JPS63241927A - マスク検査方法 - Google Patents
マスク検査方法Info
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- JPS63241927A JPS63241927A JP62074562A JP7456287A JPS63241927A JP S63241927 A JPS63241927 A JP S63241927A JP 62074562 A JP62074562 A JP 62074562A JP 7456287 A JP7456287 A JP 7456287A JP S63241927 A JPS63241927 A JP S63241927A
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Landscapes
- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
- Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)
- Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
- Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野コ
この発明は、集積回路の製造上において、回路パターン
をクエへに転写する工程に用いられるマスクに、該転写
に影響を及ぼす欠陥、例えば異物が付着しているかどう
かを検査するマスク検査方法に関するものである。
をクエへに転写する工程に用いられるマスクに、該転写
に影響を及ぼす欠陥、例えば異物が付着しているかどう
かを検査するマスク検査方法に関するものである。
[従来の技術]
集積回路パターンの微細化及び高密度化に伴い、近年縮
小投影型露光装置が多く使用されるようになってきた。
小投影型露光装置が多く使用されるようになってきた。
この種の装置においては、レチクルと呼ばれるマスク上
のパターンを、例えば115や1/lOの大きさに縮小
して所定基板上に投影する。
のパターンを、例えば115や1/lOの大きさに縮小
して所定基板上に投影する。
このため、レチクル上のゴミ等の異物も縮小されるので
、小さな異物は転写されないが、ある一定値以上の大き
さと光学的濃度を持った異物は、繰返し露光のすべての
焼きつけ時に、ウェハ上に転写されてしまうという欠点
があった。
、小さな異物は転写されないが、ある一定値以上の大き
さと光学的濃度を持った異物は、繰返し露光のすべての
焼きつけ時に、ウェハ上に転写されてしまうという欠点
があった。
この欠点を補うため、古くは、テスト的にウェハに焼付
けられたレジスト像をオペレータが顕微鏡を用いて観察
し、異物の転写の有無を確認をしていた。
けられたレジスト像をオペレータが顕微鏡を用いて観察
し、異物の転写の有無を確認をしていた。
しかしこの方法では、レチクル1枚当りの検査に、最大
2〜3時間を要する非常に眼の疲れる作業が要求され、
異物の転写を見逃すことも有り得る。
2〜3時間を要する非常に眼の疲れる作業が要求され、
異物の転写を見逃すことも有り得る。
この問題を解決するために、近年、レーザスポットをレ
チクル上で走査して散乱光を検出し、異物の有無や大き
さを判別する方法が提案された(例えば特開昭58−6
2544号)。
チクル上で走査して散乱光を検出し、異物の有無や大き
さを判別する方法が提案された(例えば特開昭58−6
2544号)。
この検査方法では、検査時間が短くかつ自動検査も可能
であり、転写の可能性のある大きさを持った異物はほと
んど全部検出できる。
であり、転写の可能性のある大きさを持った異物はほと
んど全部検出できる。
しかし、この検出方法では、異物と回路パターンのクロ
ム層とを弁別する能力が高いため、逆にレチクルに平坦
に付着した異物に対しては、その面積が転写する程大き
くなるに従って、クロム層と誤判断されることとなり、
その検出ができなくなる可能性がある。
ム層とを弁別する能力が高いため、逆にレチクルに平坦
に付着した異物に対しては、その面積が転写する程大き
くなるに従って、クロム層と誤判断されることとなり、
その検出ができなくなる可能性がある。
またこの方法では、クエへ等のレジスト層に転写したパ
ターンを直接検査するわけではなく、少しでも転写の可
能性のある大きさの異物はすべて検出される。このため
、転写に影響しない程の小さな異物まで検出が行われて
、結果的に必要以上に1g、シいレチクル清浄度を要求
していた嫌いもあった。
ターンを直接検査するわけではなく、少しでも転写の可
能性のある大きさの異物はすべて検出される。このため
、転写に影響しない程の小さな異物まで検出が行われて
、結果的に必要以上に1g、シいレチクル清浄度を要求
していた嫌いもあった。
これに対して最近では、以上のような検査方法とは全く
異なる検査方法として、検査すべきレチクルと明暗部を
反転したレチクルを、同一感光材に重ね合わせて転写し
て、現像後残った感光材の斑点状のパターンの有無を検
査することにより検査を行う方法が、特開昭60−36
31号公報。
異なる検査方法として、検査すべきレチクルと明暗部を
反転したレチクルを、同一感光材に重ね合わせて転写し
て、現像後残った感光材の斑点状のパターンの有無を検
査することにより検査を行う方法が、特開昭60−36
31号公報。
特開昭60−7129号公報、特開昭60−11844
号公報等に開示されている。
号公報等に開示されている。
例えば、特開昭60−3631号公報に開示されている
方法では、検査対象のポジないし正転パターンが形成さ
れているレチクルの他に、該パターンに対してネガない
し反転の関係にあるパターンが形成されたレチクルが用
意される。
方法では、検査対象のポジないし正転パターンが形成さ
れているレチクルの他に、該パターンに対してネガない
し反転の関係にあるパターンが形成されたレチクルが用
意される。
フォトレジストが塗布されたウェハには、まずマークレ
チクルを用いて位置合せ用のマークが形成される。
チクルを用いて位置合せ用のマークが形成される。
次に、かかる位置合せ用のマークを利用して反転レチク
ルの位置合せが行なわれ、反転レチクルのネガパターン
の転写が行われる。
ルの位置合せが行なわれ、反転レチクルのネガパターン
の転写が行われる。
更に、上記位置合せ用のマークを利用して正転レチクル
の位置合せが行なわれ、正転レチクルのポジパターンが
反転レチクルのネガパターン上に重ね合せて転写される
。このとき、ウェハ上の適宜位置に、正転レチクルのポ
ジパターンのみの転写も行われる。
の位置合せが行なわれ、正転レチクルのポジパターンが
反転レチクルのネガパターン上に重ね合せて転写される
。このとき、ウェハ上の適宜位置に、正転レチクルのポ
ジパターンのみの転写も行われる。
以上の操作の後、レジストに対する現像処理が行われ、
残ったレジストの斑点状のパターンの有無の検査が、複
数の重ね合せ転写領域に対して行なわれる。この結果、
各重ね合せ領域の共通する位置に現れた残存レジストが
、ポジパターン転写領域にも存在する場合には、正転レ
チクルの透明部に異物が付着していると判断される。
残ったレジストの斑点状のパターンの有無の検査が、複
数の重ね合せ転写領域に対して行なわれる。この結果、
各重ね合せ領域の共通する位置に現れた残存レジストが
、ポジパターン転写領域にも存在する場合には、正転レ
チクルの透明部に異物が付着していると判断される。
[発明が解決しようとする問題点]
しかしながら、以上のような従来の技術においては、L
SIなどの製造に使用される本来のマスクの他に、明暗
の反転したマスクを用意する必要がある。
SIなどの製造に使用される本来のマスクの他に、明暗
の反転したマスクを用意する必要がある。
このために、検査工程が複雑となフてコストが上昇し、
またマスク管理上の手間もかかるという不都合がある。
またマスク管理上の手間もかかるという不都合がある。
この発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、そ
のパターンの明暗を反転しないマスクを用いて、良好に
パターンの欠陥、例えば異物の検出を行なうことができ
るマスク検査方法を提供することを、その目的とするも
のである。
のパターンの明暗を反転しないマスクを用いて、良好に
パターンの欠陥、例えば異物の検出を行なうことができ
るマスク検査方法を提供することを、その目的とするも
のである。
[問題点を解決するための手段〕
この発明は、イメージリバーサル可能なレジスト層を所
定基板上に形成するとともに、該基板上の複数の位置に
