JPS63239978A - 画像入力用光センサ - Google Patents

画像入力用光センサ

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JPS63239978A
JPS63239978A JP62073603A JP7360387A JPS63239978A JP S63239978 A JPS63239978 A JP S63239978A JP 62073603 A JP62073603 A JP 62073603A JP 7360387 A JP7360387 A JP 7360387A JP S63239978 A JPS63239978 A JP S63239978A
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JP
Japan
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scanning circuit
forming
nucleation
grown
light sensitive
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JP62073603A
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English (en)
Inventor
Yuji Nishigaki
西垣 有二
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は画像入力用光センサに係り、特に同一面上に少
なくとも感光部及び走査回路部を形成した画像入力用光
センサに関する。
[従来技術及び問題点] 原稿読取装置の読み取り方式は、大別して等倍型と縮小
型とがある0等倍型は光学系が小さいために装置の小型
化が図ることができ、また受光面積が大きいために高感
度化が達成できる等の長所を有することから、近年、等
倍型の開発が盛んに行われている。この等倍型の原稿読
取装置には、原稿と感光部とが1:1に対応する大きさ
の密着型ラインセンサが用いられる。密着型ラインセン
サは大きさ等の点から単一の半導体納品で形成すること
が困難であり、通常はCd5−CdSe膜、非晶質Si
膜を用いる薄膜型、あるいは一定の大きさb結晶ウェー
八を用いたCCD型やMOS型のICセンサを複数チッ
プ使用したマルチチップ型が用いられる。
しかしながら、薄膜型を用いる場合においては、Cd5
−CdSe膜は光応答速度が小さく、高速読取りに適さ
ないという問題点を有しており、また非晶質Si膜は光
電流が小さいため、SN比が低く、8ビツト(256階
調)以上の多階調の読取りには適さないという問題点を
有していた。さらに、非晶質Si[の場合は、走査回路
部に薄膜トランジスタ(TPT)を用いれば、結晶Si
のICをハイブリッド化するのに比べて、デバイスの小
形化、低価格化に有利であるが、TPTを用いられる非
晶質Si、多結晶Siは単結晶Siと比べて移動度が小
さいため高速読取りが困難であるという問題点を有して
いた。一方、マルチチップ型を用いる場合においては、
結&S iを用いるため高速、高SN比の読堆りが可能
であるが、チップの端のつなぎ目の処理が難しく、高解
像化が困難であるという問題点を有していた。
本発明の目的は、上記問題点に鑑み、多階調、高速、高
解像で且つ低コストで大面積化の可能な画像入力用光セ
ンサを提供することにある。
[問題点を解決するための手段J 上記の問題点は、堆積面に、該堆積面材料より核形成密
度が十分大きく、かつ単一の核だけが成長する程度に十
分微細な核形成面形成材料が設けられ、該核形成面形成
材料に成長した屯−の核によって成長し形成された半導
体結晶堆積膜に、少なくとも感光部及び走査回路部を形
成した本発明の画像入力用光センサによって解決される
[作 用] 本発明は堆積面に、該堆積面の材料より核形成密度が十
分大きく、かつ単一の核だけがr&長する程度に十分微
細な核形成面形成材料が設けられ、該核形成面形成材料
に成長した単一の核によって成長し形成させて、半導体
結晶堆積膜を形成し。
この半導体結晶堆積膜に感光部、走査回路部を形成する
