JPS63238579A - 放射線検出装置 - Google Patents

放射線検出装置

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JPS63238579A
JPS63238579A JP7166687A JP7166687A JPS63238579A JP S63238579 A JPS63238579 A JP S63238579A JP 7166687 A JP7166687 A JP 7166687A JP 7166687 A JP7166687 A JP 7166687A JP S63238579 A JPS63238579 A JP S63238579A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は放射線検出器の校正を行う技術に関する。
(従来の技術) 本発明の従来例を第5図で説明する。
原子力発電所に存在する放射線量を監視するものとして
エリア放射線モニタ(以下ARM)がある。従来のAR
Mはガイガーミュラー計数管(以下0M管)を用いてr
線しベルを測定するものである。これはGM管(1)と
、補正用放射線源を入れたバグソース(2)と、GM管
(1)及びバグソース(2)を納めたケース(3)と、
GM管(1)の出力を処理し表示を行う指示装置(4)
より構成され、ケース(3)は原子力発電所の施設内に
設置される。施設の内部におけるr線はGM管(1)に
入射されると、パルス信号として出方される。指示装置
(4〕はこの信号を処理し、放射線レベルとして表示す
るものである。
(従来技術の問題点) 従来のA RMにおいて、指示装置はアラーム機能を持
ち、放射線レベルの上限と下限を設定し、この限界を越
えるとアラームを出すようになっている。下限のアラー
ムが出た時には、放射線レベルが低いのか、機器による
ものかを判断できない。
そこで、バグソースを検出器に取り付け、GM管に一定
ノベルの放射線を照射することによって下限アラームが
発生しないレベルまで引き上げている。また検出器の校
正を行うための誤差の測定は、検出器を設置場所からは
ずし放射線照射室等に設置し、校正線源による出力の直
線性試験を行っている。このため、検出器の運搬が必要
になってしまい、オンラインによる操作室内からの校正
ができなかった。さらに、測定値が下限レベルより下が
った時に検出器に取り付けるバグソースは放射線を出し
ているため被爆防止の点から好ましい状態ではない。
本願発明は上記問題点を解決するべくなされたもので、
バグソースを不用にすると共に、誤差の測定に放射線を
用いずオンラインによる遠隔地からの誤差の測定を行う
ことを目的とする。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 前記目的を達成するため、入射される放射線及び光を検
出し、その入射状態に応じた検出信号を出力する検出手
段と、この瑛出手段に光を入射させ得る位置に光源を設
けた発光手段と、前記検出手段に対して校正用の基準放
射線を入射し、得られる基準検出信号を記憶する記憶手
段と、前記発光手段を発光させて前記基準検出信号を得
るための基準放射線の入射条件と同一条件で前記発光手
段を発光させる発光制御手段と、この発光制御手段によ
って得られる検出信号と前記基準検出信号との差を求め
る誤差検出手段と、この誤差検出手段で求めた差に基づ
き前記手段の検出信号全補正する補正手段とを備えるこ
とを特徴とする放射線検出装置。
(作用) 前記構成において、放射線検出手段はその使用や経年変
化によって劣化する。そこで、劣化していない時に校正
用の基準放射線によって検出信号を出力し、この検出信
号を基準検出信号として記憶手段に記憶しておく。
さらに、発光手段で光ti、t−発光させ、検出手段で
検出した検出信号が記憶手段に記憶されている基準検出
信号と同一になるように光源を発光手段で制御する。こ
の動作は前に基準検出信号を記憶手段に記憶した直後に
行われるもので、検出信号と基準検出信号が同一になっ
た時に発光手段が光源を制御するための発光条件である
光の強度や周波数等を記憶手段に記憶しておく。
次にある時間が経過した後に放射線検出装置を校正する
必要の出た時に、誤差検出手段において記憶手段に記憶
しである発光条件で発光手段を発光させて検出信号を得
る。この検出信号と記憶手段に記憶されている基準検出
信号との差をとる。
すなわち、この差が検出手段の劣化によるものである。
よって補正手段によってこの差を補正すべく、検出手段
の検出信号を増幅する。
これら一連の動作は初めの基準検出信号を得るところま
では従来のように放射線源を用いて行うが、後の動作は
全て遠隔操作によって行うことが可能である。このため
、原子力及び放射線関連設備におけるモニタリングポス
トのみならず、一般環境における測定において、最初に
放射線源を使用するたけて以降は遠隔操作によって校正
及び補正を行うことができる。
(実施例) 本実施例は従来行っていた校正やバグソースによる補正
を、LEDを発光させることにより行うことができるよ
うにしたものである。そのための手段を以下に述べる。
一般にr線感度Sは0式で表わされる。
S == A R(cps)□■ A:効率(cps%正h ) R:照射!S量率(rrtRh  ) 一方、LEDを点滅させた時、検出器の計数特性は0式
で表わされる。
S=f□■ f:LEI)の発光周波数(Hz ) すなわち、線量率Rの放射線が入射したと同じ出力を得
るには、先ず工場試験によって求められた効率Aの検出
器に■式で求められる周波数でL E D全点滅させる
f=AR□■ 以上、放射線が入射したのと同じ出力をL E i)の
発光によって得る手段である。
次して先の手段を用いて校正を行うための手段とバグソ
ースなしで下限レベルの補正を行う手段について述べる
先づ第4図を用いて校正のための誤差測定について説明
を行う。第4図において、縦軸は計数率でありJ横軸は
照射線量率である。一般にある効率のSSDの計数率と
照射線量率の関係はグラフ上でA線のように表わせられ
る。これは、ある放射線量がSSDに入射し九時にどれ
だけのカウント値となるかを単位時間当りで表わしたも
