JPS63235876A - 高感度磁束計 - Google Patents
高感度磁束計Info
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- JPS63235876A JPS63235876A JP62068813A JP6881387A JPS63235876A JP S63235876 A JPS63235876 A JP S63235876A JP 62068813 A JP62068813 A JP 62068813A JP 6881387 A JP6881387 A JP 6881387A JP S63235876 A JPS63235876 A JP S63235876A
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- Japan
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- electrode
- gate
- coils
- gate electrode
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- Pending
Links
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- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 claims abstract description 7
- XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N Silicon Chemical compound [Si] XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 13
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Landscapes
- Measuring Magnetic Variables (AREA)
- Superconductor Devices And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は磁束計に係り、特に生体磁界などの微小磁界の
測定に好適な高感度磁束計に関する。
測定に好適な高感度磁束計に関する。
従来の装置は特開昭61−122584号や特開昭60
−133377に記載のように磁束計のセンサコイルに
おける1次微分コイルや2次微分コイルのコイルのバラ
ンスをとるために、コイルの作製時に余分なタブを設け
、レーザ光などでトリミングするか、あるいは、可動体
に付けたタブを移動するなどして上記コイルのバランス
をとっていた。
−133377に記載のように磁束計のセンサコイルに
おける1次微分コイルや2次微分コイルのコイルのバラ
ンスをとるために、コイルの作製時に余分なタブを設け
、レーザ光などでトリミングするか、あるいは、可動体
に付けたタブを移動するなどして上記コイルのバランス
をとっていた。
上記従来技術は聞定後にコイルを室温中に取り出さない
とトリミングできないという点や、測定中にバランスを
とれても機械的な再現性に乏しいという点に配慮がされ
ておらず、バランスの精度が低いという問題があった。
とトリミングできないという点や、測定中にバランスを
とれても機械的な再現性に乏しいという点に配慮がされ
ておらず、バランスの精度が低いという問題があった。
本発明の目的は、精度良くしかも再現性良く測定中にバ
ランスをとることができる手段を提供することにある。
ランスをとることができる手段を提供することにある。
上記目的は磁束計デバイス本体や、コイルのトリミング
部分にゲート電極を持つ超電導体−半導体接合を設ける
ことにより達成される。
部分にゲート電極を持つ超電導体−半導体接合を設ける
ことにより達成される。
ゲート電極を持つ超電導体−半導体接合はゲート電圧を
変えることにより超電導体の磁界侵入長を変えることが
でき、超電導体電極のインダクタンスを変えることがで
きる。それによって、磁界の測定中に1wt気信号によ
りコイルのバランスをとることができるので、精度や再
現性を高めることができる。
変えることにより超電導体の磁界侵入長を変えることが
でき、超電導体電極のインダクタンスを変えることがで
きる。それによって、磁界の測定中に1wt気信号によ
りコイルのバランスをとることができるので、精度や再
現性を高めることができる。
以下、本実施例を図面により説明する。
第1図は本発明の実施例である。D C−3QUID(
超電導量子干渉計)はシリコン基板1上に超電導体のワ
ッシャ形インダクタ2を設け、その一部に切れ目を設け
、その切れ目を結ぶように直列にジョセフソン接合3を
設けている。この際、ジョセフソン接合としてヒステリ
シスのあるトンネル形接合を使用するときは、ヒステリ
シスを消すために短絡抵抗4を設けている。この短絡抵
抗4は同時にワッシャ形インダクタ2に対する短絡抵抗
ともなっている。ワッシャ形インダクタ2の上には層間
絶縁膜5があり、さらに入力コイル6と帰還コイル7が
超電導体の配線として形成されている。
超電導量子干渉計)はシリコン基板1上に超電導体のワ
ッシャ形インダクタ2を設け、その一部に切れ目を設け
、その切れ目を結ぶように直列にジョセフソン接合3を
設けている。この際、ジョセフソン接合としてヒステリ
シスのあるトンネル形接合を使用するときは、ヒステリ