被検査マスクのパターンを転写する工程と、該工程によ
ってレジスト層に転写されたパターンの反転を行なう工
程と、前記被検査マスフと同一のパターンを有する比較
マスクのパターンを、前記基板上に転写された被検査マ
スクのパターンに各々重ね合わせて転写する工程と、前
記基板における被検査マスクの少なくとも1つのパター
ン転写領域に対して、−緑露光を行なう工程と、基板上
のレジスト層をポジ現象する工程とを有することを技術
的要点とするものである。
定基板上に形成するとともに、該基板上の複数の位置に
被検査マスクのパターンを転写する工程と、該工程によ
ってレジスト層に転写されたパターンの反転を行なう工
程と、前記被検査マスフと同一のパターンを有する比較
マスクのパターンを、前記基板上に転写された被検査マ
スクのパターンに各々重ね合わせて転写する工程と、前
記基板における被検査マスクの少なくとも1つのパター
ン転写領域に対して、−緑露光を行なう工程と、基板上
のレジスト層をポジ現象する工程とを有することを技術
的要点とするものである。
[作用コ
上記問題点の解決のため、この発明では、被検査マスク
と全く同一の設計パターンを有する比較マスクが用意さ
れる。
と全く同一の設計パターンを有する比較マスクが用意さ
れる。
これらのマスクのうち、一方のマスクパターンにはイメ
ージリバーサルの処理を行ない、他方ののマスクパター
ンにはイメージリバーサルを行なわないで、同一ウェハ
上に重ね合わせ露光によるパターン転写が行なわれ、そ
の後ポジ現像が行なわれる。
ージリバーサルの処理を行ない、他方ののマスクパター
ンにはイメージリバーサルを行なわないで、同一ウェハ
上に重ね合わせ露光によるパターン転写が行なわれ、そ
の後ポジ現像が行なわれる。
このため、最初のマスクパターンに、不透過性欠陥が存
在すると、現像後にかかる欠陥部分のみがレジストパタ
ーンの抜けとして現れることとなり、これによって欠陥
検出が行なわれる。
在すると、現像後にかかる欠陥部分のみがレジストパタ
ーンの抜けとして現れることとなり、これによって欠陥
検出が行なわれる。
[実施例コ
以下、この発明の実施例を、添付図面を参照しながら詳
細に説明する。
細に説明する。
(第一実施例)
まず、この発明の第一実施例について説明する。第1図
には、かかる実施例のマスク検査方法を実施するのに適
した、縮小投影型露光装置の主要部の全体斜視図が示さ
れている。
には、かかる実施例のマスク検査方法を実施するのに適
した、縮小投影型露光装置の主要部の全体斜視図が示さ
れている。
この第1図に示されている状態では、マークレチクルR
1が投影レンズの上方に配置されている。このマークレ
チクルR1は、レジストを塗布した対象物に、あらかじ
め適宜の位置合せ用マークのみを転写する工程において
使用されるものである。
1が投影レンズの上方に配置されている。このマークレ
チクルR1は、レジストを塗布した対象物に、あらかじ
め適宜の位置合せ用マークのみを転写する工程において
使用されるものである。
第2図には、マークレチクルR1の一例の平面図が示さ
れており、レチクルアライメント用のマークRMI、R
M2が各々隅部に形成されている。
れており、レチクルアライメント用のマークRMI、R
M2が各々隅部に形成されている。
そして、そのマークレチクルR1上の転写領域FAIの
中心0を原点とする直交座標系XYを定めたとき、マー
クRMIがY軸上に、マークRM2がX@上に位置する
ように、配置が定められている。
中心0を原点とする直交座標系XYを定めたとき、マー
クRMIがY軸上に、マークRM2がX@上に位置する
ように、配置が定められている。
また、このマークレチクルR1には、対象物に転写すべ
き3つのマークMX、MY、MOのみが、上記転写領域
PAI内の周辺に設けられている。
き3つのマークMX、MY、MOのみが、上記転写領域
PAI内の周辺に設けられている。
これらのうち、マークMYとMOは、座標系XYのX軸
と平行な線上に各々位置するように、転写領域PAI内
の離れた2ケ所に設けられている。他方、マークMXは
、X軸と直交するY軸と平行な線上に位置するように設
けられている。
と平行な線上に各々位置するように、転写領域PAI内
の離れた2ケ所に設けられている。他方、マークMXは
、X軸と直交するY軸と平行な線上に位置するように設
けられている。
以上のように配置された3つのマークMX。
MY、MOは、例えば、いずれも斜めハツチング状の格
子構造のパターンとなっている。
子構造のパターンとなっている。
次に、マークレチクルR1に形成されたマークRMIは
、不図示の光源側(上方)に配置されたレチクルアライ
メント顕微鏡2によって観察され、マークRM 2は、
レチクルアライメント顕微鏡3によって観察されるよう
に構成されている。
、不図示の光源側(上方)に配置されたレチクルアライ
メント顕微鏡2によって観察され、マークRM 2は、
レチクルアライメント顕微鏡3によって観察されるよう
に構成されている。
前記レチクルアライメント顕微鏡2は、ミラー2a、対
物レンズ2b、ハーフミラ−2C等によって構成されて
おり、レチクルアライメント顕微鏡3は、ミラー3a、
対物レンズ3b、ハーフミラ−3c等によって構成され
ている。
物レンズ2b、ハーフミラ−2C等によって構成されて
おり、レチクルアライメント顕微鏡3は、ミラー3a、
対物レンズ3b、ハーフミラ−3c等によって構成され
ている。
なお、ハーフミラ−2c、3cは、照明光を対物レンズ
2b、3bに各々導くものである。
2b、3bに各々導くものである。
以上の2つのレチクルアライメント顕微鏡2゜3は、各
々マークRM1.RM2の観察像の位置合わせを行なう
ための基準を各々備えている。そして、マークレチクル
R1を、回転を含めて2次元的に移動させるレチクル駆
動部4は、2つのレチクルアライメント顕微鏡2.3の
各基準とマークRMI、RM2との各変位が、ともに減
少するようにマークレチクルR1を移動させる機能を有
する。
々マークRM1.RM2の観察像の位置合わせを行なう
ための基準を各々備えている。そして、マークレチクル
R1を、回転を含めて2次元的に移動させるレチクル駆
動部4は、2つのレチクルアライメント顕微鏡2.3の
各基準とマークRMI、RM2との各変位が、ともに減
少するようにマークレチクルR1を移動させる機能を有
する。
かかるレチクル駆動部4の動作の結果、マークレチクル
R1の露光装置に対するアライメントが達成され、投影
レンズ1の光軸lが、マークレチクルR1の中心Qを通
るように位置づけられるようになっている。
R1の露光装置に対するアライメントが達成され、投影
レンズ1の光軸lが、マークレチクルR1の中心Qを通
るように位置づけられるようになっている。
一方、投影レンズ1の直下には、通常ウェハWが送り込
ねるようになっており、レチクル上のパターンがウェハ
Wの表面に投影されるようになっている。
ねるようになっており、レチクル上のパターンがウェハ
Wの表面に投影されるようになっている。
このウェハWは、2次元移動ステージ5の上に載置され
ており、駆動部6によって、図示する直交座標系xyの
x、y方向に各々移動可能である。
ており、駆動部6によって、図示する直交座標系xyの
x、y方向に各々移動可能である。
また、移動ステージ5には、ウェハWを吸着固定すると
ともに、該移動ステージ5に対してxy平面内で回転可
能なウェハホルダ5aが設けられている。
ともに、該移動ステージ5に対してxy平面内で回転可
能なウェハホルダ5aが設けられている。
更に、かかる移動ステージ5の所定の原点、例えば投影
レンズ1の光軸lに対する2次元的な位置は、座標位置
測定器7によって計測されるようになっている。
レンズ1の光軸lに対する2次元的な位置は、座標位置
測定器7によって計測されるようになっている。
座標位置測定器7としては、例えばレーザ干渉計が用い
られ、移動ステージ5の移動量が、X。
られ、移動ステージ5の移動量が、X。
yの両方向に関して各々測長されるようになっている。
次に、上述した投影レンズ1の周辺には、2つのウェハ
アライメント顕微鏡8.9が各々配置されている。
アライメント顕微鏡8.9が各々配置されている。
まず、ウェハアライメント顕微鏡8は、その先軸か投影
レンズ1の光軸λと平行になるように定められ、かつそ
の先軸(又は観察中心)は、光軸Uが原点を通るように
定められた座標系xyのy軸と交差する如く位置するよ
うになっている。
レンズ1の光軸λと平行になるように定められ、かつそ
の先軸(又は観察中心)は、光軸Uが原点を通るように
定められた座標系xyのy軸と交差する如く位置するよ
うになっている。
