JPS63236466A - 画像読取装置 - Google Patents
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- JPS63236466A JPS63236466A JP62070593A JP7059387A JPS63236466A JP S63236466 A JPS63236466 A JP S63236466A JP 62070593 A JP62070593 A JP 62070593A JP 7059387 A JP7059387 A JP 7059387A JP S63236466 A JPS63236466 A JP S63236466A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(発明の利用分野)
本発明は、光源により照明されたフィルム等の透過原稿
を例えばステップ送りさせながら、その透過光束を画像
データとしてCCD等の蓄積型一次元イメージセンサに
より蓄積させる画像読取装置の改良に関するものである
。
を例えばステップ送りさせながら、その透過光束を画像
データとしてCCD等の蓄積型一次元イメージセンサに
より蓄積させる画像読取装置の改良に関するものである
。
(発明の背景)
従来よりこの種の装置において、通常の画像データとは
別にアンシャープ信号を得、通常の画像データからアン
シャープ画像データを差し引く事によって、ぼけた原画
の低域成分を減衰させて高域成分を相・射的に強調した
画像データを得ることができる事は知られている。とこ
ろが、前記アンシャープ画像データは一般には光学的に
USM(アンシャープマスキング)を用いて得ていたこ
とから、前記アンシャープ画像データをも該装置から得
たいという要望が強く、本願出願人はこれを実現するた
めの新たな装置を考えている。
別にアンシャープ信号を得、通常の画像データからアン
シャープ画像データを差し引く事によって、ぼけた原画
の低域成分を減衰させて高域成分を相・射的に強調した
画像データを得ることができる事は知られている。とこ
ろが、前記アンシャープ画像データは一般には光学的に
USM(アンシャープマスキング)を用いて得ていたこ
とから、前記アンシャープ画像データをも該装置から得
たいという要望が強く、本願出願人はこれを実現するた
めの新たな装置を考えている。
(発明の目的)
本発明の目的は、特別な装置を使用することなく、より
良い画像データを得るのに必要とするアンシャープ画像
データをも得ることのできる画像読取装置を提供するこ
とである。
良い画像データを得るのに必要とするアンシャープ画像
データをも得ることのできる画像読取装置を提供するこ
とである。
(発明の特徴)
上記目的を達成するために、本発明は、通常の画像デー
タ蓄積時とは別に、副走査手段により、透過原稿を振動
させながら、該透過原稿を透過する光学像をを画像信号
に変換し、アンシャープ画像信号として蓄積型一次元イ
メージセンサに蓄積させるデータ蓄積制御手段を設け、
以て、前記副走査手段により透過原稿を光軸に対して振
動させながら、アンシャープ画像信号の蓄積を行わせる
ようにしたことを特徴とする。
タ蓄積時とは別に、副走査手段により、透過原稿を振動
させながら、該透過原稿を透過する光学像をを画像信号
に変換し、アンシャープ画像信号として蓄積型一次元イ
メージセンサに蓄積させるデータ蓄積制御手段を設け、
以て、前記副走査手段により透過原稿を光軸に対して振
動させながら、アンシャープ画像信号の蓄積を行わせる
ようにしたことを特徴とする。
(発明の実施例)
以下、本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明する
。
。
第2図は本発明の一実施例として用いたフィルムスキャ
ナの概略構成図である。フィルムを照明するためのラン
プ1の照明光はコンデンサレンズ2及び防熱フィルタ3
を通過し、さらに赤色、緑色、青色(以下R,G、Bと
記す)などの色フィルタを備えた色分解フィルタ4及び
シャッタ機構5を通過して、フィルムスチーシロに保持
されたフィルムに入射する。結像レンズ7は前記フィル
