JPS6324197A - エラストマ−性中性子保護材料及びその製法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は高い水素含量を有しそして好ましくは遅い中性
子を減速するだめの吸収材、例えばホウ素と結合してい
るエラストマー性材料を含む、速い中性子を減速するだ
めのエラストマー性中性子保護材料に関する。

指定される種類の公知のエンストマー性中性子保護材料
はシリコーンエンストマーペース（Ｇｅｒｍａｎ　ｄｉ
ｓｃｌｏｓｕｒｅ　Ｌｅｔｔｅｒ　２８　２２　４９４
）又はボリウｖｐ：ｙベース（Ｇｅｒｍａｎ　ｄｉｓｃ
ｌｏｓｕｒｅＬｅｔｔｅｒ　５２　５８　８３１　）で
ありそして機械的及び化学的性質、特に温度抵抗性、タ
フネス）弾性変形性、加工性及び化学的耐久性忙関して
、ポリエチレン及びポリプロピレン、又は水、パラフィ
ン等のより簡単な保護材料より優る重要な利点を供する
。しかしながら、中性子減速性能のための決定的要因で
ある水素含量はポリエチレン及びポリプロピレン（１４
，５重量％）、ポリアミＶ（１１，６重量％）又は水（
Ｉ　Ｌ１重量％）より著しく小さくそして大体最高値が
５から７重世％の量である。更に、他の公知の中性子保
護材料を考慮すると（Ｇｅｒｍａｎ　ｄｉｓｃｌｏｓｕ
ｒｅ　Ｌｅｔｔｅｒ　３２　３８８３１）、それ自体良
好な機械的及び化学的性質とポリエチレンの水素含量に
類似した高い水素含量と結合した保護材料は利用されて
いないことが判る。

本発明に従ってａ）ポリエチレンの水素含量に匹敵し得
る水素含量を有する少なくとも一つのポリプタジェンペ
ースボリオール及びｂ）少なくとも一つの脂肪族ジイソ
シアネート間の反応の重合体反応生成物を含み、この反
応生成物が少なくとも約８重量％の水素含量を有する、
材料が供される。

かくして、この組成物は良好な機械的及び化学的、そし
て物理的性質、特に容易な加工性、化学耐久性及び温度
抵抗性を、特に高い水素含量と共に示す、エラストマー
性中性子保護材料を供する。

本発明に従ったエラストマー性中性子保護材料は公知の
ポリウレタンのように簡単に製造でき、そして後者に類
似して、非常に好都合な機械的、化学的及び物理的性質
を有する：しかしながら、水素含量は著しく高く、即ち
通常には１ｏから１２．５重量％であり、これは匹敵し
得るエラストマー性を有する公知の中性子保護材料の水
素含量の２倍に及ぶ。何れＫせよ、８重Ｎ％以上の水素
含量が望ましく、そして容易に得られる。

機械的性質について、下記のことが特に強調されるニ ー低濡でたわみ性（ガラス遷移温度約−６ｏ０ｃ）ニー
低い収縮速度； −低い蒸気浸透性； 一鋳造性；高容積の構造部品を製造する可能性；フィル
ター材料、特に研摩性のもの、例えば炭化ホウ素粉末と
簡単に混合できる； −相互結合され、従って冷間流動を示さない；−良好な
接着と凝集；通常の層化系、例えば別の層と良好な相和
性又は保護ラッカーが適用される。

化学的性質について、下記のことが強調される。

−加水分解に対して良好な耐久性； −アルカリ及び酸く対して良好な耐久性ニー光に対する
着色の良好な耐久性； −酸素に対して良好な耐久性ニ ー噴霧可能性（高含量の充填材と共でさえ）。

本発明による中性子保護材料は遅い中性子を吸収するた
め吸収材、特にホウ素又はホウ素含有物質と容易に結合
できる。例えば、炭化ホウ素又は窒化ホウ素のような吸
収材が微粉砕形で充填材として供される。そこで、この
中性子保護材料が遅い中性子並びに速い中性子に対して
シールドを形成する。この吸収材はまた化学的に結合さ
れた形で供され；例えば、ポリオールが一部又は全部有
機ホウ素化合物、例えばジオールホウ酸エステルの形で
供される。

本発明による中性子保護材料はまた他の放射線保護材料
、例えば重金属又は重金属化合物と、例えば充填剤とし
て微粉砕形で、イオンｒヒ放射線に対する別の保護を得
るために、結合できることは了解されるべきである。