のである。SSDにおいて、A線はほぼ直続と見なすこ
とができるため、A線は照射線を率が2のカウント値z
bと照射線量率がVのカウント値11dの点を結ぶこと
によって描くことができる。次にある期間使用した5S
Di同じ照射線量率の2とVでカウント値を測定すると
、それぞれ2αとycになっており、得られる直線はB
線になる。よってSADから出てきた信号はydと’7
76及びzbと2αの差だけ補正をかけるようにするこ
とで校正を行う。この誤差測定において、2及びVをあ
る程度大きな値を取ることによってバックグラウンドの
放射線による影響を無視することができる。すなわち、
工場試験で使用した照射線量率z、yより、■式で計算
される周波数でL 1’F Dを発光させ、計数した値
がどれだけ変化しているかを調べ、その変化量によって
補正する骨を決めるものである。
次にバグソースなしで下限レベルの補正を行う手段につ
いて説明する。従来のバグソースは測定レベルが下限レ
ベル以下になってしまった時に測定レベルを下限レベル
以上に保つために設置するためのものである。そこで本
発明においては実際の測定レベルと下限レベルとの差を
取り、その差に相当する周波数でLED’を発光させる
ことによって測定レベルを下限レベル以上に保つことが
できる。
次に本実施例を第1図及び第2図を用いて説明する。
本実施例の放射線演出装置は、放射線を検出し、検出信
号を出力する放射線検出器(5)と、放射@検出器(5
)の検出信号から検出器の補正及び前記検出信号から得
られる検出値の表示等を行う指示装置ff(4)から構
成される。放射線検出器(5)において、5SD(6)
の陰極側の端子は抵抗(7)を介して直流回圧voのラ
インに接続されている。
他端子はアースに接続されている。同時に88D(6)
の陰極側はコンデンサ(8)を介して、コンデンサ(9
)全並列に接続したチャージアンプ(10)の入力側に
接続されている。チャージアンプ(10)の出力ψりは
指示装置(4)のカウンタ(11)に凄続されている。
また、L E D (12)が発光時にS S D (
6)に光が入るように取り付けられており、このLED
(12)は指示装置(4)の発振器(13)からの信号
に基づき発光する。
指示装置(4)において、チャージアンプ(10)から
の出力信号を入力して計数するカウンタ(11)と、カ
ウンタ(11)の出力は校正部(14)と補正部(15
)に入力される。校正部(14)においては、予め求め
られ、図示していない入力手段から入力されるAと、校
正時に入力さね7るRとから、■式により周波数fを求
める。この周波数でドライバ(16)ld発振器(13
)を発損させL El) (12)を点滅させる。そし
てこの点滅で得られたチャージアンプ(10)の出力は
カウンタ(11)でカウントされ、カウント値として出
力され、校正部(14)で0式%式% このLの値が許容誤差以内であれば異常なしとし、許容
誤差より大きければ、自己診断により指示装置(4)に
異常がないことを確認した後、検吊器異常アラームを指
示出力部(17)が発生する。
また、放射線測定中には補正部(15)が設定された下
限レベルよりも大きい放射線レベル(通常は下限レベル
の2倍程度)に相轟する周波数で1、 E D (12
)を点滅させる。
この一連の動作の流れ図を第3図に示す。第3図におい
て、校正部(14)と補正部(15)の切換、を等は図
示しない制御部によって制御されている。
以上によって、本実施例ではLEDの発光をfjlJ御
することによって校正時には、校正に必要な誤差の大き
さを知ることができると共に、放射線測定中には、検出
レベルが設定した下限よりも下がることによってアラー
ムが不用に鳴ることを防止できる。
〔発明の効果〕
本発明によって、今まではレベル下限を補正するために
用いていたバグソースを必要としないため被鵬の危険f
c無くすことができると共に、放射線検出器を校正する
ための誤差を、放射線検出器を設置し念ままオンライン
に、よって測定することができるようになった。これら
はメンテナンスを容易にする点で大きなメリットである
【図面の簡単な説明】
第1図は′2F:発明における実施例の構成図、第2図
は本実施例における放射線検出;:)の構成図、第3図
は本$施例にお・ける処理の流JLを示すフローチャー
ト、第4図に不実施リリにおける一定期間経過前後の計
数率と照射線量率の関係を説明する図、第5図は従来例
を説明する図である。 1・・・0M管 2・・・バグソース 3・・・ケース 4・・・指示装置 5・・・放射線検出器 6・・・5SD 7・・・抵 抗 8.9・・・コンデンサ 10・・・チャージアンプ 11・・・カウンタ 12・・・LED 13・・・発振器 14・・・校正部 15・・・補正部 16 =−ドライバ 17・・・指示出力部 代理人 弁理士 則 近 憲 佑 同  三俣弘文 第  1  図 第  2  図 X:許容誤差 窮3圓 第  4  図 第  5  図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 原子力発電所の敷地内等の放射線を測定する放射線検出
    装置において、入射される放射線及び光を検出し、その
    入射状態に応じた検出信号を出力する検出手段と、この
    検出手段に光を入射させ得る位置に光源を設けた発光手
    段と、前記検出手段に対して校正用の基準放射線を入射
    し得られる基準検出信号を記憶する記憶手段と、前記発
    光手段を発光させて前記基準検出信号を得るための基準
    放射線の入射条件と同一条件で前記発光手段を発光させ
    る発光制御手段と、この発光制御手段によつて得られる
    検出信号と前記基準検出信号との差を求める誤差検出手
    段と、この誤差検出手段で求めた差に基づき前記検出手
    段の検出信号を補正する補正手段とを備えることを特徴
    とする放射線検出装置。
JP62071666A 1987-03-27 1987-03-27 放射線検出装置 Expired - Lifetime JP2563314B2 (ja)

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