ムスチーシロによって移動させられるフィルムの1ライ
ン分の透過光束を一次元のラインセンサ8に結像させる
ものであり、結像倍率が可変なズーム機能を備えている
。COD等の自己走査タイプの前記ラインセンサ8は図
面垂直方向に各センサが配置された形状をしており、前
記結像レンズ7によって結ばれる像を画像データとして
蓄積するものである。全・反射ミラー9は、ファインダ
観察時は光路中(第2図の位置)に進入しており、フィ
ルム移動(走査)時は光路外に公知の駆動機構、例えば
ロータリープランジャにより退避させられる。尚第2図
中、10はピント板、11は透明ガラス基板上にパター
ンニングされた測光用センサ、12は前記測光用センサ
11の測光出力を基にラインセンサ8の受光面照度を制
御する、例えば絞り機構やNDフィルタ等の光量調節機
構である。また、尼は照明光学系及び投影光学系の光軸
である。
ナの概略構成図である。フィルムを照明するためのラン
プ1の照明光はコンデンサレンズ2及び防熱フィルタ3
を通過し、さらに赤色、緑色、青色(以下R,G、Bと
記す)などの色フィルタを備えた色分解フィルタ4及び
シャッタ機構5を通過して、フィルムスチーシロに保持
されたフィルムに入射する。結像レンズ7は前記フィル
ムスチーシロによって移動させられるフィルムの1ライ
ン分の透過光束を一次元のラインセンサ8に結像させる
ものであり、結像倍率が可変なズーム機能を備えている
。COD等の自己走査タイプの前記ラインセンサ8は図
面垂直方向に各センサが配置された形状をしており、前
記結像レンズ7によって結ばれる像を画像データとして
蓄積するものである。全・反射ミラー9は、ファインダ
観察時は光路中(第2図の位置)に進入しており、フィ
ルム移動(走査)時は光路外に公知の駆動機構、例えば
ロータリープランジャにより退避させられる。尚第2図
中、10はピント板、11は透明ガラス基板上にパター
ンニングされた測光用センサ、12は前記測光用センサ
11の測光出力を基にラインセンサ8の受光面照度を制
御する、例えば絞り機構やNDフィルタ等の光量調節機
構である。また、尼は照明光学系及び投影光学系の光軸
である。
第3図は前記第1図に示したフィルムスチーシロ等の副
走査系の構成を示す斜視図である。前記フィルムスチー
シロはガイドレール13及び送りねじ14によって矢印
a方向に移動可能に支持されており、後述するマイクロ
コンピュータにより前記ステッピングモータ15が不図
示のドライバ回路を介して制御(ラインセンサ8の読み
取りピッチに応じた送り制御が行われる)されることに
より前記送りねじ14が回転し始め、これに伴って該フ
ィルムスチーシロがガイドレール10に案内されて1ラ
イン分送られる。支持部材16a、16bは前記ガイド
レール13及び送りねじ14を本体基台(不図示)に対
して支持するものである。2枚のガラス板17a、17
b等より成るフィルムホルダ17は前記フィルムスチー
シロと一体的に構成されており、フィルムは該フィルム
ホルダ17に、つまり前記ガラス板17aと17bとの
間に挟まれた状態(フィルムの平面性を高める為)で保
持される。尚、18.19.20はそれぞれフィルムス
チーシロの移動開始位置、中央位置、移動終了位置を検
知するためのスイッチであり、フィルムスチーシロに一
体形成された突起68〜6Cに当接するか否かG′−よ
りオンオフする。したがって、前記スイッチ18のオン
時フィルムスチーシロは移動開始位置に、スイッチ19
がオン時フィルムスチーシロは中央位置に、スイッチ2
0のオン時フィルムスチーシロは移動終了位置に、それ
ぞれ位置することになる。
走査系の構成を示す斜視図である。前記フィルムスチー
シロはガイドレール13及び送りねじ14によって矢印
a方向に移動可能に支持されており、後述するマイクロ
コンピュータにより前記ステッピングモータ15が不図
示のドライバ回路を介して制御(ラインセンサ8の読み
取りピッチに応じた送り制御が行われる)されることに
より前記送りねじ14が回転し始め、これに伴って該フ
ィルムスチーシロがガイドレール10に案内されて1ラ
イン分送られる。支持部材16a、16bは前記ガイド
レール13及び送りねじ14を本体基台(不図示)に対