シスを消すために短絡抵抗4を設けている。この短絡抵
抗4は同時にワッシャ形インダクタ2に対する短絡抵抗
ともなっている。ワッシャ形インダクタ2の上には層間
絶縁膜5があり、さらに入力コイル6と帰還コイル7が
超電導体の配線として形成されている。
D C−5QUIDはワッシャ形インダクタ2の左右の
部分のインダクタンスが等しくないと磁束感度が低減す
る。そのためワッシャ形インダクタ2の一部はインダク
タンス調整部8,9となっている。
部分のインダクタンスが等しくないと磁束感度が低減す
る。そのためワッシャ形インダクタ2の一部はインダク
タンス調整部8,9となっている。
シリコン基板1はインダクタンス調整部8,9を除いた
領域に高濃度の不純物をドーピングしており、インダク
タンス調整部8,9の直下は低ドーピング領域10とな
っている。基板1がSiやG a A sの場合にはド
ーピング量は5X101s/d以上必要であり、InS
bの場合には1017/d以上となる。このため極低温
においては低ドーピング領域10のキャリアがフリーズ
アウトしてしまう。この低ドーピング領域10はシリコ
ン基板1をこれらの領域だけ加工して極めて薄(してい
る。さらにシリコン基板1の裏側に薄い酸化膜11を形
成し、その上にゲート電極1.2.13を設けている。
領域に高濃度の不純物をドーピングしており、インダク
タンス調整部8,9の直下は低ドーピング領域10とな
っている。基板1がSiやG a A sの場合にはド
ーピング量は5X101s/d以上必要であり、InS
bの場合には1017/d以上となる。このため極低温
においては低ドーピング領域10のキャリアがフリーズ
アウトしてしまう。この低ドーピング領域10はシリコ
ン基板1をこれらの領域だけ加工して極めて薄(してい
る。さらにシリコン基板1の裏側に薄い酸化膜11を形
成し、その上にゲート電極1.2.13を設けている。
このゲート電極12.13にゲート電圧Vaを加えると
低ドーピング領域10に周辺の領域からキャリアが集ま
る。これにより直上のインダクタンス調整部8,9の超
電導体の超電導磁界侵入長λが大きくなる。
低ドーピング領域10に周辺の領域からキャリアが集ま
る。これにより直上のインダクタンス調整部8,9の超
電導体の超電導磁界侵入長λが大きくなる。
第1図(d)にゲート電圧Vaと磁界侵入長λの関係を
示す、このように磁界侵入長λが大きくなるとインダク
タンス;am部のインダクタンスが大きくなる。従って
ゲート電極12と13に加えるゲート電圧を調整すれば
インダクタンスのバランスを調整でき、D C−5QU
IDの感度を向上したり、歩留りを上げることができる
という効果がある。
示す、このように磁界侵入長λが大きくなるとインダク
タンス;am部のインダクタンスが大きくなる。従って
ゲート電極12と13に加えるゲート電圧を調整すれば
インダクタンスのバランスを調整でき、D C−5QU
IDの感度を向上したり、歩留りを上げることができる
という効果がある。
第2図は本発明の実施例の模式図である。DC−3QU
ID 20にセンサコイル21とトリミング用のコイル
が結合している。トリミング用のコイルはX方向、Y方
向、Z方向の1次微分コイルになっている。1次微分コ
イルの2つのコイルのうち。
ID 20にセンサコイル21とトリミング用のコイル
が結合している。トリミング用のコイルはX方向、Y方
向、Z方向の1次微分コイルになっている。1次微分コ
イルの2つのコイルのうち。
1つをシリコン基板31上の超電導電極32で形成する
。超電導電極32の直下で基板のシリコンを極めて薄く
しており1反対側に薄い酸化膜33とゲート電極34を
設けている。シリコン基板31は超電導電極直下を除い
て高濃度にドープしておく、このとき、ゲート電極34
にゲート電圧を加えると、超電導電極32の磁界侵入長
λが変化し、1次微分コイルのバランスを調整できる。
。超電導電極32の直下で基板のシリコンを極めて薄く
しており1反対側に薄い酸化膜33とゲート電極34を
設けている。シリコン基板31は超電導電極直下を除い
て高濃度にドープしておく、このとき、ゲート電極34
にゲート電圧を加えると、超電導電極32の磁界侵入長
λが変化し、1次微分コイルのバランスを調整できる。
以上のバランスの7R91は3軸に対して行なうもので
あり、それらのゲート電圧の発生電源29を制御器30
で制御する。この制御器30はDC−3QυIDの出力
を読みながら、バランスを取ることにより自動化もでき
るという効果がある。さらに。
あり、それらのゲート電圧の発生電源29を制御器30
で制御する。この制御器30はDC−3QυIDの出力
を読みながら、バランスを取ることにより自動化もでき
るという効果がある。さらに。
それらの値を制御器30の中のメモリに記憶しておけば
、コイルのトリミングを高速化できるという効果がある
。
、コイルのトリミングを高速化できるという効果がある
。
第3図は本発明の実施例である。センサコイルの近傍に
トリミング用電極35,36,37を設置している。ト
リミング用型t!i35,36.37の構造は第2図(
b)と同じであり、ゲート電圧を変えることにより超電
導電極の磁界侵入長λを変化させてコイルのバランスを
取ることができる。
トリミング用電極35,36,37を設置している。ト
リミング用型t!i35,36.37の構造は第2図(
b)と同じであり、ゲート電圧を変えることにより超電
導電極の磁界侵入長λを変化させてコイルのバランスを
取ることができる。
これらのゲート電圧はゲート電圧発生器29及び制御器
30で制御される。本実施例では、簡単な構造でトリミ