本発明に従った中性子保護材料の製造は基本的には公知
のポリウレタンの製造と同じ方式でかつ対応する触媒の
使用と共に行なわれる。二つの成分を反応に導く場合に
は、ポリオールのＯＲ基がイソシアネートのＮ（’○基
と反応する。

本発明による中性子保護材料の好都合な性質は本質的に
はポリゾタジエンペースポリオールカポリエチレンの水
素含量に類似した水素含量を有することモして高い弾性
と衝撃負荷に対して高い耐久性を有する反応生成物を生
ずることに基づいている。本発明に従って使用した脂肪
族ジイソシアネートは通常に使用される芳香族ジイソシ
アネートより高い水素含量を有しそして高い温度抵抗性
を有する反応生成物を生ずる。架橋のために、特に三官
能性架橋剤を使用でき、これはその反応性の故に利点を
供する：この架橋剤は芳香族インシアネートと共に適用
できない。ニトリロトリプロパツール、トリエタノール
アミン及びニトロトリブタノールの群からの架橋剤が特
に十分に適している。

本発明による中性子保護材料の製造に使用されるすべて
のバッチ成分はできるだけ高い水素含量を得るように選
択される。少・量でのみ含み又は全く水素を含まないバ
ッチ成分は最終生成物の水素含量の不必要な減少を避け
るためにできるだけ少量で使用すべきである。

本発明を続いて具体例によって説明する。この表では、
すべての含量は重量百分率として理解すべきである。

第２表：吸収材に関して 例番号 バッチ成分　　　　　　　　　５ シェルツルＴ（シェル’）８．８００ ベントン３４　　　　　　　　　　　　　　　　　　０
．８００エタノール　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　０・４００Ｂ、Ｃ粉末　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　７１．６５０ゼオリス−Ｌ−ペースト　
　　　　　　　　　　　　３．１００？すＢＤ　Ｒ４５
ＮＴ　　　　　　　　　　　　　　　　　　１２．１０
０トリメチルヘキサンジオール　　　　　　　　　　　
！１．０００イルガノックス１０７６　　　　　　　　
　　　　　０．１２０ジブチルスズジラウレート（１０
％）　　　　　　　　０．０３０イソフオロンジイソシ
アネート　　　　　　　　　　５機械的性質 鋼へ接着（ＭＰａ）　　　　　　　８．３手続補正書（
自引 昭和６２年　５月−）７１日

Claims (12)

【特許請求の範囲】
1. （１）ａ）ポリエチレンの水素含量に匹敵し得る水素含
   量を有する少なくとも一つのポリブタジエンベースポリ
   オール；及び ｂ）少なくとも一つの脂肪族ジイソシアネート；間の反
   応のエラストマー性反応生成物を含み；この生成物が少
   なくとも約８重量％の水素含量を有することを特徴とす
   る、速い中性子を減速することができるエラストマー性
   中性子保護材料。
2. （２）前記の水素含量が約１０から約１２．５重量％で
   ある、特許請求の範囲第１項による保護材料。
3. （３）前記の材料が約１１から約１２．５Ｎ／ｍｍ＾２
   の引張り強度を有する、特許請求の範囲第１項による保
   護材料。
4. （４）前記の材料が約１００から約８００％の破壊時伸
   びを有する、特許請求の範囲第１項による保護材料。
5. （５）前記の材料が約３から約７Ｎ／ｍｍ＾２の引裂き
   強度を有する、特許請求の範囲第１項による保護材料。
6. （６）前記の材料が約６０から約９０のシヨアＡ硬度を
   有する、特許請求の範囲第１項による保護材料。
7. （７）更に遅い中性子を減速できる吸収材を含む、特許
   請求の範囲第１項による保護材料。
8. （８）前記の吸収材がホウ素を含む、特許請求の範囲第
   ７項の保護材料。
9. （９）更に遅い中性子を減速できる吸収材を含む吸収層
   を含有する、特許請求の範囲第１項の保護材料。
10. （１０）前記の吸収材がホウ素を含む、特許請求の範囲
    第９項の保護材料。
11. （１１）架橋剤の存在で前記のポリオールと前記のイソ
    シアネートを反応させて重合体反応生成物を形成するこ
    とを含む、特許請求の範囲第１項による保護材料の製法
    。
12. （１２）前記の架橋剤が三官能性でありそしてニトリロ
    トリプロパノール、トリエタノールアミン、及びニトロ
    トリブタノールからなる群から選択される、特許請求の
    範囲第１１項による方法。