JPS63240011A - 電解コンデンサの駆動用電解液 - Google Patents
電解コンデンサの駆動用電解液Info
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- JPS63240011A JPS63240011A JP7500287A JP7500287A JPS63240011A JP S63240011 A JPS63240011 A JP S63240011A JP 7500287 A JP7500287 A JP 7500287A JP 7500287 A JP7500287 A JP 7500287A JP S63240011 A JPS63240011 A JP S63240011A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は電解コンデンサの駆動用電解液（以下電解液と
いう）に関するものである。
いう）に関するものである。
従来の技術
従来のアルミニウム電解コンデンサの電解液はエチレン
グリコール、プロピレングリコールなどの多価アルコー
ル類あるいはさらに水を加えたものを溶媒として、はう
酸、モノカルボン酸、ジカルボン酸、りん酸またはこれ
らの塩類を溶解した電解液が多用されている。
グリコール、プロピレングリコールなどの多価アルコー
ル類あるいはさらに水を加えたものを溶媒として、はう
酸、モノカルボン酸、ジカルボン酸、りん酸またはこれ
らの塩類を溶解した電解液が多用されている。
発明が解決しようとする問題点
一般にアルミニウム電解コンデンサは陽極となる電極に
誘電体酸化皮膜を形成したものが用いられている。
誘電体酸化皮膜を形成したものが用いられている。
この皮膜は性質上、微妙な漏れ電流は避けられないが、
さらにこれとは別に陽極電極の引出し用アルミニウムタ
ブとの接合部分の漏れ電流は、機械的ストレスを加えた
だけで著しく増大する。
さらにこれとは別に陽極電極の引出し用アルミニウムタ
ブとの接合部分の漏れ電流は、機械的ストレスを加えた
だけで著しく増大する。
近年、電子部品の小形化に伴い、この陽極電極と引出し
用アルミニウムタブとの接合部分に対しては、プリント
基板にコンデンサのリード線端子を挿入するときにもス
トレスが加わり、またリーＬ線端子を折り曲げ加工する
ときにストレスが加わり、漏れ電流が増大するといった
ことが問題となっている。この欠点を改善する方法とし
て、封口部へ樹脂を塗ることにより、リード線を固定す
る方法があるが、製造工程が増加してコスト上昇の原因
となる。
用アルミニウムタブとの接合部分に対しては、プリント
基板にコンデンサのリード線端子を挿入するときにもス
トレスが加わり、またリーＬ線端子を折り曲げ加工する
ときにストレスが加わり、漏れ電流が増大するといった
ことが問題となっている。この欠点を改善する方法とし
て、封口部へ樹脂を塗ることにより、リード線を固定す
る方法があるが、製造工程が増加してコスト上昇の原因
となる。
問題点を解決するための手段
本発明は上述の問題点を解決するため、エチレングリコ
ール、エチレングリコールのモノエステル類、Ｎ、Ｎ−
ジメチルホルムアミド、γ−ブチロラクトンなどの有機
溶媒に、フタル酸または、これら無機、有機の塩類の一
種または二種以上を溶質として溶解した電解液において
、上記混合量に対して０．０５〜５．Ｑｗ ｔ％のボロ
ジレゾルシル酸またはその塩を添加したことを特徴とす
る電解コンデンサの電解液である。 ゛ 作用 ボロジレゾルシル酸またはその塩は化成能力が高く、皮
膜欠陥をすばやく修復するという作用を有している。こ
のため、リード端子からのストレスをうけても皮膜欠陥
部がすぐに修復されるため、リード線加工前後の漏れ電
流の変化が少ない。
ール、エチレングリコールのモノエステル類、Ｎ、Ｎ−
ジメチルホルムアミド、γ−ブチロラクトンなどの有機
溶媒に、フタル酸または、これら無機、有機の塩類の一
種または二種以上を溶質として溶解した電解液において
、上記混合量に対して０．０５〜５．Ｑｗ ｔ％のボロ
ジレゾルシル酸またはその塩を添加したことを特徴とす
る電解コンデンサの電解液である。 ゛ 作用 ボロジレゾルシル酸またはその塩は化成能力が高く、皮
膜欠陥をすばやく修復するという作用を有している。こ
のため、リード端子からのストレスをうけても皮膜欠陥
部がすぐに修復されるため、リード線加工前後の漏れ電
流の変化が少ない。
実施例
次に本発明の具体的実施例について述べる。
表は、γ−ブチロラクトン７０ｗｔ％、エチレングリコ
ールｌ０ｗｔ％、フタル酸テトラメチルアンモニウム１
５ｗ ｔ％からなる電解液（従来品）と、これにボロジ
レゾルシル酸の添加量を変えて調合した電解液試料を製
作し、この電解液を用いて定格５０ＷＶ ４．７μＦ（
ケースサイズ直径４鶴、長さ７ｍ）のアルミニウム電解
コンデンサを製作し、漏れ電流抑制効果をリード線部の
折り曲げ加工前および加工後の漏れ電流値により評価し
た。表中の漏れ電流は常温、定格電圧印加２分後の値で
、いずれも試料数２０個の平均値を示す。
ールｌ０ｗｔ％、フタル酸テトラメチルアンモニウム１
５ｗ ｔ％からなる電解液（従来品）と、これにボロジ
レゾルシル酸の添加量を変えて調合した電解液試料を製
作し、この電解液を用いて定格５０ＷＶ ４．７μＦ（
ケースサイズ直径４鶴、長さ７ｍ）のアルミニウム電解
コンデンサを製作し、漏れ電流抑制効果をリード線部の
折り曲げ加工前および加工後の漏れ電流値により評価し
た。表中の漏れ電流は常温、定格電圧印加２分後の値で
、いずれも試料数２０個の平均値を示す。