他方、ウェハアライメント顕微鏡9は、その先軸が投影
レンズ1の光軸Aと平行になるように定められ、かつそ
の先軸(又は観察中心)は、座標系xyのy軸と交差す
るように位置するようになっている。
レンズ1の光軸Aと平行になるように定められ、かつそ
の先軸(又は観察中心)は、座標系xyのy軸と交差す
るように位置するようになっている。
また、ウェハアライメント顕微鏡8は、ウェハW上のマ
ークを観察してウェハWのX方向の位置を検出するもの
であり、ウェハアライメント顕微鏡9は、ウェハW上の
マークを観察してウェハW tり y方向の位置を検出
するものである。
ークを観察してウェハWのX方向の位置を検出するもの
であり、ウェハアライメント顕微鏡9は、ウェハW上の
マークを観察してウェハW tり y方向の位置を検出
するものである。
なお、レチクルアライメント顕微鏡2,3及びウェハア
ライメント顕微鏡8,9は、肉眼による観察以外に、各
々マークの観察像とスリットとを相対的に振動させて、
その振動中心(前述した基準、あるいは観察中心に該当
)とマーク像との変位を光電的に検出するような光電顕
微鏡としての機能も備えている。
ライメント顕微鏡8,9は、肉眼による観察以外に、各
々マークの観察像とスリットとを相対的に振動させて、
その振動中心(前述した基準、あるいは観察中心に該当
)とマーク像との変位を光電的に検出するような光電顕
微鏡としての機能も備えている。
特にウェハアライメント顕微鏡8.9は、上記光電顕微
鏡に代えて、レーザ光のスポットをウェハW上で微小振
動させ、このときにウェハW上のマークから生じる散乱
光や回折光を光電検出することによって、レーザ光スポ
ットの振動中心に対するマークの変位を検出する、いわ
ゆるレーザ走査型顕微鏡としてもよい。
鏡に代えて、レーザ光のスポットをウェハW上で微小振
動させ、このときにウェハW上のマークから生じる散乱
光や回折光を光電検出することによって、レーザ光スポ
ットの振動中心に対するマークの変位を検出する、いわ
ゆるレーザ走査型顕微鏡としてもよい。
次に、第3図には、ウェハWに転写すべき本来のパター
ン、すなわちLSI等製造用の回路パターンが形成され
た被検査レチクルR2の一例の平面が示されている。
ン、すなわちLSI等製造用の回路パターンが形成され
た被検査レチクルR2の一例の平面が示されている。
第3図において、被検査レチクルR2の転写領域PA2
の大きさは、マークレチクルR1の転写領域FAIの大
きさと同一であり、被検査レチクルR2にもマークレチ
クルR1のレチクルマークRMI、RM2と同様にレチ
クルマークRMI。
の大きさは、マークレチクルR1の転写領域FAIの大
きさと同一であり、被検査レチクルR2にもマークレチ
クルR1のレチクルマークRMI、RM2と同様にレチ
クルマークRMI。
RM2が各々形成されている。
第3図中、斜線部は、クロム層を蒸着した遮光部であり
、その他の部分は、透光性のガラス材の部分である。
、その他の部分は、透光性のガラス材の部分である。
また、PAは透過部に付着したゴミ等による不透過部で
あり、これがウェハW上に転写される場合に、本実施例
においてその存在を検出しようとするものである。
あり、これがウェハW上に転写される場合に、本実施例
においてその存在を検出しようとするものである。
次に、第4図には、上述した被検査レチクルR2と同一
のパターンが形成されている比較レチクルR3が示され
ている。
のパターンが形成されている比較レチクルR3が示され
ている。
一般に異物がレチクルに付着するどいフても、相当の洗
浄や、無慶の良好な環境内でその取扱いが行なわれてい
るため、異物のサイズは小さくその数も少ない。また、
被検査レチクルR2の光透過部分に異物があっても、比
較レチクルR3の同一場所に、被検査レチクルR2上の
異物を全部覆ってしまうことはない。
浄や、無慶の良好な環境内でその取扱いが行なわれてい
るため、異物のサイズは小さくその数も少ない。また、
被検査レチクルR2の光透過部分に異物があっても、比
較レチクルR3の同一場所に、被検査レチクルR2上の
異物を全部覆ってしまうことはない。
なお、この明細書では、レチクル(又はマスク)をパタ
ーンか描かれた透明基板の単体として扱うのはもちろん
のこと、その基板に防塵用の薄膜を形成した全体のこと
もレチクル(又はマスク)と呼ぶこととし、マスクとい
うときは、レチクルを含めるものとする。
ーンか描かれた透明基板の単体として扱うのはもちろん
のこと、その基板に防塵用の薄膜を形成した全体のこと
もレチクル(又はマスク)と呼ぶこととし、マスクとい
うときは、レチクルを含めるものとする。
次に、以上のような第1実施例による検査手順を、上述
した図面の他に、第5図〜第8図を用いて説明する。な
お、第8図には、検査手順全体がフローチャートとして
示されている。
した図面の他に、第5図〜第8図を用いて説明する。な
お、第8図には、検査手順全体がフローチャートとして
示されている。
(八)アライメント用のマーク形成
最初に、第8図ステップSAに示すアライメント用のマ
ーク形成工程について説明する。
ーク形成工程について説明する。
まず、5i02(酸化シリコン)やクロム等の薄膜層1
10がその表面に形成されたウェハWに、ポジティブな
感光材の塗布が行なわれ、表面に均一なポジ・レジスト
層100が形成された後、所定のベーキングが行なわれ
る。
10がその表面に形成されたウェハWに、ポジティブな
感光材の塗布が行なわれ、表面に均一なポジ・レジスト
層100が形成された後、所定のベーキングが行なわれ
る。
そして、そのウェハWは、第1図に示すように、露光装
置のウニ八ホルダ5a上に載置される。
置のウニ八ホルダ5a上に載置される。
このとき、該ウェハW周辺の切欠き部、すなわちオリエ
ンテーションフラットを用いて、ウェハホルダ5aに対
するウェハWの位置決めが行なわれる。
ンテーションフラットを用いて、ウェハホルダ5aに対
するウェハWの位置決めが行なわれる。
本実施例では、オリエンテーションフラットの方向が、
移動ステージ5のX軸に対する移動方向と一致するよう
に、かかる位置決めが行なわれる。
移動ステージ5のX軸に対する移動方向と一致するよう
に、かかる位置決めが行なわれる。
一方、第2図に示したマークレチクルR1は、第1図の
ように、露光装置に対する所定の位置決めが行なわれて
配置されている。
ように、露光装置に対する所定の位置決めが行なわれて
配置されている。
そこで、座標位置測定器7の測定値に基づいて駆動部6
を作動させ、移動ステージ5を所定ピッチだけxy方向
にステップ移動させては、マークレチクルR1の転写領
域FAIを一定時間照明する動作を繰り返し、第5図(
A/)に示すように、マークレチクルR1中のマークM
X、MY、MOに相当する光束Lmのみを、ウェハW上
のポジ・レジスト層100に照射する。
を作動させ、移動ステージ5を所定ピッチだけxy方向
にステップ移動させては、マークレチクルR1の転写領
域FAIを一定時間照明する動作を繰り返し、第5図(
A/)に示すように、マークレチクルR1中のマークM
X、MY、MOに相当する光束Lmのみを、ウェハW上
のポジ・レジスト層100に照射する。
これによって、ポジ・レジスト層100には、マークM
X、MY、Mθの縮小された潜像が形成される。
X、MY、Mθの縮小された潜像が形成される。
次に、このウェハWをウェハホルダ5aから取りはずす
とともに、ポジ・レジスト層100の現像を行なうと、
第5図(B) に示すように、マークMX、MY、M
Oの潜像部分に相当するレジストか除去され、マークM
X、MY、Mθに対応したマークAか凹部として現われ
る。
とともに、ポジ・レジスト層100の現像を行なうと、
第5図(B) に示すように、マークMX、MY、M
Oの潜像部分に相当するレジストか除去され、マークM
X、MY、Mθに対応したマークAか凹部として現われ
る。
このマークAは、ウェハW上では、第6図に示すように
、マークMX、MY、Mθの各々に対応するマークAX
、AY、Aθを含み、チップに対応する各転写領域ない
しショット領域毎に各々形成される。
、マークMX、MY、Mθの各々に対応するマークAX
、AY、Aθを含み、チップに対応する各転写領域ない
しショット領域毎に各々形成される。
もちろんマークAX、AY、Aθのいずれも、斜めハツ
チング状の格子構造を各々備えている。
チング状の格子構造を各々備えている。
次に、以上のようなウェハWに対してエラチンフカ行な
われ、薄膜層110のアライメントマークAに相当する
部分が取り除かれて、マークAX、AY、Aθがウェハ
W上の凹凸として形成される。
われ、薄膜層110のアライメントマークAに相当する