ことにより、移動度及び光電流を増加させて特性の向上
を図るものであり、またマルチチップ型等に要求される
チップ間の接続を省き、製造工程を大幅に簡易化せんと
するものである。
[¥施例] 以下1本発明の実施例を図面を用いて詳細に説明する。
第1図は本発明の画像入力用光センサの一実施例を示す
概略的斜視図である。
同図に示すように堆積面たる非晶質絶縁材料面を有する
基板l上に、単結晶Si[を成長させ、この単結晶Si
に感光部列2及び走査回路部列3を形成する。感光部列
2は、一画素に対応するn個の感光fR21〜2nから
なり、また走査回路列3は走査回路部部31〜3nから
なる。走査回路部31〜3nは感光部21〜2nに対応
して設けられ、それぞれ電気的接続がなされる。
照射された光情報はそれぞれの感光部21〜2nで光電
変換されて、電気信号としてそれぞれの走査回路部31
〜3oへ送られる。感光部列2の感光部21〜2nの構
造としては、pn接合フォトダイオードで発生したフォ
トキャリヤを主電極であるNOS )ランジスタのソー
スに蓄積するタイプ(NOS fiセンサ)やフォトキ
ャリヤを制御電極(バイポーラトランジスタのベース、
静′屯誘導トランジスタ(SI〒)のゲート、Mosト
ランジスタのゲート)に蓄積し電荷増幅してから電荷を
読み出すタイプ等がある。後者のフォトキャリヤを制御
電極に蓄積するタイプは、高出方、高ダイナミツクレン
ジ、高SN(低雑音)、非破壊読出し可能などの長所が
ある0本実施例においては、特開昭60−12759に
おいて開示されたバイポーラトランジスタ電極にフォト
キャリヤを蓄積するタイプの光電変換素子を感光部に用
いた画像入力用光センサについて説明する。
第2図(A)は上記画像入力用光センナの感光部の概略
的平面図であり、第2図(B)はそのA−A ’線断面
図であり、第2図(C)はその等価回路図である。
第2図(A) 、 (B)に示すように、光センサセル
は、次のような構造をしている。Wr9iの材質の基板
1の上に、核形成密度の小さい材料、たとえばS i0
2の薄膜4を形成し、その上に核形成密度の大きい材料
、たとえば核形成面となる5ixN4の微細にパターン
化されたfiiWJ5を形成する。その上に結晶SiQ
Mで構成されるn型不純物濃度の低いn−領域6を成長
させ、このn−領域6にバイポーラトランジスタのベー
スとなるpgi城7及びとなり合う光センサセルとの間
を電気的に絶縁するだめの素子分離領域8を形成する。
ざらにp領域7にはバイポーラトランジスタのエミッタ
となるn゛領域12が形成される。
なお、基板1上の薄膜4上に結晶層を形成する方法の詳
細については!!述する。
n゛領域12はコンタクト部15を通してAI¥?の導
電材料で形成された配線11と接続される。
この配線11によって信号が外部へ読み出される。
p領域7上には、キャパシタ電極13が絶縁膜9をはさ
んで対向して形成され、キャパシタ電極13は配線14
と接続される。このキャパシタ電極13によって浮遊状
態になされたp領域7の電位が制御される。そしてバイ
ポーラトランジスタのコレクタ電位を与えるための電極
17(図示せず)は、素子分離領域8に接続されている
また各センサーセルはパシベーションIt!IIOによ
って覆われている。
次に上記構成の画像入力用光センナの動作を第2図(C
)に示した画像入力用光センサの感光部の等価回路図を
用いて説明する。
本実施例の画像入力用光センサの感光部は、第2図(C
)にしめすように、コンデンサCox15とバイポーラ
トランジスタ16とから構成され、コンデンサCox1
5は、電極13、絶縁膜9.  p領域7のMO5構造
により構成され、またバイポーラトランジスタ16は、
エミッタとしてのn゛領域12、ベースとしてのp領域
7.コレクタとしてのn3領域としてのn−領域6の各
部分より構成されている。
基本動作は、蓄積、読出し、およびリフレッシュ動作よ
り成る。
まず負電位のp領域7を浮遊状態とし、光励起により発
生した電子・ホール対のうちホールをp領域7に蓄積す
る(蓄積動作)。
続いて、キャパシタ電極13に読出し用正電圧パルスを
印加してp領域7の電位を上昇させ、エミッタ・ベース
間を順方向にバイアスして、蓄積されたホールにより発