表中の添加剤Ｂ−ｒはボロジ−β−レゾルシル酸、Ｂ−
βはボロジ−β−レゾルシル酸を示す。
βはボロジ−β−レゾルシル酸を示す。
第１表
上述の実施例から明らかなように、本発明のボロジレゾ
ルシル酸またはその塩を添加した電解液を用いた本発明
の試料群記号Ｃ，Ｄ、Ｅ、Ｇ、Ｈ１■のアルミニウム電
解コンデンサは、漏れ電流の増加が著しく抑制されてい
る。
ルシル酸またはその塩を添加した電解液を用いた本発明
の試料群記号Ｃ，Ｄ、Ｅ、Ｇ、Ｈ１■のアルミニウム電
解コンデンサは、漏れ電流の増加が著しく抑制されてい
る。
なお、種々の実験の結果より、ボロジレゾルシル酸また
はその塩の添加量が０．０５〜５．Ｑｗ ｔ％であれば
、この効果は有効且つ実用上十分である。
はその塩の添加量が０．０５〜５．Ｑｗ ｔ％であれば
、この効果は有効且つ実用上十分である。
ボロジレゾルシル酸またはその塩は、駆動用電解液に対
して５．Ｏｗ ｔ％を超える量では、高温負荷試験にお
いて静電容量変化率、ｔａｎδ変化率が大であり、また
０、０５Ｗ ｔ％未満では、その効果は十分ではない。
して５．Ｏｗ ｔ％を超える量では、高温負荷試験にお
いて静電容量変化率、ｔａｎδ変化率が大であり、また
０、０５Ｗ ｔ％未満では、その効果は十分ではない。
また、上述の実施例の他エチレングリコール、エチレン
グリコールのモノエステル類、Ｎ、、Ｎ−ジメチルホル
ムアミド、Ｔ−ブチロラクトンなどの有機溶媒または、
さらに水を加えたものを溶媒とし、フタル酸アンモニウ
ム塩、トリエチルアンモニウム塩、テトラエチルアンモ
ニウム塩等、これらの無機、有機の塩類の一種または二
種以上を溶質として溶解した電解液についても、種々調
合比を変えてかつ、０．０５〜５．０ｗｔ％の範囲内で
ボロジレゾルシル酸を添加し、繰り返し実験したが同様
な結果が得られた。
グリコールのモノエステル類、Ｎ、、Ｎ−ジメチルホル
ムアミド、Ｔ−ブチロラクトンなどの有機溶媒または、
さらに水を加えたものを溶媒とし、フタル酸アンモニウ
ム塩、トリエチルアンモニウム塩、テトラエチルアンモ
ニウム塩等、これらの無機、有機の塩類の一種または二
種以上を溶質として溶解した電解液についても、種々調
合比を変えてかつ、０．０５〜５．０ｗｔ％の範囲内で
ボロジレゾルシル酸を添加し、繰り返し実験したが同様
な結果が得られた。
発明の効果
以上のようにボロジレゾルシル酸またはその塩を加えた
本発明の駆動用電解液は、アルミニウム電解コンデンサ
においてリード線加工などのストレスを加えても漏れ電
流の極めて安定した特性を示し、工業的並びに実用的価
値の大なるものである。
本発明の駆動用電解液は、アルミニウム電解コンデンサ
においてリード線加工などのストレスを加えても漏れ電
流の極めて安定した特性を示し、工業的並びに実用的価
値の大なるものである。
Claims (2)
- （１）エチレングリコール、エチレングリコールのモノ
エステル類、Ｎ、Ｎ−ジメチルホルムアミド、γ−ブチ
ロラクトンなどの有機溶媒に、フタル酸またはこれらの
無機、有機の塩類の一種または二種以上を溶質として溶
解した電解液に、０．０５〜５．０ｗｔ％のボロジレゾ
ルシル酸またはその塩を添加したことを特徴とする電解
コンデンサの駆動用電解液。 - （２）上記のボロジレゾルシル酸またはその塩が、ボロ
ジ−γ−レゾルシル酸またはその塩もしくは、ボロジ−
β−レゾルシル酸またはその塩であることを特徴とする
特許請求の範囲第１項記載の電解コンデンサの駆動用電
解液。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7500287A JPH0722084B2 (ja) | 1987-03-27 | 1987-03-27 | 電解コンデンサの駆動用電解液 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7500287A JPH0722084B2 (ja) | 1987-03-27 | 1987-03-27 | 電解コンデンサの駆動用電解液 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63240011A true JPS63240011A (ja) | 1988-10-05 |
| JPH0722084B2 JPH0722084B2 (ja) | 1995-03-08 |
Family
ID=13563562
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7500287A Expired - Lifetime JPH0722084B2 (ja) | 1987-03-27 | 1987-03-27 | 電解コンデンサの駆動用電解液 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0722084B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08270567A (ja) * | 1995-03-31 | 1996-10-15 | Iwaki:Kk | ダイヤフラム型流体供給装置 |
-
1987
- 1987-03-27 JP JP7500287A patent/JPH0722084B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0722084B2 (ja) | 1995-03-08 |
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