JPS6324036Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6324036Y2
JPS6324036Y2 JP2277382U JP2277382U JPS6324036Y2 JP S6324036 Y2 JPS6324036 Y2 JP S6324036Y2 JP 2277382 U JP2277382 U JP 2277382U JP 2277382 U JP2277382 U JP 2277382U JP S6324036 Y2 JPS6324036 Y2 JP S6324036Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
elongated hole
shaft
front bumper
bracket
engaged
Prior art date
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JP2277382U
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JPS58126578U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、主としてキヤブオーバ型の大型車両
におけるフロントバンパに取り付けられるステツ
プに関するものである。
この種の車両は、第1図に示すように、シヤー
シフレーム13の前端部にエンジンが搭載され、
このエンジンの上側を覆うようにキヤブ22が取
り付けられている。そして、フロントガラス25
を清掃するワイパ24は軸23をもつてフロント
ガラス25の上縁側に支持されている場合があ
る。
このような、キヤブオーバ型車両の問題は、泥
道の走行によつてフロントガラス25が汚れた場
合に、これを拭き取るのにフロントバンパ2の上
に乗らなければ手が届かないので、例えば実開昭
56−14752号公報に開示されるように、フロント
バンパに折畳み収納可能の足乗せ板を備えている
ものがある。しかしながら、フロントバンパ2は
地上からかなり高く、しかも足を掛ける幅が狭
く、他に適当な手を掛ける部分もないので、地上
から直接フロントバンパ2の上に足を掛けること
は困難である。そこで、従来は適当な踏台を用い
てフロントバンパ2の上に乗つているのが現状で
あり、車両の走行の途中(車庫外)でフロントガ
ラス25を手で拭くことは困難である。
本考案の目的はこのような問題を解決するため
に、フロントバンパ2に簡単に取り付けることが
でき、しかもアプローチアングルα(前輪12の
接地部と車体の前方最下部とのなす角度で、車両
法規によつて規制されている。)を妨げないステ
ツプを提供することにある。
このため、本考案の構成は帯板をU字形に折り
曲げてなるブラケツトをフロントバンパに重合せ
結合し、前記ブラケツトの両端片に垂直方向に延
びる第1の長穴と、該第1の長穴の上端から後方
かつ斜め下方へ延びる第2の長穴とを設け、ステ
ツプの上端を固定支持する軸の両端部に、前記第
1、第2の長穴の幅と同じ厚さの偏平端部を形成
し、該偏平端部を前記第1の長穴への係合したス
テツプの使用状態と、第2の長穴へ係合したステ
ツプを後方へ引き上げた格納状態とに変更可能に
したものである。
本考案を実施例に基づいて説明すると、第2,
4図に示すように、フロントバンパ2は断面コ字
形の厚板からなつており、この底壁面にU字形に
折り曲げた板材からなるブラケツト3を固定し、
この両端片4に車体の横方向に延びる軸5をもつ
てステツプ20を取り付けたものである。このス
テツプ20は逆L字形をなす左右1対の腕8の下
端に足を掛ける水平部材9を結合したもので、軸
5は両端部をブラケツト3の両端から垂直方向に
延びる端片4に後述の手段によつて支持される。
また、軸5の中間部分に突片6が結合される一
方、第3図に示すように、ブラケツト3に平板か
ら成形した係止板18の基端部が重合せ結合さ
れ、先端部を垂直に折り曲げて突片19が設けら
れる。そして、前記突片5と突片19の間にばね
7が掛け渡される。
第4図に示すように、軸5の両端部はこれを偏
平に圧搾して、断面ほぼ長方形の偏平端部15を
構成される。この偏平端部15がブラケツトの端
片4の長穴16,17に選択的に係合される。長
穴16は垂直方向に延び、長穴17は前記長穴1
6の上端から後方かつ斜め下方へ向つて延びてい
る。
本考案はこのように構成することによつて、フ
ロントガラス25を清掃するなどのために、フロ
ントバンパ2の上に乗る場合には、ステツプ20
を支持する軸5の偏平端部15を垂直方向に延び
る長穴16に係合する。すると、軸5に固定され
た腕8がフロントバンパ2の下方へ延び、水平部
材9に足を掛けてフロントバンパ2の上へ乗るこ
とができる。
車両の走行中はアプローチアングルαを得るた
めに、第4図に実線で示す状態から軸5の偏平端
部15を押し上げ、それから反時計方向に30゜程
度回転し、長穴17に沿つて引き下ろす。このと
き、腕8は第4図に鎖線で示すように、アプロー
チアングルαの上側に跳ね上げられる。ばね7は
軸5の偏平端部15を押し下げ、長穴16または
17にそれぞれ係合した状態を保持する役目を果
す。
本考案は上述の構成であるから、これを製作す
る場合に、ブラケツト3、腕8および係止板18
は厚板からプレスによつて成形することができ、
また軸15はこの端部を偏平に圧搾成形するだけ
でよく、さらに水平部材9は管材を用いて腕8の
穴にかしめるなどして結合する。
本考案によるステツプは上述のように製作が簡
単であり、量産により安価に提供することができ
るとともに、どこででもフロントバンパ2の上に
簡単に乗ることができ、キヤブ22のガラスの清
掃その他の手入れを行うことができるという実益
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案が適用されるキヤブオーバ型ト
ラツクの前半部を示す側面図、第2図は本考案に
係るステツプの取付け状態を示す斜視図、第3図
は同正面図、第4図は同側面図である。 2:フロントバンパ、3:ブラケツト、5:
軸、7:ばね、8:腕、9:水平部材、15:偏
平端部、16,17:長穴、20:ステツプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 帯板をU字形に折り曲げてなるブラケツトをフ
    ロントバンパに重合せ結合し、前記ブラケツトの
    両端片に垂直方向に延びる第1の長穴と、該第1
    の長穴の上端から後方かつ斜め下方へ延びる第2
    の長穴とを設け、ステツプの上端を固定支持する
    軸の両端部に、前記第1、第2の長穴の幅と同じ
    厚さの偏平端部を形成し、該偏平端部を前記第1
    の長穴への係合したステツプの使用状態と、第2
    の長穴へ係合したステツプを後方へ引き上げた格
    納状態とに変更可能に構成したことを特徴とする
    車両のステツプ。
JP2277382U 1982-02-22 1982-02-22 車両のステツプ Granted JPS58126578U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2277382U JPS58126578U (ja) 1982-02-22 1982-02-22 車両のステツプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2277382U JPS58126578U (ja) 1982-02-22 1982-02-22 車両のステツプ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58126578U JPS58126578U (ja) 1983-08-27
JPS6324036Y2 true JPS6324036Y2 (ja) 1988-07-01

Family

ID=30034833

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2277382U Granted JPS58126578U (ja) 1982-02-22 1982-02-22 車両のステツプ

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2523220Y2 (ja) * 1991-03-30 1997-01-22 パジェロ製造株式会社 車両用可動ステップ装置

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Publication number Publication date
JPS58126578U (ja) 1983-08-27

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