生した蓄積電圧を浮遊状態のn−領域6へ読出す(読出
し動作)。
また、n−領域6を接地し、キャパシタ電極13にリフ
レッシュ用正電圧パルスを印加することで、p領域7に
蓄積されたホールをエミッタ側へ除去する(リフレッシ
ュ動作)、蓄積されていたホールが除去されることで、
リフレッシュ用の正電圧パルスが立下がった時点でp領
域7は負電位の初期状態となる。以後、蓄積、読出し、
リフレッシュという各動作が鰻り返される。
第3図は、上記感光部を用いた画像入力用光センサにお
ける走査回路部の回路図である。
同図において、感光部21〜2nのコレクタ電極には一
定の正電圧Vccが印加されている。各キャパシタ電極
13は配線14に共通に接続され、配線14と接続され
る端子18には読出し動作およびリフレッシュ動作を行
うためのパルスφ1が印加される。また、各エミッタ電
極は垂直ラインL1〜Lnに各々接続され、垂直ライン
L1〜Lnは各々トランジスタQax〜Qanを介して
蓄積用コンデンサ01〜Cnに接続されている・ トラ
ンジスタQax〜Qanのゲート電極は端子19に共通
に接続され、端子19にはパルスφ3が印加される。
また、コンデンサ01〜Cnは各々トランジスタQ1〜
Qnを介して出力ライン21に接続されている。トラン
ジスタQ1〜Qnのゲート電極は走査回路22の並列出
力端子に各々接続され、並列出力端子からはパルスφh
、〜φhnが順次出力される。
出力ライン21は、リフレッシュするためのトランジス
タQrhを介して接地され、トランジスタQrhのゲー
ト電極にはパルスφr2が印加される。
また、垂直ラインL1〜Lnは各々トランジスタQbx
〜Qbnを介して接地されている。また各トランジスタ
のゲート電極は端子2oに共通に接続され、端子20に
はパルスφ2が印加される。
ttS4図は、上記画像久方用光センナの動作を説明す
るためのタイミングチャートである。
まず、各感光部21〜2nには入射光の照度に対応した
キャリアが蓄積されでいるものとする。
この状態で、パルスφ3によってトランジスタQa1〜
Q a nをON状態にし、パルスφ2によってトラン
ジスタQb1〜Q b nはOFF状態としてエミッタ
電極を浮遊状態とし、端子18に読出し用正電圧パルス
φrを印加する。これによって、すでに述べたように、
浮遊状態のエミッタ側に各セルの出力信号が読出され、
各信号がコンデンサ01〜Cnに蓄積される。読出しが
終了すると、パルスφ3によってトランジスタQax〜
QanをOFF状態とする。
続いて、パルスφ2によってトランジスタQbt〜Qb
nをON状7gとして各感光部のエミッタ電極を接地し
、端子18にリフレッシュパルスφrcを印加する。こ
れによって既に述べたリフレッシュ動作が行われ、ペー
ス領域に蓄積されたホールが消滅する。リフレッシュ動
作が終了すると、各セルは蓄積動作を開始する。
また、リフレッシュ動作と並行して、走査回路22はパ
ルスφh1〜φhnを出力し、トランジスタQ1〜Qn
を順次ON状態にする。これによって、コンデンサC1
〜Cnに蓄積されていた各信号が出力ライン21に順次
読出され、アンプ23を通して出力信号Voutとして
外部へ出力される。
その際、各信号が出力されるごとに、パルスφh1〜φ
hnに各々重なるタイミングでパルスφr2を印加する
。このタイミングでトランジスタQrhがONとなり、
出力ライン21の残留キャリアが除去されると共に、コ
ンデンサ01〜Cnの残留キャリアが各々トランジスタ
Q1〜Qnを通して順次除去される。
こうして全感光部21〜2nの読出し信号を出力すると
1次の読出し動作が開始され、以下同様に上記動作が繰
返される。
以上説明したように、上記実施例は、非晶質絶縁物上に
結晶Siを選択的に成長させる技術を用いて、非晶質絶
縁材料面を有する基板1上にS1結晶薄膜をI&長させ
、その上に感光部列2、走査回路部列3を形成すること
により、移動度を向−ヒさせて高速読み取りを可能とし
、光電流を増大させて、SN比を向上させて多階調の読
み取りを可能とするものである。
非晶質絶縁面等の堆積面上にSi結品等の結晶を成長さ
せる方法については特開昭81−153273において
開示されている。以下、その結晶の形成方法について説