して支持するものである。2枚のガラス板17a、17
b等より成るフィルムホルダ17は前記フィルムスチー
シロと一体的に構成されており、フィルムは該フィルム
ホルダ17に、つまり前記ガラス板17aと17bとの
間に挟まれた状態(フィルムの平面性を高める為)で保
持される。尚、18.19.20はそれぞれフィルムス
チーシロの移動開始位置、中央位置、移動終了位置を検
知するためのスイッチであり、フィルムスチーシロに一
体形成された突起68〜6Cに当接するか否かG′−よ
りオンオフする。したがって、前記スイッチ18のオン
時フィルムスチーシロは移動開始位置に、スイッチ19
がオン時フィルムスチーシロは中央位置に、スイッチ2
0のオン時フィルムスチーシロは移動終了位置に、それ
ぞれ位置することになる。
なお、中央位置検知はファインダ観察時或いは画面全体
の観察時に行われる。
の観察時に行われる。
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図である。2
1は、ランプ1の点灯制御をしたり、ステッピングモー
タ15の駆動制御を行ってフィルムスチーシロをステッ
プ送りさせたり、ラインセンサ12での蓄積制御を行い
、その蓄積データを読み込んで外部機器22へ送出する
等、各種動作制御を行うマイクロコンピュータであり、
内部のROMに例えば第4図に示す様なプログラムが格
納されている。
1は、ランプ1の点灯制御をしたり、ステッピングモー
タ15の駆動制御を行ってフィルムスチーシロをステッ
プ送りさせたり、ラインセンサ12での蓄積制御を行い
、その蓄積データを読み込んで外部機器22へ送出する
等、各種動作制御を行うマイクロコンピュータであり、
内部のROMに例えば第4図に示す様なプログラムが格
納されている。
次に、第4図に従って簡単に一連の動作説明な行い、そ
の後第5〜8図を用いて主要部分の詳細な説明を行う。
の後第5〜8図を用いて主要部分の詳細な説明を行う。
[ステップl] 該フィルムスキャナに電源が投入され
たことを確認することにより、ランプ1を点灯させる。
たことを確認することにより、ランプ1を点灯させる。
[ステップ2コ アンシャープ信号読取指示がなされて
いるか、それとも通常の画像データ読取指示がなされて
いるかの判断を行い、アンシャープ信号読取指示がなさ
れている場合にはステップ3へ進み、通常の画像データ
読取指示がなされている場合にはステップ4へ進む。
いるか、それとも通常の画像データ読取指示がなされて
いるかの判断を行い、アンシャープ信号読取指示がなさ
れている場合にはステップ3へ進み、通常の画像データ
読取指示がなされている場合にはステップ4へ進む。
[ステップ3] ステッピングモータ15の駆動制御、
例えばステッピングモータ15への送りパルスを定常よ
り速くする或いは加減速パルスとしたり、駆動電流或い
は駆動電圧を定常より上げたりする事によってその回転
速度を変化させる。これによりフィルムスチーシロは1
ライン分移動した位置を基準として振動することになる
。そして、この状態でラインセンサ8での蓄積動作を開
始させる。つまりアンシャープ信号の読み取りを開始さ
せる。
例えばステッピングモータ15への送りパルスを定常よ
り速くする或いは加減速パルスとしたり、駆動電流或い
は駆動電圧を定常より上げたりする事によってその回転
速度を変化させる。これによりフィルムスチーシロは1
ライン分移動した位置を基準として振動することになる
。そして、この状態でラインセンサ8での蓄積動作を開
始させる。つまりアンシャープ信号の読み取りを開始さ
せる。
[ステップ4] ステッピングモータ15を定常速で駆
動し、フィルムスチーシロを1ライン分移動させ、移動
が終了することによりステップ5へ進む。
動し、フィルムスチーシロを1ライン分移動させ、移動
が終了することによりステップ5へ進む。
[ステップ5] ラインセンサ8での蓄積動作を開始さ
せる。つまりラインセンサ8により前記フィルムスチー
シロによって送られ、その結果光路中に位置した部分の
フィルムの画像データを読み取らせる。尚°この動作は
フィルムスチーシロが完全に停止した状態で行われる。
せる。つまりラインセンサ8により前記フィルムスチー