ングができるという効果がある。
30で制御される。本実施例では、簡単な構造でトリミ
ングができるという効果がある。
以上の実施例では半導体としてシリコンを用いたが、他
の半導体(GaAg、In5b)でも同様に実現できる
。また、これらの実施例はD C−3QUID磁束計に
関するものであるが、他のRF−3QUIDや、量子磁
束パラメトロン(QFP)磁束計においても同様の効果
を↑:)ることかできる。
の半導体(GaAg、In5b)でも同様に実現できる
。また、これらの実施例はD C−3QUID磁束計に
関するものであるが、他のRF−3QUIDや、量子磁
束パラメトロン(QFP)磁束計においても同様の効果
を↑:)ることかできる。
本発明によれば、コイルのバランス調整を機械的にでは
なく、電気的に行えるので、精度の向上と再現性を良く
することができる。
なく、電気的に行えるので、精度の向上と再現性を良く
することができる。
第1図(a)、(b)は本発明の実施例になる磁束計の
要部平面図、第2図(a)、第3図は本発明の実施例の
模式図、第1図(C)、第2図(b)は実施例の磁束計
の要部断面図、第1図(d)はゲート電圧と磁界侵入長
λの関係を示す図である。 1・・・シリコン基板、2・・・ワッシャ形インダクタ
、3・・・ジョセフソン接合、4・・・短絡抵抗、5・
・・層間絶縁膜、6・・・入力コイル、7・・・帰還コ
イル、8゜9・・・インダクタンス調整部、10・・・
低ドーピング領域、11・・・酸化膜、12.13・・
・ゲート電極、20・・・D C−5QUID 、 2
1・・・センサコイル、22゜23.24・・・トリミ
ングコイル、25・・・前置増幅器、26・・・同期検
波増幅器、27・・・積分器、28・・・発振器、29
・・・ゲート電圧発生器、3o・・・制御器、31・・
・シリコン基板、32・・・超電導電極、33・・・酸
化膜、34・・・ゲート電極、35,36゜37・・・
トリミング電極。 第 1 口 第 2 口 (す
要部平面図、第2図(a)、第3図は本発明の実施例の
模式図、第1図(C)、第2図(b)は実施例の磁束計
の要部断面図、第1図(d)はゲート電圧と磁界侵入長
λの関係を示す図である。 1・・・シリコン基板、2・・・ワッシャ形インダクタ
、3・・・ジョセフソン接合、4・・・短絡抵抗、5・
・・層間絶縁膜、6・・・入力コイル、7・・・帰還コ
イル、8゜9・・・インダクタンス調整部、10・・・
低ドーピング領域、11・・・酸化膜、12.13・・
・ゲート電極、20・・・D C−5QUID 、 2
1・・・センサコイル、22゜23.24・・・トリミ
ングコイル、25・・・前置増幅器、26・・・同期検
波増幅器、27・・・積分器、28・・・発振器、29
・・・ゲート電圧発生器、3o・・・制御器、31・・
・シリコン基板、32・・・超電導電極、33・・・酸
化膜、34・・・ゲート電極、35,36゜37・・・
トリミング電極。 第 1 口 第 2 口 (す
Claims (1)
- 1.半導体基板と超電導電極より成る超電導回路におい
て、半導体基板にゲート酸化膜とゲート電極によるイン
ダクタンス調整部を設けたことを特徴とする高感度磁束
計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62068813A JPS63235876A (ja) | 1987-03-25 | 1987-03-25 | 高感度磁束計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62068813A JPS63235876A (ja) | 1987-03-25 | 1987-03-25 | 高感度磁束計 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63235876A true JPS63235876A (ja) | 1988-09-30 |
Family
ID=13384532
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62068813A Pending JPS63235876A (ja) | 1987-03-25 | 1987-03-25 | 高感度磁束計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63235876A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5021739A (en) * | 1988-11-02 | 1991-06-04 | Hitachi, Ltd. | Superconductor type radio frequency with adjustable inductance magnetic flux measuring circuit |
-
1987
- 1987-03-25 JP JP62068813A patent/JPS63235876A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5021739A (en) * | 1988-11-02 | 1991-06-04 | Hitachi, Ltd. | Superconductor type radio frequency with adjustable inductance magnetic flux measuring circuit |
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