JPS63232846A - 新規な固定相担体 - Google Patents

新規な固定相担体

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JPS63232846A
JPS63232846A JP62064119A JP6411987A JPS63232846A JP S63232846 A JPS63232846 A JP S63232846A JP 62064119 A JP62064119 A JP 62064119A JP 6411987 A JP6411987 A JP 6411987A JP S63232846 A JPS63232846 A JP S63232846A
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Japan
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carrier material
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formula
chromatography
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JP62064119A
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English (en)
Inventor
Haruo Ogura
小倉 治夫
Kazuisa Takeda
収功 武田
Kazuo Iwaki
岩木 和夫
Sadahiro Yoshida
吉田 定弘
Noriyuki Futamura
二村 典行
Toshio Kinoshita
俊夫 木下
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  • Immobilizing And Processing Of Enzymes And Microorganisms (AREA)
  • Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、クロマトグラフィー固定相用の活性な担体物
質、あるいは酵素固定化用又は分析用担体物質に関する
。特に、本発明は光学異性体のりロマトグラフィー分離
のための光学活性な固定相担体の調製に有用であり、ま
たアフィニティークロマトグラフィーの固定相担体の調
製に有用であり、さらに酵素の固定化用に有用である新
規な活性担体物質に関する。
(従来の技術及び発明が解決しようとする問題点)クロ
マトグラフィーにおいて望まれることは、熟練を必要と
せずに容易に、その最適な分離条件が決定できることで
ある。一般に、クロマトグラフィーは、移動相、固定相
及び分離される試料の3者の最適な組み合わせを勘案す
ることにより、その最適の分離条件を決定する。従来、
最適な分離条件の決定は、主として、用いた移動相の種
類、組成、等2例えば溶媒の組成、水素イオン濃度、塩
濃度、等を検討、調整することにより行うのが普通であ
る。これまで、簡便で且つ緩和な条件下に、クロマトグ
ラフィー用固定相(特に光学異性体のクロマトグラフィ
ー分離用の固定相やアフィニティークロマトグラフィー
用の固定相)の物質を調製できるクロマトグラフィー固
定相用の担体物質は、未だ開発されていない。
(問題点を渭決するための手段) 本発明者らは、水系溶媒中でも簡便に且つ緩和な条件(
例えば室温にて攪拌)でクロマトグラフィー固定相用の
担体を調製するのに使用でき、なおかつ、多目的(光学
分割のためのクロマトグラフィー及びアフィニティーク
ロマトグラフィー等)にも使用可能な固定相担体物質を
開発することを目的として鋭意研究を進めた。その結果
、本発明者は、N、N’−ジスクシンイミジル・カーボ
ネー1〜(以下、rDscJと略記する: 「テトラヘ
ドロン・レター」麺、 4569−4572頁、(19
83)参照〕、あるいはN、N’−ジスクシンイミジル
・オキザレート〔以下、rDSOJと略記する; 「テ