シロによって送られ、その結果光路中に位置した部分の
フィルムの画像データを読み取らせる。尚°この動作は
フィルムスチーシロが完全に停止した状態で行われる。
[ステップ6] 1ライン分の画像データの蓄積終了
を待ち、終了したことを確認することによりステップ7
へ進む。
を待ち、終了したことを確認することによりステップ7
へ進む。
[ステップ7] 先のステップにより蓄積されたデータ
がアンシャープ信号であるか否かの判断を行い、アンシ
ャープ信号読取時である場合にはステップ8へ進み、そ
うでない場合にはステップ9へ進む。
がアンシャープ信号であるか否かの判断を行い、アンシ
ャープ信号読取時である場合にはステップ8へ進み、そ
うでない場合にはステップ9へ進む。
[ステップ8] ラインセンサ8から転送されてくるア
ンシャープ信号(最初はrRJの1ライン毎のアンシャ
ープ信号)を、後述するラインバッファ、演算部を介し
てアンシャープ画像信号として画像処理用プロセッサ等
の外部機器22へ送出する。
ンシャープ信号(最初はrRJの1ライン毎のアンシャ
ープ信号)を、後述するラインバッファ、演算部を介し
てアンシャープ画像信号として画像処理用プロセッサ等
の外部機器22へ送出する。
[ステップ9] ラインセンサ8から転送されてくる蓄
積画像データ(この場合最初はrRJの1ライン毎の画
像データ)を順次外部機器22へ送出する。
積画像データ(この場合最初はrRJの1ライン毎の画
像データ)を順次外部機器22へ送出する。
[ステップ10] 例えば最初はrRJの色フィルタ
が光路中に配置され、その次にrGJの色フィルタが配
置され、最後にrBJの色フィルタが配置されるものと
すると、最初の時点ではrRJの全ラインに対する前記
ステップ2以降ステップ8或いは9までの動作が終了し
たか否かの確認を行い、終了を確認することによりステ
ップ11へと進む。そうでない場合はステップ2へ戻り
、同様の動作を繰り返す。
が光路中に配置され、その次にrGJの色フィルタが配
置され、最後にrBJの色フィルタが配置されるものと
すると、最初の時点ではrRJの全ラインに対する前記
ステップ2以降ステップ8或いは9までの動作が終了し
たか否かの確認を行い、終了を確認することによりステ
ップ11へと進む。そうでない場合はステップ2へ戻り
、同様の動作を繰り返す。
[ステップ11] ステッピングモータ15を逆通電し
、最終走査位置に達した副走査部6を初期位置に復帰さ
せる。
、最終走査位置に達した副走査部6を初期位置に復帰さ
せる。
[ステップ12] ここでは全て(R,G、B)の画像
データ(或いはアンシャープ信号)の蓄積が終了したか
否かの確認を行い、終了を確認することにより一連のフ
ィルムよりの画像データの読み取り動作を終了する。ま
た、終了していない場合にはステップ13へ進む。
データ(或いはアンシャープ信号)の蓄積が終了したか
否かの確認を行い、終了を確認することにより一連のフ
ィルムよりの画像データの読み取り動作を終了する。ま
た、終了していない場合にはステップ13へ進む。
[ステップ13] ここでは色分解フィルタ4を切り換
える。例えばrRJの色フィルタのみの画像データの蓄
積が終了している場合には、ここではrGJの色フィル
タが光路中に配置され、又rRJ、rGJの色フィルタ
の画像データの蓄積が終了している場合には、ここでは
rBJの色フィルタが光路中に配置されることになる。
える。例えばrRJの色フィルタのみの画像データの蓄
積が終了している場合には、ここではrGJの色フィル
タが光路中に配置され、又rRJ、rGJの色フィルタ
の画像データの蓄積が終了している場合には、ここでは
rBJの色フィルタが光路中に配置されることになる。
その後は前記ステップ2へと移行し、前述と同様の動作
が繰り返される。
が繰り返される。
以下、前記ステップ2以降ステップ8或いは9までの間
における主要部分に関係する動作について、第5〜8図
を用いて説明する。
における主要部分に関係する動作について、第5〜8図
を用いて説明する。
第5図は通常の画像データ読み取り時(副走査時)の時
間変化を示したものであり、横軸には時刻を、縦軸には
第3図に示すx、y、z (zは光軸β方向)直角座標