部分が取り除かれて、マークAX、AY、Aθがウェハ
W上の凹凸として形成される。
以上のようにして、ウェハW上の複数の転写領域に、ア
ライメント用のマークが形成されることとなる。
ライメント用のマークが形成されることとなる。
(B)被検査レチクル、ウェハのセット次に、第8図ス
テップSB、SCに示す被検査レチクル、ウェハのセッ
ト工程について説明する。
テップSB、SCに示す被検査レチクル、ウェハのセッ
ト工程について説明する。
まず、マークレチクルR1が露光装置から取り出され、
そのかわりに第3図の被検査レチクルR2が、マークR
MI、RM2による露光装置に対する位置決めが行なわ
れてセットされる。
そのかわりに第3図の被検査レチクルR2が、マークR
MI、RM2による露光装置に対する位置決めが行なわ
れてセットされる。
一方、第6図に示したウェハW上には、イメージリバー
サル処理の可能なレジスト(例えばエキスト社製のAZ
−5200シリーズ等)が一様の厚さで塗布されてレジ
スト層120が形成され、−更に所定のベーキングが行
なわれた後、再びオリエンテーションフラットによる位
置決めが行なわれて、ウニ八ホルダ5a上にセットされ
る。
サル処理の可能なレジスト(例えばエキスト社製のAZ
−5200シリーズ等)が一様の厚さで塗布されてレジ
スト層120が形成され、−更に所定のベーキングが行
なわれた後、再びオリエンテーションフラットによる位
置決めが行なわれて、ウニ八ホルダ5a上にセットされ
る。
ところで、ウェハWがウェハホルダ5aにセットされて
真空吸着された状態では、露光装置に対するウェハWの
位置が、マークレチクルR1を転写したときの位置に対
して、微少量ではあるがずれているのが普通である。
真空吸着された状態では、露光装置に対するウェハWの
位置が、マークレチクルR1を転写したときの位置に対
して、微少量ではあるがずれているのが普通である。
そこで次に、ウェハWを、ウェハアライメント顕微鏡8
.9を用いて露光装置に対し位置決めする。
.9を用いて露光装置に対し位置決めする。
この位置決め方法に関しては、例えば特開昭56−10
2823号、特開昭57−80724号に詳細に開示さ
れているので、ここでは簡単に説明する。
2823号、特開昭57−80724号に詳細に開示さ
れているので、ここでは簡単に説明する。
まず、ウェハWのオリエンテーションフラットと平行な
X方向に延びた特定の線上に形成された複数のマークA
Y、Aθのうち、ウェハWの周辺側、または両端の2つ
のマークAY、(又はマークθ)を用いてウェハWの回
転誤差とX方向の位置を各々検出する。
X方向に延びた特定の線上に形成された複数のマークA
Y、Aθのうち、ウェハWの周辺側、または両端の2つ
のマークAY、(又はマークθ)を用いてウェハWの回
転誤差とX方向の位置を各々検出する。
それには、ウェハW上の左端のマークAYが、ウェハア
ライメント顕微鏡9のX方向の観察中心と一致するよう
に、移動ステージ5を移動する。
ライメント顕微鏡9のX方向の観察中心と一致するよう
に、移動ステージ5を移動する。
その後、8勤ステージ5をX方向に移動させ、ウェハア
ライメント顕微鏡9によってウェハW上の右端のマーク
八〇を観察する。
ライメント顕微鏡9によってウェハW上の右端のマーク
八〇を観察する。
そして、その位置からマークAθがウェハアライメント
顕微鏡9のX方向の観察中心と一致するまで、移動ステ
ージ5をX方向に移動させる。
顕微鏡9のX方向の観察中心と一致するまで、移動ステ
ージ5をX方向に移動させる。
このとき、移動ステージ5のマークAYからマークAθ
までのX方向の移動量と、マークAθをウェハアライメ
ント顕微鏡9で一致させるまでのX方向の移動量とを、
各々座標位置測定器7て検出することによって、ウェハ
Wの座標系xyに対する回転誤差が求められる。
までのX方向の移動量と、マークAθをウェハアライメ
ント顕微鏡9で一致させるまでのX方向の移動量とを、
各々座標位置測定器7て検出することによって、ウェハ
Wの座標系xyに対する回転誤差が求められる。
この回転誤差は、ある範囲内までは予めウェハホルダ5
aの回転によって修正されているが、さらに精密な回転
誤差の補正は、例えは特開昭57−80724号に開示
されている方法によって可能である。具体的には、露光
時における移動ステージ5のステッピング送りの再に、
ウェハWの微小な回転量だけ回転した座標系を座標系x
yに対して設定し、この座標系に従って移動ステージ5
を位置決めすることによって、かかる回転誤差の補正を
行なうことができる。
aの回転によって修正されているが、さらに精密な回転
誤差の補正は、例えは特開昭57−80724号に開示
されている方法によって可能である。具体的には、露光
時における移動ステージ5のステッピング送りの再に、
ウェハWの微小な回転量だけ回転した座標系を座標系x
yに対して設定し、この座標系に従って移動ステージ5
を位置決めすることによって、かかる回転誤差の補正を
行なうことができる。
次に、以上のようにしてウェハW(7)座標系xyに対
する回転量が検出されると、ウェハW上の左端のマーク
AYがウェハアライメント顕微鏡9のX方向の観察中心
と一致したときのX座標値が求められ、ウェハW上の特
定の1つのマークAXをウェハアライメント顕微鏡8の
X方向の観察中心と一致させて、その時のX座標値が求
められる。
する回転量が検出されると、ウェハW上の左端のマーク
AYがウェハアライメント顕微鏡9のX方向の観察中心
と一致したときのX座標値が求められ、ウェハW上の特
定の1つのマークAXをウェハアライメント顕微鏡8の
X方向の観察中心と一致させて、その時のX座標値が求
められる。
これによって、投影レンズ1の光軸りに対するウェハW
のxyX方向位置関係が正確に定められる。
のxyX方向位置関係が正確に定められる。
(C)露光
次に、第8図ステップSDに示す露光工程について説明
する。
する。
まず、上記工程によって先に転写されたマークAX、A
Y、Aθに合わせるように、マークレチクルR1の露光
時と同様のピッチで駆動部6と座標位置測定器7によっ
て移動ステージ5がステップ送され、被検査レチクルR
2の転写領域PA2の照明が繰り返されて、ウェハW上
に順次パターンの転写が行なわれる。
Y、Aθに合わせるように、マークレチクルR1の露光
時と同様のピッチで駆動部6と座標位置測定器7によっ
て移動ステージ5がステップ送され、被検査レチクルR
2の転写領域PA2の照明が繰り返されて、ウェハW上
に順次パターンの転写が行なわれる。
この際、マークAX、AY、Aθが転写領域PA2の投
影像の周辺に位置するように必要な位置決めが行なわれ
、マークAX、AY、Aθが露光されないようにする。
影像の周辺に位置するように必要な位置決めが行なわれ
、マークAX、AY、Aθが露光されないようにする。
このときの被検査パターンの露光の様子は、第5図(D
)に示されており、被検査レチクルR2の透明部を通っ
た光束Lmがレジスト層120に照射され、被検査パタ
ーンの縮小された潜像がレジスト層120に形成される
。
)に示されており、被検査レチクルR2の透明部を通っ
た光束Lmがレジスト層120に照射され、被検査パタ
ーンの縮小された潜像がレジスト層120に形成される
。
かかる場合において、被検査レチクルR2の透明部に異
物が付着していなければ、レジスト層120上で光束L
mの照射を受けた部分を除いて、それ以外全てに光束L
mが照射され、正転パターンの縮小された潜像が形成さ
れる。
物が付着していなければ、レジスト層120上で光束L
mの照射を受けた部分を除いて、それ以外全てに光束L
mが照射され、正転パターンの縮小された潜像が形成さ
れる。
しかし、かかる透明部に異物が付着していると、その異
物が照明光を遮光してしまい、第5図(11,)に示す
ように、光束Lm中に異物に応じた暗部Dmが生じる。
物が照明光を遮光してしまい、第5図(11,)に示す
ように、光束Lm中に異物に応じた暗部Dmが生じる。
この口音部Dmは、レジスト層120に感光部を形成し
ない。
ない。
すなわち、レジスト層120中に、被検査レチクルR2
上に付着した異物のみによる来露光部が生じることとな
る。
上に付着した異物のみによる来露光部が生じることとな
る。
(D)イメージ反転レジスト処理工程
次に、第8図ステップSEに示すイメージ反転レジスト
処理工程について説明する。
処理工程について説明する。
まず、上記処理後のウェハWは、ウェハホルダ5aから
はずされ、所定の加熱処理(120°〜13o°て2〜
3分)か行なわれる。
はずされ、所定の加熱処理(120°〜13o°て2〜
3分)か行なわれる。