トラヘドロン・レター晟、 4451−4454頁、(
1983)参照〕を、アミノ基を含有するクロマトグラ
フィー用固定相担体物質として知られるアミノ基含有の
固定相担体物質に反応させることにより、本発明の目的
に適する担体物質が得られることを知見した。
従って、第1の本発明の要旨とするところは、アミノ基
を含有するクロマトグラフィー用固定相担体物質にN、
N’−ジスクシンイミジル・カーボネート又はN、N’
−ジスクシンイミジル・オキザレートを反応させること
により得られて1次式 〔式中、nは1又は2の整数である〕で示される基を含
有する物質から成ることを特徴とする、クロマトグラフ
ィー固定相用の活性担体物質にある。
また、第2の本発明の要旨とするところは、アミノ基を
含有する担体物質にN、N’−ジスクシンイミジル・カ
ーボネート又はN、N’−ジスクシンイミジル・オキザ
レートを反応させることにより得られて1次式 〔式中、nは1又は2の整数である〕で示される基を含
有する物質から成ることを特徴とする、酵素固定化用又
は分析用の活性担体物質にある。
本発明で用いられるDSCは下記の式(1)で示され且
つDSOは下記の式(If)で示される化合物であり、
これら化合物が素材のアミノ基含有担体物質のアミノ基
と反応すると、次の反応式(イ)又は(ロ)に従って、
下記の式(III)又は(IV)で示される基を含有す
る担体物質を生成する。
(m) 従って、上記の反応で得られた本発明の担体物質は、上
記の式(III)又は式(IV)で示される基、すなわ
ち次の一般式 〔n=1又は2〕で示される基を含有することになる。
この式(V)で示される基が本発明の担体物質の活性の
一環を受は持つことになる。
本発明の担体物質を製造するのに原料に用いるアミノ基
を含有する固定担体としては、アミノプロピルシリカゲ
ル、例えば商品名Nucleosil 5−N)l、 
(西独Nage1社製)として知られるアミノプロピル
基を含有するクロマトグラフィー用シリカゲルがあり、
また前記アミノプロピルシリカゲルをペンタエチレンヘ
キサミンなどのアルキルアミン類と結合させてアミン側
鎖を伸長させたアミノアルキル基を結合したシリカゲル
、なども使用できる。
本発明による活性担体物質は、DSC又はDSOをアセ
トニトリル、テトラヒドロフラン、ジオキサンなどの有
機溶媒に溶解した溶液を、原料としての上記のアミノ基
を含有する固定相担体物質と混合し、その混合物を室温
下に攪拌することにより(バッチ法)、製造できる。あ
るいは、上記アミノ基を含有する固定相担体物質をカラ
ムに充填したものにDSCのアセトニトリル溶液、ある
いはDSOのテトラヒドロフランまたはジオキサン溶液
を室温下に送液することにより(カラム法)、製造でき
る。この際、原料として用いたアミノ基含有の固定相担
体物質がアミノプロピル基を含むシリカゲルである場合
には、前記のアミノプロピル基は次式 (n=1又は2)の基に転化される。
本発明に係る活性担体物質に含有される式(V)の基は
、これに次の一般式 %式%() 〔式中、Rは光学活性アミンからアミノ基1個を除いた
ことに相当するアミン残基、あるいは蛋白質分子からア
ミノ基1個を除いたことに相当する蛋白質分子の残基で
ある〕で示される光学活性アミン、あるいは蛋白質、例
えば酵素を作用させると、速やかに反応して次式 %式%() 〔Rは上記の意味をもち、n = 1又は2である〕で
示される非対称の尿素誘導体又はオキザミレート誘導体
型の基になり、このような式(■)の基を含有する担体
物質は、dドアミノ酸の如き光学異性体の混合物のクロ
マトグラフィー的光学分離に、またアフィニティークロ
マトグラフィーの固定相担体として効率良く働くことが
見出された。
特に、本発明の活性担体物質と光学活性なアミン類との
反応により生成し′た上記の式(■)で示される非対称
型の尿素誘導体型又はオキザミレート誘導体型の基を含
有する担体物質は、HPLCによる光学異性体の分離に
有効であり、更に1本発明の活性担体物質と酵素蛋白質
との反応により生成した上記の式(■)で示される非対
称型の尿素誘導体型又はオキザミレート誘導体型の基を