明する。
まず、堆積面上に選択的に堆積膜を形成する選択堆積法
について述べる0選択堆積法とは、表面エネルギ、付着
係数、脱離係数、表面拡散速度等という薄膜形成過程で
の核形成を左右する因子の材料間での差を利用して、基
板上に選択的に薄膜を形成する方法である。
第5図(A)および(B)は選択堆積法の説明図である
。まず同図(A)に示すように、基板24上に、基板2
4と上記因子の異なる材料から成る薄l1225を所望
部分に形成する。そして、適当な堆積条件によって適当
な材料から成る薄膜の堆積を行うと、薄膜26は薄膜2
5上にのみ成長し、基板24上にはI&、長しないとい
う現象を生じさせることができる。この現象を利用する
ことで、自己整合的に成形された薄膜26を成長させる
ことができ、従来のようなレジストを用いたりソゲラフ
イエ程の省略が可能となる。
このような選択形成法による堆積を行うことができる材
料としては、たとえば基板24としてS i02、FM
膜25としてSi、 GaAg、窒化シリコン、そして
堆積させる薄膜26としてSl、W 、 GaAs、I
nP等がある。
第6図は、S i02の堆積面と窒化シリコンの堆積面
との核形成密度の維持変化を示すグラフである。
同グラフが示すように2堆積を開始して間もなく 5i
02上での核形成密度は1o3c+w−2以下で飽和し
、29分後でもその値はほとんど変化しない。
それに対して窒化シリコン(S 13Ns )上では、
〜4X 105am−2で一旦飽和し、それから10分
はど変化しないが、それ以降は急激に増大する。
なお、この測定例では、S iC+4ガスをH2ガスで
希釈し、圧力175Torr、温度1000℃の条件下
でCVD法により堆積した場合を示している。他に5i
Hs 、 5iH2GIz 、 5iHC13,Sih
等を反応ガスとして用いて、圧力、温度等を調整するこ
とで同様の作用を得ることができる。また、真空蒸着で
も可能である。
この場合、S i02上の核形成はほとんど問題となら
ないが、反応ガス中にHC1ガスを添加することで、5
iOz−hでの核形成を更に抑制し、5i02上でのS
iの堆積を皆無にすることができる。
このような現象は、 5i02および窒化シリコンの材
料表面のSiに対する吸着係数、脱離係数、表面拡散係
数等の差によるところが大きいが、Si原子自身によっ
て5i02が反応し2蒸気圧が高い一酸化シリコンが生
成されることでS i02自身がエツチングされ、窒化
シリコン上ではこのようなエツチング現象は生じないと
いうことも選択堆積を生じさせる原因となっていると考
えられる(T、Yonehara。
S、Yoshioka、 S、Miyazawa、 J
ournal of AppliedPhysics5
3.θ839,1982)。
このように堆積面の材料としてSiO2および窒化シリ
コンを選択し、堆積材料としてシリコンを選択すれば、
同グラフに示すように十分に大さな核形成密度差を得る
ことができる。なお、ここでは堆積面の材料としてS:
Oyが望ましいが、これに限らすS iOxであっても
核形成密度差を得ることができる。
勿論、これらの材料に限定されるものではなく、核形成
密度の差が核の密度で10倍以上好ましく103倍以上
あればよく、後に例示するような材料によっても堆積膜
の十分な選択形成を行うことができる。
この核形成密度差を得る方法としては、S i02上に
局所的にSiやN等をイオン注入して過剰にSiやN等
を有する領域を形成してもよい。
このような選択堆私法を利用し、堆積面の材料より核形
成密度の十分大きい異種材料を単一の核だけが成長する
ように十分微細に形成することによって、その微細な異
種材料の存在する箇所だけに単結晶を選択的に成長させ
ることができる。
なお、単結晶の選択成長は、堆積面表面の電子状態、特
にダングリンポンドの状態によって決定されるために、
核形成密度の低い材料(たとえばS i02 )はバル
ク材料である必要はなく、任意の材料や基板等の表面の
みに形成されて上記堆積面を成していればよい。
次に、基板の上にデバイス領域の大きさに対応した粒径
のSi単結晶薄膜を形成する方法について説明する。
第7図(A)〜(D)は、単結晶形成方法の一例を示す
形成工程図であり、第8図(A)および(B)は、第7