この処理により、レジストの露光光照射部分が硬化し、
結果的にネガレジストと同様に作用して、いわゆるイメ
ージリバーサルが生じる。
結果的にネガレジストと同様に作用して、いわゆるイメ
ージリバーサルが生じる。
(El 比較レチクルセット、重ね露光次に、第8図ス
テップSF、SGに示す比較レチクルセット、重ね露光
工程について各々説明する。
テップSF、SGに示す比較レチクルセット、重ね露光
工程について各々説明する。
まず、露光装置にセットされている被検査レチクルR2
を取出し、次に、マークRMI。
を取出し、次に、マークRMI。
RM2による露光装置に対する位置決めを行なって、比
較レチクルR3がセットされる。
較レチクルR3がセットされる。
この時点で、比較レチクルR3は、移動ステージ5上の
ウェハWに対し、露光装置本体を介してマークAX、A
Y、Aθを基準に間接的に位置合わせされたことになる
。
ウェハWに対し、露光装置本体を介してマークAX、A
Y、Aθを基準に間接的に位置合わせされたことになる
。
そして、先に転写された被検査レチクルR2の、パター
ンの硬化像に、比較レチクルR3のパターンの投影像が
重ね合わせられるように、被検査パターンのステップ露
光位置と同じ位置に移動ステージ5の8勤が行なわれ、
比較レチクルR3の転写領域PA2の照明が繰り返され
る。
ンの硬化像に、比較レチクルR3のパターンの投影像が
重ね合わせられるように、被検査パターンのステップ露
光位置と同じ位置に移動ステージ5の8勤が行なわれ、
比較レチクルR3の転写領域PA2の照明が繰り返され
る。
なお、この場合も、マークAX、AY、Aθが露光され
ないようにする。この時の露光の様子は、第5図(E)
に示されている。
ないようにする。この時の露光の様子は、第5図(E)
に示されている。
また、この比較パターンのステップ露光の際、予めマー
クAX、AY、Aθが設けられたウェハW上の1つの転
写領域には、比較パターンの投影露光を行なわないよう
にする。
クAX、AY、Aθが設けられたウェハW上の1つの転
写領域には、比較パターンの投影露光を行なわないよう
にする。
月生二二罫」L光
次に、第8図ステップSHに示す一様露光工程について
説明する。
説明する。
まず、上述した工程で使用された比較レチクルR3が露
光装置から取り外され、次に、比較パターンが存在する
投影領域PA2以外の部分に適宜のブラインドが施され
る。すなわち、投影領域PA2の部分を露光光が照射す
るように調整が行なわれる。そして、かかる調整の後、
比較レチクルR3か再び露光装置にセットされ、露光光
のシャッタ(図示せず)の開閉が行なわれて、ウェハW
の一様露光が行なわれる。
光装置から取り外され、次に、比較パターンが存在する
投影領域PA2以外の部分に適宜のブラインドが施され
る。すなわち、投影領域PA2の部分を露光光が照射す
るように調整が行なわれる。そして、かかる調整の後、
比較レチクルR3か再び露光装置にセットされ、露光光
のシャッタ(図示せず)の開閉が行なわれて、ウェハW
の一様露光が行なわれる。
(G)ポジ現像レジスト処理
次に、第8図ステップSIに示すポジ現像レジスト処理
工程について説明する。
工程について説明する。
まず、ウェハWがウェハホルダ5aから取り外され、ポ
ジレジストとして現像が行なわれる。
ジレジストとして現像が行なわれる。
すると、硬化していないレジストの部分で露光されるの
は、被検査レチクルR2の転写時に暗部Dmとして生じ
た部分Q1のみであり、ポジレジストとしての現像後は
、第5図(F)に示すように、レジスト120のQlに
相当する部分に抜き部分Q2が生じる。
は、被検査レチクルR2の転写時に暗部Dmとして生じ
た部分Q1のみであり、ポジレジストとしての現像後は
、第5図(F)に示すように、レジスト120のQlに
相当する部分に抜き部分Q2が生じる。
(ll)パターン比較検査
次に、第8図ステップSJに示すパターン比較検査工程
について説明する。
について説明する。
第5図(F) に示すレジストパターンを後に述べる
ような方法で検査してもよいが、好ましくは以下に述べ
るような同図(G) または(旧のパターンを用いた方
が検査し易い。
ような方法で検査してもよいが、好ましくは以下に述べ
るような同図(G) または(旧のパターンを用いた方
が検査し易い。
まず、同図(F)のレジスト120をマスクとして薄膜
層110に対するエツチングを行ない、露出部分のレジ
スト120を除去すると、同図(G) に示す状態の
ウェハWが得られる。
層110に対するエツチングを行ない、露出部分のレジ
スト120を除去すると、同図(G) に示す状態の
ウェハWが得られる。
また別のプロセスにより、まず、同図(F)のレジスト
120をマスクとしてその上に薄膜を形成して、レジス
ト120の抜は部分Q4に薄膜を形成しく同図(H)参
照)、次にレジスト120を峰去すると、同図(1)の
ように異物の部分のみに突部分Q5が形成される。
120をマスクとしてその上に薄膜を形成して、レジス
ト120の抜は部分Q4に薄膜を形成しく同図(H)参
照)、次にレジスト120を峰去すると、同図(1)の
ように異物の部分のみに突部分Q5が形成される。
以上いずれかのプロセスによって現像の終了したウェハ
Wの表面には、例えば第7図に示すようなパターン群が
形成される。
Wの表面には、例えば第7図に示すようなパターン群が
形成される。
第7図には、マトリックス状に配列された代表的な6つ
の転写領域SO〜S5のパターンが示されている。
の転写領域SO〜S5のパターンが示されている。
これらのうち、転写領域SOには、被検査レチクルR2
の被検査パターンのみが転写されているものとし、他の
5つの領域31〜S5には、被検査パターンと比較パタ
ーンとが重ね合わされて各々転写されているものとする
。
の被検査パターンのみが転写されているものとし、他の
5つの領域31〜S5には、被検査パターンと比較パタ
ーンとが重ね合わされて各々転写されているものとする
。
そして、6つの領域5o−35は、ウェハW上に定めた
直交座標系αβに対して、一定ピツチで位置しているも
のとする。
直交座標系αβに対して、一定ピツチで位置しているも
のとする。
被検査レチクルの異物検査は、これらの領域31〜S5
を各々観察して、各領域中の同一位置に共通するパター
ンが存在するか否かを確認することから始められる。
を各々観察して、各領域中の同一位置に共通するパター
ンが存在するか否かを確認することから始められる。
その結果、もし共通の位置に同一形状のパターンがなく
、ランダムな位置に残存パターンがある場合は、例えは
露光前のウェハWのレジスト上にゴミが存在したり、あ
るいは現象工程のときにレジストの微粒が付着したもの
と考えられる。従って、被検査レチクルR2上の対応す
る位置には、異物が付着していないと判断することがで
きる。
、ランダムな位置に残存パターンがある場合は、例えは
露光前のウェハWのレジスト上にゴミが存在したり、あ
るいは現象工程のときにレジストの微粒が付着したもの
と考えられる。従って、被検査レチクルR2上の対応す
る位置には、異物が付着していないと判断することがで
きる。
これに対し、図示するパターンP1〜P5が同一であり
、領域81〜S5中の共通する位置に共通するパターン
か存在すると確認された場合には、他の転写領域SO中
の該当する位置に同様のパターンがあるか否かが調べら
れる。
、領域81〜S5中の共通する位置に共通するパターン
か存在すると確認された場合には、他の転写領域SO中
の該当する位置に同様のパターンがあるか否かが調べら
れる。
その結果、領域SOの被検査パターン中で、上述したパ
ターンP1〜P5と共通する位置に、共通するパターン
POが存在する場合には、被検査レチクルR2の透明部
に異物が存在するものと判断される。
ターンP1〜P5と共通する位置に、共通するパターン
POが存在する場合には、被検査レチクルR2の透明部
に異物が存在するものと判断される。
なお、被検査レチクルR2の不透明部に異物が存在して
も、そのパターンがウェハW上に投影されるわけではな
いので、該不透明部における異物の有無を検査する必要
はない。
も、そのパターンがウェハW上に投影されるわけではな
いので、該不透明部における異物の有無を検査する必要
はない。
次に、以上のようなウェハW表面のパターン比較検査を
行なうための検査装置について説明する。
行なうための検査装置について説明する。
検査装置の例
第9図には、かかる検査装置の一例が示されている。こ
の図において、光源20は、ウェハWの表面を斜めに照
明するもので、ウェハWからの照明光は、対物レンズ2
1.ミラー22を介してテレビカメラ23に入射するよ
