サを用い、ラッチ37aの出力とラッチ37bの出力の
減算処理を行って、その結果が0〜1のときは非通信状
態、それ以外の場合は通信状態としている。
実施例3 第9図は、本発明による光ファイバ通信回線の通信状態
識別方法の第3実施例を説明する図である。第9図にお
いて、参照番号51は光ファイバ心線を示す。その光フ
ァイバ51に光検出器52が結合され、その出力に波形
整形器53が接続さている。
更に、波形整形器53の出力は、ゲート54を介してア
ップダウンカウンタ56に人力されている。そのゲート
54は、伝送信号の周期に比較して十分に長い周期のク
ロックを発生するクロック発生器55からのクロックに
より制御される。または、アップダウンカウンタ56の
出力は、ラッチ57に接続され、そのラッチ57は、演
算回路580入力に接続されている。
更に、クロック発生器55からのクロックは、2分周器
59に入力されている。そのA分周器59の出力は、カ
ウンタ56のアップダウンモード切り換え入力に接続さ
れると共に、インバータ60を介して微分回路61に人
力され、その微分回路61に更にインバータ62が接続
されている。微分回路61の出力61aは、ラッチ57
のラッチ制御入力にラッチパルスとして印加され、また
、インバータ62の出力62aは、アップダウンカウン
タ56のリセット入力にリセットパルスとして印加され
る。なお、演算回路の出力63は、識別出力である。
本実施例においても、光ファイバ心線51を半径2mm
以上、4 mm以下の範囲で曲げて光ファイバ心線51
に光検出器52を結合する。この程度の曲げによる光フ
ァイバ下部側の損失増加は1dB以下であり、伝送装置
の一般的なAGC(自動利得制御)のカバー範囲を満足
しているので、伝送品質への影響を与えない。また、光
検出器32の受光パワーは高速ディジタル回線を例にと
ると、伝送路の最下流部でも、−32,5dBmの光信
号が伝搬しているので、結合効率−15dBを含め、最
悪−47,5dBmの光入力が得られる。
更に、第3実施例においても、第1実施例と同様に、一
定時間当りの信号の立ち上がりエツジまたは立ち下がり
エツジまたはその両方のみを検出すればよく、原信号を
忠実に再現する必要がないため、光検出器52の所要帯
域幅は、加入者端局装置、加入者回線終端装置等の伝送
装置の光検出器の半分程度で十分である。帯域幅を半分
にすることにより、光検出器の受光面積を2倍にするこ
とが可能で感度は2倍になる。また、帯域幅の逆数に比
例するSN比も2倍改善される。
以上の方法により光ファイバ心線51中を伝搬している
光信号の一部を光検出器52へ導く。光信号としては6
.312Mb/秒のCMI符号を用いた。
光検出器52に導かれた光信号は、光検出器52により
電気信号に変換する。次に、光検出器52の出力を立ち
上がりエツジ及び立ち下がりエツジを明確化し、ノイズ
を除去するため、ヒステリシス特性及び時定数を持った
波形整形器53で波形整形する。
本実施例で用いた波形整形器は、第1実施例と同様に雑
音余裕度が波形整形器のピーク電圧に対し24%、ライ
ズタイムが300n秒のものを用いている。
6.312Mb/秒のCMI符号のラインビットレート
は、第2図を参照して既に説明したように、12、62
4 M b /秒となる。また、CMI符号の論理“1
”及び論理゛0”は、第3図を参照して既に説明した。
それ故、同様に既に説明したように、通信時と非通信時
では、立ち上がりエツジの単位時間当たりの出現回数が
異なり、従って、時間軸上の一定時間当りの立ち上がり
エツジまたは立ち下がりエツジまたはその両方の数の変
動の有無により当該回線が非通信状態にあるのか通信状
態にあるのかを識別することが可能となる。
第10図に、通信時に光ファイバ心線中を伝搬する信号
及びクロック発生器55が発生したクロックのタイムチ
ャートの1例を示す。
第10図に示す例では、クロック発生器55が発生した
第1番目のクロックパルスによりゲート54が開いてい
る間に、アップダウンカウンタ56にアップモードで取
り込まれる立ち上がりエツジの数は7であり、クロック
発生器55が発生した第2番目のクロックによりゲート
54が開いている間にアップダウンカウンタ56にダウ
ンモードで取り込まれる立ち上がりエツジの数は5とな
り、その差は2である。
一方、非通信時では、第1実施例に関連して第3図を参
照した説明から明らかなように、クロック発生器55が
発生した第1番目のクロックパルス及びゲート54によ
りアップダウンカウンタ56に取り込まれる立ち上がり
エツジの数と、クロック発生器55が発生した第2番目
のクロックパルスおよびゲート54によりアップダウン
カウンタ56に取り込まれる立ち上がりエツジの数の差
は、クロック発生器5飄が発生するクロックの周期が光
ファイバ心線51中を伝搬する信号の最小繰り返し周期
の偶数倍のとき0である。
非通信時の論理が全て“1”とし、通信時の論理を(2
′9−1)ビットの周期を持つ疑似ランダムパターンと
してシニミレートし実験を行った結果、クロック周期を
1.5μ秒に設定したとき、通信時ではアップダウンカ
ウンタ56にアップモードとダウンモードで取り込まれ
る立ち上がりエツジの数の差は0〜3、一方、非通信時
では0〜1であり、立ち上がりエツジの数の差2及び3
は通信時特有のものであった。
ここで、非通信時にアップモードとダウンモードでアッ