含有する担体物質は、特に固定化酵素として有用である
ことを見出した。
上記の光学活性アミンとしては1例えば(R)−(リー
1−フェニルエチルアミン、 (S)−(−)−1−フ
ェニルエチルアミン、(R)−(+)−1−(1−ナフ
チル)エチルアミン、(S)−(−)−(1−ナフチル
)エチルアミンなどが用いられる。
また、蛋白質としては、例えば、グルコース、オキシダ
ーゼ、ウリカーゼ(尿酸酸化酵素)、等の酵素が用いら
れる。
なお、上記の式(■)で示される非対称な尿素又はオキ
ザミレート誘導体型の基を含有する担体物質は、先づD
SC又はDSOを一般式(VI)で示される光学活性ア
ミン又は蛋白質と次の反応式:(1)’(DSC)  
        (II) (1)SO)〔但しn=1
又は2、Rは前記の意味をもつ〕に従って反応させ、得
られた式(■)の化合物又は物質を、次に前記のアミノ
基を含有する担体物質(本発明による活性担体物質の製
造原料として用いられたもの)に反応させることによっ
ても調製できる。
(発明の効果) 本発明に係る活性担体物質は、これを用いると種々のク
ロマトグラフィー固定相用の担体及び固定化酵素を簡便
かつ安価に調製することが可能となる。
さらに、従来、光学異性体のクロマトグラフィー分離に
用いられるキラルな固定相担体物質には、はとんどの場
合、順相系の移動相が用いられているが、本発明の活性
担体物質と光学活性アミンとの反応で調製されたキラル
な担体物質を固定相として用いると、水系の移動相の使
用が可能となる。
尖1但上 DSCの0.5%(w/v)を含むアセトニトリル溶液
の50mAに商品名Nucleosil 5−Nl2(
Nage1社′lA>のアミノプロピル・シリカゲルを
少斌づつ加え(全M5g)、−晩室温にて攪拌し、ニン
ヒドリン反応が陰性となった後、このように処理された
シリカゲルを活性カルバメート体(本発明の活性担体物
質)として濾取する。この活性カルバメート体ゲル(5
,5g)をアセトニトリル(200o+jl)で充分洗
浄し、乾燥した。こうして、活性な担体物質を得た。
6%       4,00       4.9gH
%        1.07       1.15N
%        1,42       1.50豊
A目」Y (イ)キラル固定相の調製 実施例1で!I1mした活性カルバメート型の基を含有
する活性担体物質の2.5gを、1−(1−ナフチル)
エチルアミンの0.5%を含むアセトニトリル溶液50
+++Qに加えて一晩攪拌後、このように処理したシリ
カゲルを濾過する。得られたシリカゲルをアセトニトリ
ル、 10.1%リン酸水溶液、水、及びアセトニトリ
ルの順で充分に洗浄し、乾燥する。このゲルをHPLC
用のカラム(6,OX 100mo+)にスラリー充填
し、キラル固定相とした。
豆亙分近l 6%      11.60 H%       1.24 H%      1゜91 (ロ)アミノ酸の誘導体化と分離 次の第1表に示したアミノ酸のdQ体の0.5mg/m
Qを含む0.IN lIC4溶液20μQニ0.3Mホ
ウ酸緩衝液(pH9,5) 30μQ及び5+mM N
−(N’−p−ブロモフェニルカルバモイルスクシンイ
ミデートのアセトニトリル溶液50μQを加え、5分間
反応させた。この反応液5μQを上記のように調製した
HPLCカラムに直接注入した。
このHPLC操作では、ポンプLC−3A (島津製作
所)、検出器ERC−87.10紫外部モニター(エル
マ)を用い、移動相は0.1%リン酸水溶液/メタノー
ル、検出波長は250nmとし、カラムは室温で操作し
た。
アミノ酸の分離の結果を次表に示す。
」L」−jL Pro拳        35           
23.25  22.06  1.05  0.74T
yr      50      15.54 16.
38 1,05 0.78Phe      60  
     9.74 10.18 1.05 0.54
Trp      60      10.20 10
,89 1.0?  0.84Cys      70
      14.11 15.40 1.09 1.