うになっている。すなわち、テレビカメラ23によって
、ウェハWの表面を観察できるようになっている。
の図において、光源20は、ウェハWの表面を斜めに照
明するもので、ウェハWからの照明光は、対物レンズ2
1.ミラー22を介してテレビカメラ23に入射するよ
うになっている。すなわち、テレビカメラ23によって
、ウェハWの表面を観察できるようになっている。
テレビカメラ23のビデオ信号出力側は、モニタテレビ
24及び処理装置25に各々接続されており、ウェハW
表面の映像がモニタテレビ24に映されるとともに、処
理装置25によって上述した検査処理が行なわれ、被検
査レチクルR2上の異物の有無か検査されるようになっ
ている。
24及び処理装置25に各々接続されており、ウェハW
表面の映像がモニタテレビ24に映されるとともに、処
理装置25によって上述した検査処理が行なわれ、被検
査レチクルR2上の異物の有無か検査されるようになっ
ている。
また、この検査装置には、第1図と同様に、ウェハwf
!−@iして2次元牙多動するステージと、座標位置測
定器と、ウェハアライメント顕微鏡8゜9と同様の2つ
のアライメント顕微鏡とが各々設けられている(いずれ
も図示せず)。
!−@iして2次元牙多動するステージと、座標位置測
定器と、ウェハアライメント顕微鏡8゜9と同様の2つ
のアライメント顕微鏡とが各々設けられている(いずれ
も図示せず)。
これらのアライメント顕微鏡は、前記対物レンズ21の
光軸に対し、投影レンズ1の光軸とウェハアライメント
顕微鏡8.9との位置関係と同様の関係で配置されてい
る。また、テレビカメラ23による観察範囲は、例えば
ウェハW上の転写領域中の局所的な部分となるように定
められている。
光軸に対し、投影レンズ1の光軸とウェハアライメント
顕微鏡8.9との位置関係と同様の関係で配置されてい
る。また、テレビカメラ23による観察範囲は、例えば
ウェハW上の転写領域中の局所的な部分となるように定
められている。
次に、以上のような装置の動作について説明する。まず
転写領域Sl(第7図参照)を検査する場合、上記検査
装置のy方向のアライメント顕微鏡(以下、「y顕微鏡
」という)の光軸がマークAYIと一致するように、ス
テージの移動が行なわれる。
転写領域Sl(第7図参照)を検査する場合、上記検査
装置のy方向のアライメント顕微鏡(以下、「y顕微鏡
」という)の光軸がマークAYIと一致するように、ス
テージの移動が行なわれる。
そして、その先軸とマークAYIが一致したとき、座標
位置測定器のy方向の測長を行なうレーザ干渉計の位置
計測用カウンタ(以下、「yカウンタ」という)に、y
顕微鏡の光軸と対物レンズ21の光軸との間隔に相当す
る値がプリセットざれる。
位置測定器のy方向の測長を行なうレーザ干渉計の位置
計測用カウンタ(以下、「yカウンタ」という)に、y
顕微鏡の光軸と対物レンズ21の光軸との間隔に相当す
る値がプリセットざれる。
更にステージを移動させて、検査装置X方向のアライメ
ント顕微鏡(以下、「X顕微鏡」という)の光軸と、マ
ークAXIとを一致させる。
ント顕微鏡(以下、「X顕微鏡」という)の光軸と、マ
ークAXIとを一致させる。
そしてこの時、X方向の測長を行なうレーザ干渉計の位
置計測用カウンタ(以下、「Xカウンタ」という)に、
X顕微鏡の光軸と対物レンズ21との間隔に相当する値
がプリセットされる。
置計測用カウンタ(以下、「Xカウンタ」という)に、
X顕微鏡の光軸と対物レンズ21との間隔に相当する値
がプリセットされる。
以上の操作によって、ウェハW上の座標系αβ1がステ
ージの移動座標系と1対1に対応付けられたこととなる
。
ージの移動座標系と1対1に対応付けられたこととなる
。
すなわち、XカウンタとXカウンタの内容が共に雫にな
るようにステージの8勅が行なわれると、対物レンズ2
1の光軸が座標系αβ1の原点を通るように、ウェハW
が位置付けられる。
るようにステージの8勅が行なわれると、対物レンズ2
1の光軸が座標系αβ1の原点を通るように、ウェハW
が位置付けられる。
以上の位置合せ操作の後、転写領域S1のテレビカメラ
23の観察範囲がステップ走査されように、座標系αβ
1に従りてステージの移動が行なわれる。
23の観察範囲がステップ走査されように、座標系αβ
1に従りてステージの移動が行なわれる。
テレビカメラ23の観察範囲中にパターンP1が存在す
ると画像信号レベルが変化するので、処理装置24によ
ってそのレベル変化が検出されるとともに、そのときの
Xカウンタ、Xカウンタの内容が残存パターンP1の座
標値として記憶される。
ると画像信号レベルが変化するので、処理装置24によ
ってそのレベル変化が検出されるとともに、そのときの
Xカウンタ、Xカウンタの内容が残存パターンP1の座
標値として記憶される。
以上の動作は、転写領域82〜S5についても同様に繰
り返される。
り返される。
次に、5つの転写領域51〜S5中であって、所定の誤
差範囲内の値に納まっている共通の座標値の検索が行な
われる。これによって、パターンP1〜P5の座標値(
xp、yp)が求められる。
差範囲内の値に納まっている共通の座標値の検索が行な
われる。これによって、パターンP1〜P5の座標値(
xp、yp)が求められる。
次に、x、X顕微鏡によフて転写領域SOのマークAY
O,AXOを位置合わせし、Xカウンタ、Xカウンタを
プリセットし、対物レンズ21の光軸が座標系αβOの
原点を通るようにステージを位置決めしたとき、Xカウ
ンタ、Xカウンタがともに平になるようにする。
O,AXOを位置合わせし、Xカウンタ、Xカウンタを
プリセットし、対物レンズ21の光軸が座標系αβOの
原点を通るようにステージを位置決めしたとき、Xカウ
ンタ、Xカウンタがともに平になるようにする。
そして、Xカウンタ、Xカウンタによる座標値が先に求
めた座標値(xp、yp)になるようにステージを位置
決めすれば、転写領域SO中のパターンPOがモニタテ
レビ23によって確認されることとなる。
めた座標値(xp、yp)になるようにステージを位置
決めすれば、転写領域SO中のパターンPOがモニタテ
レビ23によって確認されることとなる。
従って、検出されたパターンPOの座標値(xp、yp
)に基づいて、被検査レチクルR2上の対応する位置を
顕微鏡等で観察することにより、最終的に異物の付着の
確認が行なわれる。
)に基づいて、被検査レチクルR2上の対応する位置を
顕微鏡等で観察することにより、最終的に異物の付着の
確認が行なわれる。
確認された異物が、半導体デバイスの機能に影響を与え
ない場合には、その被検査レチクルR2を用いて所定パ
ターンの半導体ウェハ上への転写が行なわれる。
ない場合には、その被検査レチクルR2を用いて所定パ
ターンの半導体ウェハ上への転写が行なわれる。
しかし、不都合の生じるような異物が発見された場合に
は、その被検量レチレクルR2は、洗浄工程に戻されて
洗浄後再度異物検査を行なうか、又は同一パターンを持
った別のレチクルの異物検査を行なって、いずれかのレ
チクルに異物のないことを確認してから、該パターンの
半導体ウェハに対する転写が行なわれる。
は、その被検量レチレクルR2は、洗浄工程に戻されて
洗浄後再度異物検査を行なうか、又は同一パターンを持
った別のレチクルの異物検査を行なって、いずれかのレ
チクルに異物のないことを確認してから、該パターンの
半導体ウェハに対する転写が行なわれる。
以上説明したように、この発明の第一実施例では、あら
かじめウェハ上に設けたマークを、縮小投影型露光装置
のオフ・アクシスのウェハアライメント顕微鏡を使用し
てアライメントすることとした。
かじめウェハ上に設けたマークを、縮小投影型露光装置
のオフ・アクシスのウェハアライメント顕微鏡を使用し
てアライメントすることとした。
しかし、その他の例として、ウェハ上のマークが投影レ
ンズ1によってレチクルに逆投影された像とレチクル上
のマークとを位置合わせする、いわゆるTTL方式の位
置合わせ装置を用いて、レチクルの転写領域の投影像と
ウェハ上の転写領域とを直接位置合わせするようにして
もよい。
ンズ1によってレチクルに逆投影された像とレチクル上
のマークとを位置合わせする、いわゆるTTL方式の位
置合わせ装置を用いて、レチクルの転写領域の投影像と
ウェハ上の転写領域とを直接位置合わせするようにして
もよい。
このようにすると、ウェハW上の各転写領域毎の合わせ
精度が、オフ・アクシス方式の位置合わせ精度よりも向
上する可能性がある。
精度が、オフ・アクシス方式の位置合わせ精度よりも向
上する可能性がある。
いずれにしても、レチクルとウェハとが直接又は間接的
に位置合わせできればよく、使用する露光装置に適した
