JPS63236698A - 書籍記憶カ−ドおよびその再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】

この発明は書籍記憶カードおよびその再生装置に関する
ものである。

【従来の技術】

従来の書籍は、第８図に示すように作者が執筆し、編集
、校正の上印刷された印刷物として流通段階に乗せられ
、消費者が購入するようになっている。 近年、この執筆を専用の文書作成機で行なう作家が増加
してきているが、これはワープロ機能で最終的には紙に
印刷されて販売され、読者はこの書籍を購入したり借り
出して読むのが通例であった。また、絵画や音楽等に関
する書籍の内容をディスク類に記憶させ、これを表示画
面を備えた光学式のプレーヤ等で呼出して表示画面に書
籍の内容を表示させ、書籍の内容を読むことができるよ
うにしたものも知られている。

【発明が解決しようとする問題点】

しかしながら、前者の紙に印刷した従来からの書籍にお
いては、冊数が多くなると携帯に不便であるのは勿論、
収納にも嵩張って非常に不便であった。 後者の、光学式のプレーヤ等でディスク式の記憶媒体に
記憶した書籍の内容を呼出す方式においても、光学式の
プレーヤ等は携帯に不向きであるという欠点があった。 この発明のカード式書籍システムは、上記の点に対処し
てなされたもので、従来の書籍のようにして手で支えて
読むことができ、しかも携帯に非常に便利であるカード
式書籍システムを提供するものである。

【問題点を解決するための手段】

すなわち、この発明の書籍記憶カードは、３笥の内容が
再生可能に記憶されたことを特徴とするものである。 またこの発明は、書籍の内容が記憶されたカードの挿入
口と、挿入されたカードから書籍の内容を読み出す手段
と、この手段により読み出された信号を表示する表示画
面とを具備したことを特徴とする再生装置をも提供する
ものである。

【作用】

この発明の書籍記憶カードおよびその再生装置は以上の
ように構成したから、システム本体と書籍の内容を半導
体チップに記憶させた何枚かのカードとを持運ぶだけで
、いつでもどこでも読みたいど籍を読むことができる。 またシステム本体が、表示画面と、カードの挿入口およ
びカードの読取り機構とを備えた携帯可能な薄板状をな
しているので、５従来の書籍と同様の手軽で便利な読書
感が得られる。

【実施例】

次に、この発明に係る書籍記憶カードおよびその再生装
置の一実施例を図面に基づいて述べる。 第１図および第２図において、１は少なくとも表示画面
２と、カードの挿入口３を備え、カードの読取り機構を
内蔵した薄板状の携帯可能な再生装置本体である。この
再生装置本体１は、第１図にような見開き４を有する手
帳タイプであることも、第２図のような見開きを持たな
いタイプであることもできる。 再生装置本体１は１手で持つことができるハンディなサ
イズであることが望ましく、そのほぼ全面に表示画面２
が設定されている。この表示画面２としては、低消費電
力の点では液晶ディスプレイ（以下ＬＣＤと略称する）
が好適に使用でき、またブラウン管表示プラズマディス
プレイでも良い、このようにすれば、再生装置本体１を
大幅に薄型化することができる。勿論、表示画面として
は薄型にできれば他の手段であってもよい。 カードの挿入口３はカードを挿入する開口を有し、その
内面に再生装置本体ｌに内蔵したカードの読取り機構の
読取り部が付設されている。４は操作スイッチである。 次に、再生装置本体１の制御機構を第３図について説明
する。点線の内部が再生装置本体１に設けられた制御機
構の概略を示している。すなわち、主コントローラには
カードに記憶された書籍の内が電気的に接続されている
。また主コントローラはＬＣＤコントローラを介してＬ
ＣＤが接続されている。なおＬＣＤコントローラには画
像処理のために大容量のＶＲＡＭを付設することが必要
である。 第４図および第５図は、この発明で使用されるカード１
１の一例を示すものである。このカード１１は、３冨の
内容をＲＯＭからなる半導体チップに記憶させて内蔵し
、表面に形成した接点等を読取り機構の読取り部に電気
的に接続することにより、半導体チップに記憶された書
籍の内容を読み出すことができるよう、読出し専用に構
成したものである。この書籍の内容としては第５図のマ
ー、プに示すように、読出し部と、書名、著者名、出版
社名、半数等の一般情報と、目次と、本文等とからなっ
ている。 このようなカード１１の発行過程を第６図に示す。まず
作者は直接ないし間接的に文書作成機で原稿を作成する
。この文書作成機で作成した原稿をもとにＲＯＭデータ
を作成したのち、通常のメモリー製造工程によりＲＯＭ
を作成する。しかるのちにこれをカードに実装すればよ
い、またＥＦＲＯＭを用いることにより、書き換えも可
能である。 次に、この発明の書籍記憶カードおよびその再生装置の
動作につき、第７図にしたがって説明する。 上述のようにして作成されたカード１１を、再生装置本
体１のカード挿入口３に挿入して電源を入れると、表示
画面２に書名や著者名等の一般情報が表示される。この
状態で操作スイッチ４を操作することにより、目次表示
、本文の読出し、書名や著者名等の表示、画面スクロー
ル等の処理を行なうことができる。なお、本文の読出し
機能には枝折り登録機能が付随的に設定されており、枝
折りの登録がある場合には、枝折りの登録部分までスキ
ップするようになっている。このようにして本文を表示
画面２に表示し、読み終ったところで枝折り登録を行な
い、終了画面になったところで電源を切ればよい。