系での方向変位、すなわち副走査方向変位を、それぞれ
示している。通常の副走査時にはマイクロコンピュータ
21及びステッピングモータ15によるステップ送りと
なる為、フィルムスチーシロは該第5図に示すように一
定間隔の階段状の移動を行うことになる。
間変化を示したものであり、横軸には時刻を、縦軸には
第3図に示すx、y、z (zは光軸β方向)直角座標
系での方向変位、すなわち副走査方向変位を、それぞれ
示している。通常の副走査時にはマイクロコンピュータ
21及びステッピングモータ15によるステップ送りと
なる為、フィルムスチーシロは該第5図に示すように一
定間隔の階段状の移動を行うことになる。
第6図は前記ステップ8.9に関係する、つまりライン
センサ8に蓄積されたデータ(画像データ或いはアンシ
ャープ信号)の流れを表すブロック図である。通常の画
像データの流れとしては、ラインセンサ8−データ転送
ラインR1−外部機器22の如く、ラインセンサ8に蓄
積されたデータはデータ転送ラインRIを介して直接外
部機器22へ送出される。これに対し、アンシャープ信
号の流れとしては、ラインセンサ8−データ転送ライン
R2−ラインバッファ23−データ転送ラインR5−演
算部24−データ転送ラインR4m外部機器22の如く
、ラインセンサ8に蓄積されたデータはデータ転送ライ
ンR2を介してlライン又はそれ以上のラインバッファ
23に蓄えられた後、データ転送ラインR5を通過して
演算部24で各ビット間の和、差などの演算(データ間
でフィルタリング等の演算処理)が施され、その後デー
タ転送ラインR4を介して外部機器22ヘアンシヤ一プ
画像データとして送出される。
センサ8に蓄積されたデータ(画像データ或いはアンシ
ャープ信号)の流れを表すブロック図である。通常の画
像データの流れとしては、ラインセンサ8−データ転送
ラインR1−外部機器22の如く、ラインセンサ8に蓄
積されたデータはデータ転送ラインRIを介して直接外
部機器22へ送出される。これに対し、アンシャープ信
号の流れとしては、ラインセンサ8−データ転送ライン
R2−ラインバッファ23−データ転送ラインR5−演
算部24−データ転送ラインR4m外部機器22の如く
、ラインセンサ8に蓄積されたデータはデータ転送ライ
ンR2を介してlライン又はそれ以上のラインバッファ
23に蓄えられた後、データ転送ラインR5を通過して
演算部24で各ビット間の和、差などの演算(データ間
でフィルタリング等の演算処理)が施され、その後デー
タ転送ラインR4を介して外部機器22ヘアンシヤ一プ
画像データとして送出される。
第7図はアンシャープ信号を得ろ場合におけるステッピ
ングモータ15の制御及びそれに伴って動くフィルムス
チーシロに関係する、つまり前記ステップ3での副走査
時の送りの時間的変化を示した図であり、横軸及び縦軸
は第5図と同様である。この場合も第5図と同様にマイ
クロコンピュータ21及びステッピングモータ15によ
るステップ送りの為、一定間隔の階段状の送りとなるが
、前述したように例えばステッピングモータ15への送
りパルスを定常より速くする或いは加減速パルスとした
り、駆動電流或いは駆動電圧を定常より上げたりする事
によってその回転速度を変化させるようにしているので
、ステップ送りに(副走査部6に)減衰振動25が生じ
る。つまり時刻t。で送りが始まり、時刻tlで1ライ
ン分送られるが、減衰振動25が立上りに発生し、時刻
t2で減衰してなくなる。また次のステップでは時刻t
、で送りが始まり、時刻t4で減衰振動25が立上りに
発生し、時刻t8で減衰してなくなる。以後ライン(ス
テップ)毎に同様の減衰振動25が発生し、これら減衰
振動25が発生している間にラインセンサ8にてアンシ
ャープ信号の蓄積が実行される。この部分に関して、第
8図を用いて詳述する。
ングモータ15の制御及びそれに伴って動くフィルムス
チーシロに関係する、つまり前記ステップ3での副走査
時の送りの時間的変化を示した図であり、横軸及び縦軸
は第5図と同様である。この場合も第5図と同様にマイ
クロコンピュータ21及びステッピングモータ15によ
るステップ送りの為、一定間隔の階段状の送りとなるが
、前述したように例えばステッピングモータ15への送