位置合わせがてきるように、ウェハ上にマークを形成し
ておけばよい。
に位置合わせできればよく、使用する露光装置に適した
位置合わせがてきるように、ウェハ上にマークを形成し
ておけばよい。
ところで、ウェハWとしてシリコンウェハを用いた場合
は、第5図の薄膜層110として5i02が扱い易いが
、エツチングを行なりて同図(G)のパターンを検査す
る場合は、ガラス基板をウェハWのかわりに用い、薄膜
層としてクロムを用いると、透過型の顕微鏡により良好
なコントラストでパターンの抜は部分Q3の検出が可能
となる。
は、第5図の薄膜層110として5i02が扱い易いが
、エツチングを行なりて同図(G)のパターンを検査す
る場合は、ガラス基板をウェハWのかわりに用い、薄膜
層としてクロムを用いると、透過型の顕微鏡により良好
なコントラストでパターンの抜は部分Q3の検出が可能
となる。
また、同図(I)のような突出部Q5を用いる方法によ
ると、レーザビーム走査とその散乱光検出により、レー
ザビームの波長より小さい突出パターンまで検出するこ
とができ、感度の向上を図ることかできるという特徴が
ある。
ると、レーザビーム走査とその散乱光検出により、レー
ザビームの波長より小さい突出パターンまで検出するこ
とができ、感度の向上を図ることかできるという特徴が
ある。
(第二実施例)
上述した第一実施例では、被検査レチクルR2と比較レ
チクルR3とを、別個のレチクルとして使用する場合を
説明したが、次に説明する第二実施例では、同一レチク
ル上に複数個の同一パターンが設けられており、被検査
レチクル1枚のみで検査が可能である。
チクルR3とを、別個のレチクルとして使用する場合を
説明したが、次に説明する第二実施例では、同一レチク
ル上に複数個の同一パターンが設けられており、被検査
レチクル1枚のみで検査が可能である。
第10図には、第二実施例において使用される被検査レ
チクルの例が示されている。この図において、被検査レ
チクルR4は、図の上下に分割された2つのパターン領
域PA3.PA4に、全く同一の回路パターンが各々形
成された構成となっている。図示する例では、各パター
ン領域PA3.PA4の透過部に、異物PB、PCが各
々存在するものとする。
チクルの例が示されている。この図において、被検査レ
チクルR4は、図の上下に分割された2つのパターン領
域PA3.PA4に、全く同一の回路パターンが各々形
成された構成となっている。図示する例では、各パター
ン領域PA3.PA4の透過部に、異物PB、PCが各
々存在するものとする。
この第二実施例の概要を説明すると、被検査レチクルR
4のパターン領域PA3に存在する異物PBの検査には
、他のパターン領域PA4が比較パターンとして使用さ
れ、逆に、他方のパターン領域PA4に存在する異物P
Cの検査には、他のパターン領域PA3が比較パターン
として使用される。
4のパターン領域PA3に存在する異物PBの検査には
、他のパターン領域PA4が比較パターンとして使用さ
れ、逆に、他方のパターン領域PA4に存在する異物P
Cの検査には、他のパターン領域PA3が比較パターン
として使用される。
第11図には、第二実施例において、ウェハW上に転写
されたパターン配置が示されている。
されたパターン配置が示されている。
詳述すると、まず、第一実施例と同様に、マークレチク
ルR1によりアライメントマークAXO,AXI、AX
2.・・・、AYO,AYI。
ルR1によりアライメントマークAXO,AXI、AX
2.・・・、AYO,AYI。
AY2.・、AθO,Aθ1.Aθ2.・、があらかじ
めウェハW上に形成される。
めウェハW上に形成される。
次に、イメージリバーサル可能なレジストが塗布されて
必要な処理が施されたウェハWに対し、被検査レチクル
R4のパターンPA3.PA4に相当する領域が所定の
アライメント後に露光される。
必要な処理が施されたウェハWに対し、被検査レチクル
R4のパターンPA3.PA4に相当する領域が所定の
アライメント後に露光される。
糸売いて、一定ピッチでステップアントリヒビリートに
よる露光が行なわれ、その後装置から取り外サレタウエ
ハWに熱処理によるイメージ反転が行なわれて、露光部
分の硬化が行なわれる。
よる露光が行なわれ、その後装置から取り外サレタウエ
ハWに熱処理によるイメージ反転が行なわれて、露光部
分の硬化が行なわれる。
次に、再び同一ウェハWが露光装置にセットされて所定
のアライメントが行なわれる。そして今度ハ、領域T5
.T7に対し、それらに既に転写されたパターンに、被
検査レチクルR4のパターン領域PA4のパターンを重
ねて露光転写が行なわれる。
のアライメントが行なわれる。そして今度ハ、領域T5
.T7に対し、それらに既に転写されたパターンに、被
検査レチクルR4のパターン領域PA4のパターンを重
ねて露光転写が行なわれる。
この場合のパターンの転写される位置は、座標β1.B
2のマイナス方向に、繰返しパターンのピッチYPだけ
ずらせた位置である。
2のマイナス方向に、繰返しパターンのピッチYPだけ
ずらせた位置である。
なお、この露光を行なうときには、好ましくは、パター
ン領域PA4の部分のみが露光されるようにブラインド
を調整するようにする。
ン領域PA4の部分のみが露光されるようにブラインド
を調整するようにする。
また、パターン領域T6.T8.TIOに対しては、レ
チクルR4のパターン領域PA3を、同様に重ね合わせ
て露光転写する。
チクルR4のパターン領域PA3を、同様に重ね合わせ
て露光転写する。
この場合は、転写位置を座標β0.β1.B2の方向に
YPたけずらし、ブラインドもパターン領域PA3のみ
が転写されるようにする方が好ましい。
YPたけずらし、ブラインドもパターン領域PA3のみ
が転写されるようにする方が好ましい。
更に、領域T3.T4の露光時には、レチクルR4を入
れないで一様に露光が行なわれる。
れないで一様に露光が行なわれる。
以上のようにして各領域の露光転写が行なわれた後の現
像はポジレジストとして行なわれ、これ以後の処理工程
は、上述した第一実施例と同様である。
像はポジレジストとして行なわれ、これ以後の処理工程
は、上述した第一実施例と同様である。
このようにして得られたウェハWの各パターン領域のう
ち、複数のパターン領域内の同一座標位置にパターンの
あることが検出されると、その座標位置に相当する非重
ね合わせパターンが観察され、最終的に異物の存在の確
認が行なわれる。
ち、複数のパターン領域内の同一座標位置にパターンの
あることが検出されると、その座標位置に相当する非重
ね合わせパターンが観察され、最終的に異物の存在の確
認が行なわれる。
例えば、パターンB1とB2とが、共通する座標位置に
発見された場合には、パターンBOの位置の確認が行な
われ、パターンC3,C4゜C5が共通の場所にあれば
、パターンCOの位置の確認が行なわれる。
発見された場合には、パターンBOの位置の確認が行な
われ、パターンC3,C4゜C5が共通の場所にあれば
、パターンCOの位置の確認が行なわれる。
以上のように、第二実施例によれば、1枚のレチクルを
用意すれば検査を行なうことができるので、レチクルの
管理が容易となり、レチクルの交換の回数も少なく、検
査時間の短縮を図ることができるという効果がある。
用意すれば検査を行なうことができるので、レチクルの
管理が容易となり、レチクルの交換の回数も少なく、検
査時間の短縮を図ることができるという効果がある。
なお、本発明は何ら上記実施例に限定されるものではな
く、例えば他の種々の工程と組合せるようにしてもよい
。
く、例えば他の種々の工程と組合せるようにしてもよい
。
また、何れの実施例も光学的な縮小投影型の露光装置に
この発明を適用した場合を示したが、その他の露光装置
、例えば、等倍の投影露光装置、コンタクト方式の露光
装置、あるいはプロキシミテイ方式のX線露光装置など
にも同様に適用可能である。
この発明を適用した場合を示したが、その他の露光装置
、例えば、等倍の投影露光装置、コンタクト方式の露光
装置、あるいはプロキシミテイ方式のX線露光装置など
にも同様に適用可能である。
また、上記実施例では、ウェハを用いて検査を行なった
が、マークやパターンの転写時に露光装置にセットし得
るものであれば、表面に感光剤を塗布したガラス盤やア
ルミニウム板等を使用してもよい。
が、マークやパターンの転写時に露光装置にセットし得
るものであれば、表面に感光剤を塗布したガラス盤やア
ルミニウム板等を使用してもよい。
更に、上記実施例はマスク上の異物を検出する場合であ
るが、その他、パターンそのものの不良等種々の欠陥検
出にも本発明は適用されるものである。
るが、その他、パターンそのものの不良等種々の欠陥検