図(A)および(D)における基板の斜視図である。
まず、第7図(A)および第8図(A)に示すように、
基板27上に1選択堆積を可能にする核形成密度の小さ
い材料から成るoPtJ2gを形成し、その上に核形成
密度の大きい異種材料を薄く堆積させリングラフィ等に
よってパターニングすることで、核形成面形成材料29
を距離吏を隔てて充分微細に形成する。      − 次に、適当な堆積条件によって核形成面形成材料29だ
けに薄膜材料の単一の核が形成される。
すなわち、核形成面形成材料29は、単一の核のみが形
成される程度に充分微細に形成する必要がある。核形成
面形成材料29の大きさは、材料の種類によって異なる
が、数ミクロン以下であればよい、更に、核は単結晶構
造を保ちながら戊長し、第7図(B)に示すように島状
の単結晶粒30となる。島状の単結晶粒30が形成され
るためには、すでに述べたように、薄膜28上の非核形
成面28の上で全く核形成が起こらないように条件を決
めることが必要である。
島状の単結晶粒30は更に成長して、第7図(C)に示
すように隣りの単結晶粒3oと接触するが、基板面内の
結晶方位は一定ではないために、核形成面形成材料29
の中間位置に結晶粒界31が形成される。続いて、単結
晶粒3oは三次元的に成長するが、成長速度の遅い結晶
面がファセットとして現われるために、エツチング又は
研磨によって表面の平坦化を行い、更に粒界31の部分
を除去して、第7図([])および第88図B)に示す
ように粒界を含まない単結晶の薄膜32を格子状に形成
する。この単結晶薄膜32の大きさは、上述したように
核形成面形成材料29の間隔文によって決定される。す
なわち、核形成面形成材料29の形成パターンを適当に
定めることによって、粒界の位置を制御することができ
、所望の大きさの単結晶を所望の配列で形成することが
できる。
[具体例] 次に、上記各実施例における巾結晶層の具体的形成方法
を第7図に示す実施例をもとに説明する。金属、半導体
、磁性体、圧電体、絶縁体等の任意の基板27上にスパ
ッタ法、 CVO法、真空蒸着法等を用いて基板表面に
3102 N 28を形成する。なお、 5i02層2
8を設けずに、直接溶融石英、耐熱性ガラス、アルミナ
、セラミック等ヲ用いることもできる。
また、堆積面材料としてはS i02が望ましいが。
S ioxとしてXの値を変化させたものでもよい、。
こうして形成されたS i02層28上に減圧気相成長
法によって窒化シリコン層(ここでは5i3Na層)又
は多結晶シリコン層を異種材料として堆積させ、通常の
リングラフィ技術又はX線、電子線若しくはイオン線を
用いたリングラフィ技術で窒化シリコン層又は多結晶シ
リコン層をパターニングし、数ミクロン以下、望ましく
は〜Igm以下の微小な核形成面形成材料29を形成す
る。
続いて、 HCI  とN2と、5iH2CI2.5i
C14,5iHC:h 。
5iFa若しくはS iH4との混合ガスを用いて」二
足基板27上にSiを選択的に成長させる。その際の基
板温度は700〜1100℃、圧力は約100Torr
である。
数十分程度の時間で、5i02J:の窒化シリコン又は
多結晶シリコンの微細な核形成面形成材料29を中心と
して、単結晶のSi粒30が成長し。
最適の成長条件とすることで、その大きさは数十用m以
上に成長する。
続いて、SiとSiO+との間にエツチング速度差があ
る反応性イオンエツチング(RIE)によって、Siの
みをエツチングして平坦化し、更に粒界31部分を除去
して島状の単結晶シリコン層32が形成される。なお、
単結晶30の表面の凹凸が大きい場合は、機械的研磨を
行った後にエツチングを行う。
[窒化シリコン組成] これまで述べてきたような堆積面材料と異種材料との十
分な核形成密度差を得るには、S i384に限定され
るものではなく、窒化シリコンの組成を変化させたもの
でもよい。
RFプラズマ中でS iHsガスとNH3ガスとを分解
させて低温で窒化シリコン膜を形成するプラズマCVD
法では、SiH4ガスとNH3ガスとの流量比を変化さ
せることで、堆積する窒化シリコン膜のSiとNの組成
比を大幅に変化させることができる。
第9図は、SiH4とNHKの流量比と形成された窒化