りパルスを定常より速くする或いは加減速パルスとした
り、駆動電流或いは駆動電圧を定常より上げたりする事
によってその回転速度を変化させるようにしているので
、ステップ送りに(副走査部6に)減衰振動25が生じ
る。つまり時刻t。で送りが始まり、時刻tlで1ライ
ン分送られるが、減衰振動25が立上りに発生し、時刻
t2で減衰してなくなる。また次のステップでは時刻t
、で送りが始まり、時刻t4で減衰振動25が立上りに
発生し、時刻t8で減衰してなくなる。以後ライン(ス
テップ)毎に同様の減衰振動25が発生し、これら減衰
振動25が発生している間にラインセンサ8にてアンシ
ャープ信号の蓄積が実行される。この部分に関して、第
8図を用いて詳述する。
第8図(a)はラインセンサ8でのデータ蓄積のタイミ
ングチャートを、第8図(b)はその蓄積データの転送
のタイミングチャートを、それぞれ示している。1ライ
ン分送られた直後の時刻t1から時刻t2の間の減衰振
動25が発生している時に画像データの蓄積が行われる
。したがって第7図で示す(x、−ΔX2)から(x1
+ΔX3)までの幅広い画像データが積分された形で蓄
積され、xlから−△x3と+へx2ずれた分だけぼけ
た画像データとなる。又データ蓄積が終了する時刻t2
から次の蓄積が開始される時刻t、までは蓄積されたデ
ータを転送する。よって、各ライン毎のぼけ画像(アン
シャープ信号)を得ることができる。尚以上はX方向の
振動のみについて述べたが、実際はy、Z方向の振動も
発生することから、これら方向についても同様の処理が
行われている。したがって最終的に得られろ、つまり前
記第6図の演算部24の出力データはx、y方向の・2
次元的ぼけ画像とZ方向すなわちピント方向のずれによ
るデフォーカスのぼけ画像が加わったアンシャープな画
像データとなる。
ングチャートを、第8図(b)はその蓄積データの転送
のタイミングチャートを、それぞれ示している。1ライ
ン分送られた直後の時刻t1から時刻t2の間の減衰振
動25が発生している時に画像データの蓄積が行われる
。したがって第7図で示す(x、−ΔX2)から(x1
+ΔX3)までの幅広い画像データが積分された形で蓄
積され、xlから−△x3と+へx2ずれた分だけぼけ
た画像データとなる。又データ蓄積が終了する時刻t2
から次の蓄積が開始される時刻t、までは蓄積されたデ
ータを転送する。よって、各ライン毎のぼけ画像(アン
シャープ信号)を得ることができる。尚以上はX方向の
振動のみについて述べたが、実際はy、Z方向の振動も
発生することから、これら方向についても同様の処理が
行われている。したがって最終的に得られろ、つまり前
記第6図の演算部24の出力データはx、y方向の・2
次元的ぼけ画像とZ方向すなわちピント方向のずれによ
るデフォーカスのぼけ画像が加わったアンシャープな画
像データとなる。
第9図は前記第7図実施例に対応する、本発明の他の実
施例を示すもので、第9図は副走査時の送りの時間的変
化を示した図である。又第10図はこの様な場合におけ
るステッピングモータ15のコントロールパルスの時間
変化を示したものであり、第10図(a)はx2方向の
送り時を、第10図(b)はx3方向の送り時を、それ
ぞれ示したものである。
施例を示すもので、第9図は副走査時の送りの時間的変
化を示した図である。又第10図はこの様な場合におけ
るステッピングモータ15のコントロールパルスの時間
変化を示したものであり、第10図(a)はx2方向の
送り時を、第10図(b)はx3方向の送り時を、それ
ぞれ示したものである。
ステッピングモータ15によるステップ送りの為、一定
間隔の階段状の送りとなるのは第7図と同様であるが、
この実施例の場合、ステッピングモータ15の送りステ
ップ数及び送り方向の切換えにより第7図の減衰振動2
5に相当するX方向の振動26を生じさせている。
間隔の階段状の送りとなるのは第7図と同様であるが、
この実施例の場合、ステッピングモータ15の送りステ
ップ数及び送り方向の切換えにより第7図の減衰振動2
5に相当するX方向の振動26を生じさせている。
ステッピングモータ15は不図示のドライバ回路を介し