28to=1.3分間 に’=保持値 62分離係数 R,=分離度 以下、k′、α、R,の意味は上記と同様である。
尖五叢主 DSO(250+ag)をアセトニトリル50mRに懸
濁した懸濁液にNucleosil、 5−NH,(N
age1社製)を少量づつ加え(総n5g)、−晩室温
にて攪拌しニンヒドリン反応が陰性となった後、このよ
うに処理したシリカゲルを活性カルバメート体として濾
取する。この活性カルバメート体ゲル(5,3g)をア
セトニトリル(200m12)で充分洗浄し、乾燥して
活性担体物質を得た。
0%     4.90 H%     1.18 N%     1.53 見互叢又 (イ)キラル固定相の調製 実施例2でWR製した活性担体物質の2.5gを0.5
%の1−(1−ナフチル)エチルアミンのアセトニトリ
ル溶液50m12に加えて、−晩攪拌後、濾過する。こ
のように処理したシリカゲルをアセトニトリル、0.1
1リン酸、水、及びアセトニトリルの順で充分に洗浄し
、乾燥する。このゲルをHPLCカラム(6,。
x 100+wm)にスラリー充填しキラル固定相とし
た。
天皇分近i 0%      11.53 H%       1.23 N%       1.98 (ロ)アミノ酸の誘導体化と分離 次の第2表に示したアミノ酸のdfi体の0 、5mg
/+mnを含む0.1N HC(i溶液20 /A Q
 &CO,3Mホウ酸緩衝液(pH9,5) 30μQ
及び5mM N−(N’−p−ブロモフェニルカルバモ
イルスクシンイミデートのアクリルニトリル溶液50μ
党を加え、5分間反応させた。この反応液5μ党を上記
のように調製したHPLCカラムに直接注入した。
(tlPLc条件〕 ポンプLC−3A (島津製作所)、検出器ERC−8
710紫外部モニター紫外用モニターい、移動相は0.
1%リン酸水溶液/メタノール、検出波長は250rv
とし。
カラムは室温で操作した。
アミノ酸の分離の結果を次表に示す。
第2表 His   35 3.223.521.060.42
Ala   35 6.947.291.050.67
Leu   50 6.897.601.101.70
t、=1.3分間 ヌ1目1止 (イ)アミノプロピルシリカゲルをスラリー充填しtニ
ー カラム(6,Q X Loomm) ニ0.5% 
(7)DSC(7) 7 セトニトリル溶液を、流速0
.5wx(1/分で3時間送液した後。
アセトニトリルで充分洗浄し、クロマトグラフィー固定
相として活性担体物質の充填カラムを得た。
次に01.5%の1−(l−ナフチル)エチルアミンの
アセトニトリル溶液を上記のカラムに3時間送液した。
その後、アセトニトリルで充分洗浄し、II P L 
C用のキラル固定担体の充填カラムを得た。
及亙分近貞 0%      6.20 H%      1.08 N%      1.18 (ロ)アミノ酸の誘導体化と分離 次表に示したアミノ酸のdQ体の0.5mg/IIΩを
含む0.1N HCu溶液40μa4:0.3Mホウ酸
緩衝液(pH9,5)60μg及び5mMのスクシンイ
ミジル・p−ブロモフェニルカルバメートのアクリルニ
トリル溶液100μQを加え、5分間反応させた。この
反応液5μgを上記のように調製したIIPLCカラム
に直接注入した。
[HPLC条件] ポンプLC−3A (島津製作所)、検出器ERC−8
710紫外部モニター紫外用モニターい、移動相は、0
.15M酢酸ナトリウムpH5/アセトニトリル= 3
0770とした。検出波長は250n■とし、カラムは
、室温で操作した。
各アミノ酸類の分離の結果を次表に示す。
第3表 Tyr   50  5.70 &、231.090.
60Pha   60  4.806.231.060
.34Trp   60  4,825.251.09
0.46t、=1.3分間 」1工 (イ)ヌクレオシル(Nuclaosil)、5NH,
をスラリー充填したカラム(6,OX 100−■)に
0.5%のDSCのアセトニトリル溶液を流速0.5r
aΩ/分で3時間送液した後、アセトニトリルで充分洗
浄する。
次に0.5%のペンタエチレンへキサミンのアセトニト
リル溶液を流速0 、5111/分で3時間送液した後
アセトニトリルで充分洗浄した。さらに0.5%(S)
=(−)−スクシンイミド1−(1−ナフチル)エチル
カルバメートのアセトニトリル溶液を流速0 、5mm
/分で5時間送液し再びアセトニトリルで充分洗浄し、
)IPLC用のキラル固定相担体充填カラムを得た。
元亙分灰l 0%      12.45 H%      1.8O N%      3.52 (ロ)アミノ酸の誘導体化と分離 次表に示したアミノ酸のラセミ体の0.5a+g/m(
lを含む0.IN HCQ溶液4011ニ0.3Mホウ
酸緩衝液(pt19.5) 60μa及び5mMのスク
シンイミジル・P−ブロモフェニルカルバメートのアセ
トニトリル溶液100μnを加え5分間反応させた。こ
の反応液5μΩを上記の調製したHPLCカラムに直接
注入した。
[)IPLC条件〕 ポンプLC−3A (島津製作所)、検出器ERC−8
710紫外部モニター紫外用モニターい、移動相は、 
0.15に酢酸ナトリウムPH5/アセトニトリル= 
30/7G、検出波長は250n鵬とし、カラムは、室
温で操作した。
下表に各アミノ酸(N−(p−ブロモフェニルカルバミ
ル)誘導体として〕の分離の結果を示す。
Thr    5.81  6,24  1.07  
 !、11Tyr    12.49  14.43 
 1.16  2.3011a    4,53  5
,10  1,13  1.44Val    6.6
6  7.33  1.10  1.49Net   
 6.76  7.34  1.08   L39Ph
e    8.14  9.40  1.15  2.