シリコン膜中のSiおよびNの組成比との関係を示した
グラフである。
この時の堆積条件は、RF出カ175w、基板温度38
0℃であり、5ilbカス流量を300cc/winに
固定し、NH3ガスの流儀を変化させた。
同グラフに示すようにNH3/Sihのガスi&量比を
4〜10へ変化させると、窒化シリコン膜中のSi/N
比は1.1〜0.58に変化することがオージェ電子分
光法によって明らかとなった。
tた、減圧cvn法ff1siH2Glz jf スト
NH3:Hス、!l:を導入し、0.3Torr ノ減
圧下、温度約800℃の条件で形成した窒化シリコン膜
の組成は、はぼ化学量論比である(Si/N=0.75
)に近いものであった。
また、SiをアンモニアあるいはN2中で約1200℃
で熱処理すること(熱窒化法)で形成される窒化シリコ
ン膜は、その形成方法が熱平衡下で行われるためには、
更に化学量論比に近い組成を得ることができる。
以上の様に種々の方法で形成した窒化シリコンをSiの
核形成密度がS i02より高い堆積面材料として用い
て上記Siの核を成長させると、その組成比により核形
成密度に差が生じる。
第10図は、Si/N組成比と核形成密度との関係を示
すグラフである。同グラフに示すように、窒化シリコン
膜の組成を変化させることで、その上に成長するSiの
核形成密度は大幅に変化する。
この時の核形成条件は、5ills ガスを175丁o
rrに減圧し、1000℃でH2と反応させてSiを生
成させる。
このように窒化シリコンの組成によって核形成密度が変
化する現象は、単一の核を成長させる程度に十分微細に
形成される異種材料としての窒化シリコンの大きさに影
ツを与える。すなわち、核形成密度が大きい組成を有す
る窒化シリコンは。
非常に微細に形成しない限り、単一の核を形成すること
ができない。
したがって、核形成密度と、単一の核が選択できる最適
な窒化シリコンの大きさとを選択する必要がある。たと
えば〜105c[2の核形成密度を得る堆積条件では、
窒化シリコンの大きさは約41Lm以下であれば単一の
核を選択できる。
[イオン注入による異種材料の形11i1Siに対して
核形成密度差を実現する方法として、核形成密度の低い
堆積面材料であるS io2の表面に局所的にSi、 
N、 P、 B、 F、 Ar、 He、 C。
As、 Ga、 Ge等をイオン注入して5i02の堆
積面に変質領域を形成し、この変質領域を核形成密度の
高い堆積面材料としても良い。
例えば、 SiO2表面をレジストで多い、所望の箇所
を露光、現象、溶解させてS i02表面を部分的に表
出させる。
続いて、5iFaガスをソースガスとして用い。
Siイオンを10keV で1Xlo16〜lX101
8c[2の密度でSiO2表面に打込む、これによる投
影飛程は114  であり、 SiO2表面ではSi濃
度が〜1022cm−3に達する。 SiO2はもとも
と非晶質であるために、Siイオンを注入した領域も非
晶質である。
なお、変質領域を形成するには、レジストをマスクとし
てイオン注入を行うこともできるが、集束イオンビーム
技術を用いて、レジストマスクを使用せずに絞られたS
iイオンをSiO2表面に注入してもよい。
こうしてイオン注入を行った後、レジストを剥離するこ
とで、S i02面にSiが過剰な変質領域が形成され
る。このような変質領域が形成されたSi0?堆積面に
Siを気相成長させる。
第11図は、Siイオンの注入量と核形成密度との関係
を示すグラフである。
同グラフに示すように、Si゛注入量が多い程、核形成
密度が増大することがわかる。
したがって、変質領域を十分微細に形成することで、こ
の変質領域を異種材料としてSiの単一の核を成長させ
ることができ、上述したように単結晶を成長させること
ができる。
なお、変質領域を単一の核が成長する程度に十分微細に
形成することは、レジストのパターニングや、集束イオ
ンビームのビームを絞ることによって容易に達成される
[CVD以外のSi堆積方法] Slの選択核形成によって単結晶を成長させるには、C
VD法だけでなく、Siを真空中(<to−6Torr
)で電子銃により蒸発させ、加熱した基板に堆積させる
方法も用いられる。特に、超高真空中(< 101Ta