てマイクロコンピュータ21より+5vからO■に電圧
が立下がる時に1パルス送られる毎に駆動するものであ
り、副走査部6の1ステップ分の送りxlは第10図に
おいて2パルス送出分に相当する。つまり時刻t。にお
いては、X方向位置を(x、+Δx2)にする為に、+
X方向の(2+α)パルス(第10図ではα=1)を送
出する(第10図(a)参照)。また時刻t2において
は、X方向位置を(x、−八x2)にするために、−X
方向の(α+α′)パルス(第10図ではα′=1)を
送出する(第10図(b)参照)。更に時刻t3におい
ては、X方向位置を¥xlにする、すなわちΔx3分十
分力X方向かす為に、X方向のα′パルスを送出する(
第10図(b)参照)。以上(第10図の如き送りパル
ス)を繰り返すと第9図の如き送りを実現することがで
きる。
てマイクロコンピュータ21より+5vからO■に電圧
が立下がる時に1パルス送られる毎に駆動するものであ
り、副走査部6の1ステップ分の送りxlは第10図に
おいて2パルス送出分に相当する。つまり時刻t。にお
いては、X方向位置を(x、+Δx2)にする為に、+
X方向の(2+α)パルス(第10図ではα=1)を送
出する(第10図(a)参照)。また時刻t2において
は、X方向位置を(x、−八x2)にするために、−X
方向の(α+α′)パルス(第10図ではα′=1)を
送出する(第10図(b)参照)。更に時刻t3におい
ては、X方向位置を¥xlにする、すなわちΔx3分十
分力X方向かす為に、X方向のα′パルスを送出する(
第10図(b)参照)。以上(第10図の如き送りパル
ス)を繰り返すと第9図の如き送りを実現することがで
きる。
画像データの蓄積と蓄積データの転送のタイミングに関
しては第8図(a) (b)と同様であり、以上を各ス
テップ毎に繰り返すことでぼけた画像(アンシャープ画
像データ)を得ることができる。
しては第8図(a) (b)と同様であり、以上を各ス
テップ毎に繰り返すことでぼけた画像(アンシャープ画
像データ)を得ることができる。
本実施例によれば、フィルムをX方向に振動させながら
副走査し、この副走査期間(振動期間)内にデータの蓄
積を実行するようにしたので、従来の如くアンシャープ
マスキングを使用することなく、アンシャープ画像信号
を得ることが可能となる。
副走査し、この副走査期間(振動期間)内にデータの蓄
積を実行するようにしたので、従来の如くアンシャープ
マスキングを使用することなく、アンシャープ画像信号
を得ることが可能となる。
(発明と実施例の対応)
本実施例において、ランプ1が本発明の光源に、フィル
ムスチーシロ、ステッピングモータ15が副走査手段に
、結像レンズ7が結像光学系に、ラインセンサ8が蓄積
型一次元イメージセンサに、マイクロコンピュータ21
がデータ蓄積制御手段に、それぞれ相当する。
ムスチーシロ、ステッピングモータ15が副走査手段に
、結像レンズ7が結像光学系に、ラインセンサ8が蓄積
型一次元イメージセンサに、マイクロコンピュータ21
がデータ蓄積制御手段に、それぞれ相当する。
(発明の効果)
以上説明したように、本発明によれば、通常の画像デー
タ蓄積時とは別に、副走査手段により、透過原稿を振動
させながら、該透過原稿を透過する光学像をを画像信号
に変換し、アンシャープ画像信号として蓄積型一次元イ
メージセンサに蓄積させるデータ蓄積制御手段を設け、
以て、前記副走査手段により透過原稿を光軸に対して振
動させながら、アンシャープ画像信号の蓄積を行わせる
ようにしたから、特別な装置を使用することなく、より
良い画像データを得るのに必要とするアンシャープ画像
データをも得ることが可能となる。
タ蓄積時とは別に、副走査手段により、透過原稿を振動
させながら、該透過原稿を透過する光学像をを画像信号
に変換し、アンシャープ画像信号として蓄積型一次元イ
メージセンサに蓄積させるデータ蓄積制御手段を設け、
以て、前記副走査手段により透過原稿を光軸に対して振
動させながら、アンシャープ画像信号の蓄積を行わせる
ようにしたから、特別な装置を使用することなく、より
良い画像データを得るのに必要とするアンシャープ画像
データをも得ることが可能となる。