51Trp    13.78  15.96  1.
16  2.38Lys13.36  14.72  
1.1G   1.64Cys    18.28  
21.58  1.18  2.80to=1.8分間 災産■旦 固定化酵素の調製 実施例1で調製した活性カルバメート体型の担体物質1
gを、グルコースオキシダーゼ(Sigma社製、Ty
pex) 50B含有のリン酸バッファ −(50mM
pH7,5)中に加え、室温で2時間ゆるやかに攪拌し
て1反応させる。濾取後、上記バッファー及びIM N
aC1水溶液各100mjlを用いて洗浄する。
得られたゲルのうち約1/4mを試験管にとり、グルコ
ースの各種濃度溶液(0,2Mリン酸バッファpH4,
8) 3mjlを加え、37℃で200分間反応せた後
、上清2mjlを別の試験管にとる。これに50μg過
酸化水素酸化酵素(POD)及び10μg発色剤(4−
アミノアンチピリン+フェノール)を含むリン酸バッフ
ァー(pH7,0) 2mjlを加え、発色させる。発
色後、比色計による吸収を測定してグルコース意を調べ
た。その結果を次表に示す。
第5表 この結果、グルコースの量に応じて発色の程度が変化す
ることより、グルコースオキシダーゼがその活性を保っ
たまま、シリカゲルに固定化されたことがわかる。
災胤孤旦 実施例1で調製した活性カルバメート体型の基を含有す
るシリカゲルよりなる固定用担体物質の1gを、ウリカ
ーゼ(Sigma社製、尿酸酸化酵素、Typell)
を50mg含むリン酸バッファー中に加え、固定化酵素
を前実施例と同様にして得る。
尿酸の各種濃度液を基質溶液として用いて実施例5と同
様に操作して測定する。
第6表 この結果、ウリカーゼがその酵素活性を保ったまま、シ
リカゲルに固定化され得たことが明らかとなった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、アミノ基を含有するクロマトグラフィー用固定相担
    体物質にN,N′−ジスクシンイミジル・カーボネート
    又はN,N′−ジスクシンイミジル・オキザレートを反
    応させることにより得られて、次式▲数式、化学式、表
    等があります▼(V) 〔式中、nは1又は2の整数である〕で示される基を含
    有する物質から成ることを特徴とする、クロマトグラフ
    ィー固定相用の活性担体物質。 2、アミノ基を含有する担体物質にN,N′−ジスクシ
    ンイミジル・カーボネート又はN,N′−ジスクシンイ
    ミジル・オキザレートを反応させることにより得られて
    、次式 ▲数式、化学式、表等があります▼(V) 〔式中、nは1又は2の整数である〕で示される基を含
    有する物質から成ることを特徴とする、酵素固定化用又
    は分析用の活性担体物質。 3、アミノ基を含有する担体物質としては、アミノプロ
    ピル基を含有するシリカゲル、又はアミノプロピル基を
    含有するシリカゲルにアルキルアミンを結合させて得ら
    れたアミノアルキル基を結合したシリカゲル、あるいは
    その他の公知であるアミノ基含有のクロマトグラフィー
    用固定相担体物質が用いられた特許請求の範囲第1項又
    は第2項記載の物質。
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