rr)で蒸着を行うMBE(Mol@cular Be
am Epitaxy)法では、基板温度900℃以上
でSiビームと5i07が反応を始め、S+02上での
Siの核形成は皆無になることが知られている(T、Y
onehara、 S、Yoshioka、 and 
S、Miyazawa Journal ofAppl
ied PhySics 53,10.p8839.1
982)。
この現象を利用してS +02上に点在させた微小な窒
化シリコンに完全な選択性をもってSiの単一の核を形
成し、そこに単結晶Siを成長させることができた。こ
の時の堆積条件は、真空度IQ−8Torr以下、Si
ビーム強度9.7 X101’atoms/cm2・s
ec、基板温度900度〜1000度であった。
この場合、 5i02+Si→2SiOという反応によ
り、SiOという蒸気圧の著しく高い反応生成物が形成
され、この蒸発による5i02自身のSiによるエツチ
ングが生起している。
これに対して、窒化シリコン上では上記エツチング現象
は起こらず、核形成、そして堆積が生じている。
したがって、核形成密度の高い堆積面材料としては、窒
化シリコン以外に、タンタル酸化物(TazOs) 、
窒化シリコン酸化物(SiOM)等を使用しても同様の
効果を得ることができる。すなわち、これらの材料を微
小形成して上記異種材料とすることで、同様に中納品を
成長させることができる。
[発明の効果] 以上詳細に説明したように1本発明の画像入力用光セン
サによれば、所望の大きさの堆積面上に半導体納品堆f
a膜を成長させ、その堆積膜上に感光部および走査回路
部を形成しているため、多階調、高速、高解像の画像入
力用光センサを実現できる。また所望の大きさの基板に
感光部および走査回路部を集積化して形成できる。結晶
のICセンサ複数チップを絶縁材料面上に配列するマル
チチップ型より低コストで画像入力用光センサを提出す
ることが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の画像入力用光センサの一実施例を示す
概略的斜視図である。 第2図は上記実施例の画像入力用光センサの感光部の説
明図である。 第3図は、上記感光部を用いた画像入力用光センサにお
ける走査口i18部の回路図である。 第4図は、上記画像入力用光センサの動作を説明するた
めのタイミングチャートである。 第5図は選択堆積法の説明図である。 第6図は5i02の堆積面と窒化シリコンの堆積面との
核形成密度の経時変化を示すグラフである。 第7図(A)〜(D)は納品形成方法の一例を示す形成
工程図である。 第8図(A)および(B)は、第7図(A)および(D
)における基板の斜視図である。 第9図は、SiH4とNH3の流量比と形成された窒化
シリコン膜中のSiおよびNの組成比との関係を示した
グラフである。 第10図は、Si/NMl成比と核形成密度との関係を
示すグラフである。 第11図は、Siイオンの注入量と核形成密度との関係
を示すグラフである。 l・・・基板 2・・・感光部列 3・・・走査回路部列 21〜2o・・・感光部 31〜3n・・・走査回路部 代理人 弁理士 山  下  積  モ第1図 第5図 (A) (B) 第6図 R々朋(分) 第7回 第8 図 (A> (E3) $9 図 NH3/S;H4逢量比 第10図 Q            O,51、O5i/N 、
fK庭J乙

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)堆積面に、該堆積面材料より核形成密度が十分大
    きく、かつ単一の核だけが成長する程度に十分微細な核
    形成面形成材料が設けられ、該核形成面形成材料に成長
    した単一の核によって成長し形成された半導体結晶堆積
    膜に、少なくとも感光部及び走査回路部を形成した画像
    入力用光センサ。
  2. (2)前記堆積面が所望の下地基板上に形成された特許
    請求の範囲第1項記載の画像入力用光センサ。
  3. (3)前記堆積面材料が非晶質絶縁材料である特許請求
    の範囲第1項記載の画像入力用光センサ。
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