プダウンカウンタ54に取り込まれる立ち上がりエツジ
の数に差が生じた原因は、クロックの周期を非通信時の
最小繰り返し周期の偶数倍に正確に一致させなかったた
めである。
アップモードとダウンモードでそれぞれアップダウンカ
ウンタ56に取り込まれる立ち上がりエツジの数の差を
0にするためには、クロックの周期を非通信時の最小繰
り返し周期の偶数倍に正確に一致させなければならない
クロツタの周期を1.5μ秒に設定した理由は、立ち上
がりエツジの全カウント数に対する立ち上がりエツジの
数の変動の比を上げ、測定精度を向上させること及び識
別時間に要する時間の短縮を狙いとしている。その理由
は、既に前述したように、非通信時といえども論理“1
”論□理“0”は長期的には等しい確率で出現するので
クロック周期を長くするにつれアップモードとダウンモ
ードでアップダウンカウンタ56に取り込まれる立ち上
がりエツジの数の差は0に近づいていくからである。
また、識別に要する時間はクロック周期に比例するので
、識別精度及びクロック周期の精度が確保できればクロ
ック周期は短い方が好ましい。クロック周期の精度が確
保できない場合は、非通信時の最小繰り返し周期の数倍
程度に設定するよりも数十倍程度に設定した方が安全で
ある。
前述したように本実験ではアップダウンカウンタ56で
立ち上がりエツジをカウントしているが、立ち下がりエ
ツジまたは立ち上がりエツジと立ち下がりエツジの両方
をカウントしても作用は同じである。
なお、本実施例ではクロック発生器55、ラッチ57.
2分周器59、インバータ60、微分回路61、インバ
ークロ2及びアップダウンカウンタ56のリセット機能
及びアップモード、ダウンモード切換機能を用いてクロ
ック発生器55が発生したクロック周期の2倍毎の繰り
返しカウントを行っている。第11図が各部のタイミン
グ波形である。アップダウンカウンタ56のリセット機
能はリセットパルス人力62aの人力がハイレベルでカ
ウント、ローレベルでリセットを行い、アップモード、
ダウンモード切換機能はアップダウンモード切換人力5
9aの入力がローレベルのときアップモード、ハイレベ
ルのときダウンモードを設定する。また、ラッチ57は
ラッチパルス人力61aの入力がローレベルでホールド
、ハイレベルでロードを行う。
以上述べたように、非通信時と通信時ではアップモード
とダウンモードでアップダウンカウンタ56に取り込ま
れる立ち上がりエツジ数の差が異なるので、アップモー
ド、ダウンモードで立ち上がりエツジをアップダウンカ
ウンタに取り込んだ後、アップダウンカウンタのカウン
ト状態を演算回路58により非通信時の値であるか通信
時の値であるかを判定し、当該回線が通信状態にあるの
か非通信状態にあるのかを識別する。なお、本実施例で
はアップダウンカウンタ56のカウント値のBCDコー
ドをデコーダによりデコードし、’0000 J及び’
0001 Jの場合非通信状態、それ以外の場合を通信
状態としている。
発明の詳細 な説明したように、本発明は、通信状態に関する情報入
手地点が限定されるという制約から解放され、光ファイ
バ通信回線を構成する光ファイバ線路の任意の箇所で通
信状態に関する情報が入手することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による本発明による光ファイバ通信回
線の通信状態識別方法の第1実施例を実施する装置のブ
ロック図、 第2図は、本発明の第1実施例に用いたCMI符号の信
号波形を説明する図、 第3図は、本発明の第1実施例に用いたCMI符号の非
通信時と通信時の信号波形の差を説明する図、 第4図は、本発明の第1実施例において繰り返し識別を
行うための各部のタンミングを説明する図、 第5図は、第1図の装置に使用される波形整形器の出力
を説明する図、 第6図は、本発明による本発明による光ファイバ通信回
線の通信状態識別方法の第2実施例を説明する図、 第7図は、第2実施例に用いた2個のクロック発生器の
タンミングを説明する図、 第8図は、本発明の第2実施例において繰り返し識別を
行うための各部のタイミングを説明する図、 第9図は、本発明による本発明による光ファイバ通信回
線の通信状態識別方法の第3実施例を説明する図、 第10図は、第9図に示す実施例に用いたクロック発生
器のタイミングを説明する図、 第11図は、本発明の第3実施例において繰り返し識別
を行うための各部のタイミングを説明する図である。 〔主な参照番号〕 11.31.51・・光ファイバ心線 12.32.52・・光検出器 13.33.53・・波形整形器 14.34a、 34b、 54−−ゲート15.35
a135b155・・りO−)り発生器16.36a1
36b・・カウンタ 17.37a、 37b、 57 ・・ラッチ18.3
8.58・・演算回路 19.39a、39b、60− ・インバータ20.4
0a、40b、61・・微分回路21.41a、41b
、62・・インバータ20a、40C140d、61a ・・ラッチパルス入力 21a、41C,41d、62a ・・リセットパルス人力 22.42.63・識別出力 56・・アップダウンカウンタ 59・・2分周回路

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)光ファイバ通信回線の通信、非通信状態を、光フ
    ァイバ線路内にて識別する方法において、光ファイバ線