【発明の効果】

以上のように、この発明によれば書籍の内容を記憶させ
たカードを再生することにより携帯が可能で、いつでも
どこでも読みたい書籍を読むことができる。 また再生装置本体が１表示画面と、カードの挿入口およ
びカードの読取り機構とを備えた携帯可能な薄板状に構
成できるので、従来の書籍より以上に手軽で便利な読書
感が得られる。 またカードに書籍の内容を記憶させるので、従来の書籍
の印刷出版における紙の非常に大きい消費量や、膨大な
輸送費等の大幅な箇減が可能となる。 この発明において、カードに記憶する内容は、小説、新
聞、論文などの書籍を画面再生可能に記憶したものであ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図および第２図はこの発明に係る書籍記憶カードの
再生装置に使用される再生装置本体の実施例を示すそれ
ぞれ斜視図、第３図はシステムの構成を示す概畔図、第
４図はカードの斜視図、第５図はカードの記憶マツプを
示す概略図、第６図はカードの発行過程を示す概略図、
第７図はシステムの動作手順を示すフローチャート、第
８図は従来の書籍の発行過程を示す概略図である。 １・・・再生装置本体　　　２・・・表示両面３・・・
カード挿入口　　　４・・・操作スイッチ１１・・・カ
ード 第１図 １１　／′ し−′ 手帳型 第２因 外観例 第５図 珪ＥＭＯＲＹ　ＭＡＰ 第４図 実装例 特許庁長官　　、′、ｊ’、　　１１１　　明　雄　殿
（特許庁審査官　　　　　　　　　殿）１　１Ｇ件の表
示 昭和６２年特許願第７↓／６３　　号 ２　発明の名称 、甲１・さ記ｔ０カードおよびその再生装置３　補正を
する者 ′１幻件との関係　　特許出願人 住所（居所）東京都新宿区西新宿−丁目２６８２号氏名
（名称）　東京エレクトロン株式会社４　　代　　理　
　人　　〒４００ 住所　（１１梨県甲府市丸の内２丁目８番１１号昭和　
　年　　月　　日　（発送日） ６　補正の対象 明細：１亨の発明の詳細な説明の描および図面４（士吠
。 ７　補正の内容 １）明細書第４頁下から４行目の「ブラウン管表示」を
削除オろ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、書籍の内容が再生可能に記憶されたことを特徴とす
   る書籍記憶カード ２、書籍の内容が記憶されたカードの挿入口と、挿入さ
   れたカードから書籍の内容を読み出す手段と、この手段
   により読み出された信号を表示する表示画面とを具備し
   たことを特徴とする再生装置。