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図は
本発明が適用されたフィルムスキャナの概略構成図、第
3図は第2図図示の副走査系の構成を示す斜視図、第4
図は本発明の一実施例を示すフローチャート、第5図は
同じく通常の画像データ蓄積時の副走査状態を説明する
図、第6図は同じく各蓄積データの流れを示すブロック
図、第7図は同じくアンシャープ画像データ蓄積時の副
走査状態を説明する図、第8図は同じくデータの蓄積と
蓄積データの転送タイミングを示す図、第9図は本発明
の他の実施例におけるアンシャープ画像データ蓄積時の
副走査状態を説明する図、第10図(a) (b)は第
9図の如き送りを実現するための制御パルスを表す図で
ある。 1・・・・・・ランプ、6・・・・・・フィルムステー
ジ、7・・・・・・結像レンズ、8・・・・・・ライン
センサ、13・・・・・・ガイドレール、14・・・・
・・送りねじ、15・・・・・・ステッピングモータ、
21・・・・・・マイクロコンピュータ。
本発明が適用されたフィルムスキャナの概略構成図、第
3図は第2図図示の副走査系の構成を示す斜視図、第4
図は本発明の一実施例を示すフローチャート、第5図は
同じく通常の画像データ蓄積時の副走査状態を説明する
図、第6図は同じく各蓄積データの流れを示すブロック
図、第7図は同じくアンシャープ画像データ蓄積時の副
走査状態を説明する図、第8図は同じくデータの蓄積と
蓄積データの転送タイミングを示す図、第9図は本発明
の他の実施例におけるアンシャープ画像データ蓄積時の
副走査状態を説明する図、第10図(a) (b)は第
9図の如き送りを実現するための制御パルスを表す図で
ある。 1・・・・・・ランプ、6・・・・・・フィルムステー
ジ、7・・・・・・結像レンズ、8・・・・・・ライン
センサ、13・・・・・・ガイドレール、14・・・・
・・送りねじ、15・・・・・・ステッピングモータ、
21・・・・・・マイクロコンピュータ。
Claims (1)
- (1)透過原稿を照明する光源と、該光源により照明さ
れた透過原稿を光軸に対して所定量ずつ副走査する副走
査手段と、該副走査手段により副走査された透過原稿の
各ラインの透過光束を後方へ導く結像光学系と、該結像
光学系により導かれた各ラインの光学像を画像信号に変
換し、画像データとして蓄積する蓄積型一次元イメージ
センサとを備えた画像入力装置において、通常の画像デ
ータ蓄積時とは別に、前記副走査手段により、前記透過
原稿を振動させながら、該透過原稿を透過する光学像を
画像信号に変換し、アンシャープ画像信号として前記蓄
積型一次元イメージセンサに蓄積させるデータ蓄積制御
手段を設けたことを特徴とする画像読取装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62070593A JPS63236466A (ja) | 1987-03-25 | 1987-03-25 | 画像読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62070593A JPS63236466A (ja) | 1987-03-25 | 1987-03-25 | 画像読取装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63236466A true JPS63236466A (ja) | 1988-10-03 |
Family
ID=13436009
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62070593A Pending JPS63236466A (ja) | 1987-03-25 | 1987-03-25 | 画像読取装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63236466A (ja) |
-
1987
- 1987-03-25 JP JP62070593A patent/JPS63236466A/ja active Pending
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