出にも本発明は適用されるものである。
[発明の効果]
以上のように本発明によれば、同一パターン間の比較に
より欠陥検査を行なうことができ、検査用のレチクルの
製造コストの低減を図ることができるとともに、レチク
ルの管理も容易になるという効果がある。
より欠陥検査を行なうことができ、検査用のレチクルの
製造コストの低減を図ることができるとともに、レチク
ルの管理も容易になるという効果がある。
また、イメージリバーサル法を用いるので、小さな欠陥
までも検出できるという効果もある。
までも検出できるという効果もある。
具体的には、現在多く使用されている縮小投影型露光装
置(ステッパ)を用いて転写されたウェハ上のパターン
の検査で、0.2 μmの大きさの転写像を100%の
確率で検出でき、LSIなどの製造歩留り向上に非常に
大きな効果がある。
置(ステッパ)を用いて転写されたウェハ上のパターン
の検査で、0.2 μmの大きさの転写像を100%の
確率で検出でき、LSIなどの製造歩留り向上に非常に
大きな効果がある。
第1図は本発明の実施例にかかる方法に適した縮小投影
露光装置の一例を示す斜視図、第2図はウェハ上にマー
クを転写するために使用するマークレチクルの一例を示
す平面図、第3図は第一実施例における被検査レチクル
(マスク)の−例を示す平面図、第4図は第一実施例に
おける比較レチクル(マスク)の−例を示す平面図、第
5図は第一実施例における各検査プロセスの作用を示す
説明図、第6図は第一実施例におけるウェハ上のマーク
の配置例を示す平面図、第7図は第一実施例における転
写されたパターン群の例を示す説明図、第8図は第一実
施例の検査プロセスを示すフローチャート、第9図はウ
ェハ上に形成されたパターンを検査する装置の一例を示
す概略ブロック図、第10図は本発明の第二実施例にお
ける被検査レチクル(マスク)の−例を示す平面図、第
11図は第二実施例における転写パターン群の一例を示
す平面図である。 [主要部分の符号の説明] 1・・・投影レンズ、2.3・・・レチクルアライメン
ト顕微鏡、4・・・レチクル駆動部、5・・・二次元8
勅ステージ、6・・・駆動部、7・・・座標位置計測器
、8.9・・・ウェハアライメント顕微鏡、20・・・
光源、23・・・テレビカメラ、25・・・処理装置、
120・・・イメージリバーサル可能なレジスト、R1
・・・マークレチクル、R2・・・被検査レチクル、R
3・・・比較レチクル、R4・・・被検査レチクル、W
…ウェハ。
露光装置の一例を示す斜視図、第2図はウェハ上にマー
クを転写するために使用するマークレチクルの一例を示
す平面図、第3図は第一実施例における被検査レチクル
(マスク)の−例を示す平面図、第4図は第一実施例に
おける比較レチクル(マスク)の−例を示す平面図、第
5図は第一実施例における各検査プロセスの作用を示す
説明図、第6図は第一実施例におけるウェハ上のマーク
の配置例を示す平面図、第7図は第一実施例における転
写されたパターン群の例を示す説明図、第8図は第一実
施例の検査プロセスを示すフローチャート、第9図はウ
ェハ上に形成されたパターンを検査する装置の一例を示
す概略ブロック図、第10図は本発明の第二実施例にお
ける被検査レチクル(マスク)の−例を示す平面図、第
11図は第二実施例における転写パターン群の一例を示
す平面図である。 [主要部分の符号の説明] 1・・・投影レンズ、2.3・・・レチクルアライメン
ト顕微鏡、4・・・レチクル駆動部、5・・・二次元8
勅ステージ、6・・・駆動部、7・・・座標位置計測器
、8.9・・・ウェハアライメント顕微鏡、20・・・
光源、23・・・テレビカメラ、25・・・処理装置、
120・・・イメージリバーサル可能なレジスト、R1
・・・マークレチクル、R2・・・被検査レチクル、R
3・・・比較レチクル、R4・・・被検査レチクル、W
…ウェハ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 所定基板上に転写された被検査マスクのパターンを検査
することにより、前記被検査マスク上の欠陥検出を行な
うマスク検査方法において、イメージリバーサル可能な
レジスト層を前記基板上に形成するとともに、該基板上
の複数の位置に前記被検査マスクのパターンを転写する
工程と、 該基板上のレジスト層に転写されたパターンの反転を行
なう工程と、 前記被検査マスクと同一のパターンを有する比較マスク
のパターンを、前記基板上に転写された被検査マスクの
パターンに各々重ね合わせて転写する工程と、 前記基板における被検査マスクの少なくとも1つのパタ
ーン転写領域に対して、一様な露光を行なう工程と、 基板上のレジスト層をポジ現象する工程とを有すること
を特徴とするマスク検査方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62074562A JPS63241927A (ja) | 1987-03-30 | 1987-03-30 | マスク検査方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62074562A JPS63241927A (ja) | 1987-03-30 | 1987-03-30 | マスク検査方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63241927A true JPS63241927A (ja) | 1988-10-07 |
Family
ID=13550785
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62074562A Pending JPS63241927A (ja) | 1987-03-30 | 1987-03-30 | マスク検査方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63241927A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0315067A (ja) * | 1989-06-13 | 1991-01-23 | Mitsubishi Electric Corp | パターン欠陥検査方法及びパターン欠陥検査装置 |
US6707528B1 (en) * | 1994-03-02 | 2004-03-16 | Nikon Corporation | Exposure apparatus having independent chambers and methods of making the same |
JP2006292862A (ja) * | 2005-04-07 | 2006-10-26 | Ushio Inc | パターン形成方法 |
JP2007536560A (ja) * | 2003-07-03 | 2007-12-13 | ケーエルエー−テンカー テクノロジィース コーポレイション | デザイナ・インテント・データを使用するウェハとレチクルの検査の方法およびシステム |
-
1987
- 1987-03-30 JP JP62074562A patent/JPS63241927A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0315067A (ja) * | 1989-06-13 | 1991-01-23 | Mitsubishi Electric Corp | パターン欠陥検査方法及びパターン欠陥検査装置 |
US6707528B1 (en) * | 1994-03-02 | 2004-03-16 | Nikon Corporation | Exposure apparatus having independent chambers and methods of making the same |
JP2007536560A (ja) * | 2003-07-03 | 2007-12-13 | ケーエルエー−テンカー テクノロジィース コーポレイション | デザイナ・インテント・データを使用するウェハとレチクルの検査の方法およびシステム |
JP4758343B2 (ja) * | 2003-07-03 | 2011-08-24 | ケーエルエー−テンカー コーポレイション | デザイナ・インテント・データを使用するウェハとレチクルの検査の方法およびシステム |
JP2006292862A (ja) * | 2005-04-07 | 2006-10-26 | Ushio Inc | パターン形成方法 |
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