    路内の光ファイバ心線に光検出器を光学的に結合して光
    信号の一部を取り出して光検出器により電気信号に変換
    し、伝送信号の立ち上がり及び立ち下がりの少なくとも
    一方を所定の時間幅でカウントし、既知である非通信時
    の前記所定時間幅での数と比較し、一致した場合は非通
    信状態、不一致の場合は通信状態にあると判定すること
    を特徴とする光ファイバ通信回線の通信状態識別方法。
  2. (2)前記光ファイバ心線を破断することなく、該光フ
    ァイバを屈曲して前記光検出器に光信号の一部を結合す
    ることを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の光
    ファイバ通信回線の通信状態識別方法。
  3. (3)前記光検出器からの電気信号を波形整形器により
    波形整形し、波形整形された電気信号を予め設定された
    クロック及びゲートにより前記所定時間カウンタに取り
    込んでカウントすることを特徴とする特許請求の範囲第
    (1)項または第(2)項記載の光ファイバ通信回線の
    通信状態識別方法。
  4. (4)光ファイバ通信回線の通信、非通信状態を、光フ
    ァイバ線路内にて識別する方法において、光ファイバ線
    路内の光ファイバ心線に光検出器を光学的に結合して光
    信号の一部を取り出して光検出器により電気信号に変換
    し、伝送信号の立ち上がり及び立ち下がりの少なくとも
    一方を第1の所定の時間幅でカウントして第1のカウン
    ト値を得、前記カウントによりカウントする伝送信号の
    立ち上がり及び立ち下がりの一方または両方を、前記第
    1の所定の時間幅と同時間幅で位相がことなる第2の所
    定の時間幅でカウントして第2のカウント値を得、それ
    ら第1及び第2のカウント値を比較してその差が時間的
    変動の有無を検出し、その時間的変動がない場合は非通
    信状態、変動がある場合は通信状態にあると判定するこ
    とを特徴とする光ファイバ通信回線の通信状態識別方法
  5. (5)前記光ファイバ心線を破断することなく、該光フ
    ァイバを屈曲して前記光検出器に光信号の一部を結合す
    ることを特徴とする特許請求の範囲第(4)項記載の光
    ファイバ通信回線の通信状態識別方法。
  6. (6)前記光検出器からの電気信号を波形整形器により
    波形整形し、波形整形された電気信号を、予め設定され
    た位相差のある同周期のクロックによたり開閉される2
    個のゲートを介してそれぞれ対応する2個のカウンタに
    取り込み、それぞれカウンタにより電気信号の立ち上が
    りおよび立ち下がりの少なくとも一方をカウントし、各
    々のカウンタのカウントの値の差分を演算回路により検
    出し、一定時間あたりの信号の立ち上がりまたは立ち下
    がりまたはその両方の数の時間的変動の有無を検出し、
    時間的変動無しの場合は非通信状態、時間的変動有りの
    場合は通信状態にあると判定することを特徴とする特許
    請求の範囲第(4)項または第(5)項記載の光ファイ
    バ通信回線の通信状態識別方法。
  7. (7)光ファイバ通信回線の通信・非通信状態を、光フ
    ァイバ線路内にて識別する方法において、光ファイバ線
    路内の光ファイバ心線に光検出器を光学的に結合して光
    信号の一部を取り出して光検出器により電気信号に変換
    し、伝送信号の立ち上がり及び立ち下がりの少なくとも
    一方を、予め設定されたクロック及びゲートより、クロ
    ックの第1の相によりゲートが開いている間にアップダ
    ウンカウンタにアップモードで取り込み、クロックの第
    2の相によりゲートが開いている間アップダウンカウン
    タにダウンモードで取り込み、該カウンタのカウント値
    に基づいて一定時間当りの信号の立ち上がりまたは立ち
    下がりまたはその両方の数の時間的変動を検出し、時間
    的変動無しの場合は非通信状態、時間的変動有りの場合
    は通信状態にあると判定することを特徴とする光ファイ
    バ通信回線の通信状態識別方法。
  8. (8)前記光ファイバ心線を破断することなく、該光フ
    ァイバを屈曲して前記光検出器に光信号の一部を結合す
    ることを特徴とする特許請求の範囲第(7)項記載の光
    ファイバ通信回線の通信状態識別方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2016038952A1 (ja) * 2014-09-10 2016-03-17 住友電気工業株式会社 検出装置及び検出方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2016038952A1 (ja) * 2014-09-10 2016-03-17 住友電気工業株式会社 検出装置及び検出方法
JP2016058916A (ja) * 2014-09-10 2016-04-21 住友電気工業株式会社 検出装置及